『上高地(10月12日)』クラウドさんの日記

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クラウド (男性・千葉県) 認証済

日記詳細

上高地二日目は、快晴。
実に気持ちの良い朝だ。

一泊だと、もう帰らなくてはいけないが、2泊だとのんびりできる。
昨夜は9時に就寝。
しっかり10時間は寝た。
これだけ熟睡したのは、久しぶりだ。

ホテルの朝食はバイキング。
どうしてもバイキングは食べ過ぎてしまう。

9時にホテルを出発。
今日は、午前中は明神池まで行って、昼食は五千尺ホテルで食べるつもりだ。

河童橋で、老夫婦から写真を撮ってくれといわれ、快く応じる。

明神池に行くには、五千尺ホテル側から上高地明神館を目指すルートと、梓川を一気に明神池へ向かうルートがある。
最初のルートの方は1時間20分ほどかかるが、上りの傾斜があまり無いため楽だ。

歩いていくと、帰りの人に会う。
皆さん挨拶を交わす。
気持ちが良いが、全員に言うのはしんどい。

しばらく行くと、猿の軍団。
凄い数だ。
一昨年も凄い数がいた。
まるで「猿の惑星」だ。

山に食料が少なくなってきているのだろうか。
それとも人が餌を与えたか。
いずれにしても、これほど多いと危険な感じがする。

やっとのことで、上高地明神館に着く。
ここで一休み。
「名物黒豆どら焼き」というのを買ったが、これは超不味かった。

明神池に入るには拝観料を取られる。
でも、ここまできたら入ったほうが良い。
実にひっそりとした静かな池だ。
こんなに冷たい水の中でも魚がいる。
生命力とは凄いものだ。
人間は最近簡単に命を粗末にしているような気がする。

さあ、戻ろう。
帰りはさっきとは違って梓川を下るコース。
こちらの方は1時間ほどで着く。
階段がきついが、下りなのでさほどでもない。

途中にある川の流れが見事だ。
ここに居ると飽きない。
「行く川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず・・・」
「方丈記」の冒頭の句を思い出す。
時間は流れてますな。
もう戻ることはない・・・。

でもお腹すいた。
早く、五千尺ホテルの「ビーフシチュー」を食べよう。



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