レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2009/07訪問 2009/09/07
久しぶりに「ほおづき市」にやってきた。
7時頃はまだあまり安く売っていないので、先に食事をすることにした。
浅草で食事というのも難しい。
有名だがとんでもなく不味い店も多い。
やっぱり、ここは洋食と決めた。
レストラン大宮とグリルランドを覗くと一杯だった。
そこで、もう一軒この店を思い出し、電話を入れる。
電話で元気のいい女将さんの声。
「もうすぐ空くから来ていいよ」
まだ7時頃なのに、もうすぐ空く?っていうのも変な話だが、とりあえず行ってみた。
場所は、浅草寺の裏手あたり。
グリルランドもすぐ近くにある。
行ってみると、下町の食堂みたいだ。
中を覗くと、満員だったが、先ほど電話を入れた者だと告げると、カウンターに座っている客が「もう出ますから、どうぞどうぞ」と言ってくれた。
カウンターは7人、奥のテーブル席に家族連れがいたが、何となくアットホームな雰囲気だ。
カウンターに座り、他の客の料理を見ると、もう食べ終わっている感じが多い。
メニューを見ると・・・結構いい値段だ。
コース料理なんかは無いみたいだ。
とりあえず、ビールを頼む。
私は、「ミックスグリル」(2,600円)、相方は大好物の「ビーフシチュー」(2,200円)を頼む。
さらに野菜サラダ(1,000円)とアスパラサラダ(1,200円)も頼む。
しかし、サラダで1,000円超えるんかいな。
ご飯物をみるとこれもいい値段だ。
持ち帰り用の「カツサンド」は最初に注文する必要がある。
まあ、食べながら後で注文しようとするか。
最初は、サラダだ。
ほー、かなり大きい。
二人なら一つで充分だったか。
アスパラを食べる。
旨いなー。
出てきたメイン料理を見てびっくり。
かなりの量だ。
しかも、これは・・・旨そうな臭いが久しぶりにプンプンする。
ミックスグリルはフライものの集まりかと思ったが、凄い内容。
ビーフステーキ、ポークソテー、チキンソテー、ハンバーグがどかっと入っている。
ビーフステーキを一口。
思わず「おおー、何だこれ、旨えー」。
品がない言葉だが、この瞬間はこれしか浮かばないくらいの旨さだ。
分厚い肉もさることながら、臭みなど全くなく、しかも堅すぎない。
火の通り具合も丁度良い。
一番火の通り具合が良い時に出てきた感じだ。
デミグラスソースが又、濃厚な味で最高だ。
他のチキンソテー・ポークソテー・ハンバーグも全部旨い、としか言いようが無い。
みんな、分厚くて味が最高だ。
頭の中で、ご飯をもらおうか、それともトーストの方がいいかなど考えてていたが、とにかく余りの旨さにナイフとフォークが止まらない。
相方のビーフシチューを見る。
おお、何と旨そうな臭いがプンプンするではないか。
ちょこっと、一口。
なんだ、こりゃ、肉がとろける。
デミグラスソースって、こんなに旨かったか。
実に濃厚だが、さわやかですらある。
しつこくない。
いやー、こっちにすればよかったか?
いや、ミックスグリルも最高だし。
そのうち、カウンターの奥で、話に夢中になっている二人のお客さんに、女将さんが注意していた。
エアコンの下だから、冷めちゃうから早く食べてくれ、とのこと。
確かに、ここの料理は一番食べごろの状態で供されるため、居酒屋でのように話込んでいられたら台無しだ。
さっさと食べるのが、この店に対する最高の礼儀だろう。
なるほど、これで電話で「すぐ出るから」と言ってくれた訳が分った。
この店は、自慢の料理を最高の状態で食べてもらいたい、とご主人が思っているんですね。
ここは飲み屋じゃないよってことですね。
旨い料理は、さっさと食べるのが礼儀です。
2位
1回
2010/12訪問 2011/05/03
(2010年12月)
小伝馬町界隈では、お気に入りの寿司屋。
ちらしや三色丼が800円。
御飯の量だけでなくネタの量の方も結構あるので、近くのサラリーマンには人気の店です。
ただ、最近何度か行ってみましたが、少し以前よりネタが落ちてきている感じ。
夏場は止むを得ないと思い、寿司ネタの充実する冬場になって、久々の訪問です。
着いたのが11時45分。
この時間帯だと、満員だろうな。
玄関を開けると、おや?1階のカウンターに空席が。
以前は一杯になるので、2階の座敷によく通されました。
相変わらず無愛想な女将さんに「ちらし」を注文。
御飯の量が多いのが好みの人は「すりきり」、「ちょい」などを頼むと良いです。
ちなみに今は「中」はやっていないそうな。
カウンターの上に、たまにですが、鮪などの魚の切り身がそのまま置いてあることもあります。
今日は無いみたい。
5分もしないで、ちらしが来ました。
おりゃ、2階は誰もいないな。
む?なんだか又ネタが落ちたような気がする。
鮪はメバチの赤身のよう。
初めて来たときは、大トロが入っていてびっくりしました。
(もしかしたら、ハラモかもしれないけど、素人にはわかりません。)
他のネタも物凄く良かったのを覚えています。
しかし、今日はまたなんとも平凡なネタになってきている。
かろうじて、ネタの量だけはそれほど変わっていないよう・・・いや、少し減ったか?
酢飯は相変わらず、酢が効いていますが・・・今日はやけにしょっぱい。
どうしたんでしょう?
親父さんは相変わらず元気に見えますが、味は確かに落ちています。
夜の客が減っているのかな。
以前はどうみても、ランチで儲けるような感じはなかったけど、変わったですね。
コストが上がったのか、それとも夜の客が減ったので、ランチで利益を増やそうとネタを落としているのか。
いずれにしても、以前のちらしに早く戻してもらいたいものです。
(2009年8月)
この店によく行くと書いておきながら、「食べログ」を始めて以来、来ていなかった。
今回は、あのちらしが頭に浮かんで離れないので、久々に訪問。
前回は撮れなかった、写真も撮っちゃいます。
着いたのは、11時30分。
玄関を開けると、相変わらず1階はほぼ満員。
と、思ったら真ん中が空いていた。
相変わらず、威勢の良い親父さんの声。
今日は、私は「ちらし」をすりきりで注文。
丁度、相方も一緒だったので、こちらは「三色丼」を普通で。
前回も紹介したが、ここのちらしは、普通→すりきり→ちょい→中、といった具合に酢飯だけ多くなる。
だが、かなりの大食いでも中を頼むと、後悔するご飯の量だ。
ちなみにネタの量は変わらない。
そして値段も全て同じ800円。
相変わらずの旨さです。
ネタの鮮度も良い。
でも、今日は鮪は赤身かな?
烏賊、穴子、いくら、サーモン、海老などネタはもりだくさん。
酢飯の塩梅も丁度良い。
ぱっちり炊けているし、最高だ。
でも相当ご飯を炊かないと大変だろうな。
美味しさに舌鼓を打っていると、相方の「三色丼」が気になりだした。
「三色丼」は、鮪・蛸・烏賊の三種類が乗ったちらし。
ん、なんか鮪が俺のと違う。
どう見ても、それは中トロだ。
しかもかなりの上物。
思わず、一切れ頂戴した。
う、旨い!
なんで、同じじゃないのか。
まあ、ちらしの方がネタの種類が多いからね。
とりあえず、誰が行っても大満足できる寿司屋さんです。
(2009年4月)
この店にはよく行きますね。
ランチは3種類(ちらし・鉄火丼・三色丼)が良く出でる。
値段はどれも800円と格安。
ここではやっぱり「ちらし」を頼みたい。
入口に女将さんがいればそこで注文。
黙っていると普通盛りになる。
量は、普通→すりきり→ちょい→中、といった具合になるが、よほどの大食いで無い限り、「ちょい」までにしたほうが良い。
なにせ、量の違いは酢飯の量だけだが、いくら酢が効いているとはいえ、ここの酢飯は普通でもかなりの量。
私も結構大食いだが、それでも「すりきり」止まり。
なお、値段は変わらないのがいい。
チラシのネタはかなりの量。
中々酢飯が見えないくらい。
乗っている刺身の味も抜群だ。
鮪など大トロと見間違うものが入っていたりする。
あさりの佃煮があるときは、これがまた最高。
かなり混む店なので、時間はずらして行きたい。
3位
1回
2010/08訪問 2010/08/25
(2010年8月)
お盆休みになり、相方は実家に帰ってしまいました。
いやー、久々の独り身だ!
たまには一人も良いものですな。
さあ、今日は何を食べようか。
でも、外は相変わらずの猛暑。
東京に出ようかと思いましたが、近場にしよう。
今日はサールナートの行列もないべ。
と、一路サールナートへ。
ん・・・行列はない・・・というか、シャッター閉まっているし。
近くで見たら、夏休み。
そういえば、去年もそうだった。
ふと、隣を見ると、やってる。
暑いのでとんかつ気分ではないですが、ここも美味しいし。
あれっ、なんか貼ってある。
「松茸とんかつ」(松茸一本はさみ揚げ)(2,000円)
松茸とんかつ・・・どこかで聞いたことがある。
そうだ、しろくま1124さんのレビューにあったやつだ。
たしか、今はやってないと書いてあった記憶があるけど。
へっー始めたんだ。
2,000円という値段からすると、松茸もそれなりのものを使っているんでしょう。
ドアを開けると・・・おおっ、満席じゃないですか。
そういえば、レビューが増えていたから、人気が出てきたんですね。
よかった、よかった。
一人だと告げると、相席のテーブルへ。
見ると目の前の人はビーフシチュー。
これも、旨そうだな。
でも初心貫徹。
「松茸とんかつください」
まずは、「美味しい水」から。
はい、こういう水を出してくれる店少ないですよ。
この水だけでも、この店の姿勢が伺われます。
見ると、近くの人も「松茸とんかつ」らしい。
「松茸とんかつ」がそのお客さんのところへ。
すると、そのお客さん、ポケットからおもむろにカメラ。
おおっ、食べログのレビュアーさんか(笑)。
やり難いな(爆)。
私の方にもおろしポン酢が出され、いよいよ「松茸とんかつ」が運ばれてきました。
ほう、これですか。
見た目はヒレカツですね。
切られた肉を動かすと、そこには豚肉に挟まれた松茸の顔。
すると香る松茸の芳醇な香り。
日本人の好きな香りです。
外国人はおがくずのような香りだと言う人もいるようですが。
確かにまるごと一本松茸が入ってます。
松茸のお吸い物みたいなけち臭いものではないです。
すだちをかけて、まずはおろしポン酢から。
ほうほう・・・これはこれは。
松茸の香りが・・・至福のひと時ですな。
ちょっと、衣が剥がれ気味なのが残念な感じもしますが、こういうとんかつもいいですな。
粟国の塩につけてみます。
むむ、こっちの方がやはり旨い。
豚肉の旨みがこっちの方が引き立ちます。
肉の旨み、松茸の香りが渾然一体となって、これは最高です。
いやー、まさかこんな結構なとんかつをいただけるとは思いませんでした。
今度はビーフシチューにしてみようかな。
(2009年6月)
船橋でカレーの有名店サールナートに行ったときに見つけました。
お隣だったんですね。
店先には「カツ丼 850円」の幟が出ていました。
よく見ると、これってお持ち帰り弁当の値段です。
これだと勘違いし易いですな。
店先のメニューを見ると、結構良い値段。
でも、見ていると、どんどん客が入って行く。
気になるので、早速行ってみました。
隣もそうですが、ここも店内は狭い。
4人がけのテーブルが3つとカウンターのみです。
土曜日の11時30分。
先客は一人、黙々とカツ丼を旨そうに食べていた。
テーブルに座り、注文しようとするが、厨房ではご主人が奮闘中。
見ると、カウンターには弁当箱がたくさん。
ふーん、随分と弁当の注文が多いようだ。
中から、奥さんらしき人がきて、やっと注文。
私が「上ロースかつ定食」(1,800円)、相方は、「盛り合わせ定食」(1,300円)を注文。
盛り合わせは、串カツ・クリームコロッケ・エビフライなどが入っているようだ。
料理が出てくるまで、壁に書かれたお知らせらしきものを見る。
豚は茨城産のもの、米はあきたこまちを使用とのこと。
口コミ通り、塩で食べるようだが、やはり「粟国の塩」のようです。
最近はスーパーでも売られるようになったが、以前は貴重品だったでしょうな。
値段もかなり高いし、でも旨い塩です。
肉には最高です。
水は、水道水を直接使わず、浄水器を通して使っているとのこと。
そうだよね、せっかく料理がよくても、カルキ臭い水道水をそのまま使う無神経な店も多いからね。
そのうち、客がどんどん入ってきたが、どうも皆さん弁当を取りに来たようだ。
電話で予約して、取りに来る客が多いようだ。
それにしてもかなりの人数だ。
まあ、弁当ならカツ丼は850円だが、店に来ると1,000円だしね。
やっと料理がきました。
かなり分厚い肉だ。
カラシと粟国の塩がそれぞれ小皿に盛られて持ってきてくれた。
塩は判るが、他のとんかつ屋さんだとカラシはテーブルに置いてある。
よく見ると、このカラシも綺麗なカラシだ。
どこのかな?
肉は分厚いが実にジューシー。
火の通りも上手い。
ミディアムレアの状態です。
これくらい肉厚だと、焼き過ぎるところもあるが、実に上手に焼けている。
さらに、追い討ちをかけるように、塩が良い。
最初、1,800円という値段に目を剥いたが、これくらいのモノがでるのであれば納得できる。
上野あたりの有名店並みだが、味ではひけを取らない。
これならソースとカラシは要らないな。
結局、ソースはキャベツにしかかけなかった。
カツの端はソースかカラシの方が良いそうだが、必用無いくらい上手いカツだ。
味噌汁は口コミとは違い、赤味噌の味噌汁。
これは、こんなもんでしょうな。
また電話で弁当の注文が来た。
食べに来る人より、弁当の方が圧倒的に多いようだ。
中には、車で取りに来る人もいた。
確かに、これなら弁当でもかなり旨いと思う。
相方もクリームコロッケとメンチが実に旨い、と言っていた。
でも、クリームコロッケは1個300円。
まあ、値段に納得の味が味わえる良い店だと思います。
4位
1回
2011/05訪問 2011/10/22
(2011年5月)
人形町オフ会が浜町」の名店「川治」で開かれました。
実はこのオフ会は一度お流れになったのです。
なぜなら、その日は3月17日。
そうです、東日本大震災の直後です。
余震は続くは計画停電やらで、世の中真っ暗なとき。
とてもオフ会は無理な感じでした。
さらに、丁度この日は東京では大規模停電の可能性があるという話が流れ、人々の大半は夕方からこぞって家路に着くという凄い日でした。
夕方の4時頃に滅茶苦茶なラッシュに遭遇しました。
皆さん覚えてますか?
ということで、2ヶ月遅れで人形町というか浜町界隈で屈指の名店「川治」のオフ会が今度こそ開かれたわけです。
このお店は見かけはどこにでも様な居酒屋そのもの。
しかし、昼は11時30分で満員。
しかも、夜となるとふらっと行っても入れません。
週末などは3ヶ月先まで予約が入っているという物凄い店なのです。
この日は火曜日でしたが、幹事のひでmonさんの話では2ヶ月くらい前に予約がやっと取れたそうです。
この日は5名が参加。
なにはともあれ写真をご覧いただきましょう。
寿司屋じゃないので、一品一品旨いの不味いの書いても仕方ありません。
魚ですので、その日の仕入れにもよります。
この日出てきたものの中では、穴子・河豚の唐揚げ・鯨・白子・牡蠣などが良かったように思います。
まぁそのあたりで満腹になってしまったので、その後はちょっと惰性になってしまいましたが。
とにかくネタも良い上に半端な量じゃない。
それにこの日のお値段は一人3,500円のおまかせだとか。
ひでmonさんじゃないけど、こんなイカレタ店・・・ちょっと無いと思いますよ。
(2010年12月)
浜町界隈で一番魚の旨い店へ久々の訪問です。
夜は2カ月くらい先まで予約で一杯という店。
見た目は普通の居酒屋なんですが、見た目で判断できないですね。
今日は11時40分に店に入りました。
案の定、空いている席は少ないです。
3人分くらい。
しかも全部相席。
席に着くまでお客さんの食べているものをチェック。
今日は刺身を頼んでいる人が多いです。
いつもは焼き魚が多いのに。
黒板を見ると、刺身は「びんとろ」
ほう、ビンナガマグロのトロですか。
見た目は大トロみたいだ。
「びんとろ下さい」
お茶を飲んでいると、すぐにお新香が来ます。
刺身は焼き魚より早いですね。
3分程度でやってきました。
ほぅほぅ、これはこれは凄い脂の乗りですね。
山葵が粉わさびというのが笑えますが。
まず、一切れ。
むむむ、舌の上でとろけます。
刺身の甘みも充分。
何だか、下手な大トロより美味しい。
いつもながら凄いネタが出る店です。
(2009年10月)
osaさんのレビューを見て気になっていました。
他の方のレビューも同じように好評価。
これは、一度行かねばならぬ。
でも、12時近くだといつも行列。
今日は、幸いにもかなりの雨模様。
11時30分頃に行けば、いくらなんでも空いているだろう。
店先にて早速写真を撮る。
さあ、入ろう・・・ありゃ、傘立に傘が一杯。
まさか。
玄関を開けると・・・おお、ほぼ満員御礼。
この天気でも、・・・凄いな。
近くのテーブルに空席を一つ見つけた。
しかし、お客さんはおじさんばっかだ。
でも、笑えない。
あちきも、立派なおじさん。
今日のメニューは黒板に書かれてあるようだ。
塩じゃけ、さんま、鯖の開き、ぶり、いなだの刺身が今日のメニュー。
この中から、ぶりを注文。
見ていると、ぶりを注文している人と鮭が多い。
お客さんは殆ど常連らしく、ご主人と親しげにしゃべっている。
隣のお客さんにでかい魚がきた。
ほっけの開きかと思ったが、ほっけは無いはずだ。
これは、鯖か?
でっかい、鯖だ。
私の方にも魚がきた。
うおっ、でっかい「ぶり」だ。
身の厚みは、スーパーなどで売っているものの3倍はある。
ランチは780円。
これで、儲かるのか?
大根おろしに醤油を垂らす。
ぶりの身に箸を入れ、口に運ぶ。
おぅ、旨い。
甘辛い濃厚なタレとよく調和している。
でも、このぶり・・・臭みが全くない。
活け〆かな。
こんな旨いぶりってあるんだ。
味噌汁は普通だけど、このぶりだけで充分満足だ。
こんな魚、どこで仕入れるのか。
築地だろうけど、いつも食べている、ぶりは何なのだろう。
ぶりはそんなに好きな魚ではなかったが、これは旨い。
お新香を一口。
おぅ、これは良い。
糠漬けだが、手抜きなしだ。
むぅ、これは名店だ。
5位
1回
2013/12訪問 2013/12/31
(2013年12月)
年末に久々に訪れました。
気が付いたら3年ぶり。
随分来ていなかったようです。
店内は結構賑わっています。
6割程度の入りかな。
ビールを注文。
ランチなので、私は「麻婆豆腐」、かみさんは「にら入りスープそば」、それとビールのつまみに「水餃子」。
ビールを飲んでいると、お客さんがどんどんやってきて、早くも満員御礼。
なんだか以前より人気が出てきたのでしょうか。
麻婆豆腐とニラ入りスープそばが先に登場。
水餃子は後のようです。
麻婆豆腐は、それなりに辛い。
はて、こんな味でしたか?
もっと、旨みがあったと思ったけど・・・。
ここ2年程度麻婆豆腐の有名店に行ったせいか、なんとも物足りなさを感じてしまいます。
つまるところ、花椒が強くない。
陳麻婆豆腐ではなく、普通の麻婆豆腐としては良い方というべきか。
かみさんが食べている、ニラ入りスープそばも中途半端な味だと言ってました。
水餃子は八角入りの相変わらずの味。
これはこれで美味しいと思うけど、ちょっと落ちた気がするなぁ。
3年ぶりに来ましたが、なんだか普通になったような気がします。
これは7月のレビューなんですが、先に8月のレビューを出してしまったため、順番が逆になってしまいました。
いままで、ここでランチは初めてだったので、追加します。
(2010年7月)
今日は、船橋市内でなにやらお祭り。
途中でホコ天になって地元の商店やら、なぜか社会保険事務所とか弁護士事務所までお店を出してます。
ストリートダンスなんかもあって、この無茶苦茶暑い猛暑の中を村起こしならぬ街起こしをやってました。
船橋市の中心とはいえ、気を許すとお客さんが減ってしまうという危機感があるんでしょうね。
そういえば、京成津田沼あたりの商店街は、今やシャッター商店街となっています。
見物が終わってランチ。
久しぶりに「川菜味」へ。
考えてみると、私にとっては珍しいのですが、「川菜味」に来るときはほとんど夜。
ランチは新鮮です。
2階に上がると、やはり我々が口開けです。
本当にお客さんがそんなに来ないのに、有名ですわな、このお店。
平日はかなり混んでいるのかもしれないですが。
相方は「ニラ入りスープ麺」、私は当然「坦々麺」。
ここはご飯物は840円、麺類は735円と決まっています。
それと、水餃子(550円)とビールです。
ビールはキリンラガー。
良いですね、こういうクラシックなビールは。
「ニラ入りスープ麺」が来ました。
相方はこういう麺が好きですね。
酸味が強いスーラータンメンとかが好きです。
スープを一口いただきました。
残念ながら酢は入っていません。
これはただのニラそばです(笑)。
上品な醤油味にニラの風味が加わり、食欲を促進する一品、というところでしょうか。
はい、「坦々麺」です。
やっぱり、坦々麺はこうでないと。
北習志野の「花水木」の坦々麺は上品すぎて、私には合いませんでした。
私は、こういうストレートな坦々麺が好きですね。
花椒と胡麻とラーの使い方が抜群です。
東日本橋の「虎穴」の坦々麺には及ばないですが、それでもかなりのレベル。
辛さと旨みの宝石箱や!
「水餃子」。
ラー油がかかっています。
食べてみると、ちょっと八角の香り。
これも相変わらず美味しいですね。
食べていると、お客さんが少しずつ増えてきました。
この店は袋小路になっているので、この店を歩いている人は、この店に来る客が殆ど。
やはり、暑くても旨いものを食べに皆さん集まってきますね。
(2010年8月)
当初は別のお店でオフ会をやる予定だったのですが、そのお店の奥さんがダウンしたため臨時休業。
この連絡が入ったのが12時30分。
うわぁー、どうすんべ!
あわてて一人のレビュアーさんと連絡。
折角集まるのだからどこかでやりたいとのこと。
人数は7人だが、今日は月末の金曜日。
とりあえず人気のある割りに意外と空いている当店に連絡をいれた。
「今日7人なんですが、良いですか?」
「大丈夫ですよ」
よかった。
でもどうして空いているんだろう。
あんなに人気があるのに。
それから、皆さんに電話連絡。
しかし、皆さんお仕事中につき連絡つかず。
やっと、夕方になって全員と連絡がとれる。
だが、場所を知らない人が2人。
船橋駅で待ち合わせすることに。
仕事が終り、馬喰町に行くと、今度は総武快速線が遅れている。
げっ、俺が遅刻かよ!
それでも何とか集合時間までには間に合い、お二人さんを連れて目的地へ。
このお店は袋小路にあるので、近道と思って行くと何故かたどり着けないのです。
方向感覚の良い私が迷う店です。
一緒に行けて良かった。
行くと中華料理特有の大きな丸テーブルが予約席。
あれって、距離があるから、いまいち好きじゃないけど、仕方ない。
周りを見ると、ほぼ満員。
今回集まったレビュアーさんたちのうち、この店に来たことがあるのが私を含めて3人。
しかも夜は未経験だそうです。
人気のある店なので一度は来ても良い店だったので、この店に変更しても正解だったかもしれない。
さて全員揃ったのに、ここのおばちゃん注文とりに来ない。
いつもよりお客さんが多いから、舞い上がっているのか?(ンナバカナ)
厨房のところに行って飲み物を注文。
さて、料理です。
実は写真は撮ったんですが、メニュー撮らなかった(笑)。
何せすぐにアップするレビュアーさんがいるので楽。
・ピータンの和え物
ピータンは思ったより小さくカットしてあるので、ピータンが苦手な人でも食べ易い。
それに通常のピータンより胡瓜や鶏肉なども入っていて、見栄えもなかなか良いですね。
・花切りイカの甘酢唐辛子炒め。
ここで話題になったのは、この烏賊って何?ってこと。
紋甲烏賊だとは思ったけど、それにしては結構大きいしさらに薄く切ってあります。
花のように綺麗に切る技術も素晴らしいですね。
味はさっぱりした味で、調味料の味もあまり感じず美味しい一品。
・麻婆豆腐
このお店の代表的料理。
それなりに辛いのですが、旨みの凝縮されたもの。
赤坂の四川飯店で修行してきただけの味が伝わります。
・ひな鶏の唐揚甘酢ソースかけ
油淋鶏ですね。
見た目は普通の唐揚げっぽいですが、これは結構いけます。
・牛肉の山椒唐辛子煮
注文する時とても辛いですよ、と言われましたが、食べてみるとさほどでもない。
山椒がよく効いていて酒が進みます。
これ、美味しいな。
・小柱の和え物
小柱は好きなんですが、これはやけに普通でしたね。
別に頼むほどのものではなかったと悔やまれる。
・海老のチリソース煮
中華の定番ですね。
もう少し辛いかと思いましたが、思いのほかマイルド。
他の店のチリソースよりは、まずまず美味しいとは思います。
・海産貝の浜納豆トウチ味炒め
このあたりで、酒がかなり回ってきて記憶が曖昧になってきました(イツモダロ)。
見た目美味しそうですね。
でも、すみません。
味覚えてないですm(__)m
・坦々麺
これはやはり定番ですね。
なぜか、これだけは記憶があります。
美味しかったのでしょうね。
もう少し辛めでも良いですが。
酒は紹興酒と良い紹興酒?をいただきました。
最後の良い紹興酒の口当たりがとても良かったです。
皆さん急遽の予定変更にも快く応じていただきありがとうございました。
(2009年9月)
この店は、私の知る限り船橋で一番旨い中華料理店だと思う。
大体、私は中華料理に行って感激することは殆どない。
おそらく、調味料のせいかもしれないが、評判の良い店と言われても同じような味付けのところが多いせいかもしれない。
だから、今回も全然期待していなかったのだが、想像以上に高いレベルの店であった。
場所は、地図を見ると、船橋駅から行くと、船橋スクエア21の2つ目を右に曲がればいいように見える。
しかし、そこからは行かれないのです。
むしろ、船橋市役所のある京葉道路から行かないと見つからない。
なぜなら、この店は袋小路の突き当たりにある。
探すのに久々に苦労する店だ。
訪問は今日で2度目。
2階のドアを開けると、土曜日の5時30分だが、先客は1組のみ。
人気がある割には混んでいるのを見たことがない。
土曜日のせいか、それとも駅から遠いせいか。
店内は、中華料理店というよりアットホームな家庭料理の店の雰囲気だ。
とりあえず、ビールを飲みながら、メニューを開くと、四川料理らしく辛い料理にはマークがついている。
注文したのは、以下の通り。
・水煮ひな鶏の辛しゴマソース
中国の前菜料理はとりあえず早く出てくるだけの平凡なものが多いが、これは良かった。
臭みのない柔らかい肉に辛いソースが絶妙に絡み合う。
・牛肉の黒胡椒炒め
これは旨かった。
すぐにご飯が欲しくなる。
化学調味料の量が少ないのが良く判る一品。
舌がしびれない。
黒胡椒が肉の旨みを充分引き出している。
・豚ばら肉とキャベツの味噌味炒め
四川風になると、回鍋肉も違うんですね。
普通はただ濃厚なだけのものが多いが、程度に辛味が多く、これもご飯が欲しくなる一品。
・五目合わせとろみかけ(おこげ料理)
久々におこげ料理。
意外とこれが美味しい店は多くない。
でも、ここのおこげはいいですよ。
・花切りイカの甘酢唐辛子炒め
義理の弟が烏賊が駄目だというのを忘れて頼んでしまったが、他の人は旨い、旨いと言って、あっという間になくなってしまった。
・麻婆豆腐
これはかなりのもの。
だいぶ昔に平河町の四川飯店で戴いたものを連想させる。
そういえば、ここのご主人は、かの陳建民の弟子だったそうだから、うなずける。
上野毛の吉華の麻婆豆腐とも大分違う。
花椒の使い方がいい。
・アワビ茸のかきソース
辛くない料理の一つ。
かきソースは使い方が悪いと、気持ちが悪くなることが多いが、充分に茸のうまさを引き出していた。
・坦々麺
nao-sannさんもご推薦の坦々麺もいただいた。
前回は食べていなかった。
細麺ですが、しっかりした濃厚な味わい。
辛さの中に旨みが凝縮されている。
・川菜味炒飯
ここまで、パラパラの炒飯にお目にかかったことは、ここ10年以上なかった。
最後の〆に最高。
9月にしては、涼しい日であったため、暖かい紹興酒を美味しく戴いた。
食べ終わるまでには2組ほど、来客があったが、これほどの店でも客に入りが悪いようだ。
世界経済全体が萎縮してしまい、庶民は財布の紐を締めたままのようです。
でも、ここはそんなに高くない。
他の口コミにもあったが、都心の繁華街に店を出せば、この値段では味わえないレベルだ。
いつまでも、この地で頑張ってもらいたい。
6位
1回
2010/05訪問 2010/07/03
(2010年5月)
5月なのに夏日。
思わず入ってみましたが、考えてみると久しぶり。
食べログを始めた頃以来かな。
頼んだものも同じ。
やはりこれが一番ですね。
合盛(蕎麦とうどんの二色盛り) 並盛り(1,100円)
けんちん汁 小盛(250円)
つけ汁が一つなのがイマイチですが、それを我慢すればいうことなし。
お薦めは、温かいけんちん汁に蕎麦とうどんをそれぞれ入れると、実に豊富なバリエーションの味わい。
冷たい蕎麦とうどん、温かいけんちん蕎麦とけんちんうどんの4種類が楽しめます。
人気店なので12時過ぎだと並ぶ羽目になります。
遅くても11時45分までにはいりましょう。
(2009年6月)
東日本橋にある蕎麦とうどんの名店
隣は、やはり寿司の名店都寿司だ。
日本橋といっても、ここ東日本橋はかなり離れている。
こんな場所に2つの名店が並んでいるというのも面白い。
店に入ると、感じの良い美人の女将さんが明るく出迎えてくれる。
壁には、著名人のサイン色紙が飾れている。
この店に来たら、「合盛り」(並は1,100円)と「けんちん汁」(小 250円)を是非お薦めする。
「合盛り」は、ずばり蕎麦とうどんの両方が味わえる。
蕎麦は、細切りの田舎蕎麦。
濃い色の蕎麦だが、私はこれが一番蕎麦らしい気がする。
蕎麦の香りも素晴らしい。
うどんもやや細めのうどん。
薬味は、葱・大葉・大根おろし・おろし生姜そして山葵だ。
ずいぶん入っている。
けんちん汁は、野菜たっぷりの一品。
濃い目の汁が実に良い。
蕎麦は、やはり蕎麦汁に山葵と葱でオーソドックスに戴くのが一番良い。
コシも充分。
蕎麦の香りたっぷりの素晴らしい世界だ。
やっぱり、蕎麦はこうでなければ、と思わせる。
蕎麦を少々残して、うどんに移る。
うどんがまた素晴らしい。
歯ごたえ充分。
もちろんコシも充分。
うどんの甘みも素晴らしい。
これは、他の薬味を入れて食べよう。
そして、けんちん汁。
冬の寒いときには、本当にこれが恋しくなる。
だいこんやさといもの甘みも実に良い。
このけんちん汁はこのままでも充分美味しい。
しかし、ここで、残った蕎麦とうどんを交互に入れて召し上がっていただきたい。
これが本当に絶品の一品となる。
うどんの場合、時には上質のラーメンを思わせるほどだ。
この店はかなり混みあう。
11時30分までには入りたい。
12時丁度だとまず並ぶ羽目になるのでご注意を。
7位
1回
2011/12訪問 2012/04/24
(2011年12月)
久々にランチで訪問。
少しメニューが増えたようです。
カレーオムライスなんて変なものもありました。
しかし、ちょっと食指が伸びません。
以前、ランチで食べたバターチキンは単品でしたが、今はセットメニューに入っている様子。
Bランチはカレーが2種類選べるので、バターチキンと日替わり(茄子キーマ)をどちらもHOTで注文。
相変わらず美しい姿で登場。
味も変っていませんが、以前来た頃よりインド料理をかなり食べているせいか、少々凡庸なレベルに見えてきました。
船橋界隈では美味しい方であることは間違いないと思います。
でも、このレベルの店は相当増えてきたことも事実。
バターチキンは美味しい方なので、もっと知名度が上がると良いのですが、近くにサールナートがあるので大変かも。
それと気になるのはお客さんが相変わらず少ないこと。
この店のある通り自体に人があまり通らないのも原因でしょうか。
いずれにしろ、津田沼だったらもっと評判が上がるレベルなのに惜しい。
(2010年11月)
最近はインド料理は昼より夜の方が断然美味しいということに気付きました。
津田沼の「RAJA」は行ったし、船橋の「ガンディー」も夜行きました。
船橋で一番人気の「サールナート」は予約不可のため断念。
あとは「ラージモニ」が残るのみ。
ここはランチで行って以来行っていません。
味は悪くないと思うのですが、いま一つ人気がありません。
何でだろう?
というわけで本日は3人で夜行きました。
着いたのは7時30分。
他にお客さんはいません。
寂しいですね。
とりあえずメニューを拝見。
はて?随分と料理のレパートリーが少ない。
単品で幾つか頼もうと思っていましたが、ほとんどランチメニューに毛が生えた状態。
客が少ないせいでしょうかね。
仕方ないのでディナーセット(2,000円)を注文。
チラシ持参だと10%オフです。
セットはカレーが2種類選べるので、3人で6種類チョイス。
バタークリームチキン・サグチキン・ダルカレー・チキンカレー・野菜カレー・キーマカレーです。
辛さはデフォルト。
つまみでパパドを注文。
最初はキングフィッシャーで乾杯。
うん、やっぱりいいですね。
パパドがきましたが、サービスにしてくれました。ラッキー。
ちょっと塩気が多いですが、ガーリックの味が強くビールには最高。
サラダは・・・例のやつです。
ここでマハラジャに変更・・・と思ったら品切れ・・・ナンテコッタイ。
仕方ないので、キリン一番絞りにしたら、これも品切れ。
結局生中になってしまいました。
お客さん相当少ないようですね。
タンドリーチキン・シークケバブ・サモサのセットが来ます。
これはスパイシーで旨いです。
特にシークケバブ。
かなりのスパイしシーさ。
やはり腕は悪くない。
カレーがどんどんきます。
ナンはプレーンナン・チーズナン・ガーリックナンの3種類。
追加料金不要とのこと。
大サービスです。
カレーの辛さはデフォルトにしたせいか全体的に甘めです。
これは失敗ですね。
やはり辛口にすべきでした。
それでも辛口のチキンとキーマはまずまず。
甘めといってもスパイスはホールのままごろごろ入っていて楽しい。
追加で頼んだマトンピアザはヒットでした。
マトン特有の臭みは残っていますが、クミンが良く効いていてさらに辛口。
これは美味しいな。
ナンはそれぞれ普通のレベル。
以前はもう少し甘みがあったような気がしますが。
デザートと飲み物。
私はホットチャイ。
カルダモンがもう少し効かせていると最高ですが。
これだけ飲んで食べて3人で10,000円。
安いです。
夜もっとお客さんが来るとメニューが増えるみたいです。
腕は良いので、お近くの人は是非覗いてみてください。
(2009年9月)
この1ヶ月で、ラーメン屋にかなり行った。
津田沼、船橋では必勝軒、栄昇ラーメン、大勝軒(北習志野西口)、そしてやぶれかぶれの4軒。
人形町では佐々舟の1軒。
インド料理にも随分行ったな。
津田沼、船橋ではガガル、サールナートの2軒
人形町・馬喰町ではNALANDA、ナワブの2軒。
ということは、もう一軒インド料理に行けば同じ数になる。
どこかないかな?
食べログで探すと、ラージモニの名前。
ラージモニ・・・ミニモニとは関係ないようだ。
地図を見ると、クチーナ オクのある通りだ。
そういや、マハラニとかいう店があったと思ったが・・・その後の店のようだ。
インド料理店は黄色い色を使う店が多い。
やっぱり、カレーだから黄色なんだろうか?
店先にメニューがある。
店は2階のようだ。
えらい急な階段だ。
酔っ払っていたら、ずっこけるぜ。
11時30分頃に着いたが、まだお客さんはいない。
えらい愛想の良いマスターがニコニコ。
「いらっしゃいませ」
ふと、今日の日替わりカレーが黒板に書かれてあった。
「バターチキン」
おう、バターチキン・・・ブームだね。
窓際に座る。
気になる「バターチキン」はBランチ(800円)だが、カレーは一種類だ。
相方が、それを注文することになった。
私はCランチ(950円)を注文。
カレーは3種類(チキン、野菜、キーマ)の中から2種類選べる。
私はチキンとキーマにした。
辛さは選べるので、二人ともHOTで。
もっと辛い人向けに、VERRY HOTもある。
逆に辛いのが苦手な人には、「お子様ランチ」?というのがある。
笑っちゃうね。
料理を待つ間、周りを見る。
壁には「インドビール」の文字(600円)。
そういや、インドビールって飲んだことないな。
この間、サールナートに行ったら、インドビール入荷待ちのため今日はありません、と書いてあった。
旨いのかな。
なんだか、インド料理ってアルコールと合わない気がしていたが。
厨房まで行く。
「すみませーん。インドビール追加してください」
まずは、ビール。
「キングフィッシャー プレミアム」と書いてある。
英語なんだ。
イギリス領だったからね。
裏のラベルを見る。
原産国 イギリス はぁー?
イギリスのビールなのね。
まあ、いいか。
まずは、一杯。
うーん、冷たく冷えている。
あっさり系というか、薄いなこのビール。
オリオンビールより薄いぜ。
カレーが来ました。
ほぉー、美しい。
インド料理ってあんまり美しいと思ったことなかったけど、ここのカレーは美しいな。
特に、相方の「バターチキン」は美しい。
フレンチのスープみたいだ。
ナンはちょっと薄い感じだ。
まず、ルーを一口。
おおっ、結構というか、これはかなり旨いんじゃない?
辛さが丁度いいホンダ。
ナンに浸ける。
このナン、薄いけど甘みがあって美味しい。
津田沼のRAJAのナンも旨いけど、ここも美味しい。
もっと、もちもちしていると最高だけど。
チキンもキーマも両方とも旨い。
実に濃厚な味わいだ。
スパイスには詳しくないので、よくは分からない。
かなり、様々なスパイスが入っていることは確かだ。
しかし、インド料理などのスパイスの中には日本人が苦手なものがある。
そういうスパイスを除いた感じだ。
スープカレーのようなさらっとした感じはなく、小麦粉を充分に使用している。
でもその中に濃厚な旨みがある。
単に辛いだけでのルーではない。
相方の「バターチキン」を一口。
おおっ、甘くて・・・辛い!?
サールナートの「バターチキン」とは全く違うが、これはこれで相当旨い。
チキンやキーマより、「バターチキン」の方が上だな。
タンドリーチキンも他の店と違うスパイシーな味付けで美味しい。
ちょっといつもと違う味で楽しい。
ライスはターメリックライス。
相方が要らないというので、私が全部戴いた。
その代わり、デザートを獲られた。
最後は、珍しく「ラッシー」。
かなり濃厚な味だ。
これならいけるな。
船橋というと、サールナートとガンディーが有名だが、この店のカレーは引けを取らないと思う。
8位
1回
2011/12訪問 2012/03/01
(2011年12月)
こちらは、曜日ごとにスープの内容を変える店としてつとに有名です。
以前、金曜日にお邪魔したときは「魚介強調の日」でした。
しかし、魚介の味が一番なのはなんといっても木曜日。
木曜日は「濃厚魚介の日」です。
今回木曜日に行く機会が訪れたので、早速訪問です。
開店は今では早くなり11時。
インド料理では普通ですが、ラーメン店では珍しい方です。
店に着いたのが11時5分。
店内は5人ほど先客がいます。
相変わらず愛想の良いご主人のまん前。
従業員は別に若い男性が二人。
もりそばも一瞬頭をよぎりましたが、ここは初心貫徹。
「ラーメンください」
今日は普通の量にしました。
普通と言っても2玉入ってます。
今の従業員はどうやらご主人と気が合うようで、まるで掛け合い漫才のような具合。
以前のようにご主人が一人で漫談を話しているのとは違って和気藹々の漫才風。
このところ緊張感のある店が続いていたので、こういう雰囲気も良いですね。
新メニューで皮ワンタンとか肉ワンタンの単品も在りましたが、今日は止めておきました。
ラーメン登場。
おおっ、予想通りのスープの色合い。
見た目で魚介の色が相当濃いことがわかります。
スープを一口。
うん、魚介だ。
この味わいは船橋の「赤坂味一」より濃いかも。
永福町系大勝軒の味と今流行りの魚介系Wスープの濃厚な味に近いかも。
麺屋こうじグループのスープから甘みを抜いた感じ。
まさに魚介そのものですが、「必勝軒」のスープの中では、やはりこれが一番美味しいと思います。
具は相変わらずしょぼくれたものが多いようです。
となりの若者はもりそばを食べていました。
見ると、麺が違うのですね。
中太で美味そうな麺。
ラーメンともりそばでは麺も変えている様子。
あれも、良いな・・・今度あれ食べよう。
相変わらずこだわりのご主人ですが、例の軽妙な語り口を味わいたい方は是非平日の木曜日の開店直後が一番だと思います。
(2009年9月)
今日は、平日の金曜日だが最近歳のせいなのか、はたまた夏バテか、とても仕事をまともにする気力がわかないので休んでしまった。
とりあえず、むさくるしくなった髪の毛を切りに散髪屋さんに行く。
終わって店を出るとそろそろ11時だ。
そろそろ昼時か。
仕事もしなくても、腹は減るんですね。
何にするかな。
頭に浮かんだのは、煮干し系のラーメン。
となると、北習志野の大勝軒(北習志野西口)か津田沼の必勝軒と栄昇ラーメン。
少し悩む。
大勝軒(北習志野西口)も栄昇ラーメンも日によって味が違うことはない。
しかし、必勝軒は曜日によりスープが違うことを思い出した。
いつも行くときは土曜日だった。
土曜日だと、オールマイティスープだが、今日は金曜日。
金曜日は魚介強調スープの日だった気がする。
いずれにしても、土曜日以外のスープにお目にかかったことはない。
必勝軒しかない。
しかし、問題はあの行列だ。
私が我慢できる行列はせいぜい30分。
今行けば、あまり並ばずに済むか。
店の前に来ると、行列はない。
時計を見ると、11時15分。
店内にはもうお客さんがいる。
おやっ、営業時間は変わったようだ。
以前は11時30分だと思っていたが、11時から営業している。
繁盛店は大変だね。
この店は相当な繁盛店なため、仕込みは相当重労働だと思う。
まして、ここは毎日スープを変えるという離れ業までやる店だ。
11時から15時までとはいえ、仕込みは深夜までかかるだろうし、朝も早くから始めないとならない。
私が以前よく食べに行った、新宿(と言っても大久保の方が近い)のはやし家の親父さんも一時体調を崩して休んでいた。
旨いラーメン店は総じて重労働だ。
店内に入ると相変わらず快活な店主が話しかけてくる。
周りを見ると、どうやら7割がた千葉工大の学生か予備校生だ。
若くていいな。
あのとき君は若かった♪
ラーメン3玉で注文。
通常でも2玉(260g)あるが、ちと足りない。
0.5玉大盛でよかったか。
でも、まだまだ若い。
店主は相変わらず流暢な口調で接客している。
「はい3、2,2。えっチャーシューメンまだありますよ、はい。」
そのうちなにやらしゃべりだした。
「来週の期間限定はとんこつスープです。危険です。危険な香り一杯です。」
「月曜日ですよ。自信のない方は来ないでください。」(大体のうろ覚えなので、表現の詳細については責任を負えません)
危険なくらい旨いってか?
お客の学生さんたちそれを聞いてニコニコ。
凄い自信だね。
また帰るお客さん(学生さん)には「来週、立ち直れないくらい旨いラーメン食べさせてやるから、絶対来いよ!」ときた。
立ち直れないくらい旨いラーメン・・・俺も食いてぇー。
やっと、ラーメン来ました。
若い店員さんに「写真撮っていいですか」と聞くと「えっチャーシューですか?」ときた。
「”ちゃーしゅー”じゃないよ、”しゃしん” OK?」
「あっ、どうぞどうぞ」
最近入った人かな、あまり慣れていない。
これだけの繁盛店じゃ続かない人も多いだろうね。
ラーメンからは濃厚な魚介の香り。
おおっ、これこれ。
スープを一口。
むむっ、オールマイティスープより全然いける。
こりゃ旨いね!
船橋の赤坂味一は煮干しがプンプンだが、今日の必勝軒はプラス鰹節だ。
煮干しがプンプン、鰹節もプンプンだ。
鯖節も入っているようだが。
新宿のもちもちの木の鰹節プンプンの超熱々スープとも違う別次元の世界だ。
バランスが非常にとれている。
麺を一口。
むむ、麺はなんだろう。
中太よりは細いが細麺よりは太い。
ちょうどパスタでいえばスパゲッティの太さか。
茹で加減が絶妙だ。
まさにアルデンテだ。
見事というしかない。
これだけの客の注文を全部把握して、しかも完璧に茹で上げている。
ちょっとでも気を抜くと、ゆですぎになってしまう。
毎日、緊張の連続ですな。
しかし、難点をいうとラーメンの具が、なんだか貧弱になったような気がする。
チャーシューなんて、あるんだかないんだか判らないくらい薄っぺらだ。
玉子はしっかり固め。
なんか、もう少し具がバラエティになったほうが良いような気もするが。
食べながら、店主の仕事ぶりを観察する。
2人の若いスタッフはまだ不慣れなせいかいちいち指示しながらの調理だ。
店の前に並ぶ客にも気を使う。
「煙草を吸っているお客さんがいたら、喫煙席に移すように」
「次は3人?そのあとは2,2,3ね。」
こうしながらも麺を茹でしっかり湯切りもこなす。
うーん、これぞ完璧主義者だね。
ありゃ、A型かな。
私には無理だね、完璧に見えるが案外アバウトなAB型にはできそうもない。
しかし、やはり3玉はきついか。
若くないな。
ふー、やっと完食。
しかも、一度も胡椒を入れることも無かった。
大体、味がだらけてくると胡椒を入れることが多いのだが、そんな必要もなかった。
スープもさほど冷めることもなく大満足だ。
必勝軒ってこんなに旨かったのか。
最近はラーメンに飽きてきた頃でも旨く感じた。
人気が出ると、あぐらをかいて手抜きをする人が多いけど、ここは大丈夫だね。
9位
1回
2009/08訪問 2009/08/16
本当は、この店は私も教えたくない店の一つ。
いまでも、混んでいるのにさらに混むと嫌だが、ご紹介しましょう。
私は、以前の会社で、ほぼ毎月沖縄に出張に行っていた関係で沖縄料理が大好き。
でも、私の住んでいる津田沼・船橋界隈には沖縄料理店が実に少ない。
この店は津田沼では数少ない沖縄料理店です。
さらに、料理を作ってくれる人も沖縄の人。
意外かもしれませんが、都内の沖縄料理店でも、料理自体は内地(沖縄ではそう言います)の人が作っているところが多い。
そのため、味の方も沖縄とはかなり違う店も多く、がっかりしたりする。
実際、「ゴーヤチャンプルー」なんかも、こちらの人が作ると、微妙に違うから不思議だ。
この店はそういう意味で、沖縄の味が堪能できる店です。
また、接客を担当する店長さん?が実に気さくで、面白い。
会話をするだけで沖縄を満喫できます。
この店は結構な人気店なので、予約したほうが良い。
ふらっと行くと、席が空いているようにみえても、予約が入っているためカウンターに通されることが多い。
場所は、JR「津田沼」駅のそばだが、JRに沿った場所にあるからすぐ判る。
細い階段を3階まで上ると結構狭いが、「オリオンビール」の提灯とたくさんの「泡盛」のボトルが見える。
一応予約しておいたので、今日は安心。
座ると何故かお通しがくる。
内容は車麩、冬瓜、クープイリチー。
ビールはやっぱりオリオンでしょう。
オリオンビールも、随分とポピュラーになりましたね。
以前、オリオンビールは、沖縄で飲むと旨く感じたが、本土で飲むといま一つであった。
しかし、最近は保存方法が変わったのか本土でも美味しく飲めるようになった。
とりあえず島らっきょうの浅漬け、海ぶどう、ゴーヤチャンプルー、フーチャンプルーをまず注文。
大体、どこの沖縄料理に行っても、この4種類は頼みます。
食べないのは「豆腐窯」、「スクガラス」、「じーまみー豆腐」でしょうか。
あれは、あんまり好きじゃない。
島らっきょうを食べて、オリオンを飲む。
うーん、沖縄じゃー。
以前、沖縄に出張にいくたびに内地では珍しかった、この島らっきょうをお土産によく買ってきたものです。
最近でこそ、沖縄の物産展なども多くなったので、以前より手に入りやすくなりましたが・・・。
それでも、漬け方が微妙に違う。
やはり、沖縄の人のようにはなかなかいかない。
海ぶどうもしゃきしゃき感がいいですね。
以前は乾燥モノを戻していたものをつかっていましたが、今はちゃんとしたものを送ってもらているようだ。
乾燥モノだとどうしても味が落ちます。
夏はゴーヤの季節。
我が家のバルコニーにも何故かゴーヤの実ができている。
地球温暖化のせいで、千葉県も沖縄並みの暑さなんでしょうか。
でも、沖縄の暑さは日差しこそ半端ではないけど、温度自体は本土より低いのが特徴です。
温度だけだと34度程度くらいにしか上がらない。
むしろ、本土の方が暑い。
ゴーヤチャンプルーこそ、沖縄の味でしょうね。
初めて、これを沖縄で食べた時は、苦さに少々驚いたものですが、食べ慣れると実に美味しい。
沖縄の人は、これをおかずにご飯を食べるのを見て驚いたものです。
でも、この店のゴーヤチャンプルーは、もう少し苦味が強くてもいいと思うが、ちょっと「ナイチャー」向けか。
フーチャンプルーは少々薄味だがこれも美味しい。
このフーチャンプルーは、意外と沖縄の人より内地の人の方が好きなことが多い。
麩の味がかなり濃厚で、はっきりした味付けになっている場合が多いせいでしょうか。
初めて沖縄料理を食べる人でも、大概これは好きな場合が多い。
ソーキの煮付けも濃厚な味で美味しかった。
煮付けというと、本土では煮魚の事だが、沖縄ではおでんみたいなものでしょうか。
ソーキの煮付けはどちらかというと、焼鳥屋さんでいえば煮込みみたいなもの。
これは酒が進む。
石垣牛のたたき。
沖縄は豚は全部というくらい食べるところだが、牛肉料理は少ない。
でも、この石垣牛は有名だ。
これを出す、沖縄料理店は少ない。
こいつは戴かなくては。
旨いですな。
全然脂っぽくないが、脂が旨い。
ランクはA4だとか・・・納得だ。
島豆腐のサイコロ揚げ
島豆腐は沖縄独特の豆腐です。
最近でこそ、デパートなどでも売られるようになりましたが、以前は沖縄以外では手に入りにくかった。
普通の木綿豆腐よりかなり固め。
チャンプルーはこの島豆腐なしには語れない。
この島豆腐を北谷(ちゃたん)の塩で食べるという実にシンプルな一品。
ステーキもそうですが、旨い塩で食べるとその素材の味が引き立ちます。
あんまり食べると血圧に悪いけど、これは旨かった。
ニンジン シリシリー
細かく刻んだ人参をツナ・ニラ・溶き卵で炒めただけのものですが、これも酒の肴には最高です。
ニンジンチャンプルーって感じでしょうか。
人参の甘みを程よく感じる、何となくローカルなものですが素朴で良いですよ。
この店の特徴は何といっても、その泡盛の種類の多さ。
これほどの泡盛を揃えている店を私は知らない。
おそらく、都内でも少ないのではないか。
以前来たときは、「宮古島フェア」だったので、まさかと思い「サシバ」はあるか?と聞いたら、ありました。
「サシバ」の名を聞いて、知ってる人は、かなりの沖縄通。
サシバとは宮古島で渡り鳥のこと。
こいつは、沖縄本島でも簡単には手に入らない。
今でも買えるのは、宮古島の空港くらい。
こいつは旨かったなー。
でも、今日は無いそうで、残念。
でも今回も宮古島の「多良川酒造」の協力で「多良川フェア」を実施していた。
今回は泡盛4種類の味比べセット(1,800円)。
つまり、4種類の泡盛をお猪口で味わうってわけです。
・多良川 30度 新酒 すっきりした辛口タイプ
・琉球王朝古酒 30度 古酒の持つ口当たりの良さとまろやかな風味
・特選琉球王朝古酒 30度 まろやかなワンランク上の泡盛 平成19年度泡盛鑑評会「優秀賞」受賞
・長期熟成古酒 35度 多良川の最高級泡盛 まろやかな風味の円熟した古酒
まあ、できたてのやつから古酒までありましたが、当然一番古い8年ものが最高でしたね。
ちょっとした高級ブランデーなんか足元にも及ばない。
もっとも、以前出張したとき19年ものというのを飲んだが、あれは凄かった。
こればかり飲んでいられないので「千年の響き」をからからで注文。
これも好きな泡盛(向こうでは「島酒」といいます)です。
すっかりいい気分になり気が付くと店内は満員御礼。
女性客も増えてきた。
値段は高めだけど満足できるお店です。
10位
1回
2009/11訪問 2009/11/21
船橋駅周辺はかなり特徴がある。
飲食店の数は津田沼に比べるても圧倒的に多い。
しかし、焼肉・韓国料理・中華料理・ラーメン店が圧倒的に多い。
逆に洋食系統はかなり少なくなる。
特にフレンチとなると、不毛といっても過言ではない。
津田沼でもラシェット、シェコモ、ビストロポトフといった旨い店があるが、船橋だとすぐに思い浮かぶ店が少ない。
この店はそんな船橋駅周辺にあって異彩を放つ店だと思う。
異彩を放つといえば、その立地だろう。
他のレビュアーさんの表現がぴったりだ。
「なんつーとこにあるんだ?」
この店にたどり着くまでに風俗店が何軒あるのだろうか。
ラーメン店、風俗店などが立ち並ぶ中にその店はある。
なにもこんなとこに出店しなくてもよさそうなものだが。
この店に行くには、JR船橋駅なら西武百貨店側から行く方が早い(それでも、風俗店の前は通らないといけません)。
店に着いたのは11時20分。
ちょっと早く着いてしまった(開店は11時30分)。
開店を待つ間、周辺を見ていると競馬にでも行くおじさん達や風俗店へ入って行く人の姿を見る。
まあ、新宿の歌舞伎町の中にあると思えば大したことないか。
予約していなかったが、快く入れてくれた。
ランチコースは平日と土日は違ってくる。
Aコース 平日 1,900円、土日 2,650円。
Bコース 平日 2,650円、土日 3,800円。
Cコース 平日 3,800円、土日 5,000円。
船橋という場所を考えれば高いが、都心なら違和感はない。
今日は、残念ながら土曜日。
予算上、文句なしにAコースです。
Aコースは前菜とメインの2本立て(デザートと飲み物はつく)。
前菜は、私がホタテ貝のソテーと野菜のマリネ、相方は地鶏とゴボウ、サトイモのテリーヌ サラダ添えを選択。
メインは、私が逆に若鶏モモ肉のロースト マスタードソース、相方はヒゲダラのムニエル、トマトとケッパーソースとなった。
食事中の飲み物は当然ワインですが、昼間なのでハーフボトルの白ワイン(銘柄は忘れました)。
前菜を待つ間に予約客がどんどん入ってくる。
みんな女性だ。
普通は女性なら嫌うローケーションだが、それでも来るということはそれなりのレベルを保っている証明でしょうか。
いつの間にかほぼ満員。
しかも全員女性ではないか。
またもや、あんみつ屋に男一人状態。
前菜がきました。
写真の許可を貰い、早速撮影。
見るからに旨そうな感じじゃないですか。
ホタテ貝のソテーの中には、私の嫌いなセロリやカリフラワーの姿が見える。
どうも、セロリはあの香りが苦手・・・おやっ、無いじゃないですか。これなら食べられる。
カリフラワーは味が淡白すぎて・・・ほぉ、これもまずまず。
マリネにすると変わるんですな。
白ワインの使い方のせいかな。
レンコンも良いが、玉葱の甘さがかなり良い。
ホタテの香りが抜群です。
この店は魚介はたしか銚子港から仕入れていたと聞く。
素材の良さとそれを見抜く目を持っているようだ。
相方の前菜は、ゴボウも多いがサラダ仕立てのため野菜がたっぷり。
味も方も良いようです。
ちょっと辛い葉物があったが、何だろう?
パンはまんまるで熱々。
メインが来るまで時間がかなりかかります。
時計を見るともう一時間は過ぎた。
ちょっと時間かけすぎ。
メインがやっとこさっとこ、やって来ました。
若鶏のローストはでっかいです。
香ばしい香りが立ち込める。
火の入り方も丁度良い。
固くなる一歩手前だ。
鳥肉も良い肉を使っている。
肉は臭みもなくよかった。
これも野菜がふんだんに使われている。
マスタードソースというが、むしろ甘さを感じる。
前菜もそうだが、赤ワインの使い方が上手なようだ。
相方のヒゲダラをちょっこと失礼。
おっ、これは旨いじゃないですか。
こっちの方が良かったかな。
それにしても野菜がふんだんに使われている。
これも、ジャガイモやらオクラがたっぷりだ。
デザートはリンゴのタルト、かんきつ類のシャーベット、オレンジムース。
どれもかなりのレベルだ。
最後の珈琲はやけに旨い。
こんなレベルの高いフレンチが船橋にもあるんですね。
2009年5月よりYahoo!グルメから移ってきました。
当初、戸惑いながらもマイペースで投稿してきましたが、いつの間にか200件を軽く超えるレビュー数に達してしまいました。
最近は、食べログの楽しさも、やっとわかってきたと思います。
食べログの楽しさは、なんと言ってもいろんなレビュアーさんとのやりとりが楽しめることかと認識しています。
食を通したSNSだったのですね。
いろんな人がいるもんだ、と思いました。
職場の近くにいる人や住んでいる近くの人はもちろん、フレンチばかり書く人、インド料理ばかり書く人、うどんばかり書く人etc。
特に女性のレビュアーさんには、かなりのグルメ通が多いのは驚嘆でした。
私など足元にも及びません。
また、今年は、南インド料理を初めとするインド料理の奥深さを知った年であったかもしれません。
自分自身のベストテンを選ぶのは難しいですね。
活動範囲が職場と住居の近くのランチ中心とあって、それほどとんでもなく有名な店に行くことも少なかったのも原因です。
今回は、各ジャンルから一店舗ずつ、自分の独断で好きな店を選びました。
選ばなかった店の中にも美味しい店はたくさんあって、載せられないのが残念です。
来年は、多少は他のレビュアーさん達が絶賛する店にも行ってみたいと思いますが、できるだけ無名な店の開発にも努めたいと思っています。
今年は、ありがとうございました。