クラウドさんのマイ★ベストレストラン 2010

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クラウド (男性・千葉県) 認証済

マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

食べログに参加して2年目となりました。
レビューの件数もいつの間にか500件を超えるまでになりました。
よく書いたものだという思いと、少し疲れてきた自分が最近見え隠れしています。

もともと有名店にわざわざ行くことなどは億劫な性格なので、職場や家の近所だけのレビューを書くつもりでした。
しかし、いろんなレビュアーさんとの交流も多くなり、かなりの有名店に何度か行く機会も増えました。
そのため、今年のベスト10にはそれなりの有名店が入る結果となりました。
それでも、自分の行動範囲の中でできるだけピックアップしたつもりです。
この他にも入れたい店はたくさんありましたが、バランスを考えるとこれが今年のベストかと思います。

来年はどこまで書けるか正直不安もあります。
できればもう少しのんびりとしたペースにしていきたいと思っています。

マイ★ベストレストラン

1位

くろぎ (湯島、上野広小路、上野御徒町 / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 4.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 -

2011/06訪問 2013/01/03

(再々々訪)参りました!

(2011年6月)
6月に来たときのものです。
今回は初夏の料理を堪能しました。
写真も追加しました。

焼き胡麻豆腐
おすそ分けのビーフ
天草産鱧の叩き 胡瓜 梅肉
天草産ぼたん鱧椀 冬瓜
笹寿し ばちこ 蕗煮
琵琶湖産活け鮎の塩焼き一丁 たで酢 新生姜
豊後水道産造り盛り合わせ 妻もの色々
京都産加茂茄子と蔵王鴨の煮卸し
丹波京漬物盛り合せ
新丸十の十五穀米御飯
鯛出汁味噌漬け
葛切り 桜の花
デザートでマンゴーも

丸十って、さつまいものことだと後で知りました。
てっきり品種かと思いましたが、全然違ってました。
丸に十とは○に十だから薩摩藩の家紋の事なんだそうです。
知らんっかたなぁ。

(2011年1月)
5月に1月のレビューを出すという遅れ遅れのレビューです(^^ゞ
今回もEricさんからのお誘いです。
毎度、ありがとうございます。
この日はちゅうかさんにもお会いしました。

写真を追加しました。

この日の料理は次のとおり。

叩きゴボウ、市田柿、立作り ばちこ、玉子焼き、金柑
樽酒 奈良県春鹿純米辛口
白味噌雑煮
豊後水道鮑のにこごり
河豚の白子
新このわた飯蒸し
香箱蟹
お作り 北海道産鮪 豊後水道白身雲丹巻 関鯖
箸休め 黒豆 小梅煮
焼き物 琵琶湖産公魚のタレ焼き
堀川牛蒡
七草ご飯
味噌汁
葛きり

3ヶ月先まで埋まっている店ですが、いつ来ても唸らせられるレベルです。

(2010年7月)
だいぶ涼しくなってきましたが、真夏のレビューです。
皆さん、あの猛暑をもう一度思い起こしてお読みください。
それと、店名が変わる前ですのでメニュー構成も今は違うかもしれませんがご了承ください。

このお店の評価については、結構評価が分かれるようです。
味が濃すぎるとか、しょっぱいという評価もちらほらと。
関東で育ったせいか、どうも塩加減については濃い目が好きなのでピンと来ませんでしたが、確かに京料理の味とは違いがあるかもしれないですね。
まあ、その辺は人気店の悩みというか、好みの問題かと思います。

また、行きたいなと思っていたら、常連のレビュアーさんからのお誘い。
ラッキー!
ここで、もう一人のレビュアーさんと初めてご一緒させていただきました。

ここ数日は、凄まじい猛暑が続いています。
湯島駅のホームをひーひー言いながら端から端まで早足で歩いてやっとお店到着。
待ち合わせの時間に行くと、既にお二人は到着してました。
早!しかも、もう出来上がっている感じ(^^ゞ

今日はカウンターです。
まあ、私は個室でもカウンターでも拘りはないのですが、やはりカウンターだと仕事をしている姿や黒木さんとの会話が聞けて楽しい。

本日の献立は以下の通り。

(先付)
・新賀茂茄子と岩手県産生雲丹
・オクラの花蕾揚げ

(お造り1)
・鱧と鯉盛り合わせ  梅肉 胡瓜 酢味噌

(お椀)
・牡丹鱧 早松茸 柚子

(焼き物)
・大分県大野川鮎の塩焼き たで酢 はじかみ生姜

(凌ぎ)
・棒寿し ばちこ ゆべし 白瓜 トマトレモン酢

(煮物)
・無花果風呂吹き 味噌田楽

(つまみ)
・背黒いわし焼き 松茸フライ

(お造り2)
・豊後水道真子鰈 妻もの色々

(強肴)
・猪しぐれ煮

(香の物)
・丹波京漬物盛り合わせ

(食事)
・松茸御飯

(止め椀)
・味噌汁 九条葱 豆腐 揚げ

(甘味)
・葛切り

前回、お邪魔したときは、まだ雪がちらつく春の時期でしたが、今は梅雨も明け真夏。
あの時は、竹の子をたっぷり堪能させていただきました。
今日は、季節からして鮎・鱧そして早くも松茸の登場です。
まさか、真夏に松茸にお目にかかるとは思わなかったです。
たしか、気仙沼の松茸だったかな(虚覚えですみません)。

今日はお造りで久々に鱧と鯉をいただきました。
どうやら、骨の多い魚同士という組み合わせのよう。
正直、鯉の洗いで旨いと思ったことが今まで無かったのですが、今回初めて旨い鯉を戴きました。

鱧の味は、まずまずといったところでしょう。

あと、これは鱧の浮き袋かな。
こりこりした食感は楽しかったです。

お造りが乗っている台の下には氷の塊。
いくら冷房を効かせていても、刺身は冷たい方が良い。
心遣いを感じます。

鮎は大分県産大野川の鮎だそうで、もうこの時期だと少し骨が大きくなってきているとのこと。
さすがに頭から全部という訳にはいきませんでした。

お椀では鱧と松茸の両方を堪能させていただきました。
蓋を開けると、松茸の香りが素晴らしい。

こう暑いと早く秋が来ないかな、と感じて仕方ありません。

松茸が次に登場するのが、つまみのところ。
ここで背黒いわしとご対面。
松茸はフライになっておりましたが、この背黒いわしはなかなかのものでした。
写真も結構美味しそうに見えるでしょ?
苦味がとても心地よい。

意外に美味しかったのは、猪のしぐれ煮。
最初はなんだかわからなかったですが、食べてみると結構甘みがある。
何の肉かと思って、お品書きを見ると猪とあるので、ちょっと驚き。
山葵を上に乗せていただくと、これが旨い。

御飯はやはり松茸御飯。

真夏に突入したばかりですが、春・夏・秋の3つの季節を感じる料理の数々を堪能させていただきました。

また、偶然ですがお隣の席には別の食べログのレビュアーさんともお会いできたりしました。
かなり来てますね。

帰りに予約状況を聞くと、2ヶ月先くらいまではほぼ埋まっているとのこと。
相変わらずの盛況ぶりです。
今度はいつ来れるやら?

(2010年4月)
今、東京の懐石料理では一番元気のある店に行ってきました。
以前、ある方とご一緒に2軒目で利用させていただいたことはありますが、最初からのコースは初めてなので楽しみです。

場所は千代田線の湯島駅からすぐですが、意外と見過ごしてしまうような一角にあります。
見た目はいかにも下町の一軒屋。

ここは予約で最低1ヶ月は埋まっているという人気店です。
ランチも予約が必要なくらいです。

6人での利用だったので2階の個室に案内されました。

皆さんお揃いになったところで、乾杯。

このビール・・・八海山の地ビールなんだそうです。
知らなかったでしょ、八海山ってビールもあるんですよ。
ちょっとにごりがあって地ビールにしては旨すぎる。

先付が来ます。

「蛍烏賊の沖漬け」

蛍烏賊というと富山ですね。
でも色合いがさほど黒くない。
透き通っていますね。
鮮度の良さを感じます。
最初から日本酒にすりゃ良かったか。

さてお次は筍の登場です。
丹波の筍の使用前と使用後です。
なんと一時間も焼くんだそうです。

「丹波産焼白子筍 木の芽」
筍ってそんなに食べる機会はないですね。
ちょっと時間が経つと筍は美味しくなくなる。
柔らかいです。
さくさく、ほろりと口の中でとろけます。

「焼き胡麻豆腐」
胡麻豆腐を焼いた奴です。
初めてですね。
こういう発想は凄いの一言です。
焼いても濃厚な胡麻の風味は損なわれていません。

もうここで我慢できず日本酒に移りました。

「活蛸梅肉掛け 蜂蜜」
いやーこれこそ日本酒に合いますな。

ここまでが先付けです。

次がお椀

と思ったらサービスで「根三つ葉のおひたし」をいただきました。
こういうところもこの店の魅力ですね。

「うすい豆のすり流し 生湯葉 桜花」
生湯葉・・・京料理らしいですね。
で、この真ん中にあるの・・・あわびです。
凄いですよ、これ。

凌ぎがまた凄い。

「棒寿し(かます) ばちこ ゆべし 鴨ロース」

鴨ロースが巻いているのは、なんとフォアグラです。
そしてトリュフも添えてあります。
合わないかなと思い一緒に食べてみると・・・これって和食なの?
凄いレベルですよ、これ。
これだけで充分メインになります。

揚げ物が来ました。
これが何と「フカヒレ九条葱の香味揚げ レモン」

要はフカヒレの天ぷらです。
へーっ、初めてです。
この発想も凄い。
さきほどのフォアグラとトリュフの使い方も凄いですが、今度は中華のフカヒレの天ぷら。
脱帽ですね。

もう終りかと思いましたが、まだ半分程度。

煮物は「新馬鈴薯田楽味噌 山菜」です。
新じゃがも美味しいですが、この味噌がなんとも、いやこれは旨みの宝庫ですな。

ここでやっとお造りです。
「豊後水道盛り合わせ 本鮪 茗荷だけ 山葵菜」
豊後水道の魚ってことは、関鯖、関鯵ってことですね。
でも、これは鯛みたいですね。
あとは本鮪。
今話題のクロマグロですね。
よかったね、君達、こういうお店で調理されて。

こちらは肉コースを注文された方のステーキ?を撮らせていただきました。

強肴は「和風牛タンシチュー」

これもとろとろ。
こういう店になると何でもできちゃうのですね。

香の物は「丹波京漬物盛り合わせ」。

食事は「丹波産白子筍御飯」
先ほどの柔らかい筍を使った御飯。
これも最高。
お替りしちゃいました。

止め椀は「味噌汁 九条葱 豆腐 揚げ」です。
九条葱って甘いですね。

甘味が二つ。

「葛餅」
これは出来立て。
凄く柔らかいです。
温かくて、こんな葛餅は初めて。

「葛きり」
これは以前来たときもいただきました。
葛も良いのですが、ここの黒蜜が最高です。

店主の黒木さんもちょくちょく来てくださり、焼き物の説明などもされてくれます。
写真撮影も充分対応できるようにしてくれました。
飲食業のサービス面はここまで気持ちを込めないと、相手に伝わらないかもしれませんね。

いやはや、初めてフルに料理を味わいましたが、確かに最高の店です。
文句なしの評価をつけたいと思います。

  • 焼き胡麻豆腐
  • おすそ分けのビーフ
  • 天草産鱧の叩き 胡瓜 梅肉

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2位

炭焼 金竜山 (白金高輪、白金台、広尾 / 焼肉)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 -

2011/05訪問 2011/10/01

(再訪)絶品!噂通りの驚愕の焼肉を喰らうド。

(2011年5月)
金竜山のオフ会のお誘いがありました。
予約がとりにくい店なので、二つ返事で了解です。
こちらに来るのは2度目。
時間は18時から20時までの2時間制です。
予約も2~3ヶ月前くらい前でないと無理なので、中々大変。
2~3ヶ月前に予約をして、その通り来られる人以外は無理な店です。
今回は4人。
テーブル席でした。
座敷はちょっとつらいので丁度良いです。

まずは、次のものを注文。
・上タン塩
・特上カルビ
・特上ロース

それとキムチ盛り合わせです。

タン塩から始まり普通はロースでしょうが、この店では「特上ロース」は最高の味です。
そのためカルビの後にしましたが、やはり口の中に入れると蕩ける旨さ。
この肉はどうしたらこんなに素晴らしいのだろう、と本当に感激してしまいます。

さて、今回はこれだけだとすぐに終わってしまうので、他にもいろいろ頼みました。

・ワサビカルビ
・ハラミ

カルビを焼いてその上に山葵をたっぷり乗せていただきます。
脂が多いカルビにはことのほか山葵が合います。
さっぱりしていて何枚でも食べられそう。

ハラミも相変わらずの旨さ。
他の店で特上カルビで出しても充分通ります。

まだ時間があるので、普通のカルビとロースも注文。
これも考えてみればかなり美味しい。

まだ時間があるので、ブタ塩とブタバラ塩も注文。

ブタ塩は焼いた豚肉の上ににんにくを乗せ、塩でいただきます。
これが絶品。
豚肉とは思えないほどの旨さです。
蕩けます。

〆は冷麺とユッケジャン。
これもかなりのものですが、さすがに食べすぎ。

やはり特上ロースが一番かな。
又機会があれば絶対に来たい店ですね。

(2010年4月)
食べログの全国ランキングでも4位(4月3日現在)という超人気店に行ってきました。
お誘いを受けたとき、「金竜山」と聞いて即OK!
予約が2ヶ月くらい先まで埋まっているという、東京でも屈指の焼肉店です。

最近は歳のせいか、あまり焼肉は行きません。
しかし、こういう全国区の店なら行きますよ、もちろん。

白金高輪という駅は初めて降りました。
昔はこのあたりは「陸の孤島」。
東京も地下鉄が多くなったせいで、「陸の孤島」も減ってきましたね。
でも、どのあたりだろ?
食べログの地図では三光小学校の方を恵比寿に向かって行きゃ良いはず・・・。
ありました。
意外と庶民的な店構えですね。

店内に入ると・・・まだ誰も来ていません。
予約の名前を言うと、何故か該当者なし。
ありゃ?
でも人数を言うと、「ああ、その席ですね」と言われました。

炭火なので上着はビニール袋に入れてくれます。
相当煙が出るみたいです。

10分ほど経って皆さん到着。

メニューを見ると結構な金額です。
特上ロースがお薦めとか・・・3,500円。
ひぇー、これで一人前ですか。

なぜかカルビは「並」「中」「上」「特上」と四種類。
でも「特上カルビ」は3,200円、「特上ロース」の方が高いです。

最初は「上タン塩」(2,800円)。
これが「タン」ですか?
サシが凄く、ロースかと思いました。
しかも大きい。
これで二人前です。

焼肉チェーン店では絶対に見ることのできない肉です。
そして味の方も・・・旨い、としかいいようがありません。
炙ったほうが良い肉の典型です。

ここで「マッコリ」に切り替え。

次は「ハラミ」。
これが「ハラミ」です。
「カルビ」じゃないです。

自家製コチュジャンをタレに入れて。
肉を炙って・・・最高!

自家製キムチはかなり酸味が効いています。
あんまり赤くない。
ごはんが欲しくなりますね。

「中カルビ」(2,200円)。
どうみても「特上」にしか見えないですね。
これはもうレアで行きましょう。

口直し?にレバーとホルモン、そしてミノかな?
これも旨い。
レバーも臭みが無い。
このまま刺身でもいけそう。

主役の「特上ロース」(3,500円)。
これがロースですか。
正直ここまでのロースは見たことがないです。
かるく炙って・・・一口・・・むむっ、これは?
口の中で一瞬でとろけます。
いやはや、脱帽の一言。

お替りしたくなりました。

最後は「並カルビ」(1,300円)。
他のものと比較するといま一つかもしれませんが、普通にこれだけ食べたら「上カルビ」。
文句のない肉です。

でも、この店2時間で入れ替え。
外には8時からのお客さんが並んでいます。

ちょっと座席が狭いのと、あわただしい処はありますが、確かに日本を(東京ではありまぜんぞ)代表する焼肉店であることは確かです。

この味なら納得のお値段です。
むしろ安いかも。
いやー、感謝、感謝。

  • 上タン塩
  • 上タン塩
  • 特上カルビ

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3位

とんかつ やまいち (淡路町、小川町、新御茶ノ水 / とんかつ、かつ丼)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥2,000~¥2,999

2009/12訪問 2010/01/10

300件目は、一番のり~④ 『とんかつ やまいち』

300件目は悩みましたね。
あんまり分不相応の処ではなく、皆さんご存知の店ってことで、ここにしました。

昨日は飲みすぎたせいで今日はやけに空腹。
飲むと炭水化物を摂らないので翌日は腹が減る。
どこにしよう。
今日は「ヨドバシ」に行く用事がある。
そうだ、秋葉原だからやまいちが近い。
(・・・といっても結構歩くけどな)
あれだけ、いろんなレビューが大絶賛のとんかつへ早速行ってみよう。
時計を見ると、10時30分。
開店は11時だから、今行けば間に合う。

というわけで店に着いたのが10時50分。
「小川町」から徒歩1分という近さなのですぐ着いた。
店先にはまだ、誰もいない。

やったー、いちばんのり~。

でも、本当に11時開店でしょうな。
11時30分だったら、笑っちゃうぜ。

待つこと、5分ほどで他からおじさん達が2人ほど並ぶ。
やはり、11時開店は間違いないようだ。

11時になりオープン。

「お一人様ですか?カウンターへどうぞ」

カウンターの一番奥に座る。
丁度親父さんの仕事ぶりが嫌でも目に入る位置。
ちょっと、怖そうな雰囲気。
でも、目鼻はすっきり。
結構、渋くて良い男前じゃないですか。

「特ロースください」

特ロース 2,000円・・・結構するけど、皆さんこれを絶賛している。

他のお客さんも特ロースにカキフライ2個とか串カツやエビフライを追加して注文している。
なるほどね。

目の前でロース肉を溶き卵につけている。
おおっ、分厚い肉だ。
これは腕に自信がある証拠。

次にパン粉に絡める。
上質のパン粉のようですな。

高温の油の中に入れる。
そしてカキフライなどの調理。

後ろの女性は柚子を椀の中に切っている。

全部が無言のまま、よどみなく流れる。
見ていると、親父さん以外の人も無駄な動きがない。
といって、緊張感が漂っている風でもない。
なかなかこういう雰囲気は珍しい。
静かな店は緊張感があふれていたり、そうでない店は無駄なおしゃべりなどがする場合がある。
ここは、それが全くない。

胡麻油の臭いがする。
へー、ここのとんかつは胡麻油で揚げるのか。

私の頼んだ「特ロース」が来た。

「料理の写真撮っても良いですか?」

「は?、はいどうぞ」と親父さん。

一見、怖そうだったが、優しい人ですね。

ふむ、ふむ、良い香りが漂ってくる。

何もつけずに食べてみる。
ほー、これは確かに旨い。

これはソースよりやっぱり塩だね(血圧が気になるなー)。

カウンターにはソース以外にポン酢、柚子からし?、岩塩がある。

岩塩を皿にとり、一口。
良い塩だ。
ロースをつける。
おおっ、これこれ。
やはり旨いな。
ソースやら、柚子からしなど色々試すが、やはり塩が一番いいようだ。

それにしても、火の通り具合も絶妙だ。
ミディアムレアより少し火が通ったレベルか。
ミディアムとミディアムレアの中間くらい。
上手だな。
このレベルのとんかつは初めてだ。

しかし、胡麻油のとんかつは初めてだが、これは良い。

御飯も炊き加減も充分。
これなら、皆さんが絶賛するのも納得です。

  • (説明なし)
  • 特ロース
  • ミディアムとミディアムレアの中間くらい

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4位

トマト (荻窪 / カレー)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 2.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2010/05訪問 2010/08/19

東京で一番のカレーは、スパイスの宝石箱や!!!

仕事で荻窪までやって来ました。
荻窪の駅に来るのは20年ぶりかな。
久しぶりなのと、丁度昼時ということで荻窪でランチ。
荻窪といえばラーメンだなー、と漠然と思っていましたが、最近は昔ほどラーメンを食べたいと思わなくなっています。

そういえば、多くのマイレビュアーさんが大絶賛するカレー店があったことを思い出しました。
たしか南口のあたりということで、あちこちウロウロ。
やっと見つけました。
人気店という事で、週末などは行列ができるほどと聞いていましたが、平日のせいか行列はなかった。
店先に簡単なお品書きが。

・和牛ジャワカレー(1,890円)
・仔牛のミルクカレー(1,780円)
・ほたて貝柱カレー(1,780円)
・チキン(大山鶏骨付き)カレー(1,780円)
・季節の野菜カレー(1,780円)

一瞬、目を疑いました。
みんな1,000円超えてます。
まさか・・・カレーライスでしょ?
間違っってんじゃないの?この「1」は余計なんじゃいない?
イタリアンとかフレンチのランチ並みだぜ。
やっぱりラーメン屋に行こうかとも思いましたが、ここは話のネタでも良いかと入ってみました。

店内はウッディーな感じで気持ちが良いです。
しかし、凄いスパイスの香り。
インド料理店も凄いけど、これはまた芳醇なスパイスの香りが店内に充満しています。

奥さんらしき人に案内され空いているテーブルへ。
メニューを見ると、やはりみんな1,000円超えている。
シチューなんかあるけど、・・・3,990円?・・・どうせならお釣りがいらないように10,000円にしちゃえば良いのに(笑)。

凄いカレー屋さんだ。
これで、不味かったら暴れちゃうぜ。

何がお薦めか判らないときは、一番上の原則。

「和牛ジャワカレーお願いします」

「辛いですよ。大丈夫ですか?」

「はい、デリーのカシミールでも平気なのでおそらく大丈夫です」

「あっ、それとカレーの写真撮っても大丈夫ですか?」

「はぁー、あのフラッシュは止めていただきたいのですが」

「はい?、フラッシュなんか使わないですよ」

こんな明るい昼時にフラッシュなど使う奴なんか・・・おそらく居たんだね。

お隣の女性は「ジャワカレーの大辛、野菜入り」とか言っていたな。
メニューを見ると、追加料金で大辛・激辛やいろんなトッピングがあるんですね。
カレーの値段に驚いて、他を良く見なかった。

最初は、福神漬けと玉ねぎのマリネかな。

続いて、カレーの登場。
ではでは、まず1,890円のカレーを一口。

ほぉー、これはこれは。

すっごいぞ、これ!

これはカレーライスなんて代物じゃない。

スパイスの玉手箱や!

スパイスはホールで入っています。
そのまんま。
ガツンときます。
クミン、カルダモン、コリアンダーあたりは大体わかるようになりましたが、これは凄い。
特にカルダモンが強いのかな?

ビーフはとろとろ。
高級ビーフシチューと思えば納得するような肉。

御飯と一緒に食べる。
おおっ、この御飯美味しい。
コシヒカリかな?
炊き加減ばっちり。

結構見た目以上に量もある。
これは、たまらんな。

あっという間に完食。
カレーライスで感動したのは、初めて。

これは凄いカレーライスに出会いました。
長生きするもんですな。

  • (説明なし)
  • (説明なし)
  • 和牛ジャワカレー(1,890円)

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5位

い志い (柴又、新柴又 / 和菓子、洋菓子、どら焼き)

6回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 ¥2,000~¥2,999

2024/01訪問 2024/01/19

和菓子百名店「い志い」 柴又を代表する米米ロールは健在

二年ぶりの訪問。
今日は庚申の日ではないので、いつもの「吉野家」の草団子は買えなかった。
草団子が無ければ「米米ロール」があるさ(笑)。

・あぶり和三盆米米ロール(1,600円)
・フーテンの寅焼き(250円×2)
・和三盆蒸し金時(300円×2)

値段は変わっていないようだ。
でも、鍋慣れたせいか味もインパクトがなくなってきた。

寅焼きももっと美味かった気がするけど。
随分と普通のどら焼きになった。
一番良かったのが、蒸し金時とは(呆)

2年ぶりの訪問。
相変わらずたくさんの品が店頭に並ぶ。
此方を代表する「米米ロール」の影が薄くなった。
あんまり品数が多いのもどうかとは思うが。
この日、購入したのは次のモノ。

・米米ロール(1,500円)
・フーテンの寅焼き(220円)
・特選超大粒苺大福(650円)

全体的に値上がりしたようだ。
だが、代表作の「米米ロール」の美味しさは変わらない。
ここまでフアフアなロールケーキは滅多に無いだろう。
今はロールケーキ自体がブームではないので、人気に陰りはあると思うが、これを食べたら忘れることはできないだろう。
「フーテンの寅焼き」はこんなに小さかっただろうか。
軽いし(笑)。
甘味は抑え気味だが、どら焼きの出来栄えとしては都内の有名などら焼きには及ばないか。
驚いたのが「苺大福」。
値段もそうだが、この大きさの苺大福は滅多にない。
中の苺の大きさも凄い。
しかも、酸味が少なく甘い。
皮が薄く大福というより大粒で極上の苺を堪能した感じだ。
これは案外、新しい看板商品になるのではないかと期待できる。

2年ぶりに訪問。
「米米ロール」もちょっと飽きたし(笑)。
でもやはり「米米ロール」は外せない。
それとやけに目立ったどら焼きならぬ「寅焼き」。
あとは、もともと漬物屋だったから「たくあん」も買いましょう。

米米ロールは相変わらずの美味しさ。
やはり堂島ロールより美味しいな(^o^)。

それとどら焼きはかなり秀逸。
・普通のどら焼き
・酪どら(バター)
・塩どら

たべてびっくり。
どのどら焼きも旨い。
もう少し餡子たっぷりだと東京の有名どら焼きにも負けないと思えるレベル。
まぁ、バターどら焼きはルール違反(^o^)
バター入れたらそりゃ旨いわ(笑)
塩どらも甘さが引き立って旨い。

口の中が甘くてたまらないときは、たくあんとお茶でほっこりしよう。

初詣は柴又帝釈天。
此方の米米ロールを買うのは例年通り。
しかし、昨年よりも米米ロールがさらに目立たなくなった。
ぼた餅とか本来の稼業である漬物が目立つようになってきました。
まぁ、たしかにぼた餅も美味しいんですけどね。

・しば漬けぼた餅
・黒米大ぼた餅
・押し麦ぼたもち
・米米ロール(1/2)

しば漬けぼた餅は、てっきりしば漬けだけかと思ったら中に餡子が入っていて面白い。
ぼた餅はどれも標準以上のレベル。
やはり半端じゃないけど、和菓子屋さんの場合、商品が増え出したら要注意ですよ。
米米ロールは人気が出なくなったのかな。

今年も行って来ました。
なんだか「米米ロース」が目立たなくなった。
ちょっといろいろ作り過ぎの気がします。
商品が多すぎる店は売れ行きに陰りがあるのでしょうか。
もっと、「米米ロール」を全面に出すべきでしょう。

(2015年1月)
今年も初詣の帰りに買いました。
もう初詣の定番です。
今年は少し柔らか過ぎる気がしました。
ちょっと人気出過ぎたかな?

(2014年1月)
初詣の時の定番店。
今回も訪れました。

昨年は新製品を戴きましたが、やはり一番人気の「米米ロール」を今回は買いました。
フアフアです。
和三盆の甘さも良いですね。
はみ出る生クリームの絶品。
うん、やはり「堂島ロール」を超える味は健在です。

(2013年1月)
此方も、柴又に行くと必ず行く店です。
今では超人気店になってしまいました。
今年は結構、新作が揃っています。
名物の「米米ロール」の新作で「米米ロール チョコレート」(1,500円)。
それと「米米シフォン」とかもありました。

今日は「チョコレート」とどら焼きを。
どら焼きは「フーテンの寅焼き」(^o^)
生どらもあります。
「塩どら」と「酪どら」。

米米ロール チョコは表面が和三盆の上にチョコレートクリームとナッツがふんだんに使われています。
結構、胡桃が多いですね。
中のクリームは同じ。
ちょっと変わっています。
こんな新作も良いかもしれません。

生どらは酪どらの方が美味しかった。

今年も美味しさをありがとうと言いたい。

(2012年1月)
こちらも初詣時に必ず寄る店です。
有名なのは「米米ロール」。
かなり有名になったので、予約しておいた方が無難な一品です。

他に買ったのは、「黒米大ぼたもち・「もちきびぼたもち」・「蒸し金時」です。

まずは「米米ロール」。
少し、色が薄くなったような気もしますが・・・切ってみると。
クリームがはみ出ます。
一口。
表面の砂糖がカリカリした食感。
牛乳の香りが凄いクリーム。
甘さは程よいレベル。
相変わらずの激旨ぶり。
やはり、このロールケーキを超えるロールケーキは当分現れないでしょう。

ぼたもちはでかいですよ。
「黒米大ぼたもち」は、紫蘇の味がちょっとして良いアクセントになります。
「もちきびぼたもち」はでっかいきびだんごと言ったところ。
どちらも食べ応え充分。
御飯は入りません。

「蒸し金時」は、栗蒸し羊羹ですが、実に柔らかい。
この甘さは和三盆の特徴でしょうね。

いずれにしても、今年も美味しい一品をありがとう。

(2011年1月)
柴又に来たら、今やこの店は外せません。
アド街でその名が知られたあと、食べログでの高評価で人気沸騰。

その名も「米米ロール」。

最近では売り切れもあるらしいので、念のため事前に電話予約しておきました。
焼きあがるのは午前10時半頃だということです。
最近は食べログのおかげで大忙しだと電話の向こうで言っていました(笑)。

さて、帝釈天でお札を貰い「い志い」へ。

先ほどより人が増えています。
米米ロールを貰おうとして、ふと後ろを振り向くとかみさんが何か見ています。
漬物だ。
そうだった、この「い志い」は元々、葛餅や漬物を売っていた店なんです。
最近は「米米ロール」ばかり有名になったのですが、漬物も美味しいのです。
よく判りませんが野菜ソムリエもいるそうな。

ということで買ったのは次のとおり。

・米米ロール(1,200円)
やはり、美味しいですね。
ちょっと、ロールケーキの大きさが前後で違うのは愛嬌ですが、味はやはり格別。
スポンジケーキからはみ出る生クリームは最高!
堂島ロールを超えるロールケーキと言っても過言ではないですね。

・ぼたもち(1個300円)
黒米ときびの2種類。
ふだん、ぼたもちは買いませんが、かみさんがこれに注目。
よせば良いのに買いました。
しかし、これも意外なヒット。
甘さは控えめで上品な味わい。
ぼたもちってもっと濃厚な味わいだったと思いますが、かなり上品。
黒米の方は粒餡、きびの方は漉し餡と餡子も変えるところも凄い。

・柴又のしば漬け(1つ400円、2つで700円)
昆布しばは、釧路産昆布を使ったもの。
オーソドックスなしば漬けに見えますが、嫌味が全くない。
実は私はしば漬けはあまり食べないのです。
どうも馴染みが少ないせいでしょうが、このしば漬けは抵抗がありません。

辛味しばは青唐辛子を使ったピリ辛のしば漬け。
みょうがの風味があり、これは御飯のおかずにもなります。
炒飯に入れると美味しいと言ってました。

このしば漬けは、辛党の方にはピッタリ。

・申まんじゅう
目についたので2個購入。
普通の茶饅頭に見えます。
でも餡子は漉し餡かと思いきや、粒餡。
餡子がとても濃厚かつ上品。
スーパーなどで売っている代物とは雲泥の差です。

米米ロール以外も充分満足できるものばかりですよ。

(2010年1月)
柴又の帝釈天参道には、まだお薦めの店がたくさんあります。
えっ、どうせ『川千屋』だろうって?
まあ、有名ですな。
そんな誰もが知っている店ではありませんが、「アド街」に出て以来急激に有名になったのが、この『い志い』。

もともと、「葛餅」と「漬物」の店だったのですが、研究熱心なのかいろんなもの作ってくれます。
「アド街」で有名になったのが、これです。

「米米ロール」

ネーミングは「米米クラブ」と「堂島ロール」からの応用かな?

まあ、「葛餅」じゃ、参道の入口に『船橋屋』があるのでやりにくいしね。

ということで、買ってきました「米米ロール」。

ケーキの内容は、さすらいダイバーさんがとても詳しくレビューしているので、そちらを参考にしていただけると幸いです。
まあ、簡単に言うと、うると米ともち米の2種類を使用しているので「米米」です。
さらに、表面に和三盆をバーナーで炙っているので、表面はカリカリとしているが、中はしっとりクリーミー(殆ど、さすらいダイバーさんのレビューのまんまやんか)。

とにかく食感が素晴らしいです。

で、肝心のお味の方ですが・・・私的には「堂島ロール」にも負けない代物と思っております。

というわけで、これはかなりの旨さ。

久々の「宝石箱や!」

「堂島ロール」を売っている『モンシュシュ』ほど並びませんので、柴又に行かれた際は是非立ち寄ってください。

  • あぶり和三盆米米ロール
  • あぶり和三盆米米ロール
  • フーテンの寅焼き(250円×2)

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6位

ヴェジハーブサーガ (御徒町、仲御徒町、上野広小路 / インド料理、インドカレー、カレー)

1回

  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 4.5
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2010/07訪問 2015/06/19

一見、風俗店?・・・でも凄く美味しい南インド料理店でした。

昨日は飲み過ぎました。
久しぶりに旨いワインだったせいか、ガンガン行き過ぎました。
今日は、朝から頭が痛い。
休みたくなりましたが、今日は御徒町方面に用事がある。
頭が痛いので、さっさと用件を済ませてしまいました。

さて、二日酔いですが腹は減ります。
久々の御徒町なので、今日こそはトンカツに行こう。
ここから一番近いのは・・・蓬莱屋か、ぽん多でしょうか。

とんかつ屋めざして歩いていると、急にカレーの良い香り。
おやっ、この辺にカレー屋さんがあるのかな?
ふと、路地を曲がってみると、なにやら一見風俗店のようなネオン看板。
看板には「野菜とハーブの物語」とあります。
なんだかコスプレ風俗のようにも思えたが、看板の横にチラシが置いてあります。
チラシを見ると、AセットとかBセットとか書いてあり、ここがインド料理店だと判りました。

店は地下にあるようですが、どう見ても風俗っぽい。
もしかして、昼間からベリーダンスでもやっているのかな(ンナワケナイダロウニ)。
でも、綺麗な女性がいそうな予感。
すっかり、とんかつのことは忘れて入ってしまいました。
ドアを開けると、目の前のテーブルで、色の黒いあちらの怖そうな男性が小さなホワイトボードになにやら書いている最中。
どうやら、メニューのようですね。

目と目が合います(トウゼンデスナ)。

「一人ですけど」

「ドウゾ」

奥のテーブルに座って、厨房を見てみると、同じようにあちらのお国の男性が二人いました。
なんだ、おねーちゃん居ないのか。
やはり不純な動機で店に入るものではありませんな。

テーブルの上にメニューがあります。
Aセットはカレーが1種類。
Bセットはカレーが2種類。
Cセットはカレーが3種類。
判り易いですな。
でも、カレーの種類がわからない。
先ほどのホワイトボードを見ると・・・なんだか下手くそな字で読めねー。
どうやら、見よう見まねで日本語を書いているから読みにくい。

Bセットにしようかな、と思って先ほどのメニューに戻ると、おやっマサラドーサの写真。
ほぅ、ここは南インド料理でしたか。

厨房から、怖そうな男性が来たので「このSouth Indian Setください」と告げる。

厨房ではもう一人の男性が調理をするらしい。
こちらの方も眼光が鋭い。
ちょっと、怖ッ・・・えっ、私の顔も怖いって。

まずは、例によってしょーもないサラダのお出まし。
またか。
でも・・・このサラダはまあまあのサラダ。
ぎりぎり許せるサラダです。

サラダを食べ終わってマサラドーサが来ました。
んっ、なんだか寂しい感じ。
普通、もう一品くらいありそうなものだが。

あるのは、サンバルとココナッツチャツネとトマトチャツネだけ。
まあ、良いか。
ドーサの中を覗くと、ポテトのボリヤルが見えます。
旨そう。

ドーサを一口。
ほぉー、まずまずじゃないですか。

続いてサンバル。
これが意外と辛い。
今まで食べたサンバルの中で一番辛いです。
でも、これくらいの方が良いな。
もっと辛くてもいいかも。

チャツネも一通り舐めてみましたが、これは普通かな。

ドーサをちぎって、サンバルを乗せて食べていると、厨房からシェフらしき男性がやってきます。
どうも食べ方が下手くそなので、見るに見かねてやって来た模様(イイジャネーカ、ネー)。

サンバルを取るとすかさず、ドーサの上にドバッ。
続いてチャツネもドバッ。

「インドデハコウヤッテタベマス」

たしかエーラージでも言われたけど、ここまでやらなかったな。

「インドデハテデタベマス」

手で食べるのは知っているけど、べたべたになるのが嫌だな。

とりあえずスプーンで食べてみると、これが馬鹿旨!

見た目はインドのもんじゃみたいですが、スパイスの宝庫です。
辛かったり、酸っぱかったり、甘かったり・・・ほぅほぅ、これは楽しいじゃないですか。
フェンネル?かな、この香り。
クミンも感じます。
他には・・・うーん判らないけどいろいろ入ってます。

殺気!(本当に怖い顔しています)のシェフがやってきて、サンバルとココナッツチャツネを追加してくれました。
なんだ?これってサービス?

でも・・・これがまたまた美味しい。
すっごい香り。
これは,北インド料理では味わえない香りです。
素晴らしい。

夢中になっていると、料理はあっという間に完食。

最後は飲み物。

マサラチャイにしましたが、これが大正解。
凄いカルダモンの香り。
今までで一番かもしれない。

素晴らしい料理に夜また来て見たくなりました。
会計はきっちり950円。
先ほどのはサービスだったようです。

店を出て先ほどのホワイトボードのメニューを再度見てみる。
ちょっと読めないな、これ。

帰って食べログを見ると、なんと凄い人気店だったんですね。
マイレビュアーさん達(風太くんさん、りしさん、sin00さん)も書いている。
なるほど、有名だったんだ。

  • (説明なし)
  • 看板は風俗店みたいです
  • South  Indian  Set

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7位

中国四川酒家 蔓山 (幕張本郷、京成幕張本郷 / 四川料理、中華料理、担々麺)

2回

  • 夜の点数: 4.6

    • [ 料理・味 4.6
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 ~¥999

2018/10訪問 2018/12/29

久々に来たが、凄みが出てきた。

実に4年ぶりの訪問。
久しぶりだが、なんだか外観が変わった。
来ないうちにプチリニューアルしたようだ。
中華料理店らしくないシックな感じに変身。
ドアも変わったようだし。
店内もお洒落なカフェっぽい。
以前の街の中華屋さん然とした感じが無くなった。

今日は幹事ではなくお誘いを受けての訪問。
暫く顔を出していなかったので、嫌味を言われてしまった(笑)。

本日の料理は7,000円のコース。
以前より高めの設定だが、どんなものが出るのか楽しみだ。

・松花皮蛋
・白烏賊とトマトのサラダ 山椒風味
・渡り蟹のビスク 白菜煮込み
・フランス産鴨のポワレ 富有柿の甘酢唐辛子ソース
・天然真鯛と源助大根の水煮
・陳麻婆豆腐
・杏仁豆腐

お酒はビールに始まり、紹興酒、ワインを白赤ともに1本ずつ空けた。
5人で一人11,000円。
以前の蔓山では考えられない値段だが、値段以上の出来栄えであった。

まずは料理名をご覧あれ。
これが中華料理の料理名だろうか。
まるで、フレンチの如し。

最初の皮蛋は大きいカットだが、皮蛋独特の臭いや臭みがない。
これが噂に聞く「松花皮蛋」か。
しかも、真ん中に鎮座するガリ(生姜)が何とも言えないアクセントとなっていいる。

白烏賊はこれまた実に良い色をしている。
プリプリで実に新鮮。
山椒が無ければ中華とは思わないだろう。

次の料理は渡り蟹のビスクです。
見た目はフカヒレみたいですが違います。
しかし、ビスクってフレンチですよね(笑)。
濃厚で豊かな風味。
これだけで至福の時を感じてしまいます。

さぁ、次もフランス鴨です。
中華でこういう鴨は使わないんじゃないでしょうか。
しかも贅沢にも富有柿まで入っている。
いやぁ、蔓山はいつからフレンチになったんだい?
こりゃ絶対中華じゃないな。

さぁメインの登場か。
土鍋が出てきて、やっと四川ぽくなった。
蓋を開けると、やはり四川だ。
辛そうな唐辛子がたくさん浮いてます。
その下に加賀野菜の源助大根と真鯛。
こいつも凄い奴だ。
真っ赤なスープの中で真鯛と大根。
こいつは白いご飯が欲しいところだぜ。

箸休めに陳麻婆豆腐っておかしい(^o^)
さっきの料理が結構辛いので、これはさほど辛くなかった。
というか、ちょっと上品になったんじゃないかな。

デザートの杏仁豆腐はまるで豆腐そのものみたい(笑)。
妙な甘さがなくすっきりします。

四川料理にはワインは合わないと思ってましたが、ここまでフレンチっぽいワインだと全然合います。
しかもこちらのワインは海浜幕張のフレンチの名店「VV」から仕入れているようですが、これが安い。
通常フレンチのワインは10,000円以上してもおかしくないが、此方は2,000円台からあります。
まぁ、あまり知らないワインが多いですが(笑)

以前来た時も千葉に置いておくには勿体ないレベルでしたが、さらに進化した様子。
凄みすら感じる今日の料理でした。

(2014年6月)
千葉のオフ会で知り合ったおどる宝石さんから激辛オフ会を開催して欲しいとのオファー。
激辛と言う言葉で、マイレビュアーのちゅーかさんを思い出す。
ちゅーかさんからは「蔓山」に連れて行けと、2年越しのリクエスト。
蔓山は激辛ではありませんが、四川なので辛いことは辛い。
ただ、蔓山でのオフ会は2度ほどケチがついています。
1度目は蔓山の奥さんが病気で休業、2度目は厨房が故障で休業(苦笑)。
ランチには何度か来ているものの、こうなると何かあるのかもしれないと疑心暗鬼になります。
あんまり大勢だとまた休業になったら代わりの店を探すのが大変なので、4人で予約することに。
もう一人は津田沼界隈では知らぬ者がいないレビュアー様。
初めてお会いします。
本当は船橋オフ会の方々も呼ばないといけないのですが、また何かあったら変更が大変なので(苦笑)

さて、オフ会の前日は梅雨入りしたばかりとはいえ大雨。
当日も大雨注意報が出るなど、またしてもオフ会を中止したくなるような天気です。
でも当日は雨の方もさほどではなく、念願のオフ会です。
19時30分からオフ会の開始。
まずは皆さんビールで乾杯。
今日の料理は通常のメニューではなく、5,000円のおまかせをお願いしています。
マスターは魚料理も得意なので、今日は市場で仕入れた鮮魚を使ってもらうようお願いしました。
そういえばマスターもここのところ麻婆豆腐だけの客とか、汁無し担々麺だけの客が夜の予約で来るので困っているとこぼしていました。
そういうお客さんは昼に来てほしいでしょうね。

料理はまず棒棒鶏から。
骨付きです。
四川風の棒棒鶏は初めてです。
これが実に美味しい。
普通の棒棒鶏は食べ飽きていますので、これにはいきなり感動です。

次は車海老です。
素晴らしい海老ですよ。
蒸してあります。
辛くはないです。
でも実に新鮮な海老。
天麩羅にしたら最高です。
そんな海老を殻をむいていただきます。
黒酢につけていただくと、これが実に旨い。
それしか思いつかない料理です。

紹興酒に切り替えますが、これも実に美味しい。

牛肉と野菜の炒め物。
野菜が大きい。
でかいオクラです。
これも濃厚で美味しかった。

ワタリガニです。
ちょっと時期外れな気もしましたが、濃厚で実に旨い。
殻も少し食べられます。
甲殻類特有の香ばしさがあって、これも美味。
四川らしい辛さもあって紹興酒が進む。

メインはイサキです。
でかいイサキですね。
四川風なのか青唐辛子のソースで味付けしてあります。
鮮度が素晴らしく、中華料理で出される魚料理のレベルではありません。
魚料理が想像できない四川料理としては、これは奇跡に近い。
シェフの腕前の凄さが実に分かります。

小龍包も美味しかった。
以前、今は閉店してしまった「ロウホウトイ」で小龍包をいただいたことがありますが、あの時より全然美味しい。

締めは陳麻婆豆腐。
いやぁ、ランチで出てくるのと違うようなお姿。
でもお味の方は同じか。
うむ、やはりこれは旨い。
辡も麻も最高レベル。
ご飯が最高に進む御馳走です。

デザートは杏仁豆腐。
手作り感一杯。

いやぁ、幕張本郷に置いておくには勿体無いレベルの店です。
また、来よう。

(2012年10月)
設備関係の工事のため、10月19日まで休むそうです。

本日、マスターから電話で連絡がありました。

(2010年5月)
船橋であんまり美味しいので、びっくりしたお店。
場所柄なのか船橋の店は3月末で閉店し、5月から幕張本郷で再度開店しました。

ちょうど、デュワン幕張店で昼食を摂ったあと、駅周辺をうろついて探すとすぐに見つかりました。
なんとその日が再オープン日。
てっきり連休明けと思っていました。
ただ今日は既にランチを食べたあとなので、翌日訪れました。

船橋で美味しかったので、幕張本郷までやってきたと言ったら、奥さんだけでなくご主人も喜んで出て来てくれました。
まさか、船橋で一回しか来ていない客が再び来るとは思ってもいなかったでしょう。

私が「陳麻婆豆腐」、相方が「坦々麺」を注文。
ついでにビールと鐘水餃(水餃子)を注文。

GW最後の今日は夏日。
ビールが旨い。

水餃子は相変わらずの旨さです。
辛くて旨い。

前回は汁なし坦々麺でしたが、今日は、「陳麻婆豆腐」。
これが凄い。
本場の麻婆豆腐と銘打つだけあります。
花椒の使い方が見事です。
脳天を刺激が走りまくります。
いままで、食べた麻婆豆腐の中で一番旨い。
最高です。

相方の坦々麺も一口。
スープは胡麻の風味、唐辛子に辛さともバランスが凄く良い。
麺は、少し細いような気がするが・・。

聞くと以前、麺を作ってくれていた処が店が遠くなったので持ってきてくれないのだとか。
今、以前の麺に近いものを探しているそうな。
研究熱心で良いですな。

いずれにしても、中華料理は滅多に感激しない私が太鼓判を押す店です。
わざわざ幕張本郷まで?という方に是非一度味わっていただきたい、そんな味です。

ただ、辛い料理はタイ料理も含めて、個人的に好みが大きく影響する分野だと思います。
私は香草が苦手ですが、辛い料理は比較的好物。
しかも、歳のせいか真っ向勝負のような辛さが好きです。
人によっては辛すぎるとかしょっぱい、味が濃すぎる等の印象を受けるかと思います。
好きな辛さというのも個人差があります。
あくまでも、濃厚でストレートな辛さが好きな方なら大満足する店だと思います。


(2010年2月)
ruriyさんのレビューが気になって来て見ました。
場所は、メゾン・ド・ハマに行く途中。
ランチでも12時開店という珍しくおっとりした店だな、と思いつつ時間調整をして来て見ると、もう開店していないといけない時間なのにまだ準備していた。
はっきり言って、こりゃ駄目だと思いました。
開店時間が守れない店に旨い店があるわけがない。
その日はあきらめて他の店に行ってしまいました。

翌日の日曜日、やっぱり気になるので今度は12時30分に来て見ました。
雨のそぼ降る中、店先でメニューを見ていると、他のお客さんが3人入ろうとするがドアが開かない。
お客さんが、振り向いて「やってるの?」と聞いてきた。
すると店内から奥さんであろうか、女性が開けてくれた。
どうやら、表からでは開かないみたいだ。

・・・ドアが壊れているのね。

ruriyさんのレビューで、3月一杯で閉店と聞いていたので、驚きません。
閉店なら直さないでしょうね。

しかし、先に入ったお客さんは「ここ何料理?」と聞くと「四川料理」と聞いて帰ってしまった。
さらに他の客も「ラーメンある?」と聞いていて、ないと判ると帰ってしまった。

おやおや、この店の隣がラーメン店なんだよね。
そちらと間違えたようだ。

相方は酸辣麺が食べたいとのこと(750円)、私は気になる成都坦々麺(汁なし坦々麺 850円)を注文。
どれも、ご飯とサラダ・お新香が付くというリーズナブルなもの。
それと鐘水餃(水餃子)とビールも注文。
これも、水餃子が400円→350円、ビールも安くなっていた。

まずはビールで乾杯。

水餃子が最初に来ました。
大概、餃子って麺類などを食べ終わったあたりに来ることが多いのですが、その辺はちゃんとしている。

好みでラー油を入れて食べるようです。
水餃子はちょっと変わった感じ。
かなりいろんなものが入っている。
これは良いな。
餃子の下に辛い胡麻ダレが入っている。
ラー油は特製で少し辛めだが、つけなくても充分美味しい。

酸辣麺と成都坦々麺がきました。

見るからに辛そう。
これは本格的だな。

先に相方の酸辣麺を一口。
ほぉー、これはこれは。
かなり個性的な辛さと酸味。
錦糸町の大三元の酸辣麺と比較しても、負けない。
いや、別の次元の旨さだ。
それに酸っぱいというより、かなりの辛さだ。
これは良い。

成都坦々麺は下にあるひき肉などのスープに絡めて食べる。
ぐちゃぐちゃにしていると、何だかやきそばみたいだ。

あんまり辛くない。
でも美味しい。
ひき肉はごつごつした感じではない。
ナッツが入っていますね。
香ばしさと辛さが増してきました。
芝麻醤がいいなあ。
こりゃ、最高だ。

下に近づくほど辛さが増して、久しぶりに汗が出てきた。
かなり爽快な汗だ。
辛いだけではない。
この辛さは旨い。

辛味噌をご飯に乗せて食べてみる。
こりゃー旨い。

そういえば、このサラダも、しょーもないサラダに見えたが、意外に辛いドレッシングなので合格。

いやー、久しぶりに旨い坦々麺に巡り合えました。

船橋では川菜味菜円といった店が四川料理では一番だと思っていましたが、ここは負けません。
辛さという点で、好みが別れますが、この辛さは病みつきになりそうです。

会計のときに移転の話を聞くと、3月一杯で閉店。
その後は幕張本郷に移転するそうです。
移転後も通いそうな店をみつけました。

  • 天然真鯛と源助大根の水煮
  • 渡り蟹のビスク 白菜煮込み
  • 松花皮蛋

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8位

虎智庵 (京成船橋、船橋、大神宮下 / そば、天ぷら、日本料理)

1回

  • 昼の点数: 3.5

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2013/03訪問 2013/04/03

(再訪)船橋を代表する蕎麦店となりましたが・・・ちょっと落ちたかな。

(2013年3月)
3年ぶりの訪問。
こちら、私が書くまで全くの無名店。
今では食べログ上では船橋を代表する蕎麦店となりました。
もちろん店主に実力があればこその人気です。
ただ、実力はあっても人気がすぐに出るとは限らない。
食べログのような口コミサイトで話題になると全然違ってきますね。

さて、店の近くはしょっちゅう出没しているのに、意外とこちらへ再訪せずにいました。
3年ぶりの蕎麦の味はどうでしょうか。

日曜日のランチタイムです。
店内は先客が2名。
もう少し賑わっているかと思ったけど、そうでもないらしい。
平日はもっと混んでいるんでしょうが。

前回と同じ「昼限定セット」(1,500円)を注文。

・サラダ

あらら・・・以前は揚げた蕎麦が入っていたのに。
これじゃ、ショーモナイサラダと同じだ。
早くも暗雲垂れこめてきましたぜぃ。

・天麩羅

前回絶賛した天麩羅。
これは相変わらず素晴らしい。
海老、蓮根、紫人参、薩摩芋ですが揚げ具合は見事。
特に紫人参は甘味も充分で満足でした。

これは塩でいただくところが前回同様。
でも、女将さんの説明は以前ほど熱意が感じられないが。

・蕎麦

十割蕎麦です。
というほど、蕎麦は香りません。
あら、こんな程度であったかのぅ。
細い蕎麦のためパンチ不足は否めません。

こちらはまず何も漬けずに食べます。
はて、3年前と違って何も感じません。
あらら。

次は塩。
3年前は蕎麦の味がしっかり感じられましたが。
はて、これも言うほどのことは無くなってきてます。
もっと、蕎麦の味がしたんだけどなぁ。

蕎麦汁に行きましょう。
最初は汁をちょこっと飲んで。

む・・・なんだか違うなぁ。
鰹節が香るのは当たりまえですが、なんだか燻製のような香り。
こんな香りは無かったような気がします。

蕎麦を漬ける。
やはり蕎麦は汁の方が良い。
でも、この燻製のような香りが邪魔です。

蕎麦湯は甘味もあって美味しい。

最後の豆腐のデザート。
これは変わらないかな。

3年ぶりに来ましたが、天麩羅のレベルは相変わらず素晴らしいと思います。
蕎麦も季節によってはこんなものかもしれない。
でもちょっと味が落ちた感は否めない。
蕎麦汁も自分の好みとは変わってしまった。
したがって残念ながら評価を下げます。

(2010年1月)
やっと、千葉県内で100件目のレビューです。

津田沼駅界隈には残念ながら旨い蕎麦が食べられる店がありません。
じゃー、船橋駅はどうか?
うーん、ここも老舗はありますが、どうでしょうかね。
本当に、うどんもそうですが蕎麦も旨い店を見たことがありません。
そんなとき、ふと食べログの口コミを見ると新しい店発見。

『虎智庵』(こちあん)

虎か、阪神ファンの店かな。

場所は、一見判りやすいように見えます。
でも、ここも『川奈味』と同じ袋小路にあります。
なんで、船橋はこういう道が多いのかな。
ちょっと、遠回りに見えますが千葉街道からでないと入れません。

袋小路の奥に良い感じの店が見えてきます。
見るからに旨そうな雰囲気が漂ってきます。

伺ったのは土曜日の昼時ですが、店内には先客が4人ほど。

落ち着いた良い感じです。
ご主人は思ったよりかなり若い方です。

奥の席に座り、メニューを拝見。
冷たいお蕎麦の方がお薦めのようです。

蕎麦は100%国産。
手打ちの10割蕎麦とのこと。
蕎麦の産地は福島、北海道、青森のようですが、南会津で蕎麦も作っているとのこと。

ここの蕎麦は塩でまず食べてくれとのこと。
塩は沖縄の屋我地島の塩田から仕入れているそうな。
この塩は豆腐のにがりに使うとのこと。
ん、ということは豆腐も自家製ということですな。
随分、こだわりがある店のようです。
私は、旨ければ嫌いなもの以外は何でも食べるという無節操ぶりですが(何のこっちゃ)。

とりあえず、「お昼限定セット」(1,500円)を注文。

まずは、「サラダ」
インド料理に良く出てくるテキトーなサラダではありませんぞ。
レタスの上に揚げた蕎麦が良いアクセントになって食感が楽しい。

お次が「天麩羅」
これが絶品です。
舞茸、海老、南瓜、サツマイモの天麩羅です。
素材の良さも素晴らしいですが、揚げ方は実に上手だ。
海老天も大きく実に美味しいが、驚いたのは南瓜。
こんなに甘みが出るように、かつ柔らかく揚げられるとは素晴らしい。
私は、野菜のてんぷらではさほど感動したことはありませんが、これは良かった。

天麩羅は塩で食べます。
私も塩が一番好きですね。

メインの蕎麦。
説明として、まず、何もつけずに一口食べてくれとのこと。
次に、塩で食べて欲しいと言われた。
最後は蕎麦汁で。
しかも、ここは薬味がありません。
確かに、美味しい蕎麦は薬味は要らないな。
山葵も蕎麦の味を損ねることが多いから、自信のある蕎麦なら薬味は要らない。

蕎麦を一口。
うん、確かに蕎麦粉100%らしき味ですね。
ただ、そのせいか少々コシが弱い気もする。
私にはもう少し固めというか蕎麦の食感が強いほうが良いのだが、でも悪くない。

塩で食べてみる。
ほぉー、初めて蕎麦を塩で食べてみたが、なかなか良いものですな。
蕎麦の味が引き立つ。

蕎麦汁は鰹節の味が際立つ。
辛口とのことだが、鰹節の甘みを強く感じる。
一口飲んでみたが、全然しょっぱくない。
いい蕎麦汁だ。

蕎麦もこういう汁で食べてもらえれば幸せですな。

最後は、デザート。
自家製の豆腐に黒蜜がかかっている。
健康的なデザートです。

いやー、良い店ですな。
ちょっと人に教えるのをためらうくらい良い蕎麦屋が船橋にもありました。

  • 天麩羅
  • 蕎麦
  • 豆腐のデザート

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9位

人形町今半 本店 (人形町、水天宮前、浜町 / すき焼き、鉄板焼き、ステーキ)

1回

  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥6,000~¥7,999

2010/06訪問 2010/08/18

500件目は「人形町今半本店」  東京を代表する「すきやき」の名店です。

500件目は、人形町今半本店です。
実は今日(6月○○日)は相方の誕生日。
本当は夜どこかで食事をしようと思っていましたが、相方が最近は夜は疲れるので昼の方が良いというリクエスト。
昼ねぇー・・・困ったな。
とりあえず、人形町でまだ書いていない店をあれこれ調べると・・・ありました。
そうか、以前のサイトでは書いたのでてっきりレビューしたと思ってましたが、食べログではまだでした。

どちらかというと、接待向きですが、昼は普通の方の利用も多い。
肉は昼も夜も変わらないので、ここにしよう。
ここは11時開店なので、開店直後に行けば予約しなくても大丈夫です。
ドラマ「新参者」の影響もないでしょうし。

11時ぴったりに着くと、おおっ行列。
土曜日でも結構きているんですね。
でも、並んでいるのは10人ほど。
大箱なので心配御無用。

1階が鉄板焼きステーキ、2階がすきやき&しゃぶしゃぶです。
1階のステーキもかなり捨て難いのですが、ここは看板メニューのすきやきでいきましょう。

靴を脱いで2階へ参ります。
この雰囲気は芳味亭同様、風情があるので結構好きです。
人形町らしい雰囲気。

2階の座敷はかなりの座席があります。

普段でしたら5,000円程度のものにするのですが、今日はコース(6,300円)にしました。
まあ、コースといってもちょっと前菜などがつく程度ですが。
ただ、ここは肉自体は昼も夜も変わりませんので、昼の方が断然お得です。
夜のコースは、あと一品程度増える程度で、10,000円になってしまいます。

まずはビールで乾杯。
大瓶です。

前菜は3種。
まずは、豆乳よせとじゅんさい。
一見、冷奴ですが、豆乳です。
上に雲丹がちょっと乗ってます。
じゅんさいは今が旬ですね。
このぬめっとした食感がなんとも言えませんが、どうも美味しいとかという代物ではないように思います。

フルーツトマトのムースとほたて。
真っ赤なのはトマトそのもの。
しろいものがほたてですが、その下にあるのがムースです。
これは結構な美味。

モロコシしんじょと鱧の南蛮漬け。
モロコシは甘みがありますね。
しんじょということは山芋を使っているんでしょうね。
鱧の南蛮漬けか・・・鱧の季節になりました。
この細いものは谷中生姜。

お次は、お造り。
鮪と平目です。
黒いのは何だろう。
食べてみると・・・刺身のつまに出てくる海藻ですね。
刺身は、まあこんなものでしょう。

さあ、お肉が来ました。
綺麗な肉ですね。
最近有名な焼肉店にお邪魔する機会がありましたが、それらの肉と比べても遜色ないですね。
肉は山形の黒毛和牛。
サシが見事に綺麗に入っています。
このまま生でもいけそうな肉ですね。

こういう店では仲居さんが全部やってくれるので楽ですね。

玉子は黄身が立ってます。
私は実はこの玉子で食べるのはあんまり好きじゃないのですが、この「今半」のすきやきは美味しいですね。
少し赤身が残る程度で食べることになります。

割下は少し甘め。
これは浅草今半も同様ですが、浅草今半の方がもっと甘めかな。

肉汁がジワッと溢れてきます。
玉子の風味、肉の甘みがそれぞれ割下と渾然一体となって口の中で踊ります。
接待などだと仕事の話をしながらなので味わうことはできませんが、こうやって食べてみると格別です。

豆腐もなぜか美味しい。
こういう店の豆腐はイマイチ美味しくないことが多いですが、違いますね。

御飯も進みます。
この御飯に先ほどのすきやきを食べた後の残りの玉子をかけるとこれが絶品になります。
肉汁がタップリ出た玉子は最高ですよ。

最後は、デザート。
グレープフルーツのシャーベットでした。

いやー、満足満足。

  • (説明なし)
  • すき焼き用の肉
  • まずはビールで乾杯

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10位

ル・ブション (浜町、水天宮前、人形町 / フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥10,000~¥14,999 ¥2,000~¥2,999

2010/03訪問 2010/04/15

400件目は『ル・ブション』 白い世界が広がります。

400件目はどこにしようか悩みました。
日本橋橘町 都寿司も考えましたが、寿司屋さんは意外に写真が撮りづらい。
銀座あたりも考えましたが、まだ人形町界隈は良い店がたくさん残っています。
というわけで、このお店に決定。
ランチでは何度か来たことがあります。
でもアルポンテもそうですが、こういう店って野郎が一人で来るところではございません。
ましてワインも飲みたくなるし。
フレンチでワイン飲むには夜しかないですね。
というわけで、久々のフレンチディナーです。

場所はアルポンテの近く。
タンネの横を曲がると出てきます。
外観の雰囲気も良いですね。
人形町界隈のフレンチでは雰囲気は一番良い店だと思います。

シェフの保坂さんは、「赤坂ビストロサンノー」を出た後、フランスに渡る。
一ツ星 アンフィレス、二ツ星 ヴィヴァロワ、三ツ星 ラ・コート・ドール、ルカ・カルトンを経て帰国。
青山のロアラブッシュ を経て、このル・ブションを開いたそうな。

店内に入ると、先客が二人。
もう酔っているのか、かなり大きな声。

気を遣ってくれたのか、その方たちから一番遠い席に案内してくれました。
こういう心遣いは嬉しいですね。

店内は見事に白の世界が広がります。
店内の写真はちょっと撮りづらかったので撮っていません。

面倒なのでコースにしました。

「季節のお薦めコース」(7,800円)です。
結構、安いでしょ。
銀座に行くと、10,000円以下の料理は難しいですからね。

食前酒はいきなり赤ワインを頼みました。

アミューズは、「いろいろな豆の冷たいポタージュ」。
いろいろな豆ね-、飲んでみると蚕豆のような枝豆のような・・・。
外はまだ寒いですが、冷たいスープも結構美味しい。
意外な出会いです。

ここで、白ワインに行きます。
当然辛口ですが、なんだっけ?

パンは自家製のようです。
ほんのり温かい。
美味しいパンですね。

前菜は、ホワイトアスパラです。
なんとフランス産だそうです。
なにか違うのでしょうか。
黄色いのは、ミモザだそうです。
意外と固いです。
日本のアスパラとは違いますね。
甘みのある温野菜ですね。
思った以上にレベルの高い前菜です。

魚料理は、花鯛の網焼き。
蚕豆と赤ワインのソース。
香ばしさもあり、秀逸な一品です。

肉料理は、子羊とフォアグラのソテー ロッシーニ風。
フォアグラの上に子羊が乗っています。
横にはマカロニグラタン。
マカロニグラタンの中にはほうれん草が入っています。
フレンチでマカロニグラタンは珍しいですね。
これは結構いけます。

子羊とフォアグラを一緒に食べるのは初めてですが、これは別々の方が良いかも。
子羊自体はどうしても臭みがありますし、フォアグラも濃厚な味です。
濃い味同士がぶつかってしまう。
私はフォアグラが好きなので、別にしました。

デザートの前にチーズ。
私はフレンチでチーズは食べないのですが、相方が注文。
どうも女性はチーズがお好きなようです。

チーズだけかと思ったら、パンとか胡桃も一緒に。
よかった、頼まなくて。
私、胡桃は嫌いなんです。
あれ、食べるとなぜか鼻がむずむずしてくるのです。

デザートは、リンゴの上にアイスクリームが乗っています。
これは美味しかった。

飲み物は私がエスプレッソ。

小菓子は、クリームブリュレと胡桃のクッキー。
やはり胡桃が来ましたか。

フレンチのレベルとしては標準以上のものが味わえます。
ミシュランに出るような店ではないかもしれません。
でも、そういう店って少し緊張しますよね。
ここは、カジュアルではないけどそんなに緊張するほどの高級店ではありません。
ですから、リラックスしながらゆっくり食事を楽しめます。
懐にも優しいです。
二人でワイン空けて23,000円です。

帰り際にシェフが外で待っていて見送ってくれました。
とても感じの良いシェフです。

ちょっと良い気分に浸れます。

  • 浜町の桜
  • 浜町の桜
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