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1位
1回
2015/05訪問 2015/11/11
(再訪多数) 「日本橋橘町都寿司」 近くて遠い店はやはり素晴らしい。
(2015年5月)
先月に引き続いてやってきました。
10月に水天宮寄りの場所に移転が決まっているので、この東日本橋で食べられるのは、今回が最後。
相変わらずの旨さです。
ツマミで出てきた佐島の蛸や海老の味噌漬けも旨かったが、やはり小肌と金目かな。
今日はゼロ次会で飲んできたので、最初から日本酒三昧。
最高です。
つまみ
・じゅんさいの酢の物
・佐島の蛸
・塩釜の真子鰈
・アカシマ海老の味噌漬け
・銚子の漬け鰹
・ホタルイカの味噌漬け
・あん肝
・富山の赤むつの焼き物
握り
・小肌
・寝かせた真鯛
・鱒の助
・春子
・中トロ
・鯵
・金目鯛
・車海老
・大間のムラサキウニ
・煮穴子
・玉子焼き
・お椀(蛤)
今度は11月になります。
次回は移転先にお邪魔する予定です。
(2015年4月)
素敵な美女からの急なお誘いで来ました。
夕方5時スタート。
この時間に来るのは初めてです。
寿司の前にツマミをいくつか
・鰹の漬け
・ホタルイカ
・平貝の味噌漬け
・茶碗蒸し
この中では平貝の味噌漬けが凄かった。
この一品だけでお酒が進みます。
・小肌
・真鯛
・さより
・鰆
・烏賊
・赤身
・中トロ
・鯵
・ミル貝
・車海老
・金目
・雲丹
・小柱
・穴子(塩)
やはり小肌はゆるぎない。
春は全体的に貝類が多いそうです。
雲丹は美味かったなぁ。
今度は5月です。
よろしくです。
(2014年8月)
7か月ぶりの都寿司です。
だんだん予約が取りにくくなりました。
最後に書くつもりでしたが、会計の後次の予約を取ろうとしたら、駄目でした。
伺ったのは8月下旬。
次の予約は4月がもう一杯。
後は5月になるため、9月に入ったら電話で予約を取って欲しいと言われました。
5月ってことは9か月先です。
四谷の名店「三谷」が一年先だそうですが、それに段々近づいてきました。
一体どうなるんでしょうか。
食べログで人気が出過ぎるのも考えものですなぁ。
今日は寿司の前にツマミをいただきました。
・蛸
・平目
・つぶ貝
・新烏賊
・イクラの味噌漬け
・アン肝
・えぼ鯛
蛸は分厚い身でした。
つぶ貝は食感が凄かった。
イクラの味噌漬けは酒が進むし。
えぼ鯛は今まで干物しか食べたことが無かったけど、これは美味しかった。
・新子
・真鯛
・鰹
・新烏賊
・中トロ
・秋刀魚
・甘海老
・雲丹
・穴子(塩)
・玉子
・お椀
この時期ならではの新子は濃厚でした。
鰹は藁の香りが良かったですね。
秋刀魚は少し早い気もしましたが、脳天に響く美味しさ。
雲丹と穴子は相変わらずの素晴らしさです。
さて、次の予約は果たしてとれたのでしょうか(笑)
(2014年1月)
半年ぶりの訪問です。
ということは予約は最低6か月先まで埋まってしまう店になってしまったということです。
凄いもんだ・・・ほんの3年ほど前は2~3週間前なら予約出来た店だったのに。
今回はかみさんを連れてきました。
予約は8時30分。
当然満席ですが、見るとどなたも常連さんのご様子。
安い店でもないのに、皆さんリッチですなぁ。
穴子の稚魚をつまみにビールで寿司を待ちました。
今日の寿司は以下の通り。
・小肌
・真鯛
・平目
・ミル貝
・鰆
・スミイカ
・漬け鮪
・ホッキ
・中トロ
・車海老
・金目
・雲丹
・穴子
・お椀(浅利)
・玉子焼き
酒は最初がアウグスビール。
日本酒は飛露喜(福島)と越乃景虎(新潟)。
かみさんは雲丹にえらく感動しておりました。
私は、真鯛、平目、金目、雲丹が良かったと思います。
いずれにしろ、相変わらず口の中で静かにシャリがほぐれて至高の時を味わえます。
たまにはこんな店に来ないといけませんね。
今度来るのは8月となってしまいました。
(2013年7月)
2年ぶりの訪問です。
ひでmonさんのオフ会に強引に便乗しました(笑)
しかし、この店も予約が大変な店になってしまいました。
今では半年後まで予約で一杯だそうです。
「くろぎ」と同じです。
さて、まずはアウグスビールから。
ヒェー美味しいですね。
さっき別の店で軽く飲んできたのに、それでも美味しい。
今日は握りだけでお願いしました。
順番に・・・覚えているかな(笑)
・新子
・小肌
・真鯛
・とり貝
・鰹
・カスゴの昆布〆
・漬け鮪
・中トロ
・鯵
・蝦蛄
・金目鯛
・車海老
・赤雲丹
・白エビ
・穴子(塩)
・玉子焼き
お椀は浅利
そうそう美味しい冷酒もいただきました。
新子も良いけど、やはり小肌は絶品です。
蝦蛄は嫌いなネタですが、初めて美味しいと思いました。
赤雲丹は甘味があって最高。
穴子の塩も相変わらず笑いが出てくるような一品。
シャリが以前より優しく感じたのは気のせいか。
もっと酢が効いていたような記憶でしたが。
これで、14,300円。
安くはないけど、納得の寿司です。
帰りに予約を取りました。
な・・・なんと今度は1月です(呆)
(2011年4月)
レストランのみ800件目で待望の「橘町都寿司」です。
いやぁ、ここまで長かった。
近くて遠い店。
ここは私の会社のすぐ近く。
3年ほど前までは平日のランチもやっていた店。
二重ちらしがたしか1,400円くらいで食べられたのです。
飛び切り旨い寿司屋でしたが、東日本橋界では高目のランチゆえ客の入りは今一つ。
夜だって、いつ行っても入れそうな店だった。
それが・・・いつの間にか東京を代表する寿司屋になってしまって・・・とっても近いのに遠くなってしまった。
その都寿司でオフ会をしましょうとの嬉しいお誘い。
おぅおぅ、行きますとも。
その間に東日本大震災が起こり、その後は計画停電だの大規模停電の恐れがあるなど開催も危ぶまれましたが、なんとか開催。
良かったです。
待ち合わせは8時。
どうやらそれまでは別のお客さんで一杯の模様。
一時間ほど時間を潰して店に行くと、案の定満員。
テーブルで待っていると、皆さん無事にご到着。
揃ったところで、カウンターへ。
ご主人の杉田さんは、私の顔を見ると思い出した様子。
「よくお昼にいらしてましたね」
さすが、覚えてくれてました。
まずはビールで乾杯。
アウグスビール?
初めてですが美味しい。
グラスはオーガスタ?
ビールを飲もうとお隣の美女レビュアーを見ると・・・げっ、一眼レフ。
とうとうここまで来たか、食べログレビュアー魂(爆
まずは、東京一といわれる「小肌」が登場。
おおっ、これですか。
私は「小肌」はあんまり好きではありません。
なにせ小肌の美味しいのにあんまりお会いしたことがない。
では一口・・・・おおっ、おおっ旨い!
なるほど、これは最高です。
身がほぐれていくにつれて魚の旨みがしゃりと交わり、渾然一体となります。
さらにそのしゃりがふんわりとゆっくり口の中でほぐれていく。
刺身を酢飯に乗っけただけの寿司が芸術へと昇華していく。
これぞプロ。
この微妙で繊細な優しさ。
これが寿司なのですね。
後から出てくるものも素晴らしいものが続きます。
・真子鰈
・鰆
・春子の昆布〆
・鯛
・鮪
・鯵
・金目
・トリ貝
・車海老
・煮蛤
・つぶ貝
・雲丹
・穴子(塩)
・玉子
この中で穴子は塩でいただきました。
これが最高!
いままでこれほど美味しい穴子は食べたことがありません。
鳥取の辛口の冷酒もいただき、とても良い気持ちに浸ります。
寿司の名店でご主人が握るはどうかによって寿司の味は全然違うとも言われます。
この都寿司はどのお客さんもご主人自ら握ります。
お弟子さん達はじっとご主人の手元を見るのみ。
さほどに寿司の場合は力量に差があるようです。
いずれにしても、この店は会計も明朗会計。
びくびくするような値段になることはありません。
裏人形町といわれる東日本橋ですが、周りは「虎穴」、「との村」、「志な乃」など名店揃い。
いつまでもこの地で頑張って欲しいものです。
2位
1回
2014/08訪問 2014/12/07
フレンチ100件目 「ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション」 一度は訪れたい赤と黒の世界
フレンチ100件目となりました。
選んだ店は「ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション」です。
「ロブション」は、恥ずかしながら、未訪です。
私は大昔のバブル戦士でしたので、当時の有名店は結構行きましたが、「ロブション」は当時はなかったせいもあって未経験。
お値段の方も結構高いので、気にはなっていても昨今の懐事情では無理だと思ってました。
一番高い「ガストロノミー」は無視して、一番安い「ラトリエ」を見ると、そんなに高くもない。
と言っても普段のメニューよりは高いけど、ランチコースとしては結構良い内容です。
ランチコースで7,260円のコースを予約しました。
ガストロノミーの方だとディナーで40,000円は下らないことを考えると安いかもしれない。
さて、久々の六本木ヒルズです。
やはり赤坂より六本木の方が好きですね。
なにより女性が若くて綺麗な人が一杯だ(笑)
さて、開店と同時に入ります。
この店はドレスコードはないので真夏は楽です。
予約名を告げると、店内へ。
そこは「赤と黒」の世界です。
こりゃ壮観です。
見事なコントラストですが、嫌味が全くない。
カウンター席に座ります。
カウンターフレンチは銀座の「トトキ」以来だ。
カウンターの向こうには赤い制服を着たスタッフ。
男性は殆どがイケメン。
女性はそれなりに可愛い(笑)。
接客は赤い服を着た人の担当のようです。
黒いジャケットを着ているのが数人。
これは管理職か。
後ろで黒い服を着た人達がいます。
これが調理人かぁ。
しかし、凄い数です。
オープンキッチン故、隠しようもありません。
まずはグラスシャンパンから。
お値段は一杯2,000円。
これ一杯でその辺のランチの値段と同じです。
しかし、これが素晴らしいシャンパン。
すっきりしてます。
まさか…ドンペリ…ってことはないか(^o^)
でも、ドンペリを思わせる美味しさです。
最初はアミューズ。
豚のリエットです。
甘味があって美味しい。
こりゃ、レベルが高いです。
パンが来ました。
見た目からして美味しそうなバケットです。
「バケットとプチパンアンシャンそしてパヴェ」
香りも素晴らしい。
さぁ、料理が出て来ました。
前菜2品
・なめらかなトウモロコシのババロワ キャビアとコンソメのハーモニー
トウモロコシですか。
皿の周りにあるのはポップコーン。
綺麗ですね。
まずは一口。
ふむ、結構甘いですね。
でも、とてもクリーミー。
キャビアを崩すと塩気が混じって、さらに甘味が増します。
塩気と甘みのハーモニー。
これは最初から素晴らしい一品です。
白ワインを戴きました。
「サンセール ラヴィーニュ ブランシュ」です。
軽い味わいです。
辛口好きの私には甘目に感じますが、かみさんは「とても美味しい」と感激していました。
・グリーンアスパラガスのプランシャ焼き イベリコ生ハムと共に
アスパラがシャキシャキしてます。
生ハムが素晴らしい。
塩気が程よく、ワインよりビールが欲しくなります。
メインはかみさんが魚、私が肉にしました。
魚料理
・ホウボウのプランシャ焼き 南仏をイメージしたガルニチュールとソースと共に
肉料理
・ロティサリーで香ばしく焼き上げた岩手県産ほろほろ鳥 サリエット風味のエチュベと共に
上野で有名なロティサリーチキンの店で食べたことがありますが、ちょっと臭みがあって閉口したことがあります。
その時以来です。
皮が香ばしいです。
臭みは全くありませんが、焼いたニンニクが添えられていて、飽きが来ないよう工夫がされています。
大きさも丁度良く、実に満足できるレベルです。
・プレデセール
何も注釈が書かれていません。
開店当初からある口直しのデセール。
緑色はバジル。
底の方にはラズベリー。
これが実に…最高に美味しい。
素晴らしい一品です。
申し訳ないがメインより美味しいかもしれない。
思わずお替りしたくなりました。
かみさんも大感激の一品。
これだけで金がとれると思います。
デザート
・タヒチ産ヴァニラのパンナコッタ アメリカンチェリーと赤い果実のソルベを添えて
上に乗っているのはホワイトチョコレート。
そんなに甘くはない。
そのままでも、美味しいですが、これを割って中のフルーツと一緒に食べると美味しい。
これもレベルの高さが伺えます。
最後はエスプレッソ。
ダブルカップですが、この方が飲みやすい。
ランチとはいえディナーを彷彿させる料理の数々です。
他のフレンチと違ってカウンターなので、必然的にスタッフとの会話が多くなります。
レストランのスタッフは決まった料理の説明などは充分教育されているでしょうが、ロブションの場合料理以外の話なども出来ないと無理でしょう。
しかも、場所柄お客さんも外国人の方も多いので、英語はどのスタッフも出来るようです。
スタッフのサービスレベルとしては、都内でも屈指だと思います。
最後の会計は2人で25,000円を超えてしまった。
でも、値段以上の料理のレベルと素敵なサービスが受けられます。
この分だと「ガストロノミー」の方にも是非一度は行ってみたくなりました。
3位
2回
2018/10訪問 2018/12/29
実に4年ぶりの訪問。
久しぶりだが、なんだか外観が変わった。
来ないうちにプチリニューアルしたようだ。
中華料理店らしくないシックな感じに変身。
ドアも変わったようだし。
店内もお洒落なカフェっぽい。
以前の街の中華屋さん然とした感じが無くなった。
今日は幹事ではなくお誘いを受けての訪問。
暫く顔を出していなかったので、嫌味を言われてしまった(笑)。
本日の料理は7,000円のコース。
以前より高めの設定だが、どんなものが出るのか楽しみだ。
・松花皮蛋
・白烏賊とトマトのサラダ 山椒風味
・渡り蟹のビスク 白菜煮込み
・フランス産鴨のポワレ 富有柿の甘酢唐辛子ソース
・天然真鯛と源助大根の水煮
・陳麻婆豆腐
・杏仁豆腐
お酒はビールに始まり、紹興酒、ワインを白赤ともに1本ずつ空けた。
5人で一人11,000円。
以前の蔓山では考えられない値段だが、値段以上の出来栄えであった。
まずは料理名をご覧あれ。
これが中華料理の料理名だろうか。
まるで、フレンチの如し。
最初の皮蛋は大きいカットだが、皮蛋独特の臭いや臭みがない。
これが噂に聞く「松花皮蛋」か。
しかも、真ん中に鎮座するガリ(生姜)が何とも言えないアクセントとなっていいる。
白烏賊はこれまた実に良い色をしている。
プリプリで実に新鮮。
山椒が無ければ中華とは思わないだろう。
次の料理は渡り蟹のビスクです。
見た目はフカヒレみたいですが違います。
しかし、ビスクってフレンチですよね(笑)。
濃厚で豊かな風味。
これだけで至福の時を感じてしまいます。
さぁ、次もフランス鴨です。
中華でこういう鴨は使わないんじゃないでしょうか。
しかも贅沢にも富有柿まで入っている。
いやぁ、蔓山はいつからフレンチになったんだい?
こりゃ絶対中華じゃないな。
さぁメインの登場か。
土鍋が出てきて、やっと四川ぽくなった。
蓋を開けると、やはり四川だ。
辛そうな唐辛子がたくさん浮いてます。
その下に加賀野菜の源助大根と真鯛。
こいつも凄い奴だ。
真っ赤なスープの中で真鯛と大根。
こいつは白いご飯が欲しいところだぜ。
箸休めに陳麻婆豆腐っておかしい(^o^)
さっきの料理が結構辛いので、これはさほど辛くなかった。
というか、ちょっと上品になったんじゃないかな。
デザートの杏仁豆腐はまるで豆腐そのものみたい(笑)。
妙な甘さがなくすっきりします。
四川料理にはワインは合わないと思ってましたが、ここまでフレンチっぽいワインだと全然合います。
しかもこちらのワインは海浜幕張のフレンチの名店「VV」から仕入れているようですが、これが安い。
通常フレンチのワインは10,000円以上してもおかしくないが、此方は2,000円台からあります。
まぁ、あまり知らないワインが多いですが(笑)
以前来た時も千葉に置いておくには勿体ないレベルでしたが、さらに進化した様子。
凄みすら感じる今日の料理でした。
(2014年6月)
千葉のオフ会で知り合ったおどる宝石さんから激辛オフ会を開催して欲しいとのオファー。
激辛と言う言葉で、マイレビュアーのちゅーかさんを思い出す。
ちゅーかさんからは「蔓山」に連れて行けと、2年越しのリクエスト。
蔓山は激辛ではありませんが、四川なので辛いことは辛い。
ただ、蔓山でのオフ会は2度ほどケチがついています。
1度目は蔓山の奥さんが病気で休業、2度目は厨房が故障で休業(苦笑)。
ランチには何度か来ているものの、こうなると何かあるのかもしれないと疑心暗鬼になります。
あんまり大勢だとまた休業になったら代わりの店を探すのが大変なので、4人で予約することに。
もう一人は津田沼界隈では知らぬ者がいないレビュアー様。
初めてお会いします。
本当は船橋オフ会の方々も呼ばないといけないのですが、また何かあったら変更が大変なので(苦笑)
さて、オフ会の前日は梅雨入りしたばかりとはいえ大雨。
当日も大雨注意報が出るなど、またしてもオフ会を中止したくなるような天気です。
でも当日は雨の方もさほどではなく、念願のオフ会です。
19時30分からオフ会の開始。
まずは皆さんビールで乾杯。
今日の料理は通常のメニューではなく、5,000円のおまかせをお願いしています。
マスターは魚料理も得意なので、今日は市場で仕入れた鮮魚を使ってもらうようお願いしました。
そういえばマスターもここのところ麻婆豆腐だけの客とか、汁無し担々麺だけの客が夜の予約で来るので困っているとこぼしていました。
そういうお客さんは昼に来てほしいでしょうね。
料理はまず棒棒鶏から。
骨付きです。
四川風の棒棒鶏は初めてです。
これが実に美味しい。
普通の棒棒鶏は食べ飽きていますので、これにはいきなり感動です。
次は車海老です。
素晴らしい海老ですよ。
蒸してあります。
辛くはないです。
でも実に新鮮な海老。
天麩羅にしたら最高です。
そんな海老を殻をむいていただきます。
黒酢につけていただくと、これが実に旨い。
それしか思いつかない料理です。
紹興酒に切り替えますが、これも実に美味しい。
牛肉と野菜の炒め物。
野菜が大きい。
でかいオクラです。
これも濃厚で美味しかった。
ワタリガニです。
ちょっと時期外れな気もしましたが、濃厚で実に旨い。
殻も少し食べられます。
甲殻類特有の香ばしさがあって、これも美味。
四川らしい辛さもあって紹興酒が進む。
メインはイサキです。
でかいイサキですね。
四川風なのか青唐辛子のソースで味付けしてあります。
鮮度が素晴らしく、中華料理で出される魚料理のレベルではありません。
魚料理が想像できない四川料理としては、これは奇跡に近い。
シェフの腕前の凄さが実に分かります。
小龍包も美味しかった。
以前、今は閉店してしまった「ロウホウトイ」で小龍包をいただいたことがありますが、あの時より全然美味しい。
締めは陳麻婆豆腐。
いやぁ、ランチで出てくるのと違うようなお姿。
でもお味の方は同じか。
うむ、やはりこれは旨い。
辡も麻も最高レベル。
ご飯が最高に進む御馳走です。
デザートは杏仁豆腐。
手作り感一杯。
いやぁ、幕張本郷に置いておくには勿体無いレベルの店です。
また、来よう。
(2012年10月)
設備関係の工事のため、10月19日まで休むそうです。
本日、マスターから電話で連絡がありました。
(2010年5月)
船橋であんまり美味しいので、びっくりしたお店。
場所柄なのか船橋の店は3月末で閉店し、5月から幕張本郷で再度開店しました。
ちょうど、デュワン幕張店で昼食を摂ったあと、駅周辺をうろついて探すとすぐに見つかりました。
なんとその日が再オープン日。
てっきり連休明けと思っていました。
ただ今日は既にランチを食べたあとなので、翌日訪れました。
船橋で美味しかったので、幕張本郷までやってきたと言ったら、奥さんだけでなくご主人も喜んで出て来てくれました。
まさか、船橋で一回しか来ていない客が再び来るとは思ってもいなかったでしょう。
私が「陳麻婆豆腐」、相方が「坦々麺」を注文。
ついでにビールと鐘水餃(水餃子)を注文。
GW最後の今日は夏日。
ビールが旨い。
水餃子は相変わらずの旨さです。
辛くて旨い。
前回は汁なし坦々麺でしたが、今日は、「陳麻婆豆腐」。
これが凄い。
本場の麻婆豆腐と銘打つだけあります。
花椒の使い方が見事です。
脳天を刺激が走りまくります。
いままで、食べた麻婆豆腐の中で一番旨い。
最高です。
相方の坦々麺も一口。
スープは胡麻の風味、唐辛子に辛さともバランスが凄く良い。
麺は、少し細いような気がするが・・。
聞くと以前、麺を作ってくれていた処が店が遠くなったので持ってきてくれないのだとか。
今、以前の麺に近いものを探しているそうな。
研究熱心で良いですな。
いずれにしても、中華料理は滅多に感激しない私が太鼓判を押す店です。
わざわざ幕張本郷まで?という方に是非一度味わっていただきたい、そんな味です。
ただ、辛い料理はタイ料理も含めて、個人的に好みが大きく影響する分野だと思います。
私は香草が苦手ですが、辛い料理は比較的好物。
しかも、歳のせいか真っ向勝負のような辛さが好きです。
人によっては辛すぎるとかしょっぱい、味が濃すぎる等の印象を受けるかと思います。
好きな辛さというのも個人差があります。
あくまでも、濃厚でストレートな辛さが好きな方なら大満足する店だと思います。
(2010年2月)
ruriyさんのレビューが気になって来て見ました。
場所は、メゾン・ド・ハマに行く途中。
ランチでも12時開店という珍しくおっとりした店だな、と思いつつ時間調整をして来て見ると、もう開店していないといけない時間なのにまだ準備していた。
はっきり言って、こりゃ駄目だと思いました。
開店時間が守れない店に旨い店があるわけがない。
その日はあきらめて他の店に行ってしまいました。
翌日の日曜日、やっぱり気になるので今度は12時30分に来て見ました。
雨のそぼ降る中、店先でメニューを見ていると、他のお客さんが3人入ろうとするがドアが開かない。
お客さんが、振り向いて「やってるの?」と聞いてきた。
すると店内から奥さんであろうか、女性が開けてくれた。
どうやら、表からでは開かないみたいだ。
・・・ドアが壊れているのね。
ruriyさんのレビューで、3月一杯で閉店と聞いていたので、驚きません。
閉店なら直さないでしょうね。
しかし、先に入ったお客さんは「ここ何料理?」と聞くと「四川料理」と聞いて帰ってしまった。
さらに他の客も「ラーメンある?」と聞いていて、ないと判ると帰ってしまった。
おやおや、この店の隣がラーメン店なんだよね。
そちらと間違えたようだ。
相方は酸辣麺が食べたいとのこと(750円)、私は気になる成都坦々麺(汁なし坦々麺 850円)を注文。
どれも、ご飯とサラダ・お新香が付くというリーズナブルなもの。
それと鐘水餃(水餃子)とビールも注文。
これも、水餃子が400円→350円、ビールも安くなっていた。
まずはビールで乾杯。
水餃子が最初に来ました。
大概、餃子って麺類などを食べ終わったあたりに来ることが多いのですが、その辺はちゃんとしている。
好みでラー油を入れて食べるようです。
水餃子はちょっと変わった感じ。
かなりいろんなものが入っている。
これは良いな。
餃子の下に辛い胡麻ダレが入っている。
ラー油は特製で少し辛めだが、つけなくても充分美味しい。
酸辣麺と成都坦々麺がきました。
見るからに辛そう。
これは本格的だな。
先に相方の酸辣麺を一口。
ほぉー、これはこれは。
かなり個性的な辛さと酸味。
錦糸町の大三元の酸辣麺と比較しても、負けない。
いや、別の次元の旨さだ。
それに酸っぱいというより、かなりの辛さだ。
これは良い。
成都坦々麺は下にあるひき肉などのスープに絡めて食べる。
ぐちゃぐちゃにしていると、何だかやきそばみたいだ。
あんまり辛くない。
でも美味しい。
ひき肉はごつごつした感じではない。
ナッツが入っていますね。
香ばしさと辛さが増してきました。
芝麻醤がいいなあ。
こりゃ、最高だ。
下に近づくほど辛さが増して、久しぶりに汗が出てきた。
かなり爽快な汗だ。
辛いだけではない。
この辛さは旨い。
辛味噌をご飯に乗せて食べてみる。
こりゃー旨い。
そういえば、このサラダも、しょーもないサラダに見えたが、意外に辛いドレッシングなので合格。
いやー、久しぶりに旨い坦々麺に巡り合えました。
船橋では川菜味、菜円といった店が四川料理では一番だと思っていましたが、ここは負けません。
辛さという点で、好みが別れますが、この辛さは病みつきになりそうです。
会計のときに移転の話を聞くと、3月一杯で閉店。
その後は幕張本郷に移転するそうです。
移転後も通いそうな店をみつけました。
4位
3回
2019/03訪問 2019/06/02
ハローワークに来たので久しぶりに訪問。
なにせ浅草通りを挟んで対面にあります。
12時なので9割がた埋まっています。
今日はやはりビリヤニにしよう。
「ラムビリヤニ」(1,030円)
安いなぁ。
最初はラッサムとサラダ。
サラダは相変わらず豆腐が乗っている。
ラッサムは実に旨い。
これをライスにかけても充分美味しいと思います。
さて、ビリヤニ。
大きいですね。
そうだった。
かなりのボリュームなんです。
最近は以前ほど量は少なくなってます。
でも、体重は減らないどころか増えている。
疲れて甘いものを採るのがいけないんですよね。
ラムは骨が少し付いてました。
でも、肉はさすがに旨い。
さらにビリヤニ。
まさにスパイスの宝庫です。
このスパイスの海の中に飛び込みたい。
まぁなかには妙な食感に、これは果たして食べられるのか?という出会いも楽しい。
カルダモンにもお会いしました。
食感は違和感があるものの、噛むとその跡が凄いことになる。
サービスでダルカレーとババドゥ。
最初から出せばいいのに。
ホールの接客はなかなか良い。
インド料理店だと不愛想な人が多いけど、ここは明るいです。
いやはや、久しぶりのビリヤニ。
最高でした。
ハローワークに行ったので、目の前にある此方に再訪です。
初めて来たときは、此方が開店した頃。
随分と人気店になってしまった。
でも、その割にはそんなにお客さんは入っていない。
まぁ、まだ12時前ということもあるのかな。
メニューは結構変わったのかもしれない。
ビリヤニ以外にニハリやパヤもあった。
今日は「パヤ・セット」(1,030円)を注文。
夜ならある店もあるんでしょうが、ランチで出る店はまだまだ少ないと思います。
サラダとスープが先。
スープはラッサムのようだ。
かなり刺激的です。
これだけで、胃がすっきりします。
しばし待って「パヤ」の登場。
「パヤ」はナンかチャパティ、ロティまたはバスマティライスでいただきます。
バスマティラスにしました。
「パヤ」はかなりインパクトがあります。
量も結構ありますが、スパイスの香りが素晴らしい。
中に入っている肉は当然、羊。
ラム肉ですが、まるでビーフシチューのようにトロトロになっています。
一瞬、ビーフかと思ったほど。
ラム肉をここまで煮込んだ料理を見るのは初めてです。
生姜が結構効いています。
ラム肉の臭みがどこを探してもありません。
見事ですねぇ。
足とすねを煮込むので、骨が結構あります。
気を付けないと歯が折れそう(笑)。
中に柑橘系のものを発見。
これは・・・レモンか?
そのまんま入ってます。
ラムの骨をしゃぶると実に旨い。
ここまで旨いとは思わなかった。
とりあえず、骨をやっつけないとライスにかけられない。
小さな骨が結構あって取るのに一苦労。
ラムの髄液が混じったカレーは実に最高のご馳走です。
辛さも見事なほどの辛さ。
脳天に響きます。
普通のカレーも旨いけど、それとは別にこれは最高です。
いやぁ、久しぶりに来たけど大満足でした。
上野にある「スルタン上野」が閉店して、その後に六本木の名店「サイーファケバブアンドビリヤニ」の姉妹店がオープンした。
ちょっと見は以前の店と変わらぬ外観のため、見逃しがちですが今度の店は全然レベルが違う。
上野界隈には「デリー」「アーンドラキッチン」「ヴェジハーブサーガ」そして最近開店した「ベジキッチン」と言う人気店が揃っているが、それらの店に負けないレベルの店だと断言して良いと思う。
店の開店は「スルタン」と同様11時から。
店に入ったのが11時20分。
お客さんは誰も居ません。
でも、内装が随分と綺麗になりました。
「スルタン」の時はかなりくたびれた内装でしたが、今度はなんともセンスの良さを感じます。
マスターらしき方がやってきたので、いろいろ話をすると、6月9日にオープンだそうです。
しかも六本木の「サイーファケバブアンドビリヤニ」の姉妹店と言う話にびっくり。
なんで上野に?と言う感じですが、インド料理の有名店の多いこの地域で有名になれば一気に人気店になるのは間違いない。
店名通り「ビリヤニ」を注文しました。
ビリヤニは3種類。
チキン、ラム、野菜ですが、オーソドックスにチキンにしました。
料理を待っている間、夜のメニューも持ってきてくれました。
写真は撮ってませんが、南インド料理らしきものもあるようですが、基本は北インド料理のようです。
かなりの品数です。
こりゃいいかも。
サラダが来ました。
葉っぱの上に何と、わかめと冷奴が乗ってます。
日本食を意識しているそうですが、他の姉妹店でも出ている様子。
こりゃ、ショーモナイサラダなんて言えないですね。
あっさりサラダですが、ちょっとクミンの味もして美味しい。
さてさて「ビリヤニ」の登場です。
凄いです。
ここまでのビリヤニは初めてかもしれない。
なんだかスパイスがそのままの姿で見受けられます。
上に乗っているミントは大嫌いなので横にずらします。
コリアンダーもあるなぁ。
こりゃ、かみさんはアウトだ(笑)
おっ、この黄色い輪っかは・・・レモンスライスか。
む…固い食感。
まさに異物の食感。
でも、これはもしかしたら・・・噛んでみよう。
おおっ、やはりカルダモンだぁ。
すっごい香りが口の中に広がります。
脳天直撃の凄い香り。
他にもいろんなスパイスが入ってますが私にはわかりません。
ローリエの葉っぱは認識できましたが。
ライタをぶっかけます。
そうするとまた別の世界が広がります。
凄いですねぇ。
葛西の「和印道」のビリヤニが今まで最高だと思ってましたが、認識が変わりました。
今まで一番美味しいビリヤニです。
チキン自体の味はさほど分からないほどカルダモンが主張しているのが特徴ですが、この刺激は堪りません。
するとホールの方が「マスターからのサービスです」と言ってなんと「シーフードカレー」をサービスしてくれました。
結構黄色いカレーです。
一口・・・おおっ美味しい。
辛さはさほどではありませんが、スパイシーさが凄い。
シーフードはホタテと海老。
鮮度も良いようで実に美味しい。
クリームベースのカレーにして、これほどのレベルとは。
そういえば先ほどのホールの方の日本語に使い方が素晴らしい。
接客の態度も含めて今まで一番いい接客態度です。
インド料理に接客のサービスは求めていなかったですが、できるんですね(笑)
マスターが「どうですか?」と聞いてきました。
「素晴らしい、とても美味しい」と答えると実にうれしそうでした。
六本木に店があるように都心や山の手でビジネスを展開しているそうですが、今度は銀座の博品館にも出店するそうです。
以前の「スルタン」の閉店1ヵ月前から店に入って、シェフも新しい人に変えて様子をみてきたそうです。
以前の店は客足が伸びていなかったそうですが、自分達が1ヵ月やってみて、これならいけると判断してから看板を取替えたそうです。
ちょっと日本人ではできないやり方ですが、慎重なんですね。
このマスターはこのグループの営業責任者だそうです。
私が食べていると他のお客さんもちらほら。
中には6人のお客さんも。
もう人気が結構出てきている様子。
夜も良さそうです。
オフ会にも向いていそうですし、かなりの人気店になること間違いないと思います。
5位
1回
2014/11訪問 2014/12/21
土日&祝のティルネルヴェリ・バンケット・スペシャルは最高です。平日は止めて土日に行こう。
西葛西インド料理巡りの続きです。
本日は「アムダスラピー」。
以前、行徳にも店を出していましたが、あっという間に閉店。
結構、美味しいと思っていたのに残念です。
此方は私の好きな南インド料理。
インド料理の激戦区、西葛西にあると聞いていろんな方のレビュー拝見。
しかし、土日はバイキングと聞いてガッカリ。
インド料理店でバイキングをやっている店で美味しいと思ったのは、虎の門の「ニルバナム」のみ。
後は全滅だったので、バイキングの店は敬遠してました。
でも、此方の店のレビューをいろいろ拝見すると、平日のランチはとても普通だけど、土日のバイキングはお勧めらしい、ことが分かりました。
ならば、行ってみましょう。
店は西葛西駅から徒歩2分ほどの位置ながら、地下にあるためちょっと怪しい雰囲気。
行徳の店は明るかったのにね。
店頭には「ティルネルヴェリ・バンケット・スペシャル」1時間食べ放題、土日&祝、11時から15時、1,190円(税込)と書いてあります。
ティルネルヴェリはどうやらインドの地名らしい。
階段を降りると、なんだかインド料理っぽくない世界が広がります。
前は何だったんでしょうねぇ。
席に座ると、日本人?みたいな男性が近づいてきて、「今日は食べ放題だけです」と説明してくれます。
「以前、行徳の店に行ったことがあるので、分ってます」と答えます。
「そうでしたか、でも行徳の店より美味しいですよ」(笑)と言ってくれます。
変なおっさんだ(笑)
「少し待つと、あと料理が2種類くらい出来上がります」とも言ってました。
挙句の果てにどうやって料理を盛るのかを教えてくれました。
オーナーさんでしょうか?
なんだか変ですねぇ。
その後はまさにインド人と言う雰囲気の人が水を持ってきてくれたので、ビールを注文して料理を取りに行きます。
料理は右から
・ケララチキンカレー(ケララ州のチキンカレー)
・ピアス コルマ(グリーンピースとジャガイモのカレー)
・サンバル
・ラッサム
・チキンヴァルヴァル(鶏肉のスパイシー炒め)
・メドゥワダ
・ティルネルヴェリ・パロタ
・日本の米
他の店のバイキングたぁ、レベルが違います。
これって普通に南インドのミールスじゃないですか。
これが食べ放題なんて(唖)
とりあえず、日本の米以外は全部持ってきました(笑)
サラダは普通なれど、ちゃんとしてます。
そして他の料理は?
うむ、・・・凄い!
どれも手抜きなしです。
本格的な南インド料理の世界です。
あの男性が行徳の「アムダスラピー」より美味しいと言っていた通り。
南インドらしく、ココナッツミルクの風味が強めですが、抵抗はありません。
ピアスコルマこそ、コリアンダーが強めなので、イマイチ好きにはなれませんが、気に入ったのがチキンヴァルヴァル。
これ美味しい。
スパイシーで最高です。
残念だったのがラッサム。
理由は温かったから(笑)
でも、味は悪くない。
サンバルは今まで食べた中でも一番美味しかった。
かみさんは南インド料理は苦手なので、あんまり食が進みません(笑)
そうそう、パロタがやけに旨い。
下手なナンより断然美味しいです・・・と言うのは失礼に当たる。
今まで食べたパロタはさほどの数は無いが、一番美味しかった。
お替りを4枚もしてしまい、食べすぎたくらい。
特にお替りをしてからのグチャグチャした方が絶品でした。
ワダはかみさん曰く、おからのドーナッツみたいだ、と言われ納得(爆
食べている時、気がつきましたが、先ほどの男性。
テーブルで食事してます。
あらら、お客さんだったの?
でも、調理人かオーナーみたいなインド人と普通に会話して、しかも「これ美味しい」とか言ってる。
な・・・なんだ???
「今日は最高だね」とか言っていろいろ食べてます。
一体誰なんだ???
追加の料理が出てきました。
・ダルワダ
先ほどのワダがヨーグルトの海に沈んでいます。
これ・・・絶品です。
不思議な味ですねぇ。
これは初めて食べました。
そしてデザート。
・フルーツカスタード
これはプリンのようなクリームの海にパイナップルが沈んでいます。
かみさん大絶賛の一品・・というか他はあんまり食べなかった(笑)
うむ、たしかにこのデザートは美味しい。
1時間という制限時間ですが30分ほどでお腹一杯です。
お会計は3,080円。
ビールも飲んでいるとはいえ、南インド料理をたらふく食べてこの値段は格安でしょう。
会計の時に気がついたけど、さきほどの男性ではなくインド人の方。
こちらがオーナーでしょう。
なにせお金を扱っているから。
あの男性は???
階段を上ってオーナーとあの男性も付いてきます。
美味しかったと言ったら喜んでくれました。
はて・・あの男性は???
家に帰って此方の店のレビューをマジマジ拝見。
すると・・あの男性の写真。
げっ、これは有名なレビュアーさんだったか!
6位
1回
2014/02訪問 2014/08/17
1700件目は「銀座ハプスブルク・ファイルヒェン 」 初めてのオーストリア料理を堪能しました
区切りの1700件目は「銀座ハプスブルク・ファイルヒェン 」。
ちょっと引っ張り過ぎましたが、やっと登場です。
時期は2月、なんと真冬のレビューですが雰囲気はお分かりいただけると思います(^o^)
マイレビュアーさんから素敵なお誘い。
溜池山王にあった名店が銀座に移転。
銀座ハプスブルク・ファイルヒェン
オーストリア料理の超有名店です。
オーストリア料理なるものはお目にかかったことはありません。
オーストリアといえばウィーン。
ウィーンと言えばチョコレートのイメージくらいしか持ち合わせていません(^^ゞ
どんな料理なんでしょうか。
7時の待ち合わせです。
エレベータを7階で降り、店内へ。
静かな空間です。
銀座の煌びやかさより落ち着いた高級感を感じます。
値段も高そうですなぁ。
ほどなく全員がお揃い。
初めてお会いする方もおり、少し緊張します。
食前酒の説明が始まりましたがよう分かりません(笑)
聞いたことのない名前ばかり。
こういう時は皆さんと同じものにするに限る(^o^)
食前酒はシャンパンのようですが、ちょっと違うなぁ。
北落師門さんのレビューを読んで「ニワトコの花のジュースをシャンパン割りで」ということがやっとわかった(笑)。
香りも独特。
一癖あるので好みは分かれるかもしれない。
さて、今度は料理の説明。
どうやらコースは2種類。
アラカルトもあるようですが、さっぱりイメージがわきません。
無難なⅠのフルコースにしました。
前菜は3品。
メニューには前菜の記載がありません。
耳で覚えるしかないのか(呆)
またしても北落師門さんのレビューから盗作(爆
「グリュイエールチーズの一口スープ、ライスコロッケ、オマール海老のペースト」
よう覚えらるもんです。
最近認知症気味の私のボケ頭では無理です(^o^)
右のスープは温かい。
チーズの風味が豊かです。
何とも幸せな気分になります。
ライスコロッケは普通か。
海老のペーストは意外にすっきりしていた記憶があります。
バターとパンが来ました。
バターも独特ですね。
パンは小さなベーグルみたいな感じですが、小麦の香りが素晴らしい。
アラカルトで注文した梅山豚のウィーナーバインシンケン。
なるほど、こりゃ旨そうだ。
量的には一口で平らげられそう。
でも、勿体ない。
うん?このソース・・・なんとも幸せな気分になります。
メイプルシロップのマスタードだそうです。
ワインは料理に合わせてハウスセットです。
いやはや贅沢です。
「TEMENT」
オーストリアワインは初めてです。
これもすっきりしてますが実に美味しい。
いやぁ、これは先が思いやられる。
酔っ払うぜ、こりゃ。
・真鱈のシュニッテを香ばしく揚げて蕪のサラダと千寿葱のビネグレット エストラゴン風味。
魚料理の一品目。
冬らしく真鱈です。
湯豆腐くらいしかお目にかからない鱈ちゃんです。
ほんのり香ばしい。
鱈もこんな味になるんですねぇ。
少々物足りないというか軽い感じもありますがさらに期待が膨らみます。
ここでワインが変わります。
・ウィーンのコンソメスープ 佐助豚を使ったフライシュローラーデ
此方の店のコンソメスープが絶品と聞いていたので、これは楽しみです。
なにやらナルトみたいなものが浮かんでいます。
これが佐助豚・・・って知らんがな(笑)
一口・・・ほぅ、ちょっと甘味を感じるコンソメです。
見た目は濃厚ですが、これも軽いか。
ほっとすると言うかお替りしたくなります。
塩気もそんなに感じないので、これは美味しい。
お次のワインは「PRAGER」。
これも知らんがな。
しかし、このワインも美味しい。
・低温でマリネしてソテーした桜鱒と赤パプリカのゲルシュテルラグー
カタカナの言葉はまるでドイツ語のように意味不明(笑)
メインの魚料理です。
ソースが独特の色です。
鱒の色と調和してます。
これもあっさり系か。
口直しで出てきたのが、オレンジと生姜のソルベ。
これも面白いですね。
次の品はワインが回ってきたのか記憶喪失。
なのにまたワインが変わっていく。
ひぃー最高です。
今度は肉だから赤ワイン。
「JURTSCHITSCH」
むぅ、全然読めない。
・地鶏腿肉の煮込み根菜を添えて クレームシュビナートと赤いマスタードソース
鶏ですか、赤でない方が合うかも。
これはちょっと臭みがありました。
残念。
でも、この料理も軽い感じで甘味があります。
・貴腐ワインでマリネしたブルーチーズ
アラカルトで追加したものです。
本当はブルーチーズが大の苦手なのですが、皆さんにお付き合いです。
ワインはデザートワイン。
ブルーチーズにはヨーロッパのハチミツが添えられています。
まずはブルーチーズをそのまま…うわっ、・・アカン(+o+)
ハチミツと混ぜると・・おっ、今度はいけるかも。
これを甘いデザートワインで飲み干す。
ふむ・・・これなら何とかいけそうです(^o^)
デザートです。
・チョコレートとプラリネのムース仕立て ザッハビスキュイとオレンジのムース
うむ、やはりオーストリアはチョコレートでしょ。
美味しいとしか言えない。
オレンジってチョコに合うんですね。
珈琲はやはりウィンナ珈琲。
学生の頃、レストランでバイトをしていた頃、ウィンナ珈琲だけは運ぶのが嫌でした。
なぜなら・・・零れるのです(^o^)
ラストは小菓子。
全体的に甘い料理が多いと感じました。
フレンチと比べると量はあっても軽くて甘い。
胃に負担を感じないようになっているようです。
そのせいか、人によってはちょっと物足りなさを感じるような気もしますが、何とも癖になるような味ですね。
それに、ワインセットの構成は実に素晴らしい。
見事なワインに酔いしれた一夜でした。
7位
1回
2014/02訪問 2014/04/20
1600件目 「ラール・エ・ラ・マニエール」 結婚記念日はこちらです。
1600件目と結婚記念日に訪問しました。
例年、記念日にはちょっと良い店に行くことにしています。
うちのかみさんもよく私のような変人に付き合ってくれているもんです(笑)
さて、今回は銀座の「ラール・エ・ラ・マニエール」へ。
開店したのは2009年9月ってことは、リーマンショックの年ですか。
考えてみればあのリーマンショックがなければ、人生変わっていたんですが(^o^)
銀座の本格的フレンチは久しぶり。
「トトキ」以来かな。
あれもリーマンショックが起きる年の結婚記念日だっけ。
場所はグッチのビルを京橋方向へ行ったあたり。
一階が「アンティーク 銀座本店」という人気のパン屋さんなので分かりやすい。
でもお店は地下なんです。
ドアを開けると、イケメンの外国人スタッフがお出迎え。
なるほどねぇ。
店内は白を基調としたテーブル構成。
地下なので、外の景色などは期待できないので、明るくしたかったんでしょう。
聞くと有名なインテリアデザイナーの設計だそうな。
白さはギリギリの構成かな。
これ以上白いとイラつく一歩手前と言った感じ。
食事の前にシャンパン。
クリュッグにしました。
深みがあります。
甘味も酸味も混然一体となった世界。
今日の疲れがどっと感じられてきました(笑)
これ一杯で至福の時か。
素晴らしい。
料理は10,000円のコースを選択。
メインの肉は本来は鴨でしたが、鹿が食べたかったので鹿に変更してもらうことに。
・アミューズ
定番の品のようです。
どのレビュアーさんのところにも出てくる(笑)
ある意味、代表作なのかもしれない。
ピンチョスですね。
右側から、ケーキサクレ、チェリートマト、生ハムのムース、信州サーモンとサワークリーム
一番インパクトがあるのがチェリートマトでしょう。
表面を飴でコーティングしていて面白い。
いろんな事を考えるもんですなぁ。
気になったのが信州でサーモンが獲れるのか?ということ。
後で調べてみたら、虹鱒とブラウントラウトを掛け合わせた長野県自慢の魚らしい。
サーモンは鮭だと思っていた自分としては、妙な気持。
でも、種類は同じだからいいのか(笑)
パンが登場。
小ぶりです。
結構美味しい。
自家製かと聞くと、バターは自家製だが、パンは他で買ってくるとのこと。
どこのパン?と聞いたら分からなかったようで、厨房で聞いてました(^o^)
「ポワン・エ・リーニュ」だそうです。
なるほど、新丸ビルにある有名なパン屋だ。
昨今はこういう一流のレストランでも供することができるパン屋が増えてきましたね。
ワインにしました。
ヴィラージュの2008年物。
旨いっす(^o^)
脳天に響きます。
いやぁ、ワインはいいですなぁ。
何とも幸せな気分に浸れます。
こんなワインを飲めるのは後何回あるやら。
そういや気が付いたことがあります。
この店のナイフ…立ってる(爆
・前菜1 寒ブリのマリネ
少し食べてしまってから撮影のためお許しを。
右下にある山葵菜のアイスを乗せていただきます。
山葵菜のアイスたぁ凄い発想です。
普通に山葵だと和食ですが、こうしてみると立派にフレンチだ。
結構野菜も多くて嬉しい。
・前菜2 鱈の白子のフリット
良い白子ですが、フライにする必要はないような気がします。
フライにすると味が同じようなものになってしまうのでここは再考すべきかと。
ただ、これも野菜が多く供されていてそれが実に美味しい。
・前菜3 イカ墨のブイヤベース
へっ、これがブイヤベース?
イカ墨のせいで黒いブイヤベース。
ちょっとイタリアンな感じです。
結構、これは好みです。
・魚料理 舌平目のムニエル
オーソドックスな料理ですが、舌平目の下にジャガイモ。
インカの目覚めだそうです。
結構ジャガイモの主張が強くて、舌平目の味を超えていたような気がします。
・肉料理 鹿肉のステーキ
今年初のジビエです。
特に鹿肉は大好物ですが、未だにかつての六本木の名店「オーシュバルブラン」の鹿肉のステーキを彷彿する一品には出会えません。
今回はどうでしょうか。
肉は固いです。
でも食べると、蕩けるはず・・・蕩けませんねぇ(^o^)
あの鎌田シェフのレベルに及ぶ人はいないのかなぁ。
味は良いと思います。
これも回りに野菜が一杯。
かみさんがチーズを所望。
美味しかったそうです。
私はちょい苦手なので頼まなかったですが、ハチミツを付けるとデザートみたいな味になるとか。
ここでちょっとサプライズ。
事前に伝えてあったので結婚記念日ということでスィーツが出てきました。
マカロンとケーキです。
かみさんにはこれからもよろしくと伝えたい。
・アヴァンデセール
見た目はグレープフルーツっぽい・・・けど違う。
プチプチ感があります。
・グランデセール
見た目が良いです。
苺の下にはクッキーかな。
手前にはピスタチオのアイス。
飲物は珈琲。
入れ物が凄い。
何種類あるんでしょうか。
一番濃厚な「インディア」?というのにしました。
インド珈琲か?
これは思った以上でした。
・ミニャルディーズ 2品
小菓子と木いちごのムース?みたいなもの。
いやはや、満腹です。
強烈な印象のある料理はありませんが、総じてレベルが高い。
特にワインの秀逸さは素晴らしいと思います。
お値段も2人で44,000円ほど。
ワインやシャンパン込ですからリーズナブルな店だと思います。
8位
1回
2014/05訪問 2014/08/10
渋谷から歩くけど、LAやNYで大人気のレストランに行ってきました
一休のメルマガで目に留まりました。
「LAやNYでスペシャリティ/ミシュランレストランを有するパティナ・レストラングループ」
「第1号店 PATINASTELLA」
「一休限定プラン 通常8,800円→4,980円」
なんと半値ですか?
空席を検索すると2日後に空がありました。
思わず押してから…どこにあるねん、このお店。
何と予約してから場所を確認というアホなことをしました。
場所は渋谷です。
しかも神山町。
NHKの近くですか。
家から2時間は見ないと危ない。
当日は仕事の予定でしたが、急遽お休み(笑)
仕事より食事優先です。
さて、「東急文化村」の先にそのお店はありました。
しかし、渋谷と言っても、この界隈はお洒落さは全くないです。
むしろ下町っぽさすら感じます。
大きな店です。
ウエイティングに座って待ちます。
かなり広い店内です。
高級感はさほどでもなく、むしろカジュアルな雰囲気。
やっと席に案内されました。
ドレスコードは無いに等しい。
コースの内容は、前菜+パスタ+メイン+デザート+ドリンクの構成。
メインはリブロースのステーキと決まっています。
前菜とパスタは好きなものをチョイス。
これで料理だけで6,600円。
ドリンクはF1で勝者が空けるシャンパンが付きます。
ランチでこの値段は安くはありませんが、一流の店なら満足できるお値段ではないでしょうか。
前菜はかみさんが「シトラスサラダ レモンリコッタチーズを添えて」、私が「鮪とソイオニオンとアボガドのブレス サンドライトマト アボガド 青柚子のグラニテ」。
パスタは、かみさんが「トロットーレ チョリソーラタトゥユ」、私が「ローストバターナッツと南瓜のアニュロッティ ヘーゼルナッツを添えて」
デザートは、かみさんが「ハイビスカスヌガーグラッセと梅のソルベ オレンジカルチェを添えて」、私が「焦がしたショコラパイチェリーソースとギネスビールのアイスとともに」。
いつもながら、フレンチとかイタリアンの料理名は長いですね。
面倒くさいたらありゃしない。
まずはシャンパンで乾杯。
はい、すっきりしてます。
美味しいですね。
パンとオリーブオイルが来ました。
おっ、このパンの姿、只者ではなさそう。
む、やはり美味しい。
どこのパンか聞いてみました。
「ゴントランシェリエです」
なるほど、納得だ(笑)
中途半端に自家製のパンより断然美味しいです。
パンはケーキより腕前がはっきりすると思います。
前菜が来ました。
かみさんのは、なんだか一品欠けているようなお姿。
去れど、かみさん曰く、「とても美味しい」とのこと。
中途半端なドレッシングがかかっていないそうです。
野菜自体も美味しい上に添えられたソースが断然美味しいのだそうです。
私のは、ちょっと見た目が凄い前菜。
ここまでの切り身とは思わなんだ。
葱の上に冷たい氷があります。
グラニテですね。
これが凄い。
柚子の香りの冷たい味わい。
鮪にかかっているソースには醤油が使われています。
それがこのグラニテと実に合う。
アボガドは鮪に挟まっています。
あまりアボガドの存在が強くなくて美味しい。
でもこんな前菜は初めてですね。
素晴らしい芸術作品です。
ここで白ワインにしました。
これもすっきりしていて最高です。
パスタです。
まずは私のアニュロッティ。
ラビオリですかな。
いや違うか・・・作り方が違う感じ。
黄色い野菜は南瓜です。
しかし・・・甘い!
滅茶苦茶甘いです。
こんな甘いパスタは初めて。
でも、美味しい。
不思議だ(笑)
かみさんのトロットーレ。
これもショートパスタです。
とても美味しいそうです。
かみさんの好みにピッタリだそうです。
それは良かった(^o^)
メインの登場。
でっかいリブロースの登場です。
これを二人で切り分けます。
かみさんは最近少食なのでびっくり・・・でもなぜか痩せないのです(爆
脂身の方は大半が私に来ることに(笑)
大体2/3が私の方に来ました。
偉い量ですわ。
さすがに食べられるか不安になりました。
火の通り加減はミディアムレアです。
アメリカの牛だそうです・・・和牛ジャコの値段じゃ無理でしょう(笑)
西洋わさびをつけていただきます。
うむ、柔らかい。
臭みもなく、実にジューシー。
旨いっすねぇ。
当然赤ワインです。
いやぁ、最近はステーキにはお目にかかっていなかったですが、久々に食べるステーキも良いモンです。
赤ワインのソースはあまり甘くなくて良い。
大概甘目のソースですが、こういうソースの方が良い。
結構な量です。
腹がパンパン・・・えっ、食べなくてもパンパンだろうって?
最後はデザート。
いやぁくるちぃ。
うむ、これも平凡そうで平凡じゃないです。
ギネスビールのアイスは絶品ですぞ。
かみさんのハイビスカスのアイスも珍しい。
しかし、ハイビスカスって食べられるんですねぇ。
いやぁ満腹満腹!
大満足で渋谷駅まで歩くのでした(^o^)
9位
1回
2014/11訪問 2014/12/25
普段、フレンチの幹事などやらない御仁からオフ会のお誘い。
珍しい・・・どうしたのだろう。
熱でもあるんだろうか(笑)
しかも、お店はあの
「エメ・ヴィベール」ときた。
麹町の二番町にあったフレンチの名店です。
行こうと思っていたら、移転のため閉店。
ガッカリしていたところ、今度は銀座に移転していたんですね。
ランチとは言え、そうそう行ける店ではないので、快諾しました。
場所は、交詢ビルの5階。
建て替わる前も建て替わってからも行ったことがありません。
とても敷居の高いビルです。
ビルの中にあるため、以前のお城のようなイメージはありません。
店内は思いのほか狭い。
こじんまりしてます。
以前は「ラ・トゥール」というやはり銀座でそれなりの評価があったフレンチがあった場所とはいえ、少々狭いか。
ランチはコースで2種類。
5,000円と8,000円のコースです(税抜)。
メインが一品多いかどうかなので、5,000円のコースをお願いしました。
・アミューズ
薄切りの鯛と細切りの野菜とサラダ仕立てのようなもの。
コリアンダーの香りがします。
フレンチでは珍しい一品。
美味しいがナイフとフォークで食べるには面倒くさいのが難点か。
・前菜
サーモンとタラバ蟹のパテ
ソースはオレンジソース
グリーンと赤と黄色のコントラストが美しい。
フレンチの前菜らしいお姿です。
黄色いのはヤングコーン。
パテを包む皮が切り難いのが少々難点です。
野菜の香りが思いのほか強く、鮮烈な味わい。
バランスがとれているとともに、このソースがやけに合う。
アクセントの粒胡椒がピりりとして実に美味しい。
ここでパンが供されます。
これがなかなかのレベル。
素晴らしいです。
グラスで白ワインもいただきました。
ボルドーのシャルドネですが、辛口で実に良い。
・スープ
フランス産グリーンピースのヴェルデと甲殻類のコンソメジュレ
スープとは言えしっかりした一品。
スプーンを底の方から掬うようにしていただきます。
思った以上に濃厚な味わい。
前菜をはるかに凌ぎます。
香りも凄いし、コンソメの複雑な味わいが何とも言えない。
これは素晴らしい。
パンのお替りはひまわりの実を使ったものが供されます。
これも美味しかった。
・メイン
平目のポワレ ポテトとポワローのブーランジェル
元々は的鯛だったのを平目に代えてもらいました。
表面を軽くフライにしてあり、平目には見えません。
平目の下には見えにくいですが、薄切りのポテト。
塩をしっかり使っているせいか、少々しょっぱ過ぎると最初は感じてしまいます。
でも、平目の淡泊な味をむしろ引き出すほど、ぴったり合います。
これも見事なソースですね。
最初は、あれ?
食べていると段々美味しく感じるなんていう料理は珍しいかもしれない。
ある意味、これは完成形かもしれない。
デザートはなんと三段階あります。
・一口のデザート
アールグレイのアイスです。
さっぱりしていて美味しい。
・マスカルポーネのクレームとウィスキー香るカラメルのグラス
美しいですね。
マスカルポーネのクレームはティラミスになっています。
でもティラミスの味じゃない。
これはこれで芸術的と言って良いレベルではないでしょうか。
まるで絵画の世界です。
・お好みの小菓子とショコラをワゴンから
皆さん結構頼むのでつい私もいろいろ取ってしまいました。
歳を考えなアカンのに(笑)
フルーツやらゼリーやらマカロンやらなにやら。
マカロンの皮が軟らかいのでびっくり。
ドリンクはエスプレッソ。
全体的にソースの使い方が秀逸と感じました。
特にスープとメインは印象が残る一品でした。
さらにデザートの充実さ。
5,000円でここまで出てくるフレンチは初めてだと思います。
グラスワインを入れて、サービス料と消費税込で7,000円強。
ここまでの有名店では考えられないリーズナブルさです。
今はまだ予約も取りやすい状況のようですので、行かれる方は早めが良いようです。
10位
1回
2014/09訪問 2014/11/09
マイレビュアーさんからオフ会のお誘い。
「レ・ストゥディ」
何と一日一組しか入れないレストラン。
でも、6人以上集めないと駄目なレストラン。
シェフはあの「小笠原伯爵邸」の総料理長だった方だそうな。
その名も「ジョセップ・バラオナ・ビニェス」。
うーむ、なんとも凄そうなお店です。
そんな凄い店なのに、食べログの評価は「3.22」(平成26年9月25日現在」と意外に低い。
よう分からんが、簡単には行くことは殆ど不可能と思えるので、快諾しました。
場所は、内幸町の「富国生命ビル」の地下2階。
はて、そんな凄い店があんなところにあったであろうか。
この飲食店街には以前、隣のビルにある監査法人の大先生とよく飲みに訪れたところ。
居酒屋しかないかと思ってましたが・・・あった。
しかし、入り難そうな店?
店っていうより・・・入ることを拒絶していますな、こりゃ。
ドアを開けると、そこはいきなり食卓。
てっきりウエイティングかキャッシャーでもあると思ってましたが。
テーブルの上にはミニチュアの調理器具。
なんだか高級なのかそうでもないのかよう分からん雰囲気。
皆さん揃ったので食前酒が出てきます。
Dry Fino La ina Domeca
シェリー酒です。
かなりアルコールが強そうな味わい。
ここでは料理が出されると、シェフが出てきて流暢な日本語で説明をしてくれます。
・前菜
左から順番に
イベリコ生ハムのクリームコロッケ
スパニッシュオムレツ
エビ・かにマヨネーズのピンチョ
サーモンのマリネ
コカ デ レカプテ
スペイン料理はあまり馴染がない。
ピンチョスもそれほど食べた記憶がない。
食べてみると、何となくサクッと食べてしまった(笑)
見た目と印象が違ったのが、「コカ デ レカプテ」。
上に乗っているのは秋刀魚。
もっと青魚臭さがあるかと思っていたら、意外に軽い味わい。
こういう微妙な味は正直、ピンとこない性質です。
白ワインです。
Agusti Torello Mata Reserva 2008
このワインは良いですね。
スペインワインは馴染がないですが、フランスワインに負けていません。
・スープ
サルモレホ
ガスパチョですね。
実にトマトの酸味がすっきりしています。
雑味がありません。
見事です。
上に乗っているイベリコ生ハムと実に合う。
・魚料理①
ホタテのロメスコソース
帆立の上には松の実が乗っています。
韓国料理以外でも使うんですね。
このソースは独特な風味です。
フレンチやイタリアンではお目にかかれないソースです。
パンが出て来ました。
自家製ではないそうです。
後で聞いてみたところ、スペインから取り寄せているパン。
それを店で少し手を入れて供しているそうな。
ワインが変わります。
Sisquella 2011
うーむ、旨い。
スペインワイン恐るべしか。
・魚料理②
いさきとヤリイカのグリーンソース
いさきの火入れが凄い。
皮はしっかり焼けているのに、中はそれほどでもない。
そして、このソース。
浅利です。
貝の風味が実に良い。
パスタみたいに見えるのはヤリイカ。
これも火入れが実に良い。
イカ臭くない。
温泉玉子は見た目は良いけど、無くても良かったかもしれない。
潰すとかえって味がぼやける。
パンのお替り。
ふっくらしたパンで、独特です。
また、ワインが変わります。
Cervoles
・米料理
パエリアのアロスカルドソ
スペインといえばパエリア。
今まで正直、パエリアってそんなに美味しいと思ったことがなかった。
でも、今回のは違います。
今までで一番美味しいと思えるパエリアです。
サフランがあまり強く感じないのも要因かもしれない。
それと魚介の良い出汁が出ています。
ニンニクを使っているせいか、かなり濃厚な味わい。
でも下品じゃない。
これは良かった。
ちなみに米は日本のコシヒカリだそうです。
赤ワインが出て来ました。
Senorio de Sarria Gran reserva 2004
結構すっきりした赤ワイン。
フランス産より良いかも(笑)
・肉料理
和牛のシェリーワインソース
やはり日本なので和牛なのでしょうか。
和牛が一番美味しいとシェフが言ってました。
ソースは甘いシェリー酒。
作り方はオーブンに入れては寝かせ、少しずつ火入れするという面倒くさい手法。
普通にレアに仕上げているのではないそうです。
添えられているのはカリフラワーとマッシュルーム。
肉の味はレアのようでいて充分に火が入っていて旨い。
しかし、感心したのはカリフラワー。
実は私、カリフラワーとブロッコリーが苦手なのです。
でも、このカリフラワー、美味しいです。
こうして軽い火入れだとこれほど味わい深くなる野菜だったとは知らなんだ。
・デザート
フルーツのマセドニア
グラニテですか。
つまるところ、かき氷です。
かき氷はデザートか。
ぶどう、グレープフルーツ、無花果、梨といったフルーツと一緒です。
うむ、これはこれでかなり旨い。
妙に甘いケーキよりずっと良い。
最後もシェリー酒。
Pedro Ximenez San Emilio Lustau
今度は甘い。
最後はエスプレッソかカモミールティ。
私はエスプレッソ。
うむ、これは・・・こんなもんでしょう。
さすがに小笠原伯爵邸の料理長の腕前だけあるといった感じ満載。
欧州の料理ではスペイン料理が最高だという評価があるのも、少しは頷けます。
きっと3つ星のフレンチやイタリアンに食べ飽きると、もっと分かるのかもしれない。
でも、その素晴らしさの一部は理解できました。
幹事さん、いつもながらお疲れ様でした。
マイベストレストランも今年で6回目の投稿になります。
てことは6年もやっているわけだ(^o^)
何だか、最近はマンネリ気味のお疲れモードパンパン状態。
新しいレビュアーさん達もたくさん増えてきて、そろそろ引き際を考えなければいけないのでしょう。
食べログを始めた頃は、職場の近くの人形町界隈と自宅近くの船橋・津田沼界隈の紹介が中心でしたが、この頃は、いろいろ人気店に行くことが多くなりました。
それはそれで美味しい思いをすることも多くなりましたが、結局人気のある店中心になってきたのは当初のスタンスとは変わってきてしまった。
ある意味、長くやっていると仕方のない傾向なのかもしれない。
今年はフレンチやイタリアンに行くことが多かったですが、意外にもハード系のパンの美味しさに目覚めた一年だったように思います。
来年はかなり増えたBM店をどこまで減らせるかが課題ですね。