レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
4回
2019/05訪問 2019/09/28
久しぶりの「すぎた」。
最近は自分で予約しても取れないので、他のレビュアーさん頼み。
今回はそのレビュアーさんが行けないので二人分譲っていただいた。
普段はかみさんと行くのだが、今回は大学の友人を誘って行くことに。
彼は豊洲で魚関係の事業をしているので、魚はかなりうるさい。
ただ、難点は酒をかなり飲むこと。
「すぎた」でガンガン飲まれたらいくら取られるか分からない(笑)。
事前にあまり飲み過ぎないよう注意しておいた。
この日は5時30分スタート組。
まずは恒例のアウグスビールから。
グラスは無くなって瓶だけ。
友人は中瓶2本を注文…オイオイ(^^ゞ
(つまみ)
・空豆
・三重の鳥貝、三陸の真子鰈
・帆立の磯辺焼き
・穴子の茶碗蒸し
・七ヶ浜の子持ち蝦蛄
・ホタルイカ、鮟肝と新政
・太刀魚の塩焼き
この段階でビール2本はとっくに空いてしまい、日本酒2合も空いてしまった。
大丈夫だろうか?
(握り)
・小肌
・真鯛
・カンパチ
・鰆
・那智勝浦の中トロ
・鯵
・子持ちヤリイカ(写真撮り忘れ)
・車海老
・金目鯛
・青森のムラサキウニ
・穴子(写真ボケボケ)
・お椀
・玉子焼き
この間、お酒2合が2回。
友人はあれでも抑えているようだったが(笑)
魚にうるさい友人も絶賛の寿司ばかりだったようだ。
特に切り身が大きいのに驚いていた。
私はこれが普通かと思っていたが。
今日はやはり小肌が一番かな。
他は意外にもカンパチが良かった。
まぁ、いつもどれも旨いんだけど。
お会計は・・・お一人・・・35,000円!!。
やはり飲み過ぎた。
真夏の「すぎた」。
最近は予約がすっかり取れなくなり、もうこの店に来るのは厳しいかと覚悟していましたが、マイレビュアーさんからのお誘いでやってきました。
しかし、毎月のように訪問している方々はどうやって予約しているんでしょうかね。
年間予約でもあるのかな。
この日は17時スタート。
いつも20時スタートばかりで帰りがしんどかったですが、今日は早く帰れそうだ。
今日はツマミ少々です。
・蛸
・真子鰈
・鰯
・金目の煮びたし
お酒は最初はビール。
その後は冷酒を2種類。
・篠峯
・雨後の月
鰯がやけに旨かった。
夏場はやはりマイワシが美味い。
寿司は次の通り。
・小肌
・春子
・鰹
・甘鯛
・金目
・鯵
・赤身
・中トロ
・海老
・ホッキ
・鰯
・車海老
・佐賀の雲丹
・お椀
・穴子(塩)
・玉子焼き
夏場のせいかいつもより酢がきつめ。
考えてみれば都寿司の頃は最初は結構酢がきつめで私は好きでした。
最近は少し酢の使い方が変わってきていましたが、やはりきつめの方が美味いな。
小肌は相変わらずの旨さ。
この日はどの握りも良かったように思います。
会計は29,000円。
なんだかまた高くなった気がするが(笑)。
まぁ、早々来れない店なので良かった。
昨年末に「ミシュラン」で☆を獲得してしまった。
おかげで予約がますます取りにくくなってしまった。
今回は昨年の6月に予約できたものだが、次が取れない。
何と今年はもう取れないそうだ。
まだ2月なのに(呆)。
今日は麗しきレビュアーさんとデート。
ゼロ次会の後、8時に到着。
前のお客さん達がまだ終わらず開始が少し伸びてしまった。
例によってつまみからスタート。
もちろんお酒はお任せです。
・穴子の茶碗蒸し
・ひろっこのおひたし(写真撮り忘れ)
・房州の鮃
・白魚の酒盗焼き
・白子
・岩手の牡蠣の味噌漬け
・あん肝と新政(酒)
・太刀魚
ツマミはこの辺で切り上げます。
少しスタートが遅かったので、帰りが心配なので(笑)。
・小肌
・真鯛
・鰆
・春子(かすご)
・芝海老の頭
・中トロ
・初鰹
・子持ちヤリイカ
・鯵
・車海老
・金目
・雲丹
・穴子(塩)
・お椀(浅利)
・玉子焼き
こうやって書くと、随分食べた気がする。
結構旨い酒を戴いたし満足度は相変わらず。
これで一人25,000円はある意味安いのかもしれない。
でも、ここまで予約困難な店になると、この店が遠く感じてしまいますね。
(2016年6月)
7か月ぶりの「すぎた」です。
あの時は晩秋。
今日は梅雨と言うか、猛暑です。
「日本橋橘町都寿司」で初めてこの店を知って10年経つ。
東日本橋の裏通りにあったかなり美味しい寿司屋さんだったのに、東京でも有数の店にまで出世した。
値段もその分出世した(笑)
何時でも気楽に行くことにできた店だったのに、予約すら簡単に取れない店になったのは一体何だったのだろう。
「食べログ」が無かったら、ここまで人気が出ただろうか。
湯島の「くろぎ」もそうだが、「食べログ」をきっかけに超有名店になった店はどれほどあるのだろうか、とつとに思う。
今日は珍しく個室にお客さんが来ていた。
有名人でも来ているのか?
今日は次のものをいただいた。
(お通し)
・じゅんさいの酢の物
(つまみ)
・ホッキ(北海道)
・平目(房総)
・アワビ、アワビの肝(千葉大原)
・鰹(気仙沼)
・ホタルイカの味噌漬けと塩雲丹
・エボ鯛
(握り)
・小肌
・真鯛
・サゴチ
・かすご
・大間の鮪の漬け
・鮪中トロ
・鯵
・車海老
・金目
・赤雲丹
・穴子(タレ)
・お椀(浅利)
・玉
今日は猛暑日のせいか、いつもより塩が強めだった。
でも、しっかりした味なので、食べやすい。
小肌は相変わらず最高だったし、赤雲丹の旨さは筆舌し難いものがある。
酒は杉田さんにお任せ。
どれも旨い。
今度は2月か。
高級寿司店はここだけで充分だな。
(2015年11月)
2100件目はやはり人形町を代表する此方でしょう。
「日本橋橘町 都寿司」が移転して初めて訪問です。
今度は店名が「すぎた」。
さすがに修業先の「都寿司」に近いこともあってか、ご主人自らの名前を店名にしたようです。
今度の方がたしかに高級感もある。
場所は、事前にチェック済み。
水天宮というよりロイヤルパークホテルの方が近い。
この界隈は実はあまり詳しくない地域なので、ちょっと不安。
開店祝いの花束が飾られています。
真新しい白いの暖簾がやけに夜の街に映えて見えます。
地下の店です。
以前はステーキハウスだったとのことですが、その面影はありません。
木戸を引いて店内へ。
個室っぽいカウンターもありますが、ここは使用しないで荷物置き場になっている模様。
奥のカウンターは9席。
壁とカウンターの間が以前の店より狭いので、先ほどの個室が荷物置き場になってしまうのでしょう。
新しいだけでなく、今回はちょっと高級感を出した店づくりのようです。
庶民的な寿司屋の雰囲気はもうありません。
8:30PMの予約ですが、完全入れ替え制の感じ。
従業員も少し増えたか。
少し待たせて杉田さん登場。
昔に比べると太ったか…他人のことは言えんけど(笑)
まずはビールで喉を潤す。
いつものように適当にツマミと寿司でお願いしました。
ツマミ
・お通し きぬかつぎ。
・かわはぎ肝醤油
・ホッキ貝
・しめ鯖
・帆立の海苔巻
・あん肝
・イクラの味噌漬け
・エボ鯛
牡蠣が苦手なのでホッキにしてもらいました。
こんなでかいホッキは久しぶりです。
命を感じるホッキでした。
しめ鯖も海苔で巻いていますが、微妙な味付けが加わり実に素晴らしい。
お酒は「勝駒」「新政」など。
握り
・小肌
・真鯛
・大間の鮪の漬け
・鰆
・大間の鮪の中トロ
・鯵
・車海老
・金目鯛
・蝦夷ばふんうに
・穴子(塩)
・お椀
・玉
いつもながらの杉田さんの芸術的な寿司にまた出会えました。
相変わらず見事ですねぇ。
ここの良さは杉田さんの会話のタイミング。
寿司店の場合、大将のペースで話が終始する場合がありますが、杉田さんはそんなことはしない。
会話は適度にするのみ。
此方の会話の中に入ることもない。
タイミングで話をふってくるのみ。
この心遣いは嬉しい。
都心の有名寿司店にはあまり行っていないけど、この店を知っているだけで、充分と思えます。
予約は相変わらず取りにくいけど、必ず来ます。
2位
1回
2017/01訪問 2017/02/19
2400件目は「日本橋 逢坂」 味良し酒良しで値段も安い最高の店
2,400件目は「日本橋 逢坂」。
最近は区切りの店がフレンチかイタリアンばかりだったので、久々に和食の店にしました。
場所は、三越前と人形町の中間あたり。
でも、堀留町が近いので雰囲気は完全に人形町です。
人形町にいた頃は、この店のある場所は以前は「寿司かとう」→「仁行」といった旨い店があった場所。
ただ、人形町界隈特有の昼は良くても夜来ないという厳しい環境の中では、いつの間にか閉店してしまいました。
今度は「逢坂」。
東麻布の名店が人形町に進出ですね。
行こうと思ってなかなか予約しなかったのですが、意外にすんなり予約がとれました。
玄関を開けると、店内は基本的には変わっていないようです。
カウンターに座ります。
今日は予約客で満席とのことですが、まだ先客は2人のみ。
料理は飲み代込で15,000円のコースです。
大将は静かな感じの方ですね。
聞くと青森出身だそうです。
お酒はお任せでお願いしました。
最初は「田酒」です。
うむ、さっぱりしていて良いですね。
・先付 「京人参と雲丹」
温かいです。
今日はことに寒いので助かります。
ほっとする温かさの中に雲丹が躍動します。
でも、磯臭くない。
そして人参の甘味がほんのり。
・揚げ物 「白子ふらい」
白子のフライかぁ。
ソースは西洋葱とクレソンだそうです。
少しマヨネーズでも入っている感じ。
白子自体はさほど好きな食材ではありませんが、こういう食べ方だとすんなり入ります。
ここで次のお酒。
「伯楽星」。
・鮮 「鮪、青利いか、鮃、牛タタキ、宮崎県のクエ」
刺身です。
クエは久しぶりです。
どうせならクエだけでも良いかも(笑)。
淡泊な味ですが、食感も良い。
それと鮃が良かった。
鮃の横にある自家製カラスミは抜群です。
日本酒にはこれ以外にない。
・汁 「こづゆ」
御存知会津の「こづゆ」です。
「蕎楽亭」で頂いて以来です。
ご主人の奥さんが福島の須賀川なので、この料理を知ったようです。
ちなみにウチのかみさんは仲通りなので「こづゆ」は初めてだそうです。
かなり庶民的な料理と言う印象でしたが、なんだか別物のような上品さに驚きです。
芋の食感が際立って旨く感じます。
ここでお酒が変わります。
「隧道蔵(すいどうくら)」。
初めていただきました。
まろやかで最高のお酒です。
・焼き物 「鰆」
鰆という魚は難しいです。
チョット癖があるし、これを上手く調理できるとはさすがです。
・季節物 「蟹甲羅焼き」
これは香箱蟹のようですね。
かなり濃厚です。
外子と内子の食感がたまりません。
・口直し 「葉牛蒡のおひたし」
葉牛蒡なるものを初めていただきました。
葉っぱの方が長い牛蒡なんですね。
葉っぱなのにゴボウの味がする。
へぇー、こんなのあるんですね。
ここで「而今を注文。
いやぁ、旨い(^o^)
・煮物 「岩手牛のすき焼き 泡たまご」
素晴らしい肉が出てきました。
見事なサシの入り方です。
そして驚きの「泡たまご」。
初めてみました。
普通の玉子に炭酸ガスを入れるだけらしいですが、かなり違います。
この中に上等な肉。
いやぁ、口の中で蕩けます。
・肴 「色々と・・・」
面白いですね。
わさび漬けやらなにやら日本酒以外には合わないものばかりがこのタイミングで出てくるとは。
一気に而今が無くなってしまった(^o^)
・お食事 「鯛茶漬け」
茶漬けのお茶は出汁ではなく、本当にお茶です。
鯛は少し量が少な目ですが、かなり食べているので丁度良い感じか。
「うち山」同様、胡麻ダレで頂き、半分ほど食べたらお茶を注ぎます。
出汁茶ではないので、少し塩を入れて調整しました。
・デザート 「松の寿の酒粕」
松の寿とは日本酒のようです。
ということは日本酒の酒粕がデザートです。
いやぁ、初めてです。
上に乗っている透明なのはお酒をゼリー状にしたもの。
まさかのお酒のデザート。
感動モノです。
これで1人飲み代込で15,000円は格安です。
料理の味よし、お酒も最高。
素晴らしい一軒です。
3位
3回
2018/09訪問 2019/01/12
3連休のとある日に訪問。
本当は西大島にニューオープンした「マハラニサンバール」を目指したのだが、店頭に来るとなんとも平凡などこにでもメニュー看板を見て入店しませんでした。
西大島に来れば美味しいインド料理店が他にもたくさんあるので、わざわざ平凡な店に行くことはない。
此方に来るのは米騒動の後のオフ会以来。
なにやらシェフもホールの人達もすっかり変わったとのことなので、どうなんだろうとは思ってましたが。
店に入るととたしかにあのヒマール氏の姿はなく、別の方々のようだが。
ただ厨房にいたシェフは見たことがある気がする。
3連休のせいか、店内は空いています。
昼のメニューは変わっていないようだが。
そういや軽食メニューも増えたらしいが。
とりあえず、ミールスを注文。
勿論、ノンベジで。
カレーはマトン。
当然ビールは無くてはならない。
ホールのスタッフはやけに日本語が上手。
これは楽だ。
スープ、サラダと続きミールス登場。
見た目は以前と変わらない感じだが、よく見るとサンバルは違うことが分かる。
ボリヤルもクートゥも以前とは違う気がする。
他は似ているが。
サンバルから一口。
今度のサンバルはやけに人参が多い。
うむ、キレが違う。
なんだか、平凡なサンバルだ。
対してラッサムは以前より美味しいと思う。
このすっきりとした辛さはかなり良い。
ボリヤルとクートゥを食べて驚く。
以前より美味しいじゃないか。
甘味がやけに日本人に合うと思う。
騒動になったライスはどうやらバスマティのようだ。
ソナマスリのほんわかした香りではなく、きっちりとした香りがする。
マトンは・・・これも良い。
昨日、錦糸町のバングラデシュ料理店でいただいたマトンも旨かったが、やはりミナミキッチンの方が美味しく感じる。
残念なのはチャパティ。
やけに固かった。
最初に来た時より、サンバルとチャパティ以外は良いと思う。
というか、日本人の口に合うと言った方が良いか。
こちらで米騒動の話題で盛り上がりましたが、落ち着いてきたので再訪のレビューを出しました。
料理の話より、なぜかインド米の種類の話で喧々諤々、丁々発止となり話題になってしまった此方。
肝心の料理の話はどうなったんだという思いです。
でも美味しいなら是非行ってみたいという方と既にリピーターになっている大御所を集めて夜のオフ会となりました。
今朝の雪模様で、どうなるかと思いましたが、無事開催。
予約は7時。
皆さん、遅れずに到着です。
どうやら話題の人達はいなくて良かった(^o^)。
さて、ビールで乾杯。
注文はインド料理に慣れている大御所2名のご意見通りです。
特注で注文したものもあります。
・ビーフチョップ
ビーフペッパーフライを注文したが出来ないと言われ、これを勧められました。
味は同じだそうです。
辛さはローカル(現地)のレベル。
3つ頼んだので、ちょっと多いかと思いましたが、皆さん絶賛でした。
クミン、マスタードシードの両方が際立つ感じ。
刺激的かつ衝撃的な旨さです。
・パリップワダ
ちょっと変わったタイプのヴァダ。
こういう固いタイプのヴァダもあるんですね。
胡桃の粒を感じます。
素朴な味わいで、ある意味田舎の味か。
ここからワインに変更。
結局5人で3本空けました。
・エッグポリアル
これもローカルな辛さ。
卵なのに刺激な辛さですが、先ほどのビーフチュッカには及ばないか。
・タワフィッシュ
魚は鰤です。
骨がある魚なので箸が欲しいところですが(笑)。
鰤もこうしてみると、スパイスだらけの味です。
これも刺激的ですね。
・チェテナードチキンとソナマスリ
ローカルな辛さを求めて、チェテナードチキン。
かなりの辛さです。
そして噂のソナマスリ。
果たして私が年末に食べたのはソナマスリかバスマティか?
うむ・・・これだなぁ(笑)
バスマティとしては香りがさほどしませんが、マイルドで優しい香りはします。
この香りは上品ですねぇ。
ちなみにクマールさんに発音について聞きました。
例のPonni riceは何と発音するのか?
ポンニライスなのかポニーライスなのか?
クマールさん曰く「ポンニライス」だそうです。
でも、クマールさん言ってました。
「この店に来るまでソナマスリもポンニライスも食べたことなかった」
やはりインドでも高い米のようですね。
彼がどこの出身かは知らないけど、ソナマスリもポンニライスも大衆的な米じゃないようです。
ちなみにソナマスリですが、上品でインドのいろんな料理には合うと思うけど、日本人には少し物足りないと感じるかも。
香りが少ないので食べやすいが、香りが少ない分、、長粒米のジャポニカ米のような感じ。
インド料理やタイ料理のようなスパイスの効いた料理には、香りの強い米の方が合う気がします。
日本人にはバスマティの方がソナマスリより美味しいと感じると思う。
・マサライドゥリ
いつの間にかマサライドゥリが出て来ました(^o^)
そして最強のサンバル。
やっぱり、此方のサンバルは旨い。
あんまり褒めると図に乗りやすいと噂されるインド料理ですが、こいつは今の処レベルが違う感じです。
正直、サンバルってそんなに好きじゃなかったんです。
ラッサムはお替りしてもサンバルはノーサンキューでした。
理由は、実に健康的な感じだが、マイルドすぎて物足りないのです。
でも、此方のサンバルはキレとコクがある。
サンバルも旨いじゃねーかとつくづく感じる一品です。
・パニールドーサ
これもいつ頼んだだか(^o^)
形が面白いですね。
三角形もあるんだ。
甘味があって実に良い。
ちょいと焦げた感じが堪らない。
・ミールス(ノンベジ)
ライスはバスマティ。
うむ、味音痴の私としてはこっちのバスマティの方が良いと思うな。
・マトンシチュー
勿論ローカルな辛さです。
これがまた最後に来て、最高の旨さ。
刺激的な辛さ。
すっきりします。
最初と最後で最高の味に出会えた感じ。
うむ、ここはやはり良いと思う。
インド料理といえば葛西から西葛西を中心とした東西線エリアが有名だが、最近は西大島から大島といった都営新宿線エリアも激熱のようだ。
食べログのニューオープンのコーナーを検索していると、出てきたなにやら良さげな店。
年末の忙しい時に行ってみました。
場所は大島と西大島の丁度中間。
地図を見るといくらか大島の方が近い感じがするが。
大島商店街を楽しみながらいくなら大島。
他のインド料理店を確認したいなら西大島か(笑)。
12時頃ですが、先客なし。
奥にまさにインド人の男性という感じの2人。
どうやら経営者か。
ホールはメガネをかけたインド人。
厨房もまさにインドといった2人。
この近くにインド人の学校があるので急速にインド人の人口が増えたことが要因のようだ。
このままで行くと東京は中国人とインド人で一杯になるかもしれない。
店名の通り南インド料理。
新大橋通りにある「マハラニ」以来か。
ノンベジ(1,200円)とビールを注文。
カレーはチキンペッパー。
辛さは当然VERY HOT。
結論か先に行こう。
素晴らしいの一言。
葛西界隈の南インド料理の店と比べても遜色がないどころか、その上を行く感じがする。
何よりキレが違う。
南インド料理は美味しいがどこかぼやけたような微妙な味わいがあることが多い。
スパイスのせいなのかはわからないが。
その点、此方はストレートな味わいで素晴らしい。
例えて言うなら、今までの南料理を日本の関西料理だとすると、此方は東京の料理といった感じ。
今まで食べた中で一番口に合う。
料理に戻ろう。
最初はスープとサラダ。
スープは野菜スープ。
熱々だが、初めて飲む味。
ラッサム系のスープが多い中、こういうスープもあるとは知らなかった。
ミールス登場。
左上からサンバル、ラッサム、カレー(チキンペッパー)、ボリヤル2種(ポテト、人参とインゲン)
ヨーグルトの横がピクルス。
真ん中にはバスマティライス。
左にチャパティとパパドゥならぬアッパラム(同じだけど)。
どれも素晴らしいです。
特にサンバルが何故か最高。
サンバルと言うとこれまでまろやかなイメージしか無かったが、これは違う。
味がしっかりしている。
辛さも程よく、何といってもスパイスのキレが良い。
ラッサムは意外にあっさり系だが、スパイス感は充分ある。
チキンペッパーは正に南インドという感じ。
これもキレがある。
バスマティライスが踊っている(^o^)
本物のインディカ米を使っている感じが伝わる。
対してボリヤルは両方とも優しい。
スパイスで痺れた舌がもとに戻っていく。
ピクルスも癖が少なくて食べやすい。
インド料理のピクルスは正直、美味しいと思った事が少ないが、これは比較的旨い。
最後のホットチャイを飲み干し大満足。
ビリヤニも食べられるようだが、次回に取っておこう。
ここは凄いと思います。
4位
1回
2017/06訪問 2017/10/22
2600件目は「ラ・トゥーエル」 クラシック感はあるものの最近のフレンチの潮流も感じる名店
2,600件目は「ラ・トゥーエル」にお邪魔しました。
最近、パッとした店に行っていないので、かねてよりBMしていた当店にお邪魔しました。
食べログの評価が4点超えの名店ですが、意外に簡単に予約が取れました。
4点超えの店だと、半年くらい先の店が多いのですが、こういうこともあるんですね。
場所は神楽坂上。
同じく名店と言われる「ラトラス」の隣。
店内は先客が1組。
窓際の席に案内されました。
ランチコースは3種類。
3品の「ムニュ レジュール」が4,500円。
4品の「ムニュ セゾニエ」が5,800円。
ディナーと同じ5品の「ムニュ パロール」が7,800円。
ともにサービス料が10%、消費税が別途8%かかります。
ランチですので、「ムニュ セゾニエ」にしました。
まずは食前酒から。
私は勿論シャンパンです。
すっきりした味わいで蒸し蒸しする梅雨にはピッタリです。
・アミューズ
店のレベルはアミューズで決まると言って過言ではない。
アミューズが大した事が無い店で料理が旨い店は無い。
此方は3品。
レモングラスのアイス抹茶乗せ、豆乳と胡桃、ポルチーニとフォアグラ。
どれも秀逸な一品です。
難点が全くない。
感動するほどではないが、欠点がない。
ワインを貰います。
「Rosie's Chardonnay」
シャルドネです。
すっきりした飲み口はどの料理にも合う。
・前菜1 湯引き鱧とフユイヌのサラダ仕立て タマリンド風味のトマトソースを添えて
こじんまりとした形で登場。
鱧にしては少し小さいか。
しかし、フレンチで鱧が出るとは。
鱧に添えられている黒いモノは醤油のソース。
とてもフレンチとは思えぬ和を感じる一品。
赤いものがトマトソース。
これは思ったより濃い味。
鱧が淡泊なのでトマトソースには合わないかな。
醤油のソースだけの方が良いと思うが、それでも完成度は高いと思います。
ワインを変更。
「Arbois Ploussard La Csbane」
白ワインの中に赤ワインを冷やして…と書いてあったので、面白いワインと思います。
見た目は赤ワインと言うよりロゼに近いか。
ただ、好みとは少し違っている感じ。
・前菜2 フォアグラのフラン ボルト酒の香り
これは凄かった。
フォアグラの上に乗っているのは玉葱。
インドネシアの胡椒が皿の上に散りばめられています。
フォアグラの脂臭さが殆ど感じない。
フォアグラの甘味と旨みが交じり合い、その濃厚な味とボルト酒の香りが見事にマッチングしている。
またしてもワインを変更
「Languedoc P.S.L」
南欧のワインだそうな。
まろやかな風味は、ヨーロッパらしいワイン。
微妙などっちつかずと言う味だが、慣れると旨い(笑)。
・本日の魚料理 真子鰈のポワレ ホワイトアスパラと桜海老
これも難点が全くない。
クラシカルな感じもするが、最近の潮流の味でもある。
見事な調和感。
桜海老を使うなど、最近の和に近いフレンチそのもの。
・肉料理 カナダ産鴨胸肉のロティ ジュのソース 西洋ゴボウと季節野菜を添えて
フレンチでは正直、鴨肉は好みではない。
鴨肉特有の血の香りが個性的すぎるのです。
どんな調理でこの血の香りを消すのでしょうか。
右上にある黒い棒が西洋ゴボウか。
これは珈琲味になっている。
珈琲味か。
ちょっと考えれない(笑)。
鴨肉はさほど量は多くない。
しかし、鴨肉なので、量的には丁度良いかもしれない。
完成度としてはまずまずのレベルか。
火の通し加減は見事なれど鴨肉でなければならないという感じではないか。
ただ、珈琲味の牛蒡は面白かった。
・デザート ベリーのタルト アイス
甘すぎずすっきりした味わい。
美味いの一言か。
・小菓子と珈琲
やはり全体的に難点が余りない。
クラシックな感じかと思いきや、和の味も感じる品々。
やはりフレンチは美味しいなと思える店ですね。
値段も高くはない。
サービスも固すぎずリラックスできます。
どんな方々も満足できる店なのではないでしょうか。
5位
1回
2017/02訪問 2017/06/11
2500件目は「レストラン間」。
此方は4年ほど前の夏にオフ会でお呼ばれしていた店です。
ところが、その3日前に、な・・なんと、この歳でまさかの「虫垂炎」にかってしまったのです(呆)。
仕事中に痛みが出て、その後は救急車で急遽入院の羽目に。
さすがにオフ会には出られず仕舞い。
心残りであったお店に、結婚記念日に訪問しました。
場所は、恵比寿。
サッポロビールの再開発ですっかり変わったガーデンプレイス側の出口からすぐですが、この出口に来るのに結構時間がかかります。
最も、昔は駅の西口から急な坂道を上らないといけない場所でしたから、ある意味便利になりましたね。
予約は12時丁度。
店内で少し待たされます。
狭い店なので、ウエイティングはありません。
開店5分雨に奥の席へ。
鰻の寝床のような店内です。
テーブルも少し小さ目。
ビストロ向けでしょうか。
料理はおまかせコース(3,600円)です。
最初から白ワインを注文。
・ソーヴィニヨンブラン2014
ニュージーランドのワイン。
お値段は1,000円。
実にリーズナブルです。
お味は辛口なれど、フルーティ。
・アミューズ フォアグラのクレープ
見た目がデザート。
子供が見たら嬉しがるお姿。
しかし、お味の方はしっかりとした大人の味。
フォアグラよりも胡桃の食感やフルーツとの混沌としたカオスの世界にいきなり引き込まれます。
お替りしたくなりますね。
・前菜1品目 AIDAスペシャリテ 季節の野菜パフェ
当店の看板メニュー。
こんなパフェは見たことが無い(笑)。
いろんな野菜がギッシリ詰まっています。
奥には鹿肉のハムもある。
ちょっとしたジビエ気分も味わえます。
上に乗っているのは牛蒡。
ビーズの色も良い。
お味の方は、これも大人の味。
アイスが入っていますが、スィーツとは正反対の局地。
フレンチには思えぬ料理ですが、色使いといいまさにフレンチならでは美しい一品。
正直言ってこれだけで店を出しても売れると思います。
自家製パンがきました。
最近では有名フレンチなどでは、無理して自家製パンに拘らなくても旨いパンが手に入る時代です。
しかし、このパンは敢て自家製で作っているという自信作であると感じさせられるレベル。
パンだけでも勝負できるかな。
ここでワインを変えます。
・ヴィレ クレッセ ヴィロリ 2014
ブルゴーニュのシャルドネ。
色が実に良い。
香りも満足できます。
これで1,200円は実にリーズナブル。
・前菜2品目 山ウドと鰆のガトー 春の香り
見た目はバッテラ(笑)。
鰆ではなく鯖を使ったら、まさにバッテラ。
色とりどりの野菜が実に綺麗。
鰆の下が山ウドか?
難点は切り難いこと。
箸があると良かったですね。
・メイン 鴨とキノコのロティ ボルチーニと卵黄で
両側にあるのが鴨肉。
真ん中は鶏肉のミンチ。
卵と一緒にあるのがボルチーニのソース。
これも実に美しい。
鴨肉は火入れといい、素晴らしい。
鴨独特の臭みがない。
ボルチーニは卵黄と交ると、フォアグラソースのよう。
鴨肉の旨みと合わさると、別の味に変化する。
これも素晴らしい。
ここで2個目のパン。
これが見た目はミニパンドミ。
口に入れるとクロワッサン。
自家製のレベルとしたら、かなりのもの。
・くずし 山芋と牛タンご飯
くずしとはね(笑)。
まるで京料理だ。
しかも、牛タンご飯。
ガーリックの効いた牛タンご飯。
牛タンというよりロースみたいだ。
山芋の食感が良いアクセント。
これだけ見ると日本料理です。
・デザート 苺のデザート 「和」のエッセンス
布きれに見えるのは求肥。
このままでも食べられます。
苺大福をイメージしたもの。
その下はどら焼き。
苺は酸味が少ない。
苺の下には小豆。
これも和の世界。
いろんな味というより、目で楽しませる一品です。
但し、切り難いのが難点か(^o^)
・珈琲
エスプレッソのような珈琲で実に旨し。
まさに今時のフレンチの流れそのまま。
イタリアンがフレンチとの境が分かり難くなり、フレンチは「和」に近づいてくる。
クラシックなバタークリームよ、今どこに?の世界。
見た目の美しさも含めて、目でも舌でも楽しめるひと時でした。
これで、2人で12,000円は格安です。
人気の程が分かりました。
6位
1回
2017/06訪問 2017/12/31
四谷三丁目。
若かりし頃、よく飲みに来た街。
この街の飲食店のレベルはかなり高い。
しかし、常連客で成り立っているような街なので、店の開拓はかなり大変。
その四谷三丁目、いや荒木町にあった「京料理八平」(既に閉店)出身の方が出した店が当店。
名前だけは存じていたが、なにせお馴染さんになるのに時間がかかる街だけに、敬遠していました。
そんな「宮わき」のお誘いを受け喜んで参加させていただきました。
場所はてっきり車力門通りかと思ったら、一本手前のところ。
車力門通り側はお寿司屋さんです。
慌てて、裏通りに行くと入り口が。
暖簾が涼しげ。
いかにも京料理といった感じ。
玄関を開けると・・・こりゃかなり狭い。
太目の方は通り難い狭さです。
カウンターには既にレビュアーさん達が待ってました。
雰囲気は本格的な京料理というよりは小料理店と言った感じ。
まぁ、高級居酒屋と変わらない雰囲気で、少し拍子抜けした気もしましたが、堅苦しさが全くないので個人的にはこういう店の方が私は好みです。
食べログの有名店だと、かなり雰囲気も一流の店が多いのですが、正直居心地が悪いことも(笑)。
さて、早速乾杯。
ご主人はメガネをかけた方のようだ。
結構若い。
此方はコースではなく好きなモノを注文するスタイル。
しかし、メニューはかなり本格的。
その割には値段も安い。
お通しは茄子そうめん。
注文したのは以下の通り。
・鰯のなめろう(800円)
鰯のなめろうはそれほど好みではなかったが、此方は鰯臭さが全くない。
鰯の鮮度の良さなのか。
見事です。
・万願寺唐辛子焼き浸し(650円)
万願寺唐辛子が出るとやはり京料理だと認識できますね。
・焼き百合根自家製雲丹バター(900円)
百合根と雲丹がここまで合うとは思いませんでした。
・姫サザエうま煮(650円)
サザエって、海辺で焼きサザエを食べるくらい。
こうして美味い出汁と煮て出てくると別物ですね。
・新玉葱のすり流し(800円)
これは蒸し暑い夏には最高の一品でした。
爽やかさといい、出汁の素晴らしさと言い文句のつけようがない。
・お造り盛り合わせ
本鮪中トロ 鳥取(2,000円)
活け〆コチ 愛知(1,400円)
カマス皮霜 神奈川(1,000円)
天然鯛 愛媛(1,300円)
生うに ロシア(1,600円)
どれも旨かったが、カマスが特に良かったように思います。
コチも良かったなぁ。
生うには高級寿司店並みでした。
・鱧焼き(1,800円)
鱧の梅肉和えより焼いた方が好きなので、これも良かった。
やはり夏を感じます。
・かつべ牛炭焼きたたき(1,800円)
見事なレア。
魚ばかりでは飽きるので肉があると良いですね。
・トウモロコシかき揚げ(1,400円)
此方の名物のようです。
正直、トウモロコシのかき揚げは初めて。
サクサク感が半端ではない。
・すっぽん○鍋(2,200円)
いやぁ、久しぶりのスッポンです。
こんなに安いのは初めてかも。
・ご飯 鰻と山椒(2,000円)
〆はやはりご飯。
鰻飯は最高です。
値段も激安です。
日本酒もたんといただきました。
・益荒男 石川
・夜明け前 長野
・栄光富士 山形
これで一人10,900円。
お造りは人数分で調整して貰っているとはいえ、激安です。
普通、小料理屋でもこのレベルで提供できる店は少ない。
高級居酒屋でも、ここまでの料理は出ません。
これは常連になりたいと思える店に出会えました。
もう少し広いと良いですね(^o^)。
幹事さんありがとうございました。
7位
1回
2017/06訪問 2017/12/24
初夏の鰻オフ会と称してお誘いいただきました。
鰻はかみさんが苦手なため、なかなか行かれないジャンルの一つです。
まぁ、値段が高すぎるのも大きな要因ですが(^o^)
此方は葛飾区は四ツ木にある鰻の名店。
私は29年ほど前まで金町に9年間住んでいたこともあり、葛飾区民でいたわけですが、意外にこの界隈は無縁の地域。
かろうじて、車を使うときだけ四ツ木のインターを利用するのみでした。
こんなところに鰻の名店があるとは思いませんよね。
ただ、鰻は川のそばに名店が多いようです。
江戸川区や市川界隈も鰻の名店があります…余り高くないのが良いです(笑)
昔は庶民の食べ物だったんでしょうね。
さて、お店はかなり綺麗な造り。
改築でもされたのでしょうか。
ピッカピカです。
皆さんが来るまでメニューを見ると、・・・高いですね。
鰻も坂東太郎を扱う上、天然モノも出すので仕方がないとはいえ、高い。
天然モノは・・「時価」とかいてあります。
いやぁ、「時価」と聞くと銀座の寿司屋を思い出しますが(^o^)
お酒も良いモノが揃ってますが、5ケタ行く酒もあります。
此方、本日は予約で満席だそうです。
世の中、豪勢な方が多いようです。
さてさて、皆さんお揃いになって注文です。
と思ったら、殆どのツマミは時間がかかるんだそうです。
予めツマミも予約しないといけないようです。
とりあえず、鰻の骨と肝。
これは本日注文した坂東太郎と天然ウナギのモノだそうです。
香ばしいですね。
つまらない店で出てくる鰻の骨のような臭みがない。
肝も実に旨い。
ツマミで頼めたのが、「牛蒡の醤油漬け」と「奈良漬」。
まぁ、どちらも美味しいですが、奈良漬は癖が少なく意外に旨かった。
実は奈良漬はあまり美味いと思ったことがなかったのです。
お酒にしました。
「松緑」です。
初めてですが、すっきりした辛口。
こりゃ、旨い。
続いて「志ら焼」と「蒲焼」です。
どちらも、天然モノです。
つまりお値段は時価。
一体いくらなんでしょうね。
「志ら焼」は肝塩でいただきます。
ふむ、ふっくらしています。
天然モノなので、もっと泥臭さがあるかと思いましたが、全くない。
身もしっかりしてます。
これで日本酒は最高です。
「蒲焼」はタレがかなり甘目。
当店のタレはかなり甘目のようです。
火の通し加減も良いですね。
皮が香ばしい。
比べると、やはり「志ら焼」の方が良いかな。
さぁ、鰻重の特上です。
鰻は坂東太郎。
鰻の食べ歩きはしていないので、坂東太郎と言われても比較しようがありませんが(笑)。
蓋を開けると、いやぁ良い香りだ。
鰻はかなり蒸しが強いです。
と言って水っぽい訳ではありません。
とても柔らかい。
でも、皮が香ばしいので、旨みが倍増されます。
タレはやはり甘目。
魚臭さは全くありません。
ご飯がまたパッチリした炊き加減。
極上の米です。
いやぁ、旨いなぁ。
値段のことを考えなければ最高の料理の一つでしょうな。
美味い酒もいただき、最高の鰻を堪能できました。
で、お会計は・・・おっと、やはり結構行きますね(笑)。
特に天然ウナギは、やはり高い。
お一人15,000円となりました。
でも、旨かったので気になりません。
幹事さんご苦労さまでした。
8位
3回
2017/07訪問 2017/12/02
猛暑の日、ネパール料理のオフ会です。
場所は、本八幡にある「エベレスト」。
都内で名を馳せた「タカリバンチャ」です。
まだ、認知度が低いので、予約が楽でした。
まずはビールで乾杯。
料理を頼みましたが、時間が思ったよりかかるので、別のお酒。
「ムスタンコーヒー」
ネパールの珈琲ですが、何故かお酒が入ってます。
熱々の珈琲に入ったお酒。
なかなか珍しい物を頂きましたが、…まぁ、これは食事には合わないかな(笑)
料理はカジャセットを中心にしました。
いろいろ楽しめますからね。
中辛と辛口の2種類。
あとは「スープモモ」と普通の「モモ」。
どちらも素晴らしい出来栄えです。
特にスープモモのスープの美味さは絶品。
まさにお酒に合う料理です。
追加の料理は次の通り。
タンドリーポーク
ギディ・ジブロ・ブディコ
セクワ
タンドリーポークはまさに焼き豚ですな。
ビールがどんどん進みます。
ギディ・ジブロ・ブディコは羊の脳みそとタンです。
脳みそという感じはしません。
コリコリとした食感がとても良い。
セクワはマトン。
おそらくカシコマス。
臭みが少なく、柔らかい。
料理が足らないのでまた追加。
バドマスサディコ
豚カレー
干し大根カレー(マトン)
納豆カレー
納豆カレーに使う納豆はネパールのもにだそうで、かなり日本のモノと違います。
豚カレーは濃厚で美味かった。
慣れたレビュアーさん達は手食で頂いていました。
あちきはどうも苦手なので止めておきます(^o^)
もう少し料理を頼みたかったですが、体調が不十分な方もいたので、この辺でストップ。
値段が滅茶苦茶安くて皆さん驚いてました。
ここは良い店になりますよ。
暑いのでビールが飲みたい。
しかも、体調がイマイチなのでカレーが良い。
しかし、インド料理は今一つ酒に合わない。
でも、インドが駄目ならネパールさ。
ネパール料理はビールに合う。
ネパール料理ならここだ。
土曜日の昼過ぎだが、客はいない。
こんなに旨い店なのに、なぜお客が来ないのか、不思議だ。
今日は、バドマスサデコにビール。
そしてディドを楽しもう。
ビールは保存状態が良いのかやけに旨い。
バドマスサデコは少し塩気が多い。
小室の「パウナガル」に比べると少し落ちるが、かみさんはやけに気に入ったようだ。
中華っぽいのがかみさん向けなのかもしれない。
かみさんは相変わらず、チーズナンセットだ。
こういうのがインド料理だと信じて疑わない。
チーズナンを一つ頂いたが、大したことはなかった。
近くの「サプナ」のチーズクルチャには及ばない。
ディドが来た。
ネパールのそばがきだ。
これはこれで酒に合う。
カレーはマトン。
羊ではなく山羊。
これがトロトロ。
臭みはあるものの、美味さは絶品だ。
後はダルカレーか。
かなり緑色。
見た目はサグのような感じだ。
ディドはどのカレーにも合う。
素晴らしい。
こんな旨い店なのにお客さんが居ないのが不思議で仕方がない。
食べログのニューオープンのコーナーを見ていたら、本八幡にネパール料理の名店「タカリバンチャ」がオープンしていることを知りました。
「タカリバンチャ」は阿佐ヶ谷、新橋、大森に店舗を持つネパール料理の名店。
残念ながら阿佐ヶ谷と新橋の店は既に閉店してしまったようだが、ネパール料理好きは知らぬ者がないほどの店。
その「タカリバンチャ」の4号店が、なんと本八幡にやってきたようです。
店名に「タカリバンチャ」の名が無いのが気になりますが、とにかく行ってみましょう。
本八幡は意外なインド料理激戦区。
古くからやっている地元の名店「サプナ」。
本格的北インド料理の「アティティ」。
北口には小岩の名店「サンサール」の支店。
中途半端なネパールインドの店は続きません。
今度の「エベレスト」がある場所も何度も店が代わっています。
やはり以前もインド料理店が2軒ほど続いていましたね。
さて、土曜日の11時45分頃に店に着きました。
店頭にはインドではなく、ネパールの国旗。
うむ、こうでなきゃいけない。
店内に入ると、いかにもネパールと言う感じの穏やかな方がお出迎え。
此方が、阿佐ヶ谷や新橋にいた方のようだ。
店内は残念ながら先客1名。
しかも、テイクアウトの客。
やはり「タカリバンチャ」の名前を出さないとこうなるのではないか。
奥の席に座りメニュー拝見。
ランチはどこにでもあるネパールインドのラインアップ。
わずかに「ダルバート」が載っている程度。
先ほどの男性に、夜のメニューは出来るのか聞くと、大丈夫だそうです。
なるほど、先行レビュアーさんの言う通りだ。
夜のメニューを見ると、いきなり「カジャセット」(1,200円)が目に飛び込んできた。
おおっ、大久保の「ナングロガル」で頂いた、絶品ネパール料理だ。
他にもいろんなモモや、ネパール独特の料理が並ぶ。
こりゃ良いぞい。
一緒に来たかみさんは、全く興味が無いのか普通のカレーを注文しそうになる。
かみさんはチーズナンが大好物なのです。
でも、ダルバートが美味そうに見えたのか、ダルバートにも興味を示す。
結局、私が「カジャセット」、かみさんが「タカリカレー+タカリダル」(1,090円)、そして「モモ」(600円)とビールを注文。
ビールと共にババドゥ、そしてサラダ。
うむ、最近は蒸し暑くなってきたので、ビールがやけに旨い。
ここで「カジャセット」が登場。
大久保の「ナングロガル」より大きい。
1.5倍ほどの大きさです。
こりゃ良いぞい。
真ん中にうずたかく積まれているのが「チウラ」(干し米)。
左上が「サグブテコ」(ほうれん草炒め)。
右上が「バトマスサデコ」(乾燥大豆の和え物)
右下が「スクティ」(羊の干し肉の炒め物)
その横が「ムラコアチャール」(大根の漬物)
そして「ゴルベラコアチャール」
「アルブデコ」はジャガイモ。
スパイスはインドほど豊富には使わないものの、中国の影響もあってどちらと言うと日本人好みのような気がします。
濃厚な料理はネパール料理の方がはるかに多い。
そのせいか、お酒に合うのはネパール料理だと思います。
さて、実食。
辛さはそこそこの辛さ(HOT)でお願いしてあります。
一番、美味しかったのは「バトマスサデコ」。
豆類が好物の私はこれが大好物。
ビールに合うツマミでこれに勝るモノは無いのではないだろうか。
少し残念だったのが「スクティ」。
臭みは無いものの、肉がかなり固い。
私のような爺にはちと厳しい一品でした。
それ以外は全部旨い(^o^)。
チウラに混ぜると最高に旨い。
ここでダルバート登場。
少し、ダルスープを戴きます。
おっ、これも濃厚ですね。
大概、もう少しあっさり系が多いですが結構濃厚です。
ライスにぶっかけると旨いだろうな。
モモも登場。
肉肉しく、肉汁たっぷり。
チョットした水餃子です。
これも最高だ。
いやぁ、実に旨い。
北口の「サンサール」に決して負けない美味さです。
今はまだあまり知られていないので、客の入りが少ないようですが、そのうち千葉を代表する店になることでしょう。
9位
1回
2017/08訪問 2018/01/06
稲毛にある人気のピッツア店。
以前はランチもやっていたが、今はやっていない。
人気が出過ぎてディナーだけで充分なのだろう。
稲毛でかみさんと待ち合わせて歩きます。
駅から一本道なのですが、看板が見えなく視認性に乏しい。
やっと発見。
今日も予約客で満席と書いてある。
凄いもんだ。
店内は細長い。
手前に4人がけ。
此方には老夫婦がすでにお食事中。
奥の6人用テーブル?はオフ会よろしく既に宴会が始まっている。
その中間の2人用テーブルが我々の席。
ちなみにカウンターは4人。
すでにお客さんが食事中。
蒸し暑いので最初は「スプマンテ」。
いやぁ、生き返るわ(^_^)/
ここのところ、事務所の方も男性の担当者が急に退職したため、殆ど私一人で仕事をしている。
殆ど引き継ぎなしでやっているので、この歳としてはあまりにも忙しすぎです。
まぁ、そのうちいやでも暇になるんで、贅沢な悩みとも言えますが(笑)。
店はご夫婦でやっているようですが、なかなか注文が大変です。
料理を注文する前にスプマンテが無くなってしまった。
スプマンテが無くなったので私は「ラムーラ ナチュラ ビアンコ ディ シチリア ビアンコ」(長いなぁ)。
かみさんはイタリアビールが良いというので、「モレッティ ラ ビアンカ」。
ついでに料理を注文。
・桃とリコッタチーズのサラダ(750円)
桃がサラダに合うとは知らなんだ。
リコッタチーズにぴったり合います。
なるほどなぁ。
簡単そうな料理だが、いろいろ試してみると別の料理が生まれるのかも。
・イイダコのアッフォガード(トマト煮込み)(750円)
熱々です。
しかも濃厚なトマトソース。
イイダコがトマトの海に沈んでいます。
パスタにも合うだろうな。
・自家製ソーセージ(1,000円)
これはビールだな(笑)。
久しぶりにまともなソーセージに出会えた感じ。
ピリ辛で実に旨い。
・インゲン豆と新ジャガのジェノベーゼサラダ(550円)
インゲン豆はやや固め。
新ジャガの姿は存在感が乏しく見えるほど緑色で一杯です。
ジェノベーゼの味付けなので、家庭で作るのはちょっと大変かも。
ちなみにワインは絶品。
ビールは・・・やはりヨーロッパのビールは好みに合わないかも(笑)。
ここでピッツアを注文しよう。
ワインも私が「ヴィニコラ ジート チロ・ロッソ・クラスコ」(赤ワイン)、かみさんは先ほど私が飲んでいた白ワイン。
ピッツアは「本日のチーズ全部乗せ」(1,700円~?)。
本日は10種類なので2,500円だそうです。
これにしよう。
出て来たピッツアはチーズの香りがすんごい!
もうチーズ好きには堪らん香りでしょう。
どんなチーズかは聞きませんでしたが、実に最高。
ブルーチーズも入っているせいか、濃厚さも半端じゃない。
ピッツアは当然ナポリピッツア。
香ばしさとチーズの濃厚さが加わって陶然たる感覚。
美味しくてあっという間に食べてしまいました。
もう一枚食べたいけど、量が多いかな、と思っていたら店主が来て、トマトベースのモノは如何ですか?と聞いてきた。
なんとハーフサイズも出来るというので、「ナポレターナ」を注文。
これがまた見事。
アンチョビの風味が最高に出ています。
塩加減が結構きいていますが、酒に合う。
いやぁ、ここは千葉で一番かもしれないなぁ。
10位
1回
2017/05訪問 2017/12/16
食べログを始めた頃にBMした店にやっと訪問してきました。
なかなか来れなかった理由は、ただ一つ。
アクセスが悪い
普通に考えると、駅から歩く距離ではないが、歩けない距離でもない。
車で行けば簡単に行ける。
でも、蕎麦屋さんなので、おそらく飲む。
だからなかなか行けない(笑)。
市川でBMしてある店も少なくなりました。
暑いので、そろそろ行くべきでしょう。
木曜日に予約の電話を入れました。
何故木曜日?
理由、月、火、水はお休みだから
何故、予約を入れる?
理由、土日は殆ど完全予約制と思って間違いないから。
普通の住宅なので昼間のみの営業。
お客さんはそれほど入らないようです。
さて、市川から松戸行のバスに乗り「国府台病院」で下車。
アップダウンのある坂道を歩くこと10分。
夜はとても一人では歩けないような道ですが、角地の一軒家がそれらしき感じ。
暖簾がかかっているので、入ります。
暖簾が無かったら、絶対にわかりません。
家は普通の民家。
これは新京成線「滝不動」にある「柿(こけら)」と同じスタイル。
おそらく脱サラして蕎麦に嵌り始めた蕎麦が、人気が出たのでしょう。
普通の玄関を入り、声をかける。
少し無愛想なおじさんに名前を告げると、小さなテーブル席に案内されました。
そこはまさしく民家のリビング。
大き目のテーブルが2つ。
どうやら4人客が2組予約が入っているようだ。
我々を含めて、10人。
これが今日の限界なのでしょう。
メニューを見ると、コース中心。
かみさんは「おろしコース」(2,200円)、私が「鴨せいろコース」(2,400円)を注文。
ついでに単品で「そばがき」(1,200円)も追加。
勿論、ビールは必須です。
蕎麦にアルコールは欠かせません。
コースは「焼き味噌」→「玉子焼き」→「そば」→「デザート」と決まっているので、単品を混ぜるのが一番良いような気がします。
三種類の蕎麦が楽しめる「参ざるコース」(3,700円)も魅力的ですが、悩むところです。
メニューを見て感じるのは単品の種類が少なく、特に酒の肴になりそうなものがあまり無いことです。
車で来ることを考えると、あまり飲まれるのも困るのかもしれませんが、もう少しあっても良いかもしれない。
どうせ車で来る人は飲まないはずですから。
ビールはプレモル。
やはりエビスかプレモルだね。
漬物は自家製。
赤いのは…すいかか?
焼き味噌
合わせ味噌の中に仄かに生姜が香ります。
蕎麦の実の食感が楽しい。
玉子焼き
上にかいわれがたっぷりかかっています。
かなり甘目の玉子焼き。
中に鴨挽肉が入っています。
かみさんは甘目の玉子焼きが好みなので、喜んでました。
私はどちらかというとあまり甘くない方が好みですが。
添えられたトマトが実に懐かしい香りがします。
自家製か?
青臭い昔のトマトの味。
こりゃ堪りません。
そばがき
熱々のそばがき。
風味が最高です。
これ、好きなんですよ。
蕎麦単体だと量的に物足りないのですが、そばがきを加えると充分満足できる。
そばがきが沈んでいる蕎麦湯がまた美味い。
最高に蕎麦の風味が楽しめます。
庭から鳥の鳴き声が聞こえます。
はて、野鳥でしょうか。
それにしても、引退したら最高と言う感じの家ですね。
たしかに蕎麦でもやらないとボケてしまうかも(笑)。
鴨せいろとおろしそば
おろしそばが先。
レモンを使うようです。
蕎麦が綺麗です。
鴨せいろ
蕎麦は同じ。
挽いた蕎麦の実が少し見える、実に蕎麦らしい蕎麦。
そのままでも充分に美味しい。
つけ汁には鴨肉と長ネギ。
甘目のつけ汁ですが、これに添えられた「山椒」の実を入れるとかなり変わります。
変化があって最高です。
以前は暖かい汁に冷たい蕎麦を入れるのは好きではなかったですが、旨い鴨せいろだけは別格です。
これがまさにその通り。
熱々で甘目の鴨汁に冷たい蕎麦が実に合う。
蕎麦自体も旨いのでそのままでも美味しい。
蕎麦の久寿餅
蕎麦で作った葛餅ならぬ久寿餅。
なるほど、暖かくて甘い。
何となく優しくなれそうな味。
私もそろそろ引退の時なので、尖がるのは止めよう(笑)。
うむ、実に満足感がある蕎麦です。
ビールを結構飲んだので歩きたくないが・・・しゃーない。
お会計は2人で7,000円丁度。
1人3500円ではここまでの満足感は得られない。
素晴らしいお店です。
ただ、オフ会には・・・料理が少ないので向かないな(^o^)。
さてバス停まで戻るとするか。
マイベストレストランに参加して、今回が9回目。
つまり食べログを始めて9年過ぎたことになります。
我ながらよく続いているものです。
BM店を何とか減らそうと努力してますが、なかなか仕事の量と予算の兼ね合いで逆に増える一方。
やはり、今年は例年通り切り番の店が中心になりました。
特筆すべきは今まで意外と上げなかったインド料理とネパール料理の店を入れたこと。
特に「ミナミ・キッチン」はかなり印象的な店だったので、入れてみました。
来年、どこまで書けるのか、またいつまで出来るのか不明ですが、暇なときに覗いていただければ幸いです。