レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
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1位
1回
2018/01訪問 2018/02/18
2,700件目は「うを徳」。
言わずと知れた、城東地区最強の寿司店。
今まで何故か未訪でした。
今回、たまたま空席を確認すると、幸運なことに空いていた。
しかも土曜日。
やっと訪問できました。
場所は、東向島。
大昔は玉ノ井。
向島百花園方面に歩くとすぐに出てきます。
結論から先に言うと、噂通りの素晴らしさ。
ただし、時間が長い。
1時から始まって終わったのが4時。
3時間のランチはおそらく初めて。
しかし、素材の質からいったら、あり得ない安さ。
この日頂いたものを並べよう。
つまみ
・琵琶湖ワカサギの南蛮漬け
・京都の海老芋のお椀
・釧路の牡蠣、青森の子持ち烏賊の煮物
・明石の鯛、江差の雲丹そして湯葉
・宍道湖の白魚のお椀
・大分の椎茸、河豚の白子
寿司
・シロアマダイ(大分)
・大トロ(土佐本鮪)
・平目の昆布〆
・金目(天津小湊)
・鯛(明石)
・メヌケ(網走)
・シマアジ(屋久島)
・しめ鯖(勝浦)
・炙り鰤(舞鶴)
・赤身(土佐本鮪)
・ハマグリ(鹿島)
・干瓢巻 海苔は有明産
・せとか
戴いたお酒
・賀茂鶴
・司牡丹
・大七 生もと純米酒
お酒は懐かしいバブル期のもの。
昨今のよく分からない銘柄はなし(笑)。
さて、料理に戻ろう。
見ての通り、産地が凄い。
よくぞ、毎回これだけのネタを仕入れることが出来るものだと感心します。
料理の品数に比して時間がかかるのは、魚を一尾丸ごと捌くところを見せながらの結果でしょう。
普通の寿司店では予め捌いて、用意してあるモノを握る。
それだけ寿司が出てくるのが早い。
此方は寿司の前に魚を捌いて見せるシーンが入るので、時間がかかる。
但し、見ていて実に面白い。
まぁ、本鮪だけはまるごと一尾ではないが、見事なものであった。
寿司の握り具合も一流。
しっかり握りながら、口の中で蕩ける。
ただ、酢の効き具合としてはもう少し効いた方が私は好きだが。
日本橋界隈の酢の効き具合の方が好みなのです。
つまみも寿司も文句のつけようがない。
かみさんなどは「すぎた」より美味しいと言うほど。
最後のデザートででてきた「せとか」は初めていただいた。
実に甘い柑橘類。
作るのにかなり時間がかかるようだ。
これで2人で23,000円。
夜はもう少し高くなるだろうが、充分満足できる量と質であった。
昼で3時間だから夜はどれだけかかるのか気になるが、機会があれば来てみたい。
予約は今の処、空席に合わせれば何とかなる状況。
半年も1年も先の予約ということはないので、使い易い店ですね。
2位
2回
2018/10訪問 2018/12/29
実に4年ぶりの訪問。
久しぶりだが、なんだか外観が変わった。
来ないうちにプチリニューアルしたようだ。
中華料理店らしくないシックな感じに変身。
ドアも変わったようだし。
店内もお洒落なカフェっぽい。
以前の街の中華屋さん然とした感じが無くなった。
今日は幹事ではなくお誘いを受けての訪問。
暫く顔を出していなかったので、嫌味を言われてしまった(笑)。
本日の料理は7,000円のコース。
以前より高めの設定だが、どんなものが出るのか楽しみだ。
・松花皮蛋
・白烏賊とトマトのサラダ 山椒風味
・渡り蟹のビスク 白菜煮込み
・フランス産鴨のポワレ 富有柿の甘酢唐辛子ソース
・天然真鯛と源助大根の水煮
・陳麻婆豆腐
・杏仁豆腐
お酒はビールに始まり、紹興酒、ワインを白赤ともに1本ずつ空けた。
5人で一人11,000円。
以前の蔓山では考えられない値段だが、値段以上の出来栄えであった。
まずは料理名をご覧あれ。
これが中華料理の料理名だろうか。
まるで、フレンチの如し。
最初の皮蛋は大きいカットだが、皮蛋独特の臭いや臭みがない。
これが噂に聞く「松花皮蛋」か。
しかも、真ん中に鎮座するガリ(生姜)が何とも言えないアクセントとなっていいる。
白烏賊はこれまた実に良い色をしている。
プリプリで実に新鮮。
山椒が無ければ中華とは思わないだろう。
次の料理は渡り蟹のビスクです。
見た目はフカヒレみたいですが違います。
しかし、ビスクってフレンチですよね(笑)。
濃厚で豊かな風味。
これだけで至福の時を感じてしまいます。
さぁ、次もフランス鴨です。
中華でこういう鴨は使わないんじゃないでしょうか。
しかも贅沢にも富有柿まで入っている。
いやぁ、蔓山はいつからフレンチになったんだい?
こりゃ絶対中華じゃないな。
さぁメインの登場か。
土鍋が出てきて、やっと四川ぽくなった。
蓋を開けると、やはり四川だ。
辛そうな唐辛子がたくさん浮いてます。
その下に加賀野菜の源助大根と真鯛。
こいつも凄い奴だ。
真っ赤なスープの中で真鯛と大根。
こいつは白いご飯が欲しいところだぜ。
箸休めに陳麻婆豆腐っておかしい(^o^)
さっきの料理が結構辛いので、これはさほど辛くなかった。
というか、ちょっと上品になったんじゃないかな。
デザートの杏仁豆腐はまるで豆腐そのものみたい(笑)。
妙な甘さがなくすっきりします。
四川料理にはワインは合わないと思ってましたが、ここまでフレンチっぽいワインだと全然合います。
しかもこちらのワインは海浜幕張のフレンチの名店「VV」から仕入れているようですが、これが安い。
通常フレンチのワインは10,000円以上してもおかしくないが、此方は2,000円台からあります。
まぁ、あまり知らないワインが多いですが(笑)
以前来た時も千葉に置いておくには勿体ないレベルでしたが、さらに進化した様子。
凄みすら感じる今日の料理でした。
(2014年6月)
千葉のオフ会で知り合ったおどる宝石さんから激辛オフ会を開催して欲しいとのオファー。
激辛と言う言葉で、マイレビュアーのちゅーかさんを思い出す。
ちゅーかさんからは「蔓山」に連れて行けと、2年越しのリクエスト。
蔓山は激辛ではありませんが、四川なので辛いことは辛い。
ただ、蔓山でのオフ会は2度ほどケチがついています。
1度目は蔓山の奥さんが病気で休業、2度目は厨房が故障で休業(苦笑)。
ランチには何度か来ているものの、こうなると何かあるのかもしれないと疑心暗鬼になります。
あんまり大勢だとまた休業になったら代わりの店を探すのが大変なので、4人で予約することに。
もう一人は津田沼界隈では知らぬ者がいないレビュアー様。
初めてお会いします。
本当は船橋オフ会の方々も呼ばないといけないのですが、また何かあったら変更が大変なので(苦笑)
さて、オフ会の前日は梅雨入りしたばかりとはいえ大雨。
当日も大雨注意報が出るなど、またしてもオフ会を中止したくなるような天気です。
でも当日は雨の方もさほどではなく、念願のオフ会です。
19時30分からオフ会の開始。
まずは皆さんビールで乾杯。
今日の料理は通常のメニューではなく、5,000円のおまかせをお願いしています。
マスターは魚料理も得意なので、今日は市場で仕入れた鮮魚を使ってもらうようお願いしました。
そういえばマスターもここのところ麻婆豆腐だけの客とか、汁無し担々麺だけの客が夜の予約で来るので困っているとこぼしていました。
そういうお客さんは昼に来てほしいでしょうね。
料理はまず棒棒鶏から。
骨付きです。
四川風の棒棒鶏は初めてです。
これが実に美味しい。
普通の棒棒鶏は食べ飽きていますので、これにはいきなり感動です。
次は車海老です。
素晴らしい海老ですよ。
蒸してあります。
辛くはないです。
でも実に新鮮な海老。
天麩羅にしたら最高です。
そんな海老を殻をむいていただきます。
黒酢につけていただくと、これが実に旨い。
それしか思いつかない料理です。
紹興酒に切り替えますが、これも実に美味しい。
牛肉と野菜の炒め物。
野菜が大きい。
でかいオクラです。
これも濃厚で美味しかった。
ワタリガニです。
ちょっと時期外れな気もしましたが、濃厚で実に旨い。
殻も少し食べられます。
甲殻類特有の香ばしさがあって、これも美味。
四川らしい辛さもあって紹興酒が進む。
メインはイサキです。
でかいイサキですね。
四川風なのか青唐辛子のソースで味付けしてあります。
鮮度が素晴らしく、中華料理で出される魚料理のレベルではありません。
魚料理が想像できない四川料理としては、これは奇跡に近い。
シェフの腕前の凄さが実に分かります。
小龍包も美味しかった。
以前、今は閉店してしまった「ロウホウトイ」で小龍包をいただいたことがありますが、あの時より全然美味しい。
締めは陳麻婆豆腐。
いやぁ、ランチで出てくるのと違うようなお姿。
でもお味の方は同じか。
うむ、やはりこれは旨い。
辡も麻も最高レベル。
ご飯が最高に進む御馳走です。
デザートは杏仁豆腐。
手作り感一杯。
いやぁ、幕張本郷に置いておくには勿体無いレベルの店です。
また、来よう。
(2012年10月)
設備関係の工事のため、10月19日まで休むそうです。
本日、マスターから電話で連絡がありました。
(2010年5月)
船橋であんまり美味しいので、びっくりしたお店。
場所柄なのか船橋の店は3月末で閉店し、5月から幕張本郷で再度開店しました。
ちょうど、デュワン幕張店で昼食を摂ったあと、駅周辺をうろついて探すとすぐに見つかりました。
なんとその日が再オープン日。
てっきり連休明けと思っていました。
ただ今日は既にランチを食べたあとなので、翌日訪れました。
船橋で美味しかったので、幕張本郷までやってきたと言ったら、奥さんだけでなくご主人も喜んで出て来てくれました。
まさか、船橋で一回しか来ていない客が再び来るとは思ってもいなかったでしょう。
私が「陳麻婆豆腐」、相方が「坦々麺」を注文。
ついでにビールと鐘水餃(水餃子)を注文。
GW最後の今日は夏日。
ビールが旨い。
水餃子は相変わらずの旨さです。
辛くて旨い。
前回は汁なし坦々麺でしたが、今日は、「陳麻婆豆腐」。
これが凄い。
本場の麻婆豆腐と銘打つだけあります。
花椒の使い方が見事です。
脳天を刺激が走りまくります。
いままで、食べた麻婆豆腐の中で一番旨い。
最高です。
相方の坦々麺も一口。
スープは胡麻の風味、唐辛子に辛さともバランスが凄く良い。
麺は、少し細いような気がするが・・。
聞くと以前、麺を作ってくれていた処が店が遠くなったので持ってきてくれないのだとか。
今、以前の麺に近いものを探しているそうな。
研究熱心で良いですな。
いずれにしても、中華料理は滅多に感激しない私が太鼓判を押す店です。
わざわざ幕張本郷まで?という方に是非一度味わっていただきたい、そんな味です。
ただ、辛い料理はタイ料理も含めて、個人的に好みが大きく影響する分野だと思います。
私は香草が苦手ですが、辛い料理は比較的好物。
しかも、歳のせいか真っ向勝負のような辛さが好きです。
人によっては辛すぎるとかしょっぱい、味が濃すぎる等の印象を受けるかと思います。
好きな辛さというのも個人差があります。
あくまでも、濃厚でストレートな辛さが好きな方なら大満足する店だと思います。
(2010年2月)
ruriyさんのレビューが気になって来て見ました。
場所は、メゾン・ド・ハマに行く途中。
ランチでも12時開店という珍しくおっとりした店だな、と思いつつ時間調整をして来て見ると、もう開店していないといけない時間なのにまだ準備していた。
はっきり言って、こりゃ駄目だと思いました。
開店時間が守れない店に旨い店があるわけがない。
その日はあきらめて他の店に行ってしまいました。
翌日の日曜日、やっぱり気になるので今度は12時30分に来て見ました。
雨のそぼ降る中、店先でメニューを見ていると、他のお客さんが3人入ろうとするがドアが開かない。
お客さんが、振り向いて「やってるの?」と聞いてきた。
すると店内から奥さんであろうか、女性が開けてくれた。
どうやら、表からでは開かないみたいだ。
・・・ドアが壊れているのね。
ruriyさんのレビューで、3月一杯で閉店と聞いていたので、驚きません。
閉店なら直さないでしょうね。
しかし、先に入ったお客さんは「ここ何料理?」と聞くと「四川料理」と聞いて帰ってしまった。
さらに他の客も「ラーメンある?」と聞いていて、ないと判ると帰ってしまった。
おやおや、この店の隣がラーメン店なんだよね。
そちらと間違えたようだ。
相方は酸辣麺が食べたいとのこと(750円)、私は気になる成都坦々麺(汁なし坦々麺 850円)を注文。
どれも、ご飯とサラダ・お新香が付くというリーズナブルなもの。
それと鐘水餃(水餃子)とビールも注文。
これも、水餃子が400円→350円、ビールも安くなっていた。
まずはビールで乾杯。
水餃子が最初に来ました。
大概、餃子って麺類などを食べ終わったあたりに来ることが多いのですが、その辺はちゃんとしている。
好みでラー油を入れて食べるようです。
水餃子はちょっと変わった感じ。
かなりいろんなものが入っている。
これは良いな。
餃子の下に辛い胡麻ダレが入っている。
ラー油は特製で少し辛めだが、つけなくても充分美味しい。
酸辣麺と成都坦々麺がきました。
見るからに辛そう。
これは本格的だな。
先に相方の酸辣麺を一口。
ほぉー、これはこれは。
かなり個性的な辛さと酸味。
錦糸町の大三元の酸辣麺と比較しても、負けない。
いや、別の次元の旨さだ。
それに酸っぱいというより、かなりの辛さだ。
これは良い。
成都坦々麺は下にあるひき肉などのスープに絡めて食べる。
ぐちゃぐちゃにしていると、何だかやきそばみたいだ。
あんまり辛くない。
でも美味しい。
ひき肉はごつごつした感じではない。
ナッツが入っていますね。
香ばしさと辛さが増してきました。
芝麻醤がいいなあ。
こりゃ、最高だ。
下に近づくほど辛さが増して、久しぶりに汗が出てきた。
かなり爽快な汗だ。
辛いだけではない。
この辛さは旨い。
辛味噌をご飯に乗せて食べてみる。
こりゃー旨い。
そういえば、このサラダも、しょーもないサラダに見えたが、意外に辛いドレッシングなので合格。
いやー、久しぶりに旨い坦々麺に巡り合えました。
船橋では川菜味、菜円といった店が四川料理では一番だと思っていましたが、ここは負けません。
辛さという点で、好みが別れますが、この辛さは病みつきになりそうです。
会計のときに移転の話を聞くと、3月一杯で閉店。
その後は幕張本郷に移転するそうです。
移転後も通いそうな店をみつけました。
3位
4回
2019/05訪問 2019/09/28
久しぶりの「すぎた」。
最近は自分で予約しても取れないので、他のレビュアーさん頼み。
今回はそのレビュアーさんが行けないので二人分譲っていただいた。
普段はかみさんと行くのだが、今回は大学の友人を誘って行くことに。
彼は豊洲で魚関係の事業をしているので、魚はかなりうるさい。
ただ、難点は酒をかなり飲むこと。
「すぎた」でガンガン飲まれたらいくら取られるか分からない(笑)。
事前にあまり飲み過ぎないよう注意しておいた。
この日は5時30分スタート組。
まずは恒例のアウグスビールから。
グラスは無くなって瓶だけ。
友人は中瓶2本を注文…オイオイ(^^ゞ
(つまみ)
・空豆
・三重の鳥貝、三陸の真子鰈
・帆立の磯辺焼き
・穴子の茶碗蒸し
・七ヶ浜の子持ち蝦蛄
・ホタルイカ、鮟肝と新政
・太刀魚の塩焼き
この段階でビール2本はとっくに空いてしまい、日本酒2合も空いてしまった。
大丈夫だろうか?
(握り)
・小肌
・真鯛
・カンパチ
・鰆
・那智勝浦の中トロ
・鯵
・子持ちヤリイカ(写真撮り忘れ)
・車海老
・金目鯛
・青森のムラサキウニ
・穴子(写真ボケボケ)
・お椀
・玉子焼き
この間、お酒2合が2回。
友人はあれでも抑えているようだったが(笑)
魚にうるさい友人も絶賛の寿司ばかりだったようだ。
特に切り身が大きいのに驚いていた。
私はこれが普通かと思っていたが。
今日はやはり小肌が一番かな。
他は意外にもカンパチが良かった。
まぁ、いつもどれも旨いんだけど。
お会計は・・・お一人・・・35,000円!!。
やはり飲み過ぎた。
真夏の「すぎた」。
最近は予約がすっかり取れなくなり、もうこの店に来るのは厳しいかと覚悟していましたが、マイレビュアーさんからのお誘いでやってきました。
しかし、毎月のように訪問している方々はどうやって予約しているんでしょうかね。
年間予約でもあるのかな。
この日は17時スタート。
いつも20時スタートばかりで帰りがしんどかったですが、今日は早く帰れそうだ。
今日はツマミ少々です。
・蛸
・真子鰈
・鰯
・金目の煮びたし
お酒は最初はビール。
その後は冷酒を2種類。
・篠峯
・雨後の月
鰯がやけに旨かった。
夏場はやはりマイワシが美味い。
寿司は次の通り。
・小肌
・春子
・鰹
・甘鯛
・金目
・鯵
・赤身
・中トロ
・海老
・ホッキ
・鰯
・車海老
・佐賀の雲丹
・お椀
・穴子(塩)
・玉子焼き
夏場のせいかいつもより酢がきつめ。
考えてみれば都寿司の頃は最初は結構酢がきつめで私は好きでした。
最近は少し酢の使い方が変わってきていましたが、やはりきつめの方が美味いな。
小肌は相変わらずの旨さ。
この日はどの握りも良かったように思います。
会計は29,000円。
なんだかまた高くなった気がするが(笑)。
まぁ、早々来れない店なので良かった。
昨年末に「ミシュラン」で☆を獲得してしまった。
おかげで予約がますます取りにくくなってしまった。
今回は昨年の6月に予約できたものだが、次が取れない。
何と今年はもう取れないそうだ。
まだ2月なのに(呆)。
今日は麗しきレビュアーさんとデート。
ゼロ次会の後、8時に到着。
前のお客さん達がまだ終わらず開始が少し伸びてしまった。
例によってつまみからスタート。
もちろんお酒はお任せです。
・穴子の茶碗蒸し
・ひろっこのおひたし(写真撮り忘れ)
・房州の鮃
・白魚の酒盗焼き
・白子
・岩手の牡蠣の味噌漬け
・あん肝と新政(酒)
・太刀魚
ツマミはこの辺で切り上げます。
少しスタートが遅かったので、帰りが心配なので(笑)。
・小肌
・真鯛
・鰆
・春子(かすご)
・芝海老の頭
・中トロ
・初鰹
・子持ちヤリイカ
・鯵
・車海老
・金目
・雲丹
・穴子(塩)
・お椀(浅利)
・玉子焼き
こうやって書くと、随分食べた気がする。
結構旨い酒を戴いたし満足度は相変わらず。
これで一人25,000円はある意味安いのかもしれない。
でも、ここまで予約困難な店になると、この店が遠く感じてしまいますね。
(2016年6月)
7か月ぶりの「すぎた」です。
あの時は晩秋。
今日は梅雨と言うか、猛暑です。
「日本橋橘町都寿司」で初めてこの店を知って10年経つ。
東日本橋の裏通りにあったかなり美味しい寿司屋さんだったのに、東京でも有数の店にまで出世した。
値段もその分出世した(笑)
何時でも気楽に行くことにできた店だったのに、予約すら簡単に取れない店になったのは一体何だったのだろう。
「食べログ」が無かったら、ここまで人気が出ただろうか。
湯島の「くろぎ」もそうだが、「食べログ」をきっかけに超有名店になった店はどれほどあるのだろうか、とつとに思う。
今日は珍しく個室にお客さんが来ていた。
有名人でも来ているのか?
今日は次のものをいただいた。
(お通し)
・じゅんさいの酢の物
(つまみ)
・ホッキ(北海道)
・平目(房総)
・アワビ、アワビの肝(千葉大原)
・鰹(気仙沼)
・ホタルイカの味噌漬けと塩雲丹
・エボ鯛
(握り)
・小肌
・真鯛
・サゴチ
・かすご
・大間の鮪の漬け
・鮪中トロ
・鯵
・車海老
・金目
・赤雲丹
・穴子(タレ)
・お椀(浅利)
・玉
今日は猛暑日のせいか、いつもより塩が強めだった。
でも、しっかりした味なので、食べやすい。
小肌は相変わらず最高だったし、赤雲丹の旨さは筆舌し難いものがある。
酒は杉田さんにお任せ。
どれも旨い。
今度は2月か。
高級寿司店はここだけで充分だな。
(2015年11月)
2100件目はやはり人形町を代表する此方でしょう。
「日本橋橘町 都寿司」が移転して初めて訪問です。
今度は店名が「すぎた」。
さすがに修業先の「都寿司」に近いこともあってか、ご主人自らの名前を店名にしたようです。
今度の方がたしかに高級感もある。
場所は、事前にチェック済み。
水天宮というよりロイヤルパークホテルの方が近い。
この界隈は実はあまり詳しくない地域なので、ちょっと不安。
開店祝いの花束が飾られています。
真新しい白いの暖簾がやけに夜の街に映えて見えます。
地下の店です。
以前はステーキハウスだったとのことですが、その面影はありません。
木戸を引いて店内へ。
個室っぽいカウンターもありますが、ここは使用しないで荷物置き場になっている模様。
奥のカウンターは9席。
壁とカウンターの間が以前の店より狭いので、先ほどの個室が荷物置き場になってしまうのでしょう。
新しいだけでなく、今回はちょっと高級感を出した店づくりのようです。
庶民的な寿司屋の雰囲気はもうありません。
8:30PMの予約ですが、完全入れ替え制の感じ。
従業員も少し増えたか。
少し待たせて杉田さん登場。
昔に比べると太ったか…他人のことは言えんけど(笑)
まずはビールで喉を潤す。
いつものように適当にツマミと寿司でお願いしました。
ツマミ
・お通し きぬかつぎ。
・かわはぎ肝醤油
・ホッキ貝
・しめ鯖
・帆立の海苔巻
・あん肝
・イクラの味噌漬け
・エボ鯛
牡蠣が苦手なのでホッキにしてもらいました。
こんなでかいホッキは久しぶりです。
命を感じるホッキでした。
しめ鯖も海苔で巻いていますが、微妙な味付けが加わり実に素晴らしい。
お酒は「勝駒」「新政」など。
握り
・小肌
・真鯛
・大間の鮪の漬け
・鰆
・大間の鮪の中トロ
・鯵
・車海老
・金目鯛
・蝦夷ばふんうに
・穴子(塩)
・お椀
・玉
いつもながらの杉田さんの芸術的な寿司にまた出会えました。
相変わらず見事ですねぇ。
ここの良さは杉田さんの会話のタイミング。
寿司店の場合、大将のペースで話が終始する場合がありますが、杉田さんはそんなことはしない。
会話は適度にするのみ。
此方の会話の中に入ることもない。
タイミングで話をふってくるのみ。
この心遣いは嬉しい。
都心の有名寿司店にはあまり行っていないけど、この店を知っているだけで、充分と思えます。
予約は相変わらず取りにくいけど、必ず来ます。
4位
1回
2018/04訪問 2018/06/17
2,800件目は「正泰苑 総本店」。
言わずと知れた東京を代表する焼肉店です。
な、なんと私の故郷「町屋」にあるのです。
今日は私の故郷、町屋でオフ会です。
私は5歳から25歳までの20年間、町屋で育ちました。
子供時代をこの街で過ごしたせいか、今でもかなりの裏道も知っています。
この界隈の裏道はクネクネ曲がっているので、迷路に迷い込んだような気分になるのです。
されど、私が子供の頃の町屋の名物といえば「もんじゃ」「火葬場」「下水処理場」の3つ(^o^)。
商店街は多く下町風情が残る街ですが、特に有名な店もそんなになかった。
その町屋にいつの頃か、開店した焼肉店が当店。
随分昔に、やけに行列が並んでいるので、訝しく思っていたものです。
当時、東京で一番の焼肉店と言われたことがあります。
正泰苑は芝のお店に行ったことがあるものの、本店は初めてです。
さて、超久しぶりの町屋。
勝手知ったる道なれど、歩く途中の風景はすっかり様変わりしてます。
まぁ、町屋を離れて39年ですから致し方ありません。
店に着きました。
店内は予約客で満席。
皆さんお揃いで乾杯。
まずはプレモルで。
注文したのは次の通りかな。
・キムチ盛り合わせ
・600時間熟成タン
・炙りレバー
・ハラミのしっぽ
・ハラミのタレ
・上モモ
・トップサーロイン
・ユッケ
・焼きスキ
飲物はビール、名物「レモン玉」、ワイン(白)(赤)。
結論を先に言おう。
今まで、食べた焼肉で最高レベル。
文句なしの肉ばかりです。
しかも、安い。
4人とは言え、一人7,000円で収まった。
高級店なら一人20,000円は下らない肉だと思います。
特に凄かったのが、最初の熟成タン。
タンの部位を惜しげもなく出してくる。
タン先、顎肉、タン中、タン元の4種類。
タン先とか顎肉なんて初めて。
これがまさかの蕩けるような肉質。
とてもタンとは思えません。
ハラミも特上カルビ並みの旨さ。
タレは少し塩気が多い気もするが、それでも充分旨みを引き出している。
調味料を使っていないようです。
上モモはまさに特上ロース。
白金の「金竜山」より断然凄いと思います。
圧巻はトップサーロイン。
分厚い肉の塊を周りを焼いて旨みを閉じ込める。
火入れは見事なミディムレア。
まさに口の中で蕩けます。
ユッケは久しぶり。
ユッケを出せる店は限定されています。
此方は大丈夫。
昔は安かったユッケも随分高くなったけど、やはり美味いモノは健在。
最後は焼きスキ。
焼肉店ですき焼きは変だが、網でさっと焼いた肉を玉子でいただく。
乙なもんです。
焼肉は料理ではないという意見もありますが、此方くらいのレベルになると別格でしょう。
町屋を代表する最上級の店は健在です。
5位
1回
2018/10訪問 2018/11/03
2,900件目は「ザ ピッツァバー ON 38TH」 マンダリンホテル38階に驚愕の「ピッツィーノ」がある
2,900件目は「ザ ピッツァバー ON 38TH」
マンダリンホテル38階にあるピッツアバー。
と言っても、「ケシキ」の中にあるので、別の店舗と言えるかどうか。
席は8席しかないので、予約必須です。
マイレビュアーさん達が誰も書いていない貴重なお店(^o^)。
しかも、なんと2018年度版ミシュランビブグルマン獲得!
そんなお店があったとは。
これは行かねばならぬ。
早速、予約を入れると意外にも簡単に取れてしまった。
連休最後の日、久しぶりにマンダリンホテルへ。
入り口に入ろうと思ったら、どうやら結婚式があったらしく、花嫁が出てきて記念撮影。
おぅおぅ、マンダリンホテルで結婚式ってか?
随分、リッチな方々もいるもんだ。
さて38階に到着。
うーむ、相変わらず凄いですね。
話は脱線しますが、ここのトイレは最高です。
ガラス張りの超高級トイレ(笑)。
さて、店内へ。
スタッフは外国人の方も多いようですが、さすがに会話はスムース。
「ケシキ」は以前はアジア料理。
今はイタリアン。
このカウンターはたしかバーカウンターだったような気がするが。
かなり腰高の椅子でちょいと座り難い。
アチキはこんなに足は長くない(^o^)。
メニューは予めカウンターに置いてある。
品数は少な目。
石窯の前には若いシェフ。
全部の料理を彼が作るのだろうか。
メニューを良く見る。
むむ・・・結構、高い。
特にワインが高い。
グラスワインで2,000円前後ってどうよ。
ピッツアと大して変わらない値段。
高級フレンチと変わらん(唖)。
前菜も結構良い値段です。
さすが、マンダリンホテルじゃ。
注文したのは次の料理。
(サラダ)
・フルーツトマトとチェリートマトのサラダ エキストラバージンオリーブオイルとバジル(1,750円)
(ピッツア)
・“ブファラ” トマトと水牛のモッツァレラ バジル(2,500円)
・トリュフの香るマスカルポーネチーズのピッツィーノ(2,650円)
(ドリンク)
・パイナップルジュース(1,200円)
・クラウディ ベイ ヴィンヤーズソーヴィニヨン ブラン(白ワイン)(1,700円)
ちなみにサービス料は別途15%かかります。
当然、消費税は別途。
今までで一番高いわ(呆)。
まずは白ワイン。
これは旨い。
グレープフルーツのようなすっきりとした甘味と爽快感。
癖が無く、何杯でもいけそう。
サラダです。
普通のトマトサラダですが、シェアしたのでこんな感じ。
これが1,750円かと思うと、ガッカリ気味ですが、食べると評価は変わります。
フルーツトマトの甘味とチェリートマトの酸味。
そこにしっかりとした味のバージンオイル。
豊潤な香りのバジル。
見事な一体感。
塩の使い方も充分。
素材だけの料理なのに感動的でさえある。
ピッツアです。
“ブファラ” トマトと水牛のモッツァレラ バジル
水牛のモッツァレラが予熱で溶けて行く。
ピッツアの生地が香ばしい。
先ほど、ピッツアの生地だけを戴いたが、小麦粉の素朴な香りが良い。
というか小麦粉の香りが普通と違うような気がする。
カウンターに小麦粉のサンプルが置いてあるが、やはりイタリアの小麦粉のようだ。
実に軽い。
ナポリピッツアの場合、モチモチ感を想像するが、此方のピッツアは軽い。
決して薄い訳ではないが、軽いのだ。
小麦の風味と贅沢なトマトの酸味が一体となる。
チーズの風味もまろやか。
さて、シェフのお勧めのピッツアの登場。
トリュフの香るマスカルポーネチーズのピッツィーノ
結論を先に言います。
今まで食べたことのあるピッツアの中で最高。
見た目はフォカッチャ。
上に万能ねぎを乗せる。
シェフ曰く、「厚揚げみたいでしょ」(^o^)。
これが凄い香り。
トリュフの香り一杯。
それ以上でもそれ以下でもない。
これはピッツアなのか?
中に4種類のチーズが入っているそうな。
ブルーチーズのような風味もあるが、臭みはない。
これはワイン以外に合わない。
何だか、ずっとこれだけを食べていたい感じのピッツア。
これは炭水化物の最高峰ではないだろうか?
デザートを勧められたが、さすがに2人でこの量はきつい。
4人くらいが丁度良いかもしれない。
ちなみに2人だと一人6,000円強。
ただ値段以上の感動がここにはある。
6位
2回
2018/02訪問 2018/07/16
当初、別のオフ会を予定していたが店の予約が取れず、急遽此方に変更。
此方に来るのは6年ぶりです。
以前の職場のすぐ近く。
この界隈は、以前は「橘町 都寿司」(現在、水天宮の「すぎた」)、蕎麦の名店「志な乃」(再開発のため押上に移転)、鰻の名店「との村」(高齢のため閉店)などの名店揃いだったが。
唯一残ったのが、此方「虎穴」。
実は開店当初、閑古鶏が鳴く中レビューを書いたことがある。
当時、続けざまに著名レビューさん達が此方を取りあげたせいか、一気に人気店となった。
さて、夜来るのは2度目。
以前は会社の人達と来たので写真もレビューもなし。
当時から美味い中華が戴ける店でしたが、特に担々麺の旨さは都内屈指の店だと思う。
集まったのが5名。
夜は久々だが、相変わらず夜は客が少ない。
バイトが居ないのでご主人だけのワンオペです。
かなり大変そうだ。
料理は6,000円のコース。
これが一番安いのです。
まずはいきなり紹興酒から。
嫌いでなければ5名ならボトルはすぐに空いてしまいます。
今日の料理は以下の通り。
・空豆の揚げワンタン
・白レバーペーストと黄ニラのレバニラ
・かすごと新玉ねぎの春巻
・タケノコと椎茸の蒸しスープ
・平目と山菜炒め
・千葉県産子豚
・汁なし担々麺
・ふきのとうのブランマンジェ
品数は少な目。
それぞれのポーションも小さい。
しかし、これが果たして中華なのかと思うほど以前とは違った料理が出てきた。
空豆の揚げワンタンはワンタンの皮は使っていない。
この表面は何なんだ?
空豆の香りが刺激的ですらある。
レバニラと書くと、そうかやっぱりレバニラだよね、と思うけど写真を見て欲しい。
レバーはレバーでも、これはフォアグラみたいな大きさ。
臭みもなく、それでいて旨みを全部残しているほど、火入れが凄い。
ニラは黄ニラか。
かすごと新玉葱の春巻きの写真を見て欲しい。
火入れがギリギリ。
生の食感を少し残し、魚の旨みを全部閉じ込めた。
これは日本料理ではないか。
竹の子と椎茸のスープも椎茸の旨みが凝縮されている。
寒い冬にぴったりだ。
子豚も皮のパリパリ感をしっかり残している。
汁なし担々麺は混ぜれば混ぜるほど色が変わる。
花椒の香りが凄く、ここで初めてここが中華料理店だと気付くほど。
最後のデザート。
まさか、ふきのとうを使ってくるとは(驚)。
この苦味のある食材をココナッツミルクと合わせるという発想自体が凄い。
会計の時、久々に出会ったご主人に一言。
「芸風変わりました?」
するとご主人、ニヤリとするだけ(笑)
まさに中華というより日本料理の名店のような品々。
昼間の担々麺ばかり注目されるが、夜も只者ではない。
(2011年3月)
東日本大震災の2日前のレビューです。
あるレビュアーさんとランチをご一緒にしました。
坦々麺好きだというので、東京でも有名になったこちらへ。
着いたのは11時35分。
ドアを開けると、おおっ満員御礼じゃないですか(@_@;)
初めてこちらに来た当時は昼過ぎても、客は私一人だったのが嘘のようです。
あの状態があと半年も続いていたら、どうなっていたやら。
あれから随分食べログの著名なレビュアーさんがどんどんレビューを挙げたことも手伝って、今では凄い人気店になりました。
さて店内で待つこと20分ほど。
やっと席に座れます。
ここでは基本の坦々麺とおにぎりをお互い注文です。
最初はすぐにおにぎり。
この素っ気のない海苔のおにぎりが最高なんです。
坦々麺がちょっと遅れて登場。
もう少し早いと良いんですが。
スープは相変わらずの旨さ。
辛さは丁度良いと思います。
花椒がもう少し強くても良いかもしれません。
麺も中太の縮れ麺で相変わらず噛み応え充分。
ただ、挽肉がちょっと貧弱になったような気もします。
久々でしたがやはり美味しい。
この日のあと、しばらくランチを休んでいましたが、今は再開しています。
(2010年8月)
超久々に「虎穴」へ行ってみました。
最初に訪れたのは、開店間もない頃。
全然お客さん居ませんでした。
そのとき坦々麺をいただきましたが、相当のレベルで感動したものです。
場所がわかり難いのと、人があまり来ない道なので果たして大丈夫かと思ってみていましたが、随分と人気が出てきたようです。
お店に入ったのは12時45分。
店内は空席があるように見えますが、よく見ると一人客が多い。
相席にすれば座れるのですが、相席にはさせません。
確かに相席を嫌がる客はいますが、人気が出てきたのであれば仕方ないのではないかと思います。
ふと、横を見ると椅子に座って待っているお客さんがいます。
相席にすれば、捌けるのにね。
でも、お店の中の接客担当の女性の動きを見ていると、ちょっとスローモーですね。
日本料理店みたい(笑)。
まあ、このお店はかなりお洒落な内装(もっとも以前の蕎麦屋の居抜きなんですが)で、落ち着いた雰囲気が一つのウリですから、良いのかな。
人形町の菜心のおばちゃんだったら、怒鳴られているところ。
スピードも違うし。
何人かが一度に食事を終えたようで、カウンターへ通されました。
「汁無し坦々麺とおにぎりください」
「すみません。おにぎり終わってしまったんです」
「じゃー、汁無し坦々麺だけでいいです」
大盛りという選択肢もありましたが、坦々麺はライスの方が良い。
本当は普通のライスがあった方が良いと思うのですが。
それでも料理はさほど待たずに運ばれて来ました。
目の前の紙エプロンをつけていただきましょう。
そうそう、この紙エプロンは開店当初は無かったと思います。
相変わらず綺麗ですね。
挽肉は最初に坦々麺を食べた頃より、粒が小さくなって食べ易い。
肉質は同じで美味しい。
麺は中太の縮れ麺で同じかな。
これをぐちゃぐちゃかき混ぜると、旨いんだな、これが。
味は花椒がかなり効いていますね。
相変わらず美味しいけど、思ったより上品かな。
坦々麺の方が荒々しさがありますね。
まあ、この時期は汁無しの方がいいでしょ。
隣を見ると、麻辣麺。
凄いニラ。
でも美味しそう。
しかし、今日は人に会うのであれは無理だ。
凄く臭いそう(笑)
ともあれ、接客のスピードに難がありますが、相変わらず美味しいので安心しました。
(2009年10月)
玄碾蕎麦RyoSyunのあとに開店した中華料理店。
店名が虎穴だから、「こけつ」かとおもったら、横に「FUXUE」と書いてある。
「フーシュエ」と呼ぶようだ。
ネットで事前に調べると「笑天酒家の初代料理長で努力型天才料理人の小松仁さんのお店」とある。
なんだか、期待できそう。
でも9月末に開店したらしいが、店が変わったことは全く知らなかった。
ここは、いわゆる「死角」。
飲食店が並んでいるのは、都寿司、志な乃、はしやが並んでいる通り。
この店の通りに人はあまり来ない。
だから、お客さんにいかに知られるかがポイントでしょうな。
この辺りは、夜の客をあてにするよりは昼のランチ客の方が確率は高いと思う。
でも、昼の客が夜来る保証はないのが、厳しい時代の証拠だ。
見た目は以前の店と変わらない。
店名を変えたのと、以前の店には目立つように大きなテントがあったが、それがないことくらい。
雨の月曜日。
11時30分に入る。
案の定、私が口開けの客だ。
内装はほとんど変わっていない。
六本木や青山あたりならいくらでもありそうな、洒落たカフェバーっぽい内装。
でも、ちょっと暗いんだよね。
これから、寒くなる時期だからどうかな。
テーブルや椅子も前と同じ。
居抜きで借りたようだ。
以前は綺麗な女性が接客担当だったが、今度は若い男性だ。
昼のメニューは2種類。
坦々麺(800円)と五穀米のお粥定食(850円)
お粥にも惹かれたが、事前のネット検索では「坦々麺」の写真が載っていた。
やはり、ここは「坦々麺」でしょう。
お腹が空いていたので、おにぎり(50円)もつけてもらう。
味を述べるより、まず写真を見ていただきたい。
あまり写りはよくないが、見事な「坦々麺」である。
見た目は良いが、食べるとさほどでないものも多い昨今だが、これは違うな。
まず香りが、単に胡麻の良い臭いだけではなく、辛い臭いがする。
これは、良い「豆板醤」を使っているな。
本格的な臭いだ。
さらに、この肉味噌の大きさは見事ではないか。
でっかい豚の挽肉がごろごろ。
旨そうだな。
スープを飲む。
うーむ、辛くて旨い。
さほど調味料も強くない。
舌が痺れることもない。
麺をとってみる。
むむっ、太い。
坦々麺では珍しい太麺だ。
しかも縮れ麺。
これはこの濃厚なスープに負けない。
麺を一口。
なかなかの味だ。
麺とスープの相性も良い。
食べ進むうちに、サイドメニューのおにぎりをほおばる。
単なる海苔を巻いただけのおにぎりだが、このスープによく合う。
この辛いスープに白いおにぎり・・・最高だね。
難をいえば、この肉味噌の中の挽肉か。
大きいのは良いが、固い。
粒が大きいため、固い肉は不快感を感じる。
これを何とかしたほうがよい。
それ以外は悪くない。
それと、・・予算の関係で止むを得ないのかもしれないが、照明が暗すぎる。
さらに、この片方にだけ肘掛が着いている椅子も落ち着かない。
夜のお客さん用にはいいかもしれないが、昼間は邪魔だ。
少し手直しすれば、人気が出ると思う。
7位
3回
2018/09訪問 2019/01/12
3連休のとある日に訪問。
本当は西大島にニューオープンした「マハラニサンバール」を目指したのだが、店頭に来るとなんとも平凡などこにでもメニュー看板を見て入店しませんでした。
西大島に来れば美味しいインド料理店が他にもたくさんあるので、わざわざ平凡な店に行くことはない。
此方に来るのは米騒動の後のオフ会以来。
なにやらシェフもホールの人達もすっかり変わったとのことなので、どうなんだろうとは思ってましたが。
店に入るととたしかにあのヒマール氏の姿はなく、別の方々のようだが。
ただ厨房にいたシェフは見たことがある気がする。
3連休のせいか、店内は空いています。
昼のメニューは変わっていないようだが。
そういや軽食メニューも増えたらしいが。
とりあえず、ミールスを注文。
勿論、ノンベジで。
カレーはマトン。
当然ビールは無くてはならない。
ホールのスタッフはやけに日本語が上手。
これは楽だ。
スープ、サラダと続きミールス登場。
見た目は以前と変わらない感じだが、よく見るとサンバルは違うことが分かる。
ボリヤルもクートゥも以前とは違う気がする。
他は似ているが。
サンバルから一口。
今度のサンバルはやけに人参が多い。
うむ、キレが違う。
なんだか、平凡なサンバルだ。
対してラッサムは以前より美味しいと思う。
このすっきりとした辛さはかなり良い。
ボリヤルとクートゥを食べて驚く。
以前より美味しいじゃないか。
甘味がやけに日本人に合うと思う。
騒動になったライスはどうやらバスマティのようだ。
ソナマスリのほんわかした香りではなく、きっちりとした香りがする。
マトンは・・・これも良い。
昨日、錦糸町のバングラデシュ料理店でいただいたマトンも旨かったが、やはりミナミキッチンの方が美味しく感じる。
残念なのはチャパティ。
やけに固かった。
最初に来た時より、サンバルとチャパティ以外は良いと思う。
というか、日本人の口に合うと言った方が良いか。
こちらで米騒動の話題で盛り上がりましたが、落ち着いてきたので再訪のレビューを出しました。
料理の話より、なぜかインド米の種類の話で喧々諤々、丁々発止となり話題になってしまった此方。
肝心の料理の話はどうなったんだという思いです。
でも美味しいなら是非行ってみたいという方と既にリピーターになっている大御所を集めて夜のオフ会となりました。
今朝の雪模様で、どうなるかと思いましたが、無事開催。
予約は7時。
皆さん、遅れずに到着です。
どうやら話題の人達はいなくて良かった(^o^)。
さて、ビールで乾杯。
注文はインド料理に慣れている大御所2名のご意見通りです。
特注で注文したものもあります。
・ビーフチョップ
ビーフペッパーフライを注文したが出来ないと言われ、これを勧められました。
味は同じだそうです。
辛さはローカル(現地)のレベル。
3つ頼んだので、ちょっと多いかと思いましたが、皆さん絶賛でした。
クミン、マスタードシードの両方が際立つ感じ。
刺激的かつ衝撃的な旨さです。
・パリップワダ
ちょっと変わったタイプのヴァダ。
こういう固いタイプのヴァダもあるんですね。
胡桃の粒を感じます。
素朴な味わいで、ある意味田舎の味か。
ここからワインに変更。
結局5人で3本空けました。
・エッグポリアル
これもローカルな辛さ。
卵なのに刺激な辛さですが、先ほどのビーフチュッカには及ばないか。
・タワフィッシュ
魚は鰤です。
骨がある魚なので箸が欲しいところですが(笑)。
鰤もこうしてみると、スパイスだらけの味です。
これも刺激的ですね。
・チェテナードチキンとソナマスリ
ローカルな辛さを求めて、チェテナードチキン。
かなりの辛さです。
そして噂のソナマスリ。
果たして私が年末に食べたのはソナマスリかバスマティか?
うむ・・・これだなぁ(笑)
バスマティとしては香りがさほどしませんが、マイルドで優しい香りはします。
この香りは上品ですねぇ。
ちなみにクマールさんに発音について聞きました。
例のPonni riceは何と発音するのか?
ポンニライスなのかポニーライスなのか?
クマールさん曰く「ポンニライス」だそうです。
でも、クマールさん言ってました。
「この店に来るまでソナマスリもポンニライスも食べたことなかった」
やはりインドでも高い米のようですね。
彼がどこの出身かは知らないけど、ソナマスリもポンニライスも大衆的な米じゃないようです。
ちなみにソナマスリですが、上品でインドのいろんな料理には合うと思うけど、日本人には少し物足りないと感じるかも。
香りが少ないので食べやすいが、香りが少ない分、、長粒米のジャポニカ米のような感じ。
インド料理やタイ料理のようなスパイスの効いた料理には、香りの強い米の方が合う気がします。
日本人にはバスマティの方がソナマスリより美味しいと感じると思う。
・マサライドゥリ
いつの間にかマサライドゥリが出て来ました(^o^)
そして最強のサンバル。
やっぱり、此方のサンバルは旨い。
あんまり褒めると図に乗りやすいと噂されるインド料理ですが、こいつは今の処レベルが違う感じです。
正直、サンバルってそんなに好きじゃなかったんです。
ラッサムはお替りしてもサンバルはノーサンキューでした。
理由は、実に健康的な感じだが、マイルドすぎて物足りないのです。
でも、此方のサンバルはキレとコクがある。
サンバルも旨いじゃねーかとつくづく感じる一品です。
・パニールドーサ
これもいつ頼んだだか(^o^)
形が面白いですね。
三角形もあるんだ。
甘味があって実に良い。
ちょいと焦げた感じが堪らない。
・ミールス(ノンベジ)
ライスはバスマティ。
うむ、味音痴の私としてはこっちのバスマティの方が良いと思うな。
・マトンシチュー
勿論ローカルな辛さです。
これがまた最後に来て、最高の旨さ。
刺激的な辛さ。
すっきりします。
最初と最後で最高の味に出会えた感じ。
うむ、ここはやはり良いと思う。
インド料理といえば葛西から西葛西を中心とした東西線エリアが有名だが、最近は西大島から大島といった都営新宿線エリアも激熱のようだ。
食べログのニューオープンのコーナーを検索していると、出てきたなにやら良さげな店。
年末の忙しい時に行ってみました。
場所は大島と西大島の丁度中間。
地図を見るといくらか大島の方が近い感じがするが。
大島商店街を楽しみながらいくなら大島。
他のインド料理店を確認したいなら西大島か(笑)。
12時頃ですが、先客なし。
奥にまさにインド人の男性という感じの2人。
どうやら経営者か。
ホールはメガネをかけたインド人。
厨房もまさにインドといった2人。
この近くにインド人の学校があるので急速にインド人の人口が増えたことが要因のようだ。
このままで行くと東京は中国人とインド人で一杯になるかもしれない。
店名の通り南インド料理。
新大橋通りにある「マハラニ」以来か。
ノンベジ(1,200円)とビールを注文。
カレーはチキンペッパー。
辛さは当然VERY HOT。
結論か先に行こう。
素晴らしいの一言。
葛西界隈の南インド料理の店と比べても遜色がないどころか、その上を行く感じがする。
何よりキレが違う。
南インド料理は美味しいがどこかぼやけたような微妙な味わいがあることが多い。
スパイスのせいなのかはわからないが。
その点、此方はストレートな味わいで素晴らしい。
例えて言うなら、今までの南料理を日本の関西料理だとすると、此方は東京の料理といった感じ。
今まで食べた中で一番口に合う。
料理に戻ろう。
最初はスープとサラダ。
スープは野菜スープ。
熱々だが、初めて飲む味。
ラッサム系のスープが多い中、こういうスープもあるとは知らなかった。
ミールス登場。
左上からサンバル、ラッサム、カレー(チキンペッパー)、ボリヤル2種(ポテト、人参とインゲン)
ヨーグルトの横がピクルス。
真ん中にはバスマティライス。
左にチャパティとパパドゥならぬアッパラム(同じだけど)。
どれも素晴らしいです。
特にサンバルが何故か最高。
サンバルと言うとこれまでまろやかなイメージしか無かったが、これは違う。
味がしっかりしている。
辛さも程よく、何といってもスパイスのキレが良い。
ラッサムは意外にあっさり系だが、スパイス感は充分ある。
チキンペッパーは正に南インドという感じ。
これもキレがある。
バスマティライスが踊っている(^o^)
本物のインディカ米を使っている感じが伝わる。
対してボリヤルは両方とも優しい。
スパイスで痺れた舌がもとに戻っていく。
ピクルスも癖が少なくて食べやすい。
インド料理のピクルスは正直、美味しいと思った事が少ないが、これは比較的旨い。
最後のホットチャイを飲み干し大満足。
ビリヤニも食べられるようだが、次回に取っておこう。
ここは凄いと思います。
8位
1回
2018/12訪問 2018/12/24
平成最後の天皇誕生日に利用しました。
私の好きなカステリーナグループの店です。
なんと茅場町にオープンしてました。
以前の職場のメインバンクのすぐ近く。
日本橋でもなく人形町でもなく茅場町というところが面白い。
茅場町は天麩羅や鳥料理の名店は多いが、イタリアンというと蠣殻町の「ロットチェント」しかない。
「ロットチェント」はサローネグループのお店。
まさにライバル同士が橋一つ隔てて対立している。
店はビルの9階。
川や箱崎へ向かう高速道路が見えるロケーション。
店内はカジュアルな雰囲気で、堅苦しさがない。
カステリーナグループの店はサローネグループ同様、マネージャーの対応が素晴らしいのが特徴。
どの店も話易いのが素晴らしい。
料理は「シェフのおまかせコース」をお願いしてある。
まずはスパークリングワインで乾杯。
スッキリした飲み口。
前菜は4品。
・バッカラマンテカートとコンソメのジュレ 小さなパフェ仕立て
バッカラマンテカートはヴェネチアの郷土料理。
塩漬けにして干した鱈(バッカラ)を塩抜きしてから牛乳で煮てオリーブオイルと共に攪拌させペーストにした「バッカラ・マンテカート」。
その上に鶏と牛のコンソメのジュレが乗っている。
平日のランチの前菜でも出す一品だそうな。
コンソメの塩加減が滅茶苦茶良い。
その下から、バッカラマンテカートが出てくる。
塩抜きしているせいか、コンソメとも合う。
こりゃ、見事な一品だ。
思わずお替りしたくなる一品だ。
ここでワインを注文。
「マラミエーロ ペコリーノ」
次の料理がサーモンなのでピッタリ合います。
値段も手頃ながら実にすっきりした風味で、癖が無い。
・ノルウェーサーモンのタルタル マスカルポーネとトマトのソース
一見、サーモンはどこ?という感じ。
ハーブを除くと、ありました。
でも細かく刻んでいて、サーモンというよりイクラの食感に近い。
マスカルポーネはそれほど主張しておらず、しっかりサーモンを補佐している。
むしろハーブの方がその存在感が強いか。
苦手なハーブではないせいか、これも実に美味しく感じる。
・グリルしたホタテと燻製ジャガイモのポタージュ
ホタテは火が通り過ぎていない。
風味が素晴らしい。
ポタージュはジャガイモ臭くない。
これも見事な一品だ。
次のスペシェリテに合わせてワインを変える。
またしても「マラミエーロ」だが、今度はデザートワイン。
これがまた高級ブランデーのような芳醇な香りに圧倒される。
・スペシェリテ フォアグラのフラン
カステリーナと言えば、この一皿が有名。
フォアグラはキャラメリーテしてあるせいか、その脂臭さが全くない。
実に洗練された一品であり、デザートのような優しい味わいすらある。
先ほどのデザートワインとの相性も抜群でした。
パスタです。
・手打ちのイカ墨タリオリーニ 生うにのソース
このパスタは絶品でした。
今年一番のパスタですね。
茹で加減とかそういう次元じゃない。
ソースも生臭さが全くない上、雲丹の旨さを充分感じさせる。
まるで高級寿司店の雲丹のようだ。
そのソースとパスタが全く喧嘩していない。
いやぁ、こいつは旨かった。
メインの前にワインを変更。
「トランブスティ センチメント トスカーナ ロッソ」
渋みが少なく飲みやすい。
温度も少し冷やしてあり、実に旨いワインです。
メインは肉料理。
・国産牛ホホ肉の赤ワイン煮込み
感動的な料理が続いたせいか、平凡にすら感じてしまいます。
でも、肉はトロトロ。
左上にあるのが苺のソース、その下にリンゴのソース。
このリンゴのソースはマスタードと合わせてある。
トロトロの牛肉にこのソースを乗せると味が急変する。
ほぅ、こいつは素晴らしい。
ドルチェです。
チョコレートケーキですが、洗練されいますが、これも今までの料理が凄すぎて見劣りしてしまう。
ちょっと残念ですが、それでも充分美味しいです。
珈琲はエスプレッソでしたが、これも旨かった。
これで一人7,000円弱で収まった。
これは素晴らしいと思います。
また来ます。
9位
8回
2021/09訪問 2021/12/25
平日に初めて訪問。
ランチメニューは平日のみと聞いていた。
行くと店の外観が少し変わった。
テイクアウト用の窓口を設けたようだ。
店頭にランチメニューがある。
しかし、普通のイタリアンにあるようなセットメニューではなく、単品(驚)。
値段はアラカルトと変わらない。
強いていえば、前菜の盛り合わせやスープ、サラダ、ドリンクといった追加メニューが安くなっているだけ。
うーむ、平日も強気の値段設定だねぇ。
これじゃ常連客以外は来ないな(笑)。
さて入店。
案の定客はいない。
やはりこの値段設定なら夜か昼なら土日しかない。
と言ってどの道アルコールがないのでいつ来ても同じか(笑)。
私は「八千代牛100%ボロネーゼ」(1,210円)、かみさんは「フルーツトマトの冷製カッペリーニ」(1,210円)。
どちらも以前食べたことがあるパスタだ。
他には「人参の冷製ポタージュスープ」(150円)、「サラダ」(110円)を付けてもらう。
ドリンクを付けると一人1,500円以上になる。
これではそんなに多くの客は呼べない(笑)。
なにせ、ここは北習志野だから(^-^)。
しかし、料理はどれも手抜き無しで美味しい。
冷製スープも一見スープには見えないほど。
どうしたらこんなに美味しいスープになるのか。
サラダは特に変わったものではないが、ドレッシングが実に美味しい。
パスタはいつもの安定的な味。
ボロネーゼはこの店自慢の八千代牛。
ひき肉にするには勿体無い味だ。
これぞボロネーゼだ。
大きい茄子も肉の味が染みて美味しい。
この店は何を食べても美味しい。
だがやはりワインが飲める時に来ることにしよう。
東京の緊急事態宣言が解除され、千葉県もやっとお酒が解禁になった。
食事に酒は必須。
寿司屋でお茶だけで刺し身が喰えるか、同じようにフレンチやイタリアンでワイン無しで食事ができるか?
ということで半年ぶりの訪問。
この日戴いたのは次の料理。
・小肌のエスカベッシュ
・ズワイガニのシーザーサラダ
・ソーセージの香草焼き
・イタリア産モルタデッラハム
・フルーツトマトの冷製カッペリーニ色々な野菜と共に
肝心のお酒は次の通り
・プレモル 香るエール
・プロドライ(白)
・レガンディーノ(ロゼ)
まずはビールから。
くわぁー、効く(^-^)
やはりビールは外で飲むもんだ。
料理が次々に来る。
小肌のエスカベッシュは野菜のシャキシャキ感が良く、実に旨い。
シーザーサラダはチーズたっぷり。
これだけで腹が一杯になりそう。
ズワイガニも一杯。
贅沢三昧のサラダに大満足。
ソーセージは肉汁が一杯。
ビールにこの上無く合う。
ここでスパークリングワインに変更。
甘くなく実に料理に合う。
普通のワインより暑い時期には最高かもしれない。
さて、ピッツア。
大きい。
今日は出来栄えが良いようだ。
これもチーズたっぷり。
辛いオイルをかけて・・・旨い。
生地の香ばしい香りが堪らない。
パスタは量少な目。
冷製トマトがたっぷり。
それでいてトマト臭さがなく美味しい。
今日も大満足の料理とお酒であった。
緊急事態宣言も良いが酒の提供自粛だけは止めてほしいものだ。
今日は北習志野の病院に通院するので、ここでランチ。
なんと1年ぶりだった。
昨年は来ていなかったか。
此方は、おそらく沿線最強のイタリアン。
値段は少し高くつくが、遠方からわざわざ来るだけの価値あるレベルの料理が楽しめる。
・イベリコ豚サラミ(辛口)(550円)
・ヤリイカのフリット(880円)
・イカスミのパスタ(1,760円)
・パルマ産生ハムとサラミのピッツア(2,530円)
白ワイン*2杯
ビール*2杯
イベリコ豚のサラミは辛口というよりピリッとした刺激が堪らない。
ワインよりビールだったか。
ヤリイカのフリットは柔らかい上、烏賊の旨味が堪らなく感じる。
どうしたらこういう料理に出来上がるのか不思議なほどだ。
これもビールだったか(笑)。
ここで堪らずビールに変更。
イカスミのパスタはここでは初めて。
恐ろしいほど濃厚なパスタで登場。
といってイカスミの苦味がない。
イカスミがこれほど美味しく感じたのは初めてかもしれない。
最後のピッツアがこれまた最高。
ふっくらしたピッツアに生ハムとサラミがてんこ盛り。
辛いオイルがまた格別のアクセント。
旨いな…これはワインだったか。
今日も超満足でした。
疲れているので遠くまで行きたくない。
こういう時はこの店だ。
しかし、何度も行くのに相変わらず私の顔を覚えていない。
まぁ、2か月ぶりだし。
この日は、まず「スパークリングビール」なる妙なもので乾杯(680円)。
このスパークリングビールは甘味があり、飲み過ぎるきらいがある。
料理は次のモノ。
最近頼む料理が決まってきた。
・北海道産熟成インカのめざめのフリット(660円)
・野菜のアヒージョ(1,210円)
・八千代黒牛のボロネーゼ(1,650円)。
・クワトロフォルマッジ(1,980円)
相変わらず、どの料理も最高に旨い。
インカのめざめは甘く、量の少なさが哀愁を誘う。
アヒージョはホットさせてくれる。
辛さが程よく、寒い日には最高。
ボロネーゼの黒牛の旨さは絶品だし。
クワトロフォルマッジはまるで石窯で焼いたみたいな仕上がり…石窯はないみたいだけど。
ワインも追加したので10,000円ほどかかってしまう。
量が少ないので、若い方向けではないかも。
そういえばお客さんは我々を含めて、シニア層ばかり。
休日にちょいと贅沢したい時には良い店です。
また来てしまいました。
船橋最強と言って良いほどのレベル。
狙い目はアラカルトしかない土日。
今日もやって来ました。
この日はやけにお客さんが多い。
やっと人気が出て来たか(笑)。
この日は次のモノ。
・トリッパ(国産)のトマト煮(980円)
・野菜のアヒージョ(1,100円)
・オッソブッコ(黒毛和牛テールの煮込み)(2,800円)
まずはビール。
この店のビールは本当に旨い。
保存状態が見事。
続いてトリッパ。
少し変わったトリッパ。
普通、もっと内臓内臓しているが、見事なくらい煮込まれている。
熱すぎず、尖ったところがない。
ほっとする。
野菜のアヒージョはさらに凄い。
そういえば前回戴いた、「色々野菜のサラダ」も凄かった。
どういう訳か、野菜が滅茶苦茶美味しいのだ。
見た目もアヒージョらしくないし。
野菜ばかりで、そうしてこの味が出せるのか。
オリーブオイルとニンニクが入っているとはいえ、それにしても見事だ。
さらに圧巻なのは「オッソブッコ」。
牛テールの煮込みだが、この存在感は何だろう。
武骨なくらいの肉の塊。
骨の周りにたっぷりのコラーゲン。
トロトロの肉にピッタリのソース。
その旨さを全部吸い上げるチーズリゾット。
これ以上の御馳走があるだろうかとさえ思える。
最近のイタリアンにない力強さを感じる店です。
今日は久しぶりに「伊酒リア」へ。
私が勝手に船橋最強と思っているイタリアンです。
平日はランチメニューがありますが、、土日祝日はアラカルトのみ。
でも、だからこそこの店の実力が分かるのです。
本日はこの後医者に行くので簡単なものにしました。
・色々な野菜のサラダ(780円)
・有頭エビのトマトソース(1,680円)
・八千代黒牛ボロネーゼピッツア(2,100円)
飲物は蒸し暑いので「熟撰」(600円)
ビールが先。
いやぁ、クリーミーで最高。
保存状態も良く美味しいビールです。
「色々な野菜のサラダ」は見たことが無い野菜が入ってました。
「リュウキュウ」「コリンキー」。
こんな野菜があるんですねぇ。
ドレッシングは相変わらず酸っぱさを抑えた上品なもの。
このドレッシングにこうした野菜が実に合う。
「有頭エビのトマトソース」は本当に有頭エビがごろごろ。
でもちょっと食べ難いかも(笑)。
海老の旨みが充分ソースと絡まっています。
もうちょい辛めの方が好みだけど、素材の良さが充分伝わる一品です。
「八千代黒牛のボロネーゼピッツア」は最高でした。
この八千代黒牛を出す店は他では見かけません。
程よく甘味のあるボロネーゼ。
ピッツアの甘味と良く合います。
都心の有名ピッツア店と比べても遜色ないと思います。
今日も素晴らしい料理をいただけました。
この沿線にこんな素晴らしい店があることに感謝。
今日は蒸し暑いので、近くで食事にしよう。
此方は北習志野のイタリアン。
というよりおそらく船橋市で一二を争うほどのイタリアンではないか、と思う。
そんなレベルの店がなぜ食べログで「3.09」(9月9日現在)なのか。
理由の一つは、場所が北習志野というローカルな場所であることは間違いない。
新京成線か東葉高速鉄道を利用しないと此方には来れない。
理由の二つ目は、価格が高い、ということではないだろうか。
昼間の営業もやっていますが、ランチは無く全て夜と同じアラカルトのみ。
しかも、都心の有名店並みの値段の料理が並ぶ。
北習志野というローカルな場所の価格帯ではない。
この日は次のものをお願いした。
・イベリコ豚の生ハム(スペイン)19か月熟成(1,380円)
・熟成インカのめざめ フリット ローズマリー風味(780円)
・八千代黒牛の薄切りソテー シーザーサラダ仕立て(1,680円)
・カプリチョーザ(気まぐれピッツア)(2,300円)
ワインは次のもの
・シャトー・タイヤック オセアンヌ ブラン2015
・ピエール・ラモット シャブリ
メニューは店内にある黒板の中から選ぶ。
この日、目立ったのは「八千代黒牛」か。
50gで800円~900円という値段。
200gで4,000円弱という結構な代物。
ちょっと考えてしまうが、後から一人で来た初老の男性が300g注文していた。
てことは4,800円か。
ちょいとした都心のステーキ店並みの値段です。
料理はどれも素晴らしい。
イベリコ豚の生ハムは熟成度が良いせいか、香りが素晴らしい。
ワインが進む。
インカのめざめもローズマリーの香りがその美味さを引き出している。
八千代黒牛のソテーもサラダ仕立てとはいえ、その中で牛肉の甘味が際立っていた。
ピッツアは想像以上のレベル。
カプリチョーザは野菜がメイン。
生ハムなども入っていた。
石窯は見当たらないのに、この出来栄えは素晴らしい。
モチモチ感といい、塩の使い方と良い申し分ない。
辛いオイルは本当に激辛なので、少しで充分。
ワインは手頃な価格帯。
様々なワインが揃っている。
今日はフランスワインだったが、他にも魅力的なワインが揃っている。
北習志野にオープンして以来10年以上経つが、下手に低価格で料理の質を下げない姿勢が素晴らしい。
もっと評価されてしかるべき店だと思う。
こちらは北習志野でだいぶ以前から営業しているイタリアンです。
場所は、スーパー魚次の近く。
以前、ここが三越スーパーだったころにオープンした店です。
他のレビュアーさんが酷評していたことと、土日はランチサービスが無く夜と同じメニューなので今まで未訪でした。
今回は日曜日ですが、ちょっと覗いてみましょう。
店内は、イタリアンと言うよりバーかスナック然とした感じ。
奥様らしき方が今日はランチがないのですが、よろしいでしょうかと聞いてきます。
構わないと答えると、壁にかかった黒板からチョイスするようです。
この2日ほど飲み続けているので、今日はアルコールは止めておこう。
夜と同じメニューなので正直高いです。
ほとんどの料理も1000円超えです。
1000円以内は前菜くらいか。
呑むつもりもないので、サラダとピッツアとパスタにしました。
サラダは「色どり野菜のサラダ」(980円)
サラダでこの値段は余程の自信か。
ピッツアは「モンタデッラハムと水牛のモッツアレラのピッツア」(1,800円)。
パスタは「京都産京たけのこのペペロンチーノ」(1,680円)。
ね、とてもランチで食べる値段ではないでしょ?
しかも、ここは北習志野でっせ。
麻布や青山とは違います。
昼間でこの値段で出すのは、よほどの自信家かよほどの世間知らず以外にない。
まずはサラダ。
思った以上の倍の量です。
そらそうやね。
なにせ980円でっせ。
これで、インド料理に出てくるような、ショーモナイサラダだったら歌舞伎町のボッタクリスナックと同じやん。
えっ、行ったことあるのか?って。
いやいや、こう見えても危ない店には嗅覚が働く方です。
たいした怪我は負っていません・・・ってなんや、行ったことあんねんな(笑)
えー、サラダは見た目以上に美味しいと思います。
シンプルですが、野菜がとても美味しい。
この分なら他の料理もイケルと違うかな。
他のお客さん達も入ってきました。
予約客です。
予約するほどの店だったんですねぇ。
どうやら常連客のご様子。
なるほど、常連がいるなら、この店は大丈夫でしょう。
北習志野はそんなに新陳代謝は激しい地域ではないですが、ある程度長くやっている店は常連の固定客がいる証拠。
常連がいる料理店に不味い店はない。
お次はピッツア。
ルッコラの葉っぱがたくさん乗ってます。
かなり大きいピッツア。
ナポリ風です。
チーズが相当使われているせいか手で持つと先端がグニャッと垂れてしまいます。
黒胡椒の香りがしますね。
良い感じです。
ピスタチオの風味も良い。
とても複雑な味わいですが、かなりのレベル。
こりゃ想像以上です。
パスタに行きましょう。
上に乗っているのはカラスミか?
筍のシャキシャキした感じが素晴らしい。
カラスミのせいで、ニンニクはあまり感じません。
合うような合わないような。
いや、合うかも。
良いかもしれない、このパスタ。
もっと注文したくなりますが、そうすると二人で5000円を軽く超えるので、ここで止めて置きました(笑)
夜と同じメニュー。
思った以上のレベルに満足できます。
夜も来てみたい、そんな感じ。
10位
1回
2018/11訪問 2019/01/14
場所を移転してから初めての訪問です。
余り知名度は高くない店ですが、人形町界隈では知る人ぞ知る、知らない人は全く知らないという迷店です。
「蠣殻町すぎた」が東日本橋で「橘町都寿司」と言っていた頃から、交流があるそうです。
そういえば、この近くの「虎穴」のご主人とも仲が良いそうです。
さて、新しい店は・・・どこにあるんや?という感じ。
ビルの看板に小さな文字で出ているだけ。
これで客が来るんか?というほど目立ちません。
やはり「迷店」だ(^o^)
店内はほぼ満席。
そろそろ予約しないと駄目な店になりそうな感じです。
移転前はちょっと居酒屋風でしたが、今度はちょっと高級割烹ぽくなりました。
まずは、乾杯。
「すぎた」と同じ「アウグスビール」が置いてあります。
お通しは蛤の酒蒸し。
大粒の蛤は実にジューシー。
・ポテトサラダ(650円)
変わらぬ味ですね。
此方のポテサラは独特。
オニオンフライ健在です。
・刺身の盛り合わせ(1人前2,400円)
刺身は次の物、
北海道産の鰤
青森のしめ鯖
福島の鰆、藁炙り
富山の白海老おぼろ昆布〆
宮城の平目
千葉のカマス
一人前2,400円。
産地に拘り、良いものを出す。
普通の居酒屋でここまでの物はなかなか出て来ません。
・たら白子ポン酢(1,400円)
白子は久しぶりです。
濃厚です。
下卑た味が全くない。
・鹿カツ(1,200円)(写真撮り忘れ)
とうとうジビエにも挑戦してきたか。
鹿のカツは初めてです。
カツと言うより、表面は辛し蓮根の皮のような感じ。
鹿肉は固めに感じるが、噛むと実に柔らかい。
火入れも見事です。
・すっぽんの焼餃子(1,600円)(写真撮り忘れ)
またしても変な料理が合った(笑)。
すっぽんの焼き餃子。
どんなんでしょうね。
見た目は普通ですが、味は濃厚。
というよりちょいと癖があります。
・天然椎茸揚げ出し海苔あんかけ(1,500円)
優しい味わい。
天然の椎茸は松茸にも勝ります。
出汁の旨さが際立ちます。
お酒も結構、いただきました。
皆さん、焼酎やら泡盛(私だけですが)やら日本酒をガブガブ。
お会計は居酒屋では考えにくい、3人で24,000円強。
やはり刺身の盛り合わせが大きいか。
いずれにしろ、良い酒と旨い摘みを戴くには最高級のお店が東日本橋に誕生したようですね。
「都寿司」みたいに大人気にならないことを祈ります。
マイ★ベストレストランに投稿するのも、10回目となりました。
もう10年も毎日のように外食をする度に、カメラで写真を撮っているのですね。
食べログのレビュアーというのは、ある意味異常な生き物のような気がしていましたが、最近では「インスタ映え」と称して、いろんな人が食事の度にスマホをかざしている姿が普通になりました。
「写真撮っても良いですか?」と聞くのも昔は結構恥ずかしかったけど、最近じゃお店の方から「どうぞどうぞ」と言われるご時世。
やっと食べログレビュアーも普通の人民と認められる時代が来たようです。
マイ★ベストレストランに投稿する店も相変わらずの店が多いけど、昨今の傾向として「予約困難」な店がかなり増えてきたこと、さらに一回の飲食代金の高騰化がすざましいことが挙げられると思います。
一人30,000円以上の店も相当増えてきました。
昭和から平成に変わる頃はいわゆる「バブル時代」でしたが、あの頃より高級店は増えたと思います。
反面、客単価を上げられない店はデフレの影響で、どんどん客単価が下がり、結局料理の質も下がってしまい、そのうち淘汰される店も少なくありません。
今まで投稿してきた店舗を改めてみると、実に閉店してしまった店が多いことに気付きます。
好きだった店が閉店ししまうことほど寂しいものはありません。
今年はそろそろ引退を考える年です。
気が付いたら、書かなくなった、なんて日が来るのでしょうね。