1回
2017/02 訪問
2500件目は「レストラン間」 目で楽しみ、舌で感動を。
ソーヴィニヨンブラン2014
フォアグラのクレープ
フォアグラのクレープ
AIDAスペシャリテ 季節の野菜パフェ
AIDAスペシャリテ 季節の野菜パフェ
AIDAスペシャリテ 季節の野菜パフェ
バター
パン
ヴィレ クレッセ ヴィロリ 2014
山ウドと鰆のガトー 春の香り
山ウドと鰆のガトー 春の香り
バッテラのような鰆
山ウドと鰆のガトー 春の香り
山ウドと鰆のガトー 春の香り
鴨とキノコのロティ ボルチーニと卵黄で
鴨とキノコのロティ ボルチーニと卵黄で
鴨肉
鴨肉
鶏肉のミンチ
ボルチーニ
クロワッサンのようなパンドミ
山芋と牛タンご飯
牛タンご飯
牛タンご飯
山芋
苺のデザート 「和」のエッセンス
苺のデザート 「和」のエッセンス
苺のデザート 「和」のエッセンス
苺のデザート 「和」のエッセンス
苺のデザート 「和」のエッセンス
珈琲
2017/06/11 更新
2500件目は「レストラン間」。
此方は4年ほど前の夏にオフ会でお呼ばれしていた店です。
ところが、その3日前に、な・・なんと、この歳でまさかの「虫垂炎」にかってしまったのです(呆)。
仕事中に痛みが出て、その後は救急車で急遽入院の羽目に。
さすがにオフ会には出られず仕舞い。
心残りであったお店に、結婚記念日に訪問しました。
場所は、恵比寿。
サッポロビールの再開発ですっかり変わったガーデンプレイス側の出口からすぐですが、この出口に来るのに結構時間がかかります。
最も、昔は駅の西口から急な坂道を上らないといけない場所でしたから、ある意味便利になりましたね。
予約は12時丁度。
店内で少し待たされます。
狭い店なので、ウエイティングはありません。
開店5分雨に奥の席へ。
鰻の寝床のような店内です。
テーブルも少し小さ目。
ビストロ向けでしょうか。
料理はおまかせコース(3,600円)です。
最初から白ワインを注文。
・ソーヴィニヨンブラン2014
ニュージーランドのワイン。
お値段は1,000円。
実にリーズナブルです。
お味は辛口なれど、フルーティ。
・アミューズ フォアグラのクレープ
見た目がデザート。
子供が見たら嬉しがるお姿。
しかし、お味の方はしっかりとした大人の味。
フォアグラよりも胡桃の食感やフルーツとの混沌としたカオスの世界にいきなり引き込まれます。
お替りしたくなりますね。
・前菜1品目 AIDAスペシャリテ 季節の野菜パフェ
当店の看板メニュー。
こんなパフェは見たことが無い(笑)。
いろんな野菜がギッシリ詰まっています。
奥には鹿肉のハムもある。
ちょっとしたジビエ気分も味わえます。
上に乗っているのは牛蒡。
ビーズの色も良い。
お味の方は、これも大人の味。
アイスが入っていますが、スィーツとは正反対の局地。
フレンチには思えぬ料理ですが、色使いといいまさにフレンチならでは美しい一品。
正直言ってこれだけで店を出しても売れると思います。
自家製パンがきました。
最近では有名フレンチなどでは、無理して自家製パンに拘らなくても旨いパンが手に入る時代です。
しかし、このパンは敢て自家製で作っているという自信作であると感じさせられるレベル。
パンだけでも勝負できるかな。
ここでワインを変えます。
・ヴィレ クレッセ ヴィロリ 2014
ブルゴーニュのシャルドネ。
色が実に良い。
香りも満足できます。
これで1,200円は実にリーズナブル。
・前菜2品目 山ウドと鰆のガトー 春の香り
見た目はバッテラ(笑)。
鰆ではなく鯖を使ったら、まさにバッテラ。
色とりどりの野菜が実に綺麗。
鰆の下が山ウドか?
難点は切り難いこと。
箸があると良かったですね。
・メイン 鴨とキノコのロティ ボルチーニと卵黄で
両側にあるのが鴨肉。
真ん中は鶏肉のミンチ。
卵と一緒にあるのがボルチーニのソース。
これも実に美しい。
鴨肉は火入れといい、素晴らしい。
鴨独特の臭みがない。
ボルチーニは卵黄と交ると、フォアグラソースのよう。
鴨肉の旨みと合わさると、別の味に変化する。
これも素晴らしい。
ここで2個目のパン。
これが見た目はミニパンドミ。
口に入れるとクロワッサン。
自家製のレベルとしたら、かなりのもの。
・くずし 山芋と牛タンご飯
くずしとはね(笑)。
まるで京料理だ。
しかも、牛タンご飯。
ガーリックの効いた牛タンご飯。
牛タンというよりロースみたいだ。
山芋の食感が良いアクセント。
これだけ見ると日本料理です。
・デザート 苺のデザート 「和」のエッセンス
布きれに見えるのは求肥。
このままでも食べられます。
苺大福をイメージしたもの。
その下はどら焼き。
苺は酸味が少ない。
苺の下には小豆。
これも和の世界。
いろんな味というより、目で楽しませる一品です。
但し、切り難いのが難点か(^o^)
・珈琲
エスプレッソのような珈琲で実に旨し。
まさに今時のフレンチの流れそのまま。
イタリアンがフレンチとの境が分かり難くなり、フレンチは「和」に近づいてくる。
クラシックなバタークリームよ、今どこに?の世界。
見た目の美しさも含めて、目でも舌でも楽しめるひと時でした。
これで、2人で12,000円は格安です。
人気の程が分かりました。