1回
2016/05 訪問
2,200件目はレフェルヴェソンス これはフレンチだろうか?
ウエイティング
日本酒と白ワインの合体VER
シャンパン
シャンパン
シャンパン
真鯵、加賀太胡瓜、えんどう豆、ガスパチョ~
コブミカン
真鯵、加賀太胡瓜、えんどう豆、ガスパチョ~
パン
バター
上り鰹の昆布締め、栄螺(サザエ)と黒ニンニクのエミュルション、紫蘇の葉と花、コンブチャで発酵させたセロリと発酵乳
上り鰹の昆布締め、栄螺(サザエ)と黒ニンニクのエミュルション、紫蘇の葉と花、コンブチャで発酵させたセロリと発酵乳
オレンジワイン
オレンジワイン
蕪とパセリ、キントアハム、ブリオリッシュ
蕪とパセリ、キントアハム、ブリオリッシュ
赤ワイン
赤ワイン
甘鯛のポワレ、たけのこ、縮緬(ちりめん)キャベツ、木の芽
甘鯛のポワレ、たけのこ、縮緬(ちりめん)キャベツ、木の芽
甘鯛のポワレ、たけのこ、縮緬(ちりめん)キャベツ、木の芽
甘鯛のポワレ、たけのこ、縮緬(ちりめん)キャベツ、木の芽
今帰仁アグー豚を薪で、沖縄ヨモギのジュとシャンピニオンのピュレ、菜花とアミガサ茸
今帰仁アグー豚を薪で、沖縄ヨモギのジュとシャンピニオンのピュレ、菜花とアミガサ茸
今帰仁アグー豚を薪で、沖縄ヨモギのジュとシャンピニオンのピュレ、菜花とアミガサ茸
空豆のクレームと桑の実のコンフィチュール、トンカ豆のアイスクリーム
空豆のクレームと桑の実のコンフィチュール、トンカ豆のアイスクリーム
スタッフさんがお茶をたてます
抹茶
小菓子
小菓子
小菓子
2016/07/24 更新
2,200件目は「レフェルヴェソンス」。
食べログTOP10に入る超有名店です。
多くのレビュアーさんが訪れており、どの評価も最高のものばかり。
今年は行ってみたいと思っていたら、お誘いがありました。
なんという僥倖でしょうか。
場所は、高樹町。
表参道からとぼとぼ歩きます。
長谷寺の脇の道らしい。
私が社会人になった時の新入社員研修で、この寺に来て座禅を組まされた記憶が蘇ります。
あの時は背中を嫌というほど叩かれたなぁ。
「親父にもぶたれたことがないのに!」(アムロ風)(^o^)
という痛い思い出の長谷寺を横目にお店に着きました。
ここか。
微妙な勾配のある入り口を上ると、玄関です。
ウエイティングにお連れ様がもう来ていました。
ありゃ、ラフな格好やんか。
ドレスコードだと思っていたが、ランチは上着が無くても良かったみたい。
当店ご常連の幹事さんは・・・案の定遅れてやってきます(笑)
皆さん、揃ったところで席へ行きます。
半個室のようなブースに案内されました。
スタッフは皆さん男性ばかり。
うーむ、…この風景は女性客をターゲットにしているのでしょうか。
そういや、シェフもイケメンだとか。
「アビス」のシェフもそうですが、フレンチのシェフはイケメンが多くなってきたのでしょうか。
さて、料理の前に何故かサービスのお酒。
なんと日本酒と白ワインの合体VERだそうです。
少し日本酒多めですが、面白い味です。
ちょっとだけなら良いかもしれない。
食前酒はシャンパンです。
やはり蒸し暑い日にはシャンパンが一番です。
料理の方はなにやらお勧めのメインがあるそうで、それが出る「おでかけ」となりました。
しかし、面白いネーミングですねぇ。
どこへお出かけするんでしょうか(笑)
・アミューズ
真鯵、加賀太胡瓜、えんどう豆、ガスパチョ~
左の泡泡しているのは、タイ料理などでよく使われる「コブミカン」。
その下がえんどう豆でしたでしょうか。
見た目で味が想像できません。
泡は酸味。
その次がしょっぱい。
一番下は甘い。
三つの味が混在してます。
面白いですね。
右は、生姜の味が強烈。
なんとも初めて体験する前菜でスタートです。
パンとバター?が来ました。
バターは豆腐クリーム?とオリーブオイルかな。
滅茶苦茶美味しい。
パンは大阪の超有名店「シュクレ・クール」のもの。
昨年、大阪に出張に行った時、買いました。
絶品です。
・上昇~
上り鰹の昆布締め、栄螺(サザエ)と黒ニンニクのエミュルション、紫蘇の葉と花、コンブチャで発酵させたセロリと発酵乳
写真をご覧あれ。
これがフレンチに見えるでしょうか?
どうみても和食です。
生姜ではなく紫蘇の葉の上に上り鰹。
さっぱりした味ですね。
戻り鰹より私は好きです。
しかし…和食とフレンチの境目がなくなってきた感があります。
ワインを所望。
白ワインにしようと思ったら、なんだか「オレンジワイン」とかいうのを勧められた。
オレンジワイン???
イタリアワインだそうです。
フレンチでイタリアワインでっか?
まぁ、良いかも。
色はロゼっぽいけど・・・これはどうだろうか?
癖が強くて、私には合わない。
・定点~
蕪とパセリ、キントアハム、ブリオリッシュ
当店のスペシャリティのようです。
かなり有名。
蕪です。
しかも、固い(^o^)
でも栗の中でスープが迸る。
熱々で実に美味しい。
うーむ、これもフレンチと呼べるのであろうか?
赤ワインにしました。
うむ、おいちぃ(^o^)
・陽だまり~
甘鯛のポワレ、たけのこ、縮緬(ちりめん)キャベツ、木の芽
鯛のポワレはどこにでもある料理ですが、当店は甘鯛の鱗を実に上手に使って食感を楽しませる。
たけのこは旬のせいか、柔らかくてジューシー。
ソースもたけのこ。
正直、筍のどこが美味いんじゃと思っていた私ですが、こんなに鮮烈で美味しいとは思わなんだ。
キャベツが切り難くて食べ難いことを除くと、実に印象に残るソースと食感であった。
・南から始まる~
今帰仁アグー豚を薪で、沖縄ヨモギのジュとシャンピニオンのピュレ、菜花とアミガサ茸
メインです。
沖縄の今帰仁のアグー豚。
沖縄の人達もよう食べないような高級品です。
かなり脂が乗って…乗り過ぎか(笑)
ヨモギは沖縄ではフーチーバ。
それほど癖もなく豚肉に合います。
菜花はちょっと短くカットしてあっても良いかもしれない。
脂身もカリカリした味で美味しい。
・緑の山~
空豆のクレームと桑の実のコンフィチュール、トンカ豆のアイスクリーム
デザートです。
これまた味が想像できません(笑)
コンフィチュールはジャムと同じ。
これが桑の実か。
初めて食べました。
しかし、空豆もデザートになるんですなぁ。
アイスはちょっと癖が強くて好みとは違いましたが、なかなか衝撃的な一品です。
・お薄&World peace
大概、フレンチの最後はエスプレッソとかですが、当店は・・・、抹茶です(^o^)
驚きました。
無粋者ゆえ、茶道には全く興味なし。
子供の頃、親戚の家で一度飲んだきり。
フランス料理店に勤めていると茶道も要求されるらしい。
大変ですなぁ。
なんとも不思議なお茶でした。
小菓子は四種類。
どれも手抜きなしで美味しい。
最後の頃、シェフがご挨拶。
TOKOIの長瀬似のイケメンシェフです。
何でも、明日バリ島に行くんだそうです。
和食の原点は東南アジアにあるのではないか、という旅だそうです。
へぇー東南アジアというと苦手なパクチーしか思い浮かびませんが(笑)
あくなき探究心に脱帽です。
しかし、青山という立地でこれだけの敷地。
従業員の数を考えると、凄いコストです。
大したもんだ。
フレンチですが、最早フレンチというより和ですな。
和食もフレンチに近づいているし、イタリアンとフレンチの境目もアヤフヤな昨今の傾向。
いよいよ和食が世界の頂点に立つんでしょうか。
ちょっと間違えると創作料理になりそうな感じですが、見事な料理の数々でした。
ワインだけがちょっとイマイチでしたが、納得の料理に感服です。
また機会があれば再訪したいものです。