1回
2017/06 訪問
小料理屋でここまでのレベルはあり得ない
茄子そうめん
鰯のなめろう(800円)
万願寺唐辛子焼き浸し(650円)
焼き百合根自家製雲丹バター(900円)
お酒
姫サザエうま煮(650円)
新玉葱のすり流し(800円)
お造り盛り合わせ
本鮪中トロ 鳥取(2,000円)
活け〆コチ 愛知(1,400円)
カマス皮霜 神奈川(1,000円)
天然鯛 愛媛(1,300円)
生うに ロシア(1,600円)
鱧焼き(1,800円)
かつべ牛炭焼きたたき(1,800円)
トウモロコシかき揚げ(1,400円)
すっぽん○鍋(2,200円)
ご飯 鰻と山椒(2,000円)
ご飯 鰻と山椒(2,000円)
ご飯 鰻と山椒(2,000円)
ご飯 鰻と山椒(2,000円)
2017/12/31 更新
四谷三丁目。
若かりし頃、よく飲みに来た街。
この街の飲食店のレベルはかなり高い。
しかし、常連客で成り立っているような街なので、店の開拓はかなり大変。
その四谷三丁目、いや荒木町にあった「京料理八平」(既に閉店)出身の方が出した店が当店。
名前だけは存じていたが、なにせお馴染さんになるのに時間がかかる街だけに、敬遠していました。
そんな「宮わき」のお誘いを受け喜んで参加させていただきました。
場所はてっきり車力門通りかと思ったら、一本手前のところ。
車力門通り側はお寿司屋さんです。
慌てて、裏通りに行くと入り口が。
暖簾が涼しげ。
いかにも京料理といった感じ。
玄関を開けると・・・こりゃかなり狭い。
太目の方は通り難い狭さです。
カウンターには既にレビュアーさん達が待ってました。
雰囲気は本格的な京料理というよりは小料理店と言った感じ。
まぁ、高級居酒屋と変わらない雰囲気で、少し拍子抜けした気もしましたが、堅苦しさが全くないので個人的にはこういう店の方が私は好みです。
食べログの有名店だと、かなり雰囲気も一流の店が多いのですが、正直居心地が悪いことも(笑)。
さて、早速乾杯。
ご主人はメガネをかけた方のようだ。
結構若い。
此方はコースではなく好きなモノを注文するスタイル。
しかし、メニューはかなり本格的。
その割には値段も安い。
お通しは茄子そうめん。
注文したのは以下の通り。
・鰯のなめろう(800円)
鰯のなめろうはそれほど好みではなかったが、此方は鰯臭さが全くない。
鰯の鮮度の良さなのか。
見事です。
・万願寺唐辛子焼き浸し(650円)
万願寺唐辛子が出るとやはり京料理だと認識できますね。
・焼き百合根自家製雲丹バター(900円)
百合根と雲丹がここまで合うとは思いませんでした。
・姫サザエうま煮(650円)
サザエって、海辺で焼きサザエを食べるくらい。
こうして美味い出汁と煮て出てくると別物ですね。
・新玉葱のすり流し(800円)
これは蒸し暑い夏には最高の一品でした。
爽やかさといい、出汁の素晴らしさと言い文句のつけようがない。
・お造り盛り合わせ
本鮪中トロ 鳥取(2,000円)
活け〆コチ 愛知(1,400円)
カマス皮霜 神奈川(1,000円)
天然鯛 愛媛(1,300円)
生うに ロシア(1,600円)
どれも旨かったが、カマスが特に良かったように思います。
コチも良かったなぁ。
生うには高級寿司店並みでした。
・鱧焼き(1,800円)
鱧の梅肉和えより焼いた方が好きなので、これも良かった。
やはり夏を感じます。
・かつべ牛炭焼きたたき(1,800円)
見事なレア。
魚ばかりでは飽きるので肉があると良いですね。
・トウモロコシかき揚げ(1,400円)
此方の名物のようです。
正直、トウモロコシのかき揚げは初めて。
サクサク感が半端ではない。
・すっぽん○鍋(2,200円)
いやぁ、久しぶりのスッポンです。
こんなに安いのは初めてかも。
・ご飯 鰻と山椒(2,000円)
〆はやはりご飯。
鰻飯は最高です。
値段も激安です。
日本酒もたんといただきました。
・益荒男 石川
・夜明け前 長野
・栄光富士 山形
これで一人10,900円。
お造りは人数分で調整して貰っているとはいえ、激安です。
普通、小料理屋でもこのレベルで提供できる店は少ない。
高級居酒屋でも、ここまでの料理は出ません。
これは常連になりたいと思える店に出会えました。
もう少し広いと良いですね(^o^)。
幹事さんありがとうございました。