3回
2018/02 訪問
夜も最高
こちらで米騒動の話題で盛り上がりましたが、落ち着いてきたので再訪のレビューを出しました。
料理の話より、なぜかインド米の種類の話で喧々諤々、丁々発止となり話題になってしまった此方。
肝心の料理の話はどうなったんだという思いです。
でも美味しいなら是非行ってみたいという方と既にリピーターになっている大御所を集めて夜のオフ会となりました。
今朝の雪模様で、どうなるかと思いましたが、無事開催。
予約は7時。
皆さん、遅れずに到着です。
どうやら話題の人達はいなくて良かった(^o^)。
さて、ビールで乾杯。
注文はインド料理に慣れている大御所2名のご意見通りです。
特注で注文したものもあります。
・ビーフチョップ
ビーフペッパーフライを注文したが出来ないと言われ、これを勧められました。
味は同じだそうです。
辛さはローカル(現地)のレベル。
3つ頼んだので、ちょっと多いかと思いましたが、皆さん絶賛でした。
クミン、マスタードシードの両方が際立つ感じ。
刺激的かつ衝撃的な旨さです。
・パリップワダ
ちょっと変わったタイプのヴァダ。
こういう固いタイプのヴァダもあるんですね。
胡桃の粒を感じます。
素朴な味わいで、ある意味田舎の味か。
ここからワインに変更。
結局5人で3本空けました。
・エッグポリアル
これもローカルな辛さ。
卵なのに刺激な辛さですが、先ほどのビーフチュッカには及ばないか。
・タワフィッシュ
魚は鰤です。
骨がある魚なので箸が欲しいところですが(笑)。
鰤もこうしてみると、スパイスだらけの味です。
これも刺激的ですね。
・チェテナードチキンとソナマスリ
ローカルな辛さを求めて、チェテナードチキン。
かなりの辛さです。
そして噂のソナマスリ。
果たして私が年末に食べたのはソナマスリかバスマティか?
うむ・・・これだなぁ(笑)
バスマティとしては香りがさほどしませんが、マイルドで優しい香りはします。
この香りは上品ですねぇ。
ちなみにクマールさんに発音について聞きました。
例のPonni riceは何と発音するのか?
ポンニライスなのかポニーライスなのか?
クマールさん曰く「ポンニライス」だそうです。
でも、クマールさん言ってました。
「この店に来るまでソナマスリもポンニライスも食べたことなかった」
やはりインドでも高い米のようですね。
彼がどこの出身かは知らないけど、ソナマスリもポンニライスも大衆的な米じゃないようです。
ちなみにソナマスリですが、上品でインドのいろんな料理には合うと思うけど、日本人には少し物足りないと感じるかも。
香りが少ないので食べやすいが、香りが少ない分、、長粒米のジャポニカ米のような感じ。
インド料理やタイ料理のようなスパイスの効いた料理には、香りの強い米の方が合う気がします。
日本人にはバスマティの方がソナマスリより美味しいと感じると思う。
・マサライドゥリ
いつの間にかマサライドゥリが出て来ました(^o^)
そして最強のサンバル。
やっぱり、此方のサンバルは旨い。
あんまり褒めると図に乗りやすいと噂されるインド料理ですが、こいつは今の処レベルが違う感じです。
正直、サンバルってそんなに好きじゃなかったんです。
ラッサムはお替りしてもサンバルはノーサンキューでした。
理由は、実に健康的な感じだが、マイルドすぎて物足りないのです。
でも、此方のサンバルはキレとコクがある。
サンバルも旨いじゃねーかとつくづく感じる一品です。
・パニールドーサ
これもいつ頼んだだか(^o^)
形が面白いですね。
三角形もあるんだ。
甘味があって実に良い。
ちょいと焦げた感じが堪らない。
・ミールス(ノンベジ)
ライスはバスマティ。
うむ、味音痴の私としてはこっちのバスマティの方が良いと思うな。
・マトンシチュー
勿論ローカルな辛さです。
これがまた最後に来て、最高の旨さ。
刺激的な辛さ。
すっきりします。
最初と最後で最高の味に出会えた感じ。
うむ、ここはやはり良いと思う。
とりビー
ビーフチョップ
ビーフチョップ
パリップワダ
パリップワダ
ワイン
エッグポリアル
タワフィッシュ
タワフィッシュ
ソナマスリ
チェテナードチキン
ソナマスリ
チェテナードチキン
マサライドゥリ
サンバル
パニールドーサ
パニールドーサ
ミールス(ノンベジ)
ミールス(ノンベジ)
ミールス(ノンベジ)
ミールス(ノンベジ)
マトンシチュー
マトンシチュー
2018/06/24 更新
2017/12 訪問
南インド料理の新星
インド料理といえば葛西から西葛西を中心とした東西線エリアが有名だが、最近は西大島から大島といった都営新宿線エリアも激熱のようだ。
食べログのニューオープンのコーナーを検索していると、出てきたなにやら良さげな店。
年末の忙しい時に行ってみました。
場所は大島と西大島の丁度中間。
地図を見るといくらか大島の方が近い感じがするが。
大島商店街を楽しみながらいくなら大島。
他のインド料理店を確認したいなら西大島か(笑)。
12時頃ですが、先客なし。
奥にまさにインド人の男性という感じの2人。
どうやら経営者か。
ホールはメガネをかけたインド人。
厨房もまさにインドといった2人。
この近くにインド人の学校があるので急速にインド人の人口が増えたことが要因のようだ。
このままで行くと東京は中国人とインド人で一杯になるかもしれない。
店名の通り南インド料理。
新大橋通りにある「マハラニ」以来か。
ノンベジ(1,200円)とビールを注文。
カレーはチキンペッパー。
辛さは当然VERY HOT。
結論か先に行こう。
素晴らしいの一言。
葛西界隈の南インド料理の店と比べても遜色がないどころか、その上を行く感じがする。
何よりキレが違う。
南インド料理は美味しいがどこかぼやけたような微妙な味わいがあることが多い。
スパイスのせいなのかはわからないが。
その点、此方はストレートな味わいで素晴らしい。
例えて言うなら、今までの南料理を日本の関西料理だとすると、此方は東京の料理といった感じ。
今まで食べた中で一番口に合う。
料理に戻ろう。
最初はスープとサラダ。
スープは野菜スープ。
熱々だが、初めて飲む味。
ラッサム系のスープが多い中、こういうスープもあるとは知らなかった。
ミールス登場。
左上からサンバル、ラッサム、カレー(チキンペッパー)、ボリヤル2種(ポテト、人参とインゲン)
ヨーグルトの横がピクルス。
真ん中にはバスマティライス。
左にチャパティとパパドゥならぬアッパラム(同じだけど)。
どれも素晴らしいです。
特にサンバルが何故か最高。
サンバルと言うとこれまでまろやかなイメージしか無かったが、これは違う。
味がしっかりしている。
辛さも程よく、何といってもスパイスのキレが良い。
ラッサムは意外にあっさり系だが、スパイス感は充分ある。
チキンペッパーは正に南インドという感じ。
これもキレがある。
バスマティライスが踊っている(^o^)
本物のインディカ米を使っている感じが伝わる。
対してボリヤルは両方とも優しい。
スパイスで痺れた舌がもとに戻っていく。
ピクルスも癖が少なくて食べやすい。
インド料理のピクルスは正直、美味しいと思った事が少ないが、これは比較的旨い。
最後のホットチャイを飲み干し大満足。
ビリヤニも食べられるようだが、次回に取っておこう。
ここは凄いと思います。
2018/01/07 更新
3連休のとある日に訪問。
本当は西大島にニューオープンした「マハラニサンバール」を目指したのだが、店頭に来るとなんとも平凡などこにでもメニュー看板を見て入店しませんでした。
西大島に来れば美味しいインド料理店が他にもたくさんあるので、わざわざ平凡な店に行くことはない。
此方に来るのは米騒動の後のオフ会以来。
なにやらシェフもホールの人達もすっかり変わったとのことなので、どうなんだろうとは思ってましたが。
店に入るととたしかにあのヒマール氏の姿はなく、別の方々のようだが。
ただ厨房にいたシェフは見たことがある気がする。
3連休のせいか、店内は空いています。
昼のメニューは変わっていないようだが。
そういや軽食メニューも増えたらしいが。
とりあえず、ミールスを注文。
勿論、ノンベジで。
カレーはマトン。
当然ビールは無くてはならない。
ホールのスタッフはやけに日本語が上手。
これは楽だ。
スープ、サラダと続きミールス登場。
見た目は以前と変わらない感じだが、よく見るとサンバルは違うことが分かる。
ボリヤルもクートゥも以前とは違う気がする。
他は似ているが。
サンバルから一口。
今度のサンバルはやけに人参が多い。
うむ、キレが違う。
なんだか、平凡なサンバルだ。
対してラッサムは以前より美味しいと思う。
このすっきりとした辛さはかなり良い。
ボリヤルとクートゥを食べて驚く。
以前より美味しいじゃないか。
甘味がやけに日本人に合うと思う。
騒動になったライスはどうやらバスマティのようだ。
ソナマスリのほんわかした香りではなく、きっちりとした香りがする。
マトンは・・・これも良い。
昨日、錦糸町のバングラデシュ料理店でいただいたマトンも旨かったが、やはりミナミキッチンの方が美味しく感じる。
残念なのはチャパティ。
やけに固かった。
最初に来た時より、サンバルとチャパティ以外は良いと思う。
というか、日本人の口に合うと言った方が良いか。