1回
2016/02 訪問
緻密な湯浅ワールドに酔いしれる
グラスシャンパン
焼き立てのパンがずらり
焼き立てのパンがずらり
焼き立てのパンがずらり
ズッパ ディ フィノッキオ
ズッパ ディ フィノッキオ
前菜の盛り合わせ
前菜の盛り合わせ
前菜の盛り合わせ
前菜の盛り合わせ
前菜の盛り合わせ
前菜の盛り合わせ
前菜の盛り合わせ
前菜の盛り合わせ
ランプレドット
カネロニ
カネロニ
プロポスタ ディ フィナンツェーラ
プロポスタ ディ フィナンツェーラ
プロポスタ ディ フィナンツェーラ
プロポスタ ディ フィナンツェーラ
スパゲティ ポモドーロ お好みの量で
スパゲティ ポモドーロ お好みの量で
ズッパ イングレーゼ
ズッパ イングレーゼ
ズッパ イングレーゼ
小菓子
エスプレッソ
2016/07/03 更新
28年目の結婚記念日に訪れました。
随分と前からBMしていた店です。
渋谷まで来るのは億劫なので、訪問するのに随分時間がかかってしまった。
本当は夜の方が良いのでしょうが、最近は夜が辛いのでランチで訪問です。
BMした当時とはシェフが変わっているようです。
今はトスカーナ州で修業したという湯浅さんがシェフ。
此方は言わずと知れた、サローネグループの人気店。
以前は今は「Convivio」のシェフである辻さんがシェフをしていて有名でした。
「Convivio」の料理の素晴らしさは今でも記憶にあります。
同じトスカーナ地方の料理を得意とする湯浅シェフの腕前が楽しみです。
場所はすぐに分かりましたが、2階なので通り過ぎてしまうかもしれない。
思った以上に狭い店です。
ウエイティングがなく、この日は雨模様だったので、ちょっと大変。
予約名を告げて店内へ。
リストランテとしてはかなりこじんまりしてます。
「Convivio」や「サローネ」のような名物マネージャーがいるのかと思っていたらそうでもない。
まぁ、あんな方は早々いないでしょうが(笑)
テーブルの上に料理名の書いたメニューがあるのが嬉しい。
食べログをやっていると料理名を口頭で言われても覚えられないので紙に書いてあると助かります。
まずは、グラスシャンパンで乾杯。
うーむ、美味しい。
ちょっと辛口で、私好み。
我が家は夫婦揃ってのパン好き。
そのパン好きの我々の前に焼き立てのパンがずらり。
自家製フォカッチャを始め3種類あります。
オリーブオイルの香りもよく、このパンだけで満足してしまいそう。
・ズッパ ディ フィノッキオ
ズッパとはつまりスープのこと。
イタリア語は難しいですなぁ(笑)
今日はういきょうのズッパです。
ういきょう…ねぇ…どんな味でしたかしらん。
出てきた時に味が想像できない方が嬉しい。
見た目はクリープ系のスープ。
真ん中に烏賊のソテー。
塩加減が丁度良い。
食感も面白い。
・前菜の盛り合わせ
六種類の前菜。
真ん中は鰯のゼッポリーネ?
ちょっと魚臭い。
チーズの上にハムを乗せたものはワインに合います。
クロスティーニペストパンテストがあります。
これが一番美味しかった。
牛肉の煮込みもあるが、甘い。
人参の上に赤カブみたいなものが乗ってるのもありました。
最後はゴルゴンゾーラの上に豚の頬肉が乗ってます。
まぁ、こんなもんかと。
ワインを注文。
堪りません(^o^)
・ランプレドット
ここで失敗。
最初の写真を撮り忘れました(^o^)
ランプレドット は牛の第4胃袋の煮込み料理。
見た瞬間、美味しそうなので写真を撮り忘れるほど。
食感が良い。
それでいて口の中で蕩ける。
独特のソース。
これは美味い。
・カネロニ
魚のラグーのカネロニ。
見ると分かるが、実にいろんなものが入ってます。
上に香草のパン粉をまぶしてあるなど、実に芸が細かい。
湯浅シェフの拘りだろうか。
まるで時計職人のような細かな技が集結した一皿。
正直、どんな味と言われても、表現できない。
でも、この一皿は見事の一言に尽きる。
・プロポスタ ディ フィナンツェーラ
仔牛のマルサラ煮込み。
マルサラソースはシチリアのワインをソースにしたものらしい。
まぁ、フレンチなら要は赤ワイン煮込みか。
上に乗っているのはビエトラという野菜。
苦味があるかと思ったが、そうでもない。
なくても構わないようにも思える。
横にトリュフのように見えるのはレバーパテ。
こっちは苦味があってインパクト充分。
・スパゲティ ポモドーロ お好みの量で
80gでお願いしました。
男性は80gから100gが多いそうな。
女性は50g程度が多いとか。
トマトソースです。
生トマトそのもの。
実に美味しい。
通常のトマトソースと全然違う。
日本人が良く食べるナポリタンはいわばトマトケチャップの味。
本物のトマトソースとケチャップソースの違いをこれを食べると嫌というほど感じます。
・ズッパ イングレーゼ
ドルチェです。
真ん中はオレンジのソルベ。
横にマスカルポーネ。
これがまた美味い。
・小菓子
スプーンに乗っているのがパンナコッタ。
これがパンナコッタ?
初めての味。
固さが何とも言えない。
・エスプレッソ
ダブルです。
苦味が少なく、それでいて濃厚。
「Convivio」の辻シェフとは全然違います。
辻さんの料理はどちらかというと、大胆さが目立つ。
対して、湯浅シェフは緻密さでしょうか。
どちらかというと玄人好みかもしれない。
強烈な印象こそ少ないものの、その完成度は素晴らしい。
惜しむらくは、マネージャーの説明がちょっと聞き取り難かったのが心残り。
また機会があれば寄りたいと思います。