1回
2020/03 訪問
3400件目は「ジョンティ アッシュ」 ロブション出身の若き天才の料理と完璧なワインを楽しむ
Charles Heidsieck, Reserve
千葉県銚子産カジキマグロのカルパッチョ、ハーブのサラダとレモングラス風味のトマトのジュレ
帆立貝とエンドウのサラダ、レモングラスの香るトマトのジュレと共に
フランス産白アスパラのムースリーヌ、墨烏賊のコンフィとなめらかな蛍烏賊のパテ
Sancerre 2017, ASC, Vincent Pinard
Cotes-du-Rhone 2016 Cuvee des Gales, ACC, Les Aphillanthes
Meursault "Les Durots" 2013, AMC, Domaine Bohrmann
州清流椎茸のフリカッセ、松ぼっくりで焼き上げた牛ハツとセップ茸のオイルと共に
州清流椎茸のフリカッセ、松ぼっくりで焼き上げた牛ハツとセップ茸のオイルと共に
Hermitage 2015, AHC, Chante-Alouette
Hermitage 2015, AHC, Chante-Alouette
焦がしバターで包みながら火を入れた平目 ほたてのカプチーノと黒トリュフ
焦がしバターで包みながら火を入れた平目 ほたてのカプチーノと黒トリュフ
しっとりと火を入れた大山鶏 新玉葱のクーリとモリーユ茸のエチュベ
しっとりと火を入れた大山鶏 新玉葱のクーリとモリーユ茸のエチュベ
静岡産袋井市ベリーベリー園中島さんのイチゴのマカロン ヴエルヴェットルージュのソルベとフロマージュブランのムース
静岡産袋井市ベリーベリー園中島さんのイチゴのマカロン ヴエルヴェットルージュのソルベとフロマージュブランのムース
ミニアルディース
ミニアルディース
ジョンティ アッシュ
2020/09/04
コメントいただきましてありがとうございます!
お料理、ワイン共にご満足頂けたようで、大変嬉しく思います。
料理、ワインとの調和はもちろんの事、テーブル上での様々な要素のハーモニーを
意識して取り組んでおりますが、
細かく感じ取っていただけて今後の励みになります。
メニューも全て変わっておりますので、
また新たなハーモニーを楽しみにいらっしゃって下さい!
お待ちしております(^-^)
2020/06/28 更新
とうとう3,400件目です。
久々の白金台。
久々のオフ会です。
コロナウィルスで外出自粛がどうのこうの言われてますが、たまには美味しいもの食べたいのです。
店は目黒通りの一本裏。
すぐに見つかると思ったら素通りしてしまった。
目立つ看板も出ていないので、気を付けないといけない。
当初6名のはずが1名欠席でスタート。
此方は「ジョエルロブション」出身、若干30歳の気鋭のシェフが腕を揮います。
ランチは8,000円のコースにワインのペアリングを入れてもらいました。
ランチコースは以下の通り
・Le Marlins:千葉県銚子産カジキマグロのカルパッチョ、ハーブのサラダとレモングラス風味のトマトのジュレ
・Le St-Jacques:帆立貝とエンドウのサラダ、レモングラスの香るトマトのジュレと共に
・Le Seiche:フランス産白アスパラのムースリーヌ、墨烏賊のコンフィとなめらかな蛍烏賊のパテ
・Le Fricasse de shitake:紀州清流椎茸のフリカッセ、松ぼっくりで焼き上げた牛ハツとセップ茸のオイルと共に
・Le Hirame:焦がしバターで包みながら火を入れた平目 ほたてのカプチーノと黒トリュフ
・Le Supreme de Volaille DAISEN:しっとりと火を入れた大山鶏 新玉葱のクーリとモリーユ茸のエチュベ
・Le Macaron:静岡産袋井市ベリーベリー園中島さんのイチゴのマカロン ヴエルヴェットルージュのソルベとフロマージュブランのムース
・Le Cafe:カフェとミニアルディース
ペアリングのワインは以下の通り
・Charles Heidsieck, Reserve
・Sancerre 2017, ASC, Vincent Pinard
・Cotes-du-Rhone 2016 Cuvee des Gales, ACC, Les Aphillanthes
・Meursault "Les Durots" 2013, AMC, Domaine Bohrmann
・Hermitage 2015, AHC, Chante-Alouette
結論を先に言うと、ほぼ完ぺきと言って良いレベル。
大概料理は素晴らしいけど、ペアリングのワインのうち合わないものがあったり、デザートや珈琲は普通だったりするところが多い中、どれも見事なレベルでした。
ソムリエの説明も見事。
料理は昨今の和食に近づいているフレンチとは違う、クラシックなベースながら、昔のバタークリームたっぷりの胃にもたれるようなものではありません。
むしろ最近のイタリアンの傾向(フレンチに近づいている)の方が近いかもしれませい。
火入れにしても、素材の風味を相当感じさせる調理法かと思います。
さらに、普通なら前菜とメインは明確に分かれるものですが、この日の料理は全てがメインと言っても良いと思います。
一番目立つのが、墨烏賊のコンフィかもしれません。
この黒い模様がイカ墨とは思いませんでした。
また、松ぼっくりが料理に使用されるなど思いもよらぬこと。
ワインはペアリングでしたが、どれも料理にピッタリ合うものばかりです。
ペアリングでそれぞれのワインがそれぞれの料理に合うということは、意外に少ないと思います。
好みの問題もあるので、それを踏まえても、このワインのセレクトは見事でした。
最後の珈琲まですっかり客を魅了してくれるものばかり。
ロブション出身とはいえ、30歳でこの力量は大したものです。
さらにその料理に見事にマッチできるワインをセレクトできるソムリエの方にも感謝をしたい。
本日は素晴らしい一日でした。