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一番気に入った「たこ柔煮」。手前にあるのは山芋で周囲に味が染みて色づいている。
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じゃがいもの冷たいポタージュみたいなもの。お通し(?)何も言われず出されたから戸惑った。
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ずっと一度食べてみたかったけど量はいらないからと買ったことがなかった「近江こんにゃく刺身」
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写真写り悪くて悲しい「冷やし焼き茄子」。串に刺した鶏ささみ薄塩炙りの仕事が素晴らしい。
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「ちくわぶ」電話予約しておいたのですが、それが伝わっていたのか、たまたま残っていたのかは不明。
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「大根」面取りに感激。
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「早瀬浦 純米(福井県)」。おちょこが選べる。
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「みぶ菜」:京野菜のひとつ「みぶ菜」。東京生まれの夫が喜んでいた。
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「ソーセージ天」:関東のお客さんの要望でできたメニュー。お客さんの意見を汲み取る料理長の姿勢が素晴らしい。
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「生麩」:市松模様に盛られていて見た目に感激!
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「春菊」:すだちをひと絞りしてあるのがニクい。ハマる味。
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「ごぼう天」
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「玉子」:色々食べ比べて決めた福島のファームから取り寄せたもの。よく味が染みていました。
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「澤屋まつもと(京都府)」
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「つくね」つくねはナンコツ入りで食感抜群!
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「つみれ」:自家で魚をさばいて手作りしたつみれ。
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「さえずり」トロトロさえずりには濃い口の出汁できました!
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「湯葉」ロール状の3切れが俵型に盛られる見た目に美しい一品
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「まぐろ串カツ」おろし玉ねぎと合わせたソースが素晴らしくてソース皿を舐める勢いで食べた。
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「がんも」:これも自家製だそう。三つ葉がいいアクセント。
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「はんぺん」
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「スイカゼリー」蕎麦の実とほんの小さい三角の赤い飴をトッピング
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「青梅煮」肉厚な青梅の上にクラッシュアイス、そしてシロップをかけたようなもの。想像よりめちゃうまでした。
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「プレミアムモルツ」(700円)はちょっと高かった。場所代ですかね。
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箸置きがさやえんどうモチーフ
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粗挽きのような辛子がここのおでんによく合った。
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格子戸を開けたら店。
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≪追記:こちらのお店は8月下旬に突然閉店したそうです。≫
ツイストマンさんのレビューを拝見して、いつか是非うかがってみたいと思っていたお店です。ノバンディさんのレビューに背中を押され(笑)「いつかと言わず今日行ってしまおう!」と思い立ち、当日予約の上、訪問いたしました。
私は秋葉原乗り換えで総武線で行ったので、一番前から出て改札を出たら右へ。東京メトロの駅のある交差点(神楽坂下)を神楽坂方面へ渡ります。神楽坂を訪れるのは初めてのことでした。1車線の一方通行道路(曜日と時間帯により歩行者天国になることもあるようです。)の両サイドに歩道があり、右側を歩いて上りました。結構な上り坂だなあ。これ、なんかデジャヴと思ったら、ちょっぴり神戸の北野坂に似ている感じ。
お店はツイストマンさんには「わかりにくい場所」とお聞きしていたものの、ノバンディさんのユーモア溢れる写真の解説を頼りに行くと、すぐに見つかりました。お向かいのビルには西早稲田にあるバーのオーナーさんが以前やっていらしたというバーが(経営者が代わっているものの、前のままの名前で)ありました。
エレベーターで4Fへ。ワンフロア1軒の入居ですが、外側エレベーターといいますか、小規模なビルならではの作りで、エレベーターを降りると左には外階段があり、プチ高所恐怖症な私はちょいと怖い。オシャレな木の格子戸を開けると、いらっしゃいませの掛け声。
木曜日の19:10頃、2名です。
入口入ってすぐ右がトイレ、その次が揚げ物や洗い物などをする調理場。一段上がったところがカウンター席のあるフロア。左の壁面は照明を施された障子のような装飾壁が奥まで続き、一番奥には4名用の個室があるようです。右側がカウンターでその中がおでん等を供する主に料理長がいるスペース。照明は料理屋にしては暗めです。空調設備は天井埋め込み形で、真ん中辺りにあるので、私達が着席した一番手前の席はかなり暑かったです。それよりも暑かったのがトイレで、あの暑さは何とかなればいいんですけどねえ。
まずは「プレミアムモルツ」(700円)で乾杯。薄張りグラスです。軽い♪
おでんを注文する前につまみを少々。
◎◎「たこ柔煮」:半月切りの山芋とオクラが付け合せ。タコの上にはジュレのようなものがほんの少量のっていたような。山芋にも味がついていて手が込んでいる。タコは煮たとは思えない柔らかさ。タレは東京でよく食べる甘くてベトっとしたものではなく、あくまで上品なもの。この料理長の料理は煮物が素晴らしいな。最初の一鉢から心をわしづかみされた気分♪
「近江こんにゃく刺身」:近江八幡で蒟蒻といえば赤いもの。この赤いのは「三二酸化鉄」という成分が入ったもので、鉄分摂取もできる優れもの。色がものすごいので近江八幡近くの高速道SAで売っているのを見ても買ってまで食べたいと思わず、気になるけど食べたことのない食品でした。冷蔵庫には入れず、和鉢に氷水を張り、氷を足しながらカウンター隅に置いていらっしゃいました。刺身こんにゃくなので、味付けはたっぷりの酢味噌をつけて。味は普通の刺身こんにゃくかな。ちょっとテトっとしているかも。
「冷やし焼き茄子」:これまた手の込んだ小鉢で嬉しい。小鉢の底に冷やし焼き茄子があり、その上にはジュレとあさつき。小鉢の淵には、串に刺した鶏ささみ薄塩炙りが一本横に渡してありました。鶏ささみ薄塩炙りも繊細で美味しかったなあ。
さて、そろそろおでんを始めましょう。
「ちくわぶ」:最初から核心をつく「ちくわぶ」にしてみました。関東人の夫は「おでん=ちくわぶ」という人で、今日この店に誘った時も「ちくわぶあるかなあ?」とそれを一番気にしていました。なので予約の際「ちくわぶを2人前お取り置きお願いします。」と言っておきました。こちらの「ちくわぶ」は蒸してからおでん鍋へ入れて2時間ほど加熱したものだそう。残念ながら夫が大好きな「ちくわぶ」の層がパイ生地のように3重ほどほぐれてみえるぐらい煮込まれた状態とは程遠かったのですが、そこまで柔らかくすると汁が濁ってしまうからこのようなお店では難しいですね、ということで納得。
季節ものの「新ごぼう」「新イカ」「ハモ」は品切れ。まだ築地が本格稼動していない日だったそうで、品物が手に入らなかったそう。では普通のもので・・。
「大根」:完璧に面取りしてある!大根の上に、とろろ(おぼろ)昆布とあさつきが上に飾られています。あっさりした出汁。こちらのお出汁は色も薄く繊細。鰹風味をトップに感じる気がしましたがどうでしょうか。関西のお出汁は昆布が強く出るところが多いので、その点では、見た目の薄さは関西、鰹出汁は関東という具合に関西と関東の融合のような気がして好感度大。
このタイプのおでん、私は今はもうないですがあしやみち阿伝や、大阪堺で1人1組の紹介客しか取らない民家の一部のような小さなおでん屋さんなど馴染み深いもので、やっと見つけた懐かしい味という感じがしています。
「みぶ菜」:京野菜のひとつ「みぶ菜」がメニューにあったので頼んでみました。油揚げと一緒に煮びたししたものの汁が多いタイプ、みたいな感じの一品。鰹節もたっぷり入っています。「みぶ菜」は大好きで実家でもよく食べましたのでこれまた懐かしい。(300円)
飲み物はお酒に変えて。「早瀬浦 純米(福井県)」(900円)を。おちょこを選ぶシステムが楽しい。
おでん続き。
「ソーセージ天」(350円):夫の希望で。これ、開店当初はなかったメニューだそうですが、関東人のお客さんの希望で取り入れられたメニューとか。(笑)関東人VS関西人のお客さん同士でおでん戦争勃発か、という事もあったそうで、両方の「こうしたほうがいい」という意見を聞いてオーナーと相談しながらメニューを変えていっているとのお話も聞けて面白かったです。
「生麩」(400円):薄い色の生麩と、よもぎ色の生麩が交互に並べてあり、市松模様なのが見た目に素敵です♪
◎「春菊」(300円):これ、めちゃ気に入りました。スダチなどの柑橘汁を少々加えてあるのが素晴らしい汁の味。
「ごぼう天」:このあたりで私は満腹になってきました。
「玉子」:福島のなんとかファームのものだそうで、料理長が色んな高いものからリーズナブルなものまで食べ比べて決めたものだそう。縦に4つ切りにしてありました。大げさだけど、表面に出汁色が染み込んでピータンみたいなんて思いました。いえ、ピータンといえども黄身は普通の黄色ですけどね。
お酒をもう1合。「澤屋まつもと(京都府)」( http://www.tutitatu.com/sake/matsumoto.html )を。食事によく合うお酒だそうです。
満腹ですが、おでんを続けます。
◎「つくね」:表面を炙って少々焼き目をつけ、窪ませた中心に生うずら黄身のせ。つくねは軟骨入りです!食感がいいなあ。まずは小皿でつくねを食べてから汁を飲みました。素晴らしい!
◎「つみれ」:自家で魚をさばいて手作りしたつみれ。ほろほろと口の中で広がる魚の旨さ。黒胡麻が引き立てる。ブラボー。
◎「さえずり」(900円):これまたすごいですよ。濃い目の汁です。さえずりもトロトロ。◎は、再訪時にメニューにあればリピート確実。
「湯葉」:ロール状の3切れが俵型に盛られる見た目に美しい一品。
◎「はんぺん」:想像より小さめのはんぺん。シンプルに三角のものが2切れ。はんぺんに甘い味がついていてるのが驚き。これまた趣向が変わっていていいわあ。
「がんも」:夫だけ食べてました。これも自家製だそう。
以上でおでん終了。
◎「まぐろ串カツ」:汁物でないものが食べたくてこちらを。ソースとおろし玉ねぎをつけて食べるのですが、このタレが旨すぎ。カツを食べ終わったあとも、タレだけ舐めるように完食しました。
〆に、夫だけ
★「玉子ごはん(生たまごタイプ)」を。これも開店当初はメニューになかったそうで、お客さんの要望により登場したとか。醤油とダシをあわせた自家製だし醤油が絶品。このだし醤油だけお皿にちょこっと出して舐めました。(笑)おでんに入れた玉子と同じものだそうですが、生の方が断然好みだったそうです。
デザートは主に私が。
「スイカゼリー」:甘さ控えめシロップ漬けのスイカに、柔らかめのスイカ果汁ゼリー、そして蕎麦の実とほんの小さい三角の赤い飴をトッピングしたもの。赤い飴もひょっとして自家製のスイカ飴だったのかな?この飴のアクセント、めちゃ旨でした。
「青梅煮」:これも限定品だそうで、頼んでしまいました。デザートは、当日はスイカと青梅の2種類でした。肉厚な青梅の上にクラッシュアイス、そしてシロップをかけたようなもの。溶けたクラッシュアイスとシロップのハーモニーも素晴らしく全部飲み干してしまいました。
あ~、美味しかった。
器もバラエティ豊かで楽しめました。
お会計をお願いして、おつりは木製のトレイに新札。うわー、最後の最後まで私の理想通り!サイコー。最後にツイストマンさんの紹介で・・と告白して。(笑)
正直、関東のおでんを熱狂的に愛する人には「おでん屋」と言わずに誘う方がより抵抗感がないかもしれません。関西風のお店へ行きましょうと。(笑)そして、煮物料理は外さず注文されるといいのではないかな~♪
長くなってすみません。最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
また是非ふらりと訪れたい、いいお店紹介していただきました。。