3回
2020/04 訪問
イル・トンシオーネ@桜台南口でディナー: オーツの日常生活
桜台の南口にあるイル・トンシオーネは、以前、ランチを食べに行ったことがあります。
2019.5.29http://o-tsu.seesaa.net/article/465962884.html
再度、食べに行きたいと思い、とある晩に妻と二人で行くことにしました。
19:00の予約の電話を入れ、その後にたまたまfacebookを見たら、以下のようなメッセージが掲載されていました。
https://www.facebook.com/tonsione/
【一部の営業自粛のお知らせ】
今般のコロナウィルス感染拡大を受け、皆様と従業員の安全を十分考慮した結果、以下の通り、一部の営業を自粛とさせて頂く運びとなりました。
1、ランチタイム:テイクアウトのみ
2、ディナータイム:ご予約のお客様のみ
※前日までのご予約に限ります
世の中が暗い雰囲気になるのを、ここ桜台だけはと思い、今日まで通常営業をして参りましたが、練馬区内でも感染が多数確認されていることを踏まえ、これ以上の集団感染等を防ぐことを第一に考え、以上の決断に至りました。
また皆さまの元気なお顔を見れる日まで、共に自粛を促し、感染拡大防止に努めて参ります。
しばらくのご不便をお許し下さい。
イル・トンシオーネ
店主
いやはや、なかなか大変です。店側と客側の双方が集団感染防止に協力しないと達成できない事態です。
オーツは、ある程度の感染はしかたがないものと思いますが、客側だけがそう考えていても、店側が閉店の措置を取れば、客としては結局食べられないことになるわけです。
実際、19:00に店に行ってみると、オーツと妻の他にはカウンターで食べているもうひと組がいるだけで、ちょっとさみしいものでした。まあ外出を控えている人が多いということなんでしょう、たぶん。
予約するとき、クラシックコース×2を頼んでおきました。飲み物は、生ビールとカラフェに入った白ワインを注文しました。カラフェというのはデカンタのようなものです。ボトル半分くらいの量がアイスペールに入った形で提供されました。
最初にアミューズのような形で、エスプレッソが入るような小さなカップに入った焼き菓子が出てきました。スプーンですくって食べる形になります。冷たく冷えており、チーズケーキのような味わいでした。
次が前菜2種で、シメサバを中心にしたものと、鴨肉と椎茸を中心にしたものでした。シメサバはセロリをつぶしたソースの上に乗っていました。
さらに魚料理が出てきました。サワラでしたかね。せっかく説明してもらえたのに、忘れました。
次がパスタで、イカスミを練り込んだ黒いパスタでした。練り込んであるので、口の中が黒くなるわけではありません。
それからメインの肉料理で鴨のローストでしたかね。
さらにデザートとコーヒーが出てきました。コーヒーは取っ手がひねってある不思議な形をしていました。それが波打った形の受け皿に乗って提供されました。
食べた料理は全部おいしくて、それに加えて、マスターがテーブルのところまで来て材料や調理法などを説明してくれます。その説明が見事で、録音しておきたかったくらいです。そのお話を聞くと、食材にもその扱い方にも細心の注意を払っていることがわかります。この店は、単なる「イタリアン」ではなく、いわば創作料理といえばいいように思います。
このレベルのおいしいレストランは、この近辺で珍しいように思います。江古田のラ・リオンなき後は、イル・トンシオーネが(オーツの自宅の周りでは)1番のおすすめかもしれません。まあそう断言できるほどに食べ歩いているわけではありませんが。
レシートによれば、食事代の計算は以下の通りでした。コペルト500円×2、クラシックコース5,000円×2、生ビール(モルツ)850円、白ワインカラフェ2,580円、合計14,430円
レシートには、会計時刻が20:31と書いてありましたが、それは違うと思います。21:00を回っていました。ゆっくりおいしい食事を楽しむことができました。
2020/04/07 更新
2019/05 訪問
イル・トンシオーネ@桜台でランチ: オーツの日常生活
最近(2019.4.23に)桜台にできたイタリアン・レストランがあると知り、ちょっとランチを食べてみようと思いました。
https://www.la-gazza.com/lunch/
https://tabelog.com/tokyo/A1321/A132101/13234069/
とある土曜日に11:30-で予約して、妻と二人で行ってみました。
藍色のフルコース(3,800円×2)を事前に頼んでおきました。
このコースは、前菜3種盛り合わせ、パスタ、魚料理又は肉料理、パン、ドルチェ盛り合わせ、珈琲又は紅茶というものです。
パスタは、スパゲッティ2種類とペンネから一つを選びます。二人で行ったので、3種類の中から2種類を選ぶことになりました。ペンネは止めて、スパゲッティ2種類にしました。
2種類を2人で半分ずつ分け合って食べることにしました。
メインは2種類で、これも一つを選ぶのですが、2人なので、肉と魚のそれぞれを選びました。
テーブルには、フォークとナイフとスプーンが用意されていました。
この日は、夕方にクルマを運転する予定があったので、アルコール類は注文しませんでした。
前菜3種盛り合わせは、ずいぶんたくさんの種類の食材で作られていました。お店の人が説明してくれましたが、細かいところは忘れました。実際食べてみたら、それぞれおいしかったので、期待が高まりました。
このタイミングで温かいバゲットが出てきました。
スパゲッティは、以下の2種類でした。
小柱と大葉のガーリックオイルソース香草パン粉がけ
天然エビとフレッシュトマトのジェノヴェーゼソース
お店の人が、新しいフォーク2本の他に、取り分け用に大きなスプーンとフォークを持ってきてくれました。
いずれも妻と半分ずつ食べましたが、おいしくて、驚きのレベルでした。特に、小柱と大葉のガーリックオイルソース香草パン粉がけのほうが絶品でした。こういうおいしいスパゲッティはここしばらく食べたことがありません。スパゲッティ自体も細身でおいしいのですが、ガーリックオイルソースがすばらしい味です。どうやってこの味を出すのか、くわしいところは知りません。
オーツたちがスパゲッティを食べ始めたところで、シェフがテーブルにやってきて、「香草パン粉をかけることをうっかりしてしまいました」ということで、小さな容器に入れた香草パン粉をスプーンと一緒に持ってきてくれました。これをかけると、スパゲッティの味が変わり、違った味が楽しめます。
メインは、魚がヒメジ(「おじさん」とも言われる白身魚)のソテー、肉が岩手のブランド豚「岩中ポーク」肩ロース肉の炭火焼きでした。いずれも二人で食べやすいように、厨房で半分ずつにカットしてくれましたので、取り皿に分けながら食べました。付け合わせの野菜(焼きトマトとヤングコーン)は同じものですので、こちらは取り分ける必要がありません。ヤングコーンのひげの部分まで食べられると聞きました。
お肉用のナイフとフォークが出てきました。肉が切りやすかったです。
オーツの感覚では、豚肉のステーキが抜群においしかったと思います。その前の晩に、別のレストランでローストビーフや牛肉のグリルを食べましたが、それよりもこの豚肉の方がおいしいと思います。豚肉に付いていたソースがまたおいしく、印象的でした。
その後はオーツも妻も(紅茶でなく)コーヒーを頼みました。ドルチェは3種類の盛り合わせでした。ジェラートから食べました。これまたけっこうでした。
オーツたちが食事をしていると、テーブル席が満席になっていきました。カウンターにはいくぶんか余裕がありましたが。おいしい店はみなさんわかっているのですね。中には小さい子供連れの客もいました。あまり気取らない店なのでしょう。
ランチでは1時間30分ほどいました。静かなBGMが流れ、お店の雰囲気もなかなかいい感じです。
会計してみると、7,600円だけでした。消費税は内税ということです。
オーツの感想ですが、イル・トンシオーネはこのあたりで一番おいしい店のように思います。江古田のオーブルにもいったことがありましたが、
2018.10.17http://o-tsu.seesaa.net/article/462222837.html
イル・トンシオーネのほうがさらに上のレベルだと思います。
再度、行きたいと思う店でした。
武蔵大学から近いので、武蔵大学の関係者は行ってみるといいかもしれません。(学生にはちょっと高すぎるでしょうね。)
2019/05/29 更新
桜台にあるイル・トンシオーネは、過去にも何回か行ったことがあります。
2020.4.7http://o-tsu.seesaa.net/article/474443715.html
2019.5.29http://o-tsu.seesaa.net/article/465962884.html
なかなかおいしい店で、このあたりでオーツの一番のお気に入りの店です。
先日、妻とランチを食べに行きました。藍色のコース4,200円×2を注文しました。
加えて、オーツは白ワインのグラス1杯も注文しました。750円でした。かなり高さのあるワイングラスで提供されました。いい雰囲気です。
まずは前菜3種盛りが出てきました。
右手前が練馬野菜のトマト煮込み バジルと松の実のソース イタリア風オムレツ(ミンチにした北海道のマダコ入り)です。左手前が鹿児島産の地鶏の胸肉です。奥がクレームブリュレ パルメザンチーズがけです。
それぞれおいしいです。こういうのを食べると、次の料理の期待が高まります。
パスタは今週のパスタ3種類から1種類を選ぶ形でした。
オーツは妻と分け合って食べることにし、スパゲッティ2種を選びました。
最初のスパゲッティは、長時間燻製したベーコンとインゲン豆、柚子の香りのガーリックオイルソースでした。
次のスパゲッティは、九十九里あさりと無農薬ほうれん草のトマトソースです。
取り皿を2枚もらって、半分ずつ食べました。
いずれもいい味です。この店のスパゲッティは何を食べても外れなしだと思います。
そしてメインですが、この日は魚の入荷がなかったということで「四万十ポークの肩ロース肉の炭火焼き」の一択となりました。
粒マスタードの中にぶどう果汁を搾って入れたぶどうマスタードソースがかかっています。そして、シイタケとマコモダケが添えられていました。マコモダケというのは、イネ科の植物マコモの若い茎だそうで、タケノコではありません。
オーツは、四万十ポークというブランド豚があることを知りませんでした。
https://ja-kochi.or.jp/agriculture/brands/1165/
食べてみると、確かにおいしいです。まあ、オーツの舌では普通の豚肉とどう違うかまではわかりませんが。
最後にデザートです。
左手前がピスタチオで作ったジェラート、右手前がベネチア風ティラミスで、生クリームでなく卵白を使っているとのことです。奥がパンナコッタです。
合わせてアイスコーヒーを頼み、これで終了です。
この店の食事はいつも満足です。今回は、オーツたちの他に、3組の客があり、シェフが一人で忙しそうに料理を作っていました。コロナ禍はそろそろ終わった感じで、客が戻り始めたといったところでしょうか。