2回
2013/10 訪問
単に美味いだけでなく、芸術性のある美術品の様なケーキ達
四度目の訪問です。(2013/10月)
昼は真夏並みに暑いですが、夜は涼しくケーキ日和になって来たので、、
久々に大阪で一番お気に入りの、赤赤しいお店、中崎町の「パティスリー ラヴィルリエ」さんにやってきました(^人^)
夜には生菓子はおろか、焼き菓子ですら毎日完売に近い状態なので、予約しないと写真のお兄さんの様に悲しい目に合います(笑)
運が良ければ、店内にある4席くらいのイートインスペースで、ケーキを食べる事も可能です(●´∀`)♪
まあ、、、ドリンクメニューも無いし、他の人の目に晒されまくりですがねえ(苦笑)
人様の口コミやら、お店のブログやら、その日の気分やら、色々熟考しまくって、三日位悩んだうえに(他に考える事無いんかい。。。(爆))
選んだのが
「パリブレスト・アロンジェ」(左/420円)「サンマルク」(右上/400円)「ミルフィユ」(右下/420円)です
今気付いたけど、左下のセロファンのグチャグチャさが、私の性格の雑さを顕著に示しております(笑)
「ミルフィユ」
断面図きったな~~Σ(・∀;ノ)ノ(笑)
私、ミルフィーユは割りと好きなケーキなのですが、普段は「イートイン限定の出来立てミルフィーユ」以外は絶対頼みませぬ。
なぜなら、クリームがダレてきて、グニュグニュに成ったパイ生地程、不味くて悲しい食べ物は他には無いからです。
今回その「生地ダレダレのリスク」をしょっても、敢えて普通のミルフィユを購入した訳は「ラヴィルリエさんなら、期待を裏切ら無い美味しいミルフィユを出してくれるやろな」とこのお店を信頼したからです。
予想は「ピンポン・大ピンポーーーン!!(誰)」(●´∀`)♪
「ザクザクとした食感」「焼き立てのパイ生地の様な香ばしい香り」全てがパーフェクトでした!!!
久々に食べたミルフィユが素敵って、なんて幸せなんでしょう(、、幸せの感度が低い(笑))
「パリブレスト」
「クッキー生地」でも「パイ生地」でも「薄生地」でもない、「普通の生地を分厚く丁寧に焼いた古典的フランス菓子風のシュー生地」にピーナッツバターの様な濃厚なクリームが挟まれています。
フォークとナイフで食べるのが面倒なんで、手でつかんで、片手食いしてやりました(笑)
小ぶりだけど、今風の軽くて甘さ控えめとは違う、濃厚でクラシカルな感じ。なんだかフランスの伝統の様なものを感じてしまう☆
「サンマルク」
大好きなこちらのお菓子。
「スポンジ生地+チョコムース+バニラムース+キャラメリゼ」ってな構造ですが、、
ムースがクリームの様にトロトロ!!!!固形か液体か分からない感じでした。こりゃ斬新Σ(・∀;ノ)ノ
苦味のあるチョコムースと甘いバニラムースの相性は絶妙で、「パリパリ」では無く「しっとりと香ばしい」キャラメル部分、、、中々素敵な構造のケーキでしたよーー!!
「グラス・ドゥーブル」(480円)
えーーー食べ過ぎなのは、十二分に承知で御座います。。(ケーキの前に、ロコモコ食べてワインも飲んでるし(笑))
でも、、、「自家製アイス」こんなの発見しちゃったら、食べずにはいられませぬ。。(苦笑)
チョコブラウニーがごろごろの「チョコアイス」に、丸ままのマカデミアナッツがたっぷり入った「マカデミアナッツアイス」
アイス部分は、濃厚な味が特徴のこちらのケーキらしからぬ、あっさりした感じでした^m^
あくまで「ナッツ」や「ブラウニー」が中心と言った印象ですね☆もうちょっと濃厚な方が好きかなあ~~(^人^)
この店、味も素敵ですが
「まだまだ暑い中ご来店、有難う御座います!!」「ケーキの種類が少なくなっていて申し訳ございません」「○○様、ご予約ありがとうございます!!」
等々、お客さんへの気遣いも忘れないのが人気の秘訣でしょうね!!
次はタルトタタンを狙おう~~♪
三度目訪問です。
いまや大阪NO1といっても過言では無い、人気と実力のあるケーキ屋さん、「ラヴィルリエ」さんに久々にやってきました☆
前に来たのは、移転前の10月の末。約半年振りですね~~、確かバーベキューに持っていって、片手であまり味わわずカツガツ食べた気がします。。
我ながら勿体無い。。。(苦笑)
新しい店舗も、前と同じくまっ赤赤~~☆
平日でもここのケーキを予約無しに、夜の7時に購入する事は、逆立ちしてお手玉する位難しいので、取り置きをお願いしました。
入り口の傍に、テーブル2席分ですが、イートイン出来る様に成ったのはとても嬉しい!!
まあ、人目に晒されまくるといえば、そうなんですが、普段公園で冷たい視線を浴びつつ、ケーキやパンをパクついてる私にとったら、買いに来てる人の目なんぞ屁でもあらへんな~~(、、って、、自分で書いてて相当変人。。(笑))
「ムラングシャンティ」(390円)
「軽さと重さの共存」
このケーキを食べた瞬間、強く感じました。
メレンゲ→よくある「スカスカの軽いだけのメレンゲ」では無く、濃厚なアーモンドの味や割とガツンと砂糖の甘さを強調させた濃厚なメレンゲでした。
キャラメルクリーム→こちらは、「濃厚」なのですが、エアリーで意外に軽い食感。いくら食べても胃もたれしない感じの甘さです。
二つとも、「メレンゲ→軽い・キャラメル→重い」という固定概念を見事に裏切った一品でした。
「ブルネットショコラ」(480円)
数種類あるチョコレートケーキの中でも「甘めの物下さい」と言って勧めて頂いた一品。
薄いチョコの中には
チョコのクリームとムース。
我ながら切り方汚い。。(苦笑)
「バランスと口溶けが絶妙」
この手のタイプのチョコケーキ、結構よく見かけますが、外のチョコが分厚すぎたり(まあ、1mm単位のチマイ話ですが(笑))クリームの口溶けが微妙だったりする事が多いんですよね~~(苦笑)
ここのは、チョコレートも「クリームを包む」位の薄さで、丁度良い!!
クリームやムースの甘さもくどくなく絶妙で、なんだか芸術的なバランスの出来でした。
「フレジエ」(460円)
「スイーツマニア!!」とか、自分で言っておきながら、フレジエって初めて食べたんですよね~~(苦笑)
「素材に頼らず季節を表現する技術」
正直言って、中の苺はそんなに良い苺使ってないと思います。
でも、そんな事どうでも良い位技術が素晴しい。
間に入ったバタークリームが、めちゃめちゃ軽い!!ムース??って位軽いのに、きちんとコクがあって、上のゼリー状の部分もほんのり酸味があります。
普通のケーキだと「苺を置く事で春を表す」と思うんですがこれは「苺に頼らず、技術で春の軽やかさを表している」ケーキでした。
うん、、久々のラヴィルリエ、やっぱすげーよ。
「祇園の菊乃井」いった時も思ったけど、「一流の料理」って「美味しい」を超越した、芸術的な物があるんやな~~と再認識しました。
なんかそーゆー芸術的な部分をもっと感じ取れる人間になりたいですな。二回目の訪問です
前回もご紹介した今大阪で一番人気のケーキ屋さん「ラヴィルリエ」さん☆
今回はお昼に撮ったので、ちゃんと真っ赤な建物が写ってます(笑)
土曜の昼ともなると凄い人気~~!!!
今回も勿論予約していきましたよ!!(^^♪
(二時の時点でショーケースは空に近かった。。すげ~~)
今回のお目当てはこちら!!先週から販売開始の
「トルッシュ オ マロン」(510円)
いわゆる「モンブラン」なんですが、アルザス地方ではこう呼ぶねんて~~「善哉」を地方によっては「亀山」って呼ぶみたいな感じなんかな??
ちなみにこちらのモンブラン、メレンゲのさくさく感を保つ為、
オーダーしてからメレンゲの上にクリームを絞ってくれます。
せやから、予約しても完成待つのに10分、、、こんなんしたら、イチイチ面倒やし、流行ってるからなるべく早くお店を回転させたいやろうに、この品質へのこだわりには感嘆。
味は美味しいのですが、ぶっちゃけ私は「アンジェリーナ」の方が好みでした。
(アンジェリーナの方がメレンゲが大きい点。栗のクリームがより甘い点等)
でも、これは好みの問題なので、とてもレベルが高く美味しいモンブランで有る事は間違い無いです。
素材の味が生かされていて、「高級な栗きんとん」を食べている感じでございました。
緑の子は「アボカドケーキ」
嘘です。。(笑)「ピエールタンタシオン」(510円)
パイ生地の上に、ホワイトチョコレートで包んだ、グリオットチェリーとピスタチオのムースが入っています☆
これ、美味しい!!!!!!
ピスタチオのムースはムースの部分だけ食べてもまろやかで、非常に美味しいのですが、大粒のグリオットチェリーと併せて食べると「チェリーの酸味」と「ピスタチオの優しい甘さ」が絶妙にマッチしててもうなんか絶品です。(なんかって、、なんだよ。。(笑))
色がシュレッグ色で、ちょっとびっくりしたのですが、今回の中で一番のお気に入りです☆
「シブースト」
「バナナ」「ラムレーズン」等季節によって色々なシブーストを出されている様なのですが、こちらは
「かぼちゃ」
まずパイ生地が完璧。少量ながら芳醇なバターの味が生かされた、綺麗な層のパイです。
パイ生地って、不味い店はほんまに不味いのですが、ここのは美味しい~~☆(^^♪
パイの上にはゴロゴロのカボチャが入ったムース。
とても優しいほっこりした甘さのムースです。
隠し味の「杏」「シナモン」が良い味出してる~~☆個人的にはカラメリゼがもう少し多い方が好きなのですが、優しくて万人うけする美味しさでした☆
あともう一つ、ここのお店に関して感嘆するのが「接客レベルの高さ」
「○○様」と最初から最後まで名前で読んでくれる、「ケーキが少なくなっていて申し訳ございません」と気遣いが出来る。「シブーストは水分が出易いので、1時間以内にお食べ下さい。モンブランはクリームが乾燥しやすいので出来るだけ早く食べて下さい」とケーキごとに最適な食べるタイミングを教えてくれるetc
なんや「よく教育された接客だな~~」と思いました。
ただ「ケーキを売る」だけでなく「食べる人の事を思ってケーキを提供している」姿勢はとても素敵でした。
次はタルトタタンを狙おう~~(^^♪
あっ~~今日はバーべキューに持っていったので、写真屋外です、、汚くて(これはいつもか(~o~))
すみませぬ。。
一回目の訪問です
今大阪で最も人気の有るケーキ屋さんといえば、紛れも無くこちらでしょう☆
「PatisserieRavi,erelier」(パティスリー ラヴィルリエ)さんです。
創業してまだ、3年目なのにも関わらず、食べログさんでは全国トップ500位以内入りの、凄いケーキ屋さんです☆
夜なので暗いのですが、真っ赤な建物が印象的。
この日は、仕事帰りにお取り置きしたケーキを取りに来たのですが、生菓子は勿論完売。
まあ、それは予想が付いたのですが、、、、、
な、、なんと焼き菓子ですら、全て完売の人気っぷりにはビックリ!!
このお店で予約無しでケーキを買うのは、逆立ちして50M進む位難しいかも(笑)
口コミ等を見ながら悩みに悩んで、今回頂いた3種のケーキちゃん達☆
食べかけですんませんなあ。。
左から「ショコラキャレメルサレ」(480円)、「テメレール」(470円)、「シュークリーム」(180円)です。
看板商品「ショコラキャラメルサレ」
yucatはケーキ選びに迷う時は(まあ、ほぼ毎回ですが(笑))よほど苦手なジャンルで無い限り、まず店の看板商品を試します。
とろけるような、ネットリとしたチョコレートのムースの中には、塩キャラメルのムースとクリーム。
めっちゃ繊細な、歯がなくても食べれちゃいそうな、老人にも優しい(違うか(笑))口溶けの良いムースです。甘さは控えめで、上品な感じ!!!
確かに「塩」の風味が物凄く効いていますが、「塩辛さ」は皆無!!!
表現するのが難しいのですが、塩の「しょっぱさ」以外の面を生かした、ケーキでした。
うん、、、なんか初めての感じ。
この手のスイーツは、洋酒の力を借りるものが多い中、純粋に「チョコ」や「塩」で勝負してるのは凄いなあ〜〜(^^♪
「テメレール」
「向こう見ずな」という意味のケーキ。
こういう、「他には無さそうな、冒険系ケーキ」も試してみたくなるねんなあ〜〜☆
「上下にメレンゲ生地。間にはキャラメルバタークリーム、中にはオレンジとアプリコットのジュレ、周囲はサクサクナッツ」
という凝りに凝ったケーキ。
どの辺りが「向こう見ず」なのか、お馬鹿なyucatさんには全く分からなかったのですが、もの凄く美味しい!!
不味いバタークリームって、しつこいだけなのですが、これはコクがあるのに軽い!!!
周りのサクサクも、「こってりなバタークリーム」に対して「爽やかなジュレ」がバランス良い!!
「シュークリーム」
「クッキー生地のサクサクで分厚い生地に、たっぷりのクリーム」
シュークリームって、どこのお店にも有るのに、お店によって全然違うから、店の個性を知るのにはピッタリなんですよね〜〜☆
生地はクリームが無くて、これだけでも香ばしくて美味しい。
クリームは結構バター風味が強くて、粘度も高い感じでした
「古典的フランス菓子」って感じかなあ〜〜
美味しいけど、私は個人的趣向として、軽めの方が好きなので、好みでは無かったかも(~_~)
このお店は「美味しい」だけでなく、美味くいえないけど「遊び心」や「アート性」もあって、ケーキ食べてるだけやのに、私の中では「綺麗な絵画」を見てるのと同じ様な印象を受けました。
何か不思議〜〜!!!高評価なのも分かるな〜〜☆他も色々試してみたいです♪
サンマルク
パリブレスト
ミルフィユ
ミルフィユ
グラス(アイスクリーム)
フレジエ
ブルネットショコラ
ブルネットショコラ
ムラングシャンティ
イートインが可能に!!
夜
ショコラキャラメルサレ
テメレール
シュークリーム
昼
トルッシュオマロン
ピエールタンタシオン
シブースト
2013/10/30 更新
1番好きなケーキ屋さんやのに、気が付くと4年もご無沙汰でした~(*_*;)
近くで働いてて「いつでも行けるわ~」思ってたら意外と行かんという、、、(笑)
関西のスイーツ好きの方なら誰でも知ってる名店ですよね♪
人気店でも電話で取り置きが出来るのが本当に助かります(*'ω'*)
最近はどこのケーキ屋も「それなりに美味しい」と思います。
「吐くほど不味いケーキ」って日本では会った事あらへん、、、
チェーンもマニュアルが有るから、技術的にある程度一定のレベルでは美味しい。
では、、、どこもある程度の「素材と技術」を備えていて、
それよりもスバ抜けるには何の要素が必要なんだろう??
と考えた時。。。
やはり「バランス」と「念」やと思う。
さて、、久々にお邪魔したので、新しい商品に挑戦しようかとも思ったけど、私が好きなベスト3ケーキを頂きました!(*'ω'*)
「ピエール・タンタシオン」(左)、「ブルネット・ショコラ」(中央)「ミルフィユ」(右)
まずは「ミルフィユ」から、、、
「ミルフィユ」というケーキ程、「技術力と丁寧さ」を求められるケーキも少ないと思う。
パイ生地とクリーム、そのシンプルな構造故、、、誤魔化しが効かへんねんあ~。
ここのはパイ層が本当に細かく、ザクザクした食感とバターの薫りがほんまに絶妙ですねん。('◇')ゞ
クリームも「クレームムースリーヌ」を使用する事で、「カスタードクリームとバタークリーム」の中間の様な程良い口当たりを実現してはる。
ただ技術力があるだけでなく、物凄く念を入れて丁寧に造られてる事が五感から感じられますねえ。。
「ブルネットショコラ」
数あるチョコケーキの中でも、この「ブルネット・ショコラ」はお気に入りです(*'ω'*)
中のムースの薫りと口どけが素晴らしい!!!
結構お酒が効いてるのですが、「めっちゃ酒やで!!ドボドボ言わしたるでー!!!( ゚Д゚)」(誰やねん)って程では無く、カカオの薫りを活かす丁度良い絶妙な量を使われてます。
なんでもバランスが大事ですからね!
「ピエール・タンタシオン」
私が密かに「アボカドケーキ」と呼んでる(笑)このケーキは、ピスタチオのムースの中にグリオットチェリーが入ってます(*'ω'*)
このケーキ、濃厚で柔らかいピスタチオと、酸味の効いたチェリーの組み合わせが絶妙なんですよね~!!!
色合いが綺麗なんもテンション上がるなあ~♪
ここのケーキは本当に「技術力」と「バランス感覚(センス)」がある人が、「念(愛情?)」を込めて「上質の材料」で作ってはるので、これだけ感性を刺激するモノが出来るんやろなあ~っていつも思います。
これだけ真剣な作品を出されると、こちらも真剣に向き合わざるを得ない、、そう思うケーキです。
1つ500円前後で安くは無いですが、私は500円でこの感性と向き合えるならむしろ有り難いです。
接客もビックリする位丁寧やし、、色々な面で個人的にここを超えるパティスリーに会える気がしない、、、
ご馳走様でした!