すいかっこさんが投稿したワイン カルコス(大阪/近鉄難波)の口コミ詳細

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関西娘のスイーツカフェマニア☆

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ワイン カルコスなんば(大阪メトロ)、大阪難波、日本橋/イタリアン、ビストロ、ワインバー

1

  • 夜の点数:4.2

    • ¥4,000~¥4,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2017/06 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥4,000~¥4,999
    / 1人

五感を満足させる料理と素晴らしいホスピタリティ

食べに行くとき大体「安い&ウマイ」を軸にして、お店を探す関西人のワタクシですが、、、
昨日は今回「お金をかけて外に食べに行く」って「五感を磨く体験」でもあるんやな~と新しく学んだ一日でした。

法善寺横丁の中にある「カルコス」さんです。
以前はワインバーだったのですが、この4月からポンテベッキオさん出身のシェフを招かれ本格的なコース料理を提供されています。(*'ω'*)

カウンター席にお邪魔しました!
なんだかドラマにでも出て来そうな本格的なバーで緊張して声のトーンとか変やったし、視線も定まって無かった怪しい私ですが(笑)店員さんが作ってくれたワインコルクの人形ちゃん達でかなり癒されました(*'ω'*)
お店の方も穏やかな物腰で、高級感ありつつも偉そうな感じが無い、凄く暖かな感じの雰囲気でしたよ~(#^.^#)

コース料理とそれぞれの料理に合ったワインを出して頂く「ペアリング料理」を頂きました。

ソムリエさんがつきっきりで、「ワインの特性」「なぜこの料理に合うのか」という事を丁寧に教えてくれはります。
凄く真剣かつ丁寧に、説明してくれはるのでこちらも食事中他の話題は出さず、真剣に料理とワインに向かった2時間でした。(´ω`*)
当たり前の事ですが、心を込めて提供して下さるモノに対してはこちらも誠意をもって向き合わないといけませんね。

上は呑む直前にミントをかけて下さった、薫りが高いワインと苺の食前酒。
これからの期待感を高まらせます!

「小松菜とクレソンの冷製ポタージュ」から料理が始まりました~!

底に湯葉が入っていて面白い!
本格的なフレンチのコースでしたが、随所随所に和の要素や冒険心が入っていて新鮮な驚きを下さいます!( *´艸`)

黒葡萄のシャンパンに合わせた「夏野菜のタルタル」

おくらやアボカドが入った野菜だけのタルタル、食感がかなり面白く、また野菜だけでも食べ応えがあるタルタルでした。
黒葡萄の辛めのシャンパンが野菜の甘さを引き立てる!( *´艸`)
うんちくなんか、語れないし語りたくも無いけど、組み合わせって大事やな~。

普段「ただ飲めたら良い」っていう考えやけど、こういう風に組み合わせを考えて飲むと食事が「芸術体験」みたいになって素敵~(*'ω'*)

「豆苗のキッシュ、キャロットラペ添え」

物凄い豆苗が主張してきたこのキッシュ、、、上質なフレンチで
豆苗みたいな庶民的な野菜を使ってくると料理に抜け感が出てほっとします(*'ω'*)カルフォルニアレーズンや銀杏も少量ですが凄く質が良い。少量だからこそ質が際立つ。

「フォアグラとアスパラガスの赤ワインソース」

パスタって、どこで食べてもソコソコ美味しい。でも所詮パスタはパスタなんで「私のこれからの人生でパスタに感動する事なんかないだろう」と思ってたのですが、

もうこれ、生きてきた中で食べたパスタで一番!フォアグラも凄いけど、ソースがとにかく美味で食べた事がない感じ!( ゚Д゚)
クリームとも違う、、オイルとも違う、、、ワインの味がさほどする訳でも無い、、、なんか形容できません。
是非食べに行って頂きたいです。

「ラムのロースト赤ワインソース・備前牛の生ハム巻き」

最後にトリュフをかけてくれる薫り高い料理です。こういう演出って薫りが良いだけでなく、特別感が出て良いなあ~。
お皿もグラスも、ワインや料理に合う超一流のモノを使ってはって、なんか凄い勉強に成ります。
お皿って「食べ物載せれたら良い」って要素が満たせてたらまあ良いのですが「やっぱり一流のモノを使うと、何かが違う」んですよね。(それが何か説明できない自分のレベルの低さが嫌だ(笑))

「マスカルポーネのスフレ・カカオのフィナンシェ」を頂きました。

切子のお皿も本当に美しい!!!


私が世界中を一人旅をして一番感じてきた事は「一人旅の最大の魅力は、五感を最大限に磨ける事」と思ってましたが、「一流の食器で、一流のサービスを受けて、一流のモノを食べる」っていうのも相当五感を磨かす事が出来ると感じました。

どうしても「安くでウマかったらええやん!」ってなりますが、やっぱりお金をかけて一流の体験をするのも自己投資ですし、良い食文化を守る事にも繋がると思います。

素敵なお料理と、空間と学びを与えてくれたこのお店に心から感謝です( *´艸`)

2017/06/08 更新

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