『嫌いな写真』ヒロユキ@さんの日記

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ヒロユキ@の「私の好きな店」

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ヒロユキ@ (60代前半・男性・北海道) 認証済

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写真といっても食べログに投稿された写真限定です。
この件については10年前からずっと思い続けていたのですが、フォローしている方が投稿することもあるため、あえて発信しませんでした。
ではどのような写真が嫌いかというと、顔が塗りつぶされた客や店舗スタッフの写真です。

店の内観を紹介したいのであれば、他の客がいないタイミングを見計らって店を訪れたら良いですし、客が居たら居たで、客が映り込まないような構図で写真を撮れば良い訳です。
しかし客を撮影するのはどのような意図があるのでしょうか。
ネット上のエチケットとしてネチケットというものがありますから、人物が特定されないように顔を加工する訳ですが、表情が分からない写真を掲載して何を伝えたいのでしょうか。
店の内観でもなければ、美味しそうに食べる表情が分からない客の写真の意味は何? と投稿者に問いたいです。
何より嫌なのは、これらの写真は該当人物の許可を得て撮影されたものではなく、ほぼ無許可でこっそり撮影した「盗撮」であることです。
公園や遊園地などの郊外で写真撮影をする場合は、他人が映り込まないようにしても上手くいかない場合もありますし、人物も背景の一部として捉えますので、撮影される側としてそれほど気にしませんが、店内という狭い空間でレンズを向ければ、明らかにそこに居る人物が写ってしまうのが明白ですから、店内の一部ではなく、人物を撮影していると認識します。
したがって断りもなく撮影されている事に気付けば、その場で苦情を言いますし、投稿された写真に自分が写っているのを確認したら、管理者に削除要請を出します。
それともうひとつ、顔を塗りつぶすという行為そのものも嫌なのです。
このような写真を投稿する人は、単に「加工」するという認識なのでしょうが、私は人の顔を塗りつぶすことは、その人に何か良くないことが起きるのではないかという思いがあり、「着信アリ」などの日本のホラー映画を連想してしまうのです。

富良野にある窓からの眺めが素晴らしいカフェで、年配女性から景色の写真が撮りたいという申し出を受けたことがありますが、快諾して席を離れました。
もし食べているところを撮りたいという申し出があれば、精一杯美味しそうな表情で協力します。
しかし、顔を塗りつぶした写真は大嫌いです。
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