『口コミガイドラインと社内規定』ヒロユキ＠さんの日記

口コミを投稿するための「ルール」が口コミガイドラインであり、これは公開しなければユーザーが戸惑ってしまいます。
それに対して社内規定は、あくまで会社内のルールですから公開する必要はありません。
ですからサイト内をくまなく探しても、「社内規定」という項目はないのでユーザーが知ることはできません。
ではどのような場面で「社内規定」の存在を知ることができたかというと、閉店情報を管理者に報告後、「弊社の規定により対応します」という返信を得た時です。
社内規定を教えてと質問しても、教えてくれる訳がないのは当然ですが、項目を限定して質問すれば、回答を得ることができる場合もあります。

例えば、サービス項目の「テイクアウトあり」ですが、コンビニ等テイクアウトしかできない店舗に対し、テイクアウトありというのは、単純にテイクアウトができるという意味ですか？　という質問を投げかけると、「その件について対応しました」という返信メールが届き、該当店舗の「テイクアウトあり」が削除されており、文書での明確な回答は得られなかったものの、顛末を見れば明確な回答を得たという私自身の経験があります。
この経験を利用して、以下の質問をしました。
まず「子供可」という項目についてですが、ユーザーの中には子供同伴で訪れるのに相応しいか相応しくないかという基準で判断する方もいるでしょう。
ファミリーレストランは、子供が騒いでも何ら問題はないが、高級フレンチやイタリアンレストランは、小さな子供連れで訪れるべきではないという考えです。
この質問に対して管理者の返信は、「子供の入店可」という明確な文書での回答を得ることができました。
つまり「子供可」となっていない店舗は、未成年者の入店不可ということになるのです。
もうひとつは「一軒家レストラン」という項目で、私は単純に一戸建てであれば該当すると考えていましたが、ユーザーの中には郊外にぽつんとあるような店舗なのだと考える方もいるようです。
「落ち着いた店」や「お洒落な店」というのは、完全に個人の主観ですから、管理者としても定義を設定することはできませんが、「一軒家レストラン」は、単純に一戸建てなら該当するのか、郊外にぽつんとある店舗でなければ該当しないのかと質問したところ、回答は【こういう店】というものでした。
そこで手法を変えて、店舗情報の編集で「一軒家レストラン」を解除された店舗に対し、「この編集の誤りを報告する」というダイアログを開き、この店舗は一戸建てですと報告したところ、管理者から「対応しました」という返信を頂き、店舗を確認したところ、「一軒家レストラン」が再設定され、一戸建てであれば「一軒家レストラン」に該当することを確認出来ました。
修正
現在管理者に一戸建てだと報告しても、ユーザー自身が判断して修正するようになりましたので、管理者が介入しなくなりましたが、一戸建ては「一軒家レストラン」に該当することを確認しました。
疑問に感じたことを質問するのは重要ですし、一般公開されていないことも、「やり方」を工夫すれば得ることもできるのです。

追記
キッチンカー店舗の登録について。
キッチンカー店舗の登録も、住所と電話番号がはっきり分かればユーザーが登録できますし、電話番号が分からなくても管理者に申請すれば、管理者が登録してくれます
店舗の形態が家屋であろうがキッチンカーであろうが関係ありません。
肝心なのは、キッチンカーの営業状態です。
つまり、たまにイベント等で移動販売をすることがあっても、それ以外は基本的に定位置で営業している場合は何ら問題はありません。
ところが移動販売がメインで、登録時の住所に居ない方が多い場合は登録基準外になるのです。
登録された住所に行ってもキッチンカーがなければ話にならないのは言うまでもありません。
先日とあるキッチンカー店舗が登録されました。
しかし店舗SNSを確認すると、移動販売メインのキッチンカーであることが分かりました。
これは登録基準外なのではないかと判断したので管理者に通報すると、２週間後に登録基準外であると連絡が来て、その店舗はとりあえずの処置として掲載保留処置が施されました。
２週間かかったのは、管理者による調査が行われたのだと思います。

追記２
昨年より利用種別が設定され、投稿する際に選定しなければならなくなりました。
そこで疑問を感じたのが、テイクアウトしか出来ない店舗で購入する場合は、当然テイクアウトしか出来ない訳ですから利用種別はテイクアウトにしなければならないのかと管理者に問い合わせると、メールで回答が届きました。

以下メールより転記
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「投稿の種類」のひとつである「テイクアウト」は、
テイクアウト専門店以外でのご利用時に、選択いただいております。

■ご参照：ガイドライン【13．「利用種別」を選択のうえ、ご投稿ください。】
http://user-help.tabelog.com/review_guide/

そのため、店内飲食ができない店舗でテイクアウトされた際の
口コミ投稿では、「テイクアウト」以外の「投稿の種類」を
選択いただけますと幸いです。
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つまり、テイクアウトしか出来ない店舗で購入した場合は、通常利用で良いということです。

以上５点の食べログを始めてからの経験に基づいた「気付いたこと」を述べましたが、これらのことは「これってどういうこと？」という問題意識を持たなければ気付かなかったことなのです。