ヒロユキ@さんが投稿したベッカライ麦々堂(北海道/神楽岡)の口コミ詳細

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ヒロユキ@ (60代前半・男性・北海道) 認証済

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閉店ベッカライ麦々堂神楽岡/パン

1

  • 昼の点数:4.5

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク -
1回目

2014/04 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

小麦香る美味しいパン屋さん

*****2014年4月再訪*****
今回の美瑛・富良野ツーリングの目的は、ここを訪れることでした。
そう、奥様はオカリナ奏者でもあり、今回新たなアルバムを発売しましたのでそれが欲しかったのです。
お願いすれば通販でも購入できるでしょうが、それではつまらない。やはり訪れて直接購入することに意味があるのです。そして美瑛や富良野の行きたかった店を訪れることによりより一層付加価値が加わります。これができるのもツーリングの醍醐味ですね。

今回購入したパンは、イングリッシュマフィン、キーマ、プレッチェンですが、キーマは四角くて大きなサイコロのようです。そしてなかにはスパイシーなカレーが入っていて美味しいですね。そして行者ニンニク入りプレッチェンは行者ニンニク特有の風味でビールのつまみになりました(笑)

そして購入したCDは、オカリナの清らかな音色が心地良く、静かな部屋で聞いているととてもリラックスできます。
車を運転しながら聞くと寝てしまいそうです(笑)

*****2013年6月再訪*****
今回の富良野ツーリングは旭川経由で帰宅しました。その目的はここを訪れるためです。
14:00頃に訪れましたが、奥様が一人で店番をしていました。新生ベッカライ麦々堂のキャラクターをデザイン、製作した小樽のなまらやを訪れ、とても楽しかったことを話すと、

「そこに写真がありますよ」

と言われ、振り向くと棚にキャラクターと共に写ったなまらやの奥様の写真が飾られていました。
昨年20周年を迎えた麦々堂ですが、今年の5月に記念コンサートとして札幌のHARD TO FINDを招いたそうです。

現在このグループは、メンバーそれぞれが違うユニットで活動することが多くなり4人揃ってコンサートを行うのは稀になったそうですから、札幌在住のファンが多く訪れたと奥様は笑って話してくださいました。
なんと奥様は10年ほど前に千歳の文化センターで行われたプラネタリウムコンサートにオカリナ奏者としてゲスト出演されたことがあるそうです。私も一度だけプラネタリウムコンサートに行ったことがありまして、とても懐かしく思いました。

さて今回購入したのはプレッツェルです。このパンは細い部分はカリッとしていて香ばしく、太い部分はやや柔らかいのですが、全体的に硬めのパンでお菓子感覚で食べることができ、とても美味しいパンでした。

*****2012年12月再訪*****
映画「しあわせのパン」の中で、夏に訪れる若い女性の誕生日を祝うために主人公の水縞クンが焼く「クグロフ」。
このお祝いのためなど特別のパンである「クグロフ」ですが、珍しい物好きの私はどんなパンなのだろうと気になって仕方がありませんでした。どこかに売っていないか検索してはみたもののなかなか見つかりません。かといってパン屋を片っ端から探し回るのも時間がもったいないですから諦めていたのですが、意外と身近な店にありました(笑)

ここでシュトーレンを購入したことがありますが、ホームページのシュトーレンの隣にある「クーゲルホフ」こそ「クグロフ」のことだったのです。しかも説明では「カントリーケーキ」とありますからパンというよりシュトーレンのようにお菓子の感覚が強いものなのだろうと想像した私はますます食べてみたくなりました。
早く予約の受付が開始されないか心待ちにしていると、今年は通販ではなく店頭販売のみの予約受付となりました。しかも数が限定されますから慌てて電話で申し込むと、今年は店頭販売のみと申し訳なさそうに話すパン職人の「麦さん」。
旭川往復なぞへっちゃらとばかり注文用紙をFAXで送ってもらい、その用紙に記入して送り返して予約しました。

さて、受け取り当日は良い天気です。数日前にETCを取り付けた妻の軽自動車で出かけました。なんといっても燃費が良いのと、高速道路料金が安いのが魅力です。岩見沢ICから高速に乗り、快調に走っていると滝川を過ぎたあたりから雲が現れてきました。トンネルを過ぎて旭川に入ると鉛色の雲と降り注ぐ雪、しかも相当な降雪量がありまして、いくら内陸部で寒くて雪が多い旭川でも、12月の降雪量ではありません。
店に到着して店内に入ると、

「遠い所からわざわざありがとうございます」

と労いの言葉をかけて頂きました。
その一言だけで来た甲斐があるというものです。12月とは思えない降雪量に

「もう、疲れちゃいましたよ!」

と苦笑いする麦さん。
これは大変だったんだろうなと想像するに容易いです。他に客がいたのとのんびりすると雪が強くなるかもしれませんから早々に店を出ました。

一夜経ってお待ちかねのクーゲルホフを食べました。ナイフを入れると中はシュトーレンのように密度の高いケーキですから、力を入れないと切れない状態です。そして一口食べると、

「おーっ、ウマーイ、コーヒー淹れよっと」

まさにお菓子です。
映画に出てくるクグロフはちょっと軽めの印象を受けましたが、こちらのクーゲルホフは重厚な造りです。ですからその場で全部食べつくすことはできません。なぜならかなり甘いケーキですからちょっと食べると満足するのです。残りは少しずつ食べながら楽しみたいと思います。

*****2012年8月再訪*****
「旭川にツーリングに行ってくる」

「じゃあ、お土産お願いね♪」

というわけで選んだのがここのパンです。
ツーリング先で小さな小物を見つけてはお土産として買って帰ることもありましたが、小さな小物も数あれば場所を取るというのが分かりましたので、食べ物にしたという訳です(笑)

約2年ぶりに訪れました。昼過ぎに訪れましたが、パン職人の麦さんが店頭にいて久しぶりにお会いすることができました。なんといいましても3年前に大病を患い、人工透析をしなくてはならない体になりましたので、昼過ぎに伺うといない日が多かったのです。
そんな中、少しの時間ではありましたが話をすることができて楽しかったです。

さて、2年前に訪れた際、元パン屋のおかみさん「葉っぱさん」が退職したという話を聞いて驚いた私ですが、私自身、麦さんと葉っぱさんの関係というのをよく知らないのです。「カムイブロートの食卓」というエッセイを読んでもプライベートの詳細な部分まで書かれている訳ではありませんし、第一直接聞けるものでもありません。
しかし、麦さんのブログを拝見してようやく事の内容が分かりました。おそらく昔の麦々堂を知っている人。そして、カムイブロートの食卓を読んだことのある人は事の顛末に驚いたことでしょう。たくさんの方から質問されるので、もう書いちゃいましたと話す麦さん。大変だった事がよく分かります。

「この3年間はぐちゃぐちゃだったんです。」

と苦笑いの麦さん。
しかし、これからは奥様と幸せになって欲しいと願います。
店内にはボリビアのフォルクローレグループ「ノルテポトシ」のコンサートのポスターが貼られています。

カルロスおっちゃんが直接持ってきてくれたんですよ」

と、笑って話してくれた奥様。
やりますねー、おっちゃん!

そして、お土産で買ってきたパンを自宅で食べます。
まずは饅頭サイズの粒アンパン。程よい甘さのあんこと、たっぷりのゴマとのハーモニーがなんともいえない美味しいアンパンです。そしてクリームチーズとペッパーのパンは、ベーグルのような形のパンなのですが、ブラックペッパーがピリッと効いていて、クリームチーズによく合います。ほんのり辛いのではなく、結構はっきりした辛さですから、まさにビールやワインに合うパンです。
そしてイングリッシュ・マフィン。目玉焼きやソーセージをはさんで食べるとより美味しくなりますが、ここのイングリッシュ・マフィンはそのまま食べても十分美味しいです。
あっという間に食べ終えた私達。当然ビールも減っています(笑)

*****2010年12月再訪*****
久しぶりに訪れましたが、店内に入るとコック服にコック帽といういでたちのパン屋のおかみさん「葉っぱさん」ではない女性店員さんがいました。
葉っぱさんはどうしたのか尋ねてみると、退職したとのこと。おかみさんが退職とはどういうことなのだろうと不思議に思いましたが、人にはそれぞれ道がありますので仕方がありません。ただまったく縁が切れたわけではないようです。
パン職人は代わっていないということでしたので、安心してライ麦パンを購入しました。

女性店員さんに、私がここを知った経緯と少々高いお金を出してパンを食べるきっかけになったのがここなのだということを力説(笑)すると、目を輝かせてうなずいてくれたことがとても嬉しかったです。

*****2009年12月加筆*****
ここはご飯党である私がわざわざお金を出してパンを買うきっかけになったパン屋さんです。
興部にあるチーズ工房アドナイでチーズを買ったとき、店頭に並べてあったライ麦食パンがここ麦々堂のパンだったのです。ライ麦の含有量が多く、独特の癖があるライ麦パンの美味しさは格別で、チーズと一緒に食べるととても美味しいものでした。
ここのパンを食べてから食事パンの美味しさに魅了され、時々買いに行くようになりました。普段は滅多にパンを食べないので、食べる時は少々高くても美味しいパンを食べたいのですが、我が家から遠いのが難点です。

久しぶりに訪ねたのですが、運よくクロワッサンがありました。私はクロワッサンなどのスカスカしたパンはあまり好まないのですが、ラムヤートとここのクロワッサンは好きなのです。なんといいますか香ばしさが違うんですよね。
ここのパンを好きになったら「パン屋のおかみさん」の著書である「カムイブロートの食卓」を読んでみてはいかがでしょうか。「ベッカライ麦々堂」の生い立ちなどが書かれていて楽しいです。

さて、楽しみにしていたクリスマス限定のシュトーレンが届きました。ほんのりラム酒の香りがするこのケーキ、とても美味しいです。
少しずつ食べるつもりだったのですが、お腹が空いていたのに加えあまりの美味しさに止まらなくなり、一挙に食べてしまいました(笑)

  • 外観

  • ラフーガス

  • ライ麦黒パン

  • タマネギプチ

  • イングリッシュマフィン

  • クロワッサン

  • シュトーレン

  • 切るとこんな感じです

  • 外観(2012年)です

  • キャラクターも新しくなりました

  • パンです(イングリッシュマフィン、つぶアンパン、クリームチーズ・ペッパー)

  • クーゲルホフ15cm(4500円)

  • クーゲルホフ

  • プレッツェル

  • 午後に訪れたのでパンは少ないです

  • 田舎パン(680円)

  • 干し果物入り黒パン(700円)

  • 玉ねぎ入り田舎パン(480円) クルミクーペ(240円) 行者ニンニク入りプレッチェン(80円)

  • キンダープレッツエル(シュガー)120円 (チョコ)120円

  • クロアソン(120円)

  • 奥の棚です

  • カレーが入っていて美味しいキーマ(80円)

  • ビールのお供、行者ニンニク入りプレッチェン(80円)

2014/04/30 更新

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