3回
2024/03 訪問
秘密メニューを食べてみる?(笑)
2月に開催されたオフ会はとても楽しく充実したものでした。
何しろ8種類のパスタを食べましたが、あれも美味しい、これも美味しいというのが続き、改めてこの店の良さを堪能することが出来ました。
そこで改めて妻と訪れたというわけです。
予約時刻の13:00に訪れましたが、男性スタッフが扉を開けて出迎えてくれました。
店内に入るとアオツブさんがいたのでご挨拶したのですが、何も返事がないので変だなと思っていたところ、よく見るとアオツブさんそっくりの偽物でした(驚)
厨房の中ではオーナー以下スタッフの皆さんにウケています(笑)
オフ会の時は居ませんでしたが、昨年初めて訪れた時に居た女性スタッフに、
「Cセット盛り蕎麦お願いします」
「!?」
「いや、アオツブさんに是非言ってくれと頼まれたので」
「ウフフ」
アオツブさんらしいですねという返事が返ってきました。
その後厨房に戻ると、中で笑い声がします。
注文したのはAセットでパンチェッタを使用したパスタです。
最初に出てくるのはサラダですが、このサラダだけでもこの店はただ者ではないということが分かります。
単にセットメニューのおまけではなく、ドレッシングがとても美味しいのです。
妻は何を使っているのだろうと首を傾げています。
男性スタッフが、
「ざる蕎麦と盛り蕎麦です」
と言ってパスタを持ってきてくれました。
良いですね、こういうノリ(笑)
そして出てきたパスタをフォークでくるくる巻き取り、パクリと頬張ると、
「おお、こりゃウマイ!」
私はこの手の汁っぽいパスタが好きで、なんといっても塩加減が抜群なのです。
このパンチェッタの出来が素晴らしく、見た目はシンプルなのですが、奥行きのある美味しさです。
食後はアオツブさん一押しのアイスティーを飲みました。
「すっごい、アイスだけど香りが広がるわ」
驚く妻に、この濃い色合いは「味覚党純露」の真ん中の列だよねと言うと、同年代ですのですぐに理解したようです(笑)
会計後オーナーと話をしましたが、あのパンチェッタは自家製で、塩分濃度を決定するため試行錯誤を重ねたそうです。
「盛りとざるは如何でした? ミニ豚丼もありますよ」
「いやいや、楽しいですね。アイスティーも抜群に美味しかったのですが、褒めちぎるとアオツブさんが舞い上がって喜ぶでしょうね」
40回以上訪れているアオツブさん。
回数だけではなく、店から好かれる客は、ちゃんと理由があるのです。
2024/03/17 更新
2023/07 訪問
ペスカトーレ美味しいヨ!
アオツブさんの投稿で知りました。
千歳・恵庭エリアの新店情報を真っ先に投稿するあの方ではなかったので、先を越されたのでしょうか(笑)
現在はネット時代ですから、開業時に公式サイトを開設する店舗が多いので、検索するとすぐに見つけることが出来ました。
公式サイトで分かったことは、ピッツアメニューがないイタリア料理店であること。
メインはパスタで、ペスカトーレが一押しであることです。
開店時刻をめがけて訪れました。
5分前に到着し、店舗前3台分の駐車スペースは空です。
店舗入口と駐車場は北に面していますので、日陰ですから暑くありません。
車の中でじっと待つのは嫌いですし、心地よい風が吹いていましたので、店舗前で涼みつつ開店を待ちました。
店主が扉を開けて招き入れてくれ、4人用のテーブル席に案内してくれました。
店は3人で切り盛りしていて、男性スタッフがランチメニューを持ってきてくれまして、説明もしてくれました。
パスタメインのランチメニューは、A(1,200円)、B(1,500円)、C(2,000円)の3種類があり、パスタは2~3種類の中から選びます。
ところが肝心のペスカトーレはCセットしか選ぶことが出来ません。
ペスカトーレはディナータイムの単品でも1,400円しますから、コストの面でCセットのみなのでしょう。
Cセットの内容は、前菜盛り合わせ、パスタ、デザート、ドリンクですから、Aセットのサラダ、パスタ、ドリンクの内容で十分です。
そこで、追加料金がかかってもかまわないので、Aセットの内容でパスタをペスカトーレに出来ないか交渉すると、プラス500円の1,700円で出来るという返事を頂きましたので、妻の分とともに注文しました。
まず出てきたのはサラダで、ドレッシングは白ワインビネガーでしょうか、爽やかな酸味が心地良く、フレッシュな野菜を美味しく頂きました。
そしてお待ちかねのペスカトーレですが、まずは見た目が豪華です。
鮮やかなトマトソースは見栄えが良く、ハマグリ? の様な大きな二枚貝がドドーンと幅をきかせています。
パスタをフォークでくるくる巻き、すすらないように静かに食べると、
「おお~、トマトソースウマーイ!」
トマトの酸味と魚介の旨味が合わさってとても美味しいです。
パスタで一番好きなメニューはペペロンチーノですが、ペスカトーレも好きです。
ハマグリもトマトソースを和えて食べるとこれまた美味しいですし、量もたっぷりだったので嬉しいです。
食後のエスプレッソは、砂糖を入れて飲むと、エスプレッソならではの甘苦い味わいで、イタリア料理を食べた余韻を味わいました。
会計時、店の一押しメニューであるペスカトーレがとても美味しかったことを話すと、店主以下スタッフ全員が出てきてくれました。
店主はなんと千歳出身で、この店舗が入居するビルの家賃が安いそうで、その分食材にコストをかけることが出来るそうです。
恵庭駅にも近い場所にありますので、JRで夜に訪れてイタリアンワインと共に美味しいイタリア料理を食べたいです。
2023/07/23 更新
先日のオフ会は、大変楽しくまた美味しい食事会でした。
このオフ会は、プラネタリオの良さを多くの人に伝えたいアオツブさんの熱意にプラネタリオ店主が応えたもので、参加者は両名の幸せな関係のお裾分けを受けたことになる訳ですから改めておふたりに御礼申し上げます。
1回目の開催後、妻と13時に訪れたことがあり、人気店であるが故の開店直後の混み合いを避けるために再び予約して13時に訪れました。
注文したのはAセットで、しらすとキノコのペペロンチーノです。
まずはサラダですが、バルサミコ酢のような酸味があるドレッシングで、酸っぱいのですがほんのりした甘みがあり、これが好きなのです。
「何を使っているのかしら?」
妻はしきりに考えています(笑)
そして出てきたペペロンチーノは見ただけで美味しさが伝わります。
そのペペロンチーノをフォークでくるくる巻き取り、パクリと頬張ると
「げげ、こりゃウマイ!」
ペペロンチーノはオリーブオイルと塩だけで味付けをしますが、しらすを加えることにより塩味に旨味が加わります。
それだけではなく、キノコの旨味が加わることによって、シンプルだけれど奥行きのある美味しさになっているのです。
この組み合わせをしたシェフの腕前に脱帽です。
「あら、キノコも抜群に美味しいわよ」
少しも残したくない私達は、フォークとスプーンで皿の上を掃除するがごとく、食べ尽くしました。
食後はアイスティーで、アイスなのに香りが口の中で広がる抜群の美味しさなのです。
この美味しさですから余計なものは要らないと話すと、女性スタッフも同意してくれました。
「この前の食事会はとても美味しかったです。特にウニ丼と石炭焼きそばは最高でした。食べた直後にニカッと笑った写真を全員で撮るべきでした」
「!?(笑)アオツブさんとりんりんさんがいらしてたんですよ。時間差でしたね。イカ墨は市販品ではなく、粒々がなくなるまで溶いたものですから手間が掛かってるんですよ」
ここのシェフは客が居ない時や見えない厨房の中で、手間が掛かる地味な作業をひたすら行っていますが、まるで何事もなかったような涼しい表情で提供しているのです。
このシェフの手間の掛け方が美味しさの秘訣であり、オフ会料理の美味しさはもちろんですが、「特別」だけが美味しいのではなく「普段」が美味しいのであり、この店の「特別」は「普段」の延長線上にあるもので、どちらも等しく手間を掛けられているということを私は声を大にして言いたいのです。