上高地帝国ホテルのバー・ホルンの壁。ニホンカモシカとツキノワグマの毛皮が飾ってある。両者とも上高地で実際に現れる動物。長い、長いこのホテルの歴史を感じる毛皮。
いまでこそ、長野駅からバスで通える。しかし、昭和どころか大正、明治のころなど。いったいどうやってこの地までやって来れたのだろうか。当時は動物が主役で、人間は漂流する難民のような存在だったのだろう。
ニホンカモシカ
特別天然指定物となった長野県の県獣。
ツキノワグマ
今年、上高地周辺ではツキノワグマの目撃が相次いでいる。環境省松本自然環境事務所では対応マニュアルを作っている。