magnolianさんのマイ★ベストレストラン 2013

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

今年になって、通い始めたところ
何年も何年もずうっと通っていて、これからも通いたい場所。

仕事とプライベートのバランスがあって、両方に欠かせない
「食」の部分を穏やかに担っていただいています。

マイ★ベストに上げさせていただいているお店はいずれも
お店のドア(のれん)を開けると「まあっ」って喜んでくださる
お店ばかり。

私もドアを開ける瞬間のドキドキとワクワクが大好きです。

今年は区切りの年。

出会いと別れ、見聞を広げると色々変わる
そんな年でした。

来年はどんな年になるんだろう?

日々時間を大切にしながら、駆け抜けてみようと思います。

マイ★ベストレストラン

1位

京味 (新橋、内幸町、汐留 / 日本料理)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP -
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2016/08訪問 2016/08/24

居心地のいい場所を求めて

以前、某有名ワインバーのご主人が行きつけにしているお店に伺う際は
必ずお着物を召されると聞いたことを今、ふと思い出しました。

一昨年前ほどより、私も京味さんへ伺う際は、可能な限り着物を着付けて伺うように
なりました。「着物着ないの?」と言われることもありますし、
伺った際に「あら、今日はお着物ではないのですね」と言われると
なんだか恥ずかしいような、嬉しいような、申し訳ないような
複雑な嬉しさがこみ上げます。

通い始めた頃は、気負いしていた自分がいて、格好つけたりしていたけれど
今は、ほぼ毎月、同じ席に座って黙々と楽しみながら食事をしています。

料理道をきわめて来た人の前で料理を論じたり、評価するのは無しだわと
思い、毎年レビューを重ねつつも「点数」をいじることはありません。

昔も今もこれからも、きっと「今の私」にあうお椀がスッと出てきて
身体が、心が温まり、悦び、笑顔になれる。

そういう「何か」を私もいつか創造できたらと思います。

70歳を過ぎてなお、新しい料理にチャレンジできるって素晴らしい。
本当に心から尊敬しています。

そうそう、先日、そこもまた私の大好きなお店のお鮨屋さんで
「最後の晩餐」の話になった際、珍しく大将と意見が合致しました。

それは、

「京味さんの芋茎の椀物を丼ぶり一杯!」

もう、想像しただけでたまらない。

ひと月に一度、着物選びにワクワクしながら、今月も来月も
仕事に精を出したいと思います。


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まったけの時期の夜はもの凄い数の人がこちらを訪れます。
いつもはご夫婦でいらっしゃる方も、この時期だけはご両親を連れていらしてたりして。

親孝行ですわね。

私は相変わらず。・・・沢山食べています。
そんな私だからか、普段の西さんの会話+「あっこ行った?」とか
食べ物とお店の話がいっぱい花開きます。

沢山、西さんとおしゃべりしよう!とか、そういうことはあまりなくて、
ただただ美味しいものを食して帰る、そんな感じ。

でも、とってもこれが楽しい時間で、いとおしく思えます。

秋になれば秋の物、冬になれば冬の物。その時々の味を当たり前のように
出してくださるお店って、今は本当に少なくなりました。

仰々しく能書きをいただくより、作り手の真剣なまなざしが目の前にあって、
食べ手の私たちが美味しいって顔しておなか一杯にして帰る。
それで十分。

この時期特有の「おなかすいたら電話ください」っていうのが
何より私は大好きです。


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いつも適当に次の予約をお願いしているのですが、
ふと私が話したことがきっかけで取った予約の日。

グラスビールで喉を潤したら、スっと椀物が一つ出てきました。
「おめでとうございます。」
「お祝いなんでね、白みそで」と西さん。
開けるとふわっと白みその良い香りの中に隠れている柔らかい鯛。
上品なお誕生日のお祝い。

事前に電話したの?と聞かれたけれど、そんなことも全くなく。

雲丹と出汁のジュレもきっと雲丹好きさんへのプレゼントだったのでしょう。
今月は其処此処で雲丹のプレゼントを頂いている雲丹好きさん。
お隣さんに気付かれないよう、こっそり大きく喜んでました。
御相伴あずかれる私も嬉しい限りです。

放っておいていただくのが好きなのですが、
最近はよく西さんとお話をします。
西さんとお話をしちゃうとね、色んな所にご挨拶しにいかなければ
ならなくなっちゃうw それが嬉しい難点。

ここでご縁を結んで、あっこにも繋げて広がるご縁。

一度敷居をまたいだその後は。
しゃっちょこばって高い料理を食べに来てるんだぞって気負いじゃなくて
ちょっとご飯食べさせてー位のくつろげる気持ちを持って
向き合っていきたくなるお店でもあります。


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地震の後の訪問は、足しげく通っているお鮨屋さんの「大将(呼ぶなというが呼んじゃう)」さんと。

以前にもご一緒させていただいていたのですが、今回はゆっくりと。
こっちのほうがやっぱりいいね。
雨でなければ次も一緒に行きたかったのですが、今回はなし。

互いの仕事の話や、これからの事とか、食事の事とか、話しながら聞きながらいただく
春の京味さんはとても素晴らしい物でした。

最後の最後に摩り下ろしたレンコンの中に雲丹を入れて揚げて餡を掛けて出してくださった
お椀がとても素晴らしくて。

作っている過程が間近に見えてしまったので3人とも会話もそこそこに
手元に集中してしまいました。

その手間と、ほんのちょっとの加減と、優しさがお皿にいきてくるのでしょうね。


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「出掛けに重い話をするやないか」

そんな出だしで始まったその夜。
珍しくお着物にて到着。
「あらま、奥さん。新橋色やないですか~」と、西さん。

そんなこんなで更ける夜。

芋茎の椀物、はも、早松。
早松の歯ごたえはすばらしく、鱧もふわふわ。

今回は、お隣に恵まれなかったけれど、珍しく西さんが一杯話してくださった。
お料理のこと、これからのこと。

どうして今、メディアにでるのか。

これからどうしていきたいのか。

どこに進むのか。

一番最後の客になった者の特権だったのかもしれない。

ふと気づくと、お弟子さんも手を止めて話を聞いていらした。


お料理以上に深い感動を味わえた一夜。
大切に心にしまっておきます。


♪~♪~♪~♪~♪

京味さんにごてぼんはんと通い始めてから1年が経とうとしています。
あれ?もう過ぎたのかしら・・・、あっという間です、時の移ろいは。

付き合って結構長いのに、京味歴はまだまだひよっこ。

互いに接待や親とや何やらで以前から別々に通っていたお店ではありましたが
二人で通うようになってから、西さんとの距離がぶわっと縮まった感じがします。
一緒に行く相手で西さんとの繋がりがだいぶ違う感じがするのは私だけかしら。

「京味」の命名は裏千家15代家元の千玄室氏。「京の味だから京味」なんて、
何とも簡単な命名だけど、洒落ているような感じがしちゃいます。
日によっては隣の方もその先の方も、店をお出になられた方も「ぬおぉっ」と
驚いてしまうような方がいらっしゃったりするのは、ここでは当たり前のこと。

そして、出されたお皿に毎度驚かされるのも、とっても当り前のこと。
帰る頃には京味色の幸せな美味しい薫りに抱かれて、心も身体もほんわかしています。

日本中の今の季節、今一番美味しい食材の一番美味しい物がまるで磁石に
引きつけられるかの如く、京味に届けられます。

先日伺った時には食せなかったのですが、私のお気に入りは芋茎の椀物。
何度お家で同じようなものを作ってもあの素朴で上品な味には近づけないの。
お気に入りはまだまだあって、水菓子にと出される葛きりと鮭ハラスご飯に海鼠腸ご飯。
お酒たっぷりの蟹の甲羅のお雑炊に、西さんから手渡しで頂ける鱲餅。
それから年明けのお雑煮や、松茸 鱧 鯛と、あげたらキリなく出てきます。

また、京味用に誂えられた器がまた料理にちょうど良く、可愛らしくもあり、艶やかでもあり、
料理を引き立てるというのはまさしくこのこと、と思えるものばかりです。

「簡単に料理する方法があったら私が知りたいくらいです」なんてジョークをさらっと言えるほど、
丁寧に作られた逸品を美味しいお酒と共に頂けるのは赤本の星獲得店舗が世界一位の
日本にあっても、指で簡単に数えられる位のお店の数しかないのではと思います。

伺う方はこぞって西さんとの会話を目指していたりしますが、
お弟子さんとのお話もとてもキッチュで楽しいもの。
そして彼らの指先は、西さんのジョークをふふんと軽く笑い飛ばせるくらいに
丁寧に皆で仕事をした証が光耀いています。

ここ数年はお弟子さんの出入りも殆どなく、いい連携が取れているので
西さんも安心していらっしゃる様子。まだまだ引退せずにずっと長く板場の華で
居て頂きたいなと思います。

通えば通うほど、凄さに圧倒されるお店。

そして、西さんから感じられるのはお店やお客様への無償の愛と、
無上の味の先にある大きな喜び。

このご縁は大切にせねばと誓うのでした。

一度訪れてみたいというだけで通う覚悟がないのであれば、紹介してもらうなかれ。
無理して訪れるお店ではないという事と、そうやって幅を広げることによって
常連さんが別の常連さんの予約を更に取りづらく、また、西さんを悩ませることに
なるのでしょうから。
ここに通う事は、決してステイタスではなく、心が求めるものであってほしいと思います。


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2位

俵屋旅館 (京都市役所前、烏丸御池、三条 / 料理旅館、日本料理)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2013/03訪問 2013/03/02

どこからどこまでが『俵屋』なのか

3月宿泊はひな祭りの付近に。

今月はお食事がかなり秀逸。リラックスしながら食事できる内容としては
かなり満足できるレベル。

ヨモギの菱餅、マグロの稚魚のサシミ、山城の筍。

春っていいな~って思います。

なごりの雪に迎えられ訪れた俵屋で、私たち的に困ったことがまずありまして、
いつもの仲居さんではなく、別の方で二人ともドキドキ、、、
お食事中にご挨拶にいつもの仲居さんがお見えになった時に
無上の安心感が。

別の仲居さんにサーブされたお食事なのですが、
苦手なものが好きなものに変わっていたし、
お箸もちゃんと左になっていて、引継ぎがちゃんとなされていた
感じで安心しました。

初めてこちらを訪れて、「ここじゃないな」と思う方もいると思います。
でも、私たちは俵屋山を選んだ。

それは、毎日毎日の庭師さんの手入れ、お掃除に始まり
仲居さんの笑顔まで。

庭の枝先から仲居さんの笑顔までが『俵屋』なんだと気づいたとき、
ここが自分たちの定宿なんだと思えました。

京都に行こうと思ったら、俵屋に帰る。

自分たちがこの宿に、この宿が自分たちに合う限り、
伺うことになるのかなと思います。

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遅ればせながらの彼岸参りは、花見と共に。

今回はいつもと予定をガラッと変えました。いつもは昼過ぎに新幹線に飛び乗るのですが
昼下がりに乗ったことで夕方に行くお墓参りを翌日の朝一番に持っていきました。

今回は孔雀の間。大好きな泉の間の真上にあり、この時期には黄梅が見事なお部屋です。
「おかえりなさいませ」のお声を頂くと、なんだかホッとします。
夕飯ギリギリの時間に着いたので、お茶を一服いただいてすぐに花重さんに彼岸花をいただきに。
その間に用意をしていただいてのお夕飯。

ポメリーのハーフと大吟醸と共にいただくお食事。
たけのこ、春の鯛など、桜のしんじょなど、春らしいお食事。
粟麩の田楽、筍の土佐煮も素敵な柔らかなお味。
煮蛸は煮アワビに変わっていました。ありがとう。

デザートのグレープフルーツのゼリーは大きいのでもう(お腹に)入らないかも
と言いつつ、話をしながらペロリと食べてしまいました。

こんなに沢山頂いたら、朝は食べれないだろうと思っていたけれど、
早朝のお墓参り+散歩の後は、やっぱりお替りするほどのおなかの減りよう。

ただ、残念だったのは錦市場で買い物するはずのお店がお休みだったこと。

今回は2階のお部屋がご盛況で、結構声が漏れ聞こえていたけれど、
それで神経質になるわけでもないので、それはそれ。

桜が満開の時期はしょうがないってことですね。

でも、いつもは両サイドのお部屋を空けてくださるので静寂が広がります。

次の彼岸を心待ちに。


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今回は桂の間

1月のお夕飯ははじめが肝心。

吉と書かれた熨斗つきの升にお正月が溢れています。
(あっという間に食してしまったので、写真を撮り忘れてしまいました)

お食事のともは「栄勲」。あっという間に4合瓶をペロリ。
タコの吸盤が苦手な私には、吸盤なしのタコが並びました。

夕方と朝方に野鳩とにらめっこして、のんびりお風呂につかり、
朝はいつも通り逃げ帰るように飛び去るため、通常10時に出来上がる
お弁当を8時半に届けてもらい・・・。

段々と「今」の瞬間になじんでくる感じ。

次も次もその次も。きっと今の私になじんでいくのでしょう。


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贅沢月間の筈が。

前後にゴリ押しで入ってきた仕事のため、やむを得ず俵屋だけを残しました。
「この日だけ」とお願いすることはあまりないのですが、
「この日に」と、いろんな方に声を掛けていたのでとにかく、無事に行けてよかったです。

予約時に名前を告げ、ちょっとしたお祝いという事でとお話をすると
「お祝い時はくすだまかハーフワインのサービスが」と。
・・・なんだかキャッチーな感じになった言葉を聞いてしまったような
気がしたのですが、気を取り直して「じゃ、ハーフワインを」とお願いして
電話を切りました。

電話を切る前に一言だけ、「小さいころに泊まったお部屋が空いていれば」
と伝えてみました。

向かいの花重さんに当日、お墓参りに行くので俵屋さんに泊まりますと
電話をすると、俵屋さんと連絡を取り合っていてくださいました。

チェックインは15時頃、チェックアウトは10時頃でしょうか、
ただ、それはあくまでも「目安」です。
チェックインも事前に連絡をしておくと、着替えの為や荷物置きを
することができます。

チェックアウト後は必要であれば(その日中であれば)荷物を置くのは
いつまででもOK。

チェックイン時の心遣いは、1泊2日の時はとても助かります。
私も1時に着いて着替えをしてお墓参りを無事に済ませてきました。

夕方に戻ってからはこもりっきり。
お風呂に入ったり、掘りごたつでほっこりしたり、本を読んだり仕事をしたり。

私の思い出のお部屋は入口をくぐってすぐ右の「泉」というお部屋。
割と病弱だったので、夜中でも病院にすぐ駆け込めるように
いつもこの部屋に泊まっていました。
チェックインが重なる時間は少し騒がしいのですが、
あとは静寂が広がります。

お祝いのご膳は、お椀のしつらえがちょっと違います。
蓋が「貴」、お椀が「富」という漆の椀。
なんだか、ちょっとだけのお祝いに心が膨れます。
この時期は鴨が出てくるので、壬生菜と葱の鴨鍋とか
小なすと雲丹とか。いろいろ香り豊かなお食事が繰り広げられました。

鴨が出るだろうと予想をして用意をしていただいていたのは
CH.シュバルブランの'73。よきワインでした。
ちなみにBYOでも抜栓チャージはありません。
俵屋さんがお祝いにと用意してくださったのは、シャブリのハーフ。
ちびちびとしようと思っていたのに、あっという間になくなってしまいました。

俵屋の食事の醍醐味は、やはり朝食とお弁当なのではと思います。
帰りの新幹線で広げるお弁当は、余韻と名残を与えてくれます。

大きく期待をするのであれば、今はお外にいいお店が溢れているので
お食事なしで泊まれる旅館に泊まり、お外でご飯を食べてもいいのかも。

確かに賛否両論あるサービスやキャッチーになってしまったブランドというのは
訪れた人だれもが感じる部分でしょう。
キャッチーなブランドになってしまったのは、それはそれで、俵屋独自の次世代への
生き残りの形なのではと思いますし、上手くいかなけれな形を変えるのではと
思います。

頑なに昔の形を継承するのも、新たなニーズに応え形を変えていくのも
生き残りに必死なのには変わりありませんからね。

サービスは、今回担当してくださった中居さんは当たりだったし、
苦に思うことはなかったので、次回も同等レベルを望みます。

ちなみに、180センチ以上の身長のお方はお布団を付け足してくださるそう。
ベッドにはないサービスですね。

また来月のお墓参りの時に。


  • 蟹しんじょ
  • 貴
  • 富

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3位

鷹匠壽 (浅草(東武・都営・メトロ)、田原町、浅草(つくばEXP) / 鳥料理)

1回

  • 夜の点数: 5.0

    • [ 料理・味 5.0
    • | サービス 5.0
    • | 雰囲気 5.0
    • | CP 5.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2013/03訪問 2012/08/17

癖になってきた♪

年内最後の訪問に行ってきました。

ビールは1ケース以上が有料(との噂)、←若旦那が冗談でいつも言う。
持ち込みは自由ですが、「うちの鴨には日本酒は合わないね」と
若旦那に言われたので、日本酒と焼酎は持っていかないことにしています。

先日、日本にいらっしゃっていた某醸造家さんのワインを持ち込んだところ、
「お、いいね、その方先日いらしてたよ」と聞きました。

プレスクラブでセミナーをされていた際に少し話すチャンスがあったので、
話していたら急に飲みたくなってしまったのですが、まさかこちらにいらしていたとは。
そういえば、「これから美味しいお店に行くんだよ」っておっしゃっていたものね・・・。

意外とですが、日本に来日される醸造家が高確率で来店されているんですよ。

冬は背撃ちの青首が真っ盛りのシーズン。
この時期の鴨は正にジューシーで柔らかく、芳醇な香りがします。

そういえば私、鴨南蛮が大好きだったのですが、こちらに訪問するようになって
一切口にしなくなりました。

それほど違う、鴨の味。

1年に一度の背撃ちシーズン予約時に、あまりにも新参者だったので
予約の電話を控えていたんですとお母さんに話したところ
「だめだろ、遠慮しちゃ~。うちは電話しないと予約取れないんだから」なんて。

翌日ちゃんと予約をさせていただきました。

ちーちゃんとも今年最後のご挨拶。

また来年、背撃ちの終わりかけにお伺いします。

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先日は三度目の訪問。

お食事の最中に「やばい、これは癖になりそう」と同席していた方が仰ってました。
私も、皆深く同意。

冷凍じゃない生のものを扱っている時期は、予約帳が一日でワンシーズンが埋るほど。
それはそれは、予約を取るのは難しい。常連初級であれば、キャンセル待ちを
辛抱強くするのがベター。

前回は背打ちシーズン最後の頃に予約がポっとあいて、伺うことができ、
鴨・ホルモン系あまり好きじゃない方もうなるほどの味でした。
あれを食べたら、また来るしかない。絶品とか、そういうレベルじゃない
物凄い美味しさ。

お母さんに「また来ますね」と言って間髪いれずに再訪って・・・
と、苦笑されたりして。

つきだしは筍と蕗の炊合せと空豆。それからはいつも通り、美味しい三つ葉が入った
とりわさ。鶏だけど、十分に美味しいの。三つ葉の香り、江戸前海苔の華やかな香り。

続いて出てくるのは、レバーと砂肝。ここからは焼き物までがすべて鴨。
今日は雀も何もないけれどさ、とおっしゃっていたけれど、これで充分。

ここに来ると、絶対にこれは間違いなく鴨の概念が変わってしまう。
それが幸せなのか、なんなのか。私にはまだわかりません。
1つ今回伺って思ったのは、すでに私も中毒になってしまったっていう事。

それと、絶品のお肉は青銅色になり焼きあがるってこと。
あんな色を見たことありません。

それにね、食べてるそばからおなかがすいちゃうお店も初めて。
京味さんは幸せを詰めて帰る場所だけれど、こちらはその幸せが
喉を通ったらすぐに身になり血になりという感じ。
いつも、焼いている隣で「おなかすいちゃった」と言って皆を笑わせています。

一枚一枚、焼き方、味、薫りがすべて違う。これってすごい技術。

毎回、ワインをワクワクしながらセレクトして、息子さんに「う~ん」と言われて
がっかりしても、めげることなく通います。

最後に出る、鶏ごはんも夏バージョンになっていました。あっという間に
ペロリと平らげちゃったので、持ち帰り分を考えればよかったと後悔しました。

お食事後の、お会計を1階で済ませている最中の、お母さんとのお話も
大好き。ついつい長話をしてしまいます。

一人2万5千円程度の予算を組むと、他ではお酒代も加味されるけれど、
ここはそんなこともなし。あのお食事をすると、不思議と好き嫌いもなくなっちゃう。
そんな鴨料理なら、いつでも来たくなっちゃいます。

また、近いうちに。


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大人な遊びもあるもんだ。

伺ってそう感じました。

行きたい!ってずっと思っていて、ずっとお願いしていたのにそっちのスジではなく
別ルートでなんなく行ける事になってしまったので、ちょっと拍子抜け。

家族ぐるみのお付き合いをしている先生に電話をしていただき、すんなり予約。

当日はシャンパーニュを含め3本私セレクトのワインを持って4人で伺いました。
もちろん接待。そして、この為だけに2名帰国^^

入ったお部屋はジゲンACE様のお写真と同じお部屋、階段を上がったところのお部屋で
当日のお客は私たち一組。

食事は他のレビューアーさんとほぼ同じ。背うちの鴨のささみなんて
初めて食べたのでかなりの衝撃でした。
同席者の中にモツ嫌いがいるのですが、それでも「美味しい」といって召し上がっていらしたくらい
冷凍であっても臭みはなかったのをまだ覚えています。

焼き手のお兄様はいろんなことをご存知なので、話しながら食べていると本当に面白い。
ワインにもとてもお詳しく、持参した中で1本お気に召してくださったものがあり
「お、いいのを持ってきてるね~」と。

Okが出たワインは ペルノ フーリエの シャンボール '76 リコルク済み
お家にあった美味しいシャンボールの最後の1本。

「高いワインを持ってくる人はいっぱいいるんだよ」
「だけどさ、それが必ずしも料理に合うとは僕は思わないんだよね」
とのこと。

次回うかがうときも、慎重にセレクトいたします。

お会計の際におかあさんが「magさん」と。
これが合格のサイン。

いつの間にか次の予約がなされておりました。
まだまだひよっこなので、冷凍の時期と終わりかけの時期ではありますが
二つ予約を入れてもらえました。

・・・って、誰と行くんだ?


※ 写真はOKだったころに承認をいただいて撮影いたしております。

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4位

清壽 (築地、築地市場、新富町 / 天ぷら)

1回

  • 夜の点数: 3.5

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 -

2013/10訪問 2015/08/14

気が付けば

もう3年ほど通っているのかという話になりました。

いくつか通う店が出来てきて、新しく通い始めたお店の共通点が
「日曜日に営業していること」
「比較的に予約が取りやすいこと」
「もちろん、美味しいこと」

なので、安心して気が向いたときにということなのでしょう。

今の時期は新生姜や賀茂ナスなどもあるし、お口直しで出される
季節ごとの水雲も美味。

不思議だなあといつも感じるのは、天ぷらに赤ワインが合うということ。
他の天ぷら屋さんでは頑なに白か日本酒なのですが、ワインリストが
充実していることと、好きな造り手さんがオンリストされているので
チョイスに困らないのかも知れません。

カウンターデビューするにもいいのかなと思います。

近すぎない、遠すぎない接客と高温で上げしっかりと旨味を
閉じ込めた天ぷらが、一口頂くと薫りを放って、
なんだかそれだけで楽しくなります。

少し小さなポーションなのですが、しっかり味わっていただくと
あっという間に満腹に。

「あ、天ぷら食べたいね」と閃いて伺える貴重なお店なので
大切にしていきたいと思います。


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てんぷらの好みは、人それぞれ。
揚げ油が自分の体に合うかでも違うかと。

私の場合は今のところ深町さんか清壽さんかの
二者択一。

その時々で伺うお店を変えています。
条件としては
・何時に入店するか
・バチコの天ぷらが食べたいかどうか

この二つ。

意外とシンプル。

バチコの天ぷらが食べたければ、迷わず深町さんへ。
仕事の状況で入店が8時以降になるなら、清壽さんへ。

共に日曜日営業があるので、日曜日は非常に悩みます。

清壽さんは、ワインの幅広いチョイスができるのと
「もう一度アレ食べたい!」が気軽にできる
お腹の具合と懐具合だということ。

シメは天丼しかないのが残念ですが、ポーションはいずれも
小さ目なので、天バラは作れないかな。
比較的高温で揚げていらっしゃるので、魚介類の水分の
抜け具合が結構程よい感じです。

地下のほの暗い侘び寂びをどう感じるかもありますが、
ゆったりとかけてじっくりとてんぷらと向き合えます。

ただし、飲み過ぎに注意です。

こちらに訪れると、なんだか深い良い話ができる感じがします。

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5位

てんぷら 深町 (京橋、宝町、銀座一丁目 / 天ぷら)

1回

  • 夜の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 昼の点数: 4.5

    • [ 料理・味 4.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 4.5
    • | 酒・ドリンク 3.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥15,000~¥19,999 ¥8,000~¥9,999

2013/07訪問 2012/07/09

季節ごとに

天ぷらなんてどこにでもあるじゃない。・・・そう思います。

ここより美味しいところだって、ほかにあるじゃない。・・・そうなのかもしれません。

でも、天ぷらを食べたい時って、「油ものカモ~ン」な日であって、
「でも、よい油でお願い」って感じの日が多いのもたしか。

何軒かうかがう天ぷら屋さんはあるものの、当日急に天ぷらデートをしたくなると
真っ先に電話するのはやっぱり深町さん。

程よく放っておいてくださる距離感と、野菜のみずみずしさに私たちはメロメロ。
今月は、とうもろこし、新レンコン、稚鮎が始まっていました。

〆はやっぱり天バラ。初めて聞く方も多いのか、避けられる方がよく見られますが
ぜひ試してほしい。

夏前のこの時期の桃のコンポートのデザートも外さずに。


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なんだかんだ言って、時間の余裕があるときに訪れることがおおいこちら。

夜デートを久しぶりにしようとなり、「なんかおいしいもの(当然直前予約)食べよ」と
考え、真っ先に思い付いつきました。

「春の野菜がいただけそうだね~」なんて感じです。

ぶっきらぼうなご主人と、優しい息子さん。息がぴったり合っています。
食べる気満々なので、お任せを。プラス瓶ビール1本にシャブリという構成。

お隣さん運には恵まれませんでしたが、たけのこ、めごち、口子、
やっぱり来てよかったと思える香と味です。

それに直前に連絡してうかがえるのが何ともうれしい。

最後にチョイスする天バラに大根おろしをまぶしていただいていたら、
「最近、『食べログ見て』とおっしゃられて、同じような召し上がり方をする方が
増えたんですよ」と言われてしまいました。

無類の大根おろし好きな方にはおすすめな食べ方ですが、
ビシャビシャなご飯を食べたくないかたにはおすすめできませんのでご注意を。

春先のこの時期だけいただける、伊予柑ゼリーはしばらくするとなくなりますので
この時期にどうぞ。


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ちょっと考え事をしながらの外出先で、帰ったらご飯を買い物がてら
銀座でしようとなった日に再訪。

ものすごくラフな格好をしていたのですが、それでも事前確認でOKだったため
着替えもせずに伺いました。

仕上げはリラックスしながらと決まっていたから、刺身付きの1万2千のコースで。
熱燗にできるお酒は菊正宗のみ。

今回のお刺身は結構良かったです。雲丹と平目、それにカラスミ。
キンと冷えたビールと共に。

最初はもちろん車海老から。
栗、墨烏賊、加賀蓮根、キスや椎茸、銀杏など
秋らしい食材と、深町さんらしい食材がバランスよく出されます。

仕上げはやっぱり残しておいたキメの細かい大根おろしを合えた
天バラで。天丼好きさんも大根おろしをつまみながら。

ふとした喜びと、膨らんだお腹。今ある悩みも吹き飛びそうでした。

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天ぷらって無性に食べたくなる時があります。
ほんと、発作級。

ぐったりしすぎて、何にも出来なくなってしまって
何か食べなきゃ、食べなきゃと、動く気配もない頭を抱え
オートマチックに食べれるおいしいもの・・・・

うぉ~、天ぷらじゃい。ということで。

「すぐに伺うから」と夜の6時頃に駆け込みました。

おなかと背中がくっついていたので、お任せで。
ビールの小瓶をちびりとやりながら、湯葉をはみ、天ぷらを待ちます。

ばちこ
ふぐの白子
たけのこ
雲丹
車エビ
赤れんこん
しいたけ

などなど。

こちらのばちこの天ぷら、私だいすきです。
お酒を飲める日は、ここで約2合進みます。
今回は、ぐぐっと我慢。

たけのこは、鹿児島産だったかしら?ほんと、早春ですという
良い香りがふわ~んと。かむと染み出る水分も素敵。

初めて頂いた赤れんこんはとっても甘い。
本当に深町さんってお野菜が得意分野なんだとわかります。

車エビなどは、私の好みの範疇から少し外れます。
もう少しレア感が残ったもののほうが唸っちゃう。

おまかせの中を少し変更していただいて、
ソラマメを入れていただきました。
お豆自体の甘さと良い香りが良い揚げ加減で茹でたものとは
違うほっこり感があります。

お魚の天ぷらが食べたいときは「はやし」さんに迷わず電話。
お野菜と天バラが食べたいときは深町。

私の中の使分けはこんな感じ。

最後の天バラは、残しておいた大根おろしを迷わずドサッと
のせて、口の中をサッパリさせながらおなかの総仕上げをします。

意外に侮れないのは、デザートのシャーベット。
林檎の皮がプチプチと、可愛らしい模様で出てまいります。

今回はちょっと食べすぎたかも。

でも、数日間ロクに食事もせず頑張ってきた身体を
再度鞭打たせる為には、必要な食事量でした。

通常は多分、お好みで揚げていただいて、サッと帰るのが
一番かも。
宝町という立地ですから、軽く仕上げて二軒目に。

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6位

ふぐ 牧野 (稲荷町、浅草(つくばEXP)、入谷 / ふぐ、鍋)

1回

  • 夜の点数: 3.5

    • [ 料理・味 3.5
    • | サービス 3.0
    • | 雰囲気 2.5
    • | CP 2.5
    • | 酒・ドリンク 2.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥20,000~¥29,999 -

2013/10訪問 2013/10/21

まだまだ知らないことって沢山あるのね

「ちょっと面白い鍋を食べに行こう」と誘われまして。

フグ料理のお店だっていうから、フグの変わったお鍋って
ドンナンかしら・・・とタクシーの中で妄想していたんですけれど・・・。

取りあえずの乾杯ビールから始まったのはにこごり。
フグの煮凝りはとろけるゼラチン。

あ~、母がこんなの良く作っていたなっていう味です。
とても雑味の無いきれいな琥珀色のゼラチン。

お通しは数の子の松前づけ。

そのあとは焼きフグ。
この焼きフグが美味しいと言われたのですが、私的には
そんなに感動が無かったような。
ポン酢に浸されたフグの骨つきの身やお刺身でいただいたのと
同じような身(ちょっと厚め)をサッと焼き、かかっていたポン酢を
付けていただくスタイル。

メインエベントで出てきたのは、大根と毛蟹の鍋。
沢山の大根にぶつ切りにされた毛蟹が入っていて、
スープをいただくと、ふんわりとバターが薫ります。
これは美味しい。

不思議な味なんです。最初はカニみそをとかずにそのままで
食べ進んで来たらカニみそをといて、変化を楽しんで。

お鍋の時は、カニを中心にいただきます。
大根は残していてもいいのですが、カニは残しちゃだめだと言われ
お腹いっぱいになりながら、ハフハフいただくと・・・

「締めはどうなさいますか?」と女将が禁句を・・・。

で、ご一緒していただいた方が「両方」と。

「らーめん」と「雑炊」の二段構え。
最初はラーメンから。こちらはとても麺が甘く感じ凄く美味。
雑炊はおなかがすでにいっぱいだったからか、よく覚えていないのですが
追加でいくらが頼めるんですね。
常連さんだけがしっているオーダーらしいですが、
雑炊にたっぷりイクラをかけると、イクラがちょっとしょっぱめなので
味が引き締まりました。

この、お鍋はオンリーワンな味なので、ふと思い出したら
こちらに駆け込まないとですね。
でも、冬の時期は予約がとれないそうなので、ご注意を。

イクラは12月位まで、訪問は(大根と毛蟹の鍋をいただくなら)
4名からがお勧めですよ。

お鍋、物凄い量があります・・・。
4人で行って正解でした。

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7位

ガストロノミー ジョエル・ロブション (恵比寿、目黒 / フレンチ)

1回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.5
    • | 雰囲気 3.0
    • | CP 3.0
    • | 酒・ドリンク 3.5 ]
  • 使った金額(1人)
    - -

2013/10訪問 2013/11/08

楽しいひと時を一緒に

活動エリアが港区・中央区が中心の割には、恵比寿界隈の
対岸エリアに居を構えているため、大きな用事がないと
中々いけないエリアになってしまっています。

良いお店が沢山ある場所なだけに、ちょっと残念。

今年、連れて行っていただいたジョエルロブション。

私の爆弾発言にもめげず、美味しいお料理を予約していただけた
事に感謝です。

実は私、キャビアがちょっと苦手なんですね。
少量なら問題ないのですが、ウワ~っていっぱい敷き詰められると
血の気が頭から引いてしまうの。

でも、ロブションさんのキャビア缶は下に甲殻類のムース?とジュレが
入っているので、カニ好きなこともあり、あっという間にキャビア缶が
元々何も入っていなかったんじゃないの?と思える位に
綺麗になくなってしまいます。

途中で出していただくパンも好き。
私の一番のお気に入りはアオサ入りのパン。
食べ過ぎないように香り良いパンをちぎっていただきます。

頂いたコースは懐石風の小さなポーションでどんどん出てくるので
目の前にいろんな色合いや食材が飛び出してきて
鮮やかなテーブルに楽しい話、メートルさんとの会話、
一年に一度しかない大切な日をここで過ごせてよかったなと思います。

足繁く通うなら、絶対アラカルトがおススメ。
年にさほど無い機会なら、コースで十分でしょう。

正統派フレンチっぽい内外装ではあるものの、出てくるお皿はどれも
斬新。
このフュージョンっぽいフレンチとしつらえのギャップを楽しむのも
イイでしょうし、私たちのように角っこでひっそりと小さな世界を
楽しむのもアリだと思います。

たまにはこういうお店も良いですね。背筋がしゃんとします。

メートルさんの接客もよくなってきたので
頻繁ではないものの、また伺いたいと思います。


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8位

とんかつかっぽう かつぜん (銀座、東銀座、有楽町 / とんかつ、日本料理)

1回

  • 夜の点数: 3.0

    • [ 料理・味 3.0
    • | サービス 2.5
    • | 雰囲気 2.0
    • | CP 2.0
    • | 酒・ドリンク 2.0 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 -

2013/10訪問 2013/10/21

使い勝手の良い予約なし訪問

びっくりする程、お腹が空く日ってあるじゃないですか。

物理的には非現実的なのですが、心理的には確実に
私のおなかと背中はくっついてしまってて、
何か口に入れないと、このままなのかしらと不安に駆られるような時が・・・
私にはあります。

「今夜は何も食べないよ」と言われて、箍が外れたのか?
何があってそうなったのか、今となっては何も分からないのですが
猛烈にお腹が空いちゃって、「おなかすいたよ~。何か食べて帰ろうよ~」と
ずっと言っていたら、根負けしてくれたので、サッと食べれそうな
赤星1つのこちらに伺いました。

予約なしだと、トンカツ懐石はいただけないのですが、
それでも「トンカツだけじゃなく、他にもいろいろ食べたいの」という時に
もってこいなお店です。

お店の方と和気あいあいと相談しながらメニューをチョイス。
お土産用のロースかつのサンドウィッチもちゃんとオーダー。

卵焼きはちょっと甘めのだし巻き、とろろはいろんなお芋が合わさっているので
単一だと出せないような粘りと味わいがあります。

所でトンカツ。
これは好き好きなのだと思います。
私は、新宿御苑のかつ精さんの方が好きですが、
トータル的にトンカツ以外に食べるものの味が良くて
接客もまあまあ、使い勝手の良い銀座という好条件がそろっているので
また、ふと夜にトンカツが食べたくなったらフラッと訪れるかもしれません。

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