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magnolian (女性・東京都) 認証済
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1回
夜の点数:4.5
2008/12 訪問
天の原ふりさけ見れば宮崎台なる
ホリデイシーズンのディナーデート。他にも候補があったのですが、いずれも串焼きやお鮨や鰻や何やら。フレンチとかにしようぜぃっ!とアピールしてみたのですが。「俺ららしくないじゃん」「いやっ、あのっ…。」「クリスマスにフォークアンドナイフなんて、つ ま ん な い じゃん」「…?」結局、候補は鰻屋さんか、天ぷら屋さんかの2つに絞りそして電話。→美かさ決定。食べログのレビューをごてぼんはんに見せて頂き、クリスマスなのに~というぶぅぶぅ気分が吹っ飛びました。だって、天つゆが美味しい天ぷら屋さんてそうないんだもの。そうそう。塩で頂くなんて当たり前の今だからこそ、天つゆ天つゆ。当日は彼がインフルあがりでグデグデでしたが、共に都心在住の為「遠い」というメールの応酬で牽制し合い、何とか到着し待合のテーブルに腰掛けしばしご歓談。まだかなまだかな・・・7時半スタートのメンバーがそろってから、せえので席に通され幕が開きます。こちらの御主人、下ごしらえをしながら揚げて行くのです。それがびっくり。今捌いた穴子を今あげて、今食す。そんな感じ。ご家族でいらしていた方がいて、中学生のおぼっちゃま、おじょうちゃまには目が点になっていたのでちょっとグロテスクだったかも。ごてぼんはんと私は、ご主人の穴子捌きを見ながらオアウンターでエア穴子捌きに挑戦。のんびりお酒を頂きながら待つこと数分。穴子ふわっふわ。鯊もふわっふわ。「さっと天つゆにくぐらせて、すぐに召し上がり下さい」と言われたとおりにしないと、本当に崩れちゃうの。そして天つゆ。これが素晴らしい。薫りよくとてもあっさりと食材を引き立てて、大根おろしは極力少量で充分な位の繊細な仕上がり。極端に薄まることはないけれど、卓上のお醤油さしの瓶に継ぎ足し用がスタンバイされています。最後の天茶は少し塩味がきつかったかも。〆の天茶と天丼のチョイスはもしかしたら天丼の方があたりなのかもしれませんね。そして、お土産に頂いていこうと思い天カスの所在を食後に伺ったところ、「うちはお土産に渡せないんですよ。」「臭いを嗅いで、大丈夫でしたらどうぞ。」とのこと。なぜ?と思ったら御主人がカス入れを近くに持ってきて下さった。・・・焦げ臭い、なぜ・・・?「ギリギリの高さ(の温度)で揚げているから、カスをどかした後も熱で(カス入れの中で)焦げるというか、燃えちゃうんだよね」とのこと。確かに焦げたというよりは、燻ぶったようなキナ臭ささ。残念だな~なんて思ったのですが、今思い返すとあの仕上がり加減を重視するか、天カスをあえて作るように揚げるかなら、前者を取ってもらった方がやっぱりいいな、と。ごてぼんはんが洗面所に立っている間に色々な事を話しておりましたが、「実は彼、病み上がりで絶不調なんですよ」なんて言ったら、「今日一番速いテンポで召し上がっていたのに?召し上がるの上手だな~と思っていたんですよ。」と驚かれておりました。…ええ、あんな感じです、いつも。瞬きした瞬間に目の前の物が無くなって、イリュージョンを見ているのかと錯覚するくらい。体調が悪い彼を配慮して、少量のお酒ですませていたけれど、多分しっかりお酒を頂いても味わえると思います。我儘を言うならば、コースが終わった後に追加が出来ると尚良いし、お野菜天ぷらのグレードがもう少し上がってもいいかも。レベルは平均より高い位置で微妙に上下する仕上がり。高めであるからこそ気になる小さなブレ。直後の感動よりもジンと後から聞いてくるボディーブローのようなお店なので、忘れたころにもう一度。帰りに駅に向かう坂道で、ごてぼんはんが「三笠の山にいでしつきかも」と字余り句の下の句を読んでました。「お、字余り」なんて思いましたが、ああ、気に入ったんだな、と。なので、「天の原ふりさけ見れば宮崎台なる?」と聞いたら、「ふっ」と笑ってました。
2010/02/05 更新
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大人数の宴会
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一人で入りやすい
知人・友人と
禁煙 分煙を含む
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日本酒あり
焼酎あり
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カウンター席
ソファー席
座敷
ホリデイシーズンのディナーデート。
他にも候補があったのですが、いずれも串焼きやお鮨や鰻や何やら。
フレンチとかにしようぜぃっ!とアピールしてみたのですが。
「俺ららしくないじゃん」
「いやっ、あのっ…。」
「クリスマスにフォークアンドナイフなんて、つ ま ん な い じゃん」
「…?」
結局、候補は鰻屋さんか、天ぷら屋さんかの2つに絞りそして電話。
→美かさ決定。
食べログのレビューをごてぼんはんに見せて頂き、クリスマスなのに~というぶぅぶぅ気分が
吹っ飛びました。だって、天つゆが美味しい天ぷら屋さんてそうないんだもの。
そうそう。塩で頂くなんて当たり前の今だからこそ、天つゆ天つゆ。
当日は彼がインフルあがりでグデグデでしたが、共に都心在住の為「遠い」というメールの応酬で牽制し合い、
何とか到着し待合のテーブルに腰掛けしばしご歓談。
まだかなまだかな・・・7時半スタートのメンバーがそろってから、せえので席に通され幕が開きます。
こちらの御主人、下ごしらえをしながら揚げて行くのです。それがびっくり。
今捌いた穴子を今あげて、今食す。そんな感じ。
ご家族でいらしていた方がいて、中学生のおぼっちゃま、おじょうちゃまには目が点になっていたので
ちょっとグロテスクだったかも。
ごてぼんはんと私は、ご主人の穴子捌きを見ながらオアウンターでエア穴子捌きに挑戦。
のんびりお酒を頂きながら待つこと数分。
穴子ふわっふわ。鯊もふわっふわ。「さっと天つゆにくぐらせて、すぐに召し上がり下さい」と言われた
とおりにしないと、本当に崩れちゃうの。そして天つゆ。これが素晴らしい。
薫りよくとてもあっさりと食材を引き立てて、大根おろしは極力少量で充分な位の繊細な仕上がり。
極端に薄まることはないけれど、卓上のお醤油さしの瓶に継ぎ足し用がスタンバイされています。
最後の天茶は少し塩味がきつかったかも。
〆の天茶と天丼のチョイスはもしかしたら天丼の方があたりなのかもしれませんね。
そして、お土産に頂いていこうと思い天カスの所在を食後に伺ったところ、
「うちはお土産に渡せないんですよ。」「臭いを嗅いで、大丈夫でしたらどうぞ。」とのこと。
なぜ?と思ったら御主人がカス入れを近くに持ってきて下さった。
・・・焦げ臭い、なぜ・・・?
「ギリギリの高さ(の温度)で揚げているから、カスをどかした後も熱で(カス入れの中で)焦げるというか、
燃えちゃうんだよね」とのこと。確かに焦げたというよりは、燻ぶったようなキナ臭ささ。
残念だな~なんて思ったのですが、今思い返すとあの仕上がり加減を重視するか、
天カスをあえて作るように揚げるかなら、前者を取ってもらった方がやっぱりいいな、と。
ごてぼんはんが洗面所に立っている間に色々な事を話しておりましたが、
「実は彼、病み上がりで絶不調なんですよ」なんて言ったら、
「今日一番速いテンポで召し上がっていたのに?召し上がるの上手だな~と思っていたんですよ。」
と驚かれておりました。…ええ、あんな感じです、いつも。
瞬きした瞬間に目の前の物が無くなって、イリュージョンを見ているのかと錯覚するくらい。
体調が悪い彼を配慮して、少量のお酒ですませていたけれど、多分しっかりお酒を頂いても味わえると
思います。我儘を言うならば、コースが終わった後に追加が出来ると尚良いし、お野菜天ぷらのグレードが
もう少し上がってもいいかも。
レベルは平均より高い位置で微妙に上下する仕上がり。高めであるからこそ気になる小さなブレ。
直後の感動よりもジンと後から聞いてくるボディーブローのようなお店なので、忘れたころにもう一度。
帰りに駅に向かう坂道で、ごてぼんはんが「三笠の山にいでしつきかも」と字余り句の
下の句を読んでました。
「お、字余り」なんて思いましたが、ああ、気に入ったんだな、と。
なので、「天の原ふりさけ見れば宮崎台なる?」と聞いたら、「ふっ」と笑ってました。