この口コミは、カントナさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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昼の点数:4.5
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~¥999 / 1人
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料理・味 4.5
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|サービス 4.3
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|雰囲気 3.1
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|CP 4.5
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.5
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| サービス4.3
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| 雰囲気3.1
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| CP4.5
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| 酒・ドリンク- ]
味蕾や感覚を刺激されるラーメン
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2018/08/11 更新
時は休日のお昼過ぎ。友人達との待合せ場所に向かう前に腹ごしらえをしようと計画したカントナは、渋谷駅近辺でうどんか蕎麦かラーメンか…と、麺類メインで検討する事にいたします。すると引っかかったのがこちらのお店のラーメン。
噂は耳にした事がある程度のお店。「折角の渋谷訪問なので…」という記念的な意味合いも込めて訪問する事にいたします。長蛇の待ち行列を構成している某ハンバーグ店を横目にしながらお店に到着。
席に空きがある事を示す青のパトランプが回転しております。サービスが良いのか良くは分かりませんが、席が空いている事をしっかり理解した上で入店出来るというのは心強いのかも知れないのであります。店先の食券機でオーダーを思案いたします。随分と小さい機械なのであります。初めてのお店でありますので、冒険はしないで普通のラーメンをポチッと押して、引き戸を引いて入店いたします。
狭い店内ながらも調理場向きのカウンター席と壁向きのカウンター席に少しのテーブル席。空いている調理場向きのカウンター席に座って食券を店員さんに渡します。ラーメンの好みを聞かれましたので、味濃い目と辛さを1辛にアレンジの旨伝えます。しかと頷いた店員さんは「水はセルフである」旨を言い残して去っていくのであります。
言われた通りセルフで水を汲んで自席に戻ってしばし待ちのポーズであります。ひっきりなしにやって来るお客さん。やっぱり人気店の様子。待つ事7分ほどでカントナのラーメンの到着。
思っていたよりもずいぶんと黒めの茶色がベースのラーメン。「煮干し大量」と伺っていましたので勝手に「和のテイスト」だと 思っていたのでありますが、丼の縁近くまでたっぷり注がれた黒くて茶色なスープに茶色の大振りなチャーシュー。その上には赤い辛みがアクセント的に広がっております。「いったん麺」の幅広い白と、ざく切りされたネギの青が更なる混沌と美味しさを感じさせるのであります。ずいぶんと当初の想定と随分異なるラーメンの見てくれに動揺しながらも、まずはスープを一口いただきます。
レンゲでスープを吸う直前に感じる煮干しの具合。その煮干しの風味を乗り越えますと、口内全体に心地良い酸味が訪れる不思議で特徴的な醤油スープ。煮干しも強烈なのでありますが、この酸味の訪れ具合が、カントナの胃袋と味覚を猛烈に刺激して、カントナは「フンガー!」鼻息荒く、スープを何度もすするのでありました。
麺は縮れ麺。興味深いスープを麺にしっかり絡ませます。「いったん麺」というものはとても幅広で口当たりが滑らかな麺で、スープをまとわせてビロビロといただきますと、いわゆる雲呑の代わりになる代物。つるつるしこしこの縮れ麺との対比を感じさせようとする試みが立派であるなと思うのでありました。チャーシューは良い意味で薄っぺらいのが、ラーメン全体が構成する世界を壊していないのであります。そんなチャーシューは歯ごたえが柔らかい上に旨みをしっかり感じられるジューシーで旨いチャーシューなのであります。辛みは1辛でも充分。ピリッとくる辛さがアクセントとして良い存在感なのであります。慣れてくれば辛さは5でも10でもカントナはOKであろうと思われるのであります。そんな辛味は酸味が興味深いスープに溶けだしますと、スープ全体をしっかり引き締める効果を発揮するのでありました。
スープを全て飲み干してごちそうさま。多方面から
味蕾を刺激して感触をくすぐってくる、良い意味でとても自己主張をしてくるラーメン。そういう特徴的で尖った方向性に、カントナはたいそう感激してお店をあとにしたのでありました。