この口コミは、カントナさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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昼の点数:4.4
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~¥999 / 1人
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料理・味 4.5
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|サービス 3.3
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|雰囲気 3.4
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|CP 4.3
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.5
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| サービス3.3
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| 雰囲気3.4
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| CP4.3
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| 酒・ドリンク- ]
余韻の出汁、暴れるうどん。トップクラスの讃岐うどん。
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2020/01/29 更新
時は平日のお昼過ぎ。青山一丁目の階段を駆け上がりながら向かった先が、讃岐うどんのお店として名高い上にカントナの食指にビビビッと引っかかったこちらのお店。いろいろな情報を総合した結果「多分カントナ好みで、本物の讃岐うどんのお店であろう」という推測を抱いての訪問なのであります。ちなみに駆け上がった理由は「次の用事の時間が迫っている為」なのであります。次の用事があっても食い意地が勝るカントナなのであります。
早速入店いたしますと東京のお店らしい(?)開放的で明るい店内。下を向きながら陰鬱な気持ちでうどんを喰らうお店では無いようなのであります。
セルフ方式のお店でありますので、まずはトレイを手に取って進行いたします。揚げ物はチクワ天とイカ天をピックしてうどんのチョイスに入ります。少しの熟考の結果「あつかけ」でお願いしてみる事にいたします。「かけ」ではなくてわざわざ「あつかけ」にした理由は、ここまでで感じた空気感から「美味しいお店に間違い無い」と言う空気のような何かが「匂った」故のオーダーなのであります。
他のレビュアーさんのコメントにも多数見受けられたように、セルフのうどん屋さんとしては少しお高いお値段。場所代的なものもあるのでありましょう。それでも美味ければ、たいていの事は許されるのであります。
オーダーをいたしますが、すぐにうどんは受け取れず番号が呼ばれるのを待つスタイル。その間に席を確保して待たせていただきます。中々本格的な方式であるのも期待を抱かせるのであります。しかしながら、次の用事の時間が迫っているカントナには、数分の待ち時間が何十分にも感じられるのでありました。
大きなサイズのコップに水をたっぷりと注いで、場所を確保して待つこと数分でようやくカントナの番号が呼ばれます。 うどんをしかと受け取ってから、たっぷり用意されているネギを 美的センスを意識しながらトングで盛って席に戻って準備完了。期待値が高いだけに比べてしまうのは「丸香」さん。こちらはセルフのお店でありますので真正面からの比較は難しいのではありますが、うどんの盛りの美しさは「丸香」さんの圧倒的勝利なのであります。
まずは出汁からいただきます。出汁は「丸香」さんは「混じりっ気なし」で「純粋ストレート」といったような真っすぐな透き通った出汁。こちらは「混じりっ気あって複雑味の勝負の出汁」で「考えさせる余韻が残る」ような多彩な変化球な出汁。どちらも甲乙つけがたい美味しい出汁ではありますが、好みとしては「丸香」さんに軍配が上がるのでは無いかと思うカントナなのでありました。
肝心のうどん。口の中で暴れる具合は秀逸で、今思い出しても「ムフフ」となってしまう程の良い具合。茹で具合はこちらの方が豪快で、あちらの方は繊細というかギリギリのラインを読んでいる感じとでも言いましょうか。どちらも甲乙つけがたい「柔と豪」のうどんなのでありました。トキとラオウの関係とでも言うかしら(爆)。
天ぷらはチクワもイカもピンッ!と一直線に硬直したような整列スタイルで、しっかりとした揚げ具合が特徴的なのであります。こちらも甲乙つけがたい良い具合で、うどんと共に勝負は引き分けなのでありました。
いやはやとても驚いた美味しさのうどん。讃岐うどんにしては少しお値段は張りますが、美味しさもひとしおでありますので再訪をためらう理由にはならないのであります。美味しい出汁を完飲してしっかり冷たい水をグイッとやって余韻を楽しむ間もなく次の用事に向けて駆け出すカントナは「次はもっと余裕を持って堪能しよう」と心に誓うのでありました。