カントナさんが投稿した焼鳥 美鶏(神奈川/関内)の口コミ詳細

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カントナのレストランガイド

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焼鳥 美鶏日本大通り、関内、馬車道/焼き鳥

1

  • 夜の点数:4.6

    • ¥4,000~¥4,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 3.3
      • |雰囲気 3.1
      • |CP 4.7
      • |酒・ドリンク 3.6
1回目

2020/02 訪問

  • 夜の点数:4.6

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.3
    • | 雰囲気3.1
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク3.6
    ¥4,000~¥4,999
    / 1人

焼きの素晴らしさ、塩加減の素晴らしさ

時は平日の夜。数名で飲み処を探していた時に、ふと思い出したのがこちらのお店。某人気店の分店。カントナの周りにも訪問した経験のある人がチラホラといて「羨ましいな」と思っていたのでありました。

「思い立ったその日がチャンス!」と決意して訪問してみる事にいたします。もちろん予約はしておりませんので、無謀なチャレンジなのであります。

以前は老夫婦が営んでいた飲食店であった記憶のあるお店。1階にはカントナお気に入りの「舫」さん。細い階段を上り戸を開きますとすぐに店員さんが登場。予約無しの飛び込みである旨を正直に伝えますと、店員さんは特に動揺する姿を見せず少しの確認の後に「もう少ししたら空くので連絡する」旨を回答いただきます。

他のお店で一次会を開催し電話が掛かってくるのをひたすら待つ事にいたします。すると約束の目安時間よりも少し早く電話をいただいて、いざ出陣であります。

再びトントンと階段を上って「カントナである」旨を伝えますと、左方面のテーブル席に案内いただきます。この頃はコロナウィルスが段々と日常生活に影響を及ぼしつつあった時期ではありましたが、こちらは大盛況。流石の人気店なのであります。

まずはビールで乾杯いたします。料理が美味しいお店はたいていビールも美味しいのが常でありますので、きめ細かい泡立ちと温度管理の適切なビールに期待値は高まる一方なのであります。

料理はコースが基本との案内をいただきます。「どんなコースなのか」「一体幾らなのか」等々、重要な事について何も確認しなかったのは、入店できた事で逆上せてしまっている故なのでありました

喉越し爽やかで美味いビールをグビグビしながら待っておりますと、いよいよ串が登場であります。

ハツ
1番バッターとして到着したハツ。なんと言っても見た目が美しいのが良いのであります。串に正しく均等に刺さっており、このシンメトリックな美しさ故、焼きも均等に火が入るのであろうなと、思いを巡らせるカントナなのでありました。

そんなハツに噛みついてみますと、ちゃんと中心まで火の入ったレアの状態。この火の通りのギリギリ感が導き出す滲み出るジューシーさとコリコリ感。そしてあとを引く塩の加減。「噂通りのお店であるな」と一本目から深く感心するカントナなのでありました。そして「飲み込むのが惜しいな」と思うカントナなのでもあります。

同行メンバーに目をやりますと、一同うっとりとした目で肩を震わせながら咀嚼しているのでありました(大袈裟)。

「2番バッター以降も大切に食さねば」と誓うカントナなのでありましたが、どの串が何番バッターであったのか、何串で構成されていたのか、写真も撮らず記憶も抜けてしまっておりましたので、 以下記憶に残る串を順番関係なくレビューするのであります。


皮自体が大きい。そして厚い。でありますので食べ応えがある皮なのであります。カリカリとプリプリとムニュムニュの要素を兼ね備えた皮。でもしっかり噛み切れる皮。炭の香りで風味が増強されている、そこら辺の焼き鳥屋さんでつまらなそうに食べる皮とは一味も二味も違う代物なのでありました。

レバー
フォアグラのような口当たりのレバー。火入れの素晴らしさを一番感じられた一品なのであります。外はサクッとしてプッチリと弾け、中はシットリでジューシーでトロトロ。口内で破裂して滲み出て消えてゆく絶品レバーなのでありました。

ウズラの卵
味の想像が出来ましたので気軽にかぶりついたウズラ。すると、黄身が半熟でトロトロと溢れ出る想定外のウズラなのであります。黄身の濃厚なトロトロと淡泊な白身の食感の素敵なコントラストに、良い意味で裏切られたカントナなのでありました。

つくね
簡単に言うとふっくと優しいつくね。そんな優しさの中に軟骨のアクセント。そして、つくねだからこそ味わえる鶏肉の味というものを認識させる串なのでありました。

ちょうちん
「一口でかぶりついて」と指示を受けて、大口でいただきます。見た目はグロテスクなちょうちんは複雑な食感の卵管と、ドバーッと溢れ出る黄身のコンビネーション。口内を洪水にする黄身の威力に圧倒されるカントナなのであります。これも「口内で儚く溶けて消えてしまう系」。アミューズメント度合いの高い串なのであります。

最後はピーマンと鶏スープ
里葉亭では定番らしいピーマン。出来の良い串ばかりで放心状態であったカントナを現実世界に呼び戻す効果のある「ピーマン丸ごと」の見てくれの威力。正気に戻って早速かぶりついてみますと、出汁が深いたっぷりのスープが飛び出てくる、まるで小籠包のようなピーマン。スープのお陰でピーマンとしっかり向き合えた気がする一品なのでありました。

そして、滋味深い鶏スープで気持ちと心拍数を落ち着かせてごちそうさま。

コース終了後は追加オーダー出来るようなのでありましたが、 そんな事は放心状態のカントナ一行はつゆ知らず、「とにかく高いレベルの焼き鳥であった」と、焼きと塩加減の素晴らしさにコーフンが止まぬカントナ一行は、この勢いのまま三次会に突入するのでありました。

2020/05/25 更新

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