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美しいビジュアルに一目惚れしてしまったカントナは、居ても立っても居られずお店に向かう事にした金曜日の夜。
喧騒と緊張感が入り混じる日の出町駅周辺。大きな通りから大岡川側に一本奥に入った通り沿いに構えるスタイリッシュな雰囲気の建物。
そこは幾つかの飲食店が同居しているのであります。一目惚れのお店をすぐに見つけた予習済みのカントナが券売機でポチッとしたのは「雲丹バターたまご麺」。それから勢いで「肉丼」。食券をお兄さんに渡しましたら、空いている席に座ってジッと待つ事にいたします。
内装も椅子もテーブルもスタイリッシュな雰囲気を醸し出しておりますので、ジッと待つ事にしたのは肩身が狭いおじさんの防御本能なのであります。
そんなこんなで待つ事7分くらい。お皿の縁が広い特徴的な平皿で到着したラーメン。
最初に麺だけを食べてから雲丹バターや卵黄にレモン等を加えるようにとの指示をいただくのであります。
まずは全景を拝見いたしますと、整った麺の色が濃くて、麺の真ん中には深いオレンジ色の黄身。器の縁にレモン。スプーンには噂の雲丹バターの構成であります。
シンプルで美しい姿を目にして思い出すのは熊谷の同じ系統のラーメン。しかしながらこちらの方が「美しい度」が高いと思うのは、玉子は黄身だけである事、その黄身が濃いオレンジ色で特別感がある事、そしてカラザが取り除かれている事、太麺が折り畳まれて楽器のハーブのように整っている事等が理由なのであります。
その整ったスタイルは、カントナを一目惚れさせて即座に向かわせる力強さが確かにあるのであります。
早速店員さんの指示通りに黄色の太麺だけをいただいてみますと、出汁が深く濃く効いた醤油ベースの旨味の強いタレの美味しさを受け止めるしっかりした硬さと弾力とモッチリさを兼ね備えた平打ちツルツル中太麺の抜群の組合せなのであります。
「これだけで幾らでもイケてしまうな」とコーフンしているカントナは、徐々にかき混ぜて味の変化を楽しむスタイルにチェンジする事にいたします。
まずは断腸の思いでオレンジ色の黄身を崩壊させて、ザッと混ぜて黄身のトロリとしているところを麺で捕まえてからすすってみますと、何とも驚きの濃密な黄身なのであります。タレや麺の力強さにも負けないどころか、それらをまとめて更なる美味しさへ昇華させる黄身は「色の濃さや味わいから只者ではないな」と思うカントナなのでありました。
そしてお次は気になる雲丹バターであります。少しすくい取って麺と共にツルツルといたしますと、確かに雲丹で確かにバターなのであります。洋風なまろやかさと旨味が追加されたお皿の世界はますます濃厚になっていくのでありますが、どうしてだか全然クドく無くてますます麺の美味しさが際立つ組合せなのでありました。
そんな麺が後半になりましたらレモンを絞ってみますと、濃厚一辺倒であった事を一旦冷静に思い返させる効果と共に、更なる食欲増進をせしめるレモンの役割発揮なのでありました。
経験した事の無いくらい旨味の多重層に大満足で心が満タンになっているカントナは、お次の「肉丼」に手を付けてみる事にいたします。
こちらも白くて縁の広い器に盛られており、みずみずしくてテカりのあるお肉がご飯の上を艶めかしく覆っているのであります。そんな肉にはタレと小ネギが適度に。そして縁にはマヨネーズがちょこんとの構成であります。
肉に噛みついてみますと、この艶めかしさは低温調理仕上げだからなのでありましょうか、ジューシーで柔らかくて肉の味がするお肉。そこに醤油ベースの甘めのソースが肉を更に美味しくさせて、マヨネーズは丼をジャンクにさせずに洋風感を醸し出させる効果を発揮しているのでありました。
麺も丼もどちらも想像を超えた美味しさでしばし放心のカントナは、ようやく正気を取り戻してごちそうさま。
お店をあとにする際にはドアを開けてくれてお見送りしてくれる店員さん。美味しさも雰囲気も接客も満足度が抜群に突き抜けた、記憶に残るお店なのでありました。