『何とも言えない微妙な6月初めのランチ.....』こずるさんの日記

5月は用事ついでに新宿方面でランチをすることが多かったので、6月はまた代々木方面にたくさん行こうかな。
そういえば、千代通りってよく通るけれどランチしたことってほとんどないかも。
と思いついて、今日は千代通りにランチに出かけました。

まずは呑喰里前を通って「いい匂いだな」と思うも、韓国料理って気分でもないかなぁ、とスルー。
千代通りに戻ってがんこちゃんで焼肉ランチにするか、それともしょうが亭でがっつりランチか.....
と迷っていたところ、しょうが亭の横の階段のところに出ている看板が目につきました。
最初はしょうが亭に2階があるの!?と思ったけれど、よく見たら別のお店のようです。
その名も潔く「ビストロ」
ハンバーグがあるみたいだし、ちょっと入ってみようかな。

今思えば、ここでいろいろ気づくべきでした。
今写真を見直しただけでツッコミどころ満載ですもの。
だってまず、「ビストロ」なのになぜハンバーグはともかく焼き魚定食なのか。
そして看板の下にかかっている店内写真（この写真だと見えませんが）。
これ、どーみても「スナック」の店内です。
なんで気付かなかったんだろ？

いずれにせよ、がんこちゃんもしょうが亭もまた来られるよね、と思って階段を上ってしまいました。
階段を上っていくと、ガラス張りになっている店内が見えます。
明らかにスナック風の内装で、別珍張りのカウンター椅子と背の低いテーブルとソファ。
カラオケセットなんかも置いてあります。
後で看板見たら「歌って飲める店」って書いてあるじゃん！最初に気付けよ私！！

カウンターには、エプロン姿の女性が2人でコーヒーを飲んでいます。
どう見ても、どちらか、もしくはどちらもお店の人だよね？
...............なぜここで扉を開けてしまったんだろう。
見回すと店内にはその女性2人だけでお客の姿はなし。
でも開けてしまった手前「あ、あの、ランチやってますか..........？」と思わず聞いてしまいました。
右側に座っていた髪を染めたおばちゃんがやってきて左側の窓際のテーブル席を示しながら、
お「ああ、やってますよ！コーヒー？」
私「あ、いえ、ご飯......」
お「はいはい、焼き魚かハンバーグ？」
私「あっ、ハンバーグ.....」
一度扉を開けたら引っ込みつかないですからね。
でもここで「また来ます」とか言って階段を下りなかったことをとてもとても後悔しました。

このおばちゃんがお店の方で、もうお一方はお友達のようです。
えんえんとゴルフ話をしています。
居心地悪い思いをしながら座っていると、また階段を昇る音が。
年配の男性で、どうやら常連さんのようです。
お店の中には、常連さん2人とおばちゃん、そして私。
居辛いったらありゃしません。自分が悪いんですけどね。

しばらくしてやってきたハンバーグの定食は、思っていたよりまとも（失礼）でした。
つなぎが多めで柔らかいハンバーグに、ケチャップ味の付け合わせスパゲティ。
喫茶店のサラダといった風情のレタスとトマトのサラダに、わかめたっぷりのお吸い物、業務用のしば漬け、そしてご飯。
860円ならこんなもんじゃないでしょうか。

とにかく店名と店内と出てくる料理すべてにギャップが凄く、何とも言えない雰囲気でした。
人生で何本の指に入ろうかというくらい、びっみょうな雰囲気のランチでしたよ。

それでもさて、6月最初のレビューをすっかなと思ったら、スナックだからか、登録されていないのね。
電話番号も分からないし、ジャンルも「定食」にすべきかどうか迷ったので、新店登録依頼を出す気にもなりません（笑）
とはいえこのランチの体験をどこにも書き遺さないのは惜しい、ということで日記に書くことにしました。

明日からは、ちゃんとレビューが書けるお店でランチにしようと思いますｗ