『覚えていてくれた！』こずるさんの日記

昨日からオットが海外出張に行ったので、4泊5日私は一人です。
気兼ねなく一人酒ができる数少ない機会ですので（笑）、この時ばかりはお料理ブログも休んで、ちょっとお金は出ちゃうけど好きなお店に行きましょう。
てことで、昨日の夜は一人で阿佐ヶ谷のお気に入りのおばんざいと日本酒のお店に行きました。

ほんとはレビューしようかと思ってたんですよ。
お店の登録自体はしてあって（食べログさんで登録したんでしょうね）、レビューがまだなかったからね。
お店の名前が若干違っていたこともあって、食べログさんにお願いして昨日のうちに修正してもらったりまでしていました。

でもね、やっぱりレビューは止めました。
だって、基本的に常連さんを大事にするお店なのが昨日よく分かったからです。
あ、これは悪い意味ではないですよ。
でも食べログでレビューしたりあちこちに広めたりして、一見さんが増えるようになると、このお店の良さは減るだろうなぁ、と思えたのです。

去年初めて行ったときは、厨房にお母さん、ホールには「おにいちゃん」と呼ばれる利き酒師の息子さんがいて、二人でやっていたと思います。
そのうち厨房に若いお姉さんがお手伝いで入るようになって、お母さんの姿を見ないことも何度かありました。

一人でちょっと一杯ひっかけて帰る、というにはちゃんとしたお店でお値段もそれなりになるので、ここ数カ月ちょっとご無沙汰していました。
そもそも外で飲んで帰るチャンスが少なかったしね。
でも昨夜は、入るなり、お母さんもおにいちゃんも、そして何度か顔を合わせている常連さんも「あ、いらっしゃい！」と普通に迎えてくれたのです。
常連さんは私の勤務先が印象に残っていたみたいで、いきなりその話です（笑）
お母さんは、だいぶ前に何回かしか会ってないのに、私の出身地まで覚えていてくれたのにはびっくり。
客商売はこうでなくっちゃねぇ。

ここは本当に何を食べても美味しく、しかも日本酒が通好みのものばっかりなんですよ。
白岳仙とかいずみ橋とか、なんと王禄の渓まであったりします。

奥の方はテーブル席になっていて、少し人数がいても対応できるようになっていますが、やっぱりカウンターでお母さんやおにいちゃん、常連さんたちと話をしながら、美味しいお酒を飲むのが楽しいんだな。

ということで、皆さんにはお教えできません。なんてね　;-P