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スノーホワイトチェリバレー(北海道産の鴨)のロースと葱の酢味噌和え
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長野県産鹿肉の刺身
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蝦夷鹿の炭火焼き
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猪とチーズのメンチカツ
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猪とチーズのメンチカツ(中はこんな感じになってます)
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お口直しの聖護院蕪
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自然薯
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猪のバラ肉の角煮
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猪鍋(信州味噌と白味噌のをブレンドしたスープ仕立て)
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猪鍋(取り分けていただいたもの)
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猪鍋(〆はうどん)
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デザート
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娘に用意していただいた茶碗蒸しとうどん
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長野県中川村のおたまじゃくし(一合900円)
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本日の赤ワイングラス(900円)※フランスのtandem
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名刺
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愛知・岐阜・長野三県子連れグルメ旅に行ってきました。初日は愛知だったのですが、最後の長野(飯田)でのお食事が一番感動的でしたので、先に此方から書かせていただくことにします。
滋賀の名店で、私も憧れている招福楼 本店で修業されたという時点で既に期待値は高かったのですが、ジビエ懐石に定評があると知って、一番楽しみにしていました。
因みに、現時点での食べログの点数は、☆3.91です。
ジビエ懐石は一人10,000円～で、念の為に１ヶ月ぐらい前に予約をしました。
個室があるので、子連れでも食事しやすくてありがたいです。
写真は撮りませんでしたが、最初に、この日使う食材を見せていただきました。
【いただいたお料理】
・スノーホワイトチェリバレー(北海道産の鴨)のロースと葱の酢味噌和え
・長野県産鹿肉の刺身
・猪とチーズのメンチカツ
・蝦夷鹿の炭火焼き
・お口直しの聖護院蕪
・自然薯
・猪のバラ肉の角煮
・猪鍋(信州味噌と白味噌のをブレンドしたスープ仕立て、〆にうどん)
・デザート(珈琲のムース、飯田産苺、市田柿、わらび餅、飯田産りんご)
【いただいた飲み物】
・長野県中川村のおたまじゃくし(一合900円)
・本日の赤ワイングラス(900円)※フランスのtandem
主人は車の運転があるのでお茶。いつもスミマセン(^^ゞ
娘にはジビエの取り分けは無理なので(猪は好きみたいですが。笑)、娘用に茶碗蒸しとうどんをお願いしてありました。
早めに持ってきていただいたので、とてもありがたかったです。私たちだけ先に食べているとキレるので。。。(^_^;)
スノーホワイトチェリバレー(北海道産の鴨)のロースと葱の酢味噌和え
鴨肉大好きですが、この品種は初めて食べました。
今まで食べてきた鴨肉とは違って、物凄く柔らかかくて口の中で溶けました。これはびっくりでした。とても美味しくて、これからのお料理への期待も高まります。
長野県産鹿肉の刺身
鹿肉は、刺身と焼きものの両方をいただいたのですが、刺身は長野県産、焼きものは蝦夷鹿で、調理方法によってわざわざ産地を分けているそうです。
この鹿肉はまったくクセがありませんでした。鮮度がよく上質なお肉でした。とろっとしていて、馬刺しを食べているような感覚に近かったです。
猪とチーズのメンチカツ
いや～、これも笑いが止まらないぐらい美味しかったです。
衣はサクッとしていて、中の猪のジューシーなこと！とろっとしたチーズと合わさってこれは最高に美味しかったです。
蝦夷鹿の炭火焼き
柚子胡椒とネギ味噌とすだちが添えられていました。脂身が凄く美味しかったです。
鹿肉は淡泊な印象がありますが、旨みがしっかり凝縮されている感じがしました。
お口直しの聖護院蕪、自然薯
お口直しに相応しくさっぱりいただけました。
猪のバラ肉の角煮
この猪のバラ肉は入手困難な貴重なものだそうです。
ご主人が仰っていたように、豚のバラ肉よりはさっぱりしていました。でも、美味しさはそれ以上です。
猪ってやっぱり美味しいな、と改めて感じさせられた一品でした。食べている間中、美味しすぎて笑いが止まりませんでした。
猪鍋(信州味噌と白味噌をブレンドしたスープ仕立て)
今回のコースのメインです。
具は、メインの猪と葱、牛蒡と至ってシンプル。このシンプルさがいいです。
猪も勿論美味しいのですが、牛蒡のあまりの美味しさに驚きました。こんなに柔らかい牛蒡を食べたのは初めてです。
北海道の柔らかい牛蒡を使っているそうです。
猪は、長野と静岡の県境の山奥で獲れたものだそうです。
上質な猪の出汁がしっかり出ていて、スープがとにかく美味しかったです。〆はうどんでした。
因みに、娘のうどんもこれと同じスープなんですが、ちょっと味見したら私たちのより優しい味になってました。
デザート(珈琲のムース、飯田産苺、市田柿、わらび餅、飯田産りんご)
娘にも苺を出してくださりました。
苺大好きな娘に私の苺も奪われました。
苺は食べてませんが、どれも美味しかったです。
【お酒に関して】
個人的には、料理あってのお酒、お酒あっての料理だと思っています。
なかなか料理とお酒のバランスの取れているお店が少ない中で、長野各地のお酒をバランスよく置いているところは好印象でした。
上田の鼎が置いているところは流石だなと思いました。自宅の冷蔵庫にもあるので飲みませんでしたけど。
入手困難な中川村のおたまじゃくしを飲みました。華やかさは弱いですが、骨太なお酒でジビエとの相性が良かったです。
おたまじゃくしを1合飲んだ後、フランス産の赤ワインを猪鍋で流し込みました。
今回は飲みませんでしたが、焼酎もいいものが置いてありました。
会計は、26,600円ほどでした。
【総括】
メインとなるお肉はどれも最上級のものでしたし、きちんと下処理がされていて本当に美味しかったです。
お肉以外の食材にも一つ一つ拘っている感じで素晴らしいと思いました。
飲食店が少ない南信で、これほどまで美味しい日本料理がいただけるお店は少ないと思いますし、全国レベルだと思います。
ジビエ好きで食通の皆様に個人的には強くお勧めしたいお店です。
お店の方の接客も素晴らしく、気持ちよくお食事ができました。
子連れで美味しいものを食べようと思うと、色々大変なんですが(傍から見たら、子連れでよく行くよねって思う人もいるかと思いますけど)、色々ご配慮いただきありがとうございました。
今回の旅行で最も満足度の高いお食事でした。
(2015/12/18)