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江戸時代からの老舗の最中は重かった
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大きな羊羹 粒あん300円なり
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2025/09/23 更新
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いつも週末に訪問していたせいか、開店のタイミングが合わず、見送りばかりでしたが お墓参りの帰りにふらりと寄ると開店していたので迷わず入店。
勝海舟も常連であったという、年季を感じさせる趣のある店内、ご主人とおかみさんと思われるご夫婦が笑顔でもてなしてくれました。
汁粉最中を頼もうと思いましたが、まだ暑い時期でもあり汁粉には早いので、壺最中の粒あんとこしあんを注文、300円と280円でしたが納得価格です。
ここの餡は独特の風味、甘みがあります。
わかりやすいたとえでいうと、とらやの羊羹の「おもかげ」を圧縮して餡にしたような感じ、重厚な味わいであるが決して甘すぎず口に残らない感じです。
勝海舟もこういう上品な和菓子が好みであったかと、時代を感じさせてくれる味です。
それにしても、本郷3丁目交差点から春日通り沿いには隠れた名店が多いです。
大学最中の三原堂、閉店してしまいましたが羊羹の藤村、壺屋、どらやきのうさぎや、などなど、餡が良いですね。
藤村さんのように閉店してしまう名店が多い中、いつまでも残ってほしいと思います。