1回
2021/01 訪問
【地焼き活け鰻丼の誘惑~ @六本木】
ガティノワ グランクリュ アイ ブリュット トラディション シャンパーニュ ハーフボトル
ガティノワ グランクリュ アイ ブリュット トラディション シャンパーニュ ハーフボトル
瀬戸内産黒海鼠のこのわたの銀餡茶碗蒸し
瀬戸内産黒海鼠のこのわたの銀餡茶碗蒸し
島根県隠岐産の松葉蟹
島根県隠岐産の松葉蟹
島根県隠岐産の松葉蟹真丈椀物
島根県隠岐産の松葉蟹真丈椀物
皮剥のお造り
皮剥のお造り 肝醤油
皮剥のお造り 肝醤油
皮剥のお造り 肝醤油
きりんざん ブルーボトル 純米大吟醸
きりんざん ブルーボトル 純米大吟醸
松葉蟹のしゃぶしゃぶ
松葉蟹のしゃぶしゃぶ
鰆のレモン味噌漬け焼き
鰆のレモン味噌漬け焼き
鰆のレモン味噌漬け焼き
雪の茅舎 秘伝山廃 純米吟醸
松葉蟹の甲羅で火を入れた味噌リゾット
松葉蟹の甲羅で火を入れた味噌リゾット 国産キャビアをのせて
国産キャビア
国産キャビア
松葉蟹の甲羅で火を入れた味噌リゾット 国産キャビアをのせて
松葉蟹 、ふきのとう、たらの芽、ぎょうざにんにくの天ぷら
松葉蟹 、ふきのとう、たらの芽、ぎょうざにんにくの天ぷら
山形牛シャトーブリアン
山形牛シャトーブリアン
山形牛シャトーブリアン
黒龍 純米大吟醸 吟風
瀬戸内産なまこ黒の薄切り
瀬戸内産なまこ黒の薄切り
三河産活け鰻
三河産活け鰻
三河産活け鰻
三河産活け鰻
三河産活け鰻
三河産活け鰻
三河産活け鰻
三河産活け鰻
魚沼産こしひかり
魚沼産こしひかり
130年のうなぎの蒲焼
130年のうなぎの蒲焼
130年のうなぎの蒲焼
130年のうなぎの蒲焼
130年のうなぎの蒲焼
而今 純米大吟醸
紅まどんな、いばらキッス、白い苺の淡雪
津軽産ふじりんごのムース
黒豆茶
黒豆茶
2021/01/17 更新
日本食、食文化の広告塔として日本料理界の発展に貢献する為、
農林水産省より「日本食普及の親善大使」に任命された
岐阜県多治見市にある「うなぎ日本料理優月」の店主、
「三宅輝(あきら)氏」の東京初進出の高級日本料理店へ。
六本木交差点から歩いて3分ぐらい。
店頭に暖簾を出していない、知る人ぞ知る隠れ家的なお店。
『三宅輝』
落ち着いた和の空間。
岐阜県の栗の木を使用したカウンターテーブル。
目の前に板場と備長炭を使用する焼き台があります。
3名貸切、スタートを早めにして20時前に退店。
■おまかせコース(全11品) 20,000円 (税別) ※完全予約制
■ガティノワグランクリュアイブリュットトラディションシャンパーニュ ハーフボトル(375m)
CHAMPAGNEGATINOISAYGRANDCRU
ピノ・ノワール:80% シャルドネ:20%
ほんのり淡い黄金色、細かい泡が立ち上がる。
キリッとした酸とフレッシュ感があり、旨味の余韻が続くシャンパーニュ。
■美濃焼の匠
瀬戸内産黒海鼠のこのわたの銀餡茶碗蒸し。
ほんのり苦味、出汁が効いていてまさに大人の茶碗蒸し。
島根県隠岐産の松葉蟹を目の前でバラしていきます。
この後出て来る4品に使用されます。
■椀物
やわらかい島根県隠岐産の松葉蟹真丈、小蕪を添えて。
甘味のあるホクホクの海老芋の上に生七味をのせて。
白味噌仕立てのやわらかい味わい。
■向付
広島県産皮剥のお造り。
養殖牡蠣の周りに生息している皮剥なので、
甘味とミネラルをたっぷり含んでいるそうです。
煎った胡麻と鱧豆腐を練った肝醤油をつけて。
蝶々に見立てたにんじんの切込みと山菜のハマボウフウを添えて。
■きりんざん ブルーボトル 純米大吟醸 麒麟山酒造 新潟県
原料米:五百万石(新潟県産)
精米歩合:45%
アルコール度数:15度
キリッと引き締まった吟醸香、スッキリしたやわらかい味わい。
刺身の旨味を引き立てくれるお酒。
つや消しの角ばった水色の一升瓶が印象的。
「三宅輝」のロゴ入りのコースター。
ここから、料理に合わう日本酒を出して頂きました。
■高温調理
熱々に熱せられた重厚感の食器に具材がびっしり詰め込まれて。
島根県隠岐産の松葉蟹のしゃぶしゃぶ。
神奈川県三浦半島産の黒トリュフ、長ねぎ。
中に白菜で巻かれた京にんじんなどの野菜が。
あっさりした上品な味わいで。
■焼物
島根県産の鰆のレモン味噌漬け焼き。
西京味噌より甘さを抑えて上品な仕上げに。
脂がしっかり乗ったこの時期ならではの寒鰆の雌節(腹側)。
味噌漬けって身が締って硬くなることが多いと思いますが、
この味噌漬けは24時間付け込んでいるのに驚くほどのやわらかさで。
付け合わせに、ごぼうの千切り揚げと薩摩芋(日本料理読み:丸十)。
さっぱりした山葵入りの大根おろし。
■雪の茅舎 秘伝山廃 純米吟醸 齋弥酒造店 秋田県
原料米:山田錦 秋田酒こまち
精米歩合:55%
アルコール度数:16度
華やかな香り、爽やかな酸味、きめ細やかな味わい。
■ocean
宮崎産シベリアチョウザメのキャビア。
皮がやわらかくて塩分控えめで美味しい。
塩分抑えめの味付けは三宅氏が。
島根県隠岐産松葉蟹の甲羅で火を入れた味噌リゾット。
芳ばしくてこれだけでも激うま!!
それを塩分調整したキャビアをのせて一緒に。
ひんやりした純米吟醸酒が合う~~!!
キャビアの入った瓶を乗せた美濃焼。
瓶とミニスプーンがはめ込めるのに丁度良い形に。
■揚物
サクサクで軽い天ぷらを広島産の藻塩で。
松葉蟹、ふきのとう、たらの芽、ぎょうざにんにく。
日本酒の隠し玉があるとのことで、
この後、この2種を頂く事にしました。
■forest
炭火でゆっくり焼いた山形牛のシャトーブリアン。
やわらかくて、ふわふわ、甘味があって美味しい~!!
薄口みりん醤油で合わせた辛子ソースが良く合う。
付け合わせは、こごみと、炭火でじっくり焼いたトロトロの蕪。
■黒龍 純米大吟醸 吟風 2018 黒龍酒造 福井県
原料米:北海道産吟風100%
精米歩合:40%
アルコール度数:17度
純米大吟醸を1年半近く氷温熟成させたヴィンテージ品。
強めの酸でキレが良く、軽やかで深い味わい。
■口替り
瀬戸内産なまこ黒の薄切り。
くさみを取るためにほうじ茶で洗い、ほんのり歯応え残し。
土佐酢漬けのうるい、金柑を添え、上から柚子の香り付け。
大きな桶に入れられた活けの鰻。
裂いて鉄串し刺しにし、備長炭でじっくり焼き上げて。
段々、ふっくらと焼き上がっていく。
そのまま白焼きの状態で塩振って食べたいくらいでしたよ。
老舗料亭から受け継いだ130年来の濃厚な「仙人たれ」を絡めて仕上げを。
タレと鰻の脂が焼ける芳ばしい~香りがもう、たまらない・・・。
羽釜で炊き上げたごはん。
寿の文字は昆布に切込みを入れたのでしょうか?
「おまかせコース」のスペシャリテ。
山形牛のシャトーブリアンではなく、こっちなんですよぉ。
■ヒストリー
130年のうなぎの蒲焼寿米香々
名古屋出身の私にはたまらない、三河産の鰻の炭火地焼。
焼きめはサクサク、中はふんわりとやわらかくて、まじヤバい!!
しっかり濃厚なタレですが、後を引かない上品な味わいで。
お米は魚沼産こしひかり、一粒一粒立っていて絶妙な炊き加減。
小さい丼ぶりでしたが、満足感100%でしたよ。
■而今 純米大吟醸 木屋正酒造 三重県名張市
原料米:三重県名張市産山田錦100%
精米歩合:40%
アルコール度数:16度
舌触りピリッとくる酸、芳醇で旨味がしっかりした純米吟醸酒。
■思い出
紅まどんな、いばらキッス、白い苺の淡雪。
みかんと苺、なるほど~「思い出」ね。
小さい頃、このような高級フルーツは食べてませんでしたよ・・・(笑)
爽やかな甘味とミルキーな津軽産ふじりんごのムース。
さっぱりしたフルーツのデザートも美味しかったなぁ~~。
黒豆茶、黒豆入り。
ご実家が岐阜県美濃焼の窯元である代表の三宅氏。
食器はご自身が作成した美濃焼を使用。
「とんぼ」のイラスト入りが多いので板さんにお尋ねしたら、
三宅氏の窯元のトレードマークだそうです。
「とんぼ」は前にしか進むことが出来ないので、
料理への様々な思いが込められているそうですよ。
最後に、奥の個室を見せて頂きました。
カウンター席とは違うスタイリッシュな空間でした。
今回、残念ながら代表の三宅氏は「うなぎ日本料理優月」へ
行っているため不在でしたが、料理のパフォーマンスや質を
十分楽しむことが出来ました。
山形牛のシャトーブリアンを忘れてしまうほどの美味しいさ、
あの地焼きの鰻丼、美味しかったなぁ~~。
※ブログ記事はこちら。
↓ ↓
https://ameblo.jp/kuishinbou33/entry-12650830952.html