レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
1位
1回
2010/04訪問 2010/04/16
JR天理駅前の商店街を少し入って、暗い道を右折。大きな看板が目印。東大阪や新大宮にも支店があってなかなかの繁盛ぶり。
名物は先代譲りの秘伝のおでん。薄味でほかとはまったくちがう料理法。まあ実際に見てください。
それに一品料理もこだわりの仕入れ。ここで青森の大間のマグロが食べられるとは正直思いませんでした。岩牡蠣、うに、豚肉、鶏など全国から仕入れてます。偽物嫌いのオーナー気質かな?昨年は頼まれて台湾の人にまで伝授したとか。いま台北で開業してるとか。このお店の支店ではないですが、和式の居酒屋として。
なんといっても特記は日本酒。話題の日本酒がいつも数種。蔵元との交流も盛んでこれぞ居酒屋の鑑。お酒の回転がいいから、いつも新鮮なお酒が飲めます。
店の方はみなさん若いですが勉強熱心で、フリーターのおおいそこらの店との違いがよくわかります。みなさん、やがては店長になるような方ばかりで。
店長自ら毎日書くという手書きのメニュー。毎回、新しい発見がまたうれしいです。トイレがひとつは大の難点。
追記*最近、店長が天理店と新大宮店、入れ替わったそうです。
2位
1回
2010/01訪問 2010/01/10
まさに親しい友と酒を酌み交わすにふさわしい隠れ家的存在のお店。迷わずに来れたのが不思議なくらい。
室内は薄暗く、カウンター席と小さなテーブルがひとつのお店。肴もおでんとちょっとしたアテくらい。
さすがに日本酒は純米酒に限る、といわれるだけあって見事な品揃え。それも若い店長の選択。こういうお店はうれしくなります。聞けば、やはり、仕入先はなじみの酒屋さんからでした。地酒を大事にするお酒屋さんと、それを仕入れる居酒屋さん、そしてそれを楽しむ客がいて、こういういい雰囲気のお店が出来るのです。まだ開店されて2年目。早い時間ならすぐ近くの姉妹店から料理を取り寄せ出来ます。造りの盛り合わせにも、鶏の生肝でも、おでんのねぎ玉にも一味違う工夫があって、お酒だけでなく食べることにも興が乗ります。
多分大半のお客さんが常連さんでしょう。声高にしゃべったり、大勢で来るのは野暮というもの。教えたくない、でも知って欲しい、そんなお店です。
3位
1回
2010/12訪問 2010/12/16
ずっと前に能楽堂へ行ったとき気になっていて。たまたま「パーキングあります」の看板が目に付いて今日は早速入店。上本町1丁目の交差点の角の店、やたらに目立ちます。古い小さなお店ですが向かいの同じく老舗「とんぼ」がかすむような感じ。硝子の引き戸が4,5枚、その中にカウンター席が7,8席のみ。適当に引き戸を開けて中へ。気さくな雰囲気の親父さんとおかみさん。伺えばもう50年の達人。2代目だそうで、昭和初期から営業されてるようですね。自前の家なのでいまは半ば道楽、儲けよりも楽しみでやってますってお話。確かにそのようです。ネタがいいです。朝早くから親爺さん自ら仕入れに。からっと揚げて後癖がない。今日は穴子丼いただきました。穴子2尾、ほかのネタも入って、800円は安いです。今日はいい鰯が入ったからとおまけ。抹茶塩だけで食べる丼は初めて。ごはんにはほんの少し出汁がかかっていますが、具は塩のみで。ネタの味が活きてきます。泉州の穴子。お隣は天ぷら定食を召し上がっておられました。大きな皿に金網を載せて、一品ずつ揚げたてを載せていきます。ネタは約10品。これも抹茶塩がお勧めでした。これで1000円は安いですね。人気なのも納得。北浜の某有名天ぷらのお店もお座敷で揚げたてを網の上に載せてくれますが、ランチでも3倍はします。
こういう個人で長くおやりになってるお店、うれしいですね。今度は天ぷら定食を頂きに参ります。
天ぷら定食頂きました。いうことなし。
穴子丼頂きました。
チェーン店ばかり増えて、こういう年期の入ったお店がどんどん減っています。いつまでも頑張ってほしいですね。
4位
1回
2011/09訪問 2013/12/23
中華料理から陶芸の道へ進み、いままた本格派の石釜ピッツアに挑戦。さすがに薪を使っての焼き加減は絶妙。土を練る、生地を練る、窯の火加減、陶芸とピッツアは似てますね。
まずは定番のマルゲリータをいただきました。
ベースはかりっと仕上がり表面はもちもちと絶妙の焼き具合。石窯は火が命。
使用される器はすべて陶芸家として焼かれた自家製。なんとも贅沢なものです。
もう還暦も過ぎられたのに、未知への挑戦、すばらしいです。表と中に石窯がありますが、これも自作です。篠山から川西へ帰る県道12号線沿い。最初の峠道の上り口、左手にベージュ色の小屋があって、緑色のボードに白い大きな文字で Pizza Cafe と書いてあるのですぐに目に付きます。 枝道を左折すると5,6台は駐車できるパーキングが。塀の変わりに薪を乾かす棚があります。その奥に手製の石窯がユーモラスな姿を見せてくれます。最初に目に付いた小屋は陶芸品のギャラリー。石窯の左の入り口を入るとここにも作品が展示されています。
レストランは石窯の右手から入るといいです。オープンテラスもあるし、中も広く、全部で30人ほどは座れそうです。
カウンターの向こうはキッチン。店の3分の1位かな?使い勝手のいいキッチンです。
満席になると少し料理も手間取りそうですが、うまく空いてるときにくると、のんびりと、のどかな田舎の雰囲気に浸れます。この県道には川西池田までめぼしいお店がないので閉店間際がよさそうです。
個性的なピッツアです。
PS 今日いただいたのは「カルツオネ」。ピッツアの生地に野菜やベーコンなどを包み込んで窯で焼き上げたもの。真ん中で真っ二つに。中の具がほどよく熱く、表面はかりっとして、イタリヤ版「おやき」風。具は何でもいいそうで、お店の方はカレーを入れて楽しんでおられました。
PS 今日は冷パスタをいただきました。冷麺、ざるうどん、ざる蕎麦、冷麦などがあるのだから、同類のパスタに冷パスタがあっても不思議でないですが、いままであまり聞いたことがない。極細のパスタ、トマトがよく合います。食欲の落ちる夏場にはいいですね。
PS さすがに3連休、ランチタイムは満席、待ち時間30分以上。しばらく待つもあきらめました。
PSこの夏は猛暑、秋も短くあっという間に冬がやってきて、ついにバイクでの訪問が出来ないままに年末に
篭坊温泉入浴のかえりに久しぶりに寄ってみました
マスターの念願かなって虹鱒の池が完成、心配していたこの猛暑も乗り越えて、最大65センチクラスまでに成長とのうれしいニュース
今日も小雪のちらつく中、数人の方がフライフィッシィング なかなかの手ごたえだったとか
趣味もここまでくると頭が下ります
来春からはお弟子さんにお店を任せて、趣味三昧の日々を・・・ますますお元気です
5位
1回
2010/04訪問 2010/04/10
大国町から徒歩10分ほど、閑散とした町並み。まさに隠れ家という雰囲気。2階が酒店。ここでは試飲も出来ます。その上が居酒屋。なにせ日本酒を大事にしているお店のこと。全国の地酒から選び抜いた銘酒がそろっています。ここのご主人は蔵元との交流をとても大事にされています。いいお酒はどんどんアピールされています。このお店から日本酒を仕入れてる居酒屋さんなら安心していいお酒がいただけるわけで、自宅の最寄の居酒屋さんを聞くのもいいです。お酒に合わせていい肴も。うまい日本酒が飲みたくなったら、この店へ。
6位
1回
2010/01訪問 2010/01/26
外観からしていかにもイタリアンバールという雰囲気が濃厚。外から見ると入ってすぐのカウンター席しか見えないので狭いのかと思いきや、その向うに立ち飲みのテーブルやテーブル席があって30人は入れる。店内もバール独特の雰囲気をかもし出して料理もワインにも期待がかかる。
無論イルソーレのナポリピッツアもあるし、アラカルトも豊富。
サービスメニューも多く、ランチも出来るようで、リーズナブルな価格と雰囲気、味で得がたい存在。
今日は、旬の牡蠣、鱈の白子をイタリアンテイストで。これはパンと一緒に食べるとなおおいしいですね。ピッツアは生ハム。このお店、はまりそう。
お店もさりながら、店員さんが素敵です。てきぱきとして、料理の説明もいいし、店内での目配りもいいですね。店員さんの質は料理の味にもおおきな影響が。バイトばかりの店ではやはりだめですね。
7位
1回
2010/02訪問 2010/02/08
うわさには聞いてましたが、それ以上でした。10時から2時まで。麺がなくなったら閉店。蕎麦屋さんではたまにみますが、うどん屋さんでは始めてみました。麺うち、足で踏んでこねてます。麺切りも包丁で、太く細く。このやり方ではお昼間の営業だけでくたびれます。さすがに腰の強い麺です。これはいいです。大盛りでいただきました。釜揚げ(温)、ざる(冷)の二種類だけ。あとは太いか細いか、大盛りか並か、の選択だけ。単純明快。その割には結構手間隙かかっていて、入店に待ち、座席に着くのに待ち、出てくるまで待って。打っては切り、切っては茹でて、の繰り返し。だから常連さんが圧倒的に多い。店に看板がない。暖簾もかかっていませんでした。通りすがりにはまず見つからない。これ以上お客さん増やしたくいないみたいです。だからお店の外観の写真は載せません。
さてその味は。ざるは腰の強いいい感じ。だしもかつお風味の好きなタイプ。薬味のねぎも天かすもお客さん単位で置いてくれます。出汁もざる、釜揚げ別に徳利でどんと。釜揚げは少し麺が伸びてたような印象。早く食べないとやわらかくなりすぎます。
ご主人がよほど日本酒がお好きなんでしょうね。名酒14代が何種類もあります。飛露喜、磯自慢、而今、黒竜石田屋、屋守、王碌、田酒・・・居酒屋でもここまでは品揃えはないですね。まことに不思議なうどん屋さん。店内の端にカウンターがあって6席ほど。前には酒の保冷庫があって、お酒の方はここに陣取るようです。そういえば来店されてる方、みんなお酒飲んでましたね。
息子さんが東京根津で同じように「釜竹」出されてるようです。
さてお店へのヒント。国道170号バイパスで南下、野中交差点で美原、松原方面へ。まもなく野中寺交差点。ここを左折、坂をあがっていくと信号があってそれを越えてすぐに右手にマンション、その1階にパン屋さん、イタリアンのお店にはさまれてうどん屋さんがあります。パーキングはそのマンションの先に右折すれば4,5台分はあります。10時開店間際ならさっと入店可能ですが、あとは20分以上は待たないと。そんなお店です。うどんの好きな方、お酒の好きな方、はまりますよ。
8位
1回
2010/02訪問 2012/08/11
旧国道24号から移転して、始めていきました。前のお店に比べてパーキングが広くなった、お店の中が明るくなった、値段も同じ。とにかくここのおやじさんは個性的。憎めない性格で陽気、お茶目で根が真っ正直。それが料理に出ています。見事な手さばきでうなぎを焼き上げ、たまには薀蓄も。白焼もいいし、値段も安心。移転先は国道25号沿い、24号上新の交差点から王寺側へ数分の交差点の角。うなぎは五島列島の産。生きたうなぎを目の前で裁いて焼いて、本物の味を。白焼のとろろ丼がいいですね。やわらかくて香ばしくてヘルシーだから女性に人気のメニュー。肝吸いがつくのも今では珍しい。
釣り船もあって頼めば伊勢で楽しめます。漁師かうなぎ屋さんか、どちらが本業?
再訪*久しぶりに訪れました。相変わらず元気な親父さんにあえてほっとしました。今日はうな丼並とうな重上を注文。目の前で裁いて手早く焼き上げて卓上へ。皮はぱりぱり、身はやわらかく、肝吸いまでいただけます。値段によってうなぎの量が変わるだけ。おなかと相談してどれを選ぶか、です。骨せんべいがなかったのが惜しい。
久しぶりに訪問。目の前で裁いて焼いて頂きます。さすがにうまいです。ここまで来る価値があります。
白焼きもうな丼も丸々一尾使いますから食べ応えがあります
9位
1回
2010/03訪問 2010/03/22
橿原の今井町へ行くつもりで走ってましたら、左手にステーキハウスが。ちょうどランチタイムも過ぎたとき、空いてるみたいだし立ち寄ってみました。ぱっと見には洋食屋さんみたいですが。ぴかぴかに磨かれた鉄板の上でハンバーグが焼かれます。口にしたとき、うーんと思わずうなりました。まさにこれは逸品。考えたらほとんどハンバーグを外で食べたことがない。これぞハンバーグなんですね。ステーキハウスとありますから今度はステーキに挑戦します。
10位
1回
2010/02訪問 2010/02/15
大きな真美が丘住宅街のメイン通りに面してパーキング8台ほどのかなりの敷地。周りとの調和もよくシックなイタリアン。門柱にもなんとなく雰囲気が。
店内は禁煙席と喫煙席が分離、カウンター席もあって思いのほか人数が入れそうです。部屋の片隅には暖炉が。ちょっと薄暗いう感じもしますが、それなりにイタリアンの雰囲気も。
ピッツアやパスタに前菜やデザートなどつけてお手軽コースを。人気の店だけにそれだけの味は楽しめます。パーキングが少ないので少し待機、というのがお好きでない方には予約をお勧め。近くに馬見が丘(まみがおか)の公園があるので時間つぶしにいいかもしれません。昔の地名を今風にしてます。
食を楽しむのは、①食材②味③創る人④客 の質がうまく調和してこそできること。この4点で絞ってみました。やはり「創る人」が大事ですね。