3回
2021/06 訪問
祝営業再開。ぜひこのマリアージュをご堪能ください
糖分の高めでかつすっきりしたシャンパンをよく冷やして
アミューズ カレー風味のタルトがありますが、これがシャンパンにとても合う。すでに素晴らしいマリアージュが始まってます
甲州の白ワイン。遠くでほのかに苦みを感じるものでしたが、合わせたマリネのお皿の香ばしさで完全昇華
イサキ、水茄子、焼きナスのピューレ、紫蘇のジュレ 素材のところどころにある香ばしい焦げ目が良い仕事してました
シェリーのような風味とシャルドネの豊潤さを兼ね備えた1杯。リードヴォーのクリームソースとベストマッチ
シェフにお勧めいただいたふわふのリード・ヴォー ドイツ産ホワイトアスパラ 豪州産黒トリュフ クリームソース
お魚のお皿のコンソメスープにはロゼを合わせて
白身魚のグリル コンソメスープ 少し苦みのある野菜がとてもよかった。こういうところにもセンスを感じます
シャラン産鴨お披露目
鴨にはこれでしょう!BourgogneのMarsannay
シャラン鴨胸肉 間違いない素材に素晴らしい焼き加減でした
アメリカンチェリーとチョコレートのデセール ちょうどアメリカンチェリーを食べたいと思っていたので運命。がっつり甘くて量もあって幸せでした
2021/06/27 更新
2021/02 訪問
おまかせ特別コースと珠玉のワインペアリングで最高の時間を
前回お料理もワインにも大感動したこちらのお店。
今回は一番上のおまかせ特別コース(11,000円)をいただきました。
このコースは本来夜のメニューですが
少し早めに予約をして、お昼の時間帯にご用意いただきました。
しかもちょうどロワールアンジュ産のピジョンがあるとのことで
もちろんそちらをメインにしてもらいました。
当日が待ち遠しかった。。。。
ワインのペアリングは、増量&アップグレードで7,500円。
お昼から継ぎ足しありのたっぷりのシャンパーニュでスタート。幸せすぎる。
わたしの大好きなエビ、ホタテにキャビアをあしらったお皿には
日本酒と白ワインの両方を合わせて。
ゼンマイという珍しい素材と合わせるビッグなフォアグラ。
前回、スープドポワソンのお皿に千切り白菜が入っていて衝撃の旨さでしたが
ひとかけらの和の素材を絶妙にフレンチに取り込んで完成させるのはすごいです。
その後大変美しい松笠焼きのお魚のメインを経て
待望のピジョン!予約をした日以来、本当に毎日楽しみに待ってました!
しっとりした深紅の鳩肉に濃厚なソースとスライストリュフの豊潤な香り。
合わせた赤ワイン、COTE ROTIEも素晴らしかったです。
デザートがチョコ系だったのは、お伺いしたのがバレンタイン前だったからでしょうか。
最後にカフェとミニャルディーズで気持ちを落ち着けて。
最上級のおもてなしを堪能させていただきました。
ありがとうございます。
またお伺いさせていただきます。
2021/02/26 更新
2020/12 訪問
本格フレンチを気軽に。ワインもさすが。
シェフの鳴海さんはピエールガニエール、麹町エメ・ヴィベール、
そしてフィリップミル東京副料理長というご経歴。
ソンブルイユのお料理が大好きなので是非ともお伺いしなければ
ということで年末の食べおさめに伺ってきました。
お店:
神楽坂の見番通り沿いのビルの2階。
神楽坂というのはチェーン店の多い神楽坂通りより
こういう奥まった道の方が素敵なお店がたくさんありますよね。
飯田橋駅から神楽坂を上るより、大江戸線の牛込神楽坂駅から
下っていくことをお勧めします。
店内は一番奥が厨房、それに向かい合うカウンター。
その後ろにテーブル席が18席。
グレーと木目を組みあわせた、シャープな中に温かさがある
現代的なビストロ風。
私はカウンター席でしたが、お料理にちょうどスポットライトが
当たるようになっていてとても良かったです。
年末のこの日はほぼ満席。
ご友人同士、カップル、ご家族と、色々なお客様がいらっしゃいました。
厨房も、鳴海シェフの他に男性が2人の合計3名で
忙しそうにされていましたが
お店が込むまではシェフと色々お話もできて
カウンター席ならではの贅沢をさせてもらいました。
お料理とワイン:
コース(6800円)とワインペアリング(5000円)をお願いしました。
(税別・サービス料なし)
お料理はメインをプラス料金でアップグレードできます。
いきなり前菜のシャモロックのテリーヌから衝撃的な美味しさ。
力強い軍鶏の肉の間にはフォアグラが挟まれており
それをアルザスの白ワインと共に口の中で解いていきます。
これはこの後のお料理も期待できる、という一皿でした。
その後の全皿も期待通り死角なし。
特にお魚(黒ソイ)の一皿。
異常なまでに完成度の高いスープドポアソンに、
なんと白菜が合わせてありました。
これがまた美味しい。
「鍋のノリで入れてみました」なんて冗談を言われてましたが
冗談ですませられない天才的なセンスを感じました。
選べるメインは鳥取産本州鹿のシンタマを選択。
他に「猪とフォアグラのパイ包み」も興味があったけど
全体の量感が不明な中でパイ包みは危険と思い諦めたものの
(パイ包みはお腹にたまって危険なため)
あまりに美味しいお料理でするすると全量がお腹に収まったことから
「これはパイ包みでも行けたかな」という感じ。
次回以降にチャンスがあればいただいてみたいです。
ワインペアリングはシャンパン込みの5杯。
他の方のレビューよりお値段あがってますが
注いでいただいた量がかなり多い(笑)のでこの値段かな?
でも断然お値段以上の素晴らしい満足感あり。
特に真鱈の白子に合わせたGIVRY premier cru LA GRAND BERGE。
驚くほどの凝縮感があり、香り高い甲殻類の衣に負けてなかった。
オーナーソムリエの佐々木利雄さん、とても物腰の柔らかい
接客をされる方ですが相当な凄腕ですね。
これは複数店舗を成功させていらっしゃるわけだ。
まとめ:
本格的なフレンチをこのお値段で気軽にいただけ
そして合わせるワインも最高。
こんなにすべてがバランスよく楽しませいただき
年末食べおさめとしてこちらにお店に伺って本当に良かったと思います。
お料理は1ヵ月半くらいでメニューを変えて行く感じ、
とシェフがおっしゃってたので
2021年もまたぜひお伺いしたいと思います。
青森五戸.村越さんのシャモロックのテリーヌを洋梨と
Pain des Philosophesのバゲット
GIVRY premier cru LA GRAND BERGE
甲殻類の香る衣を纏った真鱈白子のフリット
本日のお魚 黒ソイ スープドポアソンに白菜をあわせて
鳥取.河戸さんが捕った本州鹿のシンタマ
洋梨のソルベ プラリネのパルフェ
2021/01/02 更新
当店において酒類を提供しない営業は成り立たないと考え、
誠に遺憾ながら宣言期間中フロレゾンは休業させていただくことにいたしました。(原文ママ)
オーナーソムリエの佐々木さんがこのようにおっしゃって休業されたのが4月末。
お料理とワインのマリアージュを第一に潔く休業されたことでその信念にとても感銘を受けました。
ついでに私も、緊急事態宣言の意味を鑑み、宣言中は食べ歩きを休止することにしましたが
その後一度の延期を経て宣言が解除され、6/21から営業を再開されたので
私も食べ歩きを再開し、早速お伺いしてきました。とても待ち遠しかったです。
食べれる量に自信がないので品数の少ないAコースにしたつもりが
結局鳴海シェフのお勧めを伺って、全然違う構成に。ありがとうございます。
結構な量になりましたが、すべてお腹に気持ちよく収まりました(笑)。
休業明けでシェフは「肉ちゃんと焼けるかな、魚ちゃんと焼けるかな」
なんて冗談をおっしゃってましたが、どのお皿もばっちり決まって大変美味。
それにオーナーが合わせるワインも魂がこもって最高。
最後のデザートまでしっかり作り込んであって食べ応えもあり
ソムリエ、シェフ、パティシエが三位一体で本当に素晴らしいお店だと私も思います。
※肝心のお料理とお酒のコメントは写真のほうに記載させていただいております※
ちなみに佐々木オーナーは休業中にダルバート(ネパールの定食)にはまっていたそうなので
東新宿のサンサールをお勧めさせていただきました。