レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
2位
1回
2008/12訪問 2012/10/03
2007年10月オープンのお店です。
最寄駅はみなとみらい線の元町・中華街駅。
格好がカジュアル過ぎてもダメですけど、
キメ過ぎると逆に浮いちゃうような気軽なリストランテです。
とても満足しました。
入店から会計まで2時間10分。
サーブしてくれた藤巻マネージャーやお若い役者志望のイケメンな方、
更にはシェフまでとってもフレンドリーに丁寧で感じが良くて、
料理が全て美味しいのも勿論のこと、
とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。
さてここからが2008年12月のコースの内容です。
■Inizio
フレンチで言うアミューズ・ブーシュですね。
口を喜ばせ、これからの料理への期待感を高める、と。
イニーチオとは「始まりはきっかけ」という意味だそうですが、
A5ランクの山形牛のサーロインのソテーの中には北海道産メークインのペースト。
白トリュフの香りを添えて串焼きに。
いきなり美味いですね。
ひたすら柔らかな牛肉。
粘度の低いトロ~っとしたポテト。
ペッパーがキュっと味を引き締めてくれます。
■Piatto freddo
フォアグラのクレームブリュレとバルサミコ酢でさっと茹でた苺です。
プリンの上のキャラメルには三温糖を使っているそう。
丁寧に裏漉しされたフォアグラを利用したプリンは薄い塩味で、
ふつーのサラ~っと溶けてなくなるプリンとは一味違い、ちょっと癖のあるねっとり感。美味しい。
苺は酸味薄く、グチョっとなる寸前の絶妙の茹で加減で、自然な甘みが出ていて美味いです。
■Vapole
熱々の美味い塩スープです。
具はイシガレイ、明石の蛸、蛤の蒸し物。
少しのヌメリが逆にいい塩梅のぷりっぷりのタコに
しっとりとしていて癖のないハマグリとカレイ。
お店の雰囲気とも相俟って黄金色のスープは磯の香りまで上品に感じられます。
上に散らされているものはイタリアンパセリだそうですが、
所謂パセリと違い、香りが弱くて、スープの風味をまるで邪魔しません。
■パン
この辺りからパンをサーブしてくれます。
直径4センチのちっちゃくて円らなかわいいパンなんですが、
ソフト/ハードの別で言えば断然ソフト。
この焼きたてで温かなパンがまたうまいのです。
軽くて甘みがあってちょっとねっちりとしている。
ランチタイムに提供されるフォカッチャには塩味がついているそうですが、
このパンには料理の邪魔をしないように味付けはされていないそう。
ですので小麦粉の味がストレートにします。
おかわり自由。「ストップがかかるまで幾らでもお持ちしますよぉ」と。
■Pasta lunghi
さてパスタ一皿目は「キタッラ 鮟鱇のラグー」。
キタッラとはイタリア語でギターの意。
ギターの弦のような機械で製麺されたものです。
アンコウをサフランで煮たものをソースに上には
アンチョビ、パン粉、オリーブオイル、松の実、乾しぶどう、揚げたオレンジの皮。
パッと見ぼやけ気味の味かと思いきや、全然。
時折感じられる松の実のクルミっぽい風味とオレンジの清涼味がグッと味を引き締めてくれます。
この味の緩急が楽しい!
最後に出てこられた樋口シェフが「そこが正に狙いでして(^^)」と笑顔で応えてくれたように、
ここサローネではいろんな相反するような味が幾つも一皿の上に盛り付けられるのです。
なのに変に混じり合わず、それぞれはすくっと一人立ちしては主張をしているのですけど、
全体としてはきちんと調和がとれている。
この日も二人のシェフは厨房で真面目にケンカしていたそうですが(笑)、
その譲り合うことのないぶつかり合いが巧い具合にお皿の上にも表現されているのでしょうね。
麺は、ソースの絡みを良くする為なのか、やわらかめの茹で上がり。
■Cucchiaio
クッキアイオとはスプーンのこと。
チンタセネーゼという伊トスカーナ地方で育てられている豚の赤身と脂身です。
赤身は1.5時間ほど低温ローストされたものだそうですが、
上から、リンゴのモスタルダの香味、肉の旨み、マグロのからすみの苦味、脂身の甘み。
この味の四重乃至は五重構造が、それぞれは混じり合わずくっきりと主張していて、面白い。
勧められた通り一口で戴きます。美味いですねえ。
■Ravioli
ラヴィオリとは見た目はワンタン風ながらワンタンよりもずっと硬度の高いパスタのこと。
このノッタリとした(?)ソースは鳩の骨髄で採られたものだそうですが、
甘み、クッキーの苦味、アーモンドの香ばしさ、ソースのとろみ等等いろんな味が楽しめます。
■Insalata di carne
「蝦夷鹿 イチボのインサラータ」です。
当時楽しみにしていた赤身肉の低温ローストに出遭え、気分が上がる。
ローストされた胡桃の香味以外は、
りんご、洋梨、フランボワーズ、マスタードソースと酸味で統一されているのですが、
極薄味でして、ここはお肉そのものを味わえます。
■Carne
いのしし肉を使ったインヴォルティーノ。
インヴォルティーノとは巻くの意だそうで、中には栗のペーストと羊のチーズが入っています。
ソースはカカオ、赤ワイン、プルーン、ヴィネガー。
野菜はビエトワというイタリアのものと群馬産のカブ。
赤ワインの苦味とプルーン甘味。ソースの味が対照的で面白いです。
歯応えの良い猪肉はレアながら火入れはしっかり。一所だけ筋張っていました。
野菜がまた瑞瑞しくて美味かった。
■Dolce o Formaggio
ドルチェかチーズを選びます。
注文を受けてから焼き上げるそうで、出てくるまで10分ほど。
中はトロ~っとしたチョコレートの焼き菓子なんですが、僕的にジャストな甘味+ビター味でうまい。
周りをグルっと囲むは柑橘系。
セミフレットの鮮度感抜群のふわっふわの甘さ、ゼリーの強烈な酸味、キンカンの甘酸味。
これらがまた焼き菓子に合います。
■小菓子
手前から2つ目、メレンゲの焼き菓子が特に良かったかな。
■Caffe o Te
エスプレッソマキアートを頼んでみました。
パッと見お尻に見えたけど、ハートのデザインなのでしょうね。
苦味以外にも何かの旨みが出ていて美味しい。
その後都内にも系列店が出来たりして、
舌の肥えたひとの間では“評判ほどのこともない”とも評価されるサローネですが、
総額11500円ぽっちで素晴らしいサーヴィスと緩急と驚きのある美味しいお料理をいただけたことは
とても満足の行くものでした。
3位
1回
2009/04訪問 2012/03/22
ある有名蕎麦好きさんに「ぜひぜひ!」とおすすめされ訪問しました。
食べ歩きの先輩を誘って二人で予約を入れたら、
立派な無垢材だったかな、カウンター席に通される。
カッコ良すぎてカッコ悪くなっているお店ってあるように思いますが、
「大川や」のインテリアは程好い。
お得な3800円の「おまかせコース」も気になるも今回はアラカルトで。
・身欠きにしん 850円
しっとりと美味しい。
・鴨蕎麦がき 1200円
裏メニューです。
鴨南蛮(鴨肉+葱)入り。
レアな火入れで歯応えのとてもよい鴨肉も
しっかりと掻かれた蕎麦掻も綺麗に引かれた出汁も全部旨い。
この夜、一番気に入りました。「大七」の熱燗にも合う。
・地どり塩焼き 1300円
噛み切るのに一苦労する飼育期間の長すぎる地鶏ってありますが、
こちらのは歯応えの良さと歯切れの良さを両立させた地鶏です。
ぷっくりと膨らんだそれは美味しい。
・焼きたけのこ 1000円
連れさんがこの春未だ食べたことがないということで注文。
エグ味も嫌な筍臭もなく、とても柔らか。
・穴子揚げおろし 800円?
江戸前の穴子で特別に作って貰う。
さっくりと揚がった穴子がみぞれ入りの旨い出汁汁に入っています。
揚げ物+出汁の組合せは旨いことを再確認させてくれた逸品。
きのこ入り。この日のNo.2お気に入り。
・稚鮎のばら揚げ 800円
サクサクっと揚がったものは薄っすらと塩味。
ハラワタの苦味薄く、食べ易い。
ちょっとした珍味ですね。
・粗挽き 600円
楽しみにしていた生粉打ち(十割蕎麦)。
枚数限定ながら予約しておけばお取り置きしてくれます。
星入りの細切りはザラ付を伴った野趣溢れるもの。
喉越しを楽しむ、というよりは、しっかりと噛締めて頂きました。
期待通りの美味しさ。
合せる辛口の汁が塩分濃度低めなのは、
蕎麦の風味を感じられ易いようにとの配慮なのかも知れません。
・揚げもちおろし 900円
温蕎麦は汁も蕎麦も格別感はなく。
蕎麦は勿論のこと、お料理が美味しい蕎麦屋っていいですね。
飽きることなく3時間の滞在を楽しめました。
【日本酒メニュー】
枡酒 本醸造 600円
大七 純米 700円
田酒 特別純米 900円
福祝 純米大吟醸 1200円
梅酒 600円
宗玄 特別純米 800円
作 特別純米 1000円
醸し人九平次 別誂純米大吟醸 1300円
「大川や」については夢八さんの連載(http://diamond.jp/series/soba/10002/)が詳しいです。
4位
1回
2008/12訪問 2012/03/22
2008年12月13日の夜に訪れました。
総額11000円のコースをチューズ。これより安いコース
だとお野菜ばかりになるそうです。
濃厚な味わいのする鱈の白子搭載の茶碗蒸しを皮切りに
丹波の黒豆の寒天寄せまで全9品、細かくサシが入っていて
見るからに美しい、3日間氷〆にされた鰤のお造りも
才色兼備なお料理で印象的でしたが、
特に気に入ったのは特別に供された
御主人の自信作・白皮(甘鯛)の焼き物。うまい!
1週間寝かせられたそれは臭みなくジューシーなんですが、
かといって程好く締まった身は水気過多なことがなく、
火入れがとても上手だと思いました。
全体に素材の持ち味を殺さずのお魚料理がおいしかったです。
接客は丁寧で愛想がいいですし、椅子もテーブルも
でかい、居心地のいい空間。
なお2人以上で予約をすればランチ営業もしてくれます。
5位
1回
2009/11訪問 2012/03/22
らーめん、就中トンコツらーめん好きなら外せないお店ですね。
コストパフォーマンスが非常にいいことでも知られます。
低加水でスープの持ち上げのよい自家製麺。
10時間かけとるスープはサラサラとした旨味たっぷりのもの。
仕上げにスライスチーズを搭載。
特製の揚げニンニク油が効いていて、滅法旨いです。
今回特に良かったのは豚のロース肉を使ったチャーシュー。
薄っすらとピンク色がかったそれはしっとり具合が絶妙でした。
大石さんは前職時代、渋谷のマンションでスープ作りに没頭。
2年の歳月を費やし、遂にスープが完成。
「よ~し!これは皆んなに食わしたろ~!」と
八王子に店を構えたのが1984年。
ちょっとでも気を抜くとすぐに味は落ちるので、
味を守っていくことほど大変なことはない、とも。
大石さんの夢が叶うといいな、と思います。
どなたか写真をアップしてくれていますが、
「熊本ラーメン」1本だったところ、
「ちゃんぽん」 700円
「海鮮トンコツR7くまもと」 700円
も発売されました。
6位
1回
2008/12訪問 2012/03/22
「蕎麦屋で憩う」というのを一度やってみたくて出かけました。
蕎麦屋と言うのは思うに、カフェ同様、総合力ですからね、
ただ料理が美味しければいいかと言えば違って、
あしらいやしつらえまで含めて
そこにゆったりと居心地の好い空間が広がっていなければいけない。
ここ「無庵」は照明落としめの店内もダークブラウンの机も
店の娘さんセレクトのジャズレコードの穏やかな音色も接客も好い。
お料理もいいですよ。
日本酒が欲しくなる「やきみそ」、
綺麗に透き通った味わいの「鰊(にしん)の旨煮」、
大地の味わいな「野菜の炊き合せ」、
綺麗色をした歯応えの好い「あい鴨のロースト」、
サックリと揚がった「天ぷら」、
そして〆のちょっとざら付のある喉越しのとてもよい細切り。
酒をちびりながらゆるゆると流れる昼下がりの1時間半。
贅沢な時間を過ごせました。
一度「無山人の蕎麦遊膳」コース(10500円)を堪能してみたいです。
今度は今年に入り始めたという玄蕎麦の挽きぐるみで。
7位
1回
2009/07訪問 2012/03/22
白レバー(鶏の脂肪肝)じゃないですよ、フォアグラの食える焼き鳥屋さんです。
キマグルメさんのお勧めに従い訪問してみました。
焼き鳥屋にしてはだいぶカネがかかりましたけど、満足度は高い。
というのは、ご主人は「それしかやることがないんで」と謙遜なさるけど、
物によっては絶妙と思えるほどに、火入れが上手。
やわらかな「はつ」に、軽く塩を振られただけのトロトロの「フォアグラ焼」、
牛ロースの荒挽きを繋ぎなしに固めた「串焼ユッケ」、
サクサクっと歯切れのよいタン元「牛たん焼」を特に気に入りました。
一度平日の開店時間に伺ってみたら、カウンターに12席のみのお店は予約で一杯で
断られたので、予約してから行かれるのかいいかも知れませんね。
酒代を入れて3千円分くらいササっと食べてからお店を後にするお客さんもいました。
8位
1回
2009/09訪問 2012/03/22
相模原でうどんの評判店でパッと思いつくのが
「麺工房 笑門」、「うどん屋 金敷」とこちら「うどん彩蔵」、
中でも「うどん彩蔵」は女性におすすめじゃなかろうかと思います。
というのはですね、
一番人気「彩蔵ランチ」は少量多皿の目にも嬉しい彩り豊かなメニュー。
1日20食限定。
讃岐から取り寄せる、腰が強いというのとは別個の、
伸びやかで喉越しの良いうどんに合わせるつけ汁は2種類。
胡麻ダレはレシピを何度も作り直した店主の自信作、
醤油ダレにはワインを隠し味に使っているそうで、
これがまた旨い。
捨て皿はなく、お盆の上の隅々まで美味しいです。
20種類以上の食材がお盆の上に載るようになっており、
7種類の食材でとる白出汁を合わせれば
1食で30種類ほど摂れる計算になるとのお話でした。
味が良いのは勿論のこと、お料理にお得感を求める
ランチ好きな方にはおすすめです。
9位
1回
2009/11訪問 2012/03/22
2004年4月27日に「らーめん風と花」としてオープン。
相模原や町田で評判らーめん店は数あれど、
レギュラーメニューまで含めてここまで次々と変えていくところは他にはないです。
追いついて行かれない(笑)と言うラヲタさんもいらっしゃいますが、
それでもやはり旨いので、追いかけたくなります。
2009年6月2日に「潮中華KAZE」として再オープン。
人気だった「豚麺」がご主人の求める方向とはだいぶ違っちゃったのが改名の理由。
「豚麺」はその時やめ、結果、客足はガクンっと減りました。
でも、その後もラヲタさんの間では評判がよく、
店主の思うようならーめんが出来上がったのか、
11月17日には「封印解除」(byすけさぶろうさん)され(笑)、
「鶏郎」なる野菜盛り沢山のらーめんが発売になるようです。
10位
1回
2009/09訪問 2009/11/22
仲見世商店街のメインストリートより1本西寄りの小路を入った先にあるのは
カレー好きの間ではとっても有名らしい「リッチなカレーの店 アサノ」。
個人的には「ムッシュ・ヨースケ」のカツカレーの方が上等だと思いましたが、
それでも町田周辺では訪問マストのお店ではなかろうか、と。
スープカレーと聞いての訪問でしたが、そうではなく、
僅かに玉葱のとろみの感じられるサラサラのカレーは
ここでしか食べられないアサノオリジナル。
僕にはカルダモンしか分かりませんでしたが、
幾種類ものスパイスが重層的に効かされており、
薄っぺらさはなく、かっちりとコク旨になっています。
スパイスの辛味で身体がじわじわと温められ、食後感は爽快。
とんカツはさっくりと軽快に揚がったもので、
カレーやご飯との食べ合わせを考えると、
この薄さが良いのだと思いました。
訪問したのは2008年12月15日。
この月は15万円だけ用意して、10日間ぶっ続けでいいレストランめぐりをしました。
「SALONE 2007」も素晴らしかったですけど、
僅差でここ「ラ・バリック トウキョウ」に一票を投じたい。
というのは、お料理もCPもホスピタリティも良かったのは両店に共通ながら、
お金持ちの隠れ家に招かれたようなこの容れ物をとても気に入りました。
うめえ!!という料理はないのですよ。
ただ、コースとしての纏まりが非常に良くてとても気に入っているレストランです。
以下、簡単にメニュー紹介。
6500円ぽっきりの「シェフのおまかせのコース」でお願いしました。
・グリッシーニ
個人的にはサクサクと軽快な歯触りのが好きですが、こちらではハードなタイプ。
最初からテーブルにセットされています。
・自家製の小さなパン
3センチくらいのちっちゃなちっちゃなパン。
間にはキャベツの酢漬けと自家製のロースハム。
市販のロールパンのずっと上等な味わい。甘みがあります。
・スライスパン
軽くトースト。幾つでも好きなだけ。
・穴子のフリット
パン粉と4年物のパルミジャーノ・レッジャーノを塗して揚げたもの。
下にみえるはトランペット茸を練りこんだニョッキです。
しっかりめに揚げられたフリットとくちょっとした味わいのニョッキとの味のコントラスト。
・北海道のホタテ
張りのあるグリルホタテも白人参ソースも旨い。
搭載物は黒トリュフ。
・松葉蟹のタリオリーニ
全卵を練りこんだもっちりとしたたまご麺です。
ソースは松葉蟹を蒸しソテーしたものに蟹の出汁を合わせて。
磯の香り。
・イカ墨のリゾット
ピエモンテ産の大きな粒の米。
イカ墨のざらついた舌触りに芯を残したリゾット。
魚介より甲殻類の香りが立ち、トマトを隠し味に。
ゲソを含ませ食感にアクセントをつけてあります。
上にはイカと生ウニ。明礬漬けのものなんて使いません。
・和牛のランプ肉の低温ロースト
1時間ほどローストされたそれは、
仄温かいよりももう一寸温かい。
歯応えの良さと柔らかさを両立させた赤身のお肉には
赤ワインソースがよく合う。
この日ドルチェと共に最も気に入った一品。
・紅玉のスープ
低温ソテーした林檎をピュレにし、そこに少量のミルクを加える。
シナモンのジェラートの上には林檎チップ。
自然な甘みの美味しいスープです。
アイスのシナモン香が程好くて、聞けばスティックを煮出しているそう。
苦味がクリアに立つエスプレッソにメレンゲ他小菓子5種もついて〆て6500円。
サービスも良かったし、坂田さんのお料理の説明は完璧、
仄かに温もりの感じられる空間といい、CPの高さといい、何もが落ち度なく、
その後とっても人気が出たのも肯けるレストランでした。