岡崎宏一郎さんのマイ★ベストレストラン 2017

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それなり以上美味しいお店だけ紹介して行きます。

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マイ★ベストレストラン

レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!

コメント

今年は地元マチサガ(町田市と相模原市)を主に食べ歩きました。
数えてはいませんが、200軒くらいでしょうか。
懐事情との兼ね合いから居酒屋には殆ど行けていませんが、
参考になったのなら幸いです。

マイ★ベストレストラン

1位

アレグロ コン ブリオ (町田 / イタリアン)

3回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.6
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 4.2
    • | CP 3.6
    • | 酒・ドリンク 3.7 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥6,000~¥7,999 ¥3,000~¥3,999

2019/07訪問 2019/07/14

セコンドも然ることながら

僕の中ではプリモのお店とインプットされましたよ、昨夜。

こんにちは。
あなたに忖度、岡崎です(^^)。

今回はアレグロコンブリオのアラカルトを楽しむ会をしました。
5人以上ならコースになっちゃうので、4人で。
お会計は1人当たり3,4杯のワインを飲み、
お料理と合わせて7400円/人ほどで済みました。
コペルト=席料は300円/人。

会への参加者に特に好評だったのは、リゾット。
現在ある「夏のお料理」でリゾットは2種類。

・枝豆と帆立のリゾット 1600円(税別)
・赤海老とブロッコリー、ピスタチオのペーストのリゾット 1500円(税別)

で、今回は後者を選択。

これがとても旨いのですよ。
強い濃密な旨味があったのは、
海老の味噌も入っていたのかも知れませんが、
芯を程好く残したライスと
濃厚な味わいがヒットでした!

個人的に次点で
・鰯(いわし)とトマト、甘長唐辛子のスパゲッティ 1700円(税別)
ナイデンテと真逆にアルデンテに茹でられた
程好い歯応えのロングパスタと
多すぎない分程好く香る鰯の風味。
塩だけじゃない、味付けにふくよかな膨らみがあり、
旨味の余韻は長め、これも旨かったですねえ。

夜営業の開始の18時はお客が多ければなかなか
お料理が出て来なかったりすることもあるようで、
すぐにお酒のおつまみが出て来るようにと、
予めお願いしといたのは前菜の盛り合せ(税別1500円)。

この日は、
・白レバーのペーストをパンに載せて トリュフオイル
・水茄子やゴーヤ、夏野菜、鶏ささみのサラダ
・フルーツトマトとモッツァレラチーズのカプレーゼ
・青野菜とマグロのツナのサラダ オレガノ風味
の4品が少しずつ。

個人的には2種類のサラダの何かハーブを効かせた
爽やかな味わいの中の、やっぱり単調ではない、
その意味でふくよかな味を楽しめたし、
プロセッコという乾杯スパークリングにも合いましたよ。

プリモピアット、セコンドピアットというのは、
それぞれひと皿目、ふた皿目という意味だと
最近知りましたが、セコンドなお肉やお魚も然ることながら、
こちらアレグロコンブリオではプリモな
パスタやリゾットで真価が発揮されるのかも知れません。
或る参加者は、前菜の盛り合せ(日により1000円から1500円)
とリゾットだけでワインを楽しんでみたいと
言っていたように、プリモばっかりを攻めてみるのも
アリかも知れませんね。

選べるグラスワインは、
物によっては加算されることもあるけど、
3杯以上頂けば、だいたい1杯当たり700円(夜は税別)の
明朗会計ですね。

ラストオーダーは夜の10時か11時ながら、
9時にはお客さんがもう捌けていたので、
僕らの帰りにはもうお店を閉めていました!
18席がほぼ満席だったので、
そんな日には早じまいをすることもあるそう(^^)。

※食べログポイント3.57。
町田ランチ会!
今回は、ってランチ会は初めてでしたが、
選択肢を3つお示しし、アレグロコンブリオ
が選ばれました‼
土日祝だけランチに出来、税込3200円の
プリフィックスなコース。
もしワインも頼んだら1杯当たり700円くらい。

帰り際、シェフにお聞きしたら、
イタリアに料理修業に
行ったわけではないそうで。
アロマフレスカの原田シェフの
自伝的新書の内容を思い出しました。
少年時代に野山を駆け回っていた原田氏も
イタリアでの料理修業はないのですよね。
イタリアンと言えば、もう日本みたいで。
僕個人の考えでは、外国に住むことは自文化
即ち自分の良い部分/いまいちな部分
を相対化出来る契機に恵まれる
大事な機会ではあるにせよ。

アレグロコンブリオは町田No.1
イタリアンと言う方もいるように、
店内の設え、オーナーソムリエの接客、
そして、お料理の味と見栄え、
どれを取っても個人的には申し分のないお店で、
今回はお若い女性ふたりと御一緒させて頂きましたが、
おふたりともだいぶ楽しみに
しておられた模様(^_^)笑。

3皿+ドルチェ&カッフェ。
どれも良かったけど、個人的には
プリモのパスタとリゾットに
特に気分を上げてもらえました!
お皿がひとつずつ違うのも良かったみたい。

AntiPasto Misto
アンティは前という接頭辞でミストはmixらしく。
前菜の盛合せですね。

写真で言えば、手前から時計回りに、
・バジル、フルーツトマト、水牛モッツァレラのカプレーゼ
水牛モッツァレラのコクとバジルのアクセント。

・鯖の燻製とポテトサラダ
鯖の少しの臭みとさっぱりとしたポテサラ。

・鰹と新玉葱とブラッドオレンジ
さっぱりとしたドレッシングで和えてあり、
何か一仕事加えられた鰹の刺身も良い。

・イタリアの生ハム
しっとりとしていて、旨味がギュっと凝縮。

・春野菜と自家製ツナ
スナップエンドウ、きぬさや、
ブロッコリーの茹で加減は、
割と歯応えの良さも残したもので、
とても良い。
そこにツナの旨味とふきのとう
の好ましい苦味のアクセント。

前菜からして、手抜きなしにどれも美味しい♪

Primo Piatto
ひと皿目という意味のプリモピアット。
4つの選択肢の中からひとつずつ3種類を頼み、
少しずつ味見させて頂いた。

どれも美味しくて、気分が上がった‼

リングイネ生姜のクリームソースは、
信州サーモンとクリームソース
のコクを生姜が軽やかに。
米の芯が僅かに残されたリゾットも、
蕗の薹の軽い苦味がアクセント。

特に気分が上がったのが、
僕が頼んだ鴨肉のラグータリアテッレ‼
幅広パスタのかための茹で加減。
4つに切られた小さな芽キャベツ
はやはり歯応えの良さを
残したもので、食感のアクセントとして良いし、
鴨肉のラグーも旨味が深いし、
とにかく、お料理として完成されていた!

Second Piatto
ふた皿目という意味のセコンドピアット。
所謂メインのお料理で、ピンクの豚、
鴨肉独特の風味のロースト、
焦がしバターの風味が立つ真鯛のポアレ。
それぞれに良かったですし、
長くなったので、寸評は端折りますが、
今回のアレグロコンブリオは
ひと皿目のプリモで魅せてくれました!
セコンドに関して個人的には、
「和牛シンシンの炭火焼
西洋ワサビのバニエットを添えて」
が一番の当たり料理だったのかも?

後はドルチェ&カッフェで〆。

お料理それぞれはそんなに量はないので、
強いお得感まではないものの、
味と見た目を始め、諸々を勘案したのなら、
ランチとしては楽しめましたよ。
お酒を1杯つけたら、支払いは
ひとり4000円くらいでした。
食べログレビュアーさん5人でお食事会を催しました。
デザートまで入れてお料理6皿とワイン4杯で支払いはひとり7494円(税込)。
今回はアラカルトではなく、季節のおまかせコース4100円(税別)に
1杯当たり700円(税別)でお料理ごとにワインを合わせてもらいました。
4,5本ずつ持ってきてくれ、その中から選ぶのですけどね!

梁を見せた古民家の2階という広くはない空間は、コンパクトに纏まっていて、
高過ぎない天井が、空間への自分のフィット感を生み、心地好い。

にこやかなオーナーソムリエ・森下氏は良く気付くし、
お料理とワインの説明が、僕と違い淀みなく、滑らかで、
聴いていて尚のこと心地好い。

フレンチとイタリアンの違いは良くわからないけど、
素材重視に野菜を多用したお料理は、野菜と野菜以外のバランスが良くて、
所謂身体への罪悪感も物足りなさもなく、全てが美味しかったです。

ワイン4杯まで入れて8000円行かなかったのは食後のお値頃感に繋がったし、
何も落ち度はなく、町田No.1イタリアンとの呼び声があることにも首肯出来ました。

参加して下さった皆さま、森下さん、シェフ、有難うございました(^-^)。

  • 赤海老とブロッコリー、ピスタチオのペーストのリゾット 1500円(税別) 写真は4人分お取り分け後。
  • カラフルな前菜。燻製カジキ、サバ、水牛モッツァレラと2種類のミニトマトのカプレーゼ、余り熟成させていないしっとり生ハム、夏野菜のサラダはズッキーニ、からし菜、オクラ他。自家製の無塩パンはむっちり。
  • こんなテーブルが用意されていました。

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2位

atri (町田 / イタリアン)

3回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.3
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.9
    • | CP 3.6
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク 3.8 ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 ¥1,000~¥1,999

2020/04訪問 2020/04/17

こんなにレベルの高いお弁当は初めてかも!

いやぁ、楽しめたatriのお弁当。
僕はアレグロコンブリオの森下氏のFacebookへの
4月14日の投稿↓でカレー弁当を始めたことを知った。
https://www.facebook.com/allegroconbrio.jp
因みにアレグロでは1人前1250円(税込)の前菜9種盛
他テイクアウトも出来ます。

予め電話で注文し、時間に余裕を見て、13:30に
行ける旨お伝えしたら、その時間に今日2回目?の
ご飯が炊き上がるとのことでした。
時間ぴったりに行けば、直ぐお会計、直ぐ受け取り。
普段はフロア担当の男性もいらして、
「いつもありがとうございます!」と。

【名古屋コーチンのブイヨンと赤ワインで作った牛ほほカレー弁当】
お値段は1400円(税込)。
ライスを大盛(無料)にしてもらっても、
体感では0.8合ほど。パンも選べる。

えぇ~!お弁当が1400円もするのぉぉぉ?!
という方には選べる3種+1種のお惣菜のレベルが、
流石はatri、レベルが高かったこと
をお知らせしときますね(^^)。
お惣菜はその場でも選べます。

とろとろの欧風カレーは、
クリアな赤ワインの香りと共に、
名古屋コーチンのお出汁は骨だけなのかな、
しっかりとしたお出汁感とシンプルながら
奥行のあるスパイス感で旨い。

牛ほほ肉は5個入っていました。

そして、お楽しみのお惣菜。
電話では鴨肉の八丁味噌焼き(+ごぼう)だけお願いし、
後はおまかせにしたのですが、
イカスミのアランチーノ(ライスコロッケ)に
何か麦みたいなのが敷かれたものと
柔らかな自家製がんもどきでした!
他にはイバラガニ入り玉子豆腐という
ふわとろのお豆富とセロリのお漬物。

今日あった中からは、コッパロマーナ(豚肉のテリーヌ)
も気になりました。

実際に食べてみて、受けた印象としましては、
和伊折衷というよりは和寄りで、
全部旨いのだけど、特にお豆富系。

割と儚げな口どけの玉子豆富と蟹身。
それから、やはり柔らかで、
人参、昆布、そしてふわっと生姜&柚子が
香った自家製がんもどき。

他に適度な歯応えの鴨肉5切れ、
烏賊墨の風味が強めのライスコロッケも〇まる!
炊き立ての粒立ちご飯も良いし、
カレーソースのコクは強いし、
お弁当が1400円なのも特に高かった感じはないし、
かなり良いお弁当を食べさせてもらった感が強い。

イートインは出来ず、
カレー弁当のテイクアウトのみの営業は、
4月14日から5月6日までの予定ながら、
新型コロナの感染拡大或いは縮小の状況によるわけで、
実際にどうなるかはわかりません。

【その間の営業時間と定休日】
11:30~14:00, 16:30~19:00
電話で予めお願いしておけば、
中休みの間の受け取りは可能。
定休日は月、3,5日+不定休。
メニューはお惣菜を選べるカレー弁当のみ。
1.アミューズ(仏語なら)
2.アンティパスト(前菜1)
3.アンティパスト(前菜2)
4.プリモピアット(パスタ)
5.セコンドピアット(メイン)
6.ドルチェ&カッフェ
7.自家製パンはおかわり自由
のおまかせランチBコースなら
2900円(税別)でした。
平日のみ1900円(税別)のランチAコースもあり。

今回は7人のランチ女子会の幹事を私が。
平日なこともあり、小さなお店の
広い方のスペースを結果的に貸切利用。
或いは、半個室以外には予約を取らないようにして
くれたのかも知れません。

参加者各位、みな楽しまれていたようですし、
私も楽しかったです。
途中に席替え。

1.アミューズブーシュ(口福)
・新玉葱のパンナコッタ
どうやって作るのか、新玉葱のプリンみたいなもの。
そこにイベリコ豚のチョリソーの薄切りを載せて。

・スモークサーモンクリームの小さなシュー。
小さな小さなシューには燻製の香りがお酒に合いそうな
サーモンの滑らかなクリーム。
個人的には結構ヒット。

続くお料理への期待感を高めてくれた点で、
アミューズブーシュの役割をしっかりと
果たしてくれたひと口前菜の次には、

2.アンティパスト(前菜1)
フランスの肉牛シャロレー牛のローストビーフ。
程好い歯応えと柔らかさの両立。

・葡萄を使ったヴィンコットソース
・パプリカのマリネ
・サマートリュフ
・モッツァレラチーズ
・和牛のコンソメジュレ
と色んな味を一度に楽しめ、
女子のみならず、
おじさん的にも嬉しいお料理。

3.アンティパスト(前菜2)
石川産中羽鰯(いわし)にリコッタチーズを詰めて。
周りに生ハムを巻いてソテーにしてあったみたい。
少しカリっと、でも程好く水気が
残され、この2つ目の前菜が
個人的にはこの日の一番のヒット。

強くなく鼻孔を擽る青魚の臭み。
さっぱりとしたキヌアのサラダと
食べ合わせてみれば、
旨かったですねえ。

緑のイタリアンパセリのソース、
薄いオレンジ色のオレンジのソースで
少しお絵描きされて、見栄えもするし、
リコッタチーズのコク、
黒オリーブを刻んだ
タプナードソースの控えめな塩気。

何もが完成されたひと皿に思えました。
シェフはフィレンチェで1年料理修業したそう。

4.プリモピアット(ひと皿目の意)
パスタは自家製手打ちタリアテッレ。
幅広のタリアテッレはかなりの硬めの茹で上がり。
赤海老、帆立、ズッキーニを彩り良く。
味付けはさっぱりと、今度は素材重視な風。

5.セコンドピアット(ふた皿目の意)
メインのお肉は、8人も居て、塊で焼いて
くれたからでしょうか、
3種類も出て来ました。

・ブルゴーニュ産鴨の胸肉のロースト
・上州牛のランプ肉
・上州牛のカイノミ

どれも程好い弾力を楽しむものでしたが、
ランプのちょっとだけカリっと表面を焦がした
食感のアクセント、カイノミの旨味の強さ、
噛みしめる度に口内に広がる鴨の風味、
それぞれに楽しめました。

スーっと切れるランギオールのナイフ。
風味付け程度に八丁味噌、そして蜂蜜で
マリネしてからローストしてあったみたい。

6.ドルチェ&カッフェ
MERIさんに聞いていたみたいに、
ラストのデザートまでレベルは高い。

・ココナッツブランマンジェ
しっかりとココナッツミルク風味。
小さなサイコロカットのパイナップルを添えて。
上にはパイナップルを薄くスライスして、
ドライにしたもの。

・パイナップルのソルベ
酸味なく甘さは控えめで、これも良かったし、
デザートを纏める沖縄の黒糖とラム酒の
ソースも旨かった。

そして、苦味の効いたコーヒーで〆。
紅茶も選べました。

これまでのところ、こちらatriでは
以前はあった1000円のパスタランチ、
ディナーのアラカルト、そして、今回のランチ
2900円のおまかせだけの利用ですが、
自家製パンはおかわり自由で、中には3つも食べ、
お腹もしっかりと膨れた若者もいましたし、
美味しさ、接客、雰囲気、リーズナブルさ、
どれを取ってもなるほど評判通りのお店に思えました。
参加者各位、お越し頂き、有難うございました(^^)。

ランチも予めお願いしとけばOK
らしい夜の4000円(税別)の
コースだと更に楽しめるのかも!

※食べログポイントは現在3.58。

cf. 町田市役所の向かいのあおば
https://tabelog.com/tokyo/A1327/A132701/13234884/
の後に入ったせんべろ酒場卍屋の女性店主は、
返しやアドリブもお上手だそう。
定員が20人に満たない小さなお店は週末予約が取れないと
聞いておりましたが、本日土曜日の昼過ぎに電話をしてみたら
2人掛けが1卓だけ空いていて、すんなりと予約が出来ました。
マイレビュアーさん達、就中MERIさんがとても高い評価をしていたので、
ひとり楽しみに訪問。

chicなカフェバーみたいな店内、訪問は2回目ながら、
小さなお店の居心地は相変わらず〇まる。

■鴨肉の燻製 夏トリュフのサラダ 1300円(税別)
いきなり美味しかった!
自家燻製の鴨肉はハンガリー産、そう、冬のフロリダの
ホテルの屋外プールでいきなり水着になり
バタフライを始めたトマスの母国産。

なんて誰も知らないでしょうけど(^^)、
燻香は控えめで、皮面をカリカリに焼かれ
厚めに切られた鴨胸肉5切れは、
程好い弾力としっとり感を兼ね備え、
噛み締めるたびに旨味が溢れ出す。
白っぽいサマートリュフには然程癖はなく、
風味付けになっていました。

付け合わせは
オランダの白アスパラ
玉川学園の農場からの野菜
などと拘りを聞いても無理がなく、
こちらの肩が凝ることもない。
フランボワーズビネガーだというソースの酸味は薄く、
甘みは程好く、良かったですね。

■自家製パスタ "タリアテッレ" 蝦夷鹿のラグー 1600円(税別)
お肉料理2品目はシェフの知り合いの
猟師さんから送られて来た野生の蝦夷鹿の
お肉ゴロゴロのラグーパスタ。

2cm角のお肉は食感の良いアクセント。
和歌山の実山椒の粉もアクセントに加えられており、
そんな程好い痺れとゴツゴツとしたお肉の旨味、
そしてしっかりと硬めの茹で上がりで、もっちりとはしてない
平打ちの自家製生パスタと合っていたか、と。

■仔羊 骨付きロースのソテー 2500円(税別)
ちょっと高いかなあ、と思いつつ頼んでみたら、
あばら骨3本分の厚みのあるNZ産のお肉が3つも。
そしてセパレートされたあばら骨の周りのお肉も楽しめました。
付け合わせは、ブロッコリー、空豆、ズッキーニ、アスパラといった
夏野菜をブイヨンで煮たもの。

厚みのあるお肉なのに芯まで薄っすらと熱が通っていて、
ラギオールのナイフをスーっと入れると血が滴ることがない。
ラム肉香は控えめに、柔らかなラムチョップは塩胡椒が良い塩梅で、
肉汁で作ったソースが肉喰ってるぞ~!感を更に高めてくれました。
今夜1番のお気に入り料理。

今日はお肉な気分だったので、
敢えて肉料理ばかりにしてみましたが、
お肉感が過剰なことなく、最後まで楽しめたし、
お料理とワインのことをしっかりと説明なさる
美人給仕さんのにこやかな接客には心があったし、
美味しい小箱料理店好きの方は
行かれれば楽しまれることでしょうね。

びんぼー人は水で通しましたが、
イタリアものが多いらしいワインとの
所謂マリアージュが決まっちゃった日には
一瞬昇天しちゃうのかも知れません。

自家製パン(税別300円)抜きにでも、
それなりに食べる僕のお腹はぽっこり、心はにっこり。
美味しいのみならず、ボリュームがあるので、割高感は得ず。
お会計は3品で税込5832円。
コペルト=席料はありません。

  • 前菜2は石川の中羽イワシにリコッタチーズを詰めて生ハムを巻いてソテー。下にはキヌアのサラダ、上には黒オリーブを刻んだソースとディル。ソースはイタリアンパセリとオレンジ。
  • 仔羊 骨付きロースのソテー 2500円(税別)
  • 今だけのテイクアウト用お弁当。

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3位

貝ガラ屋 (淵野辺 / ラーメン、つけ麺)

6回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.6
    • | 雰囲気 3.5
    • | CP 4.0
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.3
    • | 雰囲気 3.4
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 ~¥999

2019/01訪問 2019/01/31

僕の中では過去のお店に。

※貝ガラ屋の味をまだ知らない方は
まだまだ楽しめるはず(^^)。

昨日、小田急相模原ので頂いた「牡蠣味噌ミルク麺」
との味の落差は大きかったし、
2014年2月にイプサとしてクラー軒の跡に
入ってから早5年近くが経ち、
原価率が高すぎるのか、お店の内外の
あちこちが老朽化したままだし、
店主には相変わらず覇気がなくて、
店内には生き生きとした感じや賑わいは皆無、
今日の貝ガラ屋の一杯は楽しめなかったです。

賛否がぱっくりと分かれたチョコ担々麺を世に問い、
パパパパパインの謂わば1.5号店だった
クラー軒の時代(2013.5.~)から、
淵野辺の駅は離れたこの場所は
らーめんファンにとってちょっとした
聖地だと考えていましたが、
もう僕の中では過去のお店になりました。

■濃厚牡蠣ソバ 780円(税込)
大盛=1.5玉=255gで。
麺はむちっとした切り刃16番ウェーブ。
動物系×乾物魚介系のお出汁も入っているはずですが、
前面に出て来るのはやっぱり牡蠣の風味。
前に営業時間前に並んでいる時に
発泡スチロールの箱が幾つも
持ち込まれていたことがあるので、
冷凍物ではなく生の牡蠣を使っているのかも??

それなりにどろっとしたスープからは
牡蠣の渋苦味のようなものも
以前同様に感じられ、
初めてだったらいざ知らず、
もう10回以上食べている身には
並の牡蠣らーめんに思えました。

僕自身、もう4年以上長旅に出ておらず、
内心クッタクタに疲れていますが、
それでも他者に接する時には
気持ちを入れて、それなりには
太い声で話すように心がけている。

暗くまではないけど、どうにも覇気のない
店主は、もしかしたらもうダラダラと
惰性で一世風靡した貝ガラ屋を
続けているだけなのかも知れないし、
もし、仮にそうだとして、
僕自身、興味がないことをやらされている時は
キツくて仕方がないので、
気持ちは判らなくもないのですが、
何だかお店の空気が澱んでいて、
今日はつまらなかったですね。

3000軒あるという相模原市内の
飲食店の中では食べログの総合点3.77と
ダントツながら、僕の中ではもう
終わったお店かも知れません。
このおじさんが書かずとも十分評判の出ている貝ガラ屋。
7ヶ月半ぶりに行ってみました。
2014年11月20日オープン。
前身のイプサで出していたまぜそばのうち
牡蠣のそれの評判が良かったので、
濃厚牡蠣つけ麺を看板メニューとして
リニュアルオープンしたんでしたね。
僕はその20日後くらいにつけ麺を食べ、
旨過ぎて失禁したひとりで、あれから3年半のうちに
中村麺三郎商店と麺屋歩夢も淵野辺にオープンし、
この3店が相模原市内らーめん店3強と個人的には考えています。
葵亭にはまだ行けておらず、相模大野のラーメン二郎に
チョー久しぶりに行く必要はあるけど。

■濃厚牡蠣ソバ+貝めしセット 970円(税込)
私的相模原市名物はふたつまでは決まっていて、
ひとつはやはり淵野辺にある上海ジミーの「牛汁」、
そしてこちら貝ガラ屋の「濃厚牡蠣つけ麺」。
でも、身体の調子を悪くしつつ、午後2時くらいまでは
頑張って作っているつけ麺は訪問時なかったので、濃厚牡蠣ソバに。

10回は食べていると思いますけど、色褪せない一杯。
菅野製麺所のぷりぷり中太麺は、誰か書いていたように、
些か凡庸なので、別の麺に替えてもいいのかも知れませんが、
牡蠣風味がぶわーっと来るスープが逸品。
鶏×豚やムール貝等貝出汁も入っているそうで、
まあまあとろみのある醤油だれなスープの
旨味の波状攻撃にやられ、旨くて唸る。

今日は少し贅沢をして、+300円で
チャーシュー増しにしたら、
硬く感じる手前の弾力のある低温調理のお肉は、
筋張っているところもなく、しっとり、
豚肉を食っている感が強くて、旨い。
もも肉なのか、脂身は殆ど見当たらず。
相模原市の銘柄豚である香福豚(こうふくとん)
を早い段階から使い始めたのでしたね。
因みに某評判らーめん店店主曰く、
香福豚は高過ぎて使えない、と。

ラストに残ったスープに貝めしを一気に入れ、
蓮華で軽くかき混ぜてから頂けば、これまた良い美味しさ。
ただ、味は全体に濃いので、可能ならば麺の方は味薄めで
作ってもらうと、薄味志向の方も楽しめるはず。

少なくとも神奈川・東京の食いしん坊氏
には一度は行ってみて欲しく。
らーめんのみならず、牡蠣料理との括りでも
個人的には一押しにしています。
いつまでもあると思うな、貝ガラ屋、でしょうか。

※平日午後2時訪問でも外待ち4人。
丁寧に作っているので、食べ終わるまで1時間ほどでした。
と昨夜お店のTwitterで告知があったので、
今日明日限定の「超牡蠣味噌ラーメン」を食べて来ましたよ。

+150円で大盛にしたら1000円ぴったり。
いやぁ、やり過ぎ感すらある牡蠣の風味が炸裂。
スープには、鶏×豚や乾物魚介系、
更にはムール貝、浅蜊他貝系も入っているそうですけど、
牡蠣がすごーい、パンチが効いているはずの
味噌だれすら隠し味に思えて来ます。
ドロドロ。

麺はいつもの16番ウェーブ。
かたさともっちり感の両立。

雨降りの土曜日の昼には、開店11:30の30分前に
人が並び始め、開店時間には10人ほど。
PP(ポールポジション)の方と楽しくお話させてもらえば、
30分は直ぐに過ぎましたが、
皆さん限定目当てだったようで、
昼の間に明日分まで合わせて限定だけでも70杯売ったそう。
よって明日の限定は20杯だけ。
正午前には売り切れるかな。
ただ、初回はレギュラーの「濃厚牡蠣ソバ」でも貝ガラ屋の味を十二分に堪能出来るか、と。

※現在食べログの点数が3.74で市内ではぶっちぎり。
※お店では現在、店長候補を募集しております。
cf.お店のTwitter
ただ、現店主のいろんな下積みの集大成として、
現在の牡蠣ソバや牡蠣つけ麺が出来上がったわけで、
レシピを教わるだけでこの味を出すのは
なかなか難しいのかも知れませんし、
だからこそ、人によっては遣り甲斐があるのでしょうね。
普段そんなにはリピートしない僕は
もう2桁回数は行っているでしょうか。
牡蠣&つけ麺好きの人なら
大抵は気に入るんじゃないかといった
牡蠣の風味満点の「濃厚牡蠣つけ麺」を
2年半ほど前に初めて食べた時には
美味し過ぎて唸りました。
かなり早い段階で貝ガラ屋の良さを見出した
うちのひとりは私です(  ̄▽ ̄)v笑。

■濃厚牡蠣ソバ 750円(税込)
麺は菅野製麺所の中太ウェーブで、170g。
もっちりまでは行かないむっちりとしたものですね。
スープには動物系も入っているようですが、
前面に出て来るのはやはり牡蠣で、何杯分なのか、
毎日7キロ以上を仕込むそう。

油が程良く浮き、少しとろみのあるスープ、
低温調理の弾力のある豚さん、貝割れ、糸唐辛子、
葱、長い柔らかメンマ、そして海苔。
言うことないですね。

相模原市の飲食店食べログランキングでは、
一時期中村麺三郎商店に抜かれたことはあるものの、
1位に返り咲き、依然ナンバーワン。
個人的にも相模原市内の飲食店では一押しにしています。
夜の居酒屋系のお店には殆ど行けていないのですけど!
相模原市界隈の食いしん坊さんには少なくとももうだいぶ認知はされているのでしょう。
長らく相模原市の食べログランキング1位ですし。
ただ、なかなか機会がなくてまだ食べていない方はまだまだいらっしゃるか、と。
そんなおふたりを連れ、夜に行ってみました!

出た感想だけを書いておきますと、
おひとりは美味くて「鳥肌が立った!」(笑)、
もうおひとりは「ヤバい!」以外に何かやはり面白いことを言っていたよーな?(^-^)

そんな賞賛の声を聴きながら、4回目でしょうか、
「濃厚牡蠣つけ麺」を頂けば、確かにヤバーいウマさ!(笑)
もっともっと広く食べてもらいたい相模原市の名品だと思いました(^-^)。

お店が「絶品」を謳う残ったつけ汁に節と貝香る炊き込みご飯を入れる「貝スープめし」も、
スープは冷たくなっちゃっていたけど、確かに美味い!

ご主人にお聞きしてみたら、毎日牡蠣の身を7~8キロ仕込むそうです。
【2016年12月14日訪問】
オープンして2年ちょい。
7,8回目かな、わたくしが一番リピートしているお店です。
昨日の夜営業より提供が始まった
「濃厚牡蠣味噌つけ麺」(900円)を食べに行ってみました。
+150円(学生は100円)で大盛にすると
麺の量は225グラム→350グラムになります。

流石にもうカンドー!もヤバい!もないですけど(笑)、
味噌1に対して重量で牡蠣1を溶かし込んだというたれを使い、
動物系や貝なのかな、に牡蠣でも採った出汁が注がれると
嫌いな方には臭くて仕方ないんじゃないかというくらいの
濃密な牡蠣の風味がして、これはぁ逸品ですね。

小麦の風味のするつるっとするも腰の強い中太麺を浸けると
味の濃いつけ汁は絡みまくり。
ああ、こういうのをドロ系と言うんだ、と勉強になる。
一瞬塩辛い味噌汁を飲んでいるように錯覚したように、味噌も良く効いています。

トッピングは何もが良くて、スープカレーで言えば
町田の「ポニピリカ」の海老スープみたく
人によっては臭っ!というくらいのオイスター風味がするので、
3.70点と現在食べログランキングで相模原No.1のこちらに
牡蠣×らーめん好きの方なら行かない手はないですよね。

依然30代であろう店主の手際は良くなっていて、
オープン当初からのお店のファンである僕は嬉しくなりました。
出てくるのが遅いと言う人もいるので。

【2016年8月7日訪問】
今年の1月半ば以来ですから、7ヶ月ぶりに行ってみました。
訳あって下着は穿かないまま(><)。

■濃厚牡蠣ソバ 750円(税込)
「事情により」貝だしラーメンは出していないそうですが、
そのようにしてからもう結構時間は経っているはずで、
牡蠣出汁メインのこの汁ありとつけ麺だけの提供で行くことにしたのかな。


この牡蠣らーめんは1月に2日間だけ
限定で出した時よりも牡蠣風味が強い印象でした。

トッピングはシンプルで、
相模原産だという香福豚の真空低温調理チャーシューが1枚
シャキシャキとした白髪葱ならぬ斜め切りの葱
かいわれ
糸唐辛子
長い穂先メンマ1本
板海苔。

癖なく、しっとりと仕上がった歯応えの良い豚チャーシューは
何か別のものにしてもいいようには思ったけど、
じゃあ何に替えれば良いのかわからないままに、
シンプルな一杯は素直に美味しかったです。
スープを啜ると牡蠣の風味が口の中に満たされるのだけど、
いつまでもはそこに残っていなくて、するすると行ける。

麺は中太の縮れた腰の強いもので、特注麺らしく、
さらさらとしたスープの持ち上げも良好で、
並盛で170グラムもあるそう。

因みに+150円(学生証を提示すれば100円)で大盛にすると300グラムになり、
2枚看板メニューのもうひとつ「濃厚牡蠣つけ麺」(800円)になると
225グラム→350グラムとのこと。
更に食べたい向きには220円の「貝めし」(大盛は420円)があります。

2014年11月20日オープンの20日後くらいに伺った時には
「濃厚牡蠣つけ麺」が旨過ぎてテンションは鰻上りでしたが、
訪問6回目となると流石にそんなに気持ちは上がって来ず(笑)、
でも完成された中にまだ伸び代の見て取れる美味しい一杯には相違ありません。
個人的には人気の上に胡坐をかかず、
そろそろまた違ったものをやってもらいたい気もしますが(笑)。

日曜の夜の7時台に伺えば、20代の若者で満席。
万人というよりは50歳くらいまでの方に人気なのかな。
「濃厚」を謳うもこってりとはしておらず、
さらさらとしたどこか上品なスープは女性の中にもファンは多そう。
なのに一点集中的でながら作業は出来ないように見受けられる
男性店主の接客は余りなっていないものの(^^)、
そこは男性脳の持ち主なんだろう、と許してあげて欲しいですね、
開店当初からのファンとしては。

※現在3.67点は相模原の食べログ飲食店ランキングでは1位で、
同じ淵野辺に今年の5月にオープンした「中村麺三郎商店」と首位争いをしています。
※駐車場は店頭に2台分?と前の道を渡った先に2台分。
そばのセブンイレブンには「貝ガラ屋」の名指しで駐車禁止の張り紙がありますよ。
※6杯のらーめんを同時に仕上げるというスゴ技を会得していました。

【2015年8月21日訪問】
一昨日より始まった「貝だしラーメン 貝ガラ屋」の
冷やし今夏第2弾は濃厚牡蠣スープと味噌ダレの融合。
第1弾を食べ損ねたこともあり、とても楽しみにしていました。

世間が路駐にうるさくなってから東京都心のらーめん行脚は余りしなくなりましたが、
ここ貝ガラ屋のレギュラーメニューである「濃厚カキつけ麺」は
500軒くらいなら行っている僕のらーめん人生の中では一押しの逸品でして、
今回の味噌味を美味しくするのは難しいぞ?と思いながらも、
丁寧にいろんなトッピングをして行く様をちょっと愛しい気持ちで見ていました。
出てくるまでが遅い!という方もいるので(笑)。

そして提供された綺麗な色合いの冷やしらーめんのスープをひと啜り。
いやいやいや!相変わらずハイクラスならーめんだし、
フレンチの心得もあるという若い店主のセンスの良さに脱帽。

僕にとって彼はらーめん界のプリンスです。

仕込んだスープを冷却・保冷する冷蔵庫の温度調整をしてあるようで、
そこまでは冷え冷えではない分、臭み皆無に牡蠣の風味が立つのですが、
ドロ~っとまでは行かずトロ~っとしたスープが秀逸。

第1弾同様に豆乳も入っているのか、甘みのあるスープは塩角が立つことなくひたすら円やかで、
つけ麺の温かいつけ汁程には牡蠣の風味は口の中に広がらないからこそ、
ガツガツ行かずに混みあう店内を横目に少しずつ大事にいただきましたが、
お休みの日にも研究を重ねたらしい味噌ダレと素晴らしく調和していて、
冷やし専用と思われる特注のつるつる細麺との相性も良くて、結構なお品。

仕上げに上質な青海苔、そしてライムオイルが回しかけられるのですが、
薄くて生姜風味の冷たいチャーシュー、小さなダイスカットの豆腐、刻み生姜と葱、
紫漬けの刻み胡瓜、ながーい柔らかメンマというトッピングもそれぞれ楽しめる。

隣りのラヲタさんらしき方は評判の貝めしを大盛(350円)で頼み、
最後にスープにドバっと入れて食べていました。

もしあなた様は牡蠣も冷やしらーめんもお好きなら、食べない手はありません。
最寄りの淵野辺駅からは徒歩では割と距離があるし、些か辺鄙な場所にあるものの、
こちらのスペシャリテである「濃厚カキつけ麺」は遠征の価値アリ。
限定らーめんに関してはTwitterをチェックしてみて下さい。

※駐車場は2か3台分しかないのに、今日平日の開店後にはお客さんでお店はいっぱいに。
皆さんはどこに車をとめているのか知らん(笑)。

※夏場はてっきり冷凍物使用かと思いきや、
千葉県産と書かれた発泡スチロールの箱が営業時間前に幾つも運び込まれていました。
生牡蠣他いろんな貝が入っていたのかな。

【2014年12月8日訪問】
日生(岡山)の人気B級グルメであるカキオコ(牡蠣入りお好み焼)の情報を調べていたら、
牡蠣を使ったお料理がやたら食べたくなり、行ってきました。

「貝だしラーメン」も良かったものの、お店一押しらしい「濃厚カキつけ麺」がやたら旨い。
前身の「イプサ」時代にはまだ発展途上の風でしたが、
こちらは低温調理のピンク色をしたチャーシューや
牡蠣の風味の閉じ込められた焼味噌まで含めて非の打ち所がない。

中太のもちもち麺はそのままでも小麦の香りがする美味しいもので、
とろみが強そうに見えて案外さらりとしている濃密なつけ汁の持ち上げも良く、
一口食べれば口の中に牡蠣の風味が充満。

豚や鶏、そして数種の貝も使われているそうですが、前面に出てくるのは牡蠣で、
周辺のつけ麺では、というほど周辺でもないけど、「虎空」の濃厚ニボつけ麺以来のヒット。
昆布出汁が注がれ、スープ割りにすると再度温かくなる分また牡蠣の風味が立ち、旨かったですね~。
そして〆にしっとりと炊かれた貝の炊き込みご飯を投入。

牡蠣もつけ麺もお好きな方はきっと気に入るはず。

  • 小椀の貝めしは220円(税込)
  • 冬の間は濃厚牡蠣ソバのみの提供。
  • 濃厚牡蠣ソバ 780円(税込) 大盛1.5玉=255gは+150円。トッピングは歯応えの良い豚ももチャーシュー2枚、柔らか穂先メンマ2,3本、刻み白葱、かいわれ、糸唐辛子。

もっと見る

4位

中村麺三郎商店 (淵野辺 / ラーメン)

19回

  • 夜の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.7
    • | CP 3.6
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 3.6
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999

2020/10訪問 2020/10/06

白湯担担麺。

今でもそうなのか、担担麺は基本
とろーっとした白湯スープで作り、
その濃厚スープがなくなると、
あっさりコク旨の清湯スープに
切り替わります。

暫く行っていないうちに、また少し値上げ。
中村氏は原材料費が「半端ないです!(笑)」、
それから原材料費を高くした方が
「絶対に美味しい!」とも言っていましたよ。
ホントらーめんはこだわれば
スープにお金がやたらかかりますからね。

あっさりな清湯スープの方だと思いますが、
名古屋コーチンの鶏ガラも使うように。
銘柄鶏という部分ではなく、
地鶏のガラが高いそう。
そいやあ、小田急相模原の欅の佐野氏も、
青森シャモロックはガラも、
ポーンと値段が跳ね上がる!と
言っていたよーな?!

中村麺三郎商店的担担麺。
相変らず旨かった。
980円也。

スープを注ぐところを見ていたら、
一昨日のらーめん尾又家程には茶系の
色は強くなく、その分、火加減を調整して
スープを炊いていることがわかりましたが、
それでも泡立つスープはとろーっとした
濃厚な味わい。

そんなスープが絡みまくりの自家製麺は
おかわり(替玉150円)をかためで
お願いしたら、パツパツ感が出て、
言うことなし。

辛味増し(+50円)の麻×辣のうち
マーを控えめにしてもらったら、
辣の辛味や麻の痺れも表立っては
感じられず、辛味より旨味が先に感じられる
チョーイイ旨辛テイストになり、満足。
※拙者、唐辛子系の辛さには強いです。

改めて聞いてみたら、麺の坊 砦には
まずは渋谷区神泉のお店に。
そして、新横浜・ラーメン博物館の砦で働き、
神泉に戻ってからは店長を任されていたそう。

中村氏の場合は、らーめんの世界に入る前には、
聘珍樓で中華料理の職人でした!
同じ聘珍樓でも今年閉めた溜池山王のお店ですが。

高級中華にいたことが他の
らーめん職人とはまた違うし、強み。

お勉強がてら他の新進気鋭のラ店へも
行かれますが、お休みの日には、
街中華と呼ばれるような
昔ながらの庶民向け中華料理屋で
まずは瓶ビールから始める多分アラフォーの
中村氏は、昔ながらの街中華の
空気感にホッとするそうで!

カフェめぐりが大好きな女子にとっての
居場所がお気に入りのカフェであり、
そんなカフェでぼーっとするのは
明日への英気を養うための大事な時間。

そのカフェに当たるのが中村氏にとっては
街中華ということなんでしょうし、
カネを稼げていないことはないだろうに、
この気取りのなさは好感出来ますね?(^-^)

僕も街中華でおすすめを聞かれたので、
余り知らないことを前置きしつつ、
座間の中福楼を勧めてみました。

※食べログポイント現在3.75。
美味しいラ店が沢山ある中で神奈川県内の
らーめん店では食べログランキング5位。
飯田商店が近く味をガラリと変えること、
それから4位の時雨と点数は同じ3.90
であることを考えたのなら、
見方を違えれば、県内3位。

先週の火曜日に、"5月21日食べログの変"
と個人的に呼ぶ点数システムの
大幅な改定がありました。
その時に中村麺三郎商店は確か3.68から
3.90に大幅にアップ。
どうやら、熱心に食べ歩きをしている一部の
食べログレビュアー氏が高い点数を
つけるだけでは、総合点にそんなには
反映されなくなったみたいで、
僕自身の影響力は低くなったけど、
個人的にはそんな改定を歓迎しました(^-^)。
だって人間は間違うわけで、
なら、より広く評価された方が
より知名度を上げ、より集客すべき
と考えるから。

中村氏も、自分の謂わば作品が
より広く受け入れられたとするのなら、
嬉しいみたいでしたね。

■特製白湯らぁ麺 1100円(税込)
豚骨も入っているみたいですが、
メインは鶏がらと丸鶏の鶏白湯な味わい。
とろみの強いスープからは確かに
鰹節とは違う鯖節&煮干も感じられました。

チャーシューは3種4枚。
歯応えの豚肩ロース塩?、とろける豚バラ、
さくっと歯切れの良い鶏。

麺に歯応えを期待する向きには、
醤油or塩らぁ麺に使われるシルキーで柔い
自家製麺は好みを外れる場合もありますが、
この白湯らぁ麺や今年もお目見えした
酸辣湯麺でもそう、
低加水な自家製細麺が使われており、
どこか芯が通ったような歯切れが心地好い。

因みに今年も始まった鶏豚白湯つけ麺(900円)
の平打ち自家製麺の量は、
茹でる前で230g、+100円の大盛なら
330gと言っていましたよ。

追記:6月4日には3.90➡3.74に。
中村印の塩らぁ麺はいつ以来食べたかな。

オープンは忘れもしない2016年5月2日。
その前月4月の後半に前を通り、
なにやら凄い名前のらーめん屋が出来るんだなあ!(笑)
と興味を覚え、ネットで調べてみたら、
情報はほぼ皆無だったものの、
砦という有名らーめん店の出身ということが判り、
期待出来る!とオープン初日に並びました。

その後、店主の中村氏は、溜池山王の聘珍樓でも
料理人として研鑽を積んだことを知りましたが、
どちらの出身だろうと、塩らぁ麺のスープを
蓮華でひと口飲んだ時の衝撃は凄かった!!

なんやこの旨味の多重奏は?!と(笑)
旨すぎて、失禁寸前まで行ったかも♪
なんて言葉選びが下品に過ぎるかな?(^^;笑

あの時は中村氏のことをスープ作りの魔術師
などと書いた記憶がありますが、
久しぶりに食べてみたら、やっぱり旨い‼
中村麺三郎商店の塩は!

オープン当初に比べ、鶏の比重が
だいぶ増えているはずで、
その鶏の旨味を際立たせ、
より判りやすくするために、
節や昆布、更には塩だれに
含まれるほたて貝柱他の
お出汁をとても効果的に使っている。
円やかなコク旨。

ソフトでシルキーな口当たりの
塩らぁ麺専用の自家製細麺もいいですよ。
ちゅるんとして、でも、にゅうめんとは
別個の伸びやかな腰がある。

麺に歯応えを期待する方は、
別の低加水自家製麺を使っている
白湯らぁ麺か今年はまだある
担々麺になされば良いし、
塩らぁ麺もなんとも完成された一杯で
旨かったですねえ!
たまに焼いている分のチャーシューが
硬いことがありますが、
今日のは3種類とも柔らかく、美味。

後1週間で3周年!
仮に何か特別メニューを出すにしても、
GW中は多分やらないみたいですが、
3年は過ぎちゃえば早かったようで、
「4年目も宜しくお願いします(^_^)」
と言われたので、こちらこそ!
みたいに返しておきました!

おしゃべりする時間が取れないので、
らーめん店には大抵ひとりで行きますが、
中村麺三郎商店にだけは4回ほど
人を連れて行っています。

※麺1玉は依然120gなのかな。
大盛(+100円)はその1.5倍。

3.68?➡3.90
「味噌らぁ麺」は限定Cのボタン=900円でした。
発売は1週間前の12月2日。
中太自家製卵麺は茹でる前で150g、大盛には出来ない代わりに、
担担麺等で使われる低加水で別の自家製細麺の替え玉(150円)なら
出来るようでしたよ。
手間がかかるからか、夜営業の時間帯に数量限定で
出すようにしたみたい。

■味噌らぁ麺 900円(税込)
端的に言って旨いです。
甘みのない濃厚味噌らーめん。
基本のスープ2種類をブレンドしたりと、
いろいろと試してみたのだけど、
味噌ラーと言えば味噌だれの
分厚いコクが決め手になるのでしょうか、
そんなコクを多分しっかりと前面に持って来るために、
あっさりの方の清湯(チンタン)スープを採用したそう。

3種類の味噌のブレンドだというたれには
要らぬ麹臭はなくて、コクがとても強い。
見ていたらラード(豚の背脂)らしき白いブツをまずは
小さめの中華鍋で熱し、そこにひき肉を加えたら、
特製の味噌だれを暫く炒めていました。
そして、清湯=あっさりスープを注ぐ。

焦がし味噌ではないのですけど、
味噌だれの風味が立ち、旨い。
野菜は茹でたもやしと生の青葱だけだったかな。
生玉葱も入っていたかも。
あと、いつもの美味しい穂先メンマも入りました。
割かし歯応えのある豚バラチャーシューが2枚。
仕上げに黒胡麻芝麻醤にんにく油と唐辛子粉、それから、
多分、山椒粉も少々。
最後の最後に生生姜をそれなりの量すりかけて完成。

自家製でゴワゴワはしていない肌の平打ち卵麺は中太で、
硬さはなく、でも存在感はあって、
コクのつよーい味噌スープに合っていたし、
個人的には麺場80'sのと並んで、
相模原市内味噌ラーの3強としたくなりました。
割と寒かった今夜、身体も温まりましたし。

※12月30日の中休みに受け取りのチャーシューの
予約販売が始まりました。3種類計130本限定。
※「岡崎さん、マボロシ美味しいですか?」と(^^)。
インスタにも良くあがって来るそうで、
マボロシのカレーが気になっているそう!
言うのを忘れましたが、マボロシでは、チキンorポークは選べないけど、
電話でお取り置きをお願いすることが出来ることは
かとう氏に教わりました。
翌日の昼下がりに行ってみれば、
味噌らぁ麺はなく、お聞きしてみたら、
「すみません、(味噌らぁ麺は)
夜やれる時にやろうかな、と。」
とのことでした。
※この日の夜営業の時間にはあったそう。
※気になる方はお店のTwitter
フォローしてみて下さい。

■担担麺 900円(税込)
こちらも楽しみにしていた
「辛味増し(大辛)」券を50円でつけてみた。
※とろみのある白湯(スープ)が切れる
と清湯(スープ)になります。

kirinさんがお書きになっていたように、
唐辛子系のラーな辛さは耐性のある者には
そんなでもないのですが、
花椒の舌が痺れるような麻(マー)味がかなり強い。
でも、辛味の溶け込んだ濃厚スープの
味もしっかりと楽しめましたよ。

替え玉をかためでお願いしてみたら、
歯切れのむっちりとした感じは後退し、
ポキポキ感が前に出て来たので、
そこは好き好きですね。
個人的には低加水な自家製麺を
何も言わずに茹でてもらい、
むっちり感とポキッと感を
両立させている方がより好み。

もし可能ならば、大辛(+50円)にし、
且つマーラーのうち、中国山椒の
麻味は控えめにしてもらうと、
個人的に理想的な担担麺になりそう。
後味に和山椒の余韻があったので、
もしかしたら、ですが、日本の実山椒も
少し混ぜているのかも知れません。
中村麺三郎商店の秋冬の風物詩である担担麺が
今季は9月27日(木)に始まりました。
今夜、台風の近づく中の訪問。
パラパラとお客さんがいたくらいで、
雨足が強まり、中村氏は、もう来ないかな?と
結局1時間くらい早く閉めたみたいです。

■担担麺 900円(税込)
大盛なら+100円で0.5玉増し。
替え玉は+150円で1玉。
中村麺三郎商店自慢の低加水麺を
それだけでも食べてみたくて、
替玉券を買いました。

何もが突出しないスープがやはり旨いですね。
唐辛子系の辛さは耐性のある者なら小辛くらい。
仕上げにかけられる花椒も
美味しい鶏豚白湯の引き立て役。
味に深みと幾らかのとろみのある
スープからは少しキリっとした醤油感。
お聞きしてみたら、やはり醤油だれの方を使っているそう。

麺は白湯らぁ麺と共通のお店的には低加水な方の細麺。
かため注文でもポキっとはせず、伸びやかな口当たりと
小麦粉が詰まったようなムチっとする歯切れで、
ここだけの無二の自家製麺で旨い。
スープもし~っかりと運んでくれ、良かった。
どのくらいだか、用意出来る日は数量限定。
毎日あるわけではないみたいです。

■鰹出汁冷やし担担麺 1000円(税込)
大盛には出来ません。

麺はもしかしたらこの冷やしメニュー用で、
細くてつるつるしていて、伸びやかな腰もあるもの。

具が結構賑やかで、
・花椒が少し香る挽肉
・砕いたカシューナッツ
・小さなダイスカットの胡瓜
・茗荷の多分蜂蜜漬
・白髪葱
・大葉
・白胡麻
の7種類。

冷え冷えだと旨味を感じにくいとの配慮なのか、
スープに冷たさはなく、昆布と鰹節出汁、
そして自家製の辣油&芝麻醤。
辣油に辛さはなく、主に芝麻醤の甘みやコク
といったものが前に出て来て、お出汁は裏方。

スープがなかなか美味しくて、
甘酸っぱいのだけど、
優しい甘酸っぱさで、
巷の冷やし中華とは
一線を画します。

いろんな組合せで食べれば、
なかなか楽しめたけど、
正直、中村氏にしてはそーんなでも
なかったかも知れません。
前に鴨出汁だけの鴨醤油
らーめんを頂いた時も
お出汁感が単調に感じられ、
ピンと来なかったし、
たまにですけど、僕的には外したな、
ということもあります。

それも含めて僕はこのお店を評価しているし、
また、中村氏と仲良しのラヲタさん辺りで、
いつだって、旨い!みたいなことしか
言わないのは、寧ろお店と書き手の
評判を落とす可能性はありますね。

話を戻しますと、溜池山王聘珍樓にいたこともあり、
地アタマが良いように見受けられる中村氏にしては、
今日の一杯に関しては、良い意味での発想の飛躍が見られなかった。
見た目ではなく味わい的に枠の中に止まっている。
僕自身、パターン化された思考の枠組みの
外に出られずにいるけど。

とまあ、今回の冷やしにしろ、全然美味しいのですけど、
ただ、マチサガで冷やし麺なら、
今年はの「冷やしラーメン」かなあ。
一緒に行った者にちょこっとひと口だけ味見させて
もらったことはあるものの、食べたことはなかった
中村麺三郎商店の鶏豚白湯つけ麺を食べてみました。

■特製鶏豚白湯つけ麺 1150円(税込)
特製になると+250円。
つけ麺専用の麺の量は230gくらいで、
大盛(+100円)は1.5玉とのこと。

まずつけ汁だけ頂いてみたら、美味しい~♪
鯖だという節の香りがふわっと来て、
汁に浮いている焦がし葱?の香ばしさが次に。
そして鶏×豚だという動物系の
とろっとした濃厚スープの旨味。
塩だれだったのかな、たれも複雑ながら
すっきりと効いている。
底には細かな刻み玉葱、そして風味的には
にんにくも入っていたのかも。

そこに平打ちの自家製中太麺を浸けてみる。
しっかりと鶏×豚×節の濃厚Wスープを纏い、
円やかな動物系の中の鯖節のアクセントに飽きることなく、
300g超の麺もすんなりとお腹に収まる。
柔らかくも硬くもなく、丁度良い加水率の
ここだけの麺でした。

4種類のはずが、3種類に見えたチャーシュー4枚は
しっとりとした鶏、歯応えの良い豚2種。
一部筋張っていたのはご愛敬。

茗荷のシロップ漬と思われるものが少しトップに
乗っており、これが彩りのみならず、
味わいのアクセントになっていました。
フカヒレを食べる機会は個人的には
過去に何度かしかなかったはずで、
どのくらい大きいのかわからないままに
中村氏にお聞きしてみたら、
それが入って届く箱?にも「特大」
と書いてあるように、
大人の男性が手を広げた大きさの
フカヒレはデカくて且つ質が良いのか、
下茹でしても余り縮まないし、
安物だとある?臭みもなかったそう。

溜池山王聘珍樓にもいた中村氏の手掛ける
高級中華食材と今時のイケてる塩らぁ麺のコラボは
彼の真骨頂かも知れません。
お値段は2800円。
こんな機会でもないと出せない、というわけで、
ラーメンウォーカー神奈川という雑誌がやっている
限定麺ラリーの6月を担当し、1ヶ月間土日のみ
昨日から15食/日限定で出しています。
当該の雑誌2018版持参+2800円を出せば、
このやぁばいのにありつけるわけですが、
本日6月3日(日)の夜営業では残り1食のみ。

■極上鶏白湯フカヒレ姿煮込みと塩そば 2800円(税込)
塩そばはいつもの塩らぁ麺として出しているものの
葱のみのせ素らーめんのようで、大盛180gは+100円。
ご飯にかけても○まるとのことだったので、
大きな方のご飯を150円でつけてみました。

土鍋でグツグツ煮立ち乍ら出て来る特大フカヒレの姿煮。
「極上」と冠したように、信玄鶏丸鶏と地鶏ガラと
香味野菜だけを煮たトロトロの旨味の強い鶏白湯餡。
フカヒレの太い繊維質な歯切れはもろ高級中華な風で、
量もあり、少しずつ頂けばなかなか減ることがない。

塩そばの方はシルキーな舌触りの滑らかな肌の
高加水麺で、最近、塩、醤油、白湯(パイタン)それぞれに
麺を作り始めたので、やることが多くて、
「大変っちゃあ大変ですよ」と笑っておられました。
夏場のつけ麺も始まりましたし。

どうやら中村氏はジャパニーズピープル、
いえ、若しかしたら世界中の人に
鶏出汁の美味しさを伝えたいようで(^^)、
2年1ヶ月前のオープン当初は
他にも色々と入れていたものの、
今では清湯(チンタン)の方のお出汁には、
比内地鶏と名古屋コーチンの丸鶏、
徳島の地鶏ガラ、本枯れ節、昆布くらいが主に入っている。
塩だれには、帆立の貝柱、浅蜊、牡蠣、昆布それぞれの出汁と
海の塩、陸の岩塩が入っているとか。

今日はそんな透き通った、でも既にお出汁感の強い
塩らぁ麺にトロ~っとした鶏白湯&フカヒレをかけてみれば、
旨味の多重奏、文句のつけようがない美味しさでした(^^)。
今夜の1食を除けば、6月30日(土)までに
食べられるのは後105食のみ。
2800円は味の良さも加味したら、
どのくらいだかわかりませんが、
とにかく安いのだろう、と。
高級中華料理店のことは知りませんが、
フツーに値段設定をしたら4千円するのかも?!

今日はフカヒレ姿煮を
1.そのまま
2.ご飯にかけて
3.塩そばに載せて
と3通りしか試しませんでしたが、
食べ方は自由だそうで、
逆に土鍋の中にご飯や麺を入れてみても
いいのですよね~。
ぜひ、いろんな美味しさに出合って下さい(^^)。

※柔らかめの麺が気になる方は
かための茹で加減でお願いしてみてください。
相模原市内の優秀ラ店を"まとめ"にしようと思い、
レビューは書かなかったけど、1ヶ月半ぶりの訪問です。

サンラータンメンは4月16日に発売になったみたいですね。
便所臭のする完熟ドリアンだけは嫌いな僕は、
お酢の酸味に関してはそんなには美味しいと思えず、
でも酸味がそんなに立たないとのどなたかの
tweetを読んで以降、気になっていました。

■酸辣湯麺 900円
大盛1.5玉は+100円。
更に200円で海老ワンタンを3つ付けてみた。

お酢の酸味がそれなりにはあるけど、
辣な辛味、そして中村麺三郎商店の清湯スープが
加わるとなかなか旨い。
お酢好きさんならもっと楽しめるはずで、
らーめん店のみならず、溜池山王聘珍樓という
高級中華にいた時に身につけたものが
役立っているのでしょう。

辛味は強い者には小辛くらい。
麺肌が滑らかな細麺は芯が微かに通っている
くらいの茹で加減で、気に入りました。
白湯らぁ麺でも同じ麺が使われているはず。

さて、迫る5月2日。
中村麺三郎商店が現在の地に颯爽と誕生した日。
何か2周年記念の一杯をやるのかと思いきや、
別のイベント?と重なっているので、
定休水曜日の5月2日はそのまま休み、
もうちょっと後で考えてる、とのこと(^^)。

※昨日4月26日より原材料費の高騰から、
だいたい100円値上げしました。
10月に担々麺と白湯らぁ麺が低加水細麺になってからは
初めて白湯らぁ麺を食べてみました!
担々麺はレビュー済。
醤油と塩らぁ麺で使われるシルキーな
舌触りの麺とはまた違います。

■特製白湯らぁ麺 980円
大盛100円、九条ねぎ120円をブラス。

さらっとしていたのは
煮干×鯖節のスープだったのかな、
まず節の香りがふわーっと立ち、
そんな和風のスープと並び感じられるのは
鶏×豚の強くはないとろみ、
そして厚みのあるうま味。
円やかなたれは白湯らぁ麺専用で、
醤油と塩を混ぜているそうですが、
折角の濃厚白湯が黒っぽくならないように、
醤油は控えめにしてあるとのこと。

そんなスープに合わさるは
中村麺三郎商店謹製の低加水細麺。
僕の中でこの麺の美味しさは(小田急相模原)の
醤油or塩らーめんの細麺とタメを張り、
芯が残ってはいないのですけど、
でも芯の強さが感じられ、
濃厚なスープとも合い、旨いですねー!
かため指定でも、ポキポキ感まではなく、
その良い加水加減が素敵。
※醤油や塩らぁ麺はこの麺では
作ってもらえないとのこと。

ぜひ中村麺三郎商店の担々麺やこの白湯らぁ麺で
低加水麺の美味しさも確かめてみて下さいね。
※白湯スープがない時もあるので、要Twitterチェック。

九条ねぎの青葱トッピングも良かったし、
他にも何も言うことなしの一杯でした!(^○^)

欅との相互訪問も済んだようですし、
他の評判らーめん店との横の繋がりを密に、
マチサガのらーめん界を
これからも味で率いて行って欲しいですね。
と思い、いつもより出来が良いのか、とお聞きしてみたら、
いつも通りの出来だそうで(笑)。

12月半ば以降、良くらーめん就中評判店を食べ歩いていますが、
だからか、今夜の中村麺三郎商店の塩らぁ麺のスープは
とても美味しく感じました。

何が入っているのか、出汁感が分厚くて、ぶわーっと来たし、
角がしっかりと取れた塩だれの塩気と旨味が
お出汁にめちゃ合っている。

麺は切り刃22番とのこと、計算してみたら1.36mmの
自家製の結構な細麺はいつも通り滑らか~な舌触りで、
柔らかくて「にゅうめんみたい」と評価は分かれるのですが、
これはこれで中村氏が「合っていると思うんですけどね~!」
と言うように、全然アリだと個人的には思います。
※腰のあるものが良ければ、担々麵か白湯らぁ麺。
麺が違います。

それにしても、今日のスープは個人的にはとてつもなく旨くて、
その辺りをお聞きしてみると、
使っている食材自体は「シンプルにはなっているけど」、
鶏にしたって1年8ヶ月前の開店当初に比べ
量がとても増えているそう。
お値段据え置きに利益を食材に
還元してくれているのかも知れませんし、
あちこちを食べ歩くほどに中村麺三郎商店の凄さを
知ることになるのかも知れませんね。

ところで店名の由来。
「三男なんですか?(^^)」とお聞きしてみたら、
にっこりとされ、だから三郎とのこと。
店名は「凄い考えたんですけど
(なかなか良いものを)思い浮かばなくて(笑)」、
でもインパクトは出したかったので、
中村麺三郎商店という名前に落ち着いたそう(^^)。
一度二度と口に出せば覚えちゃいますから、
良い名前ですよね。

他にもちょこちょこっとお話させてもらいましたが、
「まだそんな身分ではないので(笑)」
弟子はまだ取らないそうですよ。
因みに天国屋ではお弟子さん募集中ですね。

お店に興味を持ち一度は実際に行って欲しくて、
読み手の興味を惹きそうなことを少し書いてみましたが、
何を書いたら良いものかわかりませんね(笑)。
昼のプメハナの「チーズ油そば」を楽しめず、
そして、最近、個人的に推している
まず目指すべきは中村麺三郎商店
のポジションなのかな、と思い、
祝日の夜の8時過ぎ、再度偵察に行ってみました。

オープンし、即ブレイク。
その後も人気を保ち続けるだなんて
なかなか意図して出来ることではないにせよ。

■担担麺 850円
大盛1.5玉(+100円)にすると180g。

パン屋さんは天然酵母に情が湧くそうですが、
中村氏は自慢の自家製麺にもしかしたら
愛着を覚えておられるのかも知れませんね。

以前は時々限定で出されていた担担麺。
今年の10月にレギュラーに昇格しました。
そこに合わさるは醤油or塩と違った
低加水の自家製麺。

僕の中では欅の醤油or塩で使われている
細くて少しポキっとしたやはり
自家製の麺と美味しさの点でタメを張ります。

共通点はアルデンテな芯の強さ。
硬いわけでないのですけど、
芯がしっかりとしていて、
唇の間を通って行く時の
滑らかな感じと
ちょっとざら付く感じ
という違いはあれど、
噛んだ時にしなやかな
芯の強さが感じられることが
美味しさとなっています。

スープは、今夜は白湯ではなく
清湯ベースのようでしたが、
そんなベースのしっかりとした
旨味の中に芝麻醤。

花椒粉と
風味重視の自家製と思われる辣油
の適切な麻辣具合。
聘珍樓出身だという店主の
得も言われぬ匠の技が効いていて、
美味しさへと昇華していましたね。
そこにいたらーめんフリークな3人組のおひとりが
大塚の鳴龍より上↑↑と言っていたことにも
首肯出来ます。

安直にスーパーで売っている辣油と
チーズを入れていた
プメハナとはだいぶ違うし、
拘りをひとつずつ積み重ねて行き、
それがお料理として完成度の高さを見せることは
消費者としても楽しいですよね。

去年の5月2日のオープン日に塩を頂き、
テンションは急上昇、
中村氏のことを「スープ作りの魔術師」やら
「スープのブレンド王子‼」と呼んでから早1年半、
まだまだ色褪せる気配すら感じさせない
気鋭のらーめん店ですね。
先週の訪問者数がうちにしては多い337になり(有難うございます)、
昨2016年に相模原からは市の内外に最も知られた飲食店である
こちら中村麺三郎商店のことをまだ御存知ない方もいらっしゃるかも?
と5ヶ月ぶりに行ってみましたよ。

男前九州男児は3杯ずつ無駄のない動きで作っていました(^^)。
雨降りの日曜の午後2時には依然外待ちのお客さんが。

■醤油らぁ麺 750円
Twitterで見て旨そうだった「塩チャーシュー」(300円)をトッピング。
おっ?麺が太くなった?と思えば、
自家製麺は切刃16番で作るようにしたそう。
3cmを切番で割るのですから、
16番とは太さ1.875mmとなりますね。

ちょっとふわっとする感じもある口当たりがソフトな麺は、
多加水であるが故の伸びやかな腰があり、
でもソフトなだけでない細い芯が一本通っている風。
普段らーめんは余り食べない女性食いしん坊さんの感想もお聞きしたく。

つるつる感はそんなに強くはないのですけど、喉越し良好。
中村氏も言っていたように、さっぱり芳醇清湯らーめんには合っていますね。
但し、にゅうめんみたい(泣)と苦手な人もいるのも確か(^^)。

※僕は勘違いしておりましたが、低加水麺になるのは、
今月から準?レギュラー化した「担担麺」(850円)だけの模様。

醤油だれはキレと円やかさを両立させており、
分厚い旨味というよりは味わいにとても奥行きの感じられた
5種類くらいの食材でとったお出汁をくるりと上手に纏めていました(^^)。
油も風味付け程度に適切に浮いている。

他で鶏チャーはなかなか美味しいものに当たらないように思いますが、
中村麺三郎商店のそれはスーパーしっとり&柔らかで旨い!
豚バラはトロトロ、楽しみにしていた豚肩ロースと思われる
「塩チャーシュー」はパストラミっぽく周囲に胡椒がついていて、
歯応えとしみ出す肉の旨味を楽しめる無印ならぬ中村印の良品で、
三者三様の歯応えと風味を楽しめます。

相模原市内の飲食店の食べログランキングのワンツーは
長らく貝ガラ屋、そして、こちら中村麺三郎商店ですけど、
貝ガラ屋の店主にはフレンチの素養があるし、
中村氏は砦の他に溜池山王聘珍樓(中華)にいた。
同じ飲食でもらーめん以外の世界も知っていると
そこより上に行けないガラスの天井に
頭がぶち当たることがなかなかないのかも知れません。

因みに貝ガラ屋では現在店長候補を募集中。
興味がある方はお店のTwitterを見てみて下さい。

2日連続で行ってみました。
今日のお目当ては1周年記念の鴨白湯らぁ麺。
本日限定です。
通常の白湯は今日はなし、清湯の醤油と塩はありました。
因みに今日は夜も営業します。

■鴨白湯らぁ麺 ~燻し鴨仕立て~ 950円
スープのとろみが強かったら個人的な好みは外れるかも?
と敢えて期待値は落として訪問してみたら、
大量の鴨ガラと丸鴨でとったというスープは
さらさらで、とろみは余りなくて、美味しかった。

ひと口啜ると鶏とはまたちょっと違う風味が強くて、
後から節系スープの香りがふわりと追いかけてきます。

麺は一度食べてみたかった中村麺三郎商店の低加水麺で、
結構な細麺にザラ付きはなく、つるつる感もそんなにはなくて、
濃いめのスープが良く絡みました。
近年流行りの(?)ポキポキ麺とも違った腰があり、
通常の柔めの麺が好みを外れる方は、Twitterをチェックしつつ、
低加水麺がある日に試してみてもいいのかも。

燻されたという鴨ロースは歯応えが良く、
燻香は強めで、これも良かったんじゃないか、と。
昨日5月2日はこちら中村麺三郎商店の1周年でした。
おめでとうございます(^^)。
昨日と今日は昼のみの営業で、昨日は最近出している「昆布と鶏節水のつけ麺」が
あったようですが、今日は「贅沢地鶏のらぁ麺」。
お値段そのままに、煌めくスターな地鶏さんたちが使われております。
情報はお店のTwitterで。

本日は清湯の醤油味と塩味のみで、
1.奥久慈軍鶏ガラ
2.比内地鶏丸鶏
3.名古屋コーチン丸鶏
4.青森軍鶏ロック丸鶏
などの鶏ばかりでスープは採られたそう。

チャーシューは
1.吊るし焼き豚
2.いつもの豚肩ロース低温調理

醤油味の特製らぁ麺にしてみましたが、
スープをひと口、まず感じられるのは
蕎麦汁のようなお味。

あれ?中村氏は和食畑出身だったか知らん(実際は溜池山王聘珍樓)
とちょっと混乱するような和食っぽいカエシ。

麺はいつもの、にゅうめんよりはもうちょっと腰のある
伸びやかで小麦の風味の強いもの。
ぽつぽつとしたフスマが見え、
混ぜてあるという石臼手挽き粉が効いているのか、
小麦の風味が豊か。

では、出汁は?というと、正直僕の馬鹿舌では違いがわからず(笑)。
ただ、しっかりとした鶏出汁は感じられました。
980円ぽっちで「贅沢なものを頂いているぞ~!」
というちょっとした御馳走感も得られた。

いつもはない焼き豚は燻されたようにも思える良い香り。

明5月4日、今度は白湯タイプの贅沢スープのらぁ麺をやるらしく。
今日の昼の場合、45分前で8人の並び、5分ほど早く開店した時には、
20人の並びでしたが、その後、行列はながーく伸びてはいませんでした。
明日の夜にスープは残っているかな。
と思い、再度見返してみたら、貝ガラ屋が3.71、
こちら中村麺三郎商店が3.7で僅差で2位でした。
ちょっと前まで3.67とかでしたから、
もうじき追い抜いちゃうのかも知れませんね。
因みに相模原市で食べログに登録されている飲食店は3200くらい。

開店した2016年5月2日に食べて以来、
久しぶりに塩らぁ麺を食べてみましたよ。

■海老ワンタン塩らぁ麺 980円(税込)
どなたかにゅうめんのようなとお書きになっていたように、
細い自家製麺がとても特徴的。
加水率が高いのか、人によっては茹で過ぎじゃないか、と誤解するくらいに
ちゅるんっと柔らかで伸びやかなちょっと角ばった麺。
固めオーダーも受け付けるそうですが、僕は好き。
でもダメな方もいるのも確か。

最近、外から仕入れている石臼の手挽き小麦粉を混ぜるようにしたらしく、
高いのだけど、この風味には敵わないみたいなことを仰っていました。
確かに小麦感がアップしたよーな?

貝類も入っているらしい塩だれはちょっと角の残されたもので、
いろんな出汁が黄金比的にブレンド?された清湯共々良かった。

僕の勘違いから、食べログ相模原ランキングで貝ガラ屋と並んで
1位になりましたよ、とお伝えしたら、
食べログの点数が全てじゃないけど、現に見て来てくれるお客さんはいるし、
素直に嬉しいみたいなことを仰っていました。
点数は高い方がいいとも笑顔で仰っていたのは、
きっとお店の存在を知ってもらい、
ご自分の自慢の一品を一度は食べに来て欲しいのでしょうね。
平日の夜8時台にもお客さんは途切れなく来ていました(^^)。
去年相模原市に出来た飲食店では、
市の内外に最も知られたお店ですよね、きっと。

そんな中村麺三郎商店の担々麺が
ここ淵野辺の地でプチブレイクしているらしく、
SNSで結構情報が流れているみたいなので、
なら、僕如きが紹介するまでもないかなあ?
既に清湯タイプの方は紹介したし!と
白湯タイプを食べることは後回しになっていました。

■担々麺 850円(税込)
今回紹介するのは白湯タイプで、麺は通常の自家製細麺。
もしかしたらまた近く平打ち麺での提供もあるかも。
気になる方はツイッターをチェック。

以前食べた通常の白湯らぁ麺に比べて、
濃度が結構高くなっていました。

そんなとろ~っとした鶏豚白湯と芝麻醤の合せ技。
麻と辣が過剰になることなく効いている。
マニアックな醤(ジャン)が遣われているようで、
挽肉にある複雑な味臭も良い。

麺は、茹でる前からそうなのか、
敢えて柔らかめのものになっており、
そんな伸びやかな腰のあるものが
依然残る?らーめんの麺と言えば何でも固め!という
世の中の風潮に黙って異議を唱えているようで、好感。

こちらも美味しいのですけど、敢えて序列をつけちゃうならば、
相模原市民会館裏手にあるドラゴンキングの汁無し担担麺がより好き。
中村麺のは高度に美味しく、ドラゴンの方は素直に美味しい感じ。

中村氏は同じ聘珍樓(へいちんろう)でも溜池山王聘珍樓にいらしたそう。
【2016年12月27日訪問】
1回はレビューしなかったけど、訪問4回目。
店主・中村氏にはらーめん店で5年のみならず、
中華料理店で5年の修業経験があるとのこと。

そんな中村氏が横浜中華街で見つけてきた沙茶醤やメーシー醤?他
マニアックなジャン(醤)が使われた担々麵を頂いてきました。
時々限定で出しているみたいです。

■担々麵 850円+大盛100円
大盛にするとやはり180グラムとのこと。

これもまた美味しいですね。
食べログの点数的に個人的には「貝ガラ屋」同様、
味で4.0を下回ることはありませぬ。

醤油たれの清湯スープには自家製の芝麻醤と甜麺醤。
辣油は程好く浮いており、写真だと右に黒く見えるのが花椒で、控えめ。
辣油の辛さは好きな人には中辛くらいで、きちんとコク旨になっている。

挽肉に拘りがあり、横浜中華街で仕入れて来た沙茶醤他
幾つかのマニアックな「醤系」が入っているそう。
これが少しずつスープに混ざり、味わいの変化を楽しめます。

自家製の色白麺は細くて素麺を思わせるが、
でも腰は素麺とは別個の小麦感のあるもので、良かった。

手を動かしながらお話を聴かせてくれましたが、
お子さんが小さいので、自宅の近所の今の場所で奥さんと二人三脚のんびりと
始める予定だったところ、いきなり評判が出たのは想定外で、
一時期家に帰れなかったそう(^^)。
そんな男前店主は指宿出身の九州男児。
にこやかにお話してくれたので、サービス点は4.2にさせてもらいました。

これで塩、白湯、醤油、白湯つけ麺、担々麵と
5種類食べたことになるけど、個人的には塩らぁ麺推しかなあ。
他のレビュアーさんの中には醤油らぁ麺を一押しにしている方もいらっしゃいますね。

【2016年6月10日訪問】
昨夜から復活した「白湯らぁ麺」(750円)を目当てに40日位ぶりに行ってみました。
5月2日のオープンから程なくしてブレイクしたらーめん店です。

またまた旨くてこぬやろ(*^▽^*)ですね。

主に鶏ガラ×丸鶏と豚骨でとったスープ。
スープを啜ればふわりと香る節。
円やかな鶏の旨味の中に豚骨のコクが感じられ、
微かに香る臭旨風味が食欲をそそる。

例えば、動物系なら丸鶏オンリーかも知れない
町田「[a:13186354,なべすけ]」の濃厚鶏白湯に比べるととろみはかなり抑えられていて、
とろりというよりはさらりとしたスープは逸品。

たれはこの白湯(ぱいたん)専用の塩たれを通常の醤油たれで割っているそうで、
なるほど塩らぁ麺と違い貝汁臭はせず、
とにかく2種のたれのブレンド具合がたまんないですね。

麺は塩らぁ麺と同じと思われるフスマ入りの自家製細麺で、
つるっとする舌触りとちょっとポキっとする歯切れの両立が楽しく、
絡みまくりまでは行かないスープとの相性も良好。

チャーシューは煮崩れる手前のとろける豚バラとスーパーしっとりな鶏ささみ?
仕上げに長い穂先メンマを回し、青葱と揚げ葱をはらりと。

男前店主はどこまでセンスが良いのか知らん。
同じ淵野辺にある「貝ガラ屋」とセットで遠征の価値はアリアリかも知れませんし、
広く神奈川県或は更に広い範囲で評価されるべきらーめん店なのでしょう。

オープンから5日間だけ売り、
その後白湯らぁ麺の提供をストップしていたのは仕込みが大変だから。
白湯は2日に1回仕込むそうで、
1日目に沢山出れば翌日はスープ切れになることもあるそう。
現に昨夜から再開したこの白湯らぁ麺は
今日の午後2時半訪問の僕の一杯で売切れでしたよ。


【2016年5月2日訪問】
青山学院大学相模原キャンパスへの通学路に出来たのは「中村麺三郎商店」。
今2016年5月2日にオープンしました。

通りがかりに気になっていましたが、ネットの少ない情報を読めば、
どうやら大物が淵野辺にやってきたようで、
楽しみに出かけてみれば、午後1時過ぎに外待ち14人、
必ずしもラヲタさんばかりではないようでした。

■チャーシュー塩らぁ麺 980円
チャーシュー麺になると230円増し。
100円プラスで大盛にしたら、麺は1.5玉なんでしょう180グラムとのこと。

いやいやいや、旨いですねえ!

穏やかな表情を浮かべた男前店主は確かに1杯1杯心を込めて作っていましたが、
スープは潮汁みたいな色をしていたので、
その濁りは塩タレに含まれるという浅蜊と貝柱由来なのかも知れませんが、
この清湯スープはハイクラス!!

比内地鶏の丸鶏、徳島地鶏のガラ、豚骨、牛骨、本枯節、煮干他
で作るクワトロスープは厚みのある旨味が出ていて、
浅蜊、貝柱の他に昆布出汁も入っているという
海塩×岩塩の塩タレと合わさるとほんのりと潮の香がして、
少なくともらーめんの激戦区とも言われたことのある
相模原市に初登場にしていきなり1位かも!!
もっかい同じ淵野辺にある「貝ガラ屋」に行く必要はあるし、
お隣り町田の「しおらーめん進化」と比べられることになりそうだけど。

いやぁ、男前店主はスープ作りの魔術師に見えました(^-^)。
またの名をスープのブレンド王子!!

そんなウマウマスープとタッグを組むのは、
黒いポツポツとしたフスマの見える細いストレート麺。
自家製の麺はスープ毎に太さを違えているようですが、この白い麺がまた秀逸で、
唇の間を通る時には滑らかなつるつる感が少しあるのに、
芯が残るか残らないかの茹で加減のそれはパツっとする小麦感も残し、
ちゃんとスープを拾い、美味しい♪
スープとも相性は良かった。

そして、チャーシュー増しになると5枚だったかな、
豚と鶏のチャーシューは厚みのある今風のレアなタイプで、
歯応えは良く、肉を食っている感が強い。

他トッピングは細切りの白髪葱少々と揚げ葱、そしてながーい柔らかメンマ。

ネットの情報によると東京の有名な「麺の坊 砦」を卒業してから2年が経つそうですが、
その間、お料理の研究と遊びに精を出されたのかも知れませんね。
既に完成の域に達しつつある1杯に思えました(^-^)。

因みに白湯スープの方は、徳島地鶏のガラと丸鶏、豚骨、香味野菜、鯖節、煮干等で作るそう。
醤油タレは4種の醤油+魚介出汁とのこと。

少なくともGW期間中は店頭には行列しそうで、
2台は置けそうな駐車スペースはないかも。

  • 特製塩らぁ麺  1130円(税込)  海老ワンタン1つ、チャーシューが3種類計4枚、味玉、柔らか穂先メンマ、小口切り青葱、白髪葱。
  • 担担麺  900円(税込)
  • 塩らぁ麺 780円

もっと見る

5位

ワイン食堂 cor. (淵野辺、矢部 / 創作料理、カレー、イタリアン)

3回

  • 夜の点数: 4.0

    • [ 料理・味 4.0
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.4
    • | 酒・ドリンク 4.0 ]
  • 昼の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 3.7
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥5,000~¥5,999 ¥1,000~¥1,999

2017/11訪問 2017/11/21

ウマウマワインカレーだぁよ。

1ヶ月ぶりに今度は昼に行ってみたら、
小さな2階建のかわいいお店は、満席御礼、大賑わい(^○^)。
半時間ほど淵野辺の町をぶらぶらしてから、また行ってみました。
満席でも携帯電話の番号を教えておけば電話を呉れるみたいです。
※夜は予約可。昼は不明。

お客さんファーストに考えているようで、
料理を余りお待たせしたら申し訳ないということなのでしょう、
ディナーなら、満席じゃなくともお断りすることもあり、
自分ひとりで回せる範囲を考えるそう。
フロア担当の大学生等はいますけど。
だから、人気が出過ぎてもお客さんに悪いので、
有料媒体は(ホットペッパー以外?)全て断っているとのこと。

さて、mittiさんが「絶品」と言った「cor特製ワインカレー」
(ミニサラダセットでランチなら税込950円)
を久し振りに食べてみたら、確かにウマウマ。
相模原界隈の欧風カレー好きの方には強くおすすめしたく!

まず、フルーツだけなのか、砂糖も少しは加えているのか、
どろっとしたコク旨黒カレーにはくどくない甘みが強くて、
その奥に弱い苦味とやはり弱い酸味。
この三位ならぬ三味一体の味わいが
巷の欧風カレーとは違ったものにしていました。
お肉は牛すねと思われる大きめの柔らかなものがひとつ。
カレーソースの量は控えめな分、原価がかかっているのでしょう。
夜にもある時はあるみたいなので、あったのなら、飲みの〆にぜひ!
ランチもやる火水木曜日の夜が狙い目なのかな?

高校生時代、星ヶ丘のサンマルクで料理人人生を始めた店主。
藤沢や東京を経て、ちょっとした凱旋的に
1年前にこちらにお店をオープン。
以来、女性の口コミパワーで評判が出たお店ですね。
来12月の(週末の?)夜は
既に埋まっていたり未だ空いている日も。
コース料理は試したことはありませんが、
so far何を食べても美味しいので、
忘年女子会に最適でしょうね。
相模原が地元の店主は気軽に利用して欲しいから
「ワイン食堂」と名付けました(^^)。
10ヶ月ぶりの訪問。

前回は全て美味しかったので、
クリスマス会の会場にどうか?と下見に行ってみた。
4品しか食べなかったのに、なぁんかお腹が膨れた~!と思えば、
お通し(税別380円)のひとつ、自家製フォカッチャがデカいのでした。

■本日鮮魚のビネガーサラダ 880円(税別)
出て来て気分の上がる彩りサラダ。
僕はお酢の酸味がやや苦手なんですけど、
甘みも酸味も控えめでいきなり美味しい~!
ピンクペッパーがアクセント。
今日のお魚であるウマヅラハギとイナダのお刺身は
3切れずつだったかな、どちらか軽く炙ってあったのか、
ふわっと燻香がしたよーな?

■白子のムニエル レモンバターソース 880円(税別)
愛しの白子ちゃんは3個!
外カリカリ中ふわとろムニムニ。
て、たこ焼きを描写しているみたいだけど(笑)、
バターが良いですね。さっぱりし過ぎない。

■やまゆりポークのロースト 1600円(税別)
4切れで150gくらいあったかも!!
美味しい塩と少しの胡椒、そしてベリーソースで食べるのですけど、
歯応えとじゅわっと旨味、少し付いた脂身はさらっと。
レアとは違うピンク色がかった火入れも上手でした(^^)。

■秋茸のタリオリーニ クリームソース 1100円(税別)
平打ちの生パスタ。
しっかりとアルデンテ。
乳なクリームソースがさらりとしているのだけど、
コクが強くてウマウマ。
仕上げにパルミジャーノレッジャーノ(と思われる)を削りかけて。
茸は何が入っていたんだろ?
そんなに種類はなかったよーな?

いやぁ、何を食べても旨いなあ。
2階は大勢の女子会でうるさいくらい(笑)、
1階には食通らしきカップル2組。
土曜の夜に小さなお店は予約で満席でした(^^)。
12月にお店ごと貸切で予約を入れて来ましたよ。

お会計はお通し+4品+ぶどうジュースで5767円也。
1円台は切り捨てにはならず(^^)。
【2016年12月2日訪問】
ランチが良かったので、今度は翌日の夜に行ってみました。
午後8時の予約客まで含めたら満席御礼だったみたいですね。
淵野辺にしては客単価が高そうなこちらのお店の客層は良いし、
何を食べても美味しかったです。
10年くらい前の星ヶ丘Sで料理人人生を始め、料理学校へ行き、
藤沢と東京で研鑽を積み、地元に戻り独立を果たしたそうです(^^)。

まず8種類の今日のグラスワインの説明をしてくれるのですけど、
ひとつずつちゃーんと説明してくれ、感銘を受けては聞けば、
特別勉強をしたわけではないが飲食業界が長いとのこと。
言葉選びから学識もありそうなシェフでした。

「ゴルゴンゾーラと胡桃のペンネ」(税込1188円)はどっしりとした赤ワインに合ったし、
揚げ物にしては軽い仕上がりの「フリットミスト」(税込907円)は予想外に12個くらいも出てきて、
飲んだ後の余韻が長いという「ブレット&チーズ」というポルトガルの白ワインともばっちり。
オレンジピールとディルという香草入りで爽やかな中の肉肉しい自家製ソーセージの味も楽しめた。

入ってまだ2週間くらいだという桜美林大学の男の子も頑張っていたし、
とても居心地は良くて、同じカウンター席の女子大生とちょこちょこっとお話していれば
3時間はアッと言う間でした(^-^)。
「霧島黒豚のロースト」(税込1836円)は脂身がさらりと旨く、180グラムくらいあるそう。

【2016年12月1日訪問】
カフェ好きの方なんかが気に入りそう。

夜だけ営業かと思ってたらランチもやっていたので入店。
2016年11月1日オープンだそう。
以前はラヲタさんなら知っていた「高千穂食堂」があった場所で、
工事中にもちょっと覘いたことがあったけど、
とてもかわいいお店に生まれ変わりました。

■cor特製ワインカレー 950円(税込)
ランチは3種類で、いつもあるのがこのカレーのよう。
美味しい欧風カレーでしたね。
とろ~っとしたウマウマブラウンソースは
ちょっとだけ焦がしたような苦味、フルーツの甘み、
赤ワインなんでしょう、その酸味のバランスが秀逸。
固めしっとりに炊かれた15穀米とも良く合っていました。

お店の外観からしてすでに女子のツボでしょうし、
すでに口コミで評判が広まっているようで、
小さなスペースであろう2階席からは何グループか
女性の賑やかな声が聴こえてきました。

こっちの方が更にちっちゃいものの、
町田で言えば「街角グラス」に当たるような
小さいが故にかわいく、ナチュラルテイストに洒落た2階建てのお店の
評判はこの先少しずつ広まるのかも知れません。

お店のFacebook

  • 秋茸のタリオリーニ クリームソース 1100円(税別)
  • 淵野辺の新ランドマーク?(笑)小さくてかわいい2階建のお店です。
  • ランチは火水木曜日のみ。

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6位

シナモンガーデン (南林間、中央林間 / スリランカ料理、カレー)

3回

  • 夜の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥2,000~¥2,999 ¥1,000~¥1,999

2019/07訪問 2019/07/26

マトンカレーの日でした。

久しぶりに南林間のシナモンガーデンに行きました!

ぜ~んぶ付いてお得なおもてなしプレート
(税込1500円 最初からバスマティライス)
も気になりつつ、個人的には3,4回目の
スリランカスタイルワンプレート(税込1100円
+バスマティライスに変更200円=1300円)を注文。

選べるカレーはチキンor今日の場合はマトン。
それに豆カレーとココナツのふりかけ・
ポルサンボル他おかずいろいろ。
スプーンで組合せを違えつつ頂けば、やっぱり旨い
シナモンガーデンのワンプレート。
ドロっともサラっともしていないマトンカレーは、
羊肉の風味が程好く立ち、ウマウマ。
「かなり辛く」してもらったら、
辛→旨の結構な辛さになり、まぁまぁ発汗。

7月17日には5周年を迎えたシナモンガーデン。
スリランカ人店主のアミーラさんは、
まだその予定はないみたいながら、
「誰でも(通りかかりに)入れるような駅の近く(でも)やりたい」
と言っていましたよ。
知っている人は来てくれる駅からは離れたいまのお店。
スリランカ料理をもっと広く食べてみて欲しいみたい。

まだ未定ながら、8月も(評判の)しあわせプレート(税込2000円)
を出す日曜日を設けるそう。

食べログは暫く?やめてみようかとも思いましたが、
営業時間他お店情報も含め読み手の参考になる点、
こちらの記録としての使い勝手の良さ等、
やはり食べログはいいのですよね。
だから、6日ぶりに書いてみました!
こちらシナモンガーデンには、神奈川県央地区の
好き嫌いをしない食いしん坊さんなら、
食のレンジを拡げるために訪問マストかも知れませんね。
というのはスリランカ料理のお店は
都内にもディデアン(蒲田)他数えるほどしかないらしく。

僕はりえ姫のレビューで知り、
10ヶ月くらい前に初めて行きましたが、
さぁにゃいさんに「おもてなしプレート」(税込1500円)なる
お得なワンプレートがメニューに加わったことを教わり、
3回目の訪問をしてみました。
その日の3種類全てのカレーを楽しめます。

美味しい~♪
楽しい~♪

油控えめだったかな、カレーの尖っていないスパイス感が、
優しいのだけど、それなりにパンチも効いていて、旨い!

それととても薄味で10種類近くの野菜の
おかずの組合せをいろいろと違えながら
パラパラ、でもパサつきはない
バスマティライス(高級長粒米)と共に口に運ぶのですけど、
ヘルシー感と美味しさが両立していて、美味しいので、
インドよりもスリランカに飛びたくなります(^○^)。

ネパール料理のダルバートよりも野菜のおかずは多く、
日本社会に住まう人々が知り始めたら、
スリランカスタイルワンプレートカレーは流行るかも知れません。

激辛の少し下でオーダーしたら、
青唐辛子の輪切りが入っていたのだったか、
大辛止まりだったので、
辛口がお好きな方は
激辛の上でお願いしてもいいかも知れません。
マトンカレーには程好い癖があり、
尚のこと美味しかった。

身体の中を浄化し軽くしてくれる風なのに、
しっかりと美味しいスリランカスタイルワンプレート!
食べてみたい方は殊(欲張りな)女性に多いのでしょう。
予めお願いしておく必要はあるのかも知れませんが、
男前スリランカ人シェフは、
ちびっこ向けの料理も振る舞っていましたよ。
ランチタイムも予約は可能のよう。

※日替りカレーはお魚のことも。
お店のFacebookをチェックしてみて下さい。
※次回のしあわせスペシャルプレート提供予定日は、
次の日曜日、10月29日ですね。
【2016年12月30日訪問】
しまった!!写真だけアップする積りが、更新されてしもーた!

というわけで、簡単に書いておきますと、
中1週間余り、年内最終営業日に今度は夜行ってみましたよ。

「フィッシュデビル」(税込950円)という
カジキマグロとトマトやピーマン、玉葱とのトマトソース炒めが
いろんなスパイスが効いてて、この夜のヒット!
炒め野菜は余り火を通さず、シャキシャキしていまし、
お魚はゴロゴロと入っていて、辛味もあり、汗が良く出ました。

「スリランカスタイルワンプレート」(バスマティライスに変更で税込1350円)のカレーは、
昼に結構出たのか、この夜はポークカレーのみ。

またしても美味しかったけど(特にカレーが)、
食いしん坊なら月に1,2回あるランチの「しあわせスペシャルプレート」の日に合わせ訪問し、
その2000円ぽっきりのワンプレートを頼むと
このお店で一番の満足を得られるような感じを得ました。
おかずが4品増えるし、最初からバスマティライスだし、デザートやドリンクも付くし。

※年末年始のお休みは、12月31日から1月5日まで。

【2016年12月21日訪問】
りえ姫のレビューで知ったお店。
他にもマイレビュアーさんは行かれてて、概ね高評価ですね。

■スリランカスタイルワンプレート 1100円(税込)
今日の野菜系のおかず2種は水菜と野菜の甘辛ピクルス。
ココナッツのふりかけだというポルサンボルはちょっとしっとりとしていて、
シーニサンボルという甘辛玉葱もいい。
辛口にしてもらったら大辛くらいのどろっとしたビーフカレーも
尖りのないスパイスがいろいろと効かされていて良かった。
バスマティライスという長粒高級米も、
ボロボロしておらず、パラパラで良かった。

町田の「ソルティーモード」のダルバートで覚えたように、
いろんなおかずをちょっとずついろいろと組み合わせをかえながら
食べてみたら、最後まで楽しい。
ちょっとずついろいろがお好きな方向きですね。
町田のネパール料理のみならず、こちらもスパイス感がキツくなくて
日本人のお口に合うのでしょう。

りえ姫が紹介されていた「しあわせスペシャルプレート」(税込2000円)
は月に1,2回やるようで、次回は12月25日クリスマスの日のランチ。
蟹や牡蠣を使った贅沢なシーフードワンプレートにするそう。

お店のFacebook

  • おもてなしプレート 1500円(税込) チキンカレー、豆カレー、今日はマトンだった日替りカレーの3種類の全てのカレーを頂けます。日替りはお魚の時も。
  • いつもスリランカスタイルワンプレート(税込1100円)をバスマティライスに変更(+200円)。
  • スリランカスタイルワンプレートは黄色い豆カレーは基本で、もうひとつをチキンか日替わりから選びます。この日の日替わり・マトンカレーにしてみた。

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7位

妻田カレー (本厚木、厚木、海老名 / カレー、創作料理)

2回

  • 昼の点数: 4.1

    • [ 料理・味 4.1
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.6
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ¥1,000~¥1,999

2017/12訪問 2017/12/03

妻田カレーの牛すじカレーはウママ‼

シフォンさんのレビューに促され、1年7ヶ月ぶりに行ってみましたよ。
いやあ、妻田カレーは裏切らない(笑)。
相変わらずウマウマでした(^○^)。

■牛すじカレー2倍盛 1200円(税込)
アボカドペーストとシュレッドチーズをトッピングして、〆て1500円也。
大盛の上の2倍盛だとライスは440gとのこと。
凡そ1.5合ですね。
牛すじカレーとは、基本の妻田カレー(税込500円)に牛すじの煮込みを加えたもの。

油の使用は最小限度に止め、水と小麦粉不使用のどろっとしたカレーは、
お腹にもたれることもなく。
トマトと豆乳と挽き肉とスパイスだけで作るそうで、
まずトマトの酸味は弱めで、その裏で円やかな味わいがあったのは
豆乳由来なんでしょうね。

スパイス使いに関しては、相模原の人気カレー店・マボロシ
どこかチグハグしているように感じられる時があるのに比して、
こちら妻田カレーのは、穏やかなるも、重層的な調和型。
 
旨かったですねぇ!

辛さは、メニューにはないけど、増しにしてもらったら、
耐性のある者には大辛レベルで、
辛味成分もやはりカレーソースと良く調和。
程好く発汗。

挽き肉や牛すじの旨味は穏やかなるもしっかり。
チーズは更なるコクとまろ味を加えていたし、
アボカドペーストは、カレー&ライスと共にスプーンですくい、
頂けば、良い味変アイテム。
ライスはしっとりと硬め、とにかくしっかりとしたお料理になっていて、
ホント非の打ち所のないコクまろオリジナルカレーでした(^○^)。
荻窪の吉田カレーより好きかも。
語尾に「べ」を付けるのは神奈川弁ですが、
今朝、食べログタイムラインに流れて来たON1000Kanさんのこちら「妻田カレー」の
レビューを読ませて貰い、今日のランチはすんなりと決まりました!

車で向かう途中、ヘルメットを被った男性おまわりさんを
4人も搭載した軽のミニパトと行き交ったことが愉快で、テンションが上がり、
今日はこれ以上気分が上がることはないかな、と考えながら、
お店に到着し、狙っていた「牛すじカレー 2倍盛」(税込1200円)に
アボカドペースト(+200円)でお願いしました。

いやあ、いきなり見せますね!
実測30センチのデカい平皿で出てきたカレー&ライスに先ずテンションを上げられ、
次にスプーンでひと口、作り手の味覚的なセンスの良さを感じました。

舌の上で先ず感じられるのはトマトの酸味ですが、
控えめで嫌な酸味ではないですし、
水は使わず豆乳を使用したドロっとしたカレーには旨味の凝縮感があり、
ちぐはぐとしておらず、いろんなスパイスが調和して、
きちんとひとつのお料理になっており、端的に言って美味しい!

辛い方の中辛でお願いしたら、辛味も甘みもそんなでなかったので、
「かけ過ぎ注意で!(^-^)」と言われ出してくれたとても辛い「京の黄一味」をかけてみたら、
キュキュッと味が引き締まり、お肉な旨味が引き立ち、良かった。
赤いカイエンペッパーよりもこちらのオリジナルジャパニーズカレーに合うZ!!

ベースの「妻田カレー」(税込500円)には牛挽肉が入っていますが、
そこに提供時に合わせるらしい別に煮込まれた国産牛すじ肉の旨味が加わると
旨味が、過剰なところまでは行かずとも、ギュッと詰まっていて、
これは癖になる美味しさ。

牛すじとはやはり牛を屠殺後、枝肉にする際に出る半端肉のことのようで、
カレーはゴロゴロと具が入っているものが好きな方にはおすすめしないけど、
カレーとはフォンとソースでしょうというおフランスな嗜好の持ち主には
こちらの牛な旨味がたっぷり溶け込んだドロっとカレーは勧められますね。
日本米はちょっともっちり上手に炊かれていました(^-^)。
ON1000Kanさんによると、油は最小限度に抑えてあるそうです!

教えて頂いたON1000Kanさん他予習させて貰ったレビュアーの皆さん、
美味しかったです!有難うございました(^-^)。

  • 牛すじカレー 2倍盛 1200円+アボカドペースト200円
  • お店からは前の道を東に進み、ファミリーマートの手前、アパートの脇を入った先に4台分の駐車場。この看板を見落とさないように。
  • シンプルに洒落た店内。老若男女、お客さんもしっかりと来ていました。

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8位

Sagamihara 欅 (小田急相模原 / ラーメン)

44回

  • 夜の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.6
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 4.0
    • | CP 3.6
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999

2020/10訪問 2020/10/08

欅の味噌。

幾らか肌寒かった今日。
そんな日に味噌ではフツーで
行動としてつまらないので、
年中あるつけ麺を食べに行ったはずが、
味噌らーめんのボタンをポチっと。
暫く食べていなかったので。

現在930円。
淵野辺の中村麺三郎商店が現在
一杯880円からですから、
スープにこだわるらーめん店の一杯が
1000円の大台に乗るのは
来年辺りかも知れません。

オープンは2017年9月19日。
地元・小田急相模原民に教わり、
その2日後に醤油らーめんを頂いてみれば、
中村麺三郎商店以来の一寸した衝撃を得た。

いいのがまた出てきちゃったぞ!と。

3年が経ち、食べログポイントは
3.86まで上がって来ました。

さて、味噌らーめん。
とろみや粘度と言われるような
もったり感はなく、さらさらながら、
濃厚ともあっさりとも言い難い
絶妙な濃度感が良い。

味噌だれに癖はなく、
しっかりとコク旨していて、
爽やかとも言える
風味が鼻孔を擽ります。

その爽やかな風味の正体は、
出過ぎることなく効いている生姜。
固形物は見当たらなかったので、
味噌だれに如何にしてか
含ませてあるのかな。

甘みは無かったです。
さっぱり&コクの両立。

自家製麺は現在4種類。
醤油らーめんとさがみブラック
と味付替え玉(200円)は
共通で、あとは専用。

味噌らーめんの場合は
お店では一番太くて、
唯一の縮れ麺。

もっちりまでは行かない
むちっとしたまあまあ
固めの茹で上がりの麺は
旨あじのスープを程よく
口に運んでくれる。

チャーシューがまた良かった。
低温調理で程よい歯応えのものと
口の中でふわっととろける豚バラ
の食感のコントラストを楽しめるのは
オープンから変わらず。

低温調理の方は少なくとも今日は
豚ロース(と言っていました)で、
そのさっぱり味とコク旨スープの
組み合わせはくどさ皆無に
とても楽しめました。

平日の午後2時半には
駐車場にお客の車は他に1台だけ。
たまたま高校生が集団で
来てはいましたが、
この時間なら空いていることが
多いのかも知れません。
欅の醤油らーめんはどんなんだったかな、
と「醤油らーめん」とはたれが違う
「さがみブラック」を久々に食べてみました!
因みに、夏場出していた「すだち塩つけ麺」は
そろそろ終わりとの話でした。

【さがみブラック】 900円
昔、初めて食べた時には、
何かの好ましい甘みがあり、
とても気に入ったさがみブラック。

その甘みは無かったものの、
すっきりとした味で美味しいです。

コクが深い!とまでは行かずとも、
熟成を経た醤油のしっかりとした味わい。
鶏メインのお出汁感。

自家製の細麺は、むちっとした歯触り。
いつの頃からか低温調理豚は
肩ロースからももになりましたが、
綺麗なお肉色のチャーシューと
ほろほろジューシーな豚バラチャーシュー。

ふたつのチャーシューの上には
生姜、青葱、玉葱の刻み。

柔らかな長メンマも含め、
見た目からして隅々まで良く出来ています。

perfectという英単語は
申し分無いと訳すのが
個人的には一番しっくりと来ますが、
本当に申し分の無い一杯ですね。

味付替え玉(200円)はニンニクパンチ味で。
今度は茹で加減かためでお願いしたら、
パツパツの歯応えが出て、
残ったスープを纏わせると尚のこと美味しく。

コロナ禍の影響はもろ出ちゃっているものの
(去年値上げしているので)まだ値上げは
せずに頑張ろうと考えている
みたいなお話でしたね。

昨日は八王子のGARAKUで
とりとん+乾物魚介出汁のスープカレーを。
旨味が弱く感じられ、楽しめなかったのは、
こちら欅を始め、無化調でも
しっかりとした味のらーめんを
食べ慣れているからに相違無く。

※平日の午後2時前には外待ちの並びはなくなっていました。
前の駐車場は返し、
新たに倍の4台分、
駐車場が確保されていました。
場所はギョウザ萬金の向かい。
お店の近くのLAWSONの脇道を入った先。

平日の午後2時過ぎには満車。
ちょうどおひとり食べ終え、
帰って来られたので、入れ替わりに駐車。

【限定】すだち塩つけ麺 1030円(税込)
限定と言っても現在は毎日あります。
酢橘半分が50円相当。
醤油味のつけ麺は現在980円。
醤油と塩らーめんは現在880円ですが、
世の中の拘りの美味しいらーめん屋さんなら、
来年辺りには1000円の
大台からになっているかな。
コロナはまだまだ続くし、
そうしないとやって行けないはず。

店主・佐野氏的にはライムではなく
酢橘が良かったはずで、
シークワーサーまで含めて
少しずつ酸味の質が違いますよね。

まずは利き麺。
パウダー状のぬちまーすの塩を
昆布水に浸かる伸びやかでしっかりとした
腰のある自家製麺にふりかけ、
麺だけを頂きます。

うん。
今日も美味しい♪

そして、つけ汁へ。
無化調とは思えないくらいに、
と言えば、あなたはもう聴き飽きたでしょうが笑、
鶏なのかな、香味油の量は
少なからず適切で、鶏出汁メインであろう
さっぱりスープには確としたコク。

これ、女子も好きよねえ笑。

大盛(+100円)なら
1.5玉300gのはずで、
ちゅるんとする昆布水を纏い、
更にはつけ汁も程好く纏う麺は
程無くわたくしのお腹の中へ。

角材みたいなメンマは
柔らか過ぎない長いメンマに
変わっていたけど、
チャーシューも逸品、
何もが主張し過ぎず、
その意味で品の良い
欅のすだち塩つけ麺、
毎度のこと、今回も楽しめました。

そうそう、酢橘はつけ汁ではなく
麺の方にしぼりかけてから
つけ麺にして頂きます。
微かな青臭みを伴う程好い酸味。
欅のつけ麺に良く合うので、
追加(半分で50円)しても良いかも知れません。

残ったつけ汁に残った昆布水を入れて
割り、最後まで美味しく完食。
お願いすれば、残った昆布水は
温めてくれますよ。

※食べログポイント現在3.86。

ではまた食べログからは
姿をくらましますね笑。
食べ歩きからはもう卒業しました!
(株)サトミから仕入れた国産銘柄豚のローストポーク
が2号店では明日限定でトッピングされるとのこと。
https://twitter.com/Keyaki_Hanare
明日だけはオーナーシェフの佐野氏もいらっしゃるそう。
18日(月)のグランドオープン以降も
暫くは昼営業のみとのこと。

50日ぶりに欅へ行ってみました!
訪問は45回目くらい。
2号店オープンを控え、お忙しくされているのかな、
と思えば、忙しかったけど、ひとまずは
落ち着いたみたいな話だったかな。
ま、身体を壊さない範囲で張り切って欲しく。
因みに2号店でスープは豚出汁「のみです!」とのこと。
野菜は豚骨?と一緒に煮込むけど、
乾物魚介系は入らないとのお話だったのかな。

■味玉塩らーめん 980円(税込)
10月の増税以降、塩らーめんが一番値上げ
になったみたい。130円増し。
他はだいたい80円増し。

いやぁ、久しぶりに食べた欅的塩ラーは旨いですね。
化学調味料不使用なんですが、
スープを飲んだ時の飲み口が、
変に厚過ぎず、でも厚くて、逸品。

さっぱりあっさりスープは、
鶏出汁メインなんですが、
僅かに乾物魚介、就中、煮干のニュアンス
があり、色んな旨味が織り成すコク旨。
たれの塩角も程好く取れている。

自家製の麺は塩らーめん専用で、
細くて角いストレート。
味付替え玉(200円)や醤油らーめんと違い、
パツパツ感まではなく、
ムチっとした歯切れのそれは、
かためで茹ででもらうと、
薄っすらと芯が通った風で、旨い。

一昨年9月のオープン時から、
敢えて穂先柔らかメンマは
採用しなかったのでしょうけど、
コリっとした太メンマまで含めて、
安心して身を委ねられる安定した美味しさ。
段々と寒くなり、味噌らーめんが良く出ている
のかも知れませんが、欅の塩も侮れず。

明日の2号店・HANAREプレオープン。
どのくらい並ぶかなあ?
11:00~15:00の営業です!
■青森シャモロック100%使用
醤油らーめん 1000円(税込)

迷いましたが、前回3月のやはり
シャモロックのお出汁が豪華な
らーめんは塩にしたので、
今回は醤油にしてみました!

以下、記録として書いておけば、
1周年の時には2日間特別メニュー
の提供があり、2日目に行ってみたら、
開店の1時間前から並び始め。
今回は開店の1時間半前の
9:30頃から並び始めたのかな。
というのは9:42に駐車場へ行ってみたら、
2台分は既に埋まっていた。

10:00の並びは9人、10:30過ぎ
から増えて来て、開店の11:00には
50人くらいだったそう。
因みにわたくしがお店を出た11:41には
61人が既に来店し、
限定数85杯は昼営業の間に売切れ。

今回は青森シャモロックでも
丸鶏を20kgと前回の2倍に増やしたそうで、
お出汁の食材は1杯当たり550g以上。
まずはシャモロックのがらでスープを炊き、
そのスープで更にシャモロックの
丸鶏ともみじを煮たみたい。

さて、味の方ですが、Twitterを見ても
概ね好評ではあったみたいですが、
僕自身にはグッとは来なかったですね。
あー!塩らーめんの方が正解だったかあ!
と思ったし、3月のシャモロック
塩ラーの時と違い、鶏出汁の
芳醇で厚みのある味わいまではしなかった!

理由としてはふたつ考えられ、
1.醤油感がしっかりとある醤油だれが
お出汁の旨味を打ち消していた。
2.お出汁自体が余り出ていなかった。

いずれにせよ、ぶわーっと来る
鶏出汁の感じはなかったので、
テンションは余り上がらないまま、
本日だけのシャモロック鶏油&
醤油だれの替え玉まで頂きました!
麺は相変わらずパツパツで旨かったけど。

食べログの点数が3.81に
跳ね上がったということは、
首都圏の名だたるラ店も食べ歩いている
ラヲタさん達も来るようになるということ。
僕がこちら欅に通い続けているのは、
無理に背伸びすることなく、
しなやかな風にらーめん作りを
し続けている点にあるわけで、
佐野氏の動機付けは何であれ、
微調整を繰り返しつつ、
ラヲタさんにもらーめんは
普段余り食べない層にも
引き続き受けるらーめん作りを
続けて行って欲しく。
要は、店主が旨いと思う一杯を
作り続けて欲しいだけですね。


2周年、おめでとうございます!
お店に行くまで迷っていたのですが、
今日はさがみブラックで。
レギュラーメニューですと、
・醤油らーめん
・塩らーめん
・味噌らーめん
・つけ麺
・さがみブラック
の5種類があり、良くその日限定の
らーめんも提供されます。
今日の場合はまぜそば。

さて、さがみブラック(税込850円)。
漆黒というほどではなく、
ちょっと澄んだ風の綺麗な色合い。

見た目からしてイカしているのですよね~。
ほろほろの豚バラチャーシューと
まあまあの歯応えと強くない燻香のある
多分、豚ももの綺麗な桃色のチャーシュー。

それらをお舟として、
太いメンマ
刻み浅葱
刻み玉葱
多めのすりおろし生姜
が載っています。

スープの醤油だれには、
発売当初と違い甘みは余り感じられないし、
コクも相模大野の鈴木ラーメン店ほどには
ないがゆえのするすると行ける癖のなさが
僕は楽しめましたよ。

お出汁感も強くは主張して来ず、
優しいのだけど、でも醤油感はしっかり。

醤油らーめんと共通と思われる
細くて色白の自家製麺が相変わらず秀逸で、
かためでお願いしてみたら、
少しのざら付きのある低加水麺は
ポキポキとした歯切れで、旨い。
スープも過剰ではなく程好く纏います。

他何も言うことなしの一杯。

大盛だと多くはない麺が0.5玉増え、
+100円、味付替え玉だと1玉で+200円、
3種のお肉が載り、お得感アリアリの
賄い丼は250円、
お腹の空き具合とご相談の上、どうぞ(^^)。

※欅のTwitter
https://twitter.com/keyaki_sagami
今日は昼でスープ切れに。
また人気が出て来ているのかも知れません。
食べログでは原則的に毎月第1と第3火曜日に
お店の総合点が更新されます。
9月の第1火曜日に当たる昨日、
ふと気づけば、こちら欅の点数は3.71から3.81になっていました!
相模原市内に3000軒以上ある飲食店の中では
堂々の1位、神奈川県内に沢山ある
らーめん店の中では一桁の9位に食い込んで来ました!

食いもんは点数じゃねーよ!と嘯いてみても、
食べログは広く参考にされているはずで、
0.1ポイントの大幅な点数アップは、
それだけ更に多くの人々に知られるところとなるわけで、
2年前の9月19日のオープン当初から、
普段は余りリピートしない僕にしては
熱心に通って来ていることもあり、
欅が更に知られ、実際に足を運んでくれる
方が尚増えるであろうことは素直に嬉しいですね。

※日曜日の夜営業はしなくなりました。
木曜日が定休日。

狭い範囲ながら、らーめんに限らず、
町田&相模原、そしてそれらの周辺の
主にランチを食べ歩いている僕が、
例えば他で化学調味料たっぷりの、でも
美味しかったりするお料理を食べたあとで、
味覚を再度リセットするために
戻って来るのが、こちら欅。

正直、うわっ!うまっ!という一杯にばかり
当たるわけではありませんが、
逆に、まずい一杯に当たったことは一度もなく、
既に人気店ゆえ、店主・佐野氏とは、
2,3言葉を交わすくらいだったりしますが、
とにかく良いのですよね、欅は。

写真は去る日曜日、9月1日に今季は最後の
提供になったさっぱりジュレの冷やしら〜めん。
ここ何ヶ月かですと、幾つかのバリエーションも含めた
つけ麺の人気が富みに上がって来ているのかも知れません。

2号店が出来る予定地の現状のボロボロのお店の
写真も挙げておきましたが^^;笑、
きっとかっこよいお店に仕上げて来るはずで、
そのギャップが楽しそうですし、
鶏清湯の1号店に対して豚清湯にするという
2号店にも期待しちゃって良いのかも知れません。

※2号店はふじ家の隣り、肉の佐藤のそばに出来る予定。
開店まで時間があったので、測ってみたら、
小田急相模原駅改札から徒歩1分46秒でした。
因みに1号店までは4分42秒。
今日は同じ900円でブラックつけ麺もありましたし、
結構出ているようでしたが、敢えてレギュラーのつけ麺で。
※溜まり醤油?の甘みがあり、旨かったらしい<ブラックつけ麺。
平日の午後1時半には、たまたまお客が半分捌けていて、
でも、すぐに待ちが発生していました!

今日はまず八王子のみやみやでシャッター(開店待ち)を
一番乗りでやりました。
お目当ては主に烏骨鶏でとったお出汁の醤油つけ麺。
奮発してキャビアTKGも付けたけど、
期待した程には楽しめなかったので、1時間10分かけ、欅に移動。

■つけ麺 900円(税込)
レギュラーの(鶏醤油)つけ麺は、この先は知りませんが、
通年メニューで、2年前のオープン当初からあり、
マイナーチェンジはして来ているみたい。

でですね、今日、出てきてパッと思ったのが、
麺が細くなっていないかい?ということ。
食後、佐野氏にお聞きしてみたら、やはりそうで、
いつもより細くてかたい角麺は、湿度が高いから、
今だけそうしていたみたい。
明日?からまた元の麺に戻すとのお話だったか、と。

個人的に他者様におすすめしやすい欅のつけ麺は、
いつもの中細で、かたさまではなくて、伸びやかな腰といったものがある麺。

あの伸びやか感じが昆布水とも相性は良くて、
ちゅるんとした昆布水でコーティングされたフスマの見える麺が
しっかりとしたお出汁感に下支えされた
つけ汁のキリリとした醤油感と醤油の旨味乃至はコクの強さを纏うと、
ああ、やっぱ欅のつけ麺はうめぇなあ!としみじみとするわけです!

というわけで、いま!欅でおじさん的一押しは、
その後、限定販売されていないけど、先に紹介した
青唐辛子の塩つけ麺!

※木曜定休日はそのままに、明日からかな?
日曜日は昼だけの営業になるみたい。
※今週の火曜日に食べログ点数が確か3.69→3.71になりました!パチパチパチ
欅~HANARE~(2号店)が来月オープン予定。
場所は小田急相模原駅にグッと近くなる
ふじ家の隣り、喜助ラーメンの向かい。
1号店では鶏出汁メインの清湯(チンタン)であるのに対して、
2号店では豚清湯で行くみたい。
正社員ならスープ作りのノウハウも教われるのかな(最後の方の写真を見てね)。
2号店のTwitter
https://twitter.com/Keyaki_Hanare

さて、本日限定の青唐辛子の塩つけ麺(税込1000円)。
旨かったですねえ。
旨味たっぷりなお出汁、脂ぎってはいない適切量のオイル、
角は取れつつも少しキリリとした風の塩だれ。
とても期待通りで、そこに生の青唐辛子の小口切りが沢山。

赤唐辛子と違い、シャープに尖った風の鮮烈な辛味が、
辛い物が苦手な方は無理では?(笑)といった程に出ていて、
この爽やかな辛味がとても良い。

辛味はこの生の青唐辛子だけとのことでしたが、
こりゃあいいつけ麺ですねえ。
レギュラーの醤油ベースのつけ麺と甲乙つけがたい。

そんなウマウマつけ汁と合わさるは、
昆布水に浸かった中細の伸びやかな腰の美味しい麺。
フスマも少し見えるそれは、昆布水に浸かっているがゆえに、
ちゅるんとしていて、そのままでも、
パウダー状のぬちまーす(うるま市の塩)をかけても旨いのだが、
やはり青唐辛子入りのつけ汁と合わさると向かうところ敵無し?(笑)

麺が昆布水に浸かっているがゆえ、
後の方はつけ汁の温かさは保たれないものの、
しっかりとウマウマスープを纏うし、
ここんとこ暑くなって来て、辛さが倍増したという青唐辛子が絡むと、
とてもいい感じに。
つけ汁にいっぱい沈んでいる小さなサイコロカットの
ほろほろ豚バラチャーシューも良かった!

麺の器に残った昆布水は温めてもらえば、
昆布の香り立ち、良いスープ割りに。
念願だった欅式塩つけ麺、しかも青唐辛子たっぷり
バージョンには気分を上げてもらえました!
次回はいつやるのかな。

因みに、夏場は毎日あるのかも知れない
「さっぱりジュレの冷やしら~めん」(税込900円)
は1日10食くらいの限定で、
今日だと12:30くらいには売り切れたみたい。
佐野氏にお聞きすれば、やはり
2017年9月17日のオープン以来、
1年9ヶ月にして初めての鮮魚を使った
らーめんだそう。

【本日限定】鯛出汁塩らーめん 900円
とてもさっぱりとしたお出汁感。
重層的に織り成すような厚みのある旨味とは違います。

いつもの鶏中心の欅謹製スープは入っていないそうで、
生の鯛から抽出したお出汁が強い。
単調な味わいにはなっていなかったのは、
隠し味に浅蜊の出汁も入れていたみたい。

これ以上やると若しかしたら臭みになる
くらいのギリギリの線を狙ったお出汁だったのかな。

美味しく頂けました!

他のお客さんのものを見ていたら、
味噌らーめんに別添えの大きめのカットのバターをつけている方、
かなりの量のメンマ増しにしている方もいらっしゃいました!
共に+100円!
なぁんて冬でも夏でも色々と食べてみますけど!!

■つけ麺 900円
100円の大盛券を2枚買い、特盛にしてもらいました!
すると麺の量は2倍の400g!
確かにお腹は膨れたけど、無化調のあっさり系であることに加え、
美味しいばかりなので、食後感も良好。
端的に言って旨かった!!

とても繊細にバランスのとれた、でも、しっかり味で、
弱い甘みと弱い酸味、そして、キリリと立つ醤油味が仲良く同居していて、
それを欅の命とも言えそうな鶏メインのお出汁がしっかりと下支え。

欅ではこのつけ麺ばかり食べている方もいらっしゃるようですが、
これは美味しい♪

それだけを頂けば、塩っぱくてキリリと醤油味が立つ
たれの角は取れてはいますよ。
そこに昆布水に浸かっているが故に、ちゅるちゅるとする
中細の自家製麺を浸し、頂いてみれば、良い塩梅で、
400gの特盛もすんなりとなくなりました!

つけ汁は後の方には冷めるし、更には冷ための昆布水で
割って、全部を有難く頂きますが、
何とも全部が美味しい。

2017年9月19日のオープン以降、
つけ麺の味もちょいちょい変えて来ているそうで、
当初は鰹節のお出汁も入れていたそう。
言われてみれば、鰹出汁の味の記憶も甦って来ましたが、
それだと日本蕎麦な風味になっちゃうので、抜いたそう。
引き算の美味しさへとバージョンアップ。

個人的につけ麺の経験値は低いままながらも、
この五味※が良い具合にバランスした
欅のつけ麺はいいですね。

※苦味はありません。
いろんな味という意味で五味と言いました。

5月21日には食べログポイント3.60から3.70へ。
相模原市内飲食店ランキング4位。
なぁんて、ここ欅の佐野氏は神奈川らーめん界でも
天下を取りたいわけではなく、
美味しい一杯を提供し、進化し続けることで以て
街に更なる彩りを添えたいのかも知れません。
自己実現的な動機もあるかも知れませんけど。

何が言いたいかといえば、
おめでとうございます‼‼
ということ。
GW明けになる明5月7日(火)はどうか知りませんが、
毎月第1,3火曜日にお店ごとの食べログ
総合点は更新されます。
cf. 点数・ランキングについて
https://tabelog.com/help/score/

確か前回の4月16日(火)の更新時だったかと思いますが、
欅はとうとう3.60の大台に乗った。
神奈川県内のらーめん店ランキングでは、
2883件の登録がある中で現在44位!
つまり、相模原市のラ店の顔には疾うに
なっているわけで、比較されるべきは、
神奈川県内の名だたるラ店になっているわけです(^^)。
なぁんて、佐野氏にお礼を言われるまで、
3.60の大台に乗ったことは忘れていましたよ。

因みに県内ラ店トップは湯河原の飯田商店で
ラ店としては驚異の3.99!!
現在のらーめんの提供はいつ止めるのだったか、
飯田商店は佐野氏のリスペクト店でもあります。
因みに飯田氏がリスペクトしていたのは
町田にあったロックンロールワンの嶋崎氏でしたね。

ま、点数はひとつの指標に過ぎず、
とにかく、神奈川をいろんな実力派らーめん店が
盛り上げて行ってくれることを願います。

わたくしの前回の欅訪問は4月1日。
1ヶ月以上、間を空けたのにはわけがあり、
最後の欅レビューにコメントが付かなかった。
それがショックだったわけでは勿論なくて(^^)、
2017年9月19日のオープン以来、
37回位行っている僕は、
欅に若しかしたら変な色をつけちゃっていて、
僕が書かなければ、行って、楽しめた
方のそんな楽しみを奪ってはいないか、
と思い、間を開けてみました。

■醤油らーめん 800円(税込)
今日の午後2時半の時点でも外待ち5人だった
欅@オダサガ。
とうとう大ブレイクしたか!?(^^)と思い、
お聞きしてみたら、GWもお客が殺到まで
したわけではなく、でも、それなりに
お忙しくしていたみたい。

もうないかな?と考えていたライムを入れた
限定の塩つけ麺はやはり終わっていて、
久しぶりの醤油らーめんのボタンを
券売機でポチっと押してみる。

鶏油と思われる油が割かし浮いていて、
鶏出汁メインのまぁるいお味の
スープの風味に拡がりを与えている。

塩角の取れた、でも醤油感はしっかりとある
スープも、何てことないようでいて、
町田の新しいラ店・40番の醤油スープとも
また違って、どちらかと言えばシンプルに
旨くて、レベルは高い。

自家製の細麺を茹で加減かためでお願いしてみたら、
理想的なポキポキとした歯切れの中には、
小麦粉の味も良く感じられ、美味。

適度は歯応えの低温燻製チャーシューも
噛めばほろほろと崩れる
煮豚豚バラチャーシューにも
飽き性な僕は、でも飽きることなく、
楽しめましたよ。

次回は、またやってくれるはずの
ライム入り塩つけ麺を狙ってみよう。
レギュラーの(醤油)つけ麺が
また旨かったですしね。

欅Twitter
https://twitter.com/keyaki_sagami
によると、今日はなんだかんだで
お客さんが多かったみたいで、
1日分のスープが昼営業で出たので、
夜はお休みとのこと。
限定メニューにも興味がある方は
ぜひTwitterをフォローしてみてください。
好きな人はとても好きな欅のさがみブラック(らーめん)。
少なくとも20日前には変わっていたみたいですが、
いつからか溜まり醤油を使ったたれが変わりました!
今日は欅のそんな別の名物らーめんを頂きに。

因みに、僕は最近覚えた道ですが、
行幸道路沿いの信号「南大野交番前」を入って行くと、
お店の駐車場へのショートカットになります。
欅も出店し、お祭り終了を待たずに売り切れた
おださが桜まつりの会場となった
松が枝公園の横を通って行く。

■さがみブラック 850円(税込)
たれが変わったとのことで、
まずは蓮華でスープをひと口。
あれれ?甘みは余り感じられません(^^)。
そこが以前のさがみブラック(1号)との大きな違い。

たれのコクは相変わらず強くて、
そこに欅スタンダードな鶏メインの
お出汁感が合わさると旨い。
個人的には以前の中毒性のある
甘みがあった方がより好きですけど。
塩角は取れていたかなあ。
少なくとも塩気に尖りはなく。

麺は、かためでお願いしても、
或いはおかわりの味付替え玉を
ふつうでお願いしても、
芯が残ってはいないけど、
芯の強さの感じられる
ポキっとした歯応えが
個人的にはやはり好きで、
微かなザラ付が感じられたので、
加水率は低いのでしょうね、
個人的にも推している麺で、
自家製の細麺は春よ恋100%で
製麺しているそう。
角ばってはいない丸麺です。
醤油らーめんや味付替え玉と共通。

そして、すりおろしの国産生姜を
スープにとくと、
辛味まではないものの、
元から輪郭のはっきりとした
醤油スープがキュッと引き締まる。
味付替え玉(+200円)を
にんにくパンチ味にして、
混ぜ混ぜし、残ったスープに入れれば、
元から入っている生姜と合わさり、
ここ欅のらーめんとしては、
多分、一番の味変になり、旨かった。

一昨年の9月のオープン当初からの
ほろほろの豚バラと別の部位の
豚ちゃんの燻製チャーシューとの
食感と風味のコントラストも、
飽き性な僕ですらまだ飽きない。

非日常系で同じ味に飽きやすい僕が
飽きない理由は簡単で、
あちこちを食べ歩いている人の中には、
今時のありふれたらーめんじゃんね!
みたいに少し揶揄する方もいるらしいけど(^^)、
やはり少しずつ少しずつ進化しているのですよ。

相模原公園の菖蒲や世の女性たちにしろ、
みな同じように見えて、そばで観察してみると、
実際はちょこちょこっと結構違う。

美味しいものの発掘を通じて、
地元の少しの町興しを企図する僕個人は、
近年はマチサガ以外のらーめんは
殆ど食べ歩いていないけど、
同じようでいて、実は違う、
そんな欅オリジナルな色が認められたのなら、
店主の佐野氏も張り切って、
更なる美味しい一杯を作るべく、
出来る範囲で精いっぱいやって
くれるかも知れません。

個人的にはもっと食材に拘り、
更に手間をかけ、
1杯1000円や1200円
からのらーめん屋を
やって欲しいけど、
すると、お客がグッと減ることは
想像に難くないので、
やらない方が良いと思います(笑)。
ま、限定らーめんで!ですね。
贅沢ですよ~~♪
青森の銘柄地鶏であるシャモロックの
ガラ40kgを始め、丸鶏4羽と
モミジの計53kg‼も使って、
あとは野菜すら使わず、水のみで、
100杯分ほどのスープをとったそう。
本日限定で今夜の営業の時間帯は残り20杯。
20人並んだ時点でもうオーダーは受けないそう。
本日だけの謂わばシャモロック祭りですね。

どこまで書いていいのか(^-^;笑、
興味のある方もいらっしゃるかと思うので、
少し明かせば、普通のブロイラー鶏のガラの
2倍の値段がシャモロックの場合するそうで、
更には青森からの送料がその2倍。
量と値段ではちゃめちゃ原価がかかっているので、
普段はとてもじゃないが出せない鶏清湯スープだそう。
興味のある方は欅のTwitterを遡って見てみてください。
大きな寸胴鍋に鶏ガラが溢れんばかりに
詰まっている動画が面白い!

話を戻しますと、今日はレギュラーで
一杯1000円くらいまでで
鶏清湯らーめんを出しているような、
どこの評判店よりもきっと
たっくさんの主に鶏ガラ、
しかもシャモロックのそれを使った
かなり贅沢な一杯を頂きました。

■青森シャモロック 塩らーめん 1000円
醤油もありました。

無化調ですから、やっぱり蓮華でひと口目の
インパクトなんてないのですよ。
でもね、鶏だけのあっさりスープに
こんなに厚みのある旨味が出て来るんだ!的に
まずはもうひと口ふた口と量的にも
ケチっていないスープを口に運んでは
舌の上で吟味。

いやあ、旨味が凄いというかとにかく厚くて、
鶏だからそこはやはり円やかな味わいがします。
そんなウマウマ鶏スープに合わさるは、
角が丸みを帯びた、癖はないのだけど、
乾物魚介出汁も入っているからか、
深みのある味わいの塩だれ。

僕が欅の塩だれに敢えて残された
少しの角を以前ここ食べログで
指摘したことがありますが、
あの時に一時的にそういう作りをしていただけで、
いまはまた元の円やかな塩だれにしているそう。

麺はレギュラーの塩らーめん
同様のむちっとした角麺で、
この自家製麺も良いし、相模原市内の評判
ラ店ならだいたい行っている僕的に
市内一等の麺だと考えているのは、
醤油らーめんと多分さがみブラック、
そして、味付替え玉(200円)で使われる
パツパツの、芯が残ってはいないけど、
芯の強い自家製丸麺。
かためオーダーすると、
良い感じの歯応えになります。

あと、今日は御夫婦と思われるおじいちゃんと
おばあちゃんも来ていました!
らーめんフリークな方が老父母
を連れてくるのはまだ判る。
そうではなく、評判を聞きつけ、
駐車場の場所まで調べ、
おじいちゃんおばあちゃんが車でやって来る。
客層が広くて、ほんと良いらーめん店です!
時々、限定で提供される淡麗煮干塩らーめん
目当てに行ってみました。
オープンから今日でちょうど1年半が経ち、
評判はだいぶ広まっているのか、
個人的に、いいね!と思うのは、客層が幅広い点。
JKやカップルや老夫婦からラヲタさんらしき方まで。
ラヲタさんにも好かれている点がポイントで、
それだけの拘り➡美味しさへの昇華が見て取れるからですね。
なのに、間口は広く、今時のあっさり系らーめんが
好きな方々に開かれている。
更には、一杯が750円(塩らーめん)からと
ちょっとだけ高めなのもいい。
すると、客層が違って来る。

どうしようもなく慢性的なダルさが抜けない私は、
今日も知らないお店開拓はやめ、
勝手を判っている欅へと向かいました。

■淡麗煮干塩らーめん 850円(税込)
時々限定で出て来る煮干出汁のみの一杯。
初回ほどの感動は飽き性な僕にはなかったものの、
どなたか女性と思われる方が、煮干らーめんの概念を覆される!
ウマウマ♪みたいなツイートをしていたように、
これは煮干ラー初心者にも上級者にもいいんじゃないかなあ?

僕の場合、単一の素材でとるお出汁は
旨くならないとの先入主を覆されたのが、
この淡麗煮干塩だったわけで、
パンチはない分、しみじみじんわりと旨さが
味蕾に伝わって来る。

ポイントは、同じ煮干でも、鰯と飛魚を使っている点。
旬彩の店主も言っていたけど、アゴだけなら、
甘みないしはまろ味ばかりが出る。
そこにシャープな苦旨味のあるイワシの煮干を加えると、
味にグッと奥行が生まれます。
塩だれからは以前感じられた尖りが消えたかな。
円やかなたれが2種類の煮干の旨味を
優しく強調していましたね。

自家製の細麺は角張ったむっちりとしたもの。
湿度や温度の差が悪さするのか、
なかなか製麺も難しいらしく。

さて、明後日3月21日はシャモロックの
モミジ、ガラ、丸鶏をい~っぱい使った
鶏醤油or鶏塩らーめんだけの贅沢な1日。
煮干もさることながら、シャモロックに興味が
湧く方もいらっしゃるでしょうね。
本日限りの店主の気まぐれらーめんでした!
て、明日ももしかしたらあり??
限定情報はお店のTwitterで。

■豚ブラック 850円(税込)
塩だれを使用した豚ホワイトもありましたよ。

僕の場合はこちら欅で無化調のらーめんを頂くことで、
化学調味料に慣れた舌を1年半、磨いて来ています。
何が言いたいかというと、化調に慣れたままの舌には
今日のは旨味過少に思えるであろう豚+野菜のみのお出汁感でした。
レギュラーメニューに使われる鶏メインの重ね味とも違う、
すっきりとシンプルな豚清湯(ぶたちんたん)。

そこに合わさるは、レギュラーのさがみブラックとはまた違う?
溜まり醤油を使った醤油だれ。
或は同じ溜まり醤油を使用したたれだったのかも知れませんが、
期待した自然な甘みまではなくて、
醤油感としては、やはりすっきりとしていて、
コクは弱めで、癖のなさに作り手のセンスの良さが透けて見えました。

麺は小麦粉が詰まった風のむっちりとした手揉みにより縮れた自家製細麺。
一度、欅の味噌らーめんを縮れの強い麺で食べた時には
スープを運び過ぎてくれ、個人的には旨味が若干過ぎていましたが、
今日のは、すっきりさっぱりとしたスープを程好く口に運んでくれた。

粒の大きな豚の背脂も含めてとにかくすっきりとしていて、
お店によってはそこで提供されるらーめんが旨味過剰に思えるようになった
僕の舌を毎度、綺麗に洗い流してくれるのが欅の一杯。
あらゆる人に受け入れられることは勿論なくとも、
更にもっと多くの方にとって欅のらーめんが
スタンダードなものになるといいな。
本日の限定はまぜそばブラックで、
こちら欅は限定も外さないことが
知られてきているのか、
何人か若者が頼んでいましたが、
僕は昨日、クックらでハイレベルな
家系つけ麺を食べたばかりなので、
食べ比べしてみたく、久しぶりに
つけ麺にしてみました。

今日木曜日は定休日ながら、先週に続いて
営業。というのは、先月に店主の風邪や
お店の機械の故障で臨休したことの振替営業。
ちょっとしたお詫びの印なんでしょうし、
例えば、こんなところにお店の律儀で
誠実な姿勢が見えるかも知れません。
なお今月の残り2回の木曜日はお休み予定。
因みに若い男性は賄い丼(250円)を
つけている方が多いようでした。

■味玉つけ麺 1000円(税込)
味噌らーめんと共通の麺なのかな、
聞けば、200gで大盛(+100円)にすると、
300gとのこと、そうしました。

まずは沖縄本島で作られている
ぬちまーす(の塩)という
塩気はそんなに立たない
パウダー状の塩をかけて食べてみる。
昆布水に浸かった中細の麺は
ちゅるちゅるで、旨いですね。
手打ちの日本蕎麦をまずは
そのままで食べてみる要領です。

次に温かいつけ汁をひと口。
刻み葱が浮かべてあるだけなんですが、
これ、とてもイイ!です(^^)。

少し感じられる甘みは醤油由来なんでしょうけど、
その甘み込みにコクがとても強い。
お出汁感としては、節っぽい香りが
ふわりと立ち、でも動物系、
乾物魚介系の何もが控えめな主張を
するばかりなんですが、
そんなしっかりとした土台の上で、
円やかではっきりとした醤油の
主張があり、このコクの強さは秀逸ですね。

油っぽくならない範囲で浮いた油も
適切だし、この醤油の旨味は
かなりのもので、昆布水を纏い
ちゅるちゅるで程好い腰の麺とも
ベストマッチ。

他、燻製香のあるチャーシューや
ほろっとした豚バラチャー、
黄身がゼリー状にピタっと決まった
味玉も良いのですよ。
ただ、らーめんとは、スープと麺の良さ、
それから、それらの相性の良さだよね~!
と考えた時に、
これぞ良いらーめんの見本と言えるような
高いレベルで味が決まっていた
今日のつけ麺を殊の外楽しめました。

店主・佐野氏は最近はどのくらい
食べ歩きを出来ているのか、
少なくとも評判らーめん店はかなり
食べ歩いて来ているはずで、
本当に美味しいらーめんを知っていること、
そこに高い技術が伴い、
一昨年の9月19日のオープン当初からある
つけ麺の完成度は高く、
かなり楽しめましたよ。
汁も良い塩梅で、濃すぎない味なら
楽しめる僕は、スープ割にはしてもらわず、
そのまま(最後の方は冷めた)つけ汁を
全部美味しく頂きました。

あっさりコク旨醤油スープ好きの方は
ぜひぜひ。

※食べたことがない方は、
最初、昆布水浸けの麺のちゅるちゅる
とした舌触りに少し抵抗が
あるかも知れませんが、
つけ汁のお出汁と合わさると、
旨味の相乗効果をもたらします。

https://twitter.com/Keyaki_Sagami
限定や臨休情報などは
欅のTwitterアカウントを
フォローしてみて下さい。
※明1月31日(木)もこの牡蠣味噌ミルク麺
を提供するそうです。ランチタイム限定。
https://twitter.com/keyaki_sagami

牡蠣らーめんと言えば、の淵野辺にある
貝ガラ屋とはまた違った良さがあり、
美味しかったですねー!

これで僕の中でこちら欅で現在、特におすすめは、
1.時々限定である淡麗煮干塩らーめん
2.限定販売は今回多分2回目の牡蠣味噌ミルク麺
3.11月にレギュラーになったさがみブラック
になりました!
まー!普通には醤油、塩、味噌らーめんのどれかを
初回は食べるのでしょうし、
そちらもいいですけど、個人的には何度かずつ
食べているもので。

客層がやはり良いのですよ。
平日の午後1時半には、
女子高生と思われる2人組、美男美女カップル、
見た目会社のお偉いさんなスーツ姿のおじさん達、
女子大生っぽいグループ、勿論御一人様も来ていて、
客層が幅広い。

■牡蠣味噌ミルク麺 1000円(税込)
牡蠣の身は入らず、牡蠣をペーストに
したものがスープに溶かれていますが、
過日、青梅のいつ樹で
牡蠣味噌らーめんを食べた時には、
美味しいけど、牡蠣の苦味
のような味も目立ち、
楽しみきれなかった!

牡蠣ばかりだと上質なお料理にはなり得ない。
そこに牛乳を合わせて来たのが
佐野氏のセンスの良さだし、
見た目だって麗しい、しっかりと
才色兼備なお料理に仕上げて来ました!

牡蠣ペースト+味噌だれですから、
どろっともしているのだけど、
くどさ皆無にミルクの自然な
甘みによるさらっとした
後切れの良さが楽しい。
味わいとしては味噌だれは
どちらかと言えば裏方で、
前に出て来るのは、やはり
牡蠣の旨味なんですが、
その旨味が過剰なことなく、
牛乳と合わさると、甘みというか、
円やかな舌触りになっていました。

麺は味噌らーめんと共通の中細角麺。
もっちりまでは行かないむっちりとしたもので、
ドロ系のスープを良く纏う。

一杯のデザインというか見た目がまた上等で、
豚肩ロースと思われる低温調理の
チャーシューを4枚畳み、
立体的に盛り付けたら、
粉チーズとオリーブ油と
思われるものを少々、
トップにクレソンを載せて。

今日は牡蠣の癖のある風味を牛乳で
程好く中和した上質な一杯に
気分を上げてもらいました!
牡蠣もクリーム系パスタも
好きな方なら気に入りそう。
次回はいつ限定販売されるのか、
Twitter要チェックですね?
欅のエゴサーチで良くタイムラインに流れて来る
ツイートの女性が欅のさがみブラックという
らーめんが大のお気に入りらしく(笑)、
影響され、僕も2度目、食べてみました。

お店に入り直ぐ左手にある券売機で食券を買います。
どこで評判を聞きつけたのか、
今日の昼には割とご年配のご夫婦らしき2人も
来られていて、ラヲタさんだけでなく、
広く愛されているらしい欅のらーめんはいいなあ、
と思いましたよ。

■さがみブラック 850円(税込)
流石に2回目は1回目みたいな感動!までは
ありませんでしたが、やっぱり旨い欅の黒らーめん。
たまり醤油なるものをたれに使っているそうで、
その強くはない甘みにどこか中毒性あり。

淡麗系琥珀色に澄んだお出汁は
依然鶏出汁を強めているようで、
その丸みのある味わいを甘みのある醤油だれが
優しく包んでいる。
節、煮干といった乾物魚介系
の明確な風味はありません。

麺は醤油らーめんや味付替え玉と共通と思われる
いつもの細い自家製ストレートで、
今日はかためでお願いしたら、
博多らーめんで言うバリカタほどのしっかりと
かたい茹で上がり。
低加水ながら、麺肌にざらつきまでは感じず、
スープを纏いちょっとつるっとする麺は、
歯切れの感じがまずはパツっ、そしてムチっ。
相模原市界隈のかための細麺が好きな方には
是非一度は試して欲しい一品。

縮れのないストレート細麺な分、
程好くコク旨スープを運んでくれ、
昨夜、DEAD OR ALIVEであり得ない辛さの
激辛らーめんを食べ、緩いままの僕のお腹にも
優しい。
チャーシューの上のすりおろし生姜を
スープにといたら、味変成功~♪
スープの味をしっかりと引き締めてくれました。

欅の一杯は、今風と言えば今風なんだけど、
見た目がゴテゴテしていなくて、また良いのです。
このさがみブラックに関しては、
1.割と歯応えの良い低温調理で燻製香のある豚ももチャーシュー
2.歯応えと柔らかさを両立させた豚バラチャーシュー
が1枚ずつと
3.小口切りの青葱
4.すりおろしの生姜
5.微塵切りの玉葱
6.太い材木型のメンマ
のみ。

■味付替え玉 200円(税込)
醤油らーめんやさがみブラックと共通の麺と思われます。
大盛(+100円)なら0.5玉増しのところ、
たれと少しのトッピングが付く替え玉は1玉。
お聞きしてみたら、1玉は依然130gとのこと。
ラーメン二郎の小ラーメン野菜増しが
すんなりとお腹に収まる方は、
更に賄い丼(250円)を付けても〇まるだし、
すると、〆て1300円!!
たまにはリッチにどうぞ(^^)。

今度は茹で加減をかためにはしませんでしたが、
それでもやはりパツっ、のちムチっとした
小麦粉が詰まっている風の美味しい自家製麺。
そのままでも行けていますが、
残ったスープにつけ麺みたくして食べてみたら、
結構しょっぱくなったので、
お仕事中でなければビールをつけても!
中瓶600円(税込)はサッポロ赤星のはず。
おつまみはつかないみたい。

こちら欅では何を食べても間違いない、とまでは
正直言えませんし、というのは店主・佐野氏は
ちょくちょくマイナーチェンジをしているようで、
たまに僕の好みからは少し外れた一杯もありますが、
そんな弛(たゆ)まぬ試行錯誤も含め、
やはり良いお店だと思いますね。
昨日のツイートで、セメント(色)系の
煮干らーめんをやる予定だけど、
思うような味が出せなければ没にするかも?
みたいな内容の告知があったので、
ま、なければないで、さがみブラックがあるし、
と半ば期待しつつ、中1日また欅に行ってみました!

■煮干ラァメン 800円(税込)
あれ?没にしたのかな?(笑)というくらいに
今時のセメント色スープの
煮干らーめんとは違いましたが(^_^)、
スープを蓮華でひと口、とても気に入った
ポイントがあります。

塩らーめんとたれは一緒のはずで、
塩らーめんでは個人的にもうちょっと
丸みを帯びている方が良かった
たれの塩角のまあまあある尖りが、
準レギュラーみたいな淡麗煮干塩らーめん
よりも強く感じられる
煮干出汁の謂わば苦旨味のちょっと
シャープな味わいとベストマッチ。

そんな2重にどこかシャープな味わいを
円やかなアゴ出汁でくるんでいる
三位一体となった旨味は良かったですねー!
動物系のお出汁はこの一杯にも、
淡麗煮干塩らーめん同様、入っていないはず。

自家製麺は塩らーめんと共通と思われ、
ポキ感はなく、ムチっとした中の少しだけ
歯を跳ね返す弾力のあるなかなかのもの。
因みに味付替え玉(200円)は
ポキっムチっとした別の麺で、だいぶ旨かった。
こちらは醤油らーめんでも使われる麺と思われます。

世の本物セメント系、つまり、人によっては
強すぎる煮干出汁のらーめんの
見た目や味に抵抗感がある方は、
レギュラーメニューにはまだ昇格になっていないけど、
限定で良くあるこちら欅の淡麗煮干塩らーめんで
美味しい煮干らーめんの世界に足を
踏み入れても良いのかも知れません。

それから、長いこと食べログの総合点は
3.58でしたが最近漸く3.59になり、
相模原市内に3千店舗以上ある飲食店の中でも
7位まで上がって来ましたね。
以前とある飲食店店主は、3.5の大台に乗るのが大変!
みたいなことを言っていましたが、
ここ1年くらいかな、の食べログの加点システムなら、
あちこち食べ歩いている食べログレビュアーさんが
多分3人高い評価をすれば、
すんなりと3.5の大台に乗ることがあります。
ただ、その後が問題で、なかなか後続レビューがなくて、
いつまでも3.5辺りのままだったりする。
ここ一郊外型の町である相模原市で
飲食店をやることの難しさは
その辺りにもありそうです。
町田の繁華街のお店ならまだ
レビューが続くこともありますし、
こちら欅の場合は目一杯続きましたけど!
きっと原価率はだいぶ高く、評判は既に広まっているように
思える小田急相模原の欅のお客はもっと増えると良いのかも。
そうしたら、新しいマシーンも買え、
結果、更なる美味しい一杯に消費者はありつける。

■味噌らーめん 850円(税込)
昨夜は久しぶりの欅の味噌ラーを。
大盛1.5玉は+100円ながら、
もっと食べたい方は味付替え玉を200円で、
更には値段の割にはお肉沢山の賄い丼(250円)を
付けても良いかも知れません。

昨年のTRY(東京(周辺)ラーメンオブザイヤー)
の新店味噌ラー部門で
2位に選出されたのが、欅の味噌。
記憶していたのよりもおとなしく
優しい味わいになっていましたね。

スープは丸鶏まで含めた鶏メインの清湯
なんでしょうけど、味噌だれを替えたのか、
さらさらとしたスープからはパンチまではないです。
味噌だれの「麹臭」と個人的に呼んでいる若干嫌な
風味はなく、癖のない味噌の風味は立ちます。
甘みは特にはなかったような?

麺は中細。
フスマの見えるもので、全粒粉入りなんでしょう。
少しのざら付きがあり、角張ったそれは
もちっとしたもので、スープも良く引き上げる。

チャーシューは以前同様の豚バラの方は
口の中でほろりと崩れるタイプでいつもながら美味。
もうひとつの燻製香のする方は
以前の豚肩ロースとは違い綺麗なピンク色をした
豚ももとのこと。
昨日は昼の厚木家に続いて歯応えの良い
豚ももでしたが、噛み締める度に肉の旨味が
しみ出して来て、こちらも旨いですね。

店主・佐野氏にはこの先も
マイナーチェンジを繰り返しながら、
果ては至高の一杯を作り出して欲しく。

個人的に現在の欅で好きなのは、
1.時々限定で出る淡麗煮干塩らーめん
2.さがみブラック
3.塩らーめん
ですね。

そんな研究熱心なラ店と言えば、
他には町田のヌードルズファクトリーもあり、
今日の午後5時から第3回の御披露目会をやるそう。
今回は内モンゴルの天然かんすいまで使い、
原価率無視のはちゃめちゃ拘った
あっさり系真正無添加醤油ラーで
30食だけ限定とのこと。
・ヌードルズファクトリー
https://twitter.com/factory_noodles
年越し蕎麦は何故食べるか。
ひとつには細く長く生きられるように。
なら、麺類全般良くね?と
個人的にはここ10年来、
年越しにはだいたいらーめんを食べています。
今年の〆ラーはどうしよう?と
他店の限定だったり、幾つか選択肢はありましたが、
今年何度も美味しい一杯を食べさせてもらった
欅に御礼参りの積りで行ってみました。

■特塩らーめん 1000円
お出汁はやはり鶏の比重を増やしたままなのかな、
もう何度目かなんで、特に観察的には頂かなかったけど、
5種類の食材で採った重ね出汁が効いていて、
流石は佐野氏、スープにしっかりと奥行を持たしてある。

麺はパツパツ気味の硬派な歯切れの中に
少しムチっとしたアクセントがあり、
塩らーめん専用だと思いますし、
陳腐に響くので、余り遣いたくない言葉だけど、
欅の自家製細麺は"逸品"に相違なく。

今日のチャーシューに燻香があった記憶がないので、
チャーシューはスーパーしっとりな鶏と
豚バラロールだった模様。
醤油、それから、味噌らーめんもかな、
には去年9月19日のオープン当初から評判の欅チップで香り付けをした
程好い歯応えの豚肩ロースが鶏チャーの代わりに載ります。

学校で"天才は死んだ"と習いました。
ここでは、無から何かを生み出せる存在を「天才」と呼んでいますが、
では、天才なき後の世界の才能は何かと言えば、
既に出揃っているものを如何にして組み合わせるかだ、と。

佐野氏には、これまで通り、奇を衒うでもなく、
種々と組み合せてみて、スープも何も更なる美味しさへと昇華させて欲しく。
欅にとって、将た又、あなたにとって
2019年が更なる飛躍の年になることを祈念して、擱筆。

※先のレビューは没になりました(^_^)。
コメントを頂戴した方々、有難うございました!
凄い煮干らーめんを食べちゃいました。

■淡麗煮干塩らーめん 800円(税込)
動物系抜きに煮干出汁だけのらーめん。
本日限定ながら、どうやら年内はやるみたい。
お店のTwitterのチェック。
開店直前ではなく、もっと前に更新してくれると、
食べ歩きしている方々の予定が立ちやすくて
より親切かも知れません。

まずはスープを蓮華でひと口。
インパクト系とは真逆で、
やっぱり優しい欅のスープ。

でもね、直ぐに蓮華が止まらなくなります。

滋味深く、お出汁感十分なスープからは、
まずは煮干のビターな苦味がまあまあ感じられ、
そして、弱くも円やかで自然な甘みが割とある。
甘みは油に由来するのか判らないままに、
佐野氏にお聞きしてみたら、
それもまた煮干とのことで、
しかもアゴ=飛魚の煮干由来とのこと。

同じ煮干でもアゴとイワシを
現在では黄金比入れ、お出汁をとるそうで、
アゴだけだと煮干らしさ、つまりは
ちょっとビターな苦味が出ないそう。

なるほど、アゴ煮干由来の自然な甘み、
そしてイワシ煮干由来の
弱くもくっきりとしたビター感。
2種類の煮干のこのバランスのとれた感じが
めっちゃ良くて、上品なのに旨味的に物足りなさのない
煮干らーめんの素晴らしいものを今日は頂きました。

しょっぱくない量の塩だれも
お出汁感を際立たせる良い塩梅。
麺は塩らーめんと同じ自家製麺なのかな、
加水率低めの細いそれはちょこっと
ポキっとした歯切れの美味しいもの。
風味のアクセントに少しだけ載せられた
柚子の皮まで含めてトータルに申し分ない。

この先も杯数限定で時々出すのでしょうし、
ガツンと煮干ではなく、じんわりと煮干タイプの
上質な一杯を食べたい方はぜひ。
今日は昼営業の時間帯に売り切れたそう。

というわけで、らーめんに限らない
個人的な食べ歩きランキングでも
お店を1位にしちゃいましょう。
4.3点を進呈するのは、マボロシ以来。
日本社会がどんどんおかしな方向へ行っているようで、
気が滅入っていた時だったので、
何も書かなかったけど、前回のレビューの後、
醤油らーめんは一度頂きました。
それと今夜のさがみブラック(税込850円)は別物!
醤油らーめんに薬味を気前良く載せた
生姜にんにくらーめんに代わり、
11月のいつだったかレギュラー入りした
佐野氏の自信作と思われます。

かとう氏も書いていたように、
たまり醤油を使ったたれの
強くはない甘みが効いていて、
世の中に数多ある醤油らーめんの中
でもハイレベルなものに。

以前、永福町大勝軒系ではスープの寸胴鍋の中に
林檎を浮かべておくことをお知らせしたら、
佐野氏は林檎酢を隠し味に使ったりしたようですが、
今夜のさがみブラックのたまり醤油の自然な甘みこそが
人によってはまた食べたくなる中毒症状を
呈することに繋がる可能性があると思いました。

そんな弱い甘みと組合わさるは、欅謹製のスープ。
依然7種類くらいの素材でとった重ね味のはずですが、
良く感じられたのは鶏出汁。
無化調ゆえ身体に沁み渡る自然な旨味と
たれの深いコクの調和には感銘を受けました。

あれ?褒め過ぎかな?(笑)
でも本当に美味しかった!

麺は醤油らーめんと共通と思われる
細過ぎない自家製のストレート低加水麺。
かためでお願いしたら、パツっとするかと思いきや、
ムチっと粉密度が高い風で美味。
結構な黒さのスープを良く纏います。

歯応えも残した2種のチャーシューも申し分なく、
生姜をスープに溶けば、辛味はなく、
爽やかな味わいが弱い甘みのある
コク旨スープとマッチ。
何だか久しぶりに上等な醤油らーめんを
食べた気分になったし、
お出汁は一緒でもたれの違いにより
スープはこんなにも表情を変えるのだ、
という勉強にもなりました!
※9月24日2日目も午後2時過ぎに並びのお客さんまでで
販売は終了したそう。

2018年9月19日に1周年だった欅。
その後の3連休だった23日(日)と24日(月)には
それぞれの日限定のらーめんが供されるイベントが開かれ、
本日24日は拉麺成の店主が欅に来て、
一緒に凄いつけ麺を作っています(現在13時。15時まで残っているかなあ)。
PP(ポールポジション)は横浜から来られた父子で
開店1時間前の10時ちょっと前から並び始めました。
2番目だった私が11時半に食べ終え、
出て来た時の行列は20人ほど。
想像よりは短かった。

■Tsukeつけメン麺 1300円(税込)
2玉あるということだったので、
どういうことかと思えば、
白くてフスマの見える麺と
少しオレンジ色がかった麺の合い盛。
水で締められたそれらが昆布水に浸かって
出て来るのですけど、旨味その1。
昆布水に細かな昆布らしきものが結構浮いている。
つるつるの麺は歯応えも残しつつ、
伸びやかな腰を備えていた。

2種類のつけ汁に浸けてみる。
まずは抹茶を隠し味にしているという
煮干香る清湯塩つけ汁。
鶏ももしかしたら入っていましたが、
麺がしっかりとスープを運んでくれ、美味しい。

次に海老風味がぷんぷんのドロ系のつけ汁に。
この旨味が凄かった!
過剰とも思えるほど。
何か動物系も合わせているそうですが、
どのくらい入っていたのか、
海老味噌の風味が、ちょっと間違うと
臭みになるのでは?(笑)というくらいに効いている。
つるつるの中細麺にめっちゃ絡みました。

イベントは本日残り2時間??
2日連続で早仕舞いする可能性はありますが、
海老の風味の強いお料理がお好きな方は
行かれても楽しまれるかも知れません。
拉麺成の方についているファンの方も
何人か横浜からいらっしゃっていましたよ。
9月19日(水)に1周年を迎えた欅。
1周年記念のスペシャルな2日間が今度の日月。
御存知天国屋から食材の提供を受けるのでしょうか、
23日(日)にはスペシャル鴨出汁そば、
そして翌24日(月)の振替休日には
スペシャルなゲスト、拉麺成の店主を迎え
スペシャルコラボつけ麺をやります。
個人的には24日が特に気になるかなあ。
両日レギュラーメニューはなしで、
営業はランチタイムのみの予定とのこと。

■特塩らーめん 1000円(税込)
旨いですね。
お出汁の味が一番感じられるのは
9月19日に販売終了した出汁らーめんだけど、
塩も良く感じられます。

前に塩ラーを頂いた時は、旨味が足りない
みたいなことを書いたオイラは大馬鹿者!!
とても芳醇な香り高い風味と旨味が出ています。
前に醤油ラーを頂いた時とベースのスープに
変更はあるのか不明。
というのは平日の午後1時でもしっかりと
お客が入っていたので、お聞き出来なかった。
佐野氏は一点集中的なので、
お料理をしている最中は話しかけないのが親切。

でもスープを飲んでみた感じだとやはり鶏出汁が
主役になっているようで、
そこに煮干×節の乾物魚介系が控えめに効いている。
僅かに角を残した塩だれがまた良くて、
スープの輪郭を優しく立たせていました。

チャーシューはとてもしっとりの鶏と
ほろほろの豚バラ巻き。
自家製の白い細麺をかためオーダーにすると、
パツっとしているのだけど、
博多ラーメンの極細麺とはまた違った
小麦の風味もあり、かなり旨い。

■味付替え玉 200円(税込)
・スタンダード魚介醤油味
・ニンニクパンチ味
・ペッパーソルト味
から選びます。

どれも良いけど、個人的には
魚介醤油味が一押しかなあ。
魚粉ではなく、醤油だれに
豊かな魚介風味があります。

そのうちまた醤油らーめんも食べてみよう。

なんだこれは?!
ウママママ♪
確かにひと口目は薄口に思えるのですけど、
蓮華でスープを口に運ぶたびに
ジュワーーっと旨味が口の中を占拠し、
想像の斜め上ではなく、
だいぶ上を行く美味しさでした。
つるっと唇を通ったかと思えば、
ポキっとした歯切れのお店自慢の自家製麺も
程好くスープを運んでくれた。

今夜頂いたのは「出汁らーめん」(税込650円)。
9月19日まで1ヶ月だけの限定発売。
(宮台真司氏の発言も参照しているらしい)山本剛志氏らが
NAKEDと称してトッピングのない
かけらーめんを人気店に作ってもらい
実際に売り物にしちゃうシリーズの
何店舗目かの白羽の矢が当たったそう。

僕なりの解釈を加えたのなら、
かけらーめんは一から再構築する点に
難しさと楽しさがあるんだ、
みたいなNAKEDの趣旨には大いに賛同したものの、
こちら欅の出汁らーめんは本当にお出汁だけと聞き、
「なんや?たれなしらーめんって?!」
と想像がまるでつかないままに、
他にも潜入調査してみたいお店が
マチサガには沢山あるので、
発売から3週間後の今夜の訪問に。

隣のカップルは特醤油らーめん&つけ麺を食べ、
ヤバい!パない!と言っていましたが、
こちらの出汁らーめんにも
素晴らしいものがありました。

まずはいつもの白い丼に香味油をレードルで。
そこに小鍋で温めたスープを注ぐのですが、
追い煮干といい、キッチンタオルみたいな
何かの上に煮干を置き、
その上からこの出汁らーめんだけの
特製の出汁を注いでは濾していました。
そして、そこにパツパツ感
もある自家製麺を入れ完成。

旨かった。

塩すら入れていないのです。
佐野氏にお聞きすれば、
煮干と昆布という海産物から出た塩気オンリー。
そこに思うような旨味を出すために
畜産系のものも入れているそうで、
なるほど鶏の風味も上品に立ち上る。

らーめんは突き詰めればスープと麺の美味しさだろ?
という部分でとても楽しめたし、
確かに何も乗っていない一杯に集中しては
大事に食べている自分がそこにはいました。

出汁らーめんは、定休日を除き、あと8日間の販売。
薄味も濃い味も楽しめる僕的にはかなり旨かった!

※8月31日から閉店時間が早まり、午後9時になっています。
その間、生姜にんにくを載せた醤油は頂きましたが。

■醤油らーめん 750円(税込)
こだわりの一杯がこの値段なのは安いのだと思います。
地元・相模原市とその周辺をこのおじさんが熱心に食べ歩き始めてから2年5ヶ月。
こちら欅のオープンは去年の9月ですが、
以来9ヶ月で20回近くも通っているのには訳があり、
1.美味しい
2.駐車場がある
3.メニューの選択肢が多い
4.いつも何かしら変化がある
5.店主らの感じが良い
6.お店の内外がすっきりと洒落ているので、
ラヲタさん以外にも勧めやすい
ことが挙げられます。

そして、久しぶりに食べた醤油はどうやら変わった。
醤油だれの醤油感が前に出て来ていて、
その分、舌の上ではお出汁感が後退していた。
加え、もしかしたらお出汁から豚骨は抜いて、
家畜系は鶏だけに限ったのかも知れません。
※店主・佐野氏によると、現在、鶏の比重が増えているそう。

とにかく、醤油感が強くなった点が個人的な好みは少し外れていましたね。
でも、僕は行ったことはないけど、佐野氏の大のお気に入りで、
リスペクトもしているかも知れない
湯河原の大行列店且つお出汁は鶏だけの飯田商店の影響もあるのかも知れず、
この方向性の方がもしかしたら世の中で受けるのかも知れません。

飯田商店の飯田氏が強く影響を受け、現・ポニピリカの場所にあった
ロックンロールワンの2号という鶏醤油らーめんの遺伝子は、
湯河原を経て、またここ相模原の地で受け継がれようとしているのかも。

※+250円でチャーシュー増しにすると、
割と大きくて厚みもまあまあある2種類のチャーシューが
2枚ずつ計6枚になりますが、このお肉は結構お腹にたまります。
時間が取れないままに、発売3日目にして
漸く欅の冷やしラーメンにありつけました。
6月24日(日)販売開始。
どのくらい仕込むのか、毎日数量限定で提供しています。

■冷やしラーメン 800円(税込)
これを食べないとオダサガの夏は始まらないと思いましたが、
シンプルな一杯は良く出来ていますね。

変わったものはのっていませんが、まず見た目が良い。
うっすらとピンク色の大判低温調理の豚チャーシューが綺麗で、
後は青白葱、メンマの茶色だけでも綺麗な彩り。

冷やした丼にまずは多分醤油だれ&香味油を入れ、
昆布水を180ccレードルで張り、
そこに茹で、水で締めた自家製の
美味しい麺を少しずつ
盛りそばの要領で盛り付けたら、
いつもの欅謹製のスープをジュレ状
にしたものをドカッとかけ、
後はトッピング。

綺麗なピンク色のチャーシューをどかし、
昆布水とお出汁のジュレを
良く混ぜてから頂きますが、
冷え冷えまでは行かない
スープには旨味がしっかりと出ている。

これが鶏出汁だけなら、
個人的にはタイプを外れる
変な円やか味になるところ、
欅のスープは汎用性が高く
冷やしも素直に美味しいと思えた。
薄味なんだけど、良い塩梅。

現在麺は3種類らしく、
塩と醤油も違う自家製細麺なんですが、
醤油と同じと思われる麺は、
水で締められた分、腰が出て、旨い。
とにかく言うことなしの冷やしラーメンでしたね。
秋口にまた限定で出すのかな。
いつもより強火で炊くのでしょうから、
店内がいつもよりは暑くなってしまい
お客さんに悪いから、今季最終とのこと。
因みに麺でる相模原店や麺屋歩夢の厨房、就中、
大鍋の辺りは外が暑くなって来ると40度を超えると各店主に聞きましたが、
こちら欅はそんなことはなさそう。

らー油肉つけうどんの南哲で一昨々日始まった
「和野菜と太陽のトマト冷製うどん」も気になりつつ、
欅の鶏パイタンらーめんはどんなものかと行ってみました。

今日月曜日の午後1時20分には満席御礼、待ちも出ていました。

オープン8ヶ月、食べログ相模原市内らーめん店ランキング5位まで上がって来ましたから、
だいぶ認知はされて来ているが故にお昼時は並んでいるのでは?
と思われ、お客さんは時間をずらして来るから、
実はお昼時の方が空いていることもあるそう。

■鶏白湯らーめん 800円
あれ?塩らーめんが出てきちゃった?!といった具合に
余り濁っておらず、味わいにはなかったけど、
清湯な魚介スープを混ぜているのかお聞きしてみたら、
そんなことはなく、名古屋コーチン&青森シャモロックを煮出したさらさらスープは、
塩だれと合わさると旨味が良く感じられ、旨い。
うちではトロっと系やドロ系はやらないよ、
という佐野さんのメッセージとも受け取れました。
丸鶏と大量のもみじ(鶏の足)を炊いたのか知らん。

余り観察しなかったけど、ちょっと角張っていた細麺に
かためオーダーでも以前のようなポキ感はなく。

ホロっと舌の上で崩れる豚バラチャーシューと
燻香がやはり楽しい弾力のある豚肩ロースチャーシューの
食感と風味のコントラストは15回以上食べても飽きないし、
トータルに今回も楽しめました。

券売機にボタンのある「鮮魚系」の予定はまだ全くないそうで(笑)、
その代わり、いつからになりそうか、来6月には冷やしらーめんを出すそう。
汁ありの冷やしなのかな。
こちらも楽しみ。
去年の9月にオープンして早7ヶ月が経ちました。
時々スープを変えているのかも知れませんが、
3月の少なくとも後半以降に
豚骨出汁が濁らない範囲で強められてからは
初めて(欅のスープありの)らーめんを頂きました。
佐野氏曰く、そんな豚骨出汁に負けないように、
青森シャモロックという銘柄鶏も丸のまま入れるようにしたそうで、
そのお出汁感がわかりやすいのは醤油or塩らーめんとのこと。
※お出汁に関しては共通です。
※GWは平日も含め休みなし。

■特味噌らーめん 1100円
大盛1.5玉は+100円。

お出汁の変化を確かめに行った積りが、
半袖では少し寒かった今夕、味噌にしてみました。

いやいやいや、申し分ない。
僕の中の味噌ラーとしてはパーフェクト‼
おやじ(店名)の味噌らーめんも好きですが、
あちらは甘みがくどく感じられる時がある。
比べ、こちらでは甘みはあったとしても隠し味として
スープの旨味を引き立てるだけで、
無化調、そして、強くないけど、くっきりと香る生姜が良い働きをして、
後口はすっきり。
麺屋歩夢と違い、胃にもたれることがまるでない。

合わせ味噌だれは濃厚で、清湯スープに微かにとろみを与えていて、
また少し新しくなった出汁が効いているのでしょう、
飲み口は分厚く、端的に言って旨い。
かためでお願いしたプリプリの自家製中太麺は結構縮れていて、
その分、スープを良く纏う。
味噌だれの塩気が適切で、濃厚なのにさっぱりという
絶妙なバランスの上にある逸品スープ。
乾物魚介系の風味ははっきりとはしなかったので、
これまた裏方に回っていて、良い感じ。

2種類の風味と食感の違うチャーシューの旨さはいつもながらで、
個人的には欅の味噌らーめんと醤油らーめんは甲乙つけがたい。

昨日の中村麺三郎商店を皮切りに、
市内の個人的なおすすめらーめん店は本当におすすめか?
を確かめるべく、食べ直しているのですが、
髭を蓄え、男っぷりを上げた佐野氏の味噌ラーは文句なしでしたね。
おやじの甘い味噌ラーが苦手な方もぜひ。
最後に行った3月23日時点での話ですけどね。
S店主に伺えば、らーめんの丸鶏+豚骨という動物系お出汁のうち、
豚骨出汁を濁らない範囲で強めたとのことでした。

■まぜそば 700円
大盛2玉は+100円。

麺は醤油&塩らーめんでも使われる欅自慢のちょいパツパツ細麺。
お話を伺いつつ、食べても食べても減らないので、聞いてみたら、
そこまで多かったわけではなく、2玉で300g弱ってことでした。

700円にしてはトッピングが豪華ですよね。
写真でわかるだけでも

白い鶏?チャー
黒っぽい豚チャー
小口切り青白葱
微塵切り玉葱
バラ海苔
揚げにんにく
豚チャーシューのフレーク
卵黄
糸唐辛子

の9種類。
そして丼の縁に市内旧・藤野町の柚子胡椒。

底に忍ばせてあるのはコク旨熟成醤油だれと香味油?
良くかき混ぜて食べれば、まぜそば独特のねっちりとした麺肌。
僕はどうもこのねっちりとした口当たりに慣れないままなので低めの評価ですが、
立川やあの辺り東京都西部の本場油そばに比べてもこちらが美味しく感じられました。
つまり、油そば好きの方は食べてみるべきで、
汁そばが好きな方は清湯豚骨感を強めたという
新しい醤油らーめんをどうぞ‼といったところでしょうか。
飲み会の〆ラーに3人を案内してみました!
他の方はどう思われたのか、
僕はやはり好きなんですよね、欅のらーめんが。
というのは拘りが過ぎておらず、肩が凝ることがない。

もしかしたら、この値段では普通には有り得ないくらいに
しっかりと国産の良い食材ばかりを使ってはいますが、
価値観の押し付けがましさや独り善がりな部分がまるでなく、
「自分はこれが美味しいと思うのですが、どうですか?(^○^)」
とでも言われているようなどこか慎み深さがあるし、
また、化調を入れていないことに由来する変な旨味のなさに慣れると、
舌の上で強すぎない旨味のスープがとても心地好いのですよね。

■生姜にんにく醤油らーめん 800円
お店一押しであろう醤油らーめん(750円)にフレッシュな
生姜&にんにくが割りと載っています。

ベースの醤油スープをふた口だけ飲んで、
しっかりと重ね出汁が効いていることを確認したら、
今回は、少しずつではなく、生姜&にんにくを一気に混ぜてみました。

旨い。

というのは、穏やかで円やかな醤油スープにパンチが出た。
でも、丸鶏、豚骨、乾物魚介など7種類ほどの食材でとる出汁感もしっかりと感じられる。

自家製の細麺は、かためでお願いしてみたら、
六郷みたいなポキポキまでは行かず、パツっと。
ただかたいだけとは違うこの感じは何と言えば良いのかな。
とにかく好き‼

いやあ、素面でも酔っぱらいでも欅の一杯は旨いし、飽きませんね。
スープに使う豚骨もチャーシューも
こちら欅ではさがみはら香福豚(こうふくとん)
を使っていますが、
或る有名らーめん店の店主曰く、
(香福豚は)値段がはね上がりますよ!と。
ひとつにはだから他の豚を使っているようでしたが、
スープにしろ、チャーシューにしろ、
なんだかんだでお肉にお金がかかるようで、
こちら欅にしても原価率はだいぶ高いのかも知れません。
つまり、お客からしてみたら、ご馳走らーめんが頂ける(^○^)。

■塩らーめん 750円
今夜は久々に塩ラー。
豕さんやkuroたんが高い評価をしていましたね。

まずはスープをひと口。
煮干、そして節の順に来たんだったかな。
そんな和風出汁を鶏が追いかけてくる。
そして豚骨清湯(チンタン)。

塩だれには沖縄の小島で作られる
高級塩である粟国の塩も使われているそうで、
粟国の塩自体はミネラル感たっぷりに
それなりに癖があるはずが、
そこは腕の見せ所で、いい感じに
癖なく円やかに仕上がっていて、
鶏豚乾物など7種類ほどのいろんな食材でとった重ね出汁
と良く合っていました。

旨い。

オープン4ヶ月が経ち、
麺も進化したのでしょうか、
細めのそれはむっちりとしていて、
スープも良く纏う。

するするーっと行ける癖のなさ故か、
胃にもたれるのとは逆の
身体が寧ろ軽くなった錯覚を覚えるような、
身体が喜ぶものを頂いた風。
美味しさに加え、化学調味料不使用であることが
大いに関係しているのでしょう。

麺は依然1玉130gなのでしょうか、
しっかりと一膳分あったつやつや玉子かけ
ご飯とセットにしたのなら、
お腹も程好く膨れました。
醤油だれが変わったこと、そして、
あるものを隠し味にしたことをお聞きし、
凡そ1ヶ月ぶりに初めて夜に行ってみました。
フライデーナイトの10時半にはほぼ満席。

オープンから3ヶ月が経ち、食べログの総合点は3.57。
相模原市内の飲食店の食べログ登録数は3千余、
その中で8位まで上がって来ています。

らーめん店に関しては、
貝ガラ屋
中村麺三郎商店
ラーメン二郎
大勝軒(淵野辺)
に次ぐ5位。

では、お客が増えているかと言えば、まだまだこれからみたいですね。
相模原という土地柄、化学調味料を入れちゃえば受けそうなものの、
そこには一線を引いていて、化調はなしでこの先もやって行くそう。

■特製醤油らーめん 1000円(税込)
大盛1.5玉は+100円。
大盛で210gくらいのはずで、人によっては
ご飯ものも付けた方が良いかも知れません。

さて、楽しみにしていた醤油スープ。
以前の醤油だれがどんなものだったかは記憶に薄いですが、
角の取れた6種ブレンド生醤油の醤油感はアップし、
美味しいし、冬場はそうするのか、スープは熱過ぎず熱々でした。
最初にふわっと節の香りがしたのちは、
何もが突出しないお出汁に奥行きが感じられます。

マクロビカフェで動物性のもの抜きの
大豆ミートを頂けば、どうしようもなく、
やっぱりお肉がいいなあ!と個人的には感じますけど、
化学調味料不使用の割りには美味しいのではなく、
端的に美味しく、旨味十分。
そして、言われないとわからないくらいの
或るものを醤油だれに入れたことに由来する仄かな甘み。
 
信州フランス鴨と比内地鶏だけでスープをとった醤油らーめんを
3日前に中村麺三郎商店で頂いた時には、
蕎麦つゆみたいな醤油だれが少し気になり、楽しみ切れなかった。
多分にらーめんに対する個人的な固定観念が邪魔したのでしょうけど、
今夜の欅の醤油らーめんは素直に楽しめました。

そして、欅と言えばお楽しみの2種類のチャーシュー。
燻香のする程好い弾力の豚肩ロースもほろほろの豚バラも、
今夜はいつもより大きく、尚のこと美味しい。

トータルに楽しめました(^_^)。
あとは如何に多くのお客さんに来て貰い、更にはリピートして貰うか。
ひとつには、食べログ等を通じ知名度をアップさせることでしょうけど、
僕も含蓄のないデカいアタマで考えてみることにしましょう。
亜喜丸さんのレビューで教わったあえ麺目当てに
中1日行ってみました。
昨11月24日発売開始。

醤油だれが美味しい節香るあえ麺なら、
追い飯もセットになるとのことでしたが、
一般に300円は流石に高いかなあ、とも感じた。
麺は醤油or塩で使われている細麺の方で、
美味しいし、お酒のおつまみにもなりそうでしたけど。
良く混ぜたら、そのまま頂きます。
無化調のはずで、変な香りが立たないのがいいね。

■味噌らーめん 850円
サービスなのか間違いなのか、
味玉(+100円)をつけてくれましたよ。
他のお客さんに不公平感を与えないために
僕は何も言わず、有り難く頂きました。

味噌スープがやはり美味しい。
幾らか甘みがあり、
味噌だれのパンチは効いているのですけど、
尖ってはおらず、どこか円やかなスープからは
節の香りが立ちました。
にんにく&生姜の香りもふわっと。
ここ欅ではどの一杯もバランス型の
美味しいスープです。

そこに合わさるは切り刃16番くらいの
太さに見えた自家製の中太麺。
モチっとはしているのだけど、
モチモチまでは行かず、
美味しいスープを良く持ち上げる。

時間がなかったので、少しだけお話をし、
直ぐにお暇しましたが、
自家製麺はもしかしたら2種類ですね。
醤油と塩が共通で、
もしかしたらつけ麺と味噌が共通。

gouさん、亜喜丸さん、豕さんが評価していた
塩らーめんをそのうちもっかい食べてみよう。
同じお店の紹介は読み手がつまらないだろうから、
1回また間を空ける積りだけど。
そして、食べログの総合点は3.5の大台に‼
オープンしてたった2ヶ月で大台に載ったのは、
少なくとも相模原市内のお店では快挙なのでしょうね。
そして、一昨日にはTRY(東京ラーメンオブザイヤー)
審査員でもあるしらす氏が食べに来たそうで。
cf.お店のTwitter

権威=TRYにも草の根=食べログやSNSなどへも
そして、勿論お客さんにも
媚びず驕らず感謝の念は保ち、
精進して行ったのなら、
オダサガのみならず相模原に欅あり!
となって行くのかも知れません。

それにしてもつけ麺はまた旨くなっていた(^^)。

■味玉つけ麺 1000円(税込)
味玉がひとつ100円なので、
ベースのつけ麺は900円也。

自家製の麺が3種類出揃ったのですよ。
醤油、塩はオープン当初からの共通のもの、
味噌とつけ麺がそれぞれ専用の太めの麺。

Twitterでも佐野店主は何かを
書いていたような気がしますが、
僕が記憶していたつけ汁よりも
醤油感がアップ↑↑。
でもその塩気に尖りはなく、
お出汁が引っ込むでもなく、
少しの甘みと仄かな酸味があったかな、
醤油だれとお出汁のバランスがかなり良い。
油も適切。

麺は、並で210gあるそうで、
地肌はどうなっていたのか、
昆布水に浸かったそれはちゅるちゅる。
切り刃16番くらいでしょうか、
そこそこの太さの自家製麺は腰も十分、
へなちょこではありませぬ。
更につけ汁を纏うと
しっかりとお料理になっておりました。

他、別盛りになったトッピングはいつもと同じ。
・燻され歯応えのある豚肩ロースチャーシュー
・煮込まれほろっとした豚バラロールチャーシュー
・材木みたいな形状の角ばったメンマ
味玉はちょっと残念、黄身が流れ出してきた。

昔、読んだ中国人著者による
中国人と日本人を対比させた本の中に、
日本人は冷蔵庫にしろ、
常にすこーしずつバージョンアップさせる。
そして10年が経つと、
凄い冷蔵庫が出来上がるんだ、
みたいなことが書いてありました。
少しずつ少しずつ微調整を加え、
試行錯誤する中で、ここ欅にも
他の人達が一朝一夕には辿り着けないところまで
行ってみて欲しく!

いやぁ、欅はまだまだ行けますね。
末が楽しみ。

※男性店主は男性脳の持ち主で、
一点集中的なので、お話をするのなら、
手が空いている時が親切みたいです(^^)。
その間に7回も訪問し都度レビューしただなんて
客観的には荒らし認定だから(笑)、
もう行くのを控えようと思いつつ、
昨夜、豕さんレビューのメニュー写真を見ていたら、
250円のチャーシュー増しが目に留まり、
紹介してみたくなったので、2日連続で(^○^)。
写真の絵面的に読み手の興味を惹くかな、と思ったこともあり。

■特チャーシュー醤油らーめん 1250円
チャーシューが2枚→4枚になり、
味玉と海苔が増える特らーめんに
更にチャーシュー4枚トッピング。
トロトロだけど他にもある豚バラチャーシュー4枚、
欅の木で燻され、歯応えの良さを残した
このお店だけの豚肩ロースが4枚、
計8枚の贅沢チャーシュー麺の出来上がり。

正直、多かったので(笑)、もし可能ならば、
日曜のビールのお供にチャーシュー増し分4枚を
別皿で先出しにしてもらうのが良いのかも?とは思いましたけど、
らーめんばかりを食べ歩いているわけでもない僕的に
割りとスモーキーで程好い弾力のある
肩ロースチャーが特に旨い!
別レビュアーさんの中には、
めちゃウマ!絶品!とお書きになっている方もいますよ。

相模原市の花・紫陽花に見立てた青葱と赤玉葱の刻み
他のトッピングはいつも通りながら、
茹で時間を延ばしたのか、加水率を上げたのか、
将た又、僕の勘違いか、細麺よりはもう少し太い自家製麺は、
いつもと食感が違いました。
つるつる感は後退し、一寸ポキっとするはずが、もっちり。

そして、今日は訪問1回目の時に頂いた醤油スープは
本当に美味しかったのかも確かめに行きましたが、
野菜や昆布由来なのか醤油に秘密があるのか、
甘みではなく、個人的にまろ味と呼んでいる
円やかな味わいが良く出ていて、
何もが突出しない出汁感ともども楽しめました(^○^)。

というわけで、醤油らーめんと味噌らーめん
のおすすめ度は僕の中では五分‼
少なくとも界隈の食いしん坊さんには一度は行ってみて欲しい
相模原のニューフェイスの紹介でした。
衝撃的に旨いかというと違うのですけど、
何度食べても飽きない良さがアリアリですね。
という小田急線沿線の25店舗が参加したカレーフェスは今日まで。
こちら欅では「カレー味噌ラーメン」(900円)を出しています。

終わらない日常がダル過ぎて観察的には頂かなかったのですが、
欅の作るカレー風味の味噌らーめんも外さなかったですね。
気分も上がった。

お店の優しくも旨味十分な醤油らーめんとの比較ですが、
味噌だれにパンチがあり、良いのですよね。
そんな輪郭のくっきりとしたスープからは
動物系のみならず、乾物魚介系の香りもふわっと。
どこかエスニックなカレーの風味も立ち上る。

そこに合わさるは欅の新作中細麺。
手揉みにされ、ちょっと縮れていたようですが、
いつもの麺より太く、また加水率は少し上げたそうで、
でも、つるつる感は弱く、もっちりめでしたね。

いつもの、でも幾らか大きな分、少し薄く切られた
とろける豚バラと燻香のある豚肩ロースは、いつもより薄い分、
弾力のある肩ロースの歯触りは柔らかになり、
より一層美味しくなっていましたよ。

他、角いメンマと青白葱、クコの実を彩りに載せて。
赤玉葱はなし。

先には味噌らーめんを一押しにしましたが、
初回はお店の一押しである醤油らーめんが良いのかなあ、
とも考え始めました。
豕さんも醤油は更に旨いみたいなことを仰っていたし。

醤油や塩の方の細く色白でポキ感もある
つるつる自家製麺をまずは楽しんで欲しい、というのはあります。
あの麺は相模原市内の評判らーめん店の中で
今、個人的には一番好き!
それから、味玉や海苔愛がなければ、
チャーシューと玉子と海苔が増える
特製(+250円)にしなくても十分楽しめますよ。
或いは、同じプラス250円でチャーシュー増しにしても楽しいかも!

※敢えて点数を全体に高くしてあるので、
個人的なおすすめは4.0以上。
4.2以上になると、絶賛!していると見て下さい。
オープンして今日で2週間。
その間にいまだけらーめんおじさんなこの私は
5回の訪問で全5種類を食べ、コンプリート達成。
同じらーめん店に短期間で4800円も
落としただなんてエラいぞ!おじさん。

昨夜は六角堂本店で「北極」の上を行く辛さの
「辛味噌ラーメン」を食べました。
丸で美味しくなかった(><)笑。
そのお口直しに今日の昼は
元祖一条流がんこの「熟女な味噌ラーメン」を。
ドロっと美味しいのだけど、
僕の中で4.0=おすすめまではマークされなかったので、
こちら欅に移動、まだ食べたことのなかった
「生姜にんにく醤油らーめん」(800円)を頂いてみました(^-^)。

まずはにんにく生姜を避け、
醤油スープだけを吟味してみる。
ふわっと乾物系お魚の風味と円やかな鶏出汁が感じられる。
今日のスープの出来も上々。

麺はかためでお願いしてみたら、
想像していたほどにはポキポキしなかったけど、
芯はしっかりと、肌は滑らかで、いつも通り美味しい。

他、材木みたいな角いメンマ、とろける豚バラチャーシュー、
歯応えのあるスモーキーな豚肩ロースチャーシュー、
青葱、赤玉葱の刻みは各らーめん共通。

そしてスープにすりおろしのにんにくとしょうがをといてみる。
確かにシャープなパンチのある味わいになるけど、
繊細で微妙なバランスの上に成り立っている醤油スープの味わいが
わかりにくくはなりましたね。

というわけで、こちら欅での個人的なおすすめは
①味噌
②醤油
③醤油つけ麺
④生姜にんにく醤油
⑤塩
の順ですね。

今月は14日(土)がお休み。
食べ歩きでもなさるのかと思えば、
したいのはやまやまだけど、
「今はそれどころじゃないですね(笑)」とのこと。
どうやら家庭教師も出来るらしく、
ということはある水準以上の学識はあるわけで、
ぜひ理詰めで更に美味しいスープの研究をして欲しく。
9月29日(金)に発売になった味噌らーめん目当てに
11日間で4回目の訪問をしてみました。

旨いですね。

中村麺三郎商店の他に六郷貝ガラ屋を加え、4者で
激戦区・相模原市らーめん界の
天下取りの戦いの火蓋が切られるのかも‼
て、個人的に贔屓にしている4店なんですが(笑)、
どこも共栄共存して行かれれば良いだけのことですし、
お店がTwitterにアップしていた写真に一目惚れしての
再訪でしたが、いやぁ、旨いっスね‼
味噌らーめん比較だと、
横浜の大公や大和の同等に気に入りましたよ(^^)。

薄い黄金色の清湯は、醤油、味噌、塩、つけ麺とも共通とのこと。
7種類以上の食材でとるというお出汁がしっかりとしている。
加え、焦がし味噌までは行かないけど、
大きな中華鍋?で少し焼きを入れられた味噌だれの
コクが、無化調なのに、凄い。
円やか且つスープの輪郭はくっきりで、後切れも良し。
生姜&大蒜は入っているそうで、
甘みは殆どなかったかな。

これは逸品です(^^)。
お店の醤油らーめんと同じくらいに気に入る。

麺は茹で加減をかためにしてもらうことも出来るそうで、
若しそうしたら、ポキ感のある更に美味しいものになるでしょうが、
標準の茹で加減でも、つるりとする麺肌と
しっかりと感じられる芯の強さが相変わらず〇まる。

今日曜日の午後2時には満席御礼。
so far、ファミリーやご夫婦からラヲタさんまで老若男女が来ているようで、
この広く受け容れられている感じが続くといいですよね。
小学中学年以下の姉弟がしっかり1杯ずつ
美味しそうに食べていたことも印象的です。

※色白の美味しい自家製麺は1玉130g。大盛は1.5玉。
大盛にせずとも、玉子かけご飯(150円)まで食べたら、
ちゃんとお腹も膨れましたよ。
比べたら、今日の欅の塩らーめんは旨味が控えめでしたね。
醤油と塩らーめんの違いはたれだけだとするのなら、
つまりここ欅で初回に食べた醤油らーめんも
同じくらいの厚みの出汁感だったとするのなら、
それだけ昨日の本丸亭の出汁の厚みのインパクトが
僕の舌の上では強かったのでしょう。
塩だれは、ぬちまーす、粟国の塩他数種類の塩で。

春よ恋を使った自家製の麺は+100円の大盛りなら1.5玉。
中村麺三郎商店と同じ180gくらい。
つるっとする肌とむっちりとした中の少しポキッとした芯。
中村麺三郎商店の柔麺がタイプを外れた方に食べてみて欲しい。

※味がバシッと決まったのなら、
明日から味噌らーめんも始めるとのこと。
今日はつけ麺にしてみました。
離れたところに2台分ある駐車場に昼前には他に車は見当たらず。
オープンして1週間、
まだ遠方の方には認知されていないのでしょう。

■つけ麺 900円
つけ麺とらーめんの150円の違いは、当然と言いますか(笑)、
麺の量がグッと増えるのだろう、と考えていたら、
そうではなく、みな麺量は130gとのこと(^^)。

まずはつけ麺の食べ方を渡され、予習。

つけ麺も、醤油らーめん同様に、旨かったですね。
つけ汁がとても上品なのに、豊潤な旨味。
甘みも酸味も控えめに、節の香りが割とするのだけど、
「ああ、これもレシピを良く練られたんだなあ!」ということがわかる
いろんなお出汁の味が控えめにする出汁と醤油だれの黄金比。

少しだけとろみのある冷たい昆布水に浸かったらーめん同様の自家製麺は
つるつるを超えてちゅるちゅる。
ちゅるちゅるだけど、柔いかというとそんなことはなく、
芯は確とした中にとても伸びやかな腰があり、喉越しがとても良い。

チャーシューは、らーめん同様、香福豚のものが2種類。
刻まれてはおらず、ひとつはほろほろのバラ。
もうひとつが強くはない燻香があり肩ロース(だそうです)。

■まかない丼 250円
ネット情報によると、豚バラチャーシューの?切れ端と脂を
ねぎとろみたく叩いたものとのこと。

世の中に稀にある背脂丼は、脂が過剰に思え、食べる気がしないけど、
お洒落淡麗らーめん店なのに、ちょっとジャンクな感じを
僕は気に入りましたよ。
ねっとりと、でも油ギッシュではないし、上品なつけ汁にも合う。

豕さんは中村麺三郎商店にも負けていないと仰っていましたが、
どうですかね、これから評判は立つかな、立って欲しいなあ。

※暫くは無休でやるそう。
※横浜や東京の淡麗(豊潤)系らーめんの水準を知らないので、
世のラ好きさん達の遠征の価値まであるかどうかはわかりかねているのが
個人的はつまらないところですよ。
旨かったですねぇ!
化学調味料不使用でしっかりと美味しい。
黒豚亭さんに教わったオダサガの新しいらーめん店。
味。(あじまる)が、らーめんも含め、大幅リニューアルしたそうです。
2017年9月19日オープン。
欅という店名の由来は知りませんが、ここ相模原市の木がけやきですね。

750円に+250円で特トッピングをすると香福豚のチャーシューが2枚、海苔、そして
やはり相模原ブランドの小川和男養鶏場(田名)の小さな卵が増えるようですが、
お魚とんこつをメインに?様々な食材でとったスープが、
過剰な旨味があるものと違い、無化調で旨味十分、
絶妙と言って良いかも知れないバランス型の美味しいスープでした(^_^)。

以前ブレイクしたどこかの大評判淡麗系と同じ印象を受けたのですが、
すみません、どこのらーめん店だったか忘れました。

とにかく、何もが突出していないスープには深い旨味があり、
そこに合わさる1日寝かされたという細めの自家製麺は、
今風のポキっとする芯の固さと滑らかな肌を両立させており、
これまた美味しくて気分が上がったし、
香福豚という相模原ブランドの豚を使ったバラ肉のとろけるチャーシューや
欅の木で燻したらしいちょっとスモーキーなチャーシューも美味。

お上品に載せられた青葱や紫玉葱は彩りを加えていましたね。

非の打ち所のない1杯と言うと言い過ぎでしょうか?(笑)
僕はとても気に入りましたよ。

  • さがみブラック 850円(税込)
  • 淡麗煮干塩らーめん 800円(税込) トッピングは豚と鶏チャー、太いメンマ、紫玉葱、青葱、短い白髪葱、柚子皮。味玉はサービスですね。
  • さがみブラック  850円+大盛1.5玉100円+味玉子100円  チャーシューは弾力や歯応えのある豚肩ロースとバラだったのかな。四角い太メンマ。薬味はすりおろし生姜、小口切りの葱、刻み玉葱。

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9位

とん喜 (相模原、矢部、上溝 / とんかつ、串揚げ)

5回

  • 夜の点数: 3.8

    • [ 料理・味 3.8
    • | サービス 3.8
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 昼の点数: 4.2

    • [ 料理・味 4.2
    • | サービス 3.6
    • | 雰囲気 3.8
    • | CP 3.5
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    ¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999

2018/09訪問 2018/09/29

死角なし。

やはり定食の隅々まで旨かったですね~。
午後2時でもご飯まで良かったですし。
※平日の夜営業はやめています。
※新たに聞いた営業時間に食べログの情報は
変更してあります。
※不定休なので、事前連絡が必要なことも。

■ロースかつ定食 1500円(税込)
ご飯の大盛やおかわりは100円です。
上ロースかつ定食(蟹のお味噌汁付き)は
やはり(脂身の増える)リブロースとのこと。

すっきりとした蜆(しじみ)汁
細切りのキャベツ
少しだけ添えられたポテトサラダ
甘めのフルーティなソース
辛い胡瓜とさっぱりとした白菜のお漬物
粒の立ったご飯

どれもが名脇役で、
主役のロースかつは焦げ臭皆無の
さっくさくの軽快な仕上がり。
脂身は2割ほど付いていたかな、
口の中ですんなりさらりと融ける脂身。
お芋で育てられたいも豚の旨味十分。
今どきの赤み差す仕上がりではない点が
個人的には好きで、でもしっかりと瑞々しい。

良いものを適切量頂くと
身体が軽くなった感じがしますが、
こちらとん喜のロースかつ定食は正にそう。
依然160gを目安にカットされているのかな。
量も適切で、美味しいものを程好く頂きたい時に良い。
個人的には相模原市内で15軒なら行っている
とんかつ店のうち一押しのロースかつ定食ですね。
※町田ならとんかつひろまつ
※食べログポイントは現在3.06。
粒の立ったふっくらご飯
癖のない蜆のお味噌汁
細切りで少しふわっとするキャベツ
フルーティーでまあまあ甘みのあるソース
自家製なのか、胡瓜と白菜のお漬物
ちょこっと添えられたポテトサラダ

サイドが相変わらずメインの
とんかつの味を引き立てていましたね。
抜かりなし!

むつみんみんさんがこちらのご主人が修業した
平塚のとん喜のひれかつを
高く評価していたので、5ヶ月ぶりに訪問。
ひれはまだ食べたことがなかったことも
覚えていてくれましたよ。

■ひれかつ定食 1500円(税込)
ふっくらご飯は一杯ならおかわり出来ます。
もう全部が美味しくて言うことなしですね。
どう成形するのか、ロースかつみたいに平たいひれかつ。
こちらとん喜では衣がまた旨いのです。
粗挽きのパン粉は最後までさっくさくで、
お肉と合わさると香ばしさ込みにとても美味しい。

お肉の断面は今回薄ピンク色まではしていなかったけど、
芯までぴたりと熱の通ったもので、柔か。
肉の味もしっかりとしました。

いつ行っても定食の全てが美味しいとは、
実は凄いことなのかも知れません。
さて、(手伝っている)息子さんは
親父さんの背中を超えられるかな。
TBS『チューボーですよ!』ではまだ紹介されていないですけど(^-^)。

前を通りがかったら、表のメニューに
「カツカレー」(税込1000円)があり、
暖簾を潜ってみたもの、午後1時過ぎには
金曜日限定の15食は出払っていたので、
以前頂いた「上ロースかつ」とは部位が違い、
脂身は控えめらしい「ロースかつ」にしてみました。

■ロースかつ 定食で1500円(税込)
いやぁ、文句なしに美味しい。

お漬物、癖のないしじみのお味噌汁、
この時間でも固めちょいふっくらのご飯、
細切りでちょっとふわっと感のあるキャベツの千切り、
甘めフルーティなソース、
そして何よりも揚がり具合が素晴らしいロースかつ。

断面は薄っすらとピンク色。
ザクっとした感じは皆無に、
どこまでもサックサクで軽快な衣が
ぴたりとお肉に貼り付いています。

油が弾ける音がしなかったし、些か時間がかかっていたので、
低温で揚げていたのだろうと思いますが、
とんかつを油から上げるタイミングを見計らう
ご主人の真剣な眼差しは素敵だし、
脂身はそんなについていなくて、さっぱり。
お肉の旨味も十分。

匠(たくみ)の手によるとんかつですね。
マチサガ(町田と相模原)でこちらを超えるとんかつを
出しているお店があるのなら、情報please!!
無いと言っているのではないですよ。
ただ、僕の知っている限りでは無い。

量(とんかつ赤城とんかつ春はモノにより400g超)より質な気分の時にぜひ。
1枚160gくらいのはず。

※お店から歩いて1分くらいのところの
相模原市民会館裏手の大型立体駐車場に車をとめれば、
2時間まで無料です。
昨日のキッチンいまいのカツレツとの違いを確かめるべく、
久しぶりにとん喜に行ってみました。
ロースかつがちょうど同じくらいの160~170gなんで。
でもポークジンジャーがあったので、そちらを注文。

生姜焼きは洋食になるとポークジンジャーと呼ぶと
思っていたのですけど、生姜焼きとは味付けも違うのかな。
というのは僕が知っている生姜焼きはみな甘みよりも醤油の塩気。

■特選ポークジンジャー 定食で1600円(税込)
ご飯のおかわりは1回までOK!
(800円のランチポークジンジャーはおかわり100円)

林檎のすり下ろしと蜂蜜なんだろうと想像しますが、
甘めというよりは甘いのです!(笑)
その甘さの後にふわりと生姜の香り。

かなり甘いので、食べ手を選ぶのかも知れませんが(^^)、
個人的には好きでしたね~。

肉叩きで叩いた後に塩胡椒をしていたのかな、
短時間焼かれた豚ロースは火入れが適切で平たいまま。
そんな柔らかでしみじみとお肉の味のする1枚肉2枚に
上記の甘い特製自家製たれ。
甘>辛と醤油っ気は控えめな点がまた良かった。

とんかつ赤城と違う細切りの千切りキャベツは
こんもりと盛られたのなら、上品で食べやすいし、
ふかふかのご飯に、自家製なんでしょうね、
旨味のある白菜と胡瓜の美味しいお漬物が加わったら、
もう言うことのない定食。

俄然、航旅莉屋のポークジンジャーも試してみたくなりました。
向こうも定食で1600円くらいだったはず。

以下、お店紹介とは関係ないので、省略。
【2016年11月11日訪問】
今回は「カキフライ(定食)」(税込1500円)にしてみました。

こちらのお店は揚げの技術の高さを楽しみに行くところですね。

聞けば定食のぷっくりとした牡蠣フライはLサイズで、
1個300円の単品を注文すると2Lにサイズアップするそうですが、
やはりまずは大きなパン粉のさっくり具合がかたくも柔らかくもなくちょうどで、
レアよりももうちょっと火の通った牡蠣は中まで熱々で旨い。

周辺ですと、相模原駅に近い「海月」の広島産牡蠣フライは3Lのはずですが、
こちらにはより高度な揚げの技術がありますからね、
安ウマでガッツリよりも美味しい揚げ物を頂きたい気分の時に
行かれると美味しいもの欲求は満たされるのかも知れませんね。

【2016年11月2日訪問】
通りがかりに気になってはいたのに、訪問することを忘れてたとんかつ屋さん。
マイレビュアーのtokyolionさんのレビューに触発され、行ってみました。
2016年8月10日オープン。

■上ロースかつ(定食) 1800円(税込)
「ロースかつ」との300円の違いは何かとお聞きしてみたら、
蜆汁が蟹のお味噌汁になること、そして、大きさではなく部位の違い、
大トロとトロみたいなもので、との説明だったので、
こちらは(比較的脂身の多い)リブロースなのかな、と考え、注文。
ご飯1杯はおかわり出来ます。

結論:全てが美味しい。

まずお肉。
ピンク色がかったいまどきのロースかつとはまた違うものの、
しっとりと仕上かがっていて、柔らか。お肉な味も十分。
粗挽きのパン粉である衣は、かたくも儚げでもなく、
サクサク感の強い軽快な仕上がりで、香ばしい香りが鼻孔を擽る。
断面の2割ほどを占める脂身もちゃんと甘旨く、過剰なことがない。

とんかつとして美味しかったわけですが、
ご飯は固めふっくらで甘みもあるし、蟹風味のお味噌汁も
2種類のお漬物も濃厚胡麻ドレッシングやフルーティ過ぎないソースも
何もが良くて、ひとつの完成されたとんかつ定食でした。
塩は置いていなかった。

流石はtokyolionさんのおすすめ、これまで相模原周辺のとんかつでは
とんかつ ひろまつ」が一押しでしたが、
あちらには明示的なこだわりがあり、些か肩が凝ることもあり、
僕の中では抜いちゃったかも知れません。

近辺では既に知られているようで、お客の入りも上々。
遠征組はそばの「マボロシ」とハシゴしてもいいですね。

押忍‼

※コメント欄で指摘を受けましたが、
平塚の同名&評判とんかつ店「とん喜」の暖簾分け店みたいです。

  • 右に白く見えるはポテサラ、キャベツの千切りはとても細く、美味しい。
  • 一枚板なのかな、カウンター席です。
  • まずは黒白の胡麻、美味しい白菜と胡瓜のお漬物、そしてソースの提供。小皿は擂粉木を入れる用です。

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10位

3回

  • 昼の点数: 3.9

    • [ 料理・味 3.9
    • | サービス 4.0
    • | 雰囲気 3.6
    • | CP 3.8
    • | 酒・ドリンク - ]
  • 使った金額(1人)
    - ~¥999

2018/06訪問 2018/06/18

クーポンは2つとも使えますよ。

食べログお店ページの右上から飛べるホットペッパークーポンですね。
評判の和え玉140gが200円→100円、
そして、やはり評判のレアチャーシューが1枚→3枚に。
半和え玉も150円→100円になるはず。

こちら六郷の限定Cのポップには、オススメしませんと書いてあり、
でも、天反さんが、チョーおすすめとお書きになっていたのが愉快で、
久しぶりに町田店に行ってみました!
町田店も相模原店に続き、食べログ総合点が最近3.5の大台に。
これで少なくとも認知度は上がるはず。

■濃厚煮干し豚骨つけ麺 830円(税込)
お目当ては濃厚つけ麺。
どなたかのツイートで発売を知りました。
普通で麺は200g、50円上乗せで300g、
100円上乗せすれば400g。
レギュラーの濃厚煮干し豚骨らーめんよりも
煮干し、豚骨共に濃度を上げてあるそう。

まずはとろみの強いつけ汁をひと口。
もしかしたら、限定まで含めて
1番というくらいの煮干しの苦味。
でも、それは旨味の範囲内で、美味しい。
次に1cm弱の太麺を浸けてみれば、
そんなには汁が絡まないものの、
相模原店で食べた煮干し100%つけ麺よりは
楽しめました。
つるつるの麺はモチモチ手前の
ムチっとした硬めの茹で上がり。

さて、お楽しみの和え玉。
何も言わずともパツパツの硬い茹で上がり。
混ぜてから、一度つけ麺の汁に浸け、
生卵にも浸してから食べれば、期待通りの美味しさ。
言えば残ったつけ汁をレンチンで温め直してくれ、
スープ割用に希釈された煮干し豚骨スープも出してくれますよ。

トータルになかなか楽しめましたが、
それなり以上食べ歩きをしている方なら、
天反さんみたく、いきなり特濃な限定に行かれるのが良いかも。
週替わりで限定BかCがあり、毎日5食限定ながら、
夕方まではだいたい残っているそう。
※昼営業はしない火曜日に
限定を切り替えると言っていたような?
記憶が不確か。今日あったのは限定Bでした。
※電話でのお取り置きは出来ないとのこと。

僕は勘違いしていましたが、
オーナーも社長も同じ六郷さんで、
最近は社長業に専念中、話してみれば、
お店を任されている方の感じがとても良く、
町田が定番の方には一度は行ってみて欲しくなりましたよ。
皆さんのレビューを読み返していたら、
pureberryさんとさぁにゃいさんが特に高い評価をしておられ、
それと、どなたかのブログで数量限定メニュー
が始まったことを知っていたので、
町田店には2回目の訪問をしてみました。
さぁにゃいさんは味で5点満点をつけていますしね(笑)。

■特濃烏賊煮干豚骨らーめん 900円
お店的には「オススメしません」というこちらを注文。
+200円で特製にしてもらいました。

相模原店でも一度食べたことのあるこの【限定C】。
レギュラーの濃厚煮干豚骨よりも豚骨スープの濃度は上がります。
濃度31とのこと。
そんなドロ系半歩手前のトロトロ豚骨スープに、
鰯他のフツーの煮干の他に烏賊と蛍烏賊の煮干、そして烏賊節
でとったスープがガッツリと効かされているようで、
煮干の苦味も然ることながら、
烏賊煮干由来と思われるえぐ味が結構出ていて、
でも個人的には過ぎてはいなくて、旨いですねえ。
どこかシャープないろんな煮干の味をトロトロの
豚骨スープがくるりとくるんでいます。
「なんじゃこりゃあ!」となる人がいるであろうことは
想像に難くないので、確かにおすすめはし辛いのですけど(笑)。

麺は自家製麺ではないそうで、いつもの低加水細ストレート。
かためでお願いしてみたら、ポキポキ感も出て、旨い。
1玉140gのはず。

トッピングはレアチャーシュー3枚、ばら海苔、細葱の青い部分、
柔らかで長いメンマが2,3本、味玉、赤玉葱。
注文ごとにスライサーで切ってくれるはずですが、
このし~っとりチャーシューは相変わらず旨い。

お楽しみの和え玉(200円)はホットペッパーのクーポンを見せれば、
無料になり、今度は何も言わなければ、ムッチリとした茹で上がり。
この和え玉を生玉子(50円)につけて食べることをお店は
推奨しておりますが、個人的には残ったスープにつけた上で、
生玉子に浸すと更に美味しかったです。
但し、味がかなり濃かったので、ビール他お酒と合わせてみても。

六郷のメニューを考案したオーナーシェフ(社長の六郷氏はまた別)が
オープン2ヶ月の町田店に詰めておられたように、
スープはこちら町田店で作り、相模原店に運ぶみたいです。

いやぁ、何を食べても外さない六郷。
個人的にも相模原市内のらーめん店では贔屓にしている六郷が
町田にもオープンしましたよ。
博多らーめんから煮干し豚骨への
リニューアルオープンは一昨日11月13日。
僕は麺場 新のFacebook経由で知りました。

今年の3月に相模原の六郷
初めて濃厚煮干し豚骨らーめんを食べた時に、
これは町田でこそ受ける今風の煮干し豚骨では?と思ったし、
どこかにそのように書いた覚えもありますが、
相模原店が徐々に評価を上げ、行ける!と踏んだのか、
系列の六角堂町田店を煮干し豚骨の六郷にリニューアル。

■濃厚煮干し豚骨らーめん 780円
相模原店を任されていた男性がいて、
味もしっかりと同じで、美味しいぞ。

個人的に濃厚な煮干し出汁に慣れてきたのか、
その苦旨味はガツンと!というよりも程好い。
ただ、多量の煮干しはじっくりと煮出すらしく。
そんなちょっとシャープな旨味を
系列の六角堂のスープの2倍の濃度だという
豚骨スープがくるりと包んでいて、端的に言って旨い!
ドロ系までは行かないトロっと系。

細めの麺は何も言わずとも固めの茹で上がりで、
トロっとしたスープをしっかりと持ち上げる。
固めオーダーだとパツパツorポキポキになりますが、
普通オーダーならムチっとしている。
たれ含みの和え玉(200円→クーポンで無料)をディップしたら、
747さんが言っていたように確かに味が濃かった(笑)。
今度は試しに麺柔かめオーダーをしてみよう。

注文の度にスライサーで切られるレアチャーシューは
とてもしっとりで殊の外美味しく、
町田が定番の人々のローテに組み込まれるといいなあ!
と思えるしっかりと美味しい一杯でしたね。

御祝儀的に「煮干し100%らーめん」(750円)も頂いてみましたが、
あっさりと苦味なく、旨味たっぷりながら、化調含みだったのか、
煮干し出汁の純度の高さは余り感じられなかったので、
今日はとろっと濃厚な「濃厚煮干し豚骨らーめん」を気に入りました。
因みに、煮干し100%の方には
一杯当たり倍の130gもの煮干しが使われているはず。

※麺は1玉140gのはずで、
クーポンで仮に半替え和え玉にしたら、
210gの麺量になる計算です。
※暫くは元の六角堂と同じ営業時間で行くけど
(日祝以外は午前11時から午前4時まで!)、
もしかしたら短縮するそう。
※駐車場はないと思われますが、
周辺のコインパーキングは安くはないはず。

  • お目当てはこちら。どなたかのツイートで発売を知りました。
  • 濃厚煮干し豚骨つけ麺(200g)  820円(税込)
  • つるムチの太麺、水菜、わけぎ、柔らかメンマ、赤玉葱、レアチャーシューはクーポンで1枚➡3枚。

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