耶馬英彦さんが投稿した喜臨軒(東京/池尻大橋)の口コミ詳細

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耶馬英彦の独断と偏見

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閉店喜臨軒池尻大橋、駒場東大前/中華料理、担々麺

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥6,000~¥7,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.0
  • 昼の点数:4.5

    • ¥3,000~¥3,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 3.5
      • |雰囲気 3.5
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク -
1回目

2015/12 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人
  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気3.5
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク-
    ¥3,000~¥3,999
    / 1人

滋味にあふれる街場の創作中華

2013年9月
隣の咲膳横井は、なかなか見つけにくい場所にある和食で、美味しいしリーズナブルなので通っていました。ビルの地下1階ですが、隣のスペースが工事中だったので、何ができるんだろうと思っていたら、9月にこちらのお店がオープンしていました。当然ながら、こちらもなかなか見つけにくい場所にあり、今のところはまだ混んでいないので続けて利用しました。

ランチはメインの料理とプラスワンのプレートの組み合わせで1000円から。
ご飯ものや焼そばにはスープがついてきます。クコの実と干しシイタケ、袋茸と鶏肉の小さなお碗のスープですが、シイタケと袋茸からいい出汁が出ていて、滋味深い味になっています。

麻婆豆腐は自家製の、おそらく円盤状の豆腐が土鍋に入れたご飯に乗って、その上に麻婆の餡をかけ、土鍋ごと火にかけて温めたもので、グツグツとシズル感を出しながら提供されます。辛さを聞かれるので、用心して「普通で」とお願いしました。普通でもかなり辛く、豆板醤や唐辛子だけではなく中国山椒(花椒)の痺れる辛さもかなり効いています。食事中は水やお茶をあまり飲まないのですが、かなりの辛さにお茶を飲みながらの食事となりました。ちなみにお茶は多分冷たいジャスミン茶で、香りもよく口中がすっきりします。
デザートのプアール茶のブリュレは甘さが控えめでよく考えて作られています。

13品目のあんかけ焼そばはいわゆる煎麺で太めの麺が中華鍋で焼き付けられています。パリパリした食感も、餡と絡んで軟らかくなった部分も、両方とも美味しい。
海鮮あんかけチャーハンはパラパラのチャーハンに卵の白身がとろっと入った餡が乗っています。イカの花切り、エビの飾り切りも丁寧な仕事ぶりで、副菜の枝豆や袋茸、ホタテの貝柱など、バリエーション豊かです。

総じてMSGはほとんど感じられず、食材のうまみと仕事の丁寧さが目立ついいお店です。この価格でこれだけの滋味のある料理が食べられるならコストパフォーマンスはかなりのものだと思います。若いシェフの意欲的な料理に好感が持てます。

隠れ家的な場所にあるのでまだ空いていますが、近いうちに混んできそうな予感がします。

2013年10月
と思いきや、それほど混んでいませんでした。自分のレビュアーとしての影響力のなさを反省します。
そんなことはともかく、ランチの副菜で出たエビのゴマ揚げは、きっちりとチャンされた海老にゴマがびっしりとまぶされて、しかもふんわりした揚げ具合で、ランチの副菜で出るのはもったいないくらい。これだけで一品料理と言えるレベルです。
カスタードのお餅は意欲的な作品で、中華デザートに対するシェフのチャレンジ精神が感じられて、ますます好感が持てました。
酸辣湯麺は塩味で、大きなエビのワンタンが4つも入っています。ただ、重箱の隅をつつくようで恐縮ですが、酸味と塩味が若干弱くて、ランチタイムでガツンと行きたい人には不満足の可能性があります。それでも料理としてのレベルはかなり高い。

このレベルの料理が出るなら、もっともっと混んでいいはずなんですが、今はまだそれほどでもありません。
ランチタイムなので、ひとつくらい1,000円を切るメニューがあると、入りやすい人もいるかもしれませんが、そのあたりはお店の経営戦略です。
とにかく料理に対する姿勢が評価できるので頑張ってほしいお店です。

2013年10月
念願のディナータイム利用。
赤ワインをいただきながらの会食でしたが、どの料理も上出来でした。
提供のタイミングもよく、お腹も一杯になってひとり6,000円ちょっとなら、この界隈ではとてもリーズナブルです。
また伺います。

2014年3月
少し間が空きましたが、ディナーでの訪問です。この日はコースをいただきました。
2種類の紹興酒を飲みましたが、高い紹興酒よりもかめだしの紹興酒のほうが美味しい気がしました。
日本酒でも高額な純米大吟醸よりも手ごろな純米吟醸あたりのほうが雑味が残っていて個性を感じることができます。
料理は相変わらず繊細で美味しい。素材も凝っています。
私が食べログに初投稿したときは3.50くらいだったのが、今では3.99となっています。もうすぐ4点となれば、予約が取れない店になるかもしれませんね。頑張ってほしいものです。

2014年5月
食べログの得点は一瞬4点を越えていましたが、何故かまた3.74に戻っています。得点を決定するアルゴリズムがあると思いますが、基本の考え方を決めかねているのでしょうか。迷走気味です。あまりブレると情報サイトとしての信頼性を損ねてしまう可能性があるので、気をつけてほしいものです。
医者がうるさいので、このところ体に気を使って外食を控え気味にしています。昼は1kgのトマトジュースに有機エキストラバージンを混ぜたのをランチ代わりにすることが多く、固形物はあまり食べていません。
でも時々炭水化物を沢山食べたくなります。たまにはいいかなということで炒飯を注文。前菜の皮蛋入り茶碗蒸しはとても上品な味。皮蛋も上等なものを使っているのか、まったく臭みがありません。とても美味しい。クコの実の入ったおなじみのスープも深みがあって美味しい。
しかし炒飯は微妙に味が薄い気がしました。噛んでいるうちに米の甘みが出てきますが、焦がし気味に仕上げたほろ苦さも出てきます。うーん、ランチとしてはどうなんでしょうか。食べていて無言になってしまいました。ただ、MSGのたっぷり入ったそこらへんの中華屋の炒飯とははっきり一線を画しているこだわりは感じられます。もうひと工夫というところでしょうか。
また次回に期待しますね。

2014年6月7月
昼を食べない生活をしていたら、なんとなく調子が悪くなり、ボーっとしたり午後に眠くなったりするようになったので、再びお昼をしっかりとることにしました。ということで頻繁に利用しています。
炒飯はきっちりと味が入っています。あおりも見事でパラパラの仕上がり。さすがの技術を見せました。青椒肉絲もシャキシャキなのに中まできちんと火が通っているという、家庭の火力ではできない調理です。このあたりは抜かりがありません。ずっと売り切れでやっとありついた冷やし汁なし担々麺は予想通りの仕上がりで、豆もやし、ナッツ、松の実、肉末、白髪ネギ、枝豆など、とにかく具沢山です。山椒の効きもちょうどよく、全体を混ぜて食べると一段と味が複雑になって、とっても美味しい。こんなことを書くとまたまた売り切れになってありつけなくなるかもしれないと危惧しています。

2014年8月
ずっと同じメニューが続くと飽きてくるのが人情です。飽きてきたら他店に行かれてしまいますから、お店では飽きさせない工夫が必要で、料理人がもっとも腐心するところです。
かといってメニューがガラッと変わると逆に不安になってしまうのも常連の心理なので、次の3点が大事です。メニューを少し変える、そして変えたのがすぐにわかる、しかも変えた商品がすごく美味しい、という3点です。
今回、ランチの前菜にワンタンが登場したのはとてもいいことだと思います。非常に空腹で来店した人も、少しの炭水化物を取ると、お腹が落ち着きます。炭水化物はいわゆる糖質ですから、消化されると脳に満足感を与えるのです。空腹ならなおさら、これは美味しいぞ、となります。
私は自分を元気にするために外食をします。新メニューの海鮮レタスチャーハンは枝豆などの野菜も入り、バランスよく食べられます。お客さんが食べて元気になって午後の仕事に向かうことができれば、客足が絶えることはありません。

2015年2月
その後も時々利用していますが、ランチで新しいメニューがありました。蒸しハンバーグ土鍋ごはんです。よく練られた挽き肉を土鍋の大きさに広げて蒸したものをご飯の上に載せて提供されるものですが、下味もしっかりとしていて、とてもおいしい。中華でハンバーグ?と一瞬思いましたが、注文して正解でした。これからもこういったチャレンジ精神あふれるメニューをどんどん提供していただけると非常に嬉しい。

2015年7月
休日のランチコースをいただきました。棒々鶏風の前菜、薬膳スープに続いて焼売が出ましたが、3日前にもランチで焼売を食べていたので、シェフの気遣いで小さなアワビの焼売に代わっていました。このあたりの気遣いは一流になる人の必須要件で、たいへん見事です。青菜、魚、東坡肉と出て、そろそろお腹も一杯でしたが、最後のちまきが具沢山の豪華バージョンで、非常に楽しい一品でした。誇張なしになかなかのものだと思います。このコースが3,500円ならコスパは最高ですね。
今日もご馳走様でした。

2015年12月
最近どうも少しのお酒で酔っ払うことが多くなりまして、料理の記憶が飛んでしまいます。この日も、食べた料理の味や食感、香りや温度の感じなんかは残っているのですが、メニューの名前が欠落してしまいました。ワインを1本と紹興酒をデカンタ1本飲んだだけなんですけどね。
焼売は中身がぎっしり詰まっていてとても食べ応えがあります。特筆すべき点心は、フォアグラの春巻です。熱々の揚げ春巻の中にフォアグラがちゃんとプリッとした食感を残して入っています。火の入れ方に工夫があるようで、春巻のパリッとした皮とフォアグラの柔らかさが相性がとてもよくて絶品です。喜臨軒ならフォアグラの春巻という風に名物になる可能性が大です。
他の料理もひとつひとつに特徴があって、飽きずに食べられます。おかげでお腹一杯になりました。
ご馳走様でした。

  • 2015年12月牡蛎

  • 2015年12月蟹炒飯

  • 2015年12月湯

  • 2015年12月

  • 2015年12月

  • 2015年12月

  • 2015年12月フォアグラの春巻の中

  • 2015年12月フォアグラの春巻

  • 2015年12月胗肝

  • 2015年12月海蜇頭

  • 2015年11月ランチコースのデザート

  • 2015年11月ランチコースの糖醋肉

  • 2015年11月ランチコースの餅

  • 2015年11月ランチコースの前菜

  • 2015年9月の炸醤麺

  • 2015年7月ディナー三種前菜ハーフサイズ

  • 2015年7月ディナーイカとサーモンといくら

  • 2015年7月ディナー砂肝のピリ辛

  • 2015年7月ディナークラゲの和え物

  • 2015年7月ディナー空芯菜のエシャロット炒め

  • 2015年7月ディナー海老のチリソース

  • 2015年7月ディナー獅子頭

  • 2015年7月ランチコースの茉莉花のケーキ

  • 2015年7月ランチコースのプリン

  • 2015年7月ランチコースのちまきの中身

  • 2015年7月ランチコースのちまき

  • 2015年7月ランチコースの東坡肉

  • 2015年7月ランチコースの揚げ物

  • 2015年7月ランチコースの伊佐木

  • 2015年7月ランチコースの青菜とVO醤

  • 2015年7月ランチコースの焼売はアワビ

  • 2015年6月のランチの小菜は干絲でした

  • 2015年5月のランチの小菜は八角の効いた鶏の煮込み

  • 2015年5月のランチのワンタンメン

  • 2015年2月のランチの蒸しハンバーグごはん

  • 2014年8月のランチの前菜はワンタン

  • 2014年8月の海鮮レタスチャーハン

  • 冷やし汁なし担々麺

  • カレー風味の炒飯

  • 2014年7月のランチの前菜

  • ランチの青椒肉絲

  • 2014年5月ランチの皮蛋の茶碗蒸し

  • 2014年5月ランチの炒飯

  • 2014年3月のコースのデザート

  • 焼そば。麺がぷりぷりでとても美味

  • 四川料理の辣子鶏みたいな感じ

  • ホタテの貝柱とひも。

  • ふかひれ

  • 極薄味の炒飯はふかひれの付け合せ

  • パリパリの揚げ春巻き 酸味の利いたマスタードが美味しい

  • 熱々でジューシーな肉&海老の焼売

  • 前菜3種はクラゲと酸蘿トと棒々鶏と皮蛋豆腐

  • 焼そば

  • エビチリ

  • えびの蛋黄油ソース

  • 揚げ春巻

  • 砂肝の前菜

  • 糖醋丸子

  • 月餅

  • クラゲの和え物と大根とにんじんの酢漬け、やまくらげ

  • 肉の黒酢あん?

  • カスタードのお餅。甘さ控えめでとても美味。

  • エビワンタンが4つも入った酸辣湯麺。塩味です。

  • ランチの副菜でエビのゴマ揚げチリソース

  • ランチで麺を頼むと酢漬けの野菜が出ます

  • ランチの海鮮あんかけチャーハン

  • ランチの自家製豆腐の麻婆豆腐

  • ランチの担々麺

  • ランチのデザート プアール茶のブリュレ

  • ランチの13目あんかけ焼そば

  • ランチの湯葉とカニあんかけご飯

  • ランチのデザート なしのプリン

  • ランチのプラスワンプレート 香醋の酢豚

2015/12/29 更新

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