耶馬英彦さんが投稿した食べるお宿 浜の湯(静岡/伊豆稲取)の口コミ詳細

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耶馬英彦の独断と偏見

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食べるお宿 浜の湯伊豆稲取/料理旅館、日本料理、海鮮

6

  • 夜の点数:4.0

      • 料理・味 4.0
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP -
      • |酒・ドリンク 3.5
  • 昼の点数:4.0

      • 料理・味 4.0
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.0
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
6回目

2024/04 訪問

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

創意工夫の二日目朝食

2024年4月
 2回目の朝食である。いつも通り御飯のお供が盛り沢山。どれも美味しいが、赤いクラゲがコリコリとして、味も食感もご飯にとても合う。刺し身は舟盛りに代えて、鯵のタタキと刺身の盛り合わせ。スズキとイサキとまぐろのたたき。亀の形の赤大根が楽しい。どれも美味しくて、例によって釜炊きご飯を完食。
 今回は桜見物もあったが、こちらの食事を楽しむのがメインの旅。2日間の4食は、どの料理にも創意工夫がみられ、料理人の心意気と気遣いを感じることができた。ご馳走様でした。
 2日間世話をしてくれた千秋さんにも感謝。本当にありがとう。

  • 2日めの朝食

  • サラダ

  • 煮物と玉子焼き

  • 御飯のお供各種

  • 釜炊きご飯と肉団子の味噌汁

  • 刺し身は鯵のタタキ他

  • 鮭の塩焼き

  • デザートはプリン

2024/04/13 更新

5回目

2024/04 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク3.5

少しひねった二日目の夕食

2024年4月
 稲取高原桜回廊という場所があって、クロスカントリーが実施される場所らしいのだが、こちらの桜はとても見事だ。地面はすべて芝生となっていて足に優しくて歩きやすく、高原だから空気も澄んでいる。しかも土曜日というのに、人出もそれほどでもない。東京の目黒川の花見は人でごった返して、ゆっくり桜を楽しむどこではないが、こちらは本当にのんびりできる。自動車の屋台も出ていて、コーヒーの屋台では一杯ずつ豆を挽き、ドリップで入れてくれる。これが300円。香りも味もよく、桜を見ながらゆったりとコーヒーを楽しむ。最高の花見だった。

 さて夕食である。連泊なので、初日とは違うメニューを用意してくれる。初日は定番の夕食で、誰が食べても満足のいくメニューだったが、二日目はどうだろうか。
 前菜はどれも美味しい。特に大根餅は秀逸。食感も餡の味もいい。鮑のグラタンは普通。やっぱり生きた鮑をその場で酒蒸しにしたのには敵わない。あれに拮抗できるとすれば、中華料理の干し鮑料理だろうが、いかんせん材料費が高すぎる。
 定番の舟盛りは前日と内容がガラッと変わっている。新鮮な魚介類はどれも美味しい。和牛の煮込みは餡の味付けもとろみも申し分ない。蒸し物は伊勢海老と鯛と帆立。ポン酢でさっぱりといただく。
 金目鯛は姿煮に代えてしゃぶしゃぶ。こちらは胡麻ダレがやや強かった。蒸し物がポン酢だったから胡麻ダレにしてくれたのだと思うが、こちらもポン酢でよかった気がする。金目鯛の味が胡麻ダレに負けていた。
 鮭の釜飯はとても美味しい。デザートは苺アイスクリームにうぐいす豆と塩えんどう豆を合わせたもの。このアイデアはとてもいい。アイスと豆がよく合う。
 色々工夫してくれた料理長に感謝。ご馳走様でした。

  • 2024年4月の2日目の夕食メニュー

  • 前菜

  • 鮑のグラタン

  • 舟盛り

  • 舟盛りの刺し身一人前

  • 和牛の煮込み

  • 蒸し物は伊勢海老と鯛と帆立

  • 金目鯛のしゃぶしゃぶ

  • ネギと一緒にしゃぶしゃぶ

  • デザートはアイスと豆

2024/04/12 更新

4回目

2024/04 訪問

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

お腹いっぱいの朝食

2024年4月
 朝食は二人で3合の釜炊きご飯が提供される。定番の舟盛りもあって、御飯のお供がたくさんあるから、なんだかんだで全部食べてしまう。朝から元気になる。体の調子もよく、桜見物が楽しみである。

  • 朝食前

  • 野菜の蒸し物

  • 御飯のお供各種

  • 朝から舟盛り

  • デザートはヨーグルト

2024/04/12 更新

3回目

2024/04 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク3.5

安定した料理レベル

2024年4月
 この1月に利用してから、すっかり気に入ったので、今回は連泊。豪快な舟盛りと金目鯛姿煮は定番。味付けもサービスも安定していて、満足の夕食となった。ご馳走様でした。

  • 2024年4月の夕食メニュー

  • 前菜

  • 鮑の酒蒸し

  • 定番の舟盛り

  • 煮物は金目鯛のあんかけ

  • 金目鯛姿煮

  • 鶏そぼろ釜飯

  • 桜プリン

2024/04/12 更新

2回目

2024/01 訪問

  • 昼の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-

朝から舟盛りがうれしい

2024年1月
 スタンダードプラン34,100/人で宿泊。食事は夕・朝食ともに部屋食。朝食も前日の夕食と同じように、時間の10分前になると仲居さんがテーブルの準備を始める。毎回、とても有難い。
 テーブルが整って席に就くと、先ずよそってくれるのが、伊勢海老の味噌汁。具はわかめとネギだけだが、わかめが厚くて歯ごたえがある。伊勢海老で取った出汁の香りがとてもよく、びっくりするほど美味しい味噌汁だ。ご飯は柔らかく炊きあがって、それでいてモチモチと食べごたえがある。
 メインは昨晩に続いて、朝から舟盛りの造里。ラインナップはガラッと変わって、金目鯛、貫八、甘エビ、烏賊そうめんとタタキである。昨晩はわさびを自分でおろしたが、朝食はおろしわさびが添えてある。香りは劣るが、時短にはなる。出発の早い客もいるだろうから、おそらくそのための配慮だろう。
 ホイルに包まれてその場で鉄板焼きにする鯵のひらきは、蒸し焼きの効果で身がふっくらして、とても美味しい。この宿は流石に食べるお宿という名前だけあって、料理の細かな技が光る。
 野菜の蒸し物、煮物、茶碗蒸しもとてもよかった。さつま揚げがこれまで食べたことがない美味しさだった。売られているなら買いたいほどだったが、もしかすると手作りだろうか。
 夕食に続いて、同じ仲居さんが世話をしてくれる。細々と気を使ってくれる上に、説明や声掛けも欠かさない。この上なく心地のいい朝食だった。
 チェックアウトのときにはこの仲居さんが車のキーを渡してくれて、出発を見送ってくれた。これほど丁寧な接客を受けたのは、いつ以来だろうか。昔ながらの徹底した親切に、思わず感動してしまった。

  • 伊勢海老の味噌汁とご飯

  • ご飯のお供各種

  • 野菜の蒸し物

  • 煮物と茶碗蒸し

  • 豪華な舟盛りの刺身

  • 鯵のひらきホイル焼き

  • デザートはヨーグルト

2024/01/28 更新

1回目

2024/01 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク3.5

行き届いたサービスで、のんびりと部屋食

2024年1月
 スタンダードプラン34,100/人で宿泊。食事は夕・朝食ともに部屋食。時間の10分前になると、仲居さんがテーブルにクロスを敷いて、ハードマットを置いて、席を整えてくれる。広縁の椅子に座って待っていると、準備ができましたとのこと。
 座って生ビールと地酒の冷酒を注文。甘い食前酒をいただくと、早速テーブル上で活鮑の酒蒸しの調理が始まる。お酒をかけた途端に、鮑がうねうねと動く。一人一個だ。動画を撮ったのだが、食べログに上げられないのが残念だ。
 前菜は7種類が少しずつだが、どれも手が込んでいて美味しい。舌鼓を打っていると、再び仲居さんが入室して、鮑を殻から外して切ってくれる。肝を召し上がりますかと聞かれたので、もちろんと回答。食べない人もいるらしい。もったいない。酒蒸しの鮑はとても柔らかくて香りもよく、言うことなしだ。バターとちょっぴりの醤油が味をさらに引き立てる。
 次は鮮魚の造里だが、これが舟盛りで出される。これには驚く人も多いらしい。当方も驚いた。この日の刺身は、鮪と魬と鯛と帆立と伊勢海老。豪勢なラインナップである。丁寧に仕事がされていて、どの刺身も濃厚な味がする。日本酒が進む。ちなみにこの日の日本酒は秋田県の雪の茅舎(ゆきのぼうしゃ)という銘柄の山廃純米だ。スッキリと澄んだ味の、とても飲みやすいお酒である。
 続いて金目鯛姿煮。地元で揚がった金目鯛だ。プリプリの歯ごたえが煮汁の甘みとよく合って、こちらもお酒が進む。かぼちゃの冷製ポタージュを挟んで、次は和牛の鉄板焼。見るからに高級肉で脂が多そうだなと思っていたが、鉄板で焼いて塩でいただくと、思いの外、脂っぽくなくて、とても美味しい。
 その場で炊いた釜飯をいただくと、もうお腹はパンパン。デザートを食べてお茶を飲みながら、窓の外から聞こえてくる潮騒に耳を澄ませる。ご馳走様でした。細々と気を使ってくれた仲居さんに感謝。
 ベランダに出てみると、星空に満月。オリオン座が見える。東伊豆の夜は静かに更けていった。

  • 2024年1月のお品書き

  • 前菜

  • お酒は雪の茅舎

  • その場で焼いた鮑

  • 舟盛りの造里

  • 金目鯛姿煮

  • 取り分けてくれました

  • かぼちゃの冷製ポタージュ

  • 和牛鉄板焼

  • 釜飯と赤出汁

  • デザートは苺淡雪

  • 和室にテラス付き

  • オーシャンビュー

  • 広いテラスにハンモック

2024/01/28 更新

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