3回
2025/07 訪問
ノンアルに
2025/07/11 更新
2024/07 訪問
缶ビールで
富陽軒＠缶ビールの友
東海道線のホームから階段を使って身延線のホームに向かいました。
ここ富士駅では身延線のホームにだけ立ち食いそばのお店があるんですね。
お店にはちょうどお一人の女性客が待っているところでした。
私はその後ろについて順番を待ちます。
こちらのお店には券売機はなく、口頭で注文をして先払いをするシステムです。
ベテラン女性の店員さんが先客さんのうどんを調理している間に私の注文を聞きました。
「ビールに天ぷらそばをお願いします」
「６９０円になります」
缶ビールが２６０円で、てんぷらそばが４３０円でした。
７００円出してお釣りの十円を受け取ります。
するとすぐに缶ビールが出てきました。
そして先客女性のきつねうどんが出てきます。
私は缶ビールを受け取って脇の場所に移りまずは一人乾杯です。
昔は駅の売店で立ち飲みができるお店が結構ありましたが、今ではすべて消えてしまいました。
東海道線の静岡県内の駅では私の知る限りこの富士駅だけが駅のホームでお酒が飲めるお店です。
つまりそれだけ貴重なお店だということです。
駅のホームで飲む缶ビールは最高ですね。
そしてすぐに天ぷらそばも出てきました。
こちらは前から出してくれました。
かき揚げは注文を受けてから揚げてくれるので、熱々で美味しいですね。
まずは一味をかけておそばからいただきます。
あれ、久しぶりに食べましたが、このおそばは美味いですね。
意外と腰もあって、のど越しもいいです。
汁も出汁がしっかり利いていて、とても立ち食いのおそばとは思えない出来です。
そして極めつけがエビのかき揚げです。
大きめのエビがごっそり入っていて、食べ応えがあります。
そして面白いことにはグリーンピースも具になっていて、これが結構美味しいんですね。
これで４３０円ですから素晴らしい天ぷらそばだといえます。
そして今日も暑いのでビールの美味いこと美味いこと。
汁もなかなかいいつまみになるんですね。
さてここで考えたのはこの天ぷら単品のテイクアウトはできないのかなということでした。
メニューにはかき揚げの天ぷらは１１０円で持ち帰り丼が３０円だと書いてありました。
ということはその容器に天ぷらを入れたらテイクアウトできるんじゃないでしょうか。
ただしお店の営業時間が１４時までですから、これがネックになりそうです。
そんなことを考えながら完食してお店を後にしました。
2024/07/13 更新
2023/04 訪問
揚げたてかき揚げ
冨陽軒＠富士駅
まずは「沼津行き」の東海道線に乗り込みました。
そして富士駅まで進みます。
ところが富士駅の立ち食いそば屋さんは東海道線のホームにはありません。
まずは富士駅で電車を降り、ホームの階段を進んで「身延線」のホームに下ります。
富士駅にある唯一の立ち食いそば店はここ、身延線のホームに１軒だけポツンと建っているんです。
ただ今の時間は１２時１０分ですからお昼時で、お店もちょうど賑わっている時間帯です。
身延線のホームを歩いていくとすぐにそのお店に着きました。
先客は中年の男性がお二人で、意外と空いていたので一安心です。
さて、このお店はどういうシステムなのかな。
駅そばの場合は券売機の場合と店員さんに直接言うタイプの二つがあります。
ぐるりと回ると券売機がありませんからこちらのお店は店員さんに注文する形式のようです。
とはいえまずは張り出してあるメニューを見ましょう。
かけそば、うどんが３２０円と書いてあります。
具の種類はそれほど多くなく、かき揚げ、月見、きつね、そしてかきあげと卵というスタンダードなメンバーでした。
気になったのはその横に「ワンカップ」と「缶ビール」というものが出ていたことです。
おお、このお店は静岡県では珍しいというか唯一の、「ホームで飲めるお店」だったんだ。
ということはここで、「かき揚げ」をつまみにして「缶ビール」で一杯やるということも可能なんでしょうか。
これはぜひ試してみたいですね。
まずは裏側の窓口に行って、中年女性の店員さんに注文を告げます。
「かき揚げそばお願いします」
「玉子は入れますか」
「あ、入れないでオーケーです」
「４３０円になります」
無事お支払が済み、窓口でお蕎麦が出来上がるのを待ちます。
待っているのは私だけですから、そのまま同じ場所で立っています。
するとすぐにかき揚げそばが出来上がりました。
「おまちどうさまです、他の場所でお召し上がりください」
なるほどこの場所は受け取り窓口なので、移動してもらわないと困るわけだ。
前にある一味を振りかけ、反対側のカウンターに向かいました。
そしてこの４３０円のかき揚げそばがなかなかのものでした。
具には海老のかき揚げがドドンと乗っています。
そしてこのかき揚げが揚げたてなんです。
かりっと上がった海老天はお蕎麦によく合いますね。
そして海老もけっこうたくさん入っていますから嬉しいです。
裏側から見ると厨房には小さなフライヤーがあって、そこでかき揚げの注文ごとに揚げているようでした。
お店は中年のおばちゃんがワンオペでやっていますが、ベテランらしく結構手際が良いですね。
そしてお蕎麦自体も悪くないです。
汁も美味しいし、立ち食いそばとしては高いレベルだと思いました。
美味しく食べ終わって、食べ終わった丼は返却口に返しておきます。
しかし気になるのはいくつも張り出してあったワンカップの短冊です。
残念ながら営業時間が短いので、昼間しか行けませんが、上手く時間調整してみたいですね。
もう一度階段を上って東海道線のホームに戻ります。
美味しいかき揚げそば、ごちそうさまでした。
2023/04/15 更新
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富陽軒＠ノンアルになった
電車は順調に進んで、富士駅に着きました。
私はここで途中下車します。
というのはここで久しぶりに立ち食いそばでも食べていこうと思いついたからです。
そして階段を下りて身延線のホームに向かいました。
富士駅ではこの身延線のホームにだけ立ち食いそばのお店があるんです。
只今の時間は１２時２０分で、先客はお一人だけでした。
お店の名前は「富陽軒」さんといって、静岡県内のＪＲホームの立ち食いそばのお店では珍しくアルコールのあるお店です。
まずはカウンターに行って店員さんに「天ぷらそばと日本酒」と告げました。
するとおばちゃんが残念そうに、アルコールはなくなったと返しました。
ええ、ついにここもノンアルになったのか。
残念ですがこれは仕方がない。
ということで天ぷらそばだけの注文です。
もうこれで静岡県内ではホームでアルコールの飲めるお店はなくなりました。
現金先払いでお会計をして、お蕎麦が出来上がるのを待ちます。
ここでは天ぷらは注文を受けてから揚げるので揚げたて熱々です。
しばらく待ってそのてんぷらそばが出てきました。
一味を振りかけて脇の席に行き、そこでおそばをいただきます。
久しぶりですがここの天ぷらは美味しいですね。
立ち食いそばのかき揚げというと普通は野菜だけというお店が多いですがここのは違います。
ちゃんと大きめのエビがごろごろ入っていて食べ応えがあります。
海老以外にもグリーンピースやニンジンそしてポテトみたいなものもあって面白いですね。
これで４８０円ですから安いんではないかと思います。
惜しむらくはノンアルだということだけですが、残念ですね。
何とか復活してもらいたいものですが、これはたぶん無理でしょう。
となるとここに来ることもあまりなくなるかと思います。
そう思って久しぶりの天ぷらそばをかみしめました。
美味しく食べ終わってどんぶりを戻し、お蕎麦屋さんを後にしました。
もう一度階段を上って東海道線のホームに戻ります。
次の電車に乗って無事静岡に戻りました。
では、ごちそうさまです。