ノバンディさんが投稿した夏目亭(東京/飯田橋)の口コミ詳細

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夏目亭飯田橋、牛込神楽坂、神楽坂/ビストロ、フレンチ、ワインバー

1

  • 夜の点数:4.1

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 4.1
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 3.5
      • |CP 3.0
      • |酒・ドリンク 3.5
1回目

2015/02 訪問

  • 夜の点数:4.1

    • [ 料理・味4.1
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.5
    • | CP3.0
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

格好つけないクラシック

再訪。7回目。
ゆったりとしたカウンター席がいつも空いているので、気が向いたときに一人でふらっと入れる。
そういう使い方ができるフランス料理店として僕は大変重宝している。
肉料理もいいのだけれども、こちらのお店では魚料理が結構いいのも、僕が何度も訪れる理由。
この日は、「真鱈白子のムニエル」「やがらのロースト」を頂いた。
どちらも、カリッと香ばしさを残した火入れ。そしてしっかり味が閉じ込められている。
素材の良さと、調理の技術と、小細工なしの大胆でシンプルな味付けに力強さを感じる。
これと共にワインをグイグイといく。
気持ちいい。

■2014年5月、2013年9月-----
再訪。

■2013年7月-----
再訪。
やっぱ、ここいい。
そうそう、そこそこ、そうこなくっちゃ、というポイントをキッチリ押さえてくれているし、
お、そうくるか、という驚きもあるし、頂いていてとにかく楽しい。
奇抜じゃない、安定の料理。

例えるなら、普段遣いの贅沢料理。

本日頂いたのは、
「ウスバハギの白ブドウ酒蒸し 生姜オイルがけ」
「仔牛のカツレツ ミラノ風」
「桃のパルフェ」
これに、ワイン3杯と、エスプレッソ、パン。

特に素晴らしかったのは「ウスバハギの白ブドウ酒蒸し 生姜オイルがけ」。
ソースの生姜が素晴らしく上手く利いているし、塩分もピタッと決まっている。
ハギの上に乗った薬味のアクセントもピタッと。

また、桃のパルフェもかなりよかった。
これまで、東京で桃のデザートで美味しいものに出会ったことがなかったのだが、
これは初めて美味しいと思えた。
コンポートにすることで山梨の桃が足りない部分をキッチリと埋めていて、美味。

バイザグラスのワインのセレクトもなかなかいい。温度の状態もピタッとしている。

お店の方との会話も楽しい。

「カウンターはいつでも空けて待ってますよ」ということなので、またふらっと訪問するつもり。

■2013年3月-----
神楽坂には数多くのフランス料理店があるが、
普段使いにできて料理も美味しくて、というお店は実はあまり多くない。
しかしながら、こちらのお店は、まさにそんなツボのド真ん中を突いてくる。
僕の中では、神楽坂のフランス料理店の中で通い詰めたいと初めて思えたお店。

お店は隠れ家的。路地裏のビル?マンション?の2階にある。
しかも、入口は非常に地味で、思わず引き返したくなるような心細さがある。
しかしながら、いったんお店の中に入ると、実にアットホームな雰囲気に包まれる。
アットホームというと、ついファミリー的で民芸的なものをイメージしてしまうかもしれないが、
内装はあくまでビストロ的であり、リゾート的であり、あくまでシンプルでゴテゴテしていなくて、
普段着で、リラックスして楽しめる解放感がある。
スタッフの方々も、温かくフレンドリー。それでいて誠実さがある。
だから信頼をよせられる安心感がある。
いや~、こういうお店、他にあまりない。

料理は、「西洋料理」を掲げているが、基本的にフレンチ。
家庭料理的な要素が多分に含まれ、キッチリと調理されたフレンチ。
つまりは、余計な飾りつけとかは削ぎ落とされ、余計な技巧も用いられることなく、
素材の持ち味を最大限に引き出した美味しさが愚直なまでに追求されている。
それを如実に感じたのが、「仔牛の骨付きスネ肉トマト煮込み」。
仔牛のスネ肉の煮込み加減が抜群に良く、スネ肉そのものの持ち味がキッチリと引き出され、
またトマトソースの煮込み加減や塩味もベストな状態で、スネ肉とのバランスも馴染み具合も完璧。
これに手打ちパスタも添えられて、価格はなんと2,400円。
下手なビストロやワインバーで肉料理を頼んだら大体このあたりの価格帯だが、
こんな凄い料理は絶対に出てこない。

他の料理に関してもそうだ。
「牡蠣のホースバック」や「生うにのボンファーム海老ソース」なんて、ガツンとくる真っ直ぐフレンチ。
こういうのを出されたら、一気にファンになってしまう。
また、どの料理もちょっとずつ小技が効いていて、それがどれも必然性を感じるもの。
ちゃんと計算されてこの形になっていることが、頂いてみると理解できる。

パンも美味しいし、ワインも手頃な価格で楽しめるものをセレクトしてくれる。

普段使いといいつつ、ディナーだと5000円を軽く超えるので、まぁちょっと気軽に行ける価格帯ではないのだが、
神楽坂の他のお店に行っても結局そのくらいかかってしまうので、そう考えると、
ここ夏目亭でリラックスした気持ちで美味しい料理を楽しめるのは幸せだよなぁ、
と思ってしまうのでついついまた行きたくなってしまうのだ。
カウンター席があるでのお一人様での食事ができるのも重宝するポイント。

食べログの評価は現時点で非常に低いが(★3.17)、まだあまり知られていない穴場。
こちらのようなお店も、もっと評価されてもいいのではないかと思う。

  • 真鱈白子のムニエル

  • やがらのロースト

  • ウスバハギの白ブドウ酒蒸し 生姜オイルがけ

  • 仔牛のカツレツ ミラノ風

  • 桃のパルフェ

  • エスプレッソ

  • 生うにのボンファーム(良き夫人)海老ソース

  • 仔牛の骨付きスネ肉トマト煮込み

  • 牡蠣のホースバック

  • 仔羊の骨付きロース 香草パン粉焼き

  • 鯵の干物のリエット

2015/02/21 更新

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