ノバンディさんが投稿したかね久(茨城/大津港)の口コミ詳細

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かね久大津港/旅館・民宿

2

  • 夜の点数:4.0

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.0
      • |サービス 3.3
      • |雰囲気 3.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 3.0
2回目

2017/02 訪問

  • 夜の点数:4.0

    • [ 料理・味4.0
    • | サービス3.3
    • | 雰囲気3.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク3.0
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

あんこうのどぶ汁は美味しいが

2年前にこちらに宿泊して、あんこうのどぶ汁が好印象だったので再訪。
今回も宿泊利用。

宿泊(1泊2食)(7,500円+税)
に「どぶ汁」(3,000円+税)を追加(事前に予約)。
支払い額は、お酒代、入湯税(150円)が加わり約12,700円。

前回との違いは、
・どぶ汁がボリュームダウン
・蟹が付かない
・刺身がちょっと平凡

前回、蟹は余計だなと思っていたので、今回、それは良かったのだが、
肝心のどぶ汁がボリュームダウンしていたのは少なからずショックだった。
前回のように存分に楽しめるボリュームがあれば、「どぶ汁を食べた」という印象になるけれど、
今回のボリュームだと「どぶ汁も食べた」というようにオマケ的な位置付けになってしまう。
最後の雑炊も、汁が少なくてボリューム少なめ。
多分、食べきれなくて残してしまう人が続出したため少なくしたんだろうけど。
でも、同じ減らすならどぶ汁よりも他の料理の方を減らした方がいいんじゃないかと思うんだけど。

しかしながら、どぶ汁自体のクオリティは素晴らしく良い。
前回よりも肝の量や脂の乗り加減は少なめではあったが、
身が柔らかくてゼラチン質もぷりっぷりで、あんこうの魅力たっぷり。
これは北茨城まで来ないと味わえないと思う。
それに、味噌がほとんど入らない味付けなので
あんこうそのものの味わいを楽しめるのも魅力。
こういう味わいのどぶ汁はちょっと珍しいと思う。

あんこうの「とも酢」は、あんこうの落ち着いた旨味が凝縮された感じで美味しい。
カレイの煮付けは、冷めているので味的にイマイチだが、質自体はとてもいい。
魚の唐揚げも、カレー味の衣がついていてB級的だが、質的にも味的にもなかなかいい。
刺身は、以前のような地魚中心に戻して欲しいな。
陶板焼き(煮ものに近い)は、質的に悪くはないけれど、味付けイマイチ。

ん〜、こう振り返ってみると、やはり、どぶ汁ととも酢の2つを前面に
押し出してくれると満足度が上がるのになぁって思う。

なお、朝食は極めてシンプル。
でも、自家製のイカの塩辛など、光るものあり。

部屋は畳で、布団は民宿の方が敷いてくれる。
部屋の感じは、民宿と言うよりは、安めの旅館的。完全プライベート空間。
食事は宴会処の座敷にて。接客の方はたまにしかやって来ないので、
お酒などの注文はまとめてやっておくのがベター。
風呂は共同。家族風呂のような大きさで、男女別。温泉。
浴衣あり。タオル1枚。

1泊2食で、どぶ汁が付かない通常スタイルであの料理内容で7,500円(+税)は安い。
どぶ汁が付いても1人前3,000円(+税)の追加で済んでしまうので、
クオリティを考えると安い。
そんなふうに積み上げで考えると安く感じるんだけれど、
逆に、12,700円の内容かと考えると唸ってしまう。
例えば、陶板焼きを、近くの「大黒屋」のあんこう揚げに替えてくれるだけで
満足度が随分と上がるような気がするのだが。

  • どぶ汁

  • どぶ汁

  • 夕食(お刺身)

  • 夕食(お刺身)

  • 夕食(かれいの煮付け)

  • 夕食(魚のフライ)

  • 夕食(あんこうのとも酢)

  • 夕食(いちご)

  • 夕食全景

  • 朝食

  • 朝食(自家製塩辛)

  • 朝食

  • 朝食

  • 朝食全景

2017/03/07 更新

1回目

2014/03 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.5
    • | 雰囲気3.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク3.0
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

どぶ汁と、超絶ボリュームの海鮮料理

北茨城と言えば、あんこう。
北茨城であんこうと言えば、どぶ汁。
ちなみに、あんこうの鍋には一般に2種類あり、
あんこうの身を寄せ鍋風に頂く「あんこう鍋」と、
一切水を使わずあんこうの身から出てくる水分だけで肝や身を頂く「どぶ汁」。
最近は、この中間の、あんこう鍋にあん肝を溶くスタイルの「どぶ汁風あんこう鍋」もある。

この「どぶ汁風あんこう鍋」は先日北茨城で頂いたので、
今度はどうしても「どぶ汁」を頂いてみたくなって、いろいろ探しました。
行き着いたノウハウは、
 ・どぶ汁を頂くならやはり北茨城、それも大津港周辺。
 ・良質なあんこうを食べたいなら、旅館や民宿。
 ・本当に美味しいあんこうを食べたいなら、ケチっちゃダメ。
  でも、あんこう以外にコストをかけているところはダメ。

ということで、選んだのが、こちらの民宿「かね久」。
ここは基本的に民宿。料理のみはやっておらず、宿泊とセット。
あんこう料理などの特別料理を頼む際には、追加料金となる。
利用料金は人数によって変動するが、どぶ汁を頼んでざっと1人15,000円もかからないと思う。

夕食は、どぶ汁を中心に、北茨城の海の幸が満載。このボリュームには、正直驚いた。
どぶ汁は、濃厚。ものすごく濃厚。味噌とかで濃厚なんじゃなく、あん肝で濃厚。
でも、味わいは油でコテコテなわけではないので、ぐいぐいと頂ける。
あんこうの身も、他店のものと質が全く異なる。上質。
全く持って期待通りのどぶ汁だった。いや、期待以上だったと言ってもいい。

他の海鮮料理の方向は、基本的にシンプル。魚介類を生のままか茹でる程度。
最も手の込んでいたのが、カレイの煮付けとどぶ汁。
お造りに至っては、板盛りで豪勢にあるかと思えば、その他にも2皿ついていた。
しかも、分厚い豪快なスライス(というよりカット)。食べ応えがある。
カニも、恐らく北茨城産のもの。上手に茹で上がっている。
基本的に作り置きなので冷めているが、お造り中心なので問題ないだろう。
ただ、非常にシンプルな調理なので、こういうのがお好きでない方には合わないかもしれない。
でもね、ここまで徹底的に海鮮料理を超ボリュームで食べさせてくれるところはそうそうない。
なので、僕はすごく満足。そして、満腹。正直、お腹がはち切れた。(苦笑)

朝食は、一転してシンプル。
・・・のように見えたが、自家製のイカの塩辛やサバの味噌煮がとてもおいしくて、
ご飯を何杯もお代わりしてしまった。で、結局、再びお腹いっぱい。(苦笑)

お部屋の方は、民宿なのでシンプル。でも、結構広くてゆったり。
多少の老朽には目を瞑ってあげていいと思う。だってここは民宿だし、それになによりこの料金だし。

いや~、この料金で、この料理で、しかも泊まれて、かなりお得。
来シーズンもリピートしたいと本気で思う。

  • どぶ汁(温め前)

  • どぶ汁(温め後)

  • お造り

  • お造り

  • かれい

  • あんこう

  • お造り

  • カニ

  • 夕食全景

  • 自家製イカの塩辛

  • サバの味噌煮

  • 朝食全景

2014/05/03 更新

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