ノバンディさんが投稿したよし町(茨城/土浦)の口コミ詳細

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ノバンディ (50代後半) 認証済

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よし町土浦/日本料理、すっぽん、あんこう

2

  • 昼の点数:5.0

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク -
2回目

2025/03 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

茨城の素晴らしい食材を、素晴らしい調理技術で

再訪。2回目。
土浦の街なか。日本料理店。

今回も食べ友との訪問。

いや~、今回も素晴らしかった。凄かった。
力強い茨城の食材。
そしてそれを見事に昇華させる調理技術。
そうして作られた料理が次から次へと繰り出される圧巻のコース。

同じコースの中でも、食材の違いにより味に微妙な変化があり、
使用される部位の違いによっても味に微妙な変化があり、
また1つのお碗の中にも様々な味が複雑に絡みあう変化があり、
そうした繊細な味の変化をコースを通して楽しめる。
約3時間半、26品。あっという間だった。

食材も素晴らしい。

山菜。
山菜採り名人が走りの山菜を採ってきてくださったとのこと。
同じ山菜でも走りの山菜は特有の美味しさがあり、
この淡い青さや滋味がとても愛おしく感じられる。
前菜として出てくるお浸し的な9品は、1品1品味付けが異なり、とても楽しい。
この膳だけでも今日訪れた甲斐があったと言える。
また、天ぷらで出てきたタラの芽も衝撃的な美味しさ。
タラの芽の中心部がとても柔らかくほろほろと崩れながら旨みが広がる。
いや~、美味しかった。

お造り。
3品(鯉、のれそれ、ヒラメ縁側)は、衝撃的な美味しさ。
鯉の洗い。旨みが濃い。これまで食べてきた鯉とは次元が異なる。
のれそれ。巨大。タチウノの幼魚?と思ってしまうようなフォルム。
ヒラメ縁側。肉厚。ぶりぶりの食感が凄く、咀嚼と共に出てくる旨みがハンパない。

また、調理技術も素晴らしい。

ホロホロ鳥。
部位ごとに焼き方を変えてベストな焼き加減で提供。
それがビシッ、ビシッ、と嵌りに嵌っており、各々の部位の旨みが最大限に引き出されている。
これ、世の中で高く評価されている焼き鳥の名店の調理技術を遥かに超えているのではないか。
レバーとか、ありえない領域の旨みを引き出している。
ぼんじりでさえも、こんな丁寧にぼんじりの良さを引き出すのかと思えるような調理。
ぼんじりという素材の特性を充分に把握されて、
皮の旨みと肉の筋肉質な旨みと脂質の旨みを十二分に引き出している。すごいです。

いや~、美味しかった。

コース料理+日本酒+烏龍茶で約2万円。

2025/04/19 更新

1回目

2023/04 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

茨城の素晴らしい食材を、素晴らしい調理技術で

土浦の街なか。
日本料理店。

食べ友との訪問。

いや~、素晴らしかった。凄かった。
力強い茨城の食材。
そしてそれを見事に昇華させる調理技術。
そうして作られた料理が次から次へと繰り出される圧巻のコース。
こんな日本料理店が、土浦にあったとは。

日本全国からその時その時のいい食材を集めて、
その時点の日本のベストな料理を出すお店もいいけれど、
範囲が広いし選択肢も沢山あるのでどうしてもマクロな視点になり、
コースを通して一貫性が失われ焦点がバラバラになりがち。日本は広いのだ。
一方、こちらのお店のように茨城の食材に絞ると、
コースを通して一貫性があるように感じられ、また季節感もグッと身近に感じられる。
すると、自分の味覚や感覚を、コースにどっぷりと浸すことができ、なんとも心地よい。

地元の食材を使うので、必ずしも市場を介して食材を仕入れる必要がない。
知人友人など独自のルートを駆使して、市場にも出回らないその時の最高の食材を
最高の鮮度で仕入れることができるので、そのお店にしか出せない味を作り出すことができる。

僕の食べ友は、そういうところに価値や面白みを感じて、
そういうお店を探しまくっている訳だけれど、それには僕も凄く共感する。
料理に正解はないし、食材に正解もない。
食材に個性があるのだから、料理もその個性を活かせばいいじゃないか。
例えば苦味が強ければ、その苦味を楽しめばいいじゃないか。
例えばえぐみが強ければ、そのえぐみを楽しめばいいじゃないか。
例えばまだ充分に成長していなければ、その若さを楽しめばいいじゃないか。

そういう考え方が、こちらのお店の料理にはきっとあるんだと思う。

この日は、山菜の料理のオンパレード。
お浸し、天ぷら、炊き込みご飯。
超うまい。
採れたてだから、山菜の味がイキイキしている。
山菜の細胞が崩れておらず、細胞の中にある様々な味がそのそのままの状態で存在。
咀嚼すると、それが崩れて、様々な味が交じり合いカオスが生まれる。
新鮮でなければ絶対に出せない味だ。

最初に出てきた、筍のお汁は驚がくの逸品だった。
筍と白醤油で調理しただけなのに、とうもろこしのような香りと甘み。
グイッとこの世界観に引き込まれてしまう。

鯉の洗いは、単なる鯉の洗いではなく、
うろこをカリッと仕上げたものが散りばめられ、香ばしさや食感をプラスした逸品。
最高に旨い。

穴子の造りも素晴らしい。
4月という時期でありながらも脂乗りが良く、肉厚で旨みたっぷり。

いや~美味しかった。

  • 前菜

  • 筍甘露

  • お椀(女化の筍と若布)

  • 鯉の洗い

  • 天然真鯛

  • 穴子

  • 目光一夜干し

  • 天然鰻

  • 天然鰻

  • 天然鰻

  • ハリギリ、タラの芽

  • コシアブラ、筍

  • コシアブラ、筍

  • 蛤とうるいの酢浸し

  • 蓮根蒸し 野鴨真薯 長葱

  • 食事

  • 筍と山菜の炊込みご飯

  • 筍と山菜の炊込みご飯

  • 筍と山菜の炊込みご飯

  • 香の物

  • 大根のお味噌汁

  • 梅山豚角煮

  • 天然鰻肝焼き

  • 焼葛餅

2024/01/08 更新

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