ノバンディさんが投稿した比良山荘(滋賀/大津市その他)の口コミ詳細

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ノバンディ (50代後半) 認証済

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比良山荘大津市その他/日本料理、オーベルジュ

2

  • 夜の点数:4.5

    • ¥8,000~¥9,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 3.8
      • |雰囲気 3.5
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク -
  • 昼の点数:5.0

    • ¥15,000~¥19,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク -
2回目

2017/08 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス3.8
    • | 雰囲気3.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥8,000~¥9,999
    / 1人

「鮎まんぷく膳」は美味しすぎるライトコース

再訪。3回目。
過去2回は同じく鮎の季節。
今回も鮎を頂きに訪れた。

こちらで鮎を頂くなら、
「鮎食べ」コース(15,000円、20,000円+税サ)
もしくは「鮎まんぷく膳」(6,500円+税サ)。

過去頂いた「鮎食べ」はそれなりにボリュームあり。
今回、昼間に別の店(「なかひがし」)で和食コースをガッツリ頂く予定だったので、
こちらでは軽く「鮎まんぷく膳」で。
なお、「鮎まんぷく膳」は、テーブル席にて。

結論から言っちゃうと、いや~、「なかひがし」よりも遥かに美味しかった。
これなら、「なかひがし」は安いコースにして、
ここ「比良山荘」では「鮎食べ」にして、「比良山荘」の比重を高くした方がよかった。

「鮎まんぷく膳」の構成は、以下。
(1)冷菜(茄子、いたどり、無花果)
(2)鯉の洗い
(3)鮎の塩焼き(2回に分けて5匹)
(4)食事(鯉こく、とうもろこしご飯、香の物)
(5)デザート(柚子シャーベット)

(1)冷菜は、丁寧な仕上がり。
熱を加えた後に一旦落ち着かせて味が馴染み、お出汁と共に身体にスッと入ってくる。

(2)鯉の洗いは、貫禄のお味。
「なかひがし」でも鯉の洗いが出てきたが、明らかにクオリティが違う。
鯉自体に旨みがたっぷりあり、咀嚼すると旨みが広がる。

(3)鮎の塩焼きは、過去2回の鮎とは若干味が落ちているが、
今年頂いた鮎の中ではダントツに美味しい。
鮎自体も美味しいが、口に入れたときにフワッと香る焼き加減がとても素晴らしい。
また、塩もまさに丁度いい塩梅。

(4)食事は、鯉こくがやはり圧巻。美味しい。
ただ、とうもろこしご飯は、ちょっと凡庸。

(5)柚子シャーベットは、締めとして充分なクオリティ。

いや~、こういう美味しいものを少量頂いちゃうと、
食欲に火がついちゃって不完全燃焼になってしまう。
贅沢な悩み。

鮎自体は合計5匹頂けるので「鮎食べ」の7匹に比べて価格面では満足。
鮎の塩焼きを中心に頂きたいなら、この「鮎まんぷく膳」でもいいのだろうけれど、
やっぱりもうちょっとお腹を満たしたい。
鮎5匹のままでいいのでもう少し料理を追加してくれる10,000円くらいのコースを
作ってくれると嬉しいのだけれど。

  • 茄子、いたどり、無花果の冷菜

  • 鯉の洗い

  • 鮎の塩焼き(1回目)

  • 鮎の塩焼き(2回目)

  • 鮎の塩焼き

  • 食事

  • 鯉こく

  • とうもろこしご飯

  • 香の物

  • シャーベット

  • どくだみ茶

2018/06/21 更新

1回目

2016/07 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥15,000~¥19,999
    / 1人

これ以上のものはないと思える完璧な鮎コース

再訪。
昨年こちらで頂いた鮎料理に感動し、また訪れたいと思っていた。
今年は無理かなと諦めていたところ幸運にも一緒に行って下さる方が現れて晴れて行けることとなった。
前回は旅行途中で余呉方面からぐるっと回って訪れたためえらく遠い印象だったが、
今回は京都駅からのアプローチ。意外と近かった。京都からだと余裕の日帰り圏内じゃん。

さて、今回も「鮎食べ」コース。

前回は8月訪問。今回は7月初旬ということで、鮎は少し小振りで身の旨さは少し淡白。
でも、鮎の内臓の味がふわっと言う感じに広がって、美味。
繊細な身の旨さと、この香る内臓の旨さのバランスが、鮎1匹1匹毎に違っていて、
頂くたびにウ~ンと唸った。鮎の命を大切に大切に頂こうという、真摯な気持ちになれる。
火入れ加減、塩加減、鮎の味、どれをとっても完璧。きっと鮎も幸せだろう。

鯉の洗い。こんな旨い鯉の洗いはなかなかお目にかかれない。

熊肉のスッポンスープ。いやはや、マジですかという旨さ。
熊肉の油がスッポンの出汁と合わさると、すんごい旨みが生まれるね。

いや~、大満足。
コースを通して、ひとつもハズレがないから、満足度が更に高くなるし、
コストパフォーマンスも良くなる。

また行けるといいな。

■2015年8月-----
鮎料理はそれほど多くの経験があるわけではないけれど、
行く先々でがっかりすることが結構多い。
しかしながら、こちらで頂いた「鮎食べ」(15,000円+税サ)という鮎尽くしのコースは、
そんなガッカリ感を綺麗に一掃してくれるほどの衝撃があった。

一般に鮎料理では、あの川の鮎がいいよとか、あの川の鮎はもうダメだとか、よく聞くんだけれども、
鮎料理のお店をいろいろ訪れているうちに「本当にそうなのかな」という疑念が湧いてきていたところ。
でも、こちらのお店を訪れて「鮎食べ」のコースでこれでもかというくらいに琵琶湖の鮎を頂いてみて、
そういうコダワリなんて全く不要だったって思い知らされた。

僕の中での結論は、「琵琶湖の鮎で充分だったんだよ」。
そして、「むしろ、料理人の腕の問題なんだよ」。

3重にも渡る鮎の塩焼きは、どれも調理方法はシンプルな塩焼きで全く同じなんだけれども、
一瞬でしか味わうことができない美味しさの感動ではなく、
それを3度も繰り返し楽しめることで初めて感じることができる本当の鮎の美味しさの感動。
これが、中途半端な調理技術であれば、わざわざ同じ調理方法の鮎を3度も出さないと思うんだよね。
それなのにわざわざ3度も同じ調理方法の鮎を出すというのは、自信の表れだろうし、
それによって何かを感じて欲しいというような何らかの意図があるものだっていうのが分かる。

鮎御飯も完璧。鮎の塩焼きの余韻に浸りながら、更なる鮎の美味しさを堪能。

また、鮎の塩焼きが始まるまでの前菜などの料理も、全く手抜きなしで完璧。

何の迷いもなく★5.0です。

2016/10/02 更新

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