カルグクスさんが投稿した五十嵐酒造（埼玉/飯能）の口コミ詳細

まずは日本の「伝統的酒造り」について
ユネスコの評価機関が無形文化遺産への登録を勧告のおめでたニュースが

和食ブームで輸出量は年々増加する中、国内での販売数量は減少
廃業に追い込まれている酒蔵も近年

埼玉県は日本酒の出荷量全国４位
日本酒と埼玉県の魅力発信アピールのためにも

小さな蔵ではありますが 小さな蔵だからこそ
こうして一般に酒蔵を解放してくれる五十嵐酒造にありがとう

そんなわけで１日限りの新酒祭りへ！
飯能駅から無料シャトルバスで５分ほど

じつは私 蔵の中に入るのは５年ぶり

第５回の蔵祭り以降、コロナ渦で中止になったり
祭り再開したけど行かなかったりで…

ちょっと説明させて頂きよろしいでしょうか

五十嵐酒造は明治３０年創業

創業者は新潟県出身
澤乃井でおなじみ東京青梅 小澤酒造に杜氏として勤め独立

現在で5代目にあたる五十嵐さん

杜氏は過去めずらしい職種をお持ちの小林さん
私も何度か蔵祭りの時 お会いに

名栗川と成木川が合流
秩父山系の綺麗な井戸水が得られるこの地に蔵があります。

代表銘酒・天覧山は飯能市内にあり元々は羅漢山という名前
明治天皇が演習を見るため登ったことから天覧山と呼ばれるように。

近くを流れる川であったり環境とってもいいところにあるんです
だから解放感ハンパない ついついたくさん飲んじゃう！

お尻イタかったけど酒ケースを椅子
出店のものを買ってツマんで楽しく心地いい酔いで終えました。

まいどおなじみ　我が田舎の酒　晩酌の友　天覧山でございます。
毎年楽しみにしている　秋あがり（ひやおろし）含め秋の限定酒３本

ぬる燗が特においしい 今年も良い出来でした！秋あがり

冬に仕込んだ酒を半年蔵で熟成させ夏を越すことでまろやかな旨み増したお酒を秋に出荷
去年にひき続きレトロラベルを眺めれば、明治５年創業の酒造の歴史に想いを馳せましょうぞ。

仕込み２６号の純米原酒は、五十嵐酒造のお酒ではじめて試してみました。
アルコール度数１４と比較的低め　常温 → 冷たく → お燗　で飲み試すとまた格別

シカに紅葉なラベルもセンスありますね 秋っぽい
蔵がある自然豊かな飯能市は、山のほうに行けばぜんぜんシカに出会えます。

北海道のお米「きたしずく」使った純米大吟醸もはじめまして。

大吟のわりには甘口でトロ〜ンとした口触りは意外中の意外
大好きな蔵の酒なんですけど正直、自分の口にはあまり合わなくて・・・

前は一升瓶で購入していましたが、最近は飲みきりサイズ的な４号瓶しか選びません。
どうしても開封してからの酸化問題対策がむずかしくて。

栓を開けた日から徐々に味が完全に落ちてくるです 日本酒って。

前は瓶の中の空気を抜いて真空にする器具を使っていました。
でも安物っはやっぱりダメですぐ壊れてしまって。
プロがワインで使う電動のやつ買おうかなと検討中しながらもう何年経っていることやら。

蔵の直売所でも試飲はしていません。
コロナでここ３年は蔵まつりも開催なく試飲する場がないのが現実

それでも今年７月に第１回「呑み切り蔵祭り」を入場料を取って開催してはくれましたけど。

やっぱり日本酒も人それぞれ好みってものがありますので
試飲できればそれぞれ好みの酒をピンポイントで購入できるのであればとは思います。

私が晩酌で飲む唯一の日本酒は、自宅のある日高市のおとなり
飯能市にある明治５年創業　五十嵐酒造の天覧山

最近、近くに大型スーパーがOPENし、そこに天覧山を置いてくれているため
オンラインショップでの購入はずっとご無沙汰でした。

でも特別な銘柄や秋あがりは売られないので、久しぶりに宅配を利用
ちなみに五十嵐酒造では「ひやおろし」を「秋あがり」と名打って醸造販売されています。

しかしまあぁもう秋あがりの時期ですよ。
夏が短かかったため季節の移ろいの速さを今年は特に実感しています。

もう１本購入は数量限定、杜氏の小林さんがデザインした猫ちゃんラベルの純米吟醸
裏ラベルの小林さんメッセージに心の底からじんわりと温もりが込み上げてきました。

家飲みのための出荷は若干あると思います。

しかしまだ飲食店への需要と卸しが厳しい今の状況、全国の酒蔵も大変なのに、
飲み手側の私たちが励まされているような感じに受け止めた小林さんメッセージでもありました。

のんびり猫の心境もいいけど私は、五十嵐酒造の蔵まつりで仮装した小林さんが
お客さんにおもてなしをしている姿を思い出しながら杯を傾けていました。

※ 酒場放浪記での類さん訪問（２０２０年１２月放送）

※ 雑誌「男の隠れ家」全国指折りの有名酒蔵に混じり取材（２０２１年２月号）

※ 太田さんが某居酒屋で銘酒「五十嵐」飲んだから酒蔵紹介（ふらり旅新・居酒屋百選）

などなどなどなどー！

埼玉の田舎の小規模少人数で奮闘する五十嵐酒蔵が最近、ざわついています。
長年に渡り、ここのお酒を愛する私は、そんなメディア露出を手放しに喜んでいいのか？

逆に不安になってきます。

そりゃー　もっと全国区になって、たくさんお酒が売れてくれたら私も嬉しいし、
五代目と従業員さん、杜氏の小林さんだって万々歳　喜ぶ顔が見てみたい。

でもよくよく考えらたら、やっと五十嵐酒造のお酒が
プロじゃなくて、特に庶民な日本酒ファンに認められてきたと思うのが本当でしょう。

てな感じで、ひさしぶりに酒蔵へ直に行って、自宅用の酒を買い込みました。

酒蔵がある飯能市のおとなり、日高市に住んでいる私
マイカーでそんな遠くないのに、送料８００円代出して通販とはこれいかに・・・

でも通販は、お互いお顔が見えない反面、愛ある梱包
たまにサービスで酒粕とか入れて送ってくれるんです。

そーいうことで、オンラインショップで代引き注文してるのだけど、
実際に酒蔵直売所に行くと通販で売られていない銘柄も多々あるのです。

私の好きな樽酒（瓶詰め）とか。

今回は、いつも買う純米酒と一緒に、縁起イイ感じで「初絞り」購入

フレッシュな鼻から抜ける芳醇な香りと共に、一口一口と米の雫が喉を伝わっていくと、
酒蔵で働いている人の愛情や努力までも醸し出してくるかのよう。

そんな結晶が詰め込まれているお酒でした。

毎年春、蔵元が開催している「蔵まつり」も今年６回目
その予定でしたが、コロナの影響のためはじめて中止となりました。

残念ではありますが仕方がありません。

蔵まつりでは、限定酒　きき酒　酒造元が作るカレーライスなど満載
そしてベロベロに酔ってその足で長寿庵に行きまた飲んだりもしたでしょう。

蔵まつりで五十嵐酒造に行くきっかけが無ければ
直に蔵元の小売部に行ってお酒を購入すればいいじゃん！

そう思いつきました。

ちなみにいつも天覧山は、ネット通販で購入しています。

コロナ自粛になってからおとなり飯能に行く機会が増えていたのも事実
そんな時は、飯能駅ビル「ぺぺ」１階の売り場で買っていました。

食事してパンとスイーツを買ってからでしたので入間市の方から
五十嵐酒造がある飯能市大字川寺にクルマで向かいます。

国道を通らず裏みち　川沿いを走行しました。

途中の車窓からは、まぶしい晴天と新緑の山々

蔵まつりで蔵の敷地から眺めている癒しの入間川
なめらかな清流の動きが太陽に照らされ青々と輝いていました。

こんな自然に恵まれた地で私の晩酌には欠かせない
愛おしくてやまない奥武蔵の銘酒、天覧山が生まれているとおもうと
蔵人さんはもとより飲んでいる私でさえも

なんて幸せなんだろうか
そう何か嬉しいものが込み上げてきました。

小売部の店頭には、杜氏の小林さんたち
蔵の書道部さんたちの「コロナに勝つ！」終息を願う絵画が飾られています。

私もこれ、蔵のFacebookで知ったのですけど、
自分たちの蔵だけじゃなく全国の酒蔵さんのための応援メッセージも含まれています。

私は普段、自宅では冷やした日本酒を飲みません。主に燗酒か常温です。
でも今回、暑い日が続き冷たい酒が飲みたくなり純米吟醸酒を購入

その芳醇な香りとなめらかな味わいに惚れ、美味しくいただきました。
宅配通販で同じもの注文しようと思っています。

毎年、幸運にも天気には恵まれています。
桜咲く、この暖かな過ごしやすい季節、早いもので蔵まつりの日がやってきました。

今年は蔵まつりでは初めて、小売部の店舗が営業
普段は開いているのですが、なぜか蔵まつりの日だけ営業していませんでした。

小売部には天覧山明記の　徳利　升　おちょこ　ストラップなど販売

存在は知っていたけど入手できなかった「升」
すぐに購入して、さっそく蔵まつり当日から使わせて頂きました。

※ 場所取り

出店する左右のお店を横目に、蔵の敷地奥の飲食スペースへ進みます。

自由に一升瓶ケースを椅子やテーブル代わりに貸し出してくれています。
しかし数に限りがあるので、確保が難しい。

毎年来て、勝手知ったる私たち家族は、折り畳み椅子とシートを持参
毎年同様、川沿いフェンス越しを確保できました。

※ 楽しみにしていた樽酒

今年から紙コップ一杯２００円の有料はなくなり、先着８００人に無料配布
私たちは、ゆっくりお昼１２時過ぎに行ったので樽酒配布は終了した後でした。

※ 蔵まつりで初めて酒を購入

樽酒はあきらめ、サーマルタンクからの量り直売をしていた
「純吟生原酒おりがらみ」（７２０ml）１５００円　をビンごと購入
さっそく買った升に注いで、ご機嫌で飲んじゃいました。

※ 出店のお店

去年と同じお店もあり、新規のお店もあり。
私たち家族が通う、長寿庵 は今年不参加。

五十嵐酒造直売は、カレーときゅうり漬け　
これは例年どうり変わっていません。酒粕を使ったカレーはメチャ甘口

カレーに添えられる酒蔵自家製の奈良漬けは、個人個人好きなだけ取ってもいいのですが、
終わり頃に買いに行ったら、蔵の人が奈良漬けをてんこ盛りサービス　

去年も出店していた地元のお鮨やの玉子焼きは相変わらず美味い！
出汁に高級な本枯れ節を使っているそうです。それで１皿２００円の破格値

※ まとめ

インドア派の私たち家族３人が唯一、アウトドア感覚で楽しむ
１年に１回の五十嵐酒造の蔵まつり

酒蔵によっては見学不可、企業秘密的な要素がある蔵もある中で、
こんな開放感あふれる、おもいっきり楽しい祭りを開催してくれる五十嵐酒造

私の晩酌のお供の酒、天覧山の蔵として誇りに思っています。

今年も早いものですねえ〜　１年に１回　ついにこの日がやってきました！
私の晩酌にかかせない愛する酒、天覧山の五十嵐酒造が今年も蔵を解放してくれました。

毎年、お天気にはホント恵まれていて、今年も多数のみなさんが押し寄せました。
飯能駅から出る無料シャトルバスも大型化、よりグレードアップ

こんな田舎の小さな蔵なのに、いろんな所から日本酒ファンが押し寄せてくるのは、
やっぱり酒造の社長さんと、蔵人さんたちの日々の努力のたまものでしょう。

毎年、少しづつ変化して来ている祭り内容、例えば人気の無料試飲の場合
銘柄酒別、会場を２つに分けて、列を作ってもらい順番制になっていました。

「祭りのしおり」にチェック項目があり、試飲すると印をされ、再度試飲ができない仕組み
これだと皆さん、平等に試飲。去年まで、試飲場所は無法地帯のようになっていましたので、
この方法はベストだと思います。多少、並んでいる時間はかかりますが、混雑の安全面でも配慮されています。

出店の飲食店

蔵まつりのポスター、チラシには出店する飲食店の店名は伏せてあります。
なので当日までお楽しみ。事前に店名を出すと宣伝になってしまうから。

毎年、地元のお店を招致している地元愛の蔵
去年に引き続き、出されていたお店は２軒。買い求めて印象に残った２軒のお話をします。

寿司屋・玉子焼がめちゃめちゃ美味しく、２回買いに走るほど
いかにも職人って風貌の大将が汗を拭きふき、忙しく働いておられました。

お店の所在地を聞いて、調べましたらこれが超高級店！　よくぞ蔵まつりに参加してくれました。
今度、予約して家族で訪れてみたいです。

和食店・こじんまりした出店テントの下、ご夫婦で参加
鹿児島産のそら豆にすぐ釘ずけ、買って食べてみるとこれまたウマい！
１パック１５０円って安すぎ。お店の所在地は、酒造からわずかの距離　参加ありがとうございます。

居酒屋・このお店は私の住む日高市にあり、ウチの母の知り合い。
人が足りないと母が臨時パートで手伝いに行く、昔から知ってる店

五十嵐酒造の酒は扱ってはいないのに、数週間前から蔵まつりのポスターが貼っていて？　
この日、母が挨拶に出店テントに行くと、言われたそうです。
「こんなに人が来ているとは思わなかった」天覧山をあまく見てはいけません（笑）

場所とりのお話

敷地内、指定された場所どこでも飲食可能。蔵まつりで買い求めた飲み物食べ物以外、持ち込み可能！
でも持ち込んだもののゴミはしっかり持ち帰りましょう。

場所取りはいちばんの難関、人気は川沿い、フェンス脇からの広いスペース
１人２人より多い人数が有利、毎年参加してきている人は学んできます。

今年は、私の妹も参加、家族３人で出向きとても便利でした。

誰かが食べ物を買いに行けば、誰かしら荷物番、誰かが蔵の見学に行けば誰かがおトイレ
用意してきたひきものと、蔵が用意してくれている酒ケースをイスとテーブル代わり

毎年、参加する人たちがルールを守ってくれているため今年も無事に終えた蔵まつり
五十嵐酒造さん　ありがとうございました。

愛飲している天覧山（自宅晩酌の日本酒はこの銘柄しか飲みません！）の蔵元が、
去年にひき続き１日限りの蔵まつりを開催してくれました！

いつも蔵元のホームページをチェックしていますが、去年、受付での署名効果で、
今年はちゃんとメール便で告知チラシが送られてきました。
そのチラシに、必要事項を書き、受付で出せば、入場がスムーズに。
もちろん入場無料、無料試飲、甘酒無料配布、利き酒大会など、有難い催しは去年と変わりません。

ただ今年は、外部からの出店招致が９店と多く、
その中で素晴らしい店も発見できて収穫が多かったです（そのお店はのちほど口コミ紹介予定）

なんの効果なのか？考えてもわからないほど今年はたくさんのファンの人で一杯でした。
飯能駅からぞろぞろとバス乗り場に長い行列。送迎バスも今年は１台増えていました。

天気も良く、自然に囲まれた環境の青空の下、
めったに飲めない限定酒とおいしい料理で幸せな時間を過ごせました。

サミットで提供されるほど世界的に有名な酒を生み出す蔵元も素晴らしいですが、
深く地域密着し、愛してくれるファンにいつでも還元できる小さな蔵元も日本の宝。

日本酒はその人が美味しいと思えば、それが日本一の名酒なのです。

毎日愛飲している天覧山の酒蔵が、一般の人を対象に蔵を解放した祭りを開催してくれました。
第二回ということですが、今回初めて参加。予約必要なしの入場無料で、
甘酒無料配布、抽選会、きき酒大会、軽食屋台、酒粕詰め放題など、食事は有料ではありましたが、
たくさんの人が詰めかけ、朝の雨もやみ、天気に恵まれて最高潮の賑わいでした！

酒蔵祭りは午前１０時〜午後３時まで。西武線の飯能駅から酒蔵がチャーターした無料送迎バスで蔵へ。
入間川沿いの穏やかな自然の景色の中に酒蔵はありました。外部の空気を拒み、
日本刀を産むと同じ神聖な酒蔵に地域密着活性可とはいえ、一般解放した酒蔵に敬意を表したい。

私も自宅では天覧山しか飲まない大ファンなので、
毎日酒造元のホームーぺージをチェックしたゆえのこの祭りの開催を知って歓喜。
今回来た人たちも同じで、ファンミーティングみないなものですね。駐車場も無いので、
必ず公共機関で来なければならず、そこも限られた人しか訪れないのでよかったと思います。

意外とファンの人が多いんだ！予想をはるかに超えた大人数が来ていて驚きました。
お子さんを連れた家族や、ツマミを持参してプチ宴会をしてる日本酒愛好家など。
きき酒や試飲では、貴重で高額な酒なのに何度も試飲させてくれたり有難い限り。

酒蔵の人たちが手作りした豚汁（３００円）カレー（５００円）
ニンジンや玉ネギ、豚バラ肉がたくさん入り、大勢訪れているお子さんのために甘口になっていました。

酒蔵らしいキュウリの麹漬け（１００円）あまりにも美味しくて２本テイクアウト。
食べかけのキュリウを手に取り、きき酒コーナーに戻ってカップ片手に再度キュウリは確信犯！

きき酒→試飲→有料軽食→終わらない呑んべい天国！
しかも景色抜群な入間川沿いの自然を前に呑めるんですから、生きていて本当によかったと実感極まります。

一般解放の蔵では、酒造元が初めて撮影した酒造り工程のVTRを蔵人さんの説明を聞きながら鑑賞。
Tシャツ、前掛けで作ったバック、酒粕、梅酒ゼリーなどお土産を買い込み送迎バスで飯能駅へ。

まさかこんなに早い機会に大好きな地元の酒蔵を見学できるとは幸せです！
帰りは、私が初めて天覧山を呑むきっかけを作ってくれた長寿庵でお土産を広げ盛り上がりました。