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夜の点数：4.0
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￥10,000～￥14,999 / 1人
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料理・味 4.5
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|サービス 4.3
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|雰囲気 3.7
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|CP 5.0
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|酒・ドリンク 3.5
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［ 料理・味4.5
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| サービス4.3
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| 雰囲気3.7
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| CP5.0
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| 酒・ドリンク3.5 ］
至福
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2022/09/03 更新
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焼き物が美味しいとの前評判通り。
大まかに言ってしっかりと火が通っているが、
肉や身が固いことはなく噛みごたえのある柔らかさ。
素材の旨味を堪能できるはず。
アヒルは皮がカラリと仕上げられ、独特の香りが相まって至福。添えられたプラムソースは甘さ控えめ、肉の味わいを邪魔しない。皮付きのバラ肉は皮だけがカリカリに揚げられているが、身はしっとりと程良く仕上がり、味も勿論のこと食感も楽しい。
ふと気付くと、どれだけ焼き物、炒め物を食べても、
脂っこさがないので、口の中も茶で油を流さずともよい。妙な胃もたれをしないので、次々と品に箸が進む。箸休めにピータンを頼んだら、半熟でこれも旨い。青菜も炒飯もみな旨い。
食後に惚けてしまったのは実に久しぶりだ。
潔いのは、焼く・炒める以外の調理、すなわち蒸す・煮るなどは、殆どメニューにない、これがまたいい。
あれだけ絶品の焼き物を出すなら、今後もこのスタイルを堅持して欲しい。
店の内外装は、香港の街角にある食堂がキレイになった様。美味い飯をワシワシと食べるのには、スノッブに飾らなくてよい。福臨門で長く勤めていたシェフと日本語に堪能な奥様？なら日本の事情もご存知のことだろう。
独立時、資金のかけどころをお考えになっただろうし、
オーナーの姿勢が伺える。
憶測だが、ご自分に出来る限りの旨い物を真摯に提供することに注力されたのではないか。
小皿もソース毎にこまめに取り替えてくれる。
真っ当かつ充分なサービスだが、これが出来ない店が巷では実に多い。手間を惜しまない姿勢がよくわかる。
味に真摯なんだろうと思う。
欲を言えば、甘味をメニューに加えいただけるとありがたい。これは戯言。
甘味をこの店に求める人はいないだろうが、
もしもお考え頂ければ、私にとっては画竜点睛です。