5回
2019/06 訪問
町屋で頂く京の贅
玉蜀黍の冷やしよせ、井戸水のジュレで・・
余計なお味付けはされていないので「玉蜀黍」の優しい甘みを感じ美味。
ビールと「美和桜(広島)」を。
鱧の焼き霜
こちらの焼き霜は毎回美味しいのですが、これも秀逸。お醤油のジュレが何ともいえずいい味わい。
カマトロ(高知)
よく脂がのっていて口に入れるとトロケマス。
お野菜の八寸・・賀茂茄子・インカノメザメ・新玉葱など。上二飾られた緑の品は「新玉葱の芽」
定番の品ですが、それぞれ一手間加えてありますが、お野菜本来の旨みを感じる品々で美味しい。
煮物椀・・アブラメの葛落とし。ズイキ・梅(酸味が強くなく美味)とともに。 お出しの味わいがとてもいいですね。アブラメは上品な脂を感じ美味しいこと。
自然郷(福島県)を。
若鮎(滋賀県)・・いつもながらに躍動感ある盛り付け。
焼き加減、塩の塩梅もよく美味しい。こちらの焼き鮎は毎回絶品。
新潟のお酒・・3種類頂きましたが、これが一番好みでした。
海鰻(熊本)
パリッと焼かれているので食感もいいですし、脂がのって美味しいこと。
鳥貝(能登)、新生姜・・生でも美味しい鳥貝を新生姜とともに軽く火を通してあります。 生姜の風味がいい品。
そばがき・・これも定番ですけれど、美味しい。
ぐじ(若狭)と実山椒のご飯。「ぐじ」とは「甘鯛」のことです。
こちらのご飯は毎回とても美味しいのですが、ぐじの甘味を感じますし実山椒がいいアクセントに。
黒糖(波照間)の葛よせ
外観・内観
2019/07/02 更新
2018/06 訪問
至福の時を過ごせる名店
訪問回数:10回(移転前の店舗を含む)
京都に行くたび訪問するお気に入り店。
今回の京都旅もこちらから・・
昼夜ともに2組限定、最大6名まで。
◆中庭に面した落ち着いた個室。
お昼の利用ですが、夜の15000円コースを頂きました。
◆まずは「加茂錦(新潟)」・・旨みが口に広がり、美味しいお酒で好み。
HPを拝見すると『加茂錦「荷札酒」は次期蔵主でもある、24歳の「田中悠一氏」が杜氏として酒を醸します』との記載が。
◆素敵な酒器
◆うすいエンドウのすり流し
豆の旨みを感じる品。温かいのでこの後お料理を頂くには、胃が整えられていいですね。
◆鱧の焼き霜
鱧タップリ。鱧は丁寧に骨切りされ、程よいレア感が残り美味しいこと。
こちらの焼き霜、毎回お魚を変えて頂きますが、完璧です。
◆鳥貝(舞鶴・天然物)
軽く炙った鳥貝は甘みを感じて美味しいこと。
今回、数軒で鳥貝を頂きましたがこちらの品が主人ともども一番好みでした。
肝も入っています。
◆月光・・フルーティーな香りを感じ、口当たりもよく美味しい。
◆夏野菜の八寸
彩が美しい。
*「賀茂ナス(味噌がかけられているのですが、甘くなく秀逸)」「インカの目覚め」「新玉ねぎ」「玉蜀黍」
「オクラ」「トマト」「酢蓮根」など。
どの品もお野菜の旨みを感じます。
◆アブラメの椀仕立
お出汁の味わいが良いですね。
脂ののったアブラメは大きな切り身ですし、丁寧に包丁が美味しい。
*お椀が美しいですね。
◆鮎の塩焼き
何時もながら鮎が泳いでいるような躍動感ある盛り付け。
振り塩の塩梅もいいですし、大きさもよくとても美味しい。
◆大山 特別純米 夏純米銀河・・山形のお酒で限定品。スッキリした味わいで、これも好み。
◆のどぐろ(能登・七尾) 青ズイキ
のどぐろも脂がのっていて、塩加減も絶妙。
◆北紫雲丹(大間) 鰹だしのジュレと共に
*雲丹が甘いこと。ジュレは鰹だしが効いていて爽やかな味わい。
◆そばがき
定番ですが、いつもながらいい味わい。
*素晴らしい塗り椀
◆炊き込みご飯・・若狭のぐじ(甘鯛) 茗荷
ぐじは焼いてありますので、香ばしさが加わりとても美味しい。
*こちらほど美味しい「炊き込みご飯」は中々頂けないと、毎回感じさせてくださるのは素晴らしい。
◆おうす寒天
*中には観点が入り、食感がいいこと。
◆ピオーネ 井戸水のジュレ
今回も全てが美味しく、大満足でした。
ご夫妻との会話も愉しく、癒されるお時間でしし・・
同じ季節に訪問しても、違うお料理を工夫して出されるのも素晴らしい。
吟味した食材を丁寧に手間をかけて調理され日本酒もいい物を頂いて、二人で40600円は京都では破格だと思います。
京都ではこちらは外せないですね。次回も愉しみ・・
◆うすいエンドウのすり流し 豆の旨みを感じる品。温かいのでこの後お料理を頂くには、胃が整えられていいですね。
◆鱧の焼き霜 鱧タップリ。鱧は丁寧に骨切りされ、程よいレア感が残り美味しいこと。 こちらの焼き霜、毎回お魚を変えて頂きますが、完璧です。
◆まずは「加茂錦(新潟)」・・旨みが口に広がり、美味しいお酒で好み。
素敵な酒器
◆鳥貝(舞鶴・天然物)
◆鳥貝(舞鶴・天然物)
*肝も入っています。
◆月光・・フルーティーな香りを感じ、口当たりもよく美味しい。
◆夏野菜の八寸 彩が美しい。
*「賀茂ナス(味噌がかけられているのですが、甘くなく秀逸)」「インカの目覚め」「新玉ねぎ」「玉蜀黍」 「オクラ」「トマト」「酢蓮根」など。 どの品もお野菜の旨みを感じます。
◆アブラメの椀仕立 お出汁の味わいが良いですね。 脂ののったアブラメは大きな切り身ですし、丁寧に包丁が美味しい。
*お椀が美しいですね。
◆鮎の塩焼き いつもながら鮎が泳いでいるような躍動感ある盛り付け。
振り塩の塩梅もいいですし、大きさもよくとても美味しい。
◆大山 特別純米 夏純米銀河・・山形のお酒で限定品。スッキリした味わいで、これも好み。
◆のどぐろ(能登・七尾) 青ズイキ のどぐろも脂がのっていて、塩加減も絶妙。
◆紫雲丹(大間) 鰹だしのジュレと共に
*雲丹が甘いこと。ジュレは鰹だしが効いていて爽やかな味わい。
◆そばがき 定番ですが、いつもながらいい味わい。
*素晴らしい塗り椀
◆炊き込みご飯・・若狭のぐじ 茗荷・・ぐじは焼いてありますので、香ばしさが加わりとても美味しい。
*こちらほど美味しい「炊き込みご飯」は中々頂けないと、毎回感じさせてくださるのは素晴らしい。
お漬物
◆おうす寒天
*中には寒天が入り、食感がいいこと。
ピオーネ 井戸水のジュレ
外観
◆中庭に面した落ち着いた個室。
2018/06/28 更新
2017/10 訪問
訪問する度お料理の完成度に感動するお気に入り店。
訪問回数:9回(移転前からの通算)。
今回の京都旅もこちらから・・
京都に行くたび訪れるお気に入り店。
何時もと同じ15000円コースです。
◆まずは「ビール」、奥様から「善知鳥(うとう)がありますよ・・」と嬉しいお言葉。
青森のお酒でとても美味しいのですが、入手困難品で中々口にできない品。
久しぶりに頂きましたが、やっぱり美味しい。
◆くるみ豆腐、葛餡かけ。
*上には「とんぶり」がのせられ、くるみ豆腐の食感も滑らかで「餡」もいい味わい。
◆お刺身は「明石の鯛」
*鯛は程よい熟成で甘みを感じ美味しいこと。お醤油ジュレの味わいもよく、添えられた「皮」もいい味わい。
◆ノドグロ・おろし和え
新潟で一本釣りされた「ノドグロ「」は上品な脂で秀逸。口に入れるとトロケマスネ。
◆「善知鳥(うとう)」が美味しくて追加しました。
◆秋野菜の吹き寄せ。
*お野菜はどれもひと手間加えてあります。
素揚げした「ヒラタケ」「蒸しかぼちゃ」「ミニ金時人参と葉」「栗」「里芋」「柿」など。
それぞれのお野菜の旨みを感じ、良い味わい。
◆丸(すっぽん)鍋
*「すっぽん」は丁寧に下処理されているので、全く臭みがなく美味しい。
タップリ入っていますので、コラーゲン補給できますね。
生姜が入った出汁もいい味わいですこと。
◆無花果の白和え。
*白和え衣が胡麻の風味もよく、滑らかでとても美味しいですね。
無花果も甘みを感じます。
◆加茂錦酒造「荷札酒」・・新潟のお酒で初めて頂きます。フルーティーな味わいで、これも好み。
◆子持ち鮎の塩焼き。いつもながら躍動感ある盛り付けが美しい・・
*焼き加減、振り塩の塩梅もよく、卵まで美味しい。
◆定番の「そばがきの白みそ仕立て」
*白身の味わいがいつもながら美味しいですし、そばがきの食感もよく美味。
毎回楽しみな「炊き込みご飯」、こちらの「炊き込みご飯」は最高ですね。
他店でこれほど美味しい「炊き込みご飯」を頂いたことがないですし・・
◆鱧と松茸ご飯・・贅沢な品で「鱧」「松茸」ともにタップリ入っています。
*鱧は秋がより美味しくなりますから、出汁に「鱧」と「松茸」の旨みが出て何とも言えず美味しい。
◆安納芋の茶巾しぼり。
*安納芋が甘いこと。
◆ぶどう(コンコードという品)のトロミジュース・・濃厚な葡萄の味わいを感じ、トロトロ。
今回もすべて美味しく頂きました。
これだけ訪れても、毎回高レヴェルを保たれ期待通り(いえ以上かと)のお料理を出してくださるのにも感動しますが、
どの品も丁寧に作られハズレなく美味しいのは素晴らしい。
この内容のお料理が15000円は破格でしょう。
今回金額が上がったのは、日本酒をいつもより多く頂いた為です。m(__)m
今後も愉しみに伺います。♪
◆くるみ豆腐、葛餡かけ。
*上には「とんぶり」がのせられ、くるみ豆腐の食感も滑らかで「餡」もいい味わい。
◆まずは「ビール」、奥様から「善知鳥(うとう)がありますよ・・」と嬉しいお言葉。 青森のお酒でとても美味しいのですが、入手困難品。久しぶりに頂きましたが、やっぱり美味しい。
◆お刺身は「明石の鯛」
*鯛は程よい熟成で甘みを感じ美味しいこと。お醤油ジュレの味わいもよく、添えられた「皮」もいい味わい。
◆ノドグロ・おろし和え・・新潟で一本釣りされた「ノドグロ「」は上品な脂で美味しいこと。口に入れるとトロケマスネ。
◆「善知鳥(うとう)」が美味しくて追加しました。
◆秋野菜の吹き寄せ。
*お野菜はどれもひと手間加えてあります。 素揚げした「ヒラタケ」「蒸しかぼちゃ」「ミニ金時人参と葉」「栗」「里芋」「柿」など。
上から見ると・・
◆丸(すっぽん)鍋
◆丸(すっぽん)鍋
*すっぽんは丁寧に下処理されているので、全く臭みがなく美味しい。 生姜が入った出汁もいい味わいですこと。
◆無花果の白和え。
*白和え衣が胡麻の風味もよく、滑らかでとても美味しいですね。 無花果も甘みを感じます。
◆加茂錦酒造「荷札酒」・・新潟のお酒で初めて頂きます。フルーティーな味わいで、これも好み。
◆子持ち鮎の塩焼き。いつもながら躍動感ある盛り付けが美しい・・
*焼き加減、振り塩の塩梅もよく、卵まで美味しい。
◆定番の「そばがきの白みそ仕立て」
*白身の味わいがいつもながら美味しいですし、そばがきの食感もよく美味。
蓋裏の蒔絵が素晴らしい・・
毎回楽しみな「炊き込みご飯」、こちらほど美味しい「炊き込みご飯」は他にはないと思っています。 ◆鱧と松茸ご飯・・贅沢な品で「鱧」「松茸」ともにタップリ入っています。
*鱧は秋がより美味しくなりますから、出汁に「鱧」と「松茸」の旨みが出て何とも言えず美味しい。
◆安納芋の茶巾しぼり。
◆ぶどう(コンコードという品)のトロミジュース・・濃厚な葡萄の味わいを感じ、トロトロ。
中庭の見えるお部屋で。
2017/11/06 更新
2017/06 訪問
町屋で頂く京の贅。
訪問回数:8回(移転前からの通算)。
今回の京都グルメもこちらから・・
毎回新しい驚きがありますし、再訪するとガッカリするお店が多い中、
毎回高クオリティーを保たれどのお料理も美味しいお気に入りのお店です。
昼夜ともに2組のみ、それぞれ上限6名限定の予約困難店。
何時もと同じ中庭に面したお部屋に案内されました。
お料理もいつもと同じ15000円コースです。
京都の高級店は珍しい日本酒をそろえていらっしゃるのですが、こちらも初めて頂く品が多いので愉しみ。
◆赤武:夏霞・・霞と付くだけあり、軽く濁りがあります。軽めでさわやかな口当たりですので、暑い日に頂くには最適。
◆新玉ねぎ・鱧の出汁で・・お出汁が美味しいこと。
新玉ねぎは元々柔らかく甘みがありますが、その特性を生かしたお料理で美味しい。
◆鱧の焼き霜・・丁寧に骨切りされた鱧は食感もよく、レア感が残る仕上がりで絶品。
今回の旅でも数軒で「鱧」を頂きましたが、こちらの品が一番美味しかったですね。
◆福井の鮪(大トロ)・・上品な脂を感じ美味しいこと。わさびの質もいいですね。
◆次に「ちえびじん」を。山田錦を使用した大分・杵築のお酒。
フルーティで円やかな口当たりで飲みやすい品。
◆初夏の野菜の八寸・・「かぼちゃの花」「ルビナス(トマト)」「賀茂ナス」
「インカの目覚め」「焼きトウモロコシ」「オクラ」「蓮根」など。
どれもお出汁で煮含めるなどひと手間加えられています。
こちらでは必ず野菜料理を出されますが、いつもお野菜本来の旨み・甘みを感じますね。
*反対側から撮りました。
「かぼちゃの花」の中には白和えが入っていますが、滑らかな食感でいい味わい。
◆黒鮑とズイキの澄まし仕立て。
*厚み&大きさのある立派な鮑、柔らかく蒸されていて美味しいこと。
お澄ましの味わいも秀逸。
◆岩手のムラサキウニ・お出汁のジュレで・・雲丹の粒が大きく質がいいこと。もちろん美味しいですよ。
ジュレの味わいも優しく雲丹の旨みを邪魔しませんね。
◆次に「神雷」・・お猪口は新選組隊士が描かれた貴重な品。
広島のお酒で、後口に日本酒らしいお味わいを感じます。
◆滋賀・安曇川の小鮎・・いつもながら盛り付けが美しい・・
鮎が泳いでいるような躍動感があります。
*うす塩でフックラ焼き揚げられた「鮎」は絶品ですね。
◆明石のタコと宮津のモズク・・タコが柔らかく、酢加減もよく食べやすい。
◆そばがきの白みそ仕立て
定番の品ですが、上質な白味噌も美味しく辛子がいいアクセント。
どの器もステキですが、この蒔絵も素晴らしい。
◆美山の鮎・炊き込みご飯・・こちらの炊き込みご飯はいつも美味しいのですが、
今回はいつにも増して美味しく絶品でした。
*炊き込みはご飯が柔らかく仕上がっているお店が多いのですが、
こちらは程よい炊き上がりで、ご飯にシッカリ旨みが付いています。
鮎の旨みと共にとても美味しかったですよ。
◆吉野葛を使用した葛切り・・吉野葛は奈良の特産で美味しいですね。黒蜜も大好きですので、これは嬉しい。
◆マンゴ
今回もすべて美味しくいただけましたし、この内容を15000円でいただけるのは京都としては破格でしょう。
器もステキですし、目でも舌でも愉しませていただきいいお時間でした。
次回が愉しみです。^^
昼夜ともに2組のみ、それぞれ上限6名限定の予約困難店。
◆赤武:夏霞・・霞と付くだけあり、軽く濁りがあります。軽めでさわやかな口当たりですので、暑い日に頂くには最適。
◆新玉ねぎ・鱧の出汁で・・お出汁が美味しいこと。 新玉ねぎは元々柔らかく甘みがありますが、その特性を生かしたお料理で美味しい。
◆鱧の焼き霜・・丁寧に骨切りされた鱧は食感もよく、レア感が残る仕上がりで絶品。 今回の旅でも数軒で「鱧」を頂きましたが、こちらの品が一番美味しかったですね。
◆福井の鮪(大トロ)・・上品な脂を感じ美味しいこと。わさびの質もいいですね。
◆次に「ちえびじん」を。山田錦を使用した大分・杵築のお酒。 フルーティで円やかな口当たりで飲みやすい品でした。
◆初夏の野菜の八寸・・「かぼちゃの花」「ルビナス(トマト)」「賀茂ナス」 「インカの目覚め」「焼きトウモロコシ」「オクラ」「蓮根」など。
*反対側から撮りました。 「かぼちゃの花」の中には白和えが入っていますが、これが美味しい。
◆黒鮑とズイキの澄まし仕立て。
*厚み&大きさのある立派な鮑、柔らかく蒸されていて美味しいこと。 お澄ましの味わいも秀逸。
◆岩手のムラサキウニ・お出汁のジュレで・・雲丹の粒が大きく質がいいこと。もちろん美味しいですよ。 ジュレの味わいも優しく雲丹の旨みを邪魔しませんね。
◆次に「神雷」・・お猪口は新選組隊士が描かれた貴重な品。 広島のお酒で、後口に日本酒らしいお味わいを感じます。
◆滋賀・安曇川の小鮎・・いつもながら盛り付けが美しい・・ 鮎が泳いでいるような躍動感がありますよ。
*うす塩でフックラ焼き揚げられた「鮎」は絶品ですね。
◆明石のタコと宮津のモズク・・タコが柔らかく、酢加減もよく食べやすい。
◆そばがきの白みそ仕立て 定番の品ですが、上質な白味噌も美味しく辛子がいいアクセント。 どの器もステキですが、この蒔絵も素晴らしい。
◆美山の鮎・炊き込みご飯・・こちらの炊き込みご飯はいつも美味しいのですが、今回はいつにも増して絶品でした。
*炊き込みはご飯が柔らかく仕上がっているお店が多いのですが、 こちらは程よい炊き上がりですのに、ご飯にシッカリ旨みが付いています。 鮎の旨みと共にとても美味しかったですよ。
◆吉野葛を使用した葛切り・・吉野葛は奈良の特産で美味しいですね。黒蜜も大好きですので、これは嬉しい。
◆マンゴ
2017/07/03 更新
2016/11 訪問
風情ある町屋で頂く京の贅。
2016年11月
京都に行くたび立ち寄るお気に入りのお店です。
昼夜ともに2組限定・それぞれ上限6名限定の予約困難店。
今回も愉しみに伺いました。
これまではお座敷でしたが、テーブルと椅子に変わっていてビックリ。
お客様のご要望が多く変えられたそうですが、お行儀の悪い私としては嬉しいですよ。
室内からは「中庭」が見えますので、景観がいいこと。
◆最初に「ビール」と、嬉しいことに好きな日本酒「善知鳥(うとう):大吟醸」がありましたので、勿論頂きます。
中々他店では頂けないお酒ですし、山田錦と華吹雪の交配で旨み甘みを感じて美味しい。
日本酒は辛口より甘口が好きで・・
今回も15000円(税別)のコースを頂きます。
◆信州の松茸、鱧だし仕立て
これ美味しい。丁寧に引かれた「鱧」のお出汁は生臭みもなく旨みだけを感じます。
松茸好きには嬉しい品。
そして、いつもながら器が素晴らしいこと。
◆平目(明石産)の昆布〆
昆布の風味が強すぎず、絶妙の〆加減。平目自体も旨みを感じます。
◆能登の鰤、赤大根の鬼おろし添え
大トロのような上品な脂を感じます。ここまで脂がのっているのにクドクなく美味しい。
赤大根の味わいが脂を中和しますね。
◆秋野菜の吹き寄せ
お野菜にはそれぞれひと手間加えられています。
「銀杏」「栗」「宿儺南瓜(すくなかぼちゃ):初めて口にします」「下味をつけて揚げた海老芋」「揚げたヒラタケ」「揚げた人参葉」
どのお野菜も旨みを損なわない調理をされ、いい味わいでした。
◆ここでお勧めのお酒を追加。これは初めて頂きます。
「月白(げっぱく)」・・新潟県・加茂錦酒造の品。
一口目は甘くすっきり感を感じますが「善知鳥(うとう)」に比べ、最後に辛口の味わいが来ますね。
この盃も素晴らしい。
◆鯛と聖護院大根の小鍋仕立て
固形燃料ではなく「炭」を使用されているのは、サスガですね。
*聖護院大根は似た品とすりおろした品が入り「みぞれ椀」風。
*鯛は大きな切り身で甘みを感じる品。
聖護院大根・鯛ともに淡白な味わいですので、その旨みを邪魔しない優しいお味付け。
◆琵琶湖の天然鰻
これは希少な品ですし、焼き方も絶妙ですね。
厚みもあり塩加減も丁度よく美味しい。
◆「このこ(海鼠の卵巣)」と「とんぶり」「菊の花のお浸し」
「このこ(くちこ)」は高級珍味。
干した「ばちこ」と言われる品はよく口にしますが、「生」で出されて嬉しいこと。
お酒のツマミに最適ですね。こういう珍味、大好きです。^^
◆そばがきの白みそ仕立て
定番の品ですが、上質な白味噌がいい味わいで好きな品。
◆秋の実ご飯
これも何度か頂いている秋の定番の炊き込みご飯。
*「鰻」「銀杏」「むかご」「栗」などが入っています。
此方の「炊き込みご飯」はいつ頂いても美味しい。
◆香の物
◆和胡桃の葛豆腐
温かい状態で出されますが、そのせいか胡桃の味わいが前面にでていいお味ですこと。
◆ラフランスのおろしがけ
奥様との会話も楽しく、今回も美味しく頂きました。
また、来年伺いますね。
・・・・・・・・・・・・・・・・
2016年6月
今回の京都旅もこちらから始まりました。
町屋を改装されたお店は風情ある佇まい・・
昼夜共に2組ずつ(1日4組)の完全予約制ですので、こちらも予約が取りずらいかと。
何時もと同じ、お庭に面したお部屋に案内していただきました。
◆前回いただいた「善知鳥(うとう)」がとても美味しくお願いしたのですが、入手が困難だったとか。
今回お勧め頂いたのは「醴泉 蘭奢待(らんじゃたい)」、岐阜県:玉泉堂酒造の大吟醸です。
お酒は甘口が好きですので、これも好み。
お昼の利用ですけれど、お料理は今回も夜の15000円コースでお願いしています。
◆うすい豆と淡路のワカメの葛挽き・・うすい豆タップリですし、いつもながらお出汁が美味しいこと。
実山椒が入っていまして、いいアクセントです。
◆鱧の焼き霜・・丁寧に包丁が入った鱧が柔らかくとても美味しく、タレもいいお味。
此方で頂く「焼き霜」は素材が変わっても毎回外れがありません。
◆舞鶴の天然鳥貝・・立派な「鳥貝」ですよ。肝も入りとても美味しい。
◆初夏の野菜の八寸・・この器もステキ。
フルーツトマト・ほうづき・百合根・コーン・そら豆・オクラなど。
どの品もひと手間加えてありますが、本来の旨みも感じます。
中でも百合根が美味しい。
◆アブラメのお椀・・こちらは毎回塗り物を変えて出してくださるのですけれど、このお椀もステキですね。
美しい器を見ると嬉しくなるのです。
アブラメは切り身も大きく、上質な脂を感じて美味しい。
上にはズイキと梅がのせられていまして、梅風味がよく合います。
◆定番「卵黄の味噌漬け」お出汁のジュレ添え。
毎回頂くのですが「黄身ってこんなに美味しいのね」と思いますね。
◆滋賀県の若鮎、塩焼き・・数年前初めてこちらで「鮎」を頂いたとき、
美味しいのは勿論ですが、泳いでいるような躍動感ある盛り付けに感心しました。
*大きさも丁度いいですし、塩加減・焼き加減も絶妙。
◆雲丹・・粒も大きく甘みのある、美味しい雲丹です。
かなりの高級品だと思いますが、それを2段重ねで出してくださるとは、、お気持ちが嬉しいですね。
◆定番「そばがきの白味噌仕立て」、白みその味わいが何とも言えず滋味で・・
添えられた辛子もいいアクセントです。
この塗り物も素晴らしい。
◆この日の炊き込みご飯は「対馬の穴子」、いわゆるゴールデン穴子です。
それにしても立派な大きさですこと。実山椒と葱が入っています。
*こちらの「炊き込みご飯」、毎回絶品で・・
これ以上の品を他店で頂いたことがないと思える程美味しいのです。
今回の品も、いつにも増して美味しく頂きました。
◆抹茶寒天・・寒天の方に少し甘みが加えられていて、いいお味ですこと。
◆春雪糖(しゅんせつとう)の葛寄せ・・春雪糖、初めていただきましたが、優しい甘みで美味しい。
毎回美味しく頂くのですが、今回はよりそ美味しく感じました。
最後の〆まで手抜きの無い品を頂けるのは嬉しいですよ。
また秋に伺いますね。^^
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2015年11月
お気に入りのお店で、京都に行くたび伺います。
昼夜2組限定、1日4組だけが利用できます。今回も「中庭」に面したお部屋に案内されました。
◆主人は「柚子ジュース」、私は「日本酒」を。
少し甘口をお願いしましたら、出してくださったのが「善知鳥(うとう)の大吟醸」。
これ好みです、最近頂いた中では一番美味しい。
お歳暮にいいかしらと思いお値段を調べましたら、かなり高級品でございました(^^;)
この酒器もステキですね。
お昼の訪問ですが、、いつもと同じく夜の15000円のコースをお願いしています。
◆炙り鱧と松茸 壬生菜
一見「木の器」に見えますけれど「陶器」ですよ。
*鱧は夏だけでなく秋も美味しいですが、塩加減もいいですね。
スライスした「松茸」風味も合います。
◆鯛の昆布〆(明石産)・・鯛は6切れ、上には「ちり酢ジュレ」がかけられています。
*軽い〆加減ですので、鯛の旨みを味わえますね。
鯛は身だけではなく「皮」も盛られていますので、一緒に頂くと食感も愉しめますよ。
ちり酢ジュレも程よい酸味でいいお味。
◆ぼたん海老 炙り醤油焼き・・毎回食材を変えて「炙り焼き」が出されるのですが、好きな品。
*内側には「卵」も入っていますよ。
炙り醤油は香りもよく、海老のお味が引き立ちますね。
何気ない品のようですが、美味しい。
◆秋野菜の葛寄せ・・ヒラタケ・金時人参・安納芋・海老芋・紅芯大根など。
こちらで頂くお野菜は、いつも旨みが凝縮されていて感心しますね。
薄く衣をつけて揚げた「ひらたけ」が秀逸でした。
◆定番・・黄身の味噌漬け
お酒の香りも感じます。他店でも出されますが、こちらの品が好きですね。
◆渡り蟹の菊花仕立て、とんぶり添え。
優しい味わいですので、ワタリガニの甘みも味わえますね。
◆琵琶湖のモロコ。
どうすればこんな風に焼けるのかしら、と思うほどフックラ焼かれていて、
とても美味しい。
◆定番・・そばがきの白みそ仕立て。
上質な白みその旨みを味わえる品。
◆秋の味覚満載の炊き込みご飯・・こちらの「炊き込みご飯」、個人的にはNo1だと思っています。
*栗・銀杏・オチコ・鰻などが入っています。
以前も同じ品を頂きましたが「鰻」のお味がいいアクセントですね。
炊き込みですのに「ご飯」がべたつかず、とても美味しい。
◆つぶ餡入りお薄・・以前はデザートが2品付きましたが、今回は一品でした。
お薄は好きなのですが「つぶ餡」が苦手で残しましたm(__)m
高級食材を多用されるわけでもないですし、お料理自体も派手さはありません。
静寂の中で、じっくり旨みを味わうお料理ですが、
毎回食後に何とも言えない余韻と満足感を感じます。
また来年伺いますね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2015年6月
好きなお店です。
京都に行くたび伺いますが、今回もこちらから京都旅が始まりました。
昼夜2組限定。今回も中庭に面するお部屋にご案内頂きました。
この辺りは昔の「平安京」があったらしく歴史のある地域だそう。
お昼の利用ですが、いつもと同じく夜の15000円(多分外税)のコースを頂きました。
◆主人は「ビール」私は「冷酒」を頂きました。少し甘口をとお願いして出されたのが「神雷」。
初めて口にしますが、広島のお酒で「純米吟醸酒」、好みのテイストですね。^^
酒器を選べますが、どれもステキで迷います。
◆山科茄子のいり出汁・・お酒を頂くのに気を取られお写真撮るのを忘れたようですm(__)m
◆鱧の焼き霜、添えられているのは「防風」というお野菜。
何時もながらこちらの「焼き霜」は素材が変わっても美味しいですね。
「鱧」にはかなり丁寧に包丁が入っていますので、とても滑らかな食感で美味しいこと。
◆鳥貝の炙り醤油焼き・・鳥貝は旬ですね。大きな品で肝も入っていました。
生姜の風味がいいアクセントです。
◆初夏の野菜のジュンサイ寄せ・・今が旬のお野菜たち(フルーツほうづき・ずいき・新玉ねぎ・フルーツトマト・コーンなど)
この時期はどのお店でも「ジュンサイ」が出されます(^^;)
ジュレのお味が優しいのでお野菜の旨みを味わえますし、暑い日には冷たい食感も心地いい・・
◆オコゼの骨蒸し椀・・オコゼも美味しい季節です。身がプリプリですし、お出汁も上品でいいお味でした。
◆対馬の穴子・・アナゴは対馬が美味しいですよね。
この品がが出された時点で今回は「鮎の塩焼き」がないのね、と少しがっかりしましたが、
それを補うだけの美味しい品です。
◆黄身の味噌漬け・・定番ですが、黄身が何とも言えず美味しくて日本酒に合います。
◆夏野菜の焼き合わせ・・蒸し黒鮑・蛸の柔らか煮・冬瓜・インカの目覚め・トウモロコシなどが入っています。
蛸は下味がしっかりついていて柔らかく美味しいですね。
どれも優しい味わいでした。
蕎麦がきの入った塗り物ですが、今回も蒔絵が素晴らしい。ここまでの器を置いているお店は少ないでしょう。
毎回違う器を出してくださるので、目の保養になります。
◆蕎麦がきの白みそ仕立・・これも定番です。いい白みそを使用されていますので、いつ頂いても美味しい。
◆鮎と茗荷のご飯・・お茶碗もステキですよ。
毎回思うのですが、こちらほど「炊き込みご飯」が上手なお店はないですね。
今回の品も鮎の旨みと茗荷がよく合い絶品でした。
◆デザート一品目・・羊羹のうすどまり。完全に固めないでとろみを残した水羊羹のような味わいです。
◆デザート二品目・・ぶどう(ピノノアール)のとろみジュース。
葡萄の旨みがでていて美味しい。
今回はこれまでとは趣向を変えた品々が出されました。
お刺身も入りませんし、煮物系やお醤油系のお味付が多い印象です。
移転前のお店から伺っていますので、お料理が被さらないように気を遣われたのでしょうね。
こちらの「鮎の塩焼き」はお味・盛り付けともに見事ですので、それが頂けなかったのは残念ですが
今回も満足できる内容で愉しませていただきました。
派手さはないのですが、なぜかまた伺いたいと思えるお店なのです。
次回は秋に伺う予定です。^^
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2014年11月
京都でお気に入りのお店です。
美味しいお店は沢山ありますが、なぜかこちらに伺いたくなるのですよ。
京都らしい街並みの中にお店があります。
奥様が「1年ぶりですね」と笑顔で迎えてくださいました。ご主人もいつもながらに優しい笑顔で迎えてくださいます。
(言葉足らずでしたので追記します。こちらは「移転前」から利用させていただいていますので数回目の利用になりますm(__)m)
お庭に面した広いお部屋に案内されました。
お昼の訪問ですが、夜の15000円(税別)コースを予約時にお願いいたしました。
◆丹波の松茸、坂本菊、とんぶりのお浸し
優しい味わいで美味しいですね。松茸は程よい歯ごたえで旨みがあり美味しいこと。
◆のどぐろの焼き霜・・これ絶品です。
微妙な半生加減が「魚」の旨みを引き出すのですね。ツメも美味しいですよ。
◆秋野菜の吹き寄せ・・この器素敵ですね。こちらは毎回「器」でも楽しませて頂けるのも嬉しい。
薄い衣をつけて揚げたヒラタケ(美味しい)・海老芋(ネットと感が何とも言えず美味しい)・
紅心大根(生でしか頂いたことがないのですが煮ても美味しいのですね)・安納芋(甘いこと)・銀杏・栗・
素材の旨みを引き出す調理法ですが、お野菜ってこんなに美味しいのね、、と思える品々でした。
◆此方の定番「卵黄の味噌づけ」・・黄身が熟成(かな)されて濃厚な旨みになりますね。
出汁で作られたジュレもやさしい味わいです。
◆鯛の蕪煮・小鍋仕立て・・固形燃料ではなく「炭」で温めアッれているところにも拘りを感じます。器は信楽。
鯛も甘みがありますが、蕪の甘みが加わり美味しいこと。柚子の風味がよりお味を引き立てています。
◆マナ鰹の幽庵焼き・青大根のおろし添え・・このお味付「幽庵焼き」としてはかなりレヴェルが高いと思います。
添えられた「青大根」の辛味の程よく、これも美味しい。
◆コッペ蟹・紅心大根のみぞれ和え・・コッペ蟹は「セコ蟹」とも言われ、松葉蟹のメスで好きな蟹の一つ。
松葉よりも手頃ですが、こちらの方がお味が濃厚で美味しいと思いますけれど・・
「内子」「外子」もタップリですし、身も甘くて美味しいこと。
◆「生湯葉の白みそ仕立て」・・白味噌が美味しいこと。上質な湯葉は甘いですね。
この器が素晴らしい・・外には「色漆」で絵を描き、蓋には「高蒔絵、」底には「平蒔絵」で描かれていまして、
素晴らしい品ですよ。前回の塗り物は豪華でしたが、これも趣が異なりいいですね。
◆松茸と鱧の炊き込みご飯・・好きなもの尽くしです。鱧は夏も美味しいですが秋も脂がのり美味しいですね。
松茸もタップリで贅沢な品。
この「茶碗」も素晴らしい。
◆安納芋の焼き茶巾・・甘みは加えていないそうですが甘くて美味しい。
もう一品「洋ナシ・だいしろう柿・ブドウ・井戸水のジュレが出されましたが、写真を撮り忘れましたので
前回の品でイメージだけご覧くださいm(__)m
今回も新らしい出会いのお料理がございました。
今年は「松茸」が不作で手に入れるのが大変だと他店で伺いましたが、
こちらはそういう世情は全く口にされません。
全てがさりげなく、料理人としての矜持というか品の良さを感じます。
毎回すべてが美味しく思えるお店というのは少ないですが、満足度が高いお店の一つです。
若い方のお店でこれほどいい器をそろえていらっしゃるのも器好きの私には嬉しく、、目の保養になります。
昨今高級食材の羅列でお値段を上げ客に満足感を与えようというお店が多い中、
此方のように丁寧なお料理で満足感を与えて下さるお店は貴重。今後も大切にしたいお店の一つですね。^^
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2013年11月
移転されてからは初めての訪問。昼夜2組限定、予約困難なお店です。
今回も住宅街の中にあり、お店を探すのに苦労しました。
素敵なご夫妻が笑顔で迎えてくださいます。
以前は仕切られていたキッチンがオープンになり、、ご主人の調理風景が部屋から垣間見えまるのもいいですね。
今回も15000円のコースを頂きました。
◆蕪のすりながし・・一口目は蕪本来のお味を感じる優しい味わいですが、後でお出汁などの旨みが口に広がります。
美味しいですね。こちらは「器」も素敵です。主人と私で変えて出してくださる心遣いもいいですね。
◆冷酒をいただきました。口当たりがまろやかで美味しいお酒です。
◆鯛のお刺身・・軽く昆布〆にされていますので、甘みが増しますね。
かけられた醤油ベースのジュレが、、美味しいのです。^^
◆「子持ち鮎」も澄まし仕立て・・この時期は「子持ち鮎」が美味しいのです。
焼いた子持ち鮎の香ばしい風味が出しで中和され、何ともいえずいい味わいです。
前述したように「器」が素晴らしいのですが、、この「椀」も素敵です。
◆野菜の炊き合わせ・・一見何気ない品ですが、、手間がかけられています。
素揚げにしたものや下味を付けたもの・・お野菜が甘いですね。「餡」のお味も秀逸。
◆次はこちらを・・スッキリした味わいです。
◆車エビの焼き物・・前回も頂きましたが、味噌も美味しいですよ。
皮は香ばしく焼かれ、少量の割醤油がかけられています。
◆松茸の小吸い物・・先ほどの「鮎」の汁よりは少しお醤油が強めですが「松茸」にはこの程度のお味がいいですね。
◆黄身の味噌漬け・・定番ですね。黄身のネット感がいいのです。
簡単そうで自分で作ると意外に難しい品。お酒にピッタリ。
◆蕎麦がきの白みそ仕立・・これも定番です。いい白みそを使用されていますので品のいいお味です。
それにしてもこの「椀」の美しいこと。これだけの品を置いているお店は少ないでしょう。
ご主人がお若いだけに、、驚きです。暫く見惚れました^^
過去記事も見てみたのですが、全て器が違うのです。素晴らしい・・
器にこだわるお店ほど、お料理が美味しい・・も自論です。^^
◆秋の味覚満載の土鍋ご飯・・これは絶品でした。栗・銀杏・鰻などが入っています。
炊き上げ加減も絶妙ですし、、お味も素晴らしい。「鰻」もいいアクセントになっています。
今回の旅で頂いたご飯の中では、一番美味しい^^
◆おぜんざい
◆柿を砂糖漬けにされています。元は「渋柿」だったとは思えない甘さでした。
落ち着いた佇まいで頂くお料理は、目でも舌でも満足度の高いものでした。
こちらのご主人はお若いですが、、優しい印象で品がよく、、素晴らしいお料理を出されます。
お料理にはお人柄がでますので、いい料理人は「品」のある方が多いというのが、、勝手な持論。^^
京都に行く度、、伺いたいお店です^^
これまではお座敷でしたが、テーブルと椅子に変わっていてビックリ。 お客様のご要望が多く変えられたそうですが、お行儀の悪い私としては嬉しいですよ。
室内からは「中庭」が見えます。
◆信州の松茸、鱧だし仕立て これ美味しい。丁寧に引かれた「鱧」のお出汁は生臭みもなく旨みだけを感じます。
◆平目(明石産)の昆布〆 昆布の風味が強すぎず、絶妙の〆加減。平目自体も旨みを感じます。
◆最初に「ビール」と、嬉しいことに好きな日本酒「善知鳥(うとう):大吟醸」がありましたので、勿論頂きます。 中々他店では頂けないお酒ですし、山田錦と華吹雪の交配で旨み甘みを感じて美味しい。
◆能登の鰤、赤大根の鬼おろし添え 大トロのような上品な脂を感じます。ここまで脂がのっているのにクドクなく美味しい。
◆秋野菜の吹き寄せ。「銀杏」「栗」「宿儺南瓜(すくなかぼちゃ):初めて口にします」「下味をつけて揚げた海老芋」「揚げたヒラタケ」「揚げた人参葉」
◆鯛と聖護院大根の小鍋仕立て 固形燃料ではなく「炭」を使用されているのは、サスガですね。
*聖護院大根は似た品とすりおろした品が入り「みぞれ椀」風。 *鯛は大きな切り身で甘みを感じる品。
◆ここでお勧めのお酒を追加。これは初めて頂きます。 「月白(げっぱく)」・・新潟県・加茂錦酒造の品。
◆琵琶湖の天然鰻 これは希少な品ですし、焼き方も絶妙ですね。 厚みもあり塩加減も丁度よく美味しい。
◆「このこ(海鼠の卵巣)」と「とんぶり」「菊の花のお浸し」
◆そばがきの白みそ仕立て 定番の品ですが、上質な白味噌がいい味わいで好きな品。
◆秋の実ご飯 これも何度か頂いている秋の定番の炊き込みご飯。
*「鰻」「銀杏」「むかご」「栗」などが入っています。 此方の「炊き込みご飯」はいつ頂いても美味しい。 ◆香の物
◆和胡桃の葛豆腐 温かい状態で出されますが、そのせいか胡桃の味わいが前面にでていいお味ですこと。
◆ラフランスのおろしがけ
◆うすい豆と淡路のワカメの葛挽き・・うすい豆タップリですし、いつもながらお出汁が美味しいこと。 実山椒が入っていまして、いいアクセントです。
◆鱧の焼き霜・・丁寧に包丁が入った鱧が柔らかくとても美味しく、タレもいいお味。 此方で頂く「焼き霜」は素材が変わっても毎回外れがありません。
今回お勧め頂いたのは「醴泉 蘭奢待(らんじゃたい)」、岐阜県:玉泉堂酒造の大吟醸です
◆舞鶴の天然鳥貝・・立派な「鳥貝」ですよ。肝も入りとても美味しい。
◆初夏の野菜の八寸・・この器もステキ。 フルーツトマト・ほうづき・百合根・コーン・そら豆・オクラなど。
◆アブラメのお椀。アブラメは切り身も大きく、上質な脂を感じて美味しい。 上にはズイキと梅がのせられていまして、梅風味がよく合います。
◆定番「卵黄の味噌漬け」お出汁のジュレ添え。 毎回頂くのですが「黄身ってこんなに美味しいのね」と思いますね。
◆滋賀県の若鮎、塩焼き・・数年前初めてこちらで「鮎」を頂いたとき、 美味しいのは勿論ですが、泳いでいるような躍動感ある盛り付けに感心しました。
*大きさも丁度いいですし、塩加減・焼き加減も絶妙です。
◆雲丹・・粒も大きく甘みのある、美味しい雲丹です。 かなりの高級品だと思いますが、それを2段重ねで出してくださるとは
◆定番「そばがきの白味噌仕立て」、白みその味わいが何とも言えず滋味で・・ 添えられた辛子もいいアクセントです。
◆この日の炊き込みご飯は「対馬の穴子」、いわゆるゴールデン穴子ですね。 それにしても立派な大きさですこと。実山椒と葱が入っています
*こちらの「炊き込みご飯」、毎回絶品で・・ これ以上の品を他店で頂いたことがないと思える程美味しいのです。
抹茶寒天・・寒天の方に少し甘みが加えられていて、いいお味ですこと。
◆春雪糖(しゅんせつとう)の葛寄せ・・春雪糖初めていただきましたが、優しい甘みで美味しい。
風情ある佇まい。
炙り鱧と松茸 壬生菜 一見「木の器」に見えますけれど「陶器」。鱧は夏だけでなく秋も美味しいですが、塩加減もいいですね。 スライスした「松茸」風味も合います。
主人は「柚子ジュース」、私は「日本酒」を。
少し甘口をお願いしましたら、出してくださった「善知鳥(うとう)の大吟醸」。 これ好みです、最近頂いた中では一番美味しい。
鯛の昆布〆(明石産)・・鯛は6切れ、上には「ちり酢ジュレ」がかけられています。
*軽い〆加減ですので、鯛の旨みを味わえますね。 鯛は身だけではなく「皮」も盛られていますので、一緒に頂くと食感も愉しめますよ。 ちり酢ジュレも程よい酸味でいいお味。
ぼたん海老 炙り醤油焼き・・毎回食材を変えて「炙り焼き」が出されるのですが、好きな品。
内側には「卵」も入っていますよ。 炙り醤油は香りもよく、海老のお味が引き立ちますね。 何気ない品のようですが、美味しい。
秋野菜の葛寄せ・・ヒラタケ・金時人参・安納芋・海老芋・紅芯大根など。 こちらで頂くお野菜は、いつも旨みが凝縮されていて感心しますね。 薄く衣をつけて揚げた「ひらたけ」が秀逸でした。
定番・・黄身の味噌漬け お酒の香りも感じます。他店でも出されますが、こちらの品が好きですね。
◆渡り蟹の菊花仕立て、とんぶり添え。 優しい味わいですので、ワタリガニの甘みも味わえますね。
◆琵琶湖のモロコ。 どうすればこんな風に焼けるのかしら、と思うほどフックラ焼かれていて、 とても美味しい。
◆定番・・そばがきの白みそ仕立て。 上質な白みその旨みを味わえる品。
秋の味覚満載の炊き込みご飯・・こちらの「炊き込みご飯」、個人的にはNo1だと思っているのですよ。
*栗・銀杏・オチコ・鰻が入っています。 以前も同じ品を頂きましたが「鰻」のお味がいいアクセントですね。 炊き込みですのに「ご飯」がべたつかず、とても美味しい。
◆つぶ餡入りお薄・・以前はデザートが2品付きましたが、今回は一品でした。 お薄は好きなのですが「つぶ餡」が苦手で残しましたm(__)m
昼夜2組限定。今回も「中庭」に面したお部屋に案内されます。
◆鱧の焼き霜、添えられているのは「防風」というお野菜。 何時もながらこちらの「焼き霜」は素材が変わっても美味しいですね。
鳥貝の炙り醤油焼き・・鳥貝は旬ですね。大きな品で肝も入っていました。 生姜の風味がいいアクセントです。
初夏の野菜のジュンサイ寄せ・・今が旬のお野菜たち(フルーツほうづき・ずいき・新玉ねぎ・フルーツトマト・コーンなど)
オコゼの骨蒸し椀・・オコゼも美味しい季節です。身がプリプリですし、お出汁も上品でいいお味でした。
対馬の穴子・・アナゴは対馬が美味しいですよね。
黄身の味噌漬け・・定番ですが、黄身が何とも言えず美味しくて日本酒に合います。
夏野菜の焼き合わせ・・蒸し黒鮑・蛸の柔らか煮・冬瓜・インカの目覚め・トウモロコシなどが入っています。 蛸は下味がしっかりついていて柔らかく美味しいですね。
蕎麦がきの白みそ仕立・・これも定番です。いい白みそを使用されていますので、いつ頂いても美味しい。
蕎麦がきの入った塗り物ですが、今回も蒔絵が素晴らしい。ここまでの器を置いているお店は少ないでしょう。 毎回、目の保養になります。
鮎と茗荷のご飯・・お茶碗もステキですよ。
毎回思うのですが、こちらほど「炊き込みご飯」が上手なお店はないですね。 今回の品も鮎の旨みと茗荷がよく合い絶品でした。
デザート一品目・・羊羹のうすどまり。完全に固めないでとろみを残した水羊羹のような味わいです。
◆デザート二品目・・ぶどう(ピノノアール)のとろみジュース。 葡萄の旨みがでていて美味しい。
主人は「ビール」私は「冷酒」を頂きました。少し甘口をとお願いして出されたのが「神雷」。 初めて口にしますが、広島のお酒で「純米吟醸酒」、好みのテイストですね。^^
酒器を選べますが、どれもステキで迷います。
京都に行くたび立ち寄りますが、今回もこちらから京都旅が始まりました。 昼夜2組限定です。今回も中庭に面するお部屋にご案内頂きました。 この辺りは昔の「平安京」があったらしく歴史のある地域だそうですよ。
丹波の松茸、坂本菊、とんぶりのお浸し 優しい味わいで美味しいですね。松茸は程よい歯ごたえで旨みがあり美味しいこと。
のどぐろの焼き霜・・これ絶品です。これを頂けただけでも今回の訪問の価値があるような・・ 微妙な半生加減が「魚」の旨みを引き出すのですね。ツメも美味しいですよ。
秋野菜の吹き寄せ・・この器素敵ですね。こちらは毎回「器」でも楽しませて頂けるのも嬉しい。 薄い衣をつけて揚げたヒラタケ・海老芋・紅心大根・安納芋・銀杏・栗・
此方の定番「卵黄の味噌づけ」・・黄身が熟成(かな)されて濃厚な旨みになりますね。 出汁で作られたジュレもやさしい味わいです。
鯛の蕪煮・小鍋仕立て・・固形燃料ではなく「炭」で温めアッれているところにも拘りを感じます。器は信楽。 鯛も甘みがありますが、蕪の甘みが加わり美味しいこと。柚子の風味がよりお味を引き立てています。
マナ鰹の幽庵焼き・青大根のおろし添え・・このお味付「幽庵焼き」としてはかなりレヴェルが高いと思います。 添えられた「青大根」の辛味の程よく、これも美味しい。
コッペ蟹・紅心大根のみぞれ和え・・コッペ蟹は「セコ蟹」とも言われ、松葉蟹のメスで好きな蟹の一つです。
「生湯葉の白みそ仕立て」・・白味噌が美味しいこと。上質な湯葉は甘いですね。
この器が素晴らしい・・外には「色漆」で絵を描き、蓋には「高蒔絵、」底には「平蒔絵」で描かれていまして、 素晴らしい品ですよ。前回の塗り物は豪華でしたが、これも趣が異なりいいですね。
◆松茸と鱧の炊き込みご飯・・好きなもの尽くしです。鱧は夏も美味しいですが秋も脂がのり美味しいですね。 松茸もタップリで贅沢な品。
この「茶碗」も素晴らしい。
安納芋の焼き茶巾 もう一品「洋ナシ・だいしろう柿・ブドウ・井戸水のジュレが出されましたが、写真を撮り忘れましたので 前回の品でイメージだけご覧くださいm(__)m
町屋です。お昼の訪問ですが、夜の15000円(税別)コースを予約時にお願いいたしました。
蕪のすりながし・・一口目は蕪本来のお味を感じる優しい味わいですが、後でお出汁などの旨みが口に広がります。美味しいですね。こちらは「器」も素敵です
鯛のお刺身・・軽く昆布〆にされていますので、甘みが増しますね。 かけられた醤油ベースのジュレが、、美味しいのです。^^
◆「子持ち鮎」も澄まし仕立て・・この時期は「子持ち鮎」が美味しいですね。焼いた子持ち鮎の香ばしい風味が出しで中和され、何ともいえずいい味わいです。
冷酒をいただきました。口当たりがまろやかで美味しいお酒です
野菜の炊き合わせ・・一見何気ない品ですが、、手間がかけられています。素揚げにしたものや下味を付けたもの・・お野菜が甘いですね。「餡」のお味も秀逸。
次はこちらを・・スッキリした味わいです。
車エビの焼き物・・前回も頂きましたが、味噌も美味しいですよ。 皮は香ばしく焼かれ、少量の割醤油がかけられています。
松茸の小吸い物・・先ほどの「鮎」の汁よりは少しお醤油が強めですが「松茸」にはこの程度のお味がいいですね。
黄身の味噌漬け・・定番ですね。黄身のネット感がいいのです。 簡単そうで自分で作ると意外に難しい品。お酒にピッタリ。
蕎麦がきの白みそ仕立・・これも定番です。いい白みそを使用されていますので品のいいお味です。 それにしてもこの「椀」の美しいこと。これだけの品を置いているお店は少ないでしょう。
秋の味覚満載の土鍋ご飯・・これは絶品でした。栗・銀杏・鰻などが入っています。
炊き上げ加減も絶妙ですし、、お味も素晴らしい。「鰻」もいいアクセントになっています。 今回の旅で頂いたご飯の中では、一番美味しい^^
おぜんざい
柿を砂糖漬けにされています。元は「渋柿」だったとは思えない甘さですね。
以前は仕切られていたキッチンがオープンになり、、ご主人の調理風景が部屋から垣間見えまるのもいいですね。
2016/11/30 更新
訪問回数:11回(移転前の店舗を含む)
今回の京都旅もこちらから、、1年ぶりの訪問です。
昼1組(月曜昼はお休み)、夜2組のみ、それぞれ上限6名限定。
いつもと同じ中庭に面したお席に案内されました。
頂いたのは、いつもと同じ15000円のコース。
◆玉蜀黍の冷やしよせ、井戸水のジュレで・・
涼しげでいいですね。
余計なお味付けをされていないので「玉蜀黍」の優しい甘みを感じ美味。
◆ビールと「美和桜(広島)」を。
◆鱧の焼き霜
こちらの焼き霜は毎回美味しいのですが、これも秀逸。
お醤油のジュレが何ともいえずいい味わい。
◆カマトロ(高知)
よく脂がのっていて口に入れるとトロケマス。
◆お野菜の八寸・・賀茂茄子・インカノメザメ・新玉葱など。上二飾られた緑の品は「新玉葱の芽」
定番の品ですが、それぞれ一手間加えてありますが、お野菜本来の旨みを感じる品々で美味しい。
◆煮物椀・・アブラメの葛落とし。ズイキ・梅(酸味が強くなく好み)とともに。
お出しの味わいがとてもいいですね。アブラメは上品な脂を感じ美味しいこと。
◆自然郷(福島県)を。
◆若鮎(滋賀県)・・いつもながらに躍動感ある盛り付け。
焼き加減、塩の塩梅もよく美味しい。こちらの焼き鮎は毎回絶品。
◆新潟のお酒・・3種類頂きましたが、これが一番好みでした。
◆海鰻(熊本)
パリッと焼かれているので食感もいいですし、脂がのって美味しいこと。
◆鳥貝(能登)、新生姜・・生でも美味しい鳥貝を新生姜とともに軽く火を通してあります。
生姜の風味がいい品。
◆そばがき・・これも定番ですけれど、美味しい。
◆ぐじ(若狭)と実山椒のご飯。「ぐじ」とは「甘鯛」のことです。
*こちらのご飯は毎回とても美味しいのですが、ぐじの甘味を感じますし実山椒がいいアクセントに。
◆黒糖(波照間)の葛よせ
今回も全て美味しく頂きました。
価格も良心的ですし、京都で一番好きなお店です。
二人でビール1、日本酒3合頂いて、、42,800円。