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ビル入り口
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お店入り口
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スタンバイ
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厨房
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数々の包丁
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ひりょうず(がんも)
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中身
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百合根まんじゅう
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絶品
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広島のお酒
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お造り
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大助=鮭の王様 レモン泡
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濃厚な味わい
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鴨のワイン煮とフォアグラの照り焼き、トリュフ添え
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チリ産ワイン
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マグロしゃぶしゃぶ
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しゃぶしゃぶ
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ポン酢で
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絶品だし
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ホタテの釜飯
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ホタテご飯
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ホタテご飯と赤だし
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デザート ほうじ茶ディップ
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抹茶と安納芋
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わさびもち
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人生で何度食事をするのだろう。
そして、この年齢になると、あと何回食事が出来るのだろう。
そうなると、一生に一回は食べておきたいよね。
と、思う食材もある。
そして、行ったお店でそこの料理人の腕に
思いがけず感動することもある。
この日はありがたいことに、そんな経験をさせて頂いた。
仕事先の方と待ち合わせしたビル。
でも、正直この時点では全く期待していない。
だって雑居ビルに入ってるお店でしょ!!
その位にしか思っていなかった。
しかし、おや・・様子が違う。
エレベーターを降りると何軒かの店があった。
そのどこもが高級店の雰囲気を出している。
本日伺う「おい河」さんもまた、そんな雰囲気。
この扉を開けていいんだよな?
と、恐る恐る中に入ってみる。
え、ここは・・・
中に入ると、カウンター席、テーブル席とあるが、
あまり大きな作りではない。
それは、ご主人が細かいところに目が行き届く
限界の人数にしてあるからだそうだ。
そして、店内にはソムリエの方も常駐している。
え、ここ・・・とんでもないお店なんじゃ??
ちょいとドキドキしている。
座ったのはカウンター席
その目前に広がる、素晴らしすぎる包丁の数々。
用途によって使い分けられる包丁はどれも、
切られたことが分からない位スパッと行くように研がれている。
色々高級なお店には連れてってもらったけども、
こう言ったお店に来るのは初めてだ…
何飲む??
そう言われ、あ、えっと・・ハイボールで。。。
と、メニューを見ると、角ハイなんてありゃしない。
ウイスキーを炭酸で割って頂いて…
あ、ソムリエさんがいるのでいい感じでお願いします。
そう答えておいた。。。
だって、ドンペリが置いてあり値段が50000円。
最初に目に入ったのがそれだもの(;^_^A
良い感じで…っていうしかないよな。
セッティングを見ると、箸があり、和食なのかな…と理解する。
おい河さんの料理は旬の味覚を取り揃えた、数種類のコース料理のみ
出てくる料理によって、11000円~22000円までのコースがあるそうだ。
この日は、一人13200円の季節のおすすめコース。
なので、何が出てくるかは、ご主人任せの楽しみがある。
まず最初に出てきたのがひりょうずのチーズ焼き。
これは、がんもどきの事で、主に関西地方で言われてる呼び方。
ちなみに、ご主人は室蘭出身で、老舗旅館や有名日本料理店、
ミシュランの星を取ったお店などで修行を積んで来た方だとかで…(;^_^A
乗ってるチーズはモッツアレラだって。
北海道産かな?皿の手前には、トリュフ塩。
これをちょっとだけ付けながら頂く。
がんも?これ、がんもどき?
知ってるのは、おでんに入ってるようなやつ。
でも、これは全く別物。
中に、しっかり海老のすり身などが入ってて、
チーズとトリュフ塩の味が前菜としての味わいを醸し出している。
え、こんな感じで、コースが進むのか。。。
つぎの料理はゆり根まんじゅう
まんじゅう??
器の真ん中にあるのがまんじゅう、その周りにくず餡がかかってる。。
あ~やばすぎる旨さ。
全国のゆり根ってほぼ北海道産。
でも、消費されてるのは関西ばかり。
最近、スーパーで見かける様になったけど、あまり
北海道では食べられてないね。
ジャガイモの様な甘さがあり、食感も似てるので、ご主人にゆり根と
何が入ってるか聞いてみた。
すると・・・これはゆり根のみだって。
だから、一人前2~3個くらい使ってるって。
舌触りも非常に良く、なめらかでゆり根本来の甘さが前面に出てる。
それをくず餡が優しい出汁の味で包んでくれるんだ。
お・・・お替り…って言っちゃいそうだったw
ここで、日本酒。せっかくだったら、飲んだことないやつで…
と、雨後の月と言う銘柄を頂いた。
広島の純米吟醸。
全国日本酒コンテスト純米部門のグランプリだって。
江戸切子のおちょこ
カウンターの奥に色々とおちょこが並んでた。
好きなのをお選びください。。。
と、悩んでいたらせっかくだから、一番良いやつで・・と、こちらを出してくれた。。
うっかり手を滑らせないように頂いたよ。
雨後の月は最初、水の旨さが広がって、あとから純米吟醸の味が追いかけて来るような、
かなりすっきりした飲み口の日本酒で美味しかった。
続いてお造り・・・
もうねぇ、いちいち美しいよね。
盛り付けも、お皿の選択も。
お皿はご主人自ら各地で選んできたんだって。
下皿に氷を敷いて、その上に土台となる皿があり、
本日の刺身が盛り付けられていたよ。
この日は、赤貝、モンゴウイカ、サメガレイ。
赤貝は良い食感で、貝臭さが全くないの。
イカは厚みがあるのに、力を入れずに、噛み切れる程の柔らさ。
そして、サメガレイはしっかりした食感で、非常に淡白な味。
ワサビは正油にとがず、ちゃんそれぞれの刺身に乗せて頂きました。
次の料理は大助の炭火炙り焼
カウンターの目の前には焼き台があって、そこで、炭の遠火で焼かれてた。
ちなみに大助ってのは、キングオブ鮭。
上に乗ってる泡は‥‥初めて見る泡。
実は、レモン泡って言うんだって!
鮭にレモンを絞るのではなく、泡で覆わせほんのり酸味を乗せて作られてるんだ。
非常に身の味が濃いね。
鮭っていっちゃ、鮭だけど味が非常に濃い。
身の部分の脂分はそこまで多くは無いんだけど、
これが皮の部分近くになると、適度な脂感があり
身とまた違った味を感じられる。
上にすだちを絞ってみると、びっくり!!
大助の旨味がまた広がってくるんだ。
添えてあったのは葉ゴボウと言う物で、一般的なごぼうは
根の部分を食べるのに対し、葉ごぼうは葉と茎の部分も
食べられ見た目はフキに似ているの。
良く食べるごぼうとは全く違った味で美味しかった。
お次はフォアグラの照り焼きと合鴨のワイン煮
いよいよ肉料理、目の前でトリュフをこれでもかって位削ってかけてくれた。
トリュフって過去何度か食べてきたけど、香りを楽しむもの。
で、これまではあまりいい香り…とは思ってなかった。
が、今回のトリュフ…何とも言えないいい香りが、広がってきた。
今までのはトリュフじゃなかったんじゃないか?
そんな気もして来たよ。
これは不幸になるやつだ、他のどんな美味しい食べ物も霞ませてしまうやつだ。
参った。ダメだ…これ食べたら不幸になる。
その位美味しいの。
まず合鴨のワイン煮は、しつこくない甘さが広がる。
ブドウの甘さだけが肉に染み飲んでいるので、くどさが無いんだよね。
鴨の弾力とあっさりした肉の感じが美味しいね。
そして、フォアグラ…これを照り焼きって言っちゃうところが凄いね。
レバー独特の滑らかさが醤油の味で口中に旨味を広げてくれる。
更に、ウニのコクもあいまって旨味を倍増させる。
白ワイン頂きます。
ソムリエさん、次は何が良いでしょう??
では・・・と出してくれたのがこちら。
チリ産のワイン。
すっきりしてて、私でも軽い感じの口当たりだった。
次に登場したのは…マグロだった
私の前に現れたのは、中トロとだし汁…
で、今回私が猛烈に美味しかったのがこちらなんだ。
初体験!鮪のしゃぶしゃぶ
出汁に味が付いてるので、そのままでも良いですし、ポン酢で召し上がっても良いです。
と、出して頂いた、マグロしゃぶしゃぶ。
いやぁ、この発想自体が凄いね。
マグロは今までどの位食べて来たか分からないけど、しゃぶしゃぶで頂くのは始めてだったよ。
長崎産のマグロは色味が良かったので、さっとくぐらせて頂いた。
中に入ってるのは、炙った下仁田ねぎ、つぼみな。
この野菜が本当にいい味を出してたんだよ。
美味しすぎる…これまでの料理も美味しいんだよ。
でも、このダシを頂いたら・・・
もうだめ、美味しすぎて一生持ち歩きたい位だった。
カツオだけで取った出汁と言ってたけど、色々な野菜の旨味が染み出してるんだ。
ここに、焼きおにぎり入れたり麺入れたり・・
色々なアレンジをしても食べたいって思ったけど、兎にも角にもこの出汁自体の美味しさは、
食べた人しか分からない旨さだろうな。
出汁の旨さに感動して、再び鮪しゃぶしゃぶ。
今度はポン酢で頂いた。
優しさがあるのにしかりした旨味が出てるダシを
ずっと飲んでいたら、ポン酢の味がガツン!!って感じで、前面に出てきたよw
次の料理を出すので、下げていいですか。
と言われたが「ダメです」と断ったw
まだレンゲに数杯分のダシが残ってたの。そうしたら、ご主人がせっかくだから、追いダシしますよと、更に追加してくれたんだ。
そこに、少しのネギも加えてくれて…
あ~なんて言う幸せ!!!
水筒持ってくれば良かったよww
出来ました~~~!!横に土鍋があるなって思ってたの。
でも、気づいたら無くなってた。
次に土鍋が登場したのは、出来上がりの今だった。
中に入ってたのは…帆立の炊き込みご飯
いやぁ、香りも美味しい。
帆立を炊き込みご飯にしちゃうんだもの。
何て、贅沢なんでしょう。
しかも、土鍋で炊いたご飯だもの。
もうね、食べる前から美味しいよね。
帆立の炊き込みご飯に、赤だしを添えたんだって。
赤だしは癖があるから、北海道の方は、苦手な方も多いけど、そこを敢えて
拘ってこれにしたんだって。
私は子供のころから赤だし好きなので、逆に嬉しかった。
ランチタイムがあれば、これだけでも食べに来たいってセットだよ。
色々試して、今はコシヒカリを使ってるんだって。
良い粘り気と、甘みがホタテと一体になってる。
味は、米自体の旨味を損なわないような、あっさりした仕上がり。
でも、土鍋で焦げた米の香ばしさも加わって本気で美味しくて三杯も頂いた。
余ったご飯はお土産で折に入れてくれたよw
翌日はまた更に味が染み込んで美味しかったなぁ。
良いだけ食べて、お腹は相当苦しい。
ここでデザート1が出てきた。
1ってのは後から分かる。
シャインマスカット、博多のあまおう、パイン。
この上に、アカシアのハチミツが軽くかかってる。
そこに初めての味わいのほうじ茶のディップ。
一回ほうじてから混ぜ合わせてるので、茶葉の香りが広がってそれぞれの果物との
相性が実にいいの。
こんな風に仕上げてくれたらきっと果物も喜んでるだろうなぁ。。
デザート2これで、最後の締めか。。
と、出てきたのがお抹茶。
ちゃんと立ててくれた抹茶だから、普段適当に飲んでる抹茶味とは全く異なるね。
そして安納芋を蒸したものに黒蜜がかかってるやつ。
芋が本来持ってる素材の甘みが、お腹いっぱいでも
美味しく頂けるのが不思議だ。
抹茶と共にってのが良いんだろうね。
さらに・・・わらび餅
しかも出来たてで温かかったの。
何でだろう…苦しくてもう何も入らない。
と思ってたのに、何故か食べられちゃうわらび餅。
これで、本当の締め。
いやぁ、今回は思いがけず人生で一回は食べておかないと損してしまう位の数々の料理を
堪能させてもらったよ。
金額だけを聞いたら、かなり良い値段だけど、出てきた料理の品数、盛り付け、美味しさ。
全てを総合すると、決して高くないと感じるね。
もっと頑張って自分へのご褒美にまた食べに来たい。
そう思わせてくれる、今回のコースでした。
和食のコースを頂いたのに、なぜか洋食をフルコース頂いた感覚になったなぁ。。
ご馳走様でした。