レビュアーの皆様一人ひとりが対象期間に訪れ心に残ったレストランを、
1位から10位までランキング付けした「マイ★ベストレストラン」を公開中!
2位
1回
2010/07訪問 2010/07/14
【2010年 秋田食べ歩き旅行その5】
秋田の食べ歩きでかねてから一番気になっていたお店 『すし匠 (すししょう)』
今回、ようやくその念願かない夫婦で訪問する運びとなりました。
お店は川反はすずらん通り外れのマンション隣に看板も無くひっそりとたたずんでおり、ぱっと見では見過ごしてしまいます。(実際、見過ごしてしまいました(笑))
事前に予約をしてあったので店に入るとカウンターに親子連れとおぼしき先客が3名ほど。
カウンター席に座り、まずは飲み物を注文。
【付き出し】
子持ち蝦蛄と蛸の桜煮。見た目も綺麗に盛り付けられているが食感・味ともに素晴らしい。
特に蛸の桜煮はどういう調理技法なのか他の寿司店のそれとは違って上品な塩味で非常に身が引き締まっていて歯応えがある感じ。
日本酒をちびちびやりながらつまむには最高でしょう。
【キスの握り】
さっぱりしているが軽くあぶっているせいかどこか香ばしさがあり、醤油との相性も抜群。
【金目の握り】
口の中で脂がとろけ醤油が味を引き締める感覚。ワサビでちょっとアクセントをつけるとなお美味しい。ここのワサビはそのまま食してもフルーティーで全然ツンと来ない。
【鱈?の昆布〆】
【鯵】
【いしがき貝】
肉厚で軽く炙る事で香ばしさと甘みが増して美味しい。
【本鮪中トロ・赤身】
中トロは口の中に入れただけで自然に溶けてしまい脂のしつこさは感じません。
赤身もしっとりとろける味わいでいくらでも胃に入りそうです。
【茄子の漬物】
【たかべ?】
【とり貝】
包丁入れている最中もまだ動いてました。鮮度は抜群。
【煮鮑】
くにゅっとした食感を残しながら上品な味付けで素材の旨みを引き出した絶品!!
ついついお酒が進みます。
【馬糞雲丹】
この鮮度・綺麗な一粒一粒を見てください。
【牡丹海老の頭焼き】
海老味噌と炙られた殻の香ばしさがたまりません。
【べったら漬け】
お寿司屋さんで出すの?でも爽やかな甘さで美味しい。
【雲丹の海苔巻き】
うーん、贅沢。でもシャリと雲丹が混然一体となって本当に美味しいんです。
【かぼちゃの漬物】
【いわしの焼き物】
焼かれたいわしの香ばしさと溶け出した脂が食欲を増進する一品。
職人の技が冴え渡ってます。
【小春?のおぼろ乗せ】
【鮑のとしろの煮物】
としろのほろ苦さが効いた歯応えのある一品。またまたお酒が進みます。
【車海老の蒸し海老】
かなり大きく食べ応えもあり身も引き締まってプリプリです。
【あなご】
口の中で自然に溶け出す穴子に出会ったのは初めての経験。
とにかく柔かく脂もほんのり乗っていてジューシーな味わいです。
一体どういう技なんだろう?調理法が想像出来ません。
【牡丹海老の炙り】
表面は焦げ目がついて香ばしいが内は生の食感が残っていてそのコントラストが面白い一品。
目の前に供される一品一品に江戸前の職人技が感じられ、見た目の美しさとその繊細な味わいには最後まで感嘆させられました。
ご主人の所作の一つ一つが滑らかで美しくそれ自体がすでに芸術なのかもしれません。
細かい気配りや至極の料理を頂きながら気さくなご主人との会話を楽しみ、最高のもてなしを堪能出来ました。
またいつか家族を連れて再訪したいお店です。
3位
1回
2015/10訪問 2015/10/20
《2015年10月再訪》
弘前を訪問したついでに折角の機会なので大鰐まで足を延ばしてみました。
前回から実に4年ぶりの訪問です。お店の周辺もすっかり様変わりしていて以前駐車場だった向かいの空き地に家が建っていました^^;
写真撮影が禁止になったと聞いていたので幾分緊張しながら店内に入ります。
店内は相変らずアンティーク調の各種調度品や東欧を思わせるウッディ―な造りで時間がゆったり流れる空間です。
訪問が夕方だったせいか他にお客の姿は見当りません。
パティシエのお母さんでしょうか?ステンドグラスの調度品等についてあれこれ説明してくれました^^
話ついでに写真撮影禁止になったいきさつを訊いてみるとどうやらマナーの悪いお客の迷惑な行動が目についたためとの事。
今回は他にお客も居なかったので特別に撮影の許可を頂けました^^;
という訳で今回は写真を6枚アップ。
久しぶりなので何にしようか迷いましたが季節限定メニューの【移りゆく季の香り いちじく3種】【ガトークラシックショコラとピスタチオのブリュレ】を注文。
飲み物はマンデリンのホットコーヒーとダージリンの紅茶をお願いしました。
【移りゆく季の香り いちじく3種】
秋の果物のいちじくを使ったスイーツ3種(タルティーヌ、コンポート、シャーベット)の盛り合わせです。
シャーベットはいちじくのまろやかな甘酸っぱさのある優しい味わいです。
いちじくのスライスが一面に散りばめられたタルトは果肉の食感たっぷりで美味しい。
コンポートは隠し味に洋酒(ブランデー?)かシナモン?らしきスパイスが効いた大人の味わい。
秋らしい季節感のある一皿で美味しく頂きました。
【ダージリン】
ほのかな甘みが感じられる上品な味わいの紅茶です。
味が濃くないさっぱり系のスイーツに良く合います。
【ガトークラシックショコラとピスタチオのブリュレ】
カカオのしっかり効いたチョコレートケーキはしっとりした食感でビターな味わいです。
一緒に添えられたバニラのアイスクリームとのコントラストが絶妙で大人のくつろぎのひと時が楽しめます。
ピスタチオのブリュレはナッツのなめらかな食感と芳ばしさが楽しめる濃厚な一品です。
【マンデリン】
ほど良い苦みと芳ばしい香りが感じられる上品な味わいのコーヒーです。
チョコレート等の濃い味のスイーツとの組み合わせはぴったりですね。
相変らずスイーツは美味しいしアンティークな調度品に囲まれて思わず時間の経過を忘れてしまいそうになりました。
オーナーさんもまずはお客にゆったりくつろいでもらいたいというのが一番の様です。
久しぶりにお邪魔しましたが優雅なひと時をゆったりと過ごせとても癒されました^^
弘前を訪れる機会があったらまた寄らせてもらいます。どうもご馳走様でした。
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《2011年7月再訪》
1年ぶりの再訪です。今回は写真を9枚アップ。
大鰐温泉駅の程近くにたたずむヨーロッパ風のウッディーな建物はひときわ異彩を放っており一目でそれと分かります。
どうやらこの日の一番乗りらしく先客の姿は見当たりません。
店内には静かにクラシックが流れ相変わらずここだけ時間がゆったり流れている感覚にとらわれます。
訪問した季節が同じせいかメニューにさほど変化は無い様です。
とりあえずスイーツは昨年と同じものと新メニューをオーダー。
飲み物は深煎りコーヒー【サントニブラ】と紅茶の【ダージリンTGFOP】を頼んでみました。
以下それぞれの感想です。
【 シュバルツバルダーキルッシュトルテ(土日限定)】(820円)
チェリーの酸味とチョコスポンジの上品な甘さのハーモニーが絶妙で相変わらず美味しい逸品です。
ピスタチオのアイスは健在でした…色鮮やかなコントラストが美しく見た目も楽しめます^^
【Roseweek Special "バラ色のポエム"(バラ開花期限定)】(930円)
今回初対面のメニューです。シャーベット・クリームシュー・ジュレいずれにもほのかにバラの香りが漂っています。
こちらも見た目が美しく食べるのが少々もったいない気がします…^^;
シューのクリームはフランボワーズとバラの風味でさっぱり甘酸っぱい味わいでした。
ジュレに入っている果物はてっきりアプリコットかと思いましたがどうやらびわとの事です。
見た目も美しくバラの香りがかぐわしい気品溢れるスイーツでした。
【サントニブラ】
深煎りでインパクトはありますが豊かなコクと程良い苦味でなかなか美味しいコーヒーです。
とても芳ばしくスイーツに良く合います。
【ダージリンTGFOP】
個人的にダージリンはファーストフラッシュの爽やかな感じが好きなのでこちらは普通に美味しいといった印象です。
最近フレーバーティーばかり頂いているせいか香りがないと何か物足りない気がして…困ったものですね^^;
久しぶりにくつろぎながら『シュバルツバルト』さんのスイーツで視覚と味覚両方を楽しませてもらいました^^
弘前に来ると必ず寄りたくなるお店です。今回もご馳走様でした。
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同店は大鰐駅のほど近くに位置し、ヨーロッパ調の白と黒を基調としたウッディーな建物のお店です。
店内も木の柱や梁がむき出しになっており、各種の調度品やステンドグラス等がヨーロッパの香りを感じさせてくれます。
また、店内にはゆったりしたクラシックの曲が流れていて、まるでそこだけ時間がゆっくり流れているかの様な錯覚を覚えます。
ここの御店主は以前は静岡におられ、クルーズ客船の厨房で働かれていたとの事。大鰐が気に入り現在の場所にお店を構えられたそうです。
メニューリストを見て色々迷いましたが3人での訪問だったのでデザートはシュバルツバルダーキルッシュトルテ ピスタチオのアイスクリーム添え・薄緋(うすあけ)のマドモアゼル・初夏の旋律(しらべ)、飲み物はモカ・マタリー・マンデリン・SCHWARTZWALD(シュバルツバルト)オリジナルブレンド(いずれもコーヒーだけ)を注文。
しばらくして注文の品がテーブルに並べられましたが、その光景は圧巻です。
テーブルの上が、あっという間に宝飾品の美術館に早変わり。
手を付けるのがもったいない感じです…。
『シュバルツバルダーキルッシュトルテ ピスタチオのアイスクリーム添え(820円)』
チョコレートをベースにしたケーキを中心に様々なフルーツが散りばめられ、チョコレートやクリームのソースでお皿の上は綺麗に盛り付けられています。
特にピスタチオのアイスクリームは秀逸でピスタチオの味がほのかに感じられるのですが、くどさやしつこさは無くナッツ系の苦手な私にも美味しく頂けました。
『薄緋(うすあけ)のマドモアゼル(850円)』
野苺とピスタチオのムースが重ねられたケーキと牛乳とはちみつのアイスが添えられ、苺・桃・キューイの酸味が効いたソースで彩られたお皿は見た目も綺麗で清涼感が感じられ、涼しげな感じがします。
飾り付けにさりげなく添えられた飴細工には全体の清涼感を壊す事なく、華やかさを演出するご店主の配慮と技が見て取れます。
アイスクリームは牛乳の味が濃厚に出ていていますが甘さは控え目でとても上品に仕上げられた一品で美味しく頂きました。
『初夏の旋律(しらべ)(950円)』
ふんだんにチェリーやブルーベリー等のフルーツとナッツ類がミックスされた牛乳たっぷり濃厚なアイスクリーム(ヌガーグラッセ)と小舟型の焼き菓子(バルケット)にピスタチオアイスとチェリーが乗ったもの、色鮮やかなワインゼリーが盛られていました。白い氷山の横を航行する船を表現したものでしょうか…。お皿の上が一枚の絵画の様になっています。
残念ながらコーヒーには疎い私ですが、私の頼んだモカ・マタリーは酸味の効いたバランスの取れた味で砂糖やミルク無しに最後まで美味しく頂けました。マンデリンと飲み比べてみましたがモカ・マタリーの方がややコクがあった様に思われます。
ヨーロッパ調のウッディーなお店でクラシックを聴きながら、スイーツの芸術作品をゆったり鑑賞する…ここはさながら山あいの美術館です。
弘前に訪問した際には是非立寄りたいお店の一つです。
4位
1回
2010/01訪問 2010/05/05
地方在住の者ですがラーメン雑誌を頼り家内・友人と1月に来店。
気温5℃前後とかなり寒い時期にも関わらず行列が出来ていました。
店内はカウンターのみの5人も座ればいっぱいの小さなお店です。
メニューはシンプルに煮干しらーめんと昔ながらのらーめんのみ。
完全自家製麺なのか製麺室がありました。
家内・友人は煮干しらーめんを自分は昔ながらのらーめんを頼みました。
行列をに並んでから待つ事40分。
ようやく待望のラーメンとご対面です。
見た目は割とシンプルですが、随所にこだわりが見られました。
麺は自家製手打ち麺なのか中太でかなりこしがあり、それでいて表面の食感はつるつる。
スープは煮干しらーめんを売りにしているだけあって煮干しのパンチとコクが十分に効いているのに、それでいて雑味はなく上品な仕上がり。
支那竹はごく厚で柔らかくかつ、しゃくしゃくとした食感があるものでおそらく乾燥支那竹を数日かけて戻したものと思われます。
煮玉子は程良い半熟感とスモークされているのかこうばしさが感じられました。
一つ一つの具材もさることながらそれらが絶妙にバランスして調和しているところがこのラーメンの凄いところだと思います。
自称ラーメン好きですが自分が今まで食べた数百軒のお店の中でも5本の指に入るこだわりの名店ではないでしょうか?
5位
1回
2010/09訪問 2010/09/13
東北でも珍しい鱧(はも)のフルコースを堪能出来る新進気鋭の和食店
今回もまた仙台の地元情報紙から感じの良さそうなお店をチョイス…^^;
東北では珍しい鱧のフルコースが頂けるとの事で事前に1万円コースを予約しました。
鱧は活きたものを瀬戸内から取り寄せる為、3日以上前の予約が必要の様です。
鱧のコース料理は今回初めてで期待を膨らませながらお店に向かいました。
同店は地下鉄泉中央駅から市名坂方面に向いマクドナルドから少し住宅街に入った辺りにひっそりとお店を構えています。
住宅街に入ると道が枝分かれしていて多少迷いました…。
ようやくお店に辿り着いて中に入ると店内は和風の落ち着いた雰囲気で大小いくつかの個室がある模様。
名前を告げるとすぐに一室に案内されました。
食事は既に決まっているのでメニューに目を通して飲み物を注文。まずはビールで乾杯です…^^
いよいよ鱧尽くしコースの始まり始まり~。
【鱧の卵と浮袋の茶碗蒸し】
鱧の卵はたらこをより細かく上品にした様な感じで、浮袋は特に癖が無くクニュクニュした食感です。
和風だしがほんのり上品に利いた繊細な茶碗蒸しで卵と浮袋の食感を大いに楽しめる秀逸な一品でした。
【お造り】
鱧の湯引き、皮炙りした刺身、板状になったのりの盛り合わせ。
丁寧に骨切りされており仕事の丁寧さが感じられます。
炙った皮が香ばしく刺身も美味しく頂きました。
板状になったのりはシャキシャキした食感で寒天類とも違う調理法が想像出来ない不思議な品です。
【鱧のお吸いもの】
軽く衣付けした鱧を素揚げしたお吸い物の様で焼いた餅の様な香ばしさと食感、とろみが感じられました。
鱧だしの利いた汁はほんのり柑橘の味で引き締められ食感と繊細な味付けが楽しめる職人技が随所にちりばめられた一品です。
【鱧と松茸の天婦羅】
見た目は何の変哲もない天婦羅でしたが一口食べてびっくり。
鱧が生松茸?で巻かれていて松茸のかぐわしい香りと食感・脂の乗った鱧のジューシーさが絶妙に調和されている秀逸な品です。
松茸は輸入ものだそうですがしゃくしゃくした食感と香りを存分に堪能出来ました。
【鱧と胡瓜の酢のもの】
鱧は単に焼かれたもので無く、ベーコンの如くスモークされています。
スモークされた鱧と胡瓜酢のハーモニーは絶妙で美味しく頂きました。
【鱧のしゃぶしゃぶ】
瀬戸内から活きたまま取り寄せられたというそれは鮮度が素晴らしく身がつやつやと光っています。
軽く湯通ししても良し、しっかり湯通ししても良しの極上品です。
【鱧寿司】
甘さとしょっぱさが程よくバランスしたタレで味付けされた鱧寿司は焼き目も綺麗で美味しく頂きました。
【デザート】
一見して何だか分からなかったデザートはすいかのジュースに梅シャーベットを浮かべたものです。
赤と緑のコントラストは見た目も鮮やかで美しく味わいも非常にさっぱりした秀逸な一品でした。
ご店主の随所にちりばめられた職人技の数々に驚かされながら食感・味覚・視覚ともに非常に満足する事が出来ました。
仙台郊外の住宅地にひっそり佇む隠れ家的お店ですがわざわざ足を運んだかいがあったというものです。
まだ若いご店主の今回見極め切れなかった技の引き出しを確かめるべくいずれまた機会があれば再訪したいと思います。
6位
1回
2014/04訪問 2014/04/17
まるで高級ホテルの喫茶ラウンジの様な贅沢な空間で至福のひと時を
《2014年4月再訪》
北上まで来たので久しぶりに寄ってみました。
今回は写真を4枚アップ。テイクアウトでケーキを種類ほど購入してみました。
今回購入したのは【ナポレオンパイ】【ゆず】【究極のショート】の3種類です。
【ナポレオンパイ】(400円)
スライスされた苺とカスタードクリームをパイ生地で幾層にも重ねた苺の乗ったパイです。
ボリュームもあってなかなかに美味しいのですが如何せん崩さずに食べるのがとても難しく
最後は手づかみでがぶりとかぶりつく羽目になってしまうのが難点ですね。
【ゆず】(390円)
ゆずピールの入ったゆずムースの中にチョコレートムースとチョコレートスポンジが重なったケーキです。
甘酸っぱいゆずの上品な味わいが口の中に広がる爽やかな逸品です。
【究極のショート】(430円)
スライスした苺と生クリームと苺の果汁で浸したスポンジと交互に重なった苺づくしのケーキです。
苺果汁のしみこんだスポンジはしっとりした食感でケーキ全体が苺づくしというまさに究極と呼ぶに相応しいショートケーキです。
いつの間にか知らない内に喫茶コーナー用の10杯使えるお得なドリンク券(1000円)が発売された様です。
ここのお店の本当の醍醐味はやはり何と言っても高級ホテルのラウンジの様な優雅な空間でくつろぐことにありますので。
盛岡の緑ヶ丘店でも利用できるそうですし、そのうち試してみたいと思います。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
《2013年3月再訪》
せっかく北上まで来たので久しぶりに寄ってみました。
今回は写真を4枚アップ。テイクアウトでケーキをいくつか購入してみました。
一応系統がかぶらない様にしてみたつもりです。
今回購入したのは【オレーナ】【カリブ】【レザン・モンターニュ】の3種類。
さっそく自宅にお持ち帰りです。
【オレーナ】(380円)
チョコムースやチョコスポンジ・オレンジソースの積層構造のケーキです。
オレンジソースがサンドされていてチョコに甘酸っぱい柑橘のアクセントの組み合わせは絶妙です。
チョコの甘さも控えめで滑らかなムースの食感がたまらないなかなかの逸品。
【カリブ】(400円)
甘酸っぱいバナナ味のメレンゲ層とチョコレートムースブランデーのスポンジからなるケーキ。
チョコとバナナともに甘いものの組み合わせで全体に甘めの印象。
甘党には良いかもしれませんが個人的にはちょっと苦手な系統かもしれません。
【レザン・モンターニュ】(450円)
マスカルポーネチーズのクリームとブルーベリームースのケーキです。
中にはブルーベリージャムも入っていてこれでもかという感じです。
これもちょっと甘めでバランスに欠けた印象のケーキでした。
最近、若手のパティシエの作品も交じっているのかケーキの種類によって幾分味のレベルにばらつきがある様な気がします。
従来からある定番スイーツは美味しいんですけどね。今後の全体のレベルアップに期待します。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
《2011年5月再訪》
久しぶりに北上まで足を伸ばしたついでに寄ってみました。今回は写真を8枚追加。
本当は喫茶ラウンジでゆっくりしたかったのですが時間の都合で今回はお持ち帰りです。
今回購入した品は以下の通りです。
【オレンジのショートケーキ】
名前の通りオレンジのショートケーキです。
自家製オレンジシロップ漬けのオレンジはほのかにほろ苦くかすかに洋酒の利いた上品な味わいです。
以前にも購入しておりますが今回は上にピスタチオ?と思しきナッツがトッピングされていました。
【モンブラン】
私の中ではモンブラン=激甘というイメージでしたが栗本来の甘みを活かした上品な味わいの品。
フランス産と国産2種類の栗を使用し、まるで和菓子の栗しぼりの様なほくほくした不思議な食感のペーストです。
私のモンブランに対するイメージを根底から覆した目からウロコの絶品です。
【プランス】
2種類のチョコを使用した複層構造のチョコレートケーキ。
モンブラン同様甘さ控えめで洋酒が利いているのかやや引き締まった上品な味わいです。
異なるチョコレートの食感が楽しめる美味しい逸品。以前に比べやや縦長になった様な気がします^^;
【タルトフロマージュ】
ベークドチーズケーキです。チーズ味がかなり濃厚で『トロイカ』のチーズケーキ以上に濃厚かもしれません。
濃厚なチーズケーキ好きの方にはお勧めでしょう。
【ゴーフル】
いわゆるワッフルです。バターが適度に利いたほんのり甘い上品な味わいです。
ふっくらしっとりした食感はホットケーキに近い感覚でしょうか。
直接手で持つとべとつくところを見るとはちみつを使っているのかもしれません。
しっとりした柔らかな食感が美味しいお勧めの逸品です。
今回はテークアウトとなりましたがやはりこちらのお店の品はどれも秀逸の様です。
次回訪問の際にはゆっくり紅茶でも飲みながら豪華な店内で優雅な時間を過ごしたいですね。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
2010年8月再訪
いつもと同様店内で飲食です。1Fでケーキを選び2Fに案内されました。
今回は黒を基調とした高級クラブの様なエリアの席にしてみました^^;
しばらくぶりの訪問でしたが何だか今までより店内が混雑しています。
ここのお店もだんだん口コミで有名になって来たのでしょう。
冷たい飲み物でも頂きたいと飲み物のメニューに目を通しているとマリアージュフレールのアイスティーが目に留まりました。
早速、マリアージュフレールの【サマースノー】と【フレンチブルー】を注文。
店内撮影禁止の為、せっせとメモを取っていると応対してくれたちょっとこわもての男性どこかで見た記憶が…。
オーナーパティシエの織笠さんじゃありませんか…^^;
おそらくイートインコーナーも混みあってきていたので自ら接客もなさっていたのでしょうがこちらは緊張です^^;
オーナーパティシエ自らが運んで来てくれたケーキと紅茶を早速頂きました。
【サマースノー】【スワロー】(主に家内が担当)
サマースノーはマリアージュフレールのアイスティーでベリー系の味わいとほのかなレモンの香がして夏らしい非常に爽やかな紅茶でした。
さすがはマリアージュフレールアイスティーも美味しい。
スワローは赤肉と青肉のメロンがロールケーキの上に乗ったものでスポンジはしっとり柔らかく生クリームもさっぱり爽やかで美味しい一品。
【フレンチブルー】【ガトーフレーズ】(主に私が担当)
フレンチブルーはこれまたマリアージュフレールのアイスティーでこちらはアールグレイがベースになっていてとてもさっぱりしています。
夏らしい紅茶でさっぱりした上品な味わいはケーキとの相性抜群です。
ガトーフレーズですが要するに苺のショートケーキです。
ただしここのお店の苺のショートケーキはそんじゃそこらのケーキ屋さんのそれとは別物です。
スポンジはしっとり柔らかく、生クリームは甘さ控えめでとても爽やかかつ上品な味わいです。
相変わらずここのお店のケーキは美味しい!!オーナーパティシエのこわもて顔とは裏腹に仕事は繊細です。
今回も飲み物、ケーキとも非常に満足し写真撮影用を兼ねた家内の実家へのお土産を買って帰途につきました。
今回は写真を2枚アップしておきます。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
同店は国道4号線を南下し、アメリカンワールドで左折した通り沿いの九年橋のたもと付近にお店を構えています。
入口を入るとパン・ジェラート・ケーキ等のショーケースが並んでおり、その芸術作品の様な美しさと種類の多さに思わず圧倒されます。
テイクアウトももちろん可能ですが、何と言ってもここのお店のお勧めは2Fのイートインコーナーでしょう。
店内で飲食する旨告げれば1Fでスイーツをチョイスして2Fのイートインコーナーに案内されます。
2Fのイートインコーナーは白を基調とした高級ホテルの喫茶ラウンジの様な趣でグランドピアノも置かれ多目的に利用できそうです。
窓の外には緑豊かな公園?らしき庭が見え、ウッドデッキのオープンテラス席や奥にある黒を基調とした高級クラブの様なエリア(こちらは子供連れの入場は禁止)の席を選択する事も可能です。
紅茶やコーヒーはてはシャンパンまでオーダーする事ができ、クラシック音楽の流れる豪華で優雅な空間で至福のひと時を過ごせる事でしょう。
残念ながら店内撮影禁止の為、写真でお見せする事は出来ませんが少しは雰囲気をお伝え出来ればと思います。
今回はトゥロピックとリビエラを店内で食して来ました。
テイクウトで上記の二つとマリア、シャンプノワーズ、オレンジのショートケーキを購入。
それぞれの感想は以下の通り。
『トゥロピック』(パイナップルとココナッツのムースケーキ)
パイナップルの甘酸っぱさとココナッツムースの上品な甘さが高次元でバランスしており、スポンジもしっとり柔かでパティシエの技量を感じさせる一品。
『リビエラ』(ライムと木苺のムースケーキ)
柑橘系の酸味の爽やかさとラズベリー系の甘酸っぱいムースの上にフレッシュなフルーツを贅沢に乗せた一品でフルーツ好きにはたまらない美味しさ。特に柑橘系のムースの上品な味わいには感動。
『マリア』(ピスタチオ生地で苺のムースと苺のジュレが入ったホワイトチョコのムースケーキ)
ナッツを強調し過ぎずにさりげなくピアタチオを感じさせる繊細な味わい。ムースの食感はふんわりまろやかで甘過ぎず上品にまとまった一品。
『シャンプノワーズ』(白ワインとレモン風味のケーキ)
表面のチョコは甘過ぎずブランデー等の洋酒で引き締められた味わいで、白ワインとレモン風味のクリームはとても爽やかでスポンジとの相性も良くさっくり食べ終わってしまう絶品。
『オレンジのショートケーキ』
一見シンプルに見えるが中身は非凡。オレンジの果肉に苦味や皮っぽさは一切無く、それでいて果実のみずみずしいプチプチした食感が感じられそれがクリーム・スポンジと二層に重ねられ調和を醸し出す極上の一品。
久しぶりの来店でしたが相変わらずスイーツ県内最高峰と思われる味・店内のゴージャスさは健在でした。
少々ケーキが小ぶりではありますが価格も380~450円位とお手頃で味とイートインの豪華さを考慮すればコストパフォーマンスは非常に良いと思います。
近くに立寄る際には是非寄りたいお店の一つです。
7位
1回
2010/10訪問 2010/11/04
福島の信頼できるレビュアーさんからのご紹介でこちらのお店に伺う事になりました。
奥会津の昼のフレンチに引き続き本日2軒目のお店です。
奥会津から一般道を通っていわきに移動しましたがいや~遠い遠い、福島県の横の移動は大変ですね^^;
同店はJRいわき駅の南口を東方面へ250メートルくらい行った一本裏の通りにお店を構えています。
店内に入るとまず、大きな伊勢海老が入った入り口付近の水槽が目に飛び込んで来ました。
これ食べてみたい…と内心思いながら小上がりの席に案内されまずはメニューに目を通します。
メニューのアラカルトにはエスカルゴバター焼きやフォアグラのソテー等洋食も見受けられます。
折角なので道場六三郎氏の愛弟子と噂のご店主の技を堪能したいと思いお任せ12000円コースをオーダー。
それと日本酒、まずは醸し人九平次の吟醸を注文しました。
店内はカウンター5~6席と小上がりのテーブル席3つ、襖で仕切られた個室?のテーブル席2つで割とこじんまりしていてちょうど良いくらいの広さです。
料理が提供されるまでしばし店内を眺めていると壁に道場六三郎氏から贈られた色紙が…どうやら噂は本当の様です^^;
和食店のはずですがワインセラーもあってシャトー・ラトゥールのセカンドが目に付きました^^
程無くして先付けと日本酒が運ばれて来ました。
【地鶏と北あかりの和えもの】
コチジャンで味付けしてあるのかピリっと辛味が利いてお酒に良く合います。
【いくらと松茸とほれんそうのおひたし】
ほれんそうと松茸にいくらの塩気がアクセントになっていて酒のつまみにちょうど良い感じのもの。
ここでご店主がこれから調理される食材を私達夫婦のところまで持って来て披露してくれました。
何と先ほど水槽で見かけた巨大な伊勢海老と鮑ではないですか…非常に元気良くばたばた暴れています^^;
後ほどどんな料理になって出て来るのか非常に楽しみです^^
【お造り】
見る者を圧倒する直径40cmはあろうかという器に一面の氷を敷き詰めた刺身の盛り合わせです。
あおりイカ・大間の本鮪トロと赤身・平目とえんがわ・蝦夷つぶ…どれも美味しく頂きましたが特にイカとつぶは鮮度が良く、歯応えが堪りません^^;
ここで和服の女性店員さん、何やら紙を一枚持って来ました。
何だろう?と不思議に思い見てみると…何と道場流の献立お品書です。
さすがは道場流…達筆過ぎて少々判読出来ない所もありますがそれもご愛敬です^^;
【鱈キクの昆布〆と鱈キクポン酢】
煮ものと生の二つの食感を楽しめます。鮮度が良くクセが無いのでお酒に良く合います。
【松茸土瓶蒸し】
具沢山で松茸の香りが引き立っています。濃い色の割に見た目に反して繊細で上品な味わいの逸品でした^^
【エスカルゴと松茸のグラタン仕立て】
バターが利いていてエスカルゴと松茸の入った何とも贅沢な一品。
エスカルゴのクニュクニュとした食感と松茸のしゃくしゃくした食感が堪りません^^;
思わずワインが欲しくなります^^
【伊勢海老XO醤のソース蛤添え】
ついに出ました巨大伊勢海老!!帆立の乾燥貝柱やXO醤でピリッと辛めに味付けされています。
身はプリッと甘く非常に食べ応えがあります。ほのかに海老味噌も利いた絶品。
蛤も大ぶりで食べ応えがあってとても満足できました^^
【サロマ産生しじみの醤油漬け】(こちらはご店主からのサービスです^^)
生しじみは初めての体験です。しかも4~5センチはあろう巨大サイズ…^^;
意外な事に全く泥臭さは無く貝の刺身の食感に新鮮なホヤの様なフルーティーな味わいでした。
酒のつまみに良さそうです^^
【鮑ステーキ絶品肝ソース】
熱を加えた大ぶりの鮑の身はクニュクニュとして歯応えがあり鮑の肝ソースと絡んで得も言われぬ味わいです。
鮑を余すとこ無く堪能出来る逸品。
【キャビアの一口茶漬け】
これまた贅沢な一品。綺麗なティーカップに盛り付けられ和と洋のコラボした独創的なお茶漬けです。
キャビアがお茶漬けに塩気と食感のアクセントを加えて全体の単調さに変化を出しています。
【仙台牛A5シャトーブリアン】
一頭からほとんど取れない希少部位。肉が甘くてとっても柔かです…美味しい^^
ステーキソースもありましたが肉が良いので新潟産の藻塩とわさびでシンプルに頂きました。
【いくら・鯛の酒盗】(こちらもご店主からのサービスです^^)
鯛の酒盗は初めてでしたが内臓のくにゅこりっとした食感の塩辛でお酒のお供に良さそうです。
いくらも上品で程良い味加減で美味しく頂きました。
【鮑とフカヒレの酢の物】
またまた豪華な食材のオンパレードです^^;
鮑の柔かなくにゅくにゅとした食感とフカヒレのつるつるぷちぷちした食感が絶妙にマッチしています。
柔かで上品な甘酢が口の中をさっぱりさせてくれました。
ここまで食べも食べたり十数品…いよいよ〆の食事です。もう既にほとんどお腹は限界を迎えています^^;
ここからあと握りが5貫出るとの事…うそでしょ^^;
【車海老と大間の本鮪握り】
車海老は水槽で生きていたものを握っているらしいです…ぷりっとした歯応えで甘みがあります。
しゃりは小ぶりで満腹のお腹にはちょうど良い感じです。
大間の本鮪も柔かくとろっとしていて口の中でとろける様で美味しく頂きました。
【煮穴子の握り】
身はとろっと柔かく上品な甘じょっぱさに煮込まれており表面が軽く炙られて香ばしく仕上げられています。
ご店主の丁寧な仕事が感じられる逸品でした。
残念ながら握りは残り2貫を残し、ここで断念…。
幻の2貫は一体何だったのでしょうね。今となっては知るよしも無し…^^;
【岩のりの味噌汁】
【バニラアイス】
食べも食べたり、15品以上。ようやく全ての料理を平らげお勘定をお願いしました。
これだけの食材とお酒を飲み食いして1人16500円程度。
味・素材・接客・コストパフォーマンスともに凄いお店です。
帰りもわざわざご店主と女将さんが二人でお見送りしてくれました。
素材にこだわり、型に捉われない独創的な料理と接客…道場流の御もてなしの一端を垣間見た様な気がします。
道場流をしっかり受け継いだ東北の名店の一つかと思われます。
8位
1回
2010/01訪問 2010/06/30
2010年1月訪問。
同店を訪問したのは2回目です。
日テレのすぐ近くに位置し、劇団四季の劇場にも隣接するカレッタ汐留の46Fにお店を構え、事前に予約しておけば窓際の席を用意してくれます。
そこからの眺めは眼下に築地市場、浜離宮公園、お台場、東京湾を見渡せる絶景スポットです。
サービス料はかかりますが、テーブルチャージは特に取られないので事前に予約しておく事をお勧めします。
店内はガラス張りの上階まで吹き抜けになった洒落た造りで窓際に沿って席が配置されています。
ホームページに店内写真が掲載されている様ですのでそちらをご覧になればよりイメージが分かりやすいかと。
さて、コースの内容は定期的に変わる様ですが訪問時はCコース(10000円)をオーダー。
内容については以下の通りです。
アミューズ
前菜2品
メイン
特製 コラーゲン味噌茶漬け
デザート2品
コーヒー・紅茶
前菜やメインは数種類のメニューの中から選択する事ができ、料理の素材も面白いものが色々あります。
盛り付けも綺麗に彩られ、料理はどれも美味しく頂きました。
一風変わったメニューの特製 コラーゲン味噌茶漬けでしたが、ご飯が香ばしく焼き固められそこにほうじ茶ベースのお茶だしをかけたものでコースの〆にさっぱりと頂ける面白い一品でした。
デザートは見た目も綺麗で食べるのがもったいないほど…。
夜景を楽しみながら優雅なひと時を堪能しました。
東京駅からのアクセスも良く、近くに行く機会があればまた是非寄りたいお店です。
9位
2回
2017/08訪問 2017/08/11
夏場はいつも通りかかると本日予約で満席の札が張り出されており今回は事前に予約を入れて伺いました。
ここ2年くらいご無沙汰していたのでかなり久しぶりの訪問になります。
鰻通の方ならご存じかと思いますがこちらのお店は鰻を捌くところから始めるので料理の提供までにはかなり時間がかかります。
美味しい鰻を食べるため待つのは当たり前の事なのでそれだけこだわりを持ったお店だという証でもあります。
調理が進み次第に店内に炭焼きの芳ばしい薫りが立ち込めて来て食欲がそそられます^^;
注文から40分程で待望の料理が運ばれて来ました。
【特選 うな重】
ふっくら肉厚で脂の乗った国産うなぎのうな重です。
炭火での焼きが絶妙で表面が芳ばしく焼き上げられています。
つゆは甘さ控えめでさらっとしておりご飯はやや硬めの炊き上がりになっています。
少しつゆの染み込んだご飯と鰻のハーモニーが素晴らしく丁寧な仕事が施された素晴らしい逸品です。
肝吸いはスモーキーなうなぎ出汁がしっかり染み出しており肝のくにゅっとした食感が何ともたまりません。
【特選 善特製おひつまぶし】
各種薬味とうなぎ出汁を掛けて3パターンの食べ方を楽しむ鰻料理です。
まずはそのまま、次に薬味を添えて、最後にうなぎ出汁を掛けて色々なバリエーションの味わい方が楽しめます。
うな重同様、炭火焼きの芳ばしさがあって本当に美味しい鰻です。
オーソドックスにうな重も良いですが色々な食べ方を楽しめるひつまぶしも美味しいです。
久しぶりの善訪問でしたが美味い鰻は健在でした。
やはりここの鰻に間違いはありませんね。
また機会があったらお邪魔したいと思います。どうもご馳走さまでした。
《2012年7月再訪》
毎年恒例、土用丑の日の鰻を食べに訪問してみました。今回は写真を4枚アップ。
鰻が高騰し今年は輪をかけて庶民には高嶺の花とのニュースを聞きましたが果たして現状はいかがなものでしょう…。
お昼時でしたが他は法事と思われるご家族御一行様の貸し切りの様でした^^;
事前に予約しておいたので個室になった小あがりに通され冷たいお茶を頂きながらしばらく待ちます。
土用丑の日でメニューはうな重のみとの事で今回は【うな重】を注文。
ここのお店は一から鰻を捌くので普通は時間がかかりますが事前予約が功を奏したのか思ったよりも早く30分ほどで注文の品が運ばれて来ました。
【うな重】(3000円)
お重の蓋を開けると相変わらず炭で焼き上げた鰻の芳ばしい香りが漂って来ます。
価格高騰の影響で鰻の型が心配でしたが思ったよりも大ぶりでなかなか良い型です。
まずはそのまま頂いてみると表面がパリッとしていて炭焼きの芳ばしさがあり味身がふっくらと焼き上げられています。
焼きと蒸しの丁寧な仕事が感じられる逸品ですね。
タレはやや甘めで少し固めに炊き上げられご飯は鰻との相性も良く私好みです。
前回蒸しのふっくらした食感が足りなく心配しましたが、本来の味が復活して一安心です。
価格高騰のあおりで鰻も高嶺の花となりつつありますが何とか今後も質を落とさず頑張って行って欲しいものです。どうもご馳走様でした。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
《2012年2月再訪》
昨年の土用の丑の日以来久しぶりの訪問です。今回は写真を3枚アップ。
鰻の不漁続きで最近は更に鰻が高騰しているとのニュースを聞きましたが果たして現状はいかがなものでしょう…。
お昼時でこの時期鰻を食べに来る人も少ないだろうと思いきや意外と他のお客もおられた様でした。
奥の座敷に通されメニューに目を通すとやはり若干価格が値上がりしている様です。
今回は【善特製 おひつまぶし】を注文。
一から鰻を捌くので時間はかかりますがいつもの如く待つ事40分ほどして注文の品が運ばれて来ました。
【善特製 おひつまぶし】(3000円)
お櫃の蓋を開けると炭で焼き上げた鰻の芳ばしい香りが漂って来ます。
まずはそのまま頂いてみると表面がパリッとしていて炭焼きの芳ばしさがありいつもながら焼きの腕は一級品です。
ただ少しいつもとは違って蒸しによる身のふっくらした食感が感じられない様な…。
そう言えば名古屋で頂いた関西地焼き系のひつまぶしがこういう感じでしたね。
季節柄、鰻が小ぶりだったせいかはたまた関西地焼き風の調理をしたのか分かりませんが個人的にはもう少しふっくらした食感がある方が好みです。
その後薬味を試したり、だしを掛けたり一通りの食べ方をしてみました。
このパリパリの焼き加減だとだしを掛ける食べ方が芳ばしさとパリッとした食感があって一番美味しい様に思いました。
だしは鰻の肝吸いと同様のものが使われているのかほんのり効いた苦味がアクセントになって良い感じです。
食後に果物を頂いてすっかりお腹いっぱいになりました。
今回ふっくらした食感が足りなく感じた点については単に一時的な事だったのか次回うな重でも食べて確認したいと思います。
評価についてはそれまではとりあえず現状のまま据え置く事にします。どうもご馳走様でした。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
《2011年7月再訪》
そろそろ夏本番、夏バテ予防でスタミナをつけに毎年恒例の『善』の鰻を食べに行く事にしました。
今回は知人との食事で7000円のコースを事前に予約。こちらのお店でコース料理は初体験です。
コースは刺身と関西風・関東風両方の鰻を楽しめる様です。今回は写真を14枚アップ。
鰻だけ注文した時の様に1時間近く待ち続ける事も無いので間は良いかもしれません。
今回は人数がいるので最初から「南部美人 大吟醸」を四合瓶で注文しました。
コースの内容は以下の通りです。
【お通し】
ふき・ワラビ・ミズの煮こごり和えは山菜の繊維の食感と適度な塩気が良い感じです。
【雲丹】
おそらく瓶雲丹なのでしょう…ほのかな塩気が利いていてちょっと溶けかかっているのが気になりましたが鮮度は悪くありません。
【本鮪とカンパチ?の刺身】
【鰻の肝】
こういう食べ方は初めてですが卵の黄身と鰻の肝を和えると意外と美味しいですね。
タレと黄身の取り.合わせはつくねでもありますが鰻肝のくにゅっとした食感がまた面白いです。
【関西風塩うなぎ】
関西風に炭でパリッと芳ばしく焼き上がった鰻はシンプルに塩で味付けされています。
酒の肴に最適ですね。お酒が進みます。
【関東風白焼】
こちらは蒸しの入った関東風の白焼です。身がふっくらしていて鰻の脂を直接味わう事が出来るのでこれもまた楽しい食べ方です。
【関西風地焼】
関西風タレ付きの地焼です。ぱりっと芳ばしく櫃まぶしに合いそうですね。もちろん酒の肴にも最適です。
【関東風うな重とお吸いもの】
表面はパリッと炭焼きの芳ばしさがあって身はふっくら蒸しがはいった鰻で相変わらず美味しいです。
コースの食事という事でボリュームが少々さみしい様な気はしますがご飯も私好みのタレとの相性考慮したやや硬めの炊き上がりでグットです。
【デザート】
途中日本酒に飽き足らず、「山崎プレミアムハイボール」や「魔王」・にごり梅酒等も頂きました。
少々お構いなしに飲んだせいもありますが今回の会計はしめて4人で45000円ほどでした。
お酒も含め全体にボリューム感に乏しく少々この価格ではCP的にはあまりお得とは言えない様な気がしました。
アルバイトの女の子が東南アジア系の子で少々意思の疎通が図りにくい点もあり夜の評価は下方修正致します。
鰻は相変わらず関東風・関西風ともに美味しく味は☆☆☆☆4ですが刺身類は☆☆☆3..2といったところでしょうか。
ここのお店は黙って鰻を頂くのがやはり一番の様な気がします。どうもご馳走様でした。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
《2011年2月昼再訪》
実に昨年夏の土用丑の日以来の訪問です。今回は写真を6枚アップ。
近々東京のうなぎの有名店『うなぎ御蒲焼所 鰻家』を訪問予定の為、今回は比較対象として訪問してみました。
味の基準とするため今回は以前も食べた事がある【特選うな重(肝吸い付)】(2420円)をオーダー。
30~40分程お待ちください…との女将さんの言葉にここのお店で待つのはいつもの事…ともう慣れたものです^^;
およそ30分程経った頃思ったよりも早く鰻が運ばれて来ました。
さて久しぶりに善の鰻とのご対面。丁寧に蒸された鰻は柔らかく脂の乗り具合も丁度良い感じで相変わらず美味しい。
ただ土用の繁忙期の鰻と比べ、炭の芳ばしさとタレのコクが足りず少々違和感を感じました…。
おそらく閑散期でお客が少なく使われる炭も最小限だったのでしょう。
十分な遠赤効果が得られず表面だけが焼けて、本来の炭の芳ばしさがあまり感じられなかったのではないかと思います。
焼き鳥同様、鰻のタレも焼く鰻の数が少なければタレにコクが生まれません。
鰻の質自体には問題は無かった様に思われますがこの焼きとタレでは今回の味の評価は3.7くらいでしょう。
オンシーズン・オフシーズンによる味のバラツキがある様なので今回味の評価を4・5→4に変更します。
鰻はやはり土用丑の日あたりに食べるのが一番という事なのでしょうかね…^^;
あるいは大人数で訪問して皆で鰻を注文すれば本来の味が味わえるのかもしれません。
次回こそ、このお店本来の味が味わえる様期待します。ご馳走様でした。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
2010年7月再訪
今年もそろそろ土用丑の日の時期となり、夜に『うなぎ 善』を予約し家族みなで訪問しました。
今回は大人数での訪問なので【うな重】の他、前回食べられなかった【白焼】【おひつまぶし】も注文。
土用丑の日の時期は鰻に専念する為つまみのメニューは手の掛からないものに絞り込まれている様です。
同店では鰻を一から調理する為時間がかかる事は事前に理解しておりましたので間をもたせる意味でつまみ数品とお酒を注文。
同店初訪問の家族へも事前にその旨説明し、まずは宴会開始です。
店内満員御礼で待つ事およそ1時間、調理の手順上一番早いと思われた【白焼】がまずは登場です。
【白焼】はさばいた鰻をタレを付けずに素焼きにしたもので鰻本来の味が味わえます。
知識では知っておりましたが実は今回【白焼】初体験です。
まずは早速、一口頂くと鰻本来の旨味と脂が口の中で溶ける様な印象です。
関東風の鰻と比べると随分脂が乗っていてコラーゲンたっぷり、非常に柔らかく一瞬生で頂いているかという様な錯覚に捕らわれました。
本来鰻とはかくも脂の乗ったものなのだと初めて実感しました。
添えてあった本わさびを乗せて食べると脂のくどさが相殺され鰻の旨味が引き立ちます。
白焼は鰻本来の旨味が味わえ酒のつまみに頂くには持って来いの調理法かと思います。
更に待つ事20~30分してようやく【おひつまぶし】【うな重】が運ばれて来ました。
【うな重】についての感想は省略しますが家族もその美味しさに無言で貪っていた様です^^;
【おひつまぶし】は今更説明の必要もないでしょうが名古屋の名物料理の一つで細かく切られた鰻がおひつのご飯の上に乗せられていて茶碗によそって色々な薬味で楽しむ食べ方です。
同店ではベースの鰻はうな重と同じ調理法ですので色々な食べ方の出来る【おひつまぶし】は私には好きなメニューです。
小食の父から少し分けてもらいましたが、ここの鰻は相変わらず備長炭の炭焼きの香ばしさと蒸された鰻の身のほっこり感が絶妙です。
【白焼】と比べると蒸しで適度に脂が落ちてそれ単体でとても食べやすくなっています。
最後に【おひつまぶし】の鰻茶漬けも頂きましたがこちらもややだしの効いたほうじ茶が鰻の味を引き締めてくれて非常に美味しく頂きました。
今回も非常に満足してお店を後にしました。家族にも極めて好評でしたのでまたいずれ訪問したいと思います。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
店舗移転後初めての訪問です。
北東北でNo1との呼び声も高い同店ですが、市内はもとより私が最近食べ歩いたうなぎ屋さんの中でもやはりNo1ですね。
ひつまぶしの本場愛知の老舗『あつた蓬莱軒 』さんにも5月に伺いましたが名古屋は関西風の調理法に近いのか私にはややうなぎが固めでぱさついた感じがしてあまり好みに合わなかった気がします。
昼の営業でメニューは限定されていたので特選うな重(2300円)を注文。
ここのお店はこだわりで一から調理する為、注文から料理が提供されるまで40分ほどかかります。
昼休みを利用して訪問するサラリーマン等時間が取れない人はお昼は時間的に厳しいかもしれません。
実際今日も時間が掛かる事を店員さんに告げられ、断念していた方が何人かおられた様です。
そうこうしている内、ようやく料理が運ばれて待望のうな重とご対面。
今日のうなぎは愛知県の一色産のうなぎとの事。
久しぶりの『善』でのうなぎですが相変わらず美味しい!!
他のお店を食べ歩き比較しているからこそ余計にその美味しさが際立ちます。
炭火を使っているので表面は香ばしくパリッと焼きあげられ、それでいて中は脂ののったうなぎのジューシーな柔らさとほっこりとした食感を与えてくれます。
蒸しと焼きの絶妙な職人技は名人芸ですね。
タレは甘過ぎずしょっぱ過ぎず上品にまとめられ、ご飯はタレをかける事を前提にやや硬めに炊きあげられているのかうなぎとの相性はとても良かったです。
今回は昼の訪問でしたが夜には関西風うなぎも味わえるので次回は是非夜に訪問したいと思います。
10位
1回
2010/10訪問 2010/11/02
食べログで高評価を得ており以前から気になっていた『Chezやまのべ (シェヤマノベ)』さんに念願叶いこの程ようやく訪問する事が出来ました。
同店は奥会津の観光地として知られる大内宿や塔のへつりに程近い湯野上温泉の一角にひっそりとお店を構えています。
以前にも2、3回大内宿や塔のへつりを訪れた事はあったのですがまさかこの様な場所にこの様なお店が存在するとは思いもよりません…喜多方らーめんばかりに気を取られている場合じゃありませんね^^;もっと早くに知っていればと悔やまれます(>_<)
日程の都合上、今回はディナーではなくランチの5250円コースを予約しお店に伺いました。ランチは他に3675円コースもある様です。
朝の6時半に自宅を出発し高速経由で車を走らせる事およそ5時間、予約時間の30分前の11時半くらいにお店に到着しました。
予約時間の12時まで多少時間が余ったので周辺を散策する事に…渓谷に沿った温泉街はなかなかの絶景です^^
時間になってお店に向かうといつの間にやら駐車場がいっぱいになっていました。
さすがは評判のお店と思い店内に入ると平日のお昼だというのに店内は満席です。
アットホームでこじんまりとした店内は天井が高く土の塗り壁っぽいヨーロッパ風の内装でどこか温かみがあって落ち着いた雰囲気です。
店内には静かにクラシックが流れ窓の外には自然がいっぱい、山の中のくつろぎ空間です。
まずは飲み物をオーダー。どうやらノンアルコールビールは置いていないらしく私はペリエの炭酸、家内はぶどうジュースを注文しました。
地元の特産なのでしょうか…上品な甘さと果実味で予想外に美味しいぶどうジュースです。
待つ事しばらくして待望の料理が運ばれて来ました。
【一口前菜(かぼちゃのポタージュ)】
まずは軽いご挨拶。本来私はあまりかぼちゃは好きではないのですがこのポタージュは野暮ったさも無く美味しい。
エスプレッソサイズでじっくり味わえなかったものの期待が膨らみます。
【オードブル(海の幸の丼ぶりスタイル)】
海老・イカ・鮭・帆立・タラバ蟹・ぶりと盛り沢山の海鮮リゾットでバターをベースにした味付けながら醤油や蟹味噌?の様な風味も感じられる複雑な味わいの逸品です。
気取らずどこかほっとする日本人向けの味付けでカリッと香ばしくソテーされた魚介類とリゾットのコンビネーションが絶妙でした。
【本日の魚料理(さごちときのこのソテー)】
こちらの料理もバターと醤油ベースのソースに粒マスタードがアクセントに利いた和風テイストのほっとする逸品でした。
さごち(サワラの幼魚)の表面がパリッと香ばしくソテーされていてソースと魚が良く合います。
【本日の肉料理(牛肉と子羊の盛り合わせ)】
羊肉はローストされているのかスモークの香ばしさがあって羊肉のクセを上手く抑えながらも適度な柔かさを保った程良い焼き加減でバーベキュー風のソースとの相性もなかなかです。
牛肉は程良くミディアムレアに焼かれていて肉本来の旨みが上手に引き出された仕上がりになっています。
付け合わせのじゃがいもは表面がカリッとしていながらも中は半生という面白い食感のものでした。
2種類の異なったお肉を頂く事が出来る贅沢な逸品です。
【デザート(タルトとハチミツのアイスクリーム】
アイスクリームはハチミツと牛乳の利いた適度な甘さでさっぱりした上品な味わいの逸品です。
タルトは内側がハチミツとバターと卵が利いた非常にしっとりした食感で外側がカリッとしたタルト生地となっていてどこか懐かしくほっとするホームメイドな感覚で美味しく頂きました^^
帰り際、ご店主夫妻とお話する機会がありましたがお二人ともとても物腰柔らかで感じの良い上品な方達でした。
来店前は「本当にこんな山奥の温泉街にフレンチの名店があるの?」と半信半疑でしたがなるほど納得です。
アットホームでどこか懐かしさを感じる味わいながら卓越された技術に裏打ちされた噂に違わぬ名店です。
近所にもこんなお店あったらいいのにな…^^;
またいつか機会があったら是非、ディナーで訪問したいと思います。
名古屋への旅行を機に以前から是非立ち寄ってみたいと思っていたお店がこちらでした。
旅行の出発事前に11000円のコースを予約し、事前の準備は万全です。
松坂屋本館10Fのレストラン街にあるので、デパ地下を覗いて若干の時間調整をしてから家内と二人でいざ出陣!
まず圧倒されたのは入口の壁面にあるワインのコレクションでした。
窓際の席に案内されましたが、ちょうど前方に久屋大通と名古屋のテレビ塔が見えなかなかのロケーションです。
まずは食前酒にスプマンテ(スパークリングワイン)とシャンパンカクテルで軽く乾杯しました。
最初の一皿としてアナゴ?のソテーにキャビアとジャガイモのスライスを素揚げしたものを乗せたものが出て来ました。
これは本当に一口サイズだったのであっという間にぺロり。なかなかに美味しい(笑)。
パンも提供されましたがまだまだ先は長いという事でそこはそこそこにして、
次はサーモンをスモークしたもの(サーモンのコンフィ)が出て来ました。
これは一見、生の様に見えましたが口に入れてみると火はちゃんと通っており、サーモンの脂が絶妙にとろけていて
スモークの香ばしさとマッチしていて非常に美味!
このあたりで飲み物をグラスの赤ワインに変更して、次はアスパラの揚げ物が出て来ました。
非常にシンプルな料理ですが素材の良さと付け添えの岩塩が良かったのかアスパラの甘みが感じられてこれも美味しい一品でした。
次いで口休め的なブロッコリーとのり等の海藻と小魚の揚げ物を和えたもの、そしてワタリ蟹のスパゲッティ・
牛肉と玉ねぎの赤ワインソース煮込みのパスタとこれでようやく中盤です。
この間にも別の赤のグラスワインをメニューの上から順にオーダー。
ワインに関しては結構うるさいつもりでしたがこのお店のグラスワインはどれも結構いけるようです。
いよいよ後半戦に突入し、魚料理は鯛のポワレでしたが表面がカリッと焼かれて香ばしく
周りのスープも上品でまとまりが良くとても美味しいものでした。
ここでまた赤ワイン最後のグラスメニュー、知る人ぞ知るタウラージをオーダー。
口直しのシャーベットをはさんで、肉料理の和牛の炭火焼が出て来ましたがこれはサーモンのコンフィ同様
ほとんど生ではないかと思う様な柔らかさです。
どうやって調理しているかちょっと思い浮かびませんでした^^;
野菜の焼き物(根セロリのココット)も野菜の甘みが出ていて美味しかったです。
ここでやっとメインメニューが終わりあとはドルチェ(デザート)とお茶になりますが、
ドルチェはメニューの中から好きなものを自由に選択できる様です。
キャラメルのババロアとマンゴープリンを選択し終了。
もう完全に満腹・満足でした。
一品一品の料理が上品で非常に洗練されており、またワインもグラスの選択肢が広くかつ
外れの無い美味しいものばかりで非常に満足度の高いお店だと思います。
名古屋に立ち寄った際には是非訪問したい名店です。