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2位
1回
2016/10訪問 2016/11/14
《2016年10月再訪》
移転後初めてお邪魔しました。実に5年ぶりの訪問です。
当初、会員制のお店になったと聞き予約が取れるか心配でしたが以前秋田の有名レビュアー『ひろしです…さん』とご一緒した事がある旨告げると快く受け入れて頂けました^^;
新しいお店は住宅街の一角にひっそり佇む様に建っており落ち着いた雰囲気を漂わせています。
店内は以前よりも広々した感じで奥に個室も備わっていました。
ご店主のこだわりで以前のお店と極力雰囲気が変わらぬよう店内の装飾品やカウンター等全て前の店から移植したとの事。
以前に比べ、更に料理は進化を遂げておりより洗練されたものになっていました。
前回、唯一物足りなく感じた日本酒も充実しており全体に一段とグレードアップした様です。
ジャンルの垣根を超えた食材をどん欲に取り入れながら根底に和食らしさを残したオリジナリティー溢れる料理にご店主のポリシーが感じられます。
忙しい合間を縫って今度JR東日本で新設される豪華列車『四季島』の和食を担当する事が決まったそうで絶えず新しい事にチャレンジし続ける高村氏のバイタリティーには驚かされました。
ご店主の面白い話を聞きながら久しぶりにライブ感いっぱいの『たかむら』の料理を堪能しました。
最後に無事ブラックカード?(会員カード)を発行してもらいこれで次回から気兼ね無く予約を取れそうです^^
ちなみに会員No1は芸能界で食通を自認する『アンジャッシュ渡部氏』だそうで『たかむら』もすっかり全国的に有名になった様ですね。
またいつか秋田遠征の機会があったらお邪魔したいと思います。どうもご馳走様でした。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
今回の秋田訪問では運良く多忙な秋田の看板レビュアーひろしです・・・。 さんにお店を案内して頂ける事になり、念願だった『たかむら』さんへ初訪問となりました。
現地集合という事で時間にお店に向ったところオフィスビルらしきビルの地下にお店はありました(想像していたのとはちょっと違ったかも…)。
地下に降り、恐るおそるお店の入口をくぐると全く初対面のはずなのですが…カウンターの奥に座っている方がひろしです・・・。 さんであると一目で分かりひと安心しました…^^;
早速席に着いてお酒を頂きます。さあ、たかむら劇場の始まり始まり~^^
【玉子焼き?】
だしが利いてカステラのスポンジの様な不思議な食感の玉子焼きです。
こういうのはそういえばおせち料理にこんなのあったかな…。
【男鹿産小イカの煮もの?】
写真撮り忘れてました^^;
柔らかなイカの食感とほど良い味付けが酒のつまみに最適です。
次はこれを調理しますとたかむらのご主人、15~16センチはあろうかという男鹿産の超大物鮑を見せてくれました。
【男鹿産大物鮑の煮もの】
とても柔らかくくにゅっとした食感と上品に味付けされた鮑は絶品の一言^^
こうしている間にひろしです・・・。 さん次々お酒を注文していつの間にやら目の前にお銚子がずらっと並んでいます…^^;
確か【一白水成】【由利正宗】【天狗の舞】【菊姫】【白菊?】を飲んだ様な…。
最後の方は収集がつかなくなってどれがどれやら…「そんな注文の仕方したら何飲んでるか分からなくなるじゃないですか」とたかむらのご主人のつっこみが入ってまるで漫才を見ている様でした^^;
【秋田市岩見三内産天然黒舞茸の土瓶蒸し】
舞茸の香りと味わいが良くしみ出したコクのある土瓶蒸しです。
舞茸由来のだしの色合いが非常に濃くこういうのは初めて見ました。
【青森三厨産本鮪・男鹿産真鯛・熊本産水前寺海苔】
また写真失念しました…。
三厨産本鮪は口の中でとろける絶品でした。
【宍道湖産特大天然鰻の蒲焼】
これもまた調理前に素材を見せてもらいました。
まるまると太って広げると1メートル近くはあろうかという特大天然鰻です…^^;
ガス焼きながら表面は非常にぱりっと芳ばしく焼かれていて身は極厚ぶりぶりの絶品です。
天然ものといえど希少性だけで養殖物にも劣るそこら辺の鰻とは天と地ほどの差でした…。
ここでひろしです・・・。 さんから面白い芋焼酎があると勧められたのが【天使の誘惑】でした。
【天使の誘惑】
吉兆宝山等で有名な西酒造がリリースする長期樽熟成古酒です。
芋焼酎とはとても思えない樽熟成由来のバニラの様な豊潤でまろやかな味わいのお酒です。
百年の孤独と近いものを感じました…。まさに絶品です。
【自家農場飼育比内鶏の鍋】
比内鶏の肉の歯応えと旨みセリのさっぱり感が絶妙にマッチした鍋でした。
【錦牛の焼きびたし】
意外にさっぱりしていてしっとりした食感です。
【男鹿産毛ガニの蟹クリームコロッケ】
毛ガニの味が濃厚でたっぷり身が詰まった逸品。
この後、〆の鶏雑炊と鯵ときゅうりの和えもの、定番のデザート氷豆腐(写真を撮り忘れました)を頂きました。
いや~、終始驚きの連続でした^^;
ご主人とひろしです・・・。 さんの漫才の様なやり取りと言い驚きの食材・絶品料理と言い…とにかく飽きません。
たかむら劇場堪能させて頂きました^^
ちょうど『すし匠』のご夫妻もいらっしゃっていた様で私服だとまた印象が違うんですね。
今回はつまみ主体の料理と鍋物でしたのでたかむらさんの真価はまだ未知数と思い、あえて総合評価は暫定で☆☆☆☆4とさせて頂きました。
最後にご主人から聞いたのですが近々お店を移転されるそうです。今の場所で最後に食事が出来てラッキーでした。
移転後また機会があれば是非伺いたいと思います^^
次回も新たな驚きを見せて貰える事を楽しみにしています。どうもご馳走さまでした^^
3位
1回
2011/08訪問 2011/08/19
この日の食べ歩きの〆に丸山『円山寿司 若竹』さんのあと寄ってみました。
ビルの表看板のテナント案内にはお店の名前が無く、ひょっとして間違えたかな?と思いながらビル奥のエレベーターのフロアー案内にようやくお店の名前を発見^^;
店内に入ると暗過ぎず明る過ぎず適度に落ち着いた雰囲気の良いこじんまりとしたお店です。
マスターの富田さんはまだお若い方ですが話し上手でウィスキーやアルコール全般について造詣が深くなかなか楽しい方でした^^
時系列が前後しますが実はここのお店で余市のウィスキーを頂いた翌日ニッカの余市蒸留所の見学に行っています。
家内がマスターの事を「V6のいのっち似ですね」と言うとマスター照れながら「いや~そんな事言われるのは初めてですね^^;よく言われるのがオードリーの若林似とか日本ハムの斎藤佑樹投手似なんですが…」。
私的には両者にあまり共通点は無い様に思いましたが…どことなく人当たりがやわらかい爽やかそうな感じからそう言われるのかもしれません…。
話が少々脱線しましたが家内は黒板に書いてあった本日のフルーツカクテルが気になったらしく【さくらんぼのカクテル】を注文。
私はいつもの如くウィスキーを物色しながらマスターのお勧めを聞くと【余市12年 ピーティー&ソルティー】がお勧めだというのでそちらを注文。
【さくらんぼのカクテル】
余市のお隣り仁木町産のさくらんぼを使用したカクテルだそうです。
甘酸っぱくさっぱりとした味わいです。
【余市12年 ピーティー&ソルティー】
スコッチのアイラ島産ウィスキーの様に非常にピートの燻製香と潮っけ濃厚なウィスキーです。
国産ウィスキーでこういうのがあった事に非常に驚きました。
以下、調子に乗って注文したお酒の数々です…^^;
【余市12年 ウッディー&バニリック】
こちらの方がノーマル余市の味に近い樽香が利いた味がします。
【スプモーニ】
飲んでないので分かりません^^;
【マンハッタン】
甘過ぎず辛過ぎず適度な苦みが利いていてなかなかに美味しい大人の味です。
隠し味に柑橘が振り掛けられていて後味がさっぱりしています。
【桃とアールグレイのカクテル】
桃の果汁のとろみとアールグレイリキュールの利いたカクテルです。
アールグレイがアクセントになって香り高くさっぱりとしています。
【オクト・モアー サード】
マスターいわく、「ラフロイグ」や「アードべック」を押しのけて世界一ピートの利いたウィスキーだそうです。
瓶を良く見るとピートの濃度がPPMで表示されています(ちなみにPPM152です。ほとんど汚染物質かいな…^^;)。
度数59%の原酒のはずが飲み口はとてもまろやかでピートの香りが心地良いお酒でした。
話上手で爽やかなイケメンマスターが出迎えてくれる隠れ家的お店です。
酒も美味しいし、こじんまりとして落ち着いた空間はとても心地良くついつい長居してしまいます。
札幌を訪問する機会があったら是非また寄りたいですね。富田マスターどうもご馳走様でした。
4位
1回
2011/05訪問 2015/12/21
《2011年5月再訪》
「今年の結婚記念日の食事はどこにする?」…いつもイタリアンかフレンチになってしまっているので今年こそは趣向を変えようと家内と相談。
一応ダイエット中という事もあり、それなら和食にでもしようかと『田』さんへ伺う事になりました。
お店で震災の影響について尋ねるとビルの4F階という事もあり結構な揺れだったそうですが幸いにして揺れの方向が食器棚と同一方向だったためほとんど食器が落ちる事も無く被害は軽微だったとの事です。
今回は写真を14枚アップ。事前に結婚記念という事を伝えておりましたがなんと花のプレゼントを頂きました。
こういう気遣い…やはりさすがです。
まずは飲み物として家内は日本酒の【まんさくの花】の純米を私は芋焼酎の【佐藤(黒)】をロックで注文。
料理は事前にコースを頼んでおり以下の内容でした。
【先付け】
まずはうるいの煮物とじゅん菜の酢の物が運ばれて来ました。
じゅん菜はぬるぬるプチプチした食感が楽しく、酢は控えめでだしの風味も感じられる繊細な味付けです。
【本鮪とソイの刺身桜塩まぶし】
シソの葉をめくるとソイに桜の花びらの塩漬けがまぶしてあって春の香りが楽しめる気の利いた一品。
【姫竹の焼きもの】
今年は山菜全般が遅れていて今年初めてお目にかかった春を感じる一品。
付け合わせの味噌はニンニクと生姜が利いているのかピリ辛で酒のつまみに良い感じです。
【すっぽん鍋】
まさかこの時期にお目にかかるとは思ってもいませんでした…^^;
すっぽん食べさせて何を期待しているんだろう(苦笑)
ほのかに生姜が利いてさっぱりしておりすっぽんのだしが良くでていて美味しく頂きました。
すっぽんの身はコラーゲンたっぷりでクセはほとんどなく鶏肉に近い感じでしょうか。
【ホッキとヤリイカ刺しとしどけの添えもの】
【あぶらこしの天ぷら】
【白アスパラガスとあさり・太刀魚の焼き物、野菜のナージュソースかけ】
一瞬ここは洋食屋さんだったかなと思う様な料理です…^^;
太刀魚の皮がパリッと焼かれて身は脂が乗っていてとても美味しい逸品です。
透明でとろっとしたソースは野菜の甘みとだしが上品に利いた野菜のナージュソースとか…。
何だか思わずワインが欲しくなる一皿でした(実際ワイン置いてますけど…)^^;
【すっぽんスープを利用したおじや】
先ほどしっかり取られたすっぽんだしが良く利いています。やはり鍋のあとはこれに限りますね^^
お腹一杯堪能させてもらいました。
【デザート】
レモンの酸味の利いたさっぱりしたヨーグルトムースです。
食事の〆の口直しに良い感じです。
今回も記念の花やすっぽん鍋のサプライズと共に細やかな心遣いの御もてなしで迎えて頂き心地良い時間を過ごす事が出来ました。
最後にご店主と女将さんに見送られお店をあとにしました。
今回は洋食系の料理といった面白い一面も垣間見え楽しませてもらいましたが次はどんなサプライズを見せてくれるのか楽しみです。どうもご馳走様でした。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
数年振り二度目の訪問です。
前回訪問時はカウンターで単品をいくつか頂いただけで真の実力をうかがい知る事が出来ず、単なる雰囲気の良い高級店という程度の印象でした。
どうやらこちらのお店の真髄はコース料理にある様です…。
今回は事前に1万円コースを予約して家内と二人でお店に伺いました。
同店は大通の野村証券に隣接するビルの5階にひっそりと居を構えています。
大都市ならいざ知らず地方都市の盛岡では飲食店ビル以外で3階より上にお店を構えている飲食店は稀でそれだけお店の自信の程が伺えます。
エレベーターで5Fに上がるとそこはもう店内で白を基調とした塗り壁の明るく品のある空間に静かにクラシックが流れる落ち着いた雰囲気のお店です。
今回は和食という事もあってまずは日本酒を頂く事にしました。
日本酒を頼むとその都度お猪口を選択出来るので毎回違った器を楽しむ事が出来ます。
【付き出し】
高野豆腐とごぼうの煮物鳥そぼろ和え
適度に甘しょっぱく煮込まれた高野豆腐とごぼうは素材の食感を損ねる事無く上品に仕上げられ盛り付けもなかなか洗練されています。
水菜と茗荷のおひたし
ほんのりだしの利いたおひたしで水菜のしゃきしゃきした食感が楽しめました。
【ふぐのたたき】
たたきにした事でより一層ふぐの身が引き締まり非常にもっちりした独特の食感です。
ふぐの身の濃密な旨みと甘さが感じられる絶品でした。
【酒肴盛り合せ】
目抜けの焼物からすみ添え・むかご・さんまの稚魚の干物・百合根・蒸し海老・半熟卵
酒の肴に良く合う珍味でお酒とともに美味しく頂きました。
【聖護院蕪と牡蠣の煮物】
さっぱりとした上品なだしで煮られた聖護院蕪は口に入れるとほとんど噛まなくとも良い程軟らかでほんのりとした甘みがあります。
付き合せの牡蠣は肉厚で身の詰まったぷりぷりした食感で実に濃厚な牡蠣の旨みがする絶品です。
産地は聞きませんでしたがこんなに身が締まってぷりぷりした牡蠣は初めてお目にかかりました。
【ミンク鯨の尾の身刺】
適度にさしが入っていてしっとりした食感でとても軟らかく甘みのある鯨肉です。
くどさは無くさっぱりしていて美味しく頂きました。
【鱈きくの天ぷら】
鱈きくの鮮度や質が良いのかクセが無くクリーミーでとても軟らかい逸品です。
素材の良さをシンプルに出しており塩で美味しく頂きました。
【大間の本鮪のソテー温野菜添え】
ソースは醤油をベースに甘しょっぱく味付けしされた和風ソースでソテーされた大間の本マグロは非常にジューシーで柔らかくあたかもブランド牛の肉料理を頂いているかの如くです。
盛り付けも美しく洋食のテイストを取り入れた秀逸な逸品です。
【鰻の炊込みご飯】
さてメインの食事は何が出て来るだろうと待ち兼ねていると何と鰻の炊込みご飯です。
まずは一杯そのまま頂いてみるとご飯全体に鰻の味が染み渡っておりアクセントに山椒が利いたなかなか手の込んだ料理です。
二杯目はおだしをかけてひつまぶし風に頂いてみました。
これもなかなか美味しい。薬味のわさびを少しだけ混ぜると鰻雑炊がぴりっと引き締まります。
もうかなりお腹は満腹状態であったにも拘わらずあっという間に完食しました。
【チーズケーキ】
レアチーズをムース状にしたケーキは甘酸っぱく口に入れるとあっという間に溶けてしまいます。
上品な甘さと酸味と食感はとても秀逸です。まさか和食店でこの様なスイーツに出会えるとは驚きでした。
最後まで食べる者に飽きさせる事の無い驚きを与え続ける素晴らしい料理の数々でした。
会計の際にはご店主と女将にご挨拶頂き、更にエレベーターを降りて店外まで女将のお見送りを受けました。
こういう気遣いは嬉しいですね…気持ち良くお店を後にしました。
記念日やここぞという時に使える間違えの無い風情あるお勧めのお店です。
5位
1回
2015/04訪問 2015/04/23
《2015年4月再訪》
かなり久しぶりの訪問です。今回は写真を16枚アップ。
すっかりご無沙汰していたので顔を忘れられていると思ったのですが何とか覚えていてもらえた様です(苦笑)
しばらく伺わないうちに幾分変わった点もある様で特に改善されたと思うのは大吟醸クラスの日本酒が一合単位で注文出来る様になったことでしょうか。
今回はつまみをお任せでお願いしました。提供された料理は以下の通りです。
【南部美人 大吟醸】
県北二戸のお酒で米の旨みがしっかりする端麗辛口の日本酒です。
【わさび漬け】
【ホタルイカと本鮪のヌタ】
ホタルイカと本鮪の和え物でウルイも添えられていて季節感があって良い感じです。
【殻付きウニ】
新鮮で上品な口当たりうにはとってもまろやかで美味しい。
【しらすの稚魚の踊り食い】
まだ卵を抱えた稚魚が泳ぎ回るのを食べるのは少し気が引けますが思い切ってがぶりと食べてみました。
ほのかにいくらの様な魚卵の味わいがしてこりこりした食感が美味しい。
【かすご鯛の昆布〆】
昆布の風味が感じられるしっとりした食感の白身魚です。
ほのかに柚子の風味が感じられさっぱり頂きました。
【わしの尾 純米吟醸】
岩手山麓は旧西根町のお酒で米の旨みがしっかりした濃い目の味わいでアルコール度数高めです。
【毛ガニ】
贅沢に毛ガニ3・4匹分の身を甲羅に詰めた逸品。
濃厚な蟹味噌の味が絶妙でお酒が進みます^^
【さわらの西京焼き】
【子持ち昆布】
天然ものの子持ち昆布です。天然ものは良く見ると卵が均等に付いていないそうです。
【花見牡蠣の味噌焼き】
宮古産の大振りの花見牡蠣を味噌焼きにしたものです。
肉厚でぶりっとした食感がたまらない逸品です。
【出汁巻玉子】
【タコの桜煮】
柔らかく煮込まれほど良く味のしみ込んだ桜煮は相変らず美味しい。
【浜千鳥 純米大吟醸】
沿岸釜石のお酒。写真を失念しました^^;
柔らかな熟成感のある米の旨みがするお酒です。
まろやかな口当たりはひねかが感じられ古酒の様な印象。
【貝刺身盛り合わせ】
【まぐろの漬け】
【煮はまぐり】
【煮穴子】
久しぶりにお邪魔しましたが相変わらず親方のトークは軽快で楽しい時間を過ごす事が出来ました。
ここのお店はいつ来てもネタのばらつきが無く安定感があります。
日本酒が一合単位でどれでも注文出来る様になったのは嬉しいですね。どうもご馳走様でした。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
《2012年4月再訪》
半年ぶりくらいの訪問でしょうか。今回は写真を15枚アップ。
もうすっかり忘れられているんじゃないかと心配しましたがしっかり覚えて貰えてました^^;
今回はつまみをお任せで注文。
今回提供された料理は以下の通りです。
【先付け】
イカのタラコ和えと白魚の踊り食いです。白魚が口の中で暴れるので何だか食べるのが気が引けます^^;
まだお腹に卵の養分が残っていていくら味がしました。
【大間産がぜウニ】
大ぶりでなんとも豪快です。今朝口開けしたばかりのものだそうです。
【山菜盛り合わせ】
ほろ苦い春の味満載で季節感があって良いですね^^
【そら豆】
【吉次の焼き物】
【ホタルイカの酢味噌和え】
【アンキモの煮もの】
【帆立の磯部焼き】
【北海道産ホッキ刺し】
巨大で非常に肉厚なホッキは甘みと歯応えがあってとても美味しい刺身でした。
【帆立の精巣?】
【なまこ酢】
【蒸し車海老】
【蒸し鮑】
くにゅっとして柔らかく美味しい。この食感がたまりませんね。
ここのハイボールはなかなかイケました。以前山崎のボトルを見かけたので山崎を使っているのかもしれません。
今回は三陸ネタが入らなかった様ですが入荷があればどんどん使いたいと親方がおっしゃってました。
隣の席のよっぱらいが妙に絡んで来たのが少々うっとおしかったですが料理は相変わらず美味しかったです。
どうもご馳走様でした。出来ればカウンターだけでも禁煙にして欲しいな~。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
《2011年9月再訪》
先月の北海道旅行から戻り、地元のお寿司屋さんとの違いを再確認するべく訪問してみました。
何だか久しぶりに大将の顔を見た様な気がします…。今回は写真を27枚アップ。
カウンター席に陣取り、まずはお酒のチョイスから始めました。
すると大将今ある日本酒を全部カウンターに並べてくれます^^;
うーん、どれにしようかな…よりどりみどりですね。
結局、しばらく飲んでいない鷲の尾の最高峰 純米吟醸(…と言っても実際は精米歩合35%なのでれっきとした大吟醸) 雋(せん)を選択しました。
『鷲の尾 純米吟醸 雋(せん)』は皇室献上酒としても名高く16.5度とアルコール度数はやや高めですがフルーティーでコクがあってなかなかに美味しいお酒です。
ネタケースを覗くとやはり北海道とはまたネタの種類が違います。
いつものごとく私はつまみ、家内は握りをお任せでお願いしました。
どのネタもいつも間違い無くて安心できるのですが今回気に入ったのは以下の品です。
【種市産がぜウニ】
岩手県沿岸北部産の殻付きウニです。
震災の影響を受けましたが徐々に漁業も復興しつつあるようです。
鮮度が良いのかホヤの様な爽やかさがありました。
馬糞ウニのクリーミーさも良いけどたまには紫ウニ特有のさっぱりした感じも良いですね。
【大間の本鮪カマトロに近い部分の炙り】
殆んど気分は焼き肉状態です。トロの肉汁を楽しみながらワサビを乗っけてさっぱりと頂きました。
極上ロースをワサビと醤油で和風仕立てで頂いている感覚ですね。
生のしっとりした感覚も良いけど炙りの脂がしみ出して来る美味しさもたまりません^^
北海道の寿司はネタの鮮度が抜群で1つ1つが大きく豪快です…ただシャリが何だかぼそぼそしていて私には合わなかった様な。
やはり慣れ親しんだ東北のシャリを食べるとほっとします。日本酒のラインナップも少々物足りない感じを受けました。
いくらについては北海道のはだしが利いて粒に張りがある感じのもので東北の酒や塩で味付けしたものよりも私的には好みに合っていた様な気がします。
お寿司もところ変わればでその土地その土地の地域の特色が出ていて面白いですね。
今回もどうもご馳走様でした^^これからも被災地の産品どんどん食べて応援して行きたいと思います。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
《2011年4月再訪》
震災の影響が出ていないか心配だったので家内と二人久しぶりに覗いてみました。
2~3週間前の盛岡の夜の繁華街は人もまばらでこのままだと商売が立ち行かないのではないかと心配したものですがこの日は週末という事もあり若者を中心に結構な人が繰り出していた様でまずは一安心です^^;
暖簾をくぐるとカウンターにはまだ先客が一人のみで無事座る事が出来ました。
今回は写真を17枚アップ。最初から『浜千鳥 純米大吟醸 美山錦』の四合瓶で頂く事に…うん、柔らかな飲み口で相変わらず美味しい^^
ネタケースを覗くといつもと同様にネタは充実しています。
気が付くと店内はいつの間にかお客でいっぱいになっていて震災の影響はどうやら杞憂に終わり一安心です。
私はつまみ、家内は握りお任せでお願いしました。
どのネタもいつも間違い無く安心できますが今回特に気に入ったのは下記の品です。
【帆立の磯部焼き】
北海道産の大ぶりの帆立は甘く食べ応えがあって美味しい。
焼きと海苔の芳ばしさが絶妙な逸品です。
【子持ち昆布】
かなり極厚で食べ応え十分な一品。
卵のプチプチした食感がまたたまりません。
家内が食べていた【金目】や【あいなめ?の炙り】はかなり美味しそうだったので次回は握りにしよようかな…^^;
今回もどうもご馳走様でした^^震災に負けずこれからも美味しい物を提供し続けてください。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
《2010年12月再訪》
久しぶりの訪問です。今回は知人との食事で利用しました。
季節も冬となり魚も脂が乗って美味しい季節です^^知人の『かね田』初デビューという事もあり折角なのでカウンターを予約してみました。
寿司屋のカウンターではなかなか写真を撮りにくい雰囲気があるのですが今回は人数もいるので余勢を借りてご主人に撮影許可を頂きました^^;
と言ってもここのご主人とっても気さくな方で快くお許しを頂き、なんだかとても拍子抜けです…^^;
ともあれ今回は写真を30枚アップ。人数がいるので最初から日本酒を4合瓶で頂く事に…。
何があるのか瓶ごと実物を見せてくれます^^;
県内の地酒を中心としたラインナップの様ですがその中でも気になった限定酒の『浜千鳥 純米大吟醸 美山錦』をオーダー。
本来浜千鳥は浜の酒らしく淡麗辛口系のお酒ですがこの限定品はふっくら柔らかな飲み口でバランスの取れた美味しい酒です^^
まずはつきだしから始まり…今回提供された料理は以下の通りです。
【つきだし二品】
【平目】
【そいの昆布〆】
【金目の炙り】
【三陸沖産本マグロのとろ】
【こはだ】
【あじ】
【〆さば】
【北海道産馬糞雲丹】
【本鮪の腹の皮際の焼き物】
【蛸の桜煮と蛸の白子】
【ゆりあげ産赤貝】
【カワハギの肝和え】
【牡丹海老】
【鮑の肝添え】
【車海老の蒸し海老】
【本鮪の漬け】
【自家製出汁巻き卵】
【ホッキ貝とホタテ貝の刺身】
【牡蠣酢】
【煮穴子】
【鱈きくのお吸い物】
一通り頂いてふと気が付くと食いも食ったり20品以上…^^;
どのネタも鮮度が良く間違い無いものですが今回特に気に入ったのは下記の品です。
【金目の炙り】
脂ののった金目鯛を軽く炙って香ばしさと甘みが感じられる品。美味しい^^
【〆さば】
脂ののったサバを適度に〆た逸品。脂のてかり具合…色つやともにそそられます。
【蛸の桜煮と蛸の白子】
蛸の白子初体験です。クリーミーで癖が無い様です。ポン酢でさっぱり美味しく頂きました。
桜煮も甘しょっぱく柔らかに煮つけられていて味付けも程良い感じです^^
【ゆりあげ産赤貝】
普通の赤貝に比べて味が濃厚です。昆布味というか海藻の味が濃い様な感じです。
【車海老の蒸し海老】
ボリュームがあってぷりぷり、とても食べ応えがあります。海老好きにはたまらない逸品^^
【牡蠣酢】
北海道厚岸産の牡蠣の様にとてもクリーミーで濃厚な味わい。しかも肉厚で美味しい。そう言えば産地聞くの忘れてました^^;
ここのお店ここの所来る度に徐々に進化して来ている様な気がします。お酒も瓶で頼むと良い物置いてるみたいですね。
今回、総合評価を☆☆☆★3.5→☆☆☆☆4に飲み物を☆☆★2.5→☆☆☆★3.5に見直します。
盛岡では鮮度・安定感共に一番信頼の置けるお寿司屋さんかと思います。
今後もより一層創意工夫し進化される事を期待します。今回もご馳走様でした。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
5/21久しぶりに訪問しました。
金曜日に急な思い付きでカウンターは無理かもと思いましたがお店に電話するとOKとの事。
早速予約を入れて家内と二人でお店に伺いました。
家内は握り・私はつまみをおまかせで頼みました。
山菜を使ったお通しの後、三陸産本マグロの赤身・目抜け・平目とそのえんがわの刺身盛りが出て来ました。
相変わらずいずれのネタも非常に鮮度が良く美味しく頂きました。特に平目のえんがわは私の好物なので嬉しい心遣いです。
カウンター席の特権はやはり目の前のねたケースを見て好きなものを注文出来る事に尽きます。
ねたケースに巨大なホタテ(16~18センチ位?)が目に付いたのでホタテを含む貝類と煮蛸を注文。
ホタテは予想に違わず肉厚で適度な歯応えと甘みがありとても美味しいものでした。赤貝とホッキの鮮度も抜群です。やはり岩手のお寿司屋さんでは地元三陸で獲れる貝類を頼むべきかと思います。
カウンターに座っていた他のお客さんが頼んでいた〆サバが気になったのでこれも追加で注文。
〆サバであるにもかかわらず、まるで生さばの様な鮮やかで淡いピンク色をしており口の中でとろける食感は絶品でした。
久しぶりの訪問でしたがネタの鮮度・手間を惜しまない仕込みの技は健在で、季節によるブレも少ないいつでも安心して使える盛岡の代表的なお寿司屋さんかと思います。
6位
1回
2014/04訪問 2014/04/17
まるで高級ホテルの喫茶ラウンジの様な贅沢な空間で至福のひと時を
《2014年4月再訪》
北上まで来たので久しぶりに寄ってみました。
今回は写真を4枚アップ。テイクアウトでケーキを種類ほど購入してみました。
今回購入したのは【ナポレオンパイ】【ゆず】【究極のショート】の3種類です。
【ナポレオンパイ】(400円)
スライスされた苺とカスタードクリームをパイ生地で幾層にも重ねた苺の乗ったパイです。
ボリュームもあってなかなかに美味しいのですが如何せん崩さずに食べるのがとても難しく
最後は手づかみでがぶりとかぶりつく羽目になってしまうのが難点ですね。
【ゆず】(390円)
ゆずピールの入ったゆずムースの中にチョコレートムースとチョコレートスポンジが重なったケーキです。
甘酸っぱいゆずの上品な味わいが口の中に広がる爽やかな逸品です。
【究極のショート】(430円)
スライスした苺と生クリームと苺の果汁で浸したスポンジと交互に重なった苺づくしのケーキです。
苺果汁のしみこんだスポンジはしっとりした食感でケーキ全体が苺づくしというまさに究極と呼ぶに相応しいショートケーキです。
いつの間にか知らない内に喫茶コーナー用の10杯使えるお得なドリンク券(1000円)が発売された様です。
ここのお店の本当の醍醐味はやはり何と言っても高級ホテルのラウンジの様な優雅な空間でくつろぐことにありますので。
盛岡の緑ヶ丘店でも利用できるそうですし、そのうち試してみたいと思います。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
《2013年3月再訪》
せっかく北上まで来たので久しぶりに寄ってみました。
今回は写真を4枚アップ。テイクアウトでケーキをいくつか購入してみました。
一応系統がかぶらない様にしてみたつもりです。
今回購入したのは【オレーナ】【カリブ】【レザン・モンターニュ】の3種類。
さっそく自宅にお持ち帰りです。
【オレーナ】(380円)
チョコムースやチョコスポンジ・オレンジソースの積層構造のケーキです。
オレンジソースがサンドされていてチョコに甘酸っぱい柑橘のアクセントの組み合わせは絶妙です。
チョコの甘さも控えめで滑らかなムースの食感がたまらないなかなかの逸品。
【カリブ】(400円)
甘酸っぱいバナナ味のメレンゲ層とチョコレートムースブランデーのスポンジからなるケーキ。
チョコとバナナともに甘いものの組み合わせで全体に甘めの印象。
甘党には良いかもしれませんが個人的にはちょっと苦手な系統かもしれません。
【レザン・モンターニュ】(450円)
マスカルポーネチーズのクリームとブルーベリームースのケーキです。
中にはブルーベリージャムも入っていてこれでもかという感じです。
これもちょっと甘めでバランスに欠けた印象のケーキでした。
最近、若手のパティシエの作品も交じっているのかケーキの種類によって幾分味のレベルにばらつきがある様な気がします。
従来からある定番スイーツは美味しいんですけどね。今後の全体のレベルアップに期待します。
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《2011年5月再訪》
久しぶりに北上まで足を伸ばしたついでに寄ってみました。今回は写真を8枚追加。
本当は喫茶ラウンジでゆっくりしたかったのですが時間の都合で今回はお持ち帰りです。
今回購入した品は以下の通りです。
【オレンジのショートケーキ】
名前の通りオレンジのショートケーキです。
自家製オレンジシロップ漬けのオレンジはほのかにほろ苦くかすかに洋酒の利いた上品な味わいです。
以前にも購入しておりますが今回は上にピスタチオ?と思しきナッツがトッピングされていました。
【モンブラン】
私の中ではモンブラン=激甘というイメージでしたが栗本来の甘みを活かした上品な味わいの品。
フランス産と国産2種類の栗を使用し、まるで和菓子の栗しぼりの様なほくほくした不思議な食感のペーストです。
私のモンブランに対するイメージを根底から覆した目からウロコの絶品です。
【プランス】
2種類のチョコを使用した複層構造のチョコレートケーキ。
モンブラン同様甘さ控えめで洋酒が利いているのかやや引き締まった上品な味わいです。
異なるチョコレートの食感が楽しめる美味しい逸品。以前に比べやや縦長になった様な気がします^^;
【タルトフロマージュ】
ベークドチーズケーキです。チーズ味がかなり濃厚で『トロイカ』のチーズケーキ以上に濃厚かもしれません。
濃厚なチーズケーキ好きの方にはお勧めでしょう。
【ゴーフル】
いわゆるワッフルです。バターが適度に利いたほんのり甘い上品な味わいです。
ふっくらしっとりした食感はホットケーキに近い感覚でしょうか。
直接手で持つとべとつくところを見るとはちみつを使っているのかもしれません。
しっとりした柔らかな食感が美味しいお勧めの逸品です。
今回はテークアウトとなりましたがやはりこちらのお店の品はどれも秀逸の様です。
次回訪問の際にはゆっくり紅茶でも飲みながら豪華な店内で優雅な時間を過ごしたいですね。
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2010年8月再訪
いつもと同様店内で飲食です。1Fでケーキを選び2Fに案内されました。
今回は黒を基調とした高級クラブの様なエリアの席にしてみました^^;
しばらくぶりの訪問でしたが何だか今までより店内が混雑しています。
ここのお店もだんだん口コミで有名になって来たのでしょう。
冷たい飲み物でも頂きたいと飲み物のメニューに目を通しているとマリアージュフレールのアイスティーが目に留まりました。
早速、マリアージュフレールの【サマースノー】と【フレンチブルー】を注文。
店内撮影禁止の為、せっせとメモを取っていると応対してくれたちょっとこわもての男性どこかで見た記憶が…。
オーナーパティシエの織笠さんじゃありませんか…^^;
おそらくイートインコーナーも混みあってきていたので自ら接客もなさっていたのでしょうがこちらは緊張です^^;
オーナーパティシエ自らが運んで来てくれたケーキと紅茶を早速頂きました。
【サマースノー】【スワロー】(主に家内が担当)
サマースノーはマリアージュフレールのアイスティーでベリー系の味わいとほのかなレモンの香がして夏らしい非常に爽やかな紅茶でした。
さすがはマリアージュフレールアイスティーも美味しい。
スワローは赤肉と青肉のメロンがロールケーキの上に乗ったものでスポンジはしっとり柔らかく生クリームもさっぱり爽やかで美味しい一品。
【フレンチブルー】【ガトーフレーズ】(主に私が担当)
フレンチブルーはこれまたマリアージュフレールのアイスティーでこちらはアールグレイがベースになっていてとてもさっぱりしています。
夏らしい紅茶でさっぱりした上品な味わいはケーキとの相性抜群です。
ガトーフレーズですが要するに苺のショートケーキです。
ただしここのお店の苺のショートケーキはそんじゃそこらのケーキ屋さんのそれとは別物です。
スポンジはしっとり柔らかく、生クリームは甘さ控えめでとても爽やかかつ上品な味わいです。
相変わらずここのお店のケーキは美味しい!!オーナーパティシエのこわもて顔とは裏腹に仕事は繊細です。
今回も飲み物、ケーキとも非常に満足し写真撮影用を兼ねた家内の実家へのお土産を買って帰途につきました。
今回は写真を2枚アップしておきます。
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同店は国道4号線を南下し、アメリカンワールドで左折した通り沿いの九年橋のたもと付近にお店を構えています。
入口を入るとパン・ジェラート・ケーキ等のショーケースが並んでおり、その芸術作品の様な美しさと種類の多さに思わず圧倒されます。
テイクアウトももちろん可能ですが、何と言ってもここのお店のお勧めは2Fのイートインコーナーでしょう。
店内で飲食する旨告げれば1Fでスイーツをチョイスして2Fのイートインコーナーに案内されます。
2Fのイートインコーナーは白を基調とした高級ホテルの喫茶ラウンジの様な趣でグランドピアノも置かれ多目的に利用できそうです。
窓の外には緑豊かな公園?らしき庭が見え、ウッドデッキのオープンテラス席や奥にある黒を基調とした高級クラブの様なエリア(こちらは子供連れの入場は禁止)の席を選択する事も可能です。
紅茶やコーヒーはてはシャンパンまでオーダーする事ができ、クラシック音楽の流れる豪華で優雅な空間で至福のひと時を過ごせる事でしょう。
残念ながら店内撮影禁止の為、写真でお見せする事は出来ませんが少しは雰囲気をお伝え出来ればと思います。
今回はトゥロピックとリビエラを店内で食して来ました。
テイクウトで上記の二つとマリア、シャンプノワーズ、オレンジのショートケーキを購入。
それぞれの感想は以下の通り。
『トゥロピック』(パイナップルとココナッツのムースケーキ)
パイナップルの甘酸っぱさとココナッツムースの上品な甘さが高次元でバランスしており、スポンジもしっとり柔かでパティシエの技量を感じさせる一品。
『リビエラ』(ライムと木苺のムースケーキ)
柑橘系の酸味の爽やかさとラズベリー系の甘酸っぱいムースの上にフレッシュなフルーツを贅沢に乗せた一品でフルーツ好きにはたまらない美味しさ。特に柑橘系のムースの上品な味わいには感動。
『マリア』(ピスタチオ生地で苺のムースと苺のジュレが入ったホワイトチョコのムースケーキ)
ナッツを強調し過ぎずにさりげなくピアタチオを感じさせる繊細な味わい。ムースの食感はふんわりまろやかで甘過ぎず上品にまとまった一品。
『シャンプノワーズ』(白ワインとレモン風味のケーキ)
表面のチョコは甘過ぎずブランデー等の洋酒で引き締められた味わいで、白ワインとレモン風味のクリームはとても爽やかでスポンジとの相性も良くさっくり食べ終わってしまう絶品。
『オレンジのショートケーキ』
一見シンプルに見えるが中身は非凡。オレンジの果肉に苦味や皮っぽさは一切無く、それでいて果実のみずみずしいプチプチした食感が感じられそれがクリーム・スポンジと二層に重ねられ調和を醸し出す極上の一品。
久しぶりの来店でしたが相変わらずスイーツ県内最高峰と思われる味・店内のゴージャスさは健在でした。
少々ケーキが小ぶりではありますが価格も380~450円位とお手頃で味とイートインの豪華さを考慮すればコストパフォーマンスは非常に良いと思います。
近くに立寄る際には是非寄りたいお店の一つです。
7位
1回
2015/10訪問 2015/10/20
《2015年10月再訪》
弘前を訪問したついでに折角の機会なので大鰐まで足を延ばしてみました。
前回から実に4年ぶりの訪問です。お店の周辺もすっかり様変わりしていて以前駐車場だった向かいの空き地に家が建っていました^^;
写真撮影が禁止になったと聞いていたので幾分緊張しながら店内に入ります。
店内は相変らずアンティーク調の各種調度品や東欧を思わせるウッディ―な造りで時間がゆったり流れる空間です。
訪問が夕方だったせいか他にお客の姿は見当りません。
パティシエのお母さんでしょうか?ステンドグラスの調度品等についてあれこれ説明してくれました^^
話ついでに写真撮影禁止になったいきさつを訊いてみるとどうやらマナーの悪いお客の迷惑な行動が目についたためとの事。
今回は他にお客も居なかったので特別に撮影の許可を頂けました^^;
という訳で今回は写真を6枚アップ。
久しぶりなので何にしようか迷いましたが季節限定メニューの【移りゆく季の香り いちじく3種】【ガトークラシックショコラとピスタチオのブリュレ】を注文。
飲み物はマンデリンのホットコーヒーとダージリンの紅茶をお願いしました。
【移りゆく季の香り いちじく3種】
秋の果物のいちじくを使ったスイーツ3種(タルティーヌ、コンポート、シャーベット)の盛り合わせです。
シャーベットはいちじくのまろやかな甘酸っぱさのある優しい味わいです。
いちじくのスライスが一面に散りばめられたタルトは果肉の食感たっぷりで美味しい。
コンポートは隠し味に洋酒(ブランデー?)かシナモン?らしきスパイスが効いた大人の味わい。
秋らしい季節感のある一皿で美味しく頂きました。
【ダージリン】
ほのかな甘みが感じられる上品な味わいの紅茶です。
味が濃くないさっぱり系のスイーツに良く合います。
【ガトークラシックショコラとピスタチオのブリュレ】
カカオのしっかり効いたチョコレートケーキはしっとりした食感でビターな味わいです。
一緒に添えられたバニラのアイスクリームとのコントラストが絶妙で大人のくつろぎのひと時が楽しめます。
ピスタチオのブリュレはナッツのなめらかな食感と芳ばしさが楽しめる濃厚な一品です。
【マンデリン】
ほど良い苦みと芳ばしい香りが感じられる上品な味わいのコーヒーです。
チョコレート等の濃い味のスイーツとの組み合わせはぴったりですね。
相変らずスイーツは美味しいしアンティークな調度品に囲まれて思わず時間の経過を忘れてしまいそうになりました。
オーナーさんもまずはお客にゆったりくつろいでもらいたいというのが一番の様です。
久しぶりにお邪魔しましたが優雅なひと時をゆったりと過ごせとても癒されました^^
弘前を訪れる機会があったらまた寄らせてもらいます。どうもご馳走様でした。
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《2011年7月再訪》
1年ぶりの再訪です。今回は写真を9枚アップ。
大鰐温泉駅の程近くにたたずむヨーロッパ風のウッディーな建物はひときわ異彩を放っており一目でそれと分かります。
どうやらこの日の一番乗りらしく先客の姿は見当たりません。
店内には静かにクラシックが流れ相変わらずここだけ時間がゆったり流れている感覚にとらわれます。
訪問した季節が同じせいかメニューにさほど変化は無い様です。
とりあえずスイーツは昨年と同じものと新メニューをオーダー。
飲み物は深煎りコーヒー【サントニブラ】と紅茶の【ダージリンTGFOP】を頼んでみました。
以下それぞれの感想です。
【 シュバルツバルダーキルッシュトルテ(土日限定)】(820円)
チェリーの酸味とチョコスポンジの上品な甘さのハーモニーが絶妙で相変わらず美味しい逸品です。
ピスタチオのアイスは健在でした…色鮮やかなコントラストが美しく見た目も楽しめます^^
【Roseweek Special "バラ色のポエム"(バラ開花期限定)】(930円)
今回初対面のメニューです。シャーベット・クリームシュー・ジュレいずれにもほのかにバラの香りが漂っています。
こちらも見た目が美しく食べるのが少々もったいない気がします…^^;
シューのクリームはフランボワーズとバラの風味でさっぱり甘酸っぱい味わいでした。
ジュレに入っている果物はてっきりアプリコットかと思いましたがどうやらびわとの事です。
見た目も美しくバラの香りがかぐわしい気品溢れるスイーツでした。
【サントニブラ】
深煎りでインパクトはありますが豊かなコクと程良い苦味でなかなか美味しいコーヒーです。
とても芳ばしくスイーツに良く合います。
【ダージリンTGFOP】
個人的にダージリンはファーストフラッシュの爽やかな感じが好きなのでこちらは普通に美味しいといった印象です。
最近フレーバーティーばかり頂いているせいか香りがないと何か物足りない気がして…困ったものですね^^;
久しぶりにくつろぎながら『シュバルツバルト』さんのスイーツで視覚と味覚両方を楽しませてもらいました^^
弘前に来ると必ず寄りたくなるお店です。今回もご馳走様でした。
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同店は大鰐駅のほど近くに位置し、ヨーロッパ調の白と黒を基調としたウッディーな建物のお店です。
店内も木の柱や梁がむき出しになっており、各種の調度品やステンドグラス等がヨーロッパの香りを感じさせてくれます。
また、店内にはゆったりしたクラシックの曲が流れていて、まるでそこだけ時間がゆっくり流れているかの様な錯覚を覚えます。
ここの御店主は以前は静岡におられ、クルーズ客船の厨房で働かれていたとの事。大鰐が気に入り現在の場所にお店を構えられたそうです。
メニューリストを見て色々迷いましたが3人での訪問だったのでデザートはシュバルツバルダーキルッシュトルテ ピスタチオのアイスクリーム添え・薄緋(うすあけ)のマドモアゼル・初夏の旋律(しらべ)、飲み物はモカ・マタリー・マンデリン・SCHWARTZWALD(シュバルツバルト)オリジナルブレンド(いずれもコーヒーだけ)を注文。
しばらくして注文の品がテーブルに並べられましたが、その光景は圧巻です。
テーブルの上が、あっという間に宝飾品の美術館に早変わり。
手を付けるのがもったいない感じです…。
『シュバルツバルダーキルッシュトルテ ピスタチオのアイスクリーム添え(820円)』
チョコレートをベースにしたケーキを中心に様々なフルーツが散りばめられ、チョコレートやクリームのソースでお皿の上は綺麗に盛り付けられています。
特にピスタチオのアイスクリームは秀逸でピスタチオの味がほのかに感じられるのですが、くどさやしつこさは無くナッツ系の苦手な私にも美味しく頂けました。
『薄緋(うすあけ)のマドモアゼル(850円)』
野苺とピスタチオのムースが重ねられたケーキと牛乳とはちみつのアイスが添えられ、苺・桃・キューイの酸味が効いたソースで彩られたお皿は見た目も綺麗で清涼感が感じられ、涼しげな感じがします。
飾り付けにさりげなく添えられた飴細工には全体の清涼感を壊す事なく、華やかさを演出するご店主の配慮と技が見て取れます。
アイスクリームは牛乳の味が濃厚に出ていていますが甘さは控え目でとても上品に仕上げられた一品で美味しく頂きました。
『初夏の旋律(しらべ)(950円)』
ふんだんにチェリーやブルーベリー等のフルーツとナッツ類がミックスされた牛乳たっぷり濃厚なアイスクリーム(ヌガーグラッセ)と小舟型の焼き菓子(バルケット)にピスタチオアイスとチェリーが乗ったもの、色鮮やかなワインゼリーが盛られていました。白い氷山の横を航行する船を表現したものでしょうか…。お皿の上が一枚の絵画の様になっています。
残念ながらコーヒーには疎い私ですが、私の頼んだモカ・マタリーは酸味の効いたバランスの取れた味で砂糖やミルク無しに最後まで美味しく頂けました。マンデリンと飲み比べてみましたがモカ・マタリーの方がややコクがあった様に思われます。
ヨーロッパ調のウッディーなお店でクラシックを聴きながら、スイーツの芸術作品をゆったり鑑賞する…ここはさながら山あいの美術館です。
弘前に訪問した際には是非立寄りたいお店の一つです。
8位
2回
2017/12訪問 2018/01/10
知人との会食で利用しました。
こちらのお店は一人に付き500円の持ち込み料でワインの持ち込みが出来ます。
今回はル・バーン・オーブリオン2002を持参。
コースは1万円の鉄板懐石コースをお願いしました。
鉄板懐石コースは前菜・特製スープ・サラダ・シーフード・ステーキ & 極・塩ハンバーグからなっており肉・シーフードをあれこれ食べたい人にぴったりのコースです。
今回のシーフードはタラバ蟹・伊勢海老・平目でしたがいずれも新鮮で調理の火加減もほど良い感じです。
肉は前沢産A5サーロインとイチボの食べ比べ。どちらも脂が甘くジューシーで非常に柔らかで美味しい。
ル・バーン・オーブリオンはボルドーワインらしいタンニンがしっかりした腐葉土のニュアンスが感じられるコクのある一杯で肉料理にはぴったりです。
いつもながらこちらのお店の食材のクオリティーは間違いがないですね。
アルコールもこだわりの品揃えで持ち込み料も良心的です。
記念日等に利用するにはもってこいのお店かと思います。どうもご馳走さまでした。
《2016年6月再訪》
連れの誕生祝いで利用しました。かなり久しぶりの訪問になります。今回は写真を16枚アップ。
予約時にワインの持ち込みをしたい旨伝えると格安の持ち込み料でOKとの事。
早速、自分の好みのワインを持ち込ませて頂きました…^^;
記念日にはお得なアニバーサリーコースが設定されていて今回はSコース(2名で30000円)をお願いします。
Sコースはトリュフ・フォアグラ・鮑・オマール海老・A5牛等の高級食材が一通り含まれるコースでかなりお得感があります。
まずはウェルカムスパークリングワインから始まり前菜とサラダが運ばれて来ました。
スパークリングワインは酸味がやや強めですっきりとした味わい。
前菜は小松菜のおひたし、甘しょっぱい味付けの合鴨、ホタテの治部煮で吟醸系の日本酒に良く合いそうです。
サラダはベビーリーフとトマト、パプリカのフレッシュサラダで酸味のあるドレッシングがかかっていてさっぱりしています。
【トリュフのフラン】
トリュフの入った洋風の茶わん蒸しです。
トリュフの薫りがかぐわしく得も言われぬ贅沢な一品です。
【ジュベレ・シャンベルタン 1er ラ・ジブリオット】
フランスブルゴーニュ地方ジュベレシャンベルタン村のワインです。
花の様な華やかさやチェリーの様な果実味のある素晴らしいワイン。
最近のお気に入りの1本です。
【オマール海老の焦がしバターソース】
バターでこんがり芳ばしく焼かれてた半身のオマール海老です。
ぷりっとした海老の身の歯応えと海老味噌のコクのある味わいが美味しい。
【三陸産あわび としろのソース添え】
とても柔らかでくにゅっとした食感の鮑です。
ゆず胡椒でさっぱりめに味付けされた鮑のとしろ(内臓)を絡めて美味しく頂きました。
【フランス産サマーフォアグラ】
フレッシュでクセの少ないフォアグラです。
しっとりジューシーで適度な脂がある逸品。
ワインが進みます。
持ち込みのボトルが無くなったのでワインを追加。
【トルブレック】
シラー種を使用したオーストラリア産のワインです。
シルキーなまろやかさと甘さのあるワインで飲みやすいですね。
【前沢牛のサーロイン】
A5前沢牛のサーロインです。
とても柔らかでジューシー。
脂は甘く口の中ですぐに溶け出すので全然くどさを感じません。
さすがは前沢牛、絶品です。
【アルテロ】
スペイン産のワインです。
テンプラリーニョ、メルロー、シラー種のブレンドでスペインらしい濃厚で甘さが強いワインです。
アフターで果実味が強くなりフルーティー。
【ガーリックライス】
ニンニクの風味漂う芳ばしいガーリックライスで美味しい。
【ミュスカデ・セーブル・エ・メーヌ】
フランスロワール地方の白ワインです。
りんごとマスカットの様な風味があってとてもフルーティーで口あたりの良いワイン。
お手頃値段ながらなかなかに美味しい。
最後に火を灯したろうそくと花火で装飾されたデザートの登場でサプライズの演出がありました。
豪華な食材の数々と卓越した調理技術で最後まで美味しく頂けとても満足です。
ワインの持ち込みが可能という事も分かったのでまた利用したいと思います。どうもご馳走様でした。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
《2011年10月再訪》
記念日使いに家内と二人久しぶりに訪問しました。
前回訪問時は食べログを初めて間もない頃だったので今回が実質初レビューみたいなものです。
3年ぶりの訪問でしたが店内は相変わらずジャズが流れる小じんまりとした落ち着いた空間でゆったり食事が楽しめそうです。
事前に桐コース(13000円)を予約してあったのでさっそく飲み物メニューに目を通します。
グラスワインは選択肢が無さそうだったので今回は赤ワイン【シャトー・モンテュス2006】をボトルで注文。
程なくしてグラスに注がれたワインをまずは一口テイスティング。
まだ幾分若めのワインではありますがタンニンの渋みと酸味がほど良くバランスしたさっぱりした味わいで後味も良く飲み易いワインです。
ワインを飲みながらさっそくコース料理を堪能してみます。
以下、今回提供された料理の感想です。
【前菜 3種】
前菜は牡蠣のオイル漬け・蒸し海老・キャビアのサワークリーム添えの3点盛りです。
赤ワインに良く合う前菜です。
【蟹のスープ】
蟹やきのこの入った具沢山でとろみのあるスープで美味しく頂きました。
【大根のサラダ】
中華風ドレッシングのかかったサラダはシャキシャキした食感が心地良く口直しになりました。
【宮古産平目のソテー】
三陸の被災地宮古産平目のソテーでパリッと表面をソテーされた平目は芳ばしく、被災地宮古もこうして頑張っているのだと改めて応援したい気持ちに駆られる一品でした。
【青森産鮑 OR ロブスター(半身)】
私は鮑を、家内はロブスターをオーダー。
鮑はこんがり表面が焼かれ身はぷりぷりで鮑のとしろ焼きはその鮮度を物語る様に新鮮な海藻を食べている様な味です。
このとしろには日本酒が良く合いそうななかなかの逸品でした。
一方、家内の頼んだロブスターですが身がぶりぶりで引き締まっており食べ応えと食感は素晴らしい逸品でした。
【但馬牛ヒレ(シャトーブリアン)】
さて本日のメーンイベントのお肉です。
通常は前沢牛を使われている様ですが震災後の風評被害もあり現在は但馬牛を使われているとの事。
私はレアで、家内はミディアムで焼いてもらいます。
結論…霜降り牛を刺身の感覚で頂きたい方にはレアを、肉のジューシーさを堪能したい方にはミディアムをお勧めします^^;
火を通しても赤身が硬くならず脂と渾然一体となった肉汁のジューシーさはさすがです。
【ガーリックライス】
うーん、これこれ。やっぱり鉄板焼き屋さんの定番ですよね^^
かなりお腹一杯でしたが美味しく頂きました。
【勝山 大吟醸 暁】
Gacktも愛する 仙台の銘酒 勝山という謳い文句にそそられ追加で注文^^;
うおー、何だこりゃ!?全盛期の十四代を彷彿とさせるソーダ水の様な爽やかな味わいのお酒です。
今まで飲まず嫌いでした…これは美味しい^^
お酒を追加したせいでしょうか…つまみに表面を炙った芳ばしくコクのあるチーズの焼き物がサービスされました^^
これ特別なものでしょうか…かなりコクがあってとても美味しいチーズです。お酒が進みます。
最後にデザートを頂きお店を後にする際、記念日として美味しそうなチョコレートのお土産まで頂きました。
ジャズの流れる落ち着いた雰囲気の店内で美味しい鉄板焼きとワインを堪能しお店をあとにしました。
肉やお酒も美味しかったしサービスも行き届いており今回も満足出来ました。どうもご馳走様でした。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
もう結構前になってしまったので当時の記憶を頼りにですが、家内と二人で来店し牛肉とシーフードのミックスセット(13000円位)をオーダーしました。
店員さんの応対や店内の雰囲気も良く高級店の名に恥じないお店かと思います。
また、使用されていた食材も厳選されたものらしく牛肉はA5ランクは当然として肉の柔らかさの等級も良いものを使用しているとの事(私は不勉強の為そちらの等級についてはこの時初めて聞きましたが…^^;)。
調理の技法も非常に手際が良く、沖縄やハワイで良くある様なパフォーマンス重視のものではなく焼き具合・味付けもかなりしっかりしていた印象です。一つの素材の調理後に氷を使って鉄板を拭き取るのには少々驚きました^^;
お酒はグラスワインをチョイスしましたが、メルロー種主体と思われるボディーのあるバランス型のものが出て来て、そこら辺にあるイタリアンのお店のワインに比べるとかなり上質なものではないかと思われました。
価格的にはかなり高級な部類に入るかとは思いますが、他の方も指摘なさっていた様に某高級ステーキ店に行くよりは値段あたいの美味しい物が提供される間違いのないお店ではないでしょうか。
その内またリサーチに行く機会があればご報告出来ればと思います。
9位
1回
2014/08訪問 2014/08/17
《2014年8月再訪》
およそ3年ぶりの訪問です。
暗めの照明で落ち着いた雰囲気は相変わらずですね。今回は写真を5枚アップ。
まずは軽くスパークリングワインでもと思いマスターに聞いてみると目の前に5種類もの瓶を並べられそれぞれの特徴を説明されました。
ここのお店はウィスキーだけでなくスパークリングワインも充実してますね。
5本の内の左から2番目、シャンパンのPMをお願いしました。
【シャンパン PM】
泡立ちがきめ細やかでいつまでも泡が途切れません。
しっかりとした葡萄の深いコクがありながらキレの良い味わいです。
ここからモルトに移行。
【竹鶴21年 ノンチルフィルター】
ふっくらとした香りと豊潤でまろやかな味わいのウィスキーです。
柔らかな甘みとマイルドなピートのバランスが良く穏やかで心地良い風味。
【いぶりがっきー】
お酒の合間にマスターが出してくれました。
ぱりっとした食感ですが味は噛むほどにいぶりがっこです。
ネーミングでどこかから文句が来ないか心配です…^^;
【余市 1988】(ハーフ)
26年の歳月を経てなお存在感のあるがしっとした力強い味わいのウィスキーです。
蜂蜜の甘さとピートの濃密な香りが感じれる余市らしい一杯。
モルトに関して深い造詣をお持ちのマスターの話は色々勉強になる事ばかりです。
今回初めてシャンパンを注文しましたが惜しげもなく未開封の瓶を開けてくれるマスターの度量に感謝です。
マスターのシャンパンの見立てもかなり確かかも…。
久しぶりの訪問でしたがまた新たなお店の魅力を再発見出来ました。
また秋田に寄ったらお邪魔したいと思います。どうもご馳走様でした。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ひろしです・・・。 さんに連れられて二軒目として利用しました。
店内は暗めの照明で非常に落ち着いたこじんまりとした空間です。
マスターはまだお若いですが物腰柔らかでお酒の知識も豊富ななかなかのやり手の様です。
一人で切り盛りされていて、きちんとお客を待たせる事無く相手を出来るのはせいぜい3~4人位まで…とこだわりをお持ちの様でそういう方針で営業しているとの事でした。
ピートの効いたウィスキーが飲みたくなり私は【アードべック スーパーノヴァ】をひろしです・・・。 さんは【オクトモア】・家内はフルーツオリジナルカクテルをオーダー。
秋田のバーってどこもウィスキーの品揃えが半端じゃないですね…ここでもオクトモア(PPM表示では世界一ピートの強いウィスキー)置いてました^^;
私はウィスキーのつまみにはこれまでミックスナッツが一番とばかり思っていたのですがひろしです・・・。 さんによるとカキの種が意外に合うとのお話です。
試しに頂いてみると確かにウィスキーにカキの種…意外に良く合いますね^^;カキの種のぴりっとした辛さがアクセントになって良い感じです。
意外な発見あり、ひろしです・・・。 さんの楽しいトークありで小一時間ほど過ごしお店を後にしました。
ここのお店の支払いはひろしです・・・。 さんのご馳走になってしまったため金額については分かりません…。
シャンパン等も置いてあるそうで少人数で静かに飲みたい時にお勧めの落ち着いた大人の空間です。
ひろしです・・・。 さん、マスターどうもご馳走様でした。秋田に行ったらまた寄りたいと思います^^
10位
1回
2011/01訪問 2011/01/11
こちらのお店は東北大学の片平キャンパス最寄りにある広瀬川沿いの好ロケーションの隠れ家的お店です。
お店は古いコンクリート造りの建物の地下にあって1Fは3~5台くらいの駐車スペースとなっていました。
皆さん長居される方が多いのか90分の駐車時間制限がある様でのんびり寛ぎたい方は最初から最寄りの有料駐車場に駐めて来店される方が安心かと思います。
家内を先発隊として送り込み、私も最寄りの駐車場に車を放り込んですぐにお店に向いました。
さて地下への階段を下りるとようやく店内です。そこにはコンクリートの柱が剥き出しになり白を基調とした明るく広い空間が広がっていました。
店内には静かに音楽が流れ女性だけでなく外国人の方や子連れの方など様々な客層の方がいて何とも不思議な雰囲気のお店です。
先に家内が先行して陣取っていた窓際の席から庭を眺めて見ると冬でも青々とした木々が覆い茂っています^^
さすがに冬なので庭のテラス席で食事をしている方はおりませんでしたが新緑の季節はテラス席もなかなか良さそうな感じです。
程なくして近所に住む家内の友人も合流して来たのでメニューに目を通しブレンドコーヒーとケーキのセット(750円)をオーダー。
感想は以下の通りです。
【ブレンドコーヒー】
お茶目な不揃いのマグカップに入れられて運ばれてきました。
何だか量も全然違う様な…^^;
味は中深煎りくらいでクセも無く飲み易いタイプのものです。
ケーキと一緒だったのでブラックで頂きました。
【シフォンケーキ(プレーン)】(主に私が担当)
かなりの大きさで食べ応えがありました^^;
スポンジが柔らかく上品で甘さの控え目のケーキです。
マスカルポーネ?っぽいクリームとブルーベリーソースを付けて美味しく頂きました。
【ショコラ・デ・モーツァルト】(主に家内が担当)
チョコレートが濃いめに利いたしっとりしたケーキでベリーソースとマスカルポーネ?が添えられています。
これも無難に美味しい品でした。
【マスカルポーネチーズのロールケーキ】(主に家内の友人が担当)
スポンジ部分がシナモンでもない…何か独特の味わいで全体に甘さ控えめでしっとりした食感の美味しいロールケーキです。
一口頂いただけでしたがコーヒーとの相性もなかなか良さそうでした。
ランチや軽食等もあり、季節や時間を問わず楽しめる不思議なくつろぎ空間です。
今回、家内やその友人にもここのお店はなかなか好評でした。
ついつい時間を忘れて長居してしまう居心地の良さがあり、また違う季節の違った時間に是非訪問してみたいと思います^^
余市観光の後、夜はすすきの中心部にあるこちらのお店に伺ってみました。
ここのところ連日ウィスキーばかり飲んでおり、いい加減違うお酒が飲みたいと思っていたところに良い気分転換です^^;
お店に入るとソムリエバッチを付けた感じの良い女性店員さんが気持ち良くお出迎えしてくれました。
店内はグランメゾンの様な重厚なゴージャスさこそ無いものの白を基調とした洒落た造りで品があってなかなか落ち着いた雰囲気です。
席に案内され、まずは「ルイ・ロデレール」のシャンパンで乾杯です♪
今回はコースB(8900円)を事前に予約しておきました。
テーブルの上に綺麗に並べられた食器類はクリストフルを始めとしたブランドもので品のある落ち着いた模様は見た目も楽しませてくれます。
やや辛口のシャンパンを頂きながらまずは前菜に取り掛かります。
【前菜】
余市産野菜のマリネ・ほおずきのキャラメル仕立て・フォアグラのパテ・牛肉のパイ包みでしたが色々な料理を一口ずつ頂き色々な趣向が楽しめます。
特にほおずきのキャラメル仕立てはほおずきの甘酸っぱさとキャラメルコーティングのぱりっとした食感・ほろ苦いアクセントが与えられた興味深い一品でした。
以下、今回頂いた料理とお酒の内容です。
【ヴォーヌ・ロマネ2005 ドメーヌ グロ・フレール・エ・スール】
フランスブルゴーニュ地方で「ロマネ・コンティー」を筆頭とする最も高価なワインを産出する地区のワインです。
2005年産でまだ少々若いせいかやや酸味とタンニンの渋味が強い様です。
土のミネラル感が感じられる潜在能力を秘めたワインかと思います。
【トウモロコシのヴルーテ “焼きトウキビ”のソルベ】
ポタージュ状のとうもろこしの冷製スープで上品な甘さの夏らしい一品。
焼きトウキビが芳ばしくアクセントになっています。
【花咲ガニと完熟トマトのファルシ 枝豆のムスリーヌ、キャヴィア添え】
完熟したトマトの中に花咲ガニのサラダが詰まっています。
トマトがとても甘くまるでフルーツの様です。
花咲ガニのサラダは蟹の味が濃厚で枝豆のムース・キャビアとの相性も抜群です。
これまた繊細で夏らしい一品。
【シェフお手製 春豊の全粒粉パン】
シェフお手製で朝から仕込んで焼き上げたものだそうです。
表面はパリッと、中はふっくら柔らかな美味しいパンでした。
【花ズッキーニのファルシ ハマグリのサフラン・ソース 朝イカのソテー添え】
てっきり花オクラかと思いましたが実は花ズッキーニだそうです^^;
種類の異なるズッキーニと蛤・イカのソテー。
見事に季節感が演出された見た目も鮮やかな逸品です。
ズッキーニのしゃくしゃくした食感とほろ苦さがソテーされた海鮮と良くマッチしていてワインが進みます^^
【タラバガニと北の鮮魚、生うにの贅沢クネル】
濃厚なタラバガニと魚介のエキスが利いたスープの中央にぽっかりと浮いた魚介のすり身と贅沢な北海道産の魚介類の数々。
上品かつ魚介の旨みが凝縮されたまさに贅沢な至極の一品でした^^
【近海の鮮魚 本日の調理法で(この日は真鯛のポワレ)】
表面がカリッと芳ばしくソテーされた真鯛のポワレです。
周囲の泡とソースが食感と味両方を楽しませてくれます。
ソースはほのかな酸味を帯びた繊細で上品な味わいのものです。
鯛とソースを絡めて美味しく頂きました。
【口直しのトマトとバジルのグラニテ】
濃縮したトマトにバジルのアクセントが利いたグラニテです。
トマト本来の素材の味が際立った面白い一品でした。
【足寄石田めん羊牧場 サウスダウン仔羊 様々な部位を一皿に】
こちらのレストランでは羊を丸ごと一頭買いしており色々な部位を楽しめると事…。
今回は子羊のランプ・サガリ・バラ肉・内臓のソースの料理だそうです。
仔羊の肉は丁寧にスモークされており臭みは無く、それぞれの部位の食感の違いを堪能出来ました^^
内臓のソースがまた肉のエキス濃厚で良い感じです。
【池田牛の“トゥールヌド・ロッシーニ” フィレ肉とフォアグラのソテー 贅沢トリュフのソース】
柔らかなミディアムレアにソテーされた池田牛とフォアグラのコラボは最高です。
フォアグラはよほど上手に調理されているせいかまったくレバー臭さがなくクリーミーでなめらかな食感で旨みが濃厚です。
トリュフソースと絡めて頂くとその相性は最高でまさに至福の味わいでした♪
【貴陽のナージュ・ヴァニラ風味 シャンパーニュ仕上げ】
高級プラム貴陽を使用したデザート。
仕上げに最初に頂いたシャンパン「ルイ・ロデレール」を降り注ぎます。
貴陽とアイスの甘さをシャンパンがきりっと引き締めさっぱりした味わいの一品です。
【グリーンアスパラのクリームブリュレ】
表面の砂糖がカリッと芳ばしく焼き固められその下からは緑色のクリームが現れます。
一瞬抹茶クリームかと思いましたがどうやらグリーンアスパラのクリームの様です。
抹茶を思わせるさっぱりとしつつなめらかな味わいのクリームでした。
【紅茶とペパーミントティー】
【小菓子】
生チョコ・マカロン・焼き菓子等多彩な顔ぶれです。
口休めとお茶受けには持って来いの品々でした。
バラエティーに富んでいて色々な味が楽しめるのが良いですね。
料理が運ばれて来る間も良く、女性スタッフの細やかな気遣いと気さくな会話が心地良いお店です。
白を基調とした明るい店内は食器をはじめ全体が上品な雰囲気に統一されておりとても落ち着いた空間です。
会計を済ませ最後にシェフにご挨拶に来て頂きましたがあれだけ繊細で素晴らしい料理を造った料理人がまだかなりお若いのに驚きました。
札幌に寄った際には是非また立ち寄りたいお店です。どうもご馳走様でした。