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2位
1回
2016/10訪問 2016/11/14
《2016年10月再訪》
移転後初めてお邪魔しました。実に5年ぶりの訪問です。
当初、会員制のお店になったと聞き予約が取れるか心配でしたが以前秋田の有名レビュアー『ひろしです…さん』とご一緒した事がある旨告げると快く受け入れて頂けました^^;
新しいお店は住宅街の一角にひっそり佇む様に建っており落ち着いた雰囲気を漂わせています。
店内は以前よりも広々した感じで奥に個室も備わっていました。
ご店主のこだわりで以前のお店と極力雰囲気が変わらぬよう店内の装飾品やカウンター等全て前の店から移植したとの事。
以前に比べ、更に料理は進化を遂げておりより洗練されたものになっていました。
前回、唯一物足りなく感じた日本酒も充実しており全体に一段とグレードアップした様です。
ジャンルの垣根を超えた食材をどん欲に取り入れながら根底に和食らしさを残したオリジナリティー溢れる料理にご店主のポリシーが感じられます。
忙しい合間を縫って今度JR東日本で新設される豪華列車『四季島』の和食を担当する事が決まったそうで絶えず新しい事にチャレンジし続ける高村氏のバイタリティーには驚かされました。
ご店主の面白い話を聞きながら久しぶりにライブ感いっぱいの『たかむら』の料理を堪能しました。
最後に無事ブラックカード?(会員カード)を発行してもらいこれで次回から気兼ね無く予約を取れそうです^^
ちなみに会員No1は芸能界で食通を自認する『アンジャッシュ渡部氏』だそうで『たかむら』もすっかり全国的に有名になった様ですね。
またいつか秋田遠征の機会があったらお邪魔したいと思います。どうもご馳走様でした。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
今回の秋田訪問では運良く多忙な秋田の看板レビュアーひろしです・・・。 さんにお店を案内して頂ける事になり、念願だった『たかむら』さんへ初訪問となりました。
現地集合という事で時間にお店に向ったところオフィスビルらしきビルの地下にお店はありました(想像していたのとはちょっと違ったかも…)。
地下に降り、恐るおそるお店の入口をくぐると全く初対面のはずなのですが…カウンターの奥に座っている方がひろしです・・・。 さんであると一目で分かりひと安心しました…^^;
早速席に着いてお酒を頂きます。さあ、たかむら劇場の始まり始まり~^^
【玉子焼き?】
だしが利いてカステラのスポンジの様な不思議な食感の玉子焼きです。
こういうのはそういえばおせち料理にこんなのあったかな…。
【男鹿産小イカの煮もの?】
写真撮り忘れてました^^;
柔らかなイカの食感とほど良い味付けが酒のつまみに最適です。
次はこれを調理しますとたかむらのご主人、15~16センチはあろうかという男鹿産の超大物鮑を見せてくれました。
【男鹿産大物鮑の煮もの】
とても柔らかくくにゅっとした食感と上品に味付けされた鮑は絶品の一言^^
こうしている間にひろしです・・・。 さん次々お酒を注文していつの間にやら目の前にお銚子がずらっと並んでいます…^^;
確か【一白水成】【由利正宗】【天狗の舞】【菊姫】【白菊?】を飲んだ様な…。
最後の方は収集がつかなくなってどれがどれやら…「そんな注文の仕方したら何飲んでるか分からなくなるじゃないですか」とたかむらのご主人のつっこみが入ってまるで漫才を見ている様でした^^;
【秋田市岩見三内産天然黒舞茸の土瓶蒸し】
舞茸の香りと味わいが良くしみ出したコクのある土瓶蒸しです。
舞茸由来のだしの色合いが非常に濃くこういうのは初めて見ました。
【青森三厨産本鮪・男鹿産真鯛・熊本産水前寺海苔】
また写真失念しました…。
三厨産本鮪は口の中でとろける絶品でした。
【宍道湖産特大天然鰻の蒲焼】
これもまた調理前に素材を見せてもらいました。
まるまると太って広げると1メートル近くはあろうかという特大天然鰻です…^^;
ガス焼きながら表面は非常にぱりっと芳ばしく焼かれていて身は極厚ぶりぶりの絶品です。
天然ものといえど希少性だけで養殖物にも劣るそこら辺の鰻とは天と地ほどの差でした…。
ここでひろしです・・・。 さんから面白い芋焼酎があると勧められたのが【天使の誘惑】でした。
【天使の誘惑】
吉兆宝山等で有名な西酒造がリリースする長期樽熟成古酒です。
芋焼酎とはとても思えない樽熟成由来のバニラの様な豊潤でまろやかな味わいのお酒です。
百年の孤独と近いものを感じました…。まさに絶品です。
【自家農場飼育比内鶏の鍋】
比内鶏の肉の歯応えと旨みセリのさっぱり感が絶妙にマッチした鍋でした。
【錦牛の焼きびたし】
意外にさっぱりしていてしっとりした食感です。
【男鹿産毛ガニの蟹クリームコロッケ】
毛ガニの味が濃厚でたっぷり身が詰まった逸品。
この後、〆の鶏雑炊と鯵ときゅうりの和えもの、定番のデザート氷豆腐(写真を撮り忘れました)を頂きました。
いや~、終始驚きの連続でした^^;
ご主人とひろしです・・・。 さんの漫才の様なやり取りと言い驚きの食材・絶品料理と言い…とにかく飽きません。
たかむら劇場堪能させて頂きました^^
ちょうど『すし匠』のご夫妻もいらっしゃっていた様で私服だとまた印象が違うんですね。
今回はつまみ主体の料理と鍋物でしたのでたかむらさんの真価はまだ未知数と思い、あえて総合評価は暫定で☆☆☆☆4とさせて頂きました。
最後にご主人から聞いたのですが近々お店を移転されるそうです。今の場所で最後に食事が出来てラッキーでした。
移転後また機会があれば是非伺いたいと思います^^
次回も新たな驚きを見せて貰える事を楽しみにしています。どうもご馳走さまでした^^
3位
1回
2016/05訪問 2016/05/23
一軒目のお店で好みのお酒に出会えず不完全燃焼気味のところマイレビュアーさんの情報を頼りにこちらのお店にお邪魔してみました。
一見するとスナックやバーの入居する飲食店ビルですがそこの2Fにお店は入っています。
店内に入るとまず最初にカウンターにずらっと並んだ稀少な日本酒の瓶や箱が目に飛び込んで来ます。
奥の方にはテーブル席もあって今回はそちらの方へ通されました。
それにしても十四代、黒龍、九平次、磯自慢、獺祭の大吟醸の瓶や箱がそこら辺にずらっと並んだ光景には何とも圧倒されます…^^;
憧れの日本酒がごろごろしていて酒好きにはまさに垂涎のお店ですね。
口髭の似合うシルバーグレーのイケメンマスターは物腰がスマートでお酒の知識にも優れていてとても好感が持てます。
酒の肴類も品数はそれ程多くは無いものの気の利いた品が並んでいて酒飲みの心をくすぐられます。
日本酒は特殊なものを覗きほとんどの品はグラス800円で楽しめるというのも嬉しい限りです。
お通しで十分な酒の肴が出て来たので一軒目で食べられなかった馬刺しを注文。
日本酒は色々目移りする日本酒の中からまずは磯自慢と飛露喜をチョイスしてみました。
【お通し】
本鮪、かんぱち、タコ、平目の刺身とかまぼこ、きゅりの漬け物でした。
シンプルながら日本酒に良く合うヘルシーな酒の肴です。
刺身はとにかく鮮度が抜群でお酒が進みます。
【磯自慢 大吟醸】
静岡の名酒、磯自慢の大吟醸です。
切れのあるすっきり淡麗な味わいで刺身等の海鮮料理にぴったりです。
【飛露喜 大吟醸40】
飛露喜の大吟醸を飲むのは初めてです。
特別純米同様、やや酸味のある米の旨みがしっかりしたお酒です。
大吟醸の方がやはりみがかれている分上品で綺麗な飲み口ですね。
【獺祭等外23】
山田錦の等外米を使用して23%まで磨いて作くられたお酒です。
等外米のため大吟醸の表記は出来ませんがその味わいは上品で非常に洗練されています。
米本来の旨みがしっかり出ていて酸と甘みのバランスが絶妙です。
【鳳凰美田 純米大吟醸35山田錦】
栃木のお酒。華やかな香りとしっかりとした旨みが感じられる繊細なお酒です。
【特上霜降り・赤身馬刺し】
赤身はしっとり柔らかでさっぱりした味わいです。
良質なたんぱく質として知られておりとってもヘルシーなお肉です。
霜降りも赤身同様しっとり柔らかで脂が甘く美味しい。
【町田酒造 MAX大吟醸】
サービスで頂きました。
群馬のお酒。とろみを伴った米の旨みの後に、酸がピリピリと感じられます。
【九平次 純米大吟醸human】
今やすっかり有名になった名古屋の名酒。
米本来の味わいがしっかり感じられる酸味・甘み・旨みのバランスの取れたお酒です。
【新政 特別頒布会酒】
またまたサービスで頂きました^^;
天然酵母仕込純米はまろやかな酸味を感じる優しい味わい。
九割四分磨き精米は昔ながらの生酛仕込み・純米造りの製法にこだわったぴりぴりしたやや強めの酸が感じられるお酒です。
【いぶりがっこチーズ】
追加加でいぶりがっこチーズを頼みましたが近頃は秋田県外でもすっかりポピュラーになりましたね。
スモークの効いた適度に甘しょっぱい味わいは日本酒やウィスキーにとてもよく合います。
日本酒好きにはたまらない稀少なお酒が勢揃いした東北でも有数のお店です。
品数こそ少な目ですがツマミも気が効いていてしっかり酒呑みのツボがを押さえられていますね。
スマートな物腰で日本酒に詳しいマスターとの会話は楽しく青森でこんな素晴らしいお店に出会えた事に感謝です。
青森に行く機会があったら是非また寄りたいと思います。どうもご馳走様でした。
4位
1回
2016/07訪問 2016/07/20
以前から気になっていたマイレビュアーさん絶賛の塩釜の有名焼肉店『炭火焼肉 ぐら』さんにお邪魔してみました。
お店は本塩釜駅から400~500m離れた飲食店街の一角にあります。
かなりの人気店との噂を聞いていたので事前に予約を入れての訪問です。
本店のすぐ隣には真新しい離れがあって最初どちらに入って良いのか戸惑いました…^^;
取りあえず近くの店員さんに声を掛けに席に案内してもらいます。
案内されたのはカウンターの席ですぐ目の前で肉の仕込みが見学出来る特等席です^^
まずは飲み物と評判の厚切り牛舌、牛のハラミ、牛の上ミノ、大根サラダ等を注文してみました。
【赤兎馬のゆず酒】
アルコール感が強く辛さと苦さが強めに出たゆず酒で女性にはちょっと飲みにくいかもしれません。
【知多ハイボール】
サントリーの新ブランドですがさっぱりしていて飲みやすい感じです。
【牛舌】
芯元を使用しているという超厚切りの牛タンはかなり弾力があってしっとりした食感です。
あまりにブ厚いのでレア気味に焼くと弾力で噛み切れずしっかり焼いて食べるのがコツだそうです。
しっとり脂が乗っていてとてもジューシーな牛タンはまさに絶品でした。
【牛のハラミ】
かなりさしの入った上質なハラミ肉です。
しっとりジューシーでとても柔らか。
こちらの肉も超厚切りで何とも贅沢な逸品です。
【牛の上ミノ】
牛の第一の胃です。
しゃくしゃくした食感とホルモンらしい野性味が感じられる一品でした。
【大根サラダ(ハーフ)】
こんもりと積まれた大根サラダは崩れんばかりのてんこ盛りです。
一瞬サイズを間違えたかと思いましたがこれでしっかりハーフサイズだそうです。
醤油系のドレッシングでさっぱりしていてしっかり完食しました。
目の前の皿が片付いたので追加で何品か注文。
【白州ハイボール】
清らかな森の清流がイメージされる爽やかな味わいのウィスキーです。
アフターでナッツのニュアンスも感じられ単に爽やかというだけではなくしっかりしたコクもあります。
【豚の特Aガツ】
豚の胃袋。ぷりんとした食感ながら噛むとしゃくしゃくとした歯応えがあって美味しい。
特Aを謳っているだけあってこのぷりぷりしゃくしゃくした食感は最高です。
【牛のカルビ】
焼肉の定番。脂が甘くて美味しい。
ハラミに比べると赤身が多く繊維質でやや硬い感じがします。
【メガ角ハイボール】
【センマイ刺し】
牛の三番目の胃袋です。
よほど新鮮なものらしく通常のものに比べて歯応えが凄くなかなか噛み切れませんでした^^;
超厚切り肉は噂に違わぬ絶品の数々でした。
特に牛舌、ハラミ、特Aガツは素晴らしかったの一言です。
ホルモン系も気にはなったのですが今回はそちらまで手が回らず今度機会があったらそちらも試してみたいと思います。
良心的な価格で良質な肉を提供してくれる塩釜の名店です。また機会があったらお邪魔したいと思います。どうもご馳走様でした。
5位
5回
2019/03訪問 2019/12/23
久しぶりにお邪魔しました。
こちらのお店はイタリアンのお店にも関わらず子連れの入店に寛容なのでとても重宝しています。
今回はメインの料理とパスタがセットになったスペシャルセットをお願いしてみました。
【小エビのアラビアータ】
エビだしの効いたホットなオイル系パスタです。
パスタはらーめんに近い細麺の生パスタでもちっとした食感。
エビと野菜の旨みが効いたほど良い塩気のソースが絡んでいて美味しい。
【マッシュルームと白菜のトリュフクリームパスタ】
八幡平マッシュルームを使用したトリュフ風味のクリームパスタです。
パスタは平打ちの生麺パスタでこちらももちもちとした食感で噛み応えがあります。
【舌平目の白ワイン煮込み】
トマト・オリーブ・ケッパーと白ワインで煮込んださっぱり煮込み料理です。
付け合わせの温野菜が彩鮮やかで見た目も綺麗です。
【やわらかチキンのホワイトカチャトーラ】
イタリア語で漁師風という意味の鶏肉と野菜の煮込み料理です。
柔らかく煮込まれていて優しい味わい。
こちらも彩鮮やかな温野菜が添えられていて見た目にも楽しめました。
セットのドリンクもブラッディーオレンジジュースとマリアージュの紅茶でドリンクにもこだわりが感じられました。
この品数と内容で1760円の価格はなかなか良心的かと思います。
プチ贅沢なランチを楽しみたい時にはこちらのスペシャルセットはお勧めです。
またその内、機会があったらディナーにもお邪魔したいですね。どうもご馳走様でした。
久しぶりにお邪魔しました。
白を基調とした店内は広々としていてベビーカーを伴っての入店もOKとの事。
こちらのお店はメインシェフの交替があったのでどうなることやらと思っていたのですが無難に移行も終わりランチも盛況の様です。
ランチはパスタが多い印象ですが肉・魚料理もあり今回は色々な料理が楽しめるスペシャルセットにドルチェを追加してみました。
【スペシャルセット+本日のドルチェ】(1728円+250円)(税込み)
海老と八幡平マッシュルームのレモンソルトと白金豚の粗挽きチーズ入りミートローフのセットです。
セットにはスープとサラダが付いていてそれなりに食べ応えもあります。
海老と八幡平マッシュルームのレモンソルトは生麺パスタを使っている様でつるんとした食感とほんのり塩気が効いています。
生のマッシュルームのシャキッとした食感が印象的な素材の良さをシンプルに表現した一品です。
白金豚の粗挽きチーズ入りミートローフはハーブの効いた粗挽き肉が前面に出た肉々しい一品。
チーズと肉の香りに食欲がそそられます。
デザートのパンナコッタは牛乳のまろやかな味がする優しい一品。
マリーアージュフレールの紅茶は木苺やすぐり等のベリー系の風味が感じられるフルーティーでさっぱりした味わいの逸品で美味しい。
メインとパスタ、ドリンク、ドルチェまで付けてこの価格はなかなかにお得感があります。
シェフ交替後も相変わらずの盛況振りに安心しました。
そのうち機会があったら夜にもお邪魔してみたいです。どうもご馳走様でした。
誕生祝いで利用しました。
シェフのジョアンさんが造る料理はいつも遊び心に富んでいて我々を楽しませてくれますが味の安定感も抜群です。
今回は今までこちらのお店では取り扱った事のない県産食材が色々登場しました。
門崎丑や白金豚、八幡平サーモン、岩泉産食用ほおずき、八幡平しいたけ等素材の良さを生かした料理の数々でした。
特に八幡平サーモンや門崎丑の炭火焼きはしっとりした焼き上がりながら炭火の芳ばしさをまとった絶品です。
どんどん新しい食材を取り入れながら進化を続けるジョアンさんの料理には毎回驚かされます。
今回の料理も新しいものを取り入れながら安定感のある味と遊び心あるビジュアルをしっかり堪能させてもらいました。
そろそろジビエ料理のシーズンが始まった様なのでまたそのうちお邪魔したいと思います。どうもご馳走さまでした。
地元ローカルのテレビ番組で紹介していたジビエ料理が気になったのでお邪魔してみました。
ジビエも既にシーズン終盤だそうでこの日は山うずらと鹿肉の料理でした。
シェフのジョアンさんは日々新しい料理の研究に余念が無くいつも斬新な料理で楽しませてくれます。
最初はスパークリングで軽く喉を潤しながら軽くおつまみ的なパスタのフリットを頂きます。
スナック感覚でサクッと芳ばしい味わいでワインのお供に良い感じです。
ホタテのグリルとパテ・ド・カンパーニュと進み、ここで持ち込みしたイタリアワインのオルネライアに移行します。
オルネライアはイタリアトスカーナ州のワインでフランスのボルドーワインを手本に作られており、スーパートスカーナとして今やすっかり有名になりました。
完熟した葡萄の旨味と爽快な果実味を備えた上質なワインでとてもバランスの良い素晴らしいワインです。
のどぐろのポアレは脂が乗ってしっとりした食感。一緒に添えられた菊芋のピューレも刻み野菜の食感とピリ辛のアクセントがあって美味しかったです。
鹿肉とチーズのパイ包みは野趣あふれる鹿肉の風味とチーズのコントラストが程良くバランスを保っていてこの絶妙なバランスの味付けがジョアンさんの凄いところです。
山ウズラの包み焼きの中にはフォアグラとパン粉の詰め物が入っていてなかなかボリューム感がありました。
うずらのワイルドな味わいと洋酒でさっぱり目に味付けしたフォアグラがこれまた絶妙なバランスで成り立っています。
〆は定番のマリアージュ・フレールの紅茶に好みのケーキを選択します。
本当は一人1種類のはずなのですが色々な味を楽しみたいだろうというジョアンさんのご厚意で3種のケーキを頂きました^^
苺やマスカルポーネのケーキもほんのり酸味のある爽やな味も良かったのですが、異なる2層のチョコレートからなるしっとりビターな味わいのダブルチョコのケーキもは大人の味わいという感じで美味しかったです。
いつも斬新ながら安心感のある絶妙な味付けの料理をありがとうございます。
今回もジビエ料理楽を堪能させてもらいました。
またそのうちお邪魔します。どうもご馳走さまでした。
《2016年7月再訪》
かなり久しぶりの訪問です。
もうすっかり顔も忘れられてしまってるんじゃないかと心配しましたが時々父親が利用していたらしくちゃんと覚えていてもらえました…^^;
今回は写真を10枚アップ。シェフのジョアンさんに紹介したいワインがあったのでワインを持ち込みさせてもらいました。
コースは3500円のものにしましたが前菜の盛り合せから魚料理・スープ・パスタ・パン・肉料理・デザート・紅茶と盛り沢山で相変わらず非常に良心的なお値段です。
素材の良さを存分に発揮した料理の数々で魚介や野菜本来の旨みが引き出されています。
また見た目の彩りにも気配りされていて赤・黄・緑とカラフルな演出が施されており見た目も楽しめます。
県産小麦ゆきちからを使用した生麺パスタのもちもちした食感は相変わらずの絶品です。
何でも手造りしてしまうジョアンさんですが自家製クロワッサンとグリッシーニもなかなかのものでした。
ところで今回持込みしたワインの紹介です。
【ファルネーゼ社 エディチオーネ】
イタリアフェルネーゼ社のトップワインです。
5種類のイタリア土着のブドウ品種を使ったワインで厳選した樹齢50年以上の古木のものが使用されています。
ブラックベリーやチョコレート、杏子、バニラのニュアンスが感じられる濃厚な味わい。
濃いめのワインにも関わらず後味は上品でとてもシルキー。かなりお勧めの一本です。
久しぶりのシャトンのディナーでしたが見た目を楽しみながらもどの料理もそつなく美味しい抜群のセンスと安定感が感じられました。
最後にジョアンさんのお見送りを受けお店をあとに。
いつも美味しい料理をありがとうございます。どうもご馳走様でした。
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《2015年9月再訪》
オープン1周年記念でお邪魔しました。今回は写真を11枚アップ。
太っ腹な事にディナーで利用するとハーフのシャンパンボトルがサービスになります。
ジョアンさんの料理にはさらに磨きがかかった様でこれで3800円はかなりお得です^^
シャンパンの後、赤ワインへと移行しましたが最近カワトクで見つけた美味しいイタリアの赤ワインがこちらでも取り扱っていました。
後から知ったのですがこのワイン漫画『神の雫』でも取り上げられていた様です。
カシスやチョコレート、バニラの様な風味が感じられる凄くコストパフォーマンスの良いワインで2000円くらいで手に入ります。
同等のクオリティーや味のものをボルドーで探せばまず6000円以上はするでしょうね。
久しぶりにシェフのジョアンさんとも話が出来たし美味しいワインが飲めて満足のディナーでした。
またお邪魔します。どうもご馳走様でした。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
《2015年4月再訪》
知人とのワイン会がてら利用させてもらいました。今回は写真を10枚アップ。
シャトンさんのご厚意でワインは持参させて頂きました^^;
今回はいつもより少しだけ料理をグレードアップして4500円のコースです。
料理をグレードアップしただけあって品数や食材も全体的にレベルが上がった印象です。
今回の料理は以下の通りです。
【オレッティ ディ ミアーレのジュレ】
【ヒラメのカルパッチョ】
【県産無農薬野菜のロースト バーニャカウダーソース添え】
【ホタルイカとうるいの県産小麦使用の自家製パスタ】
【サルシッチャ コンファジョーリ】
【岩手県産牛ランプの低温ロースト グリル仕立て】
【苺のスープとパンナコッタ ダブルベリージェラートと共に】
グリルを生かした肉料理や他ジャンルの技法を取り入れたデザートなど目新しいものがいくつか見受けられました。
ただ料理のバランスとしては幾分改良の余地がありそうです。
パスタやカルパッチョはクオリティーの高い県産食材を生かした素晴らしい逸品でしっかり楽しませてもらいました。
現状に満足することなくたゆまぬ努力を続けるシェフ ジョアンさんの姿勢は素晴らしいと思います。
今後ともお客を魅了する美味しい料理を作り続けていって欲しいですね。今回もどうもご馳走様でした。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
《2014年10月再訪》
移転オープン後初めてお邪魔しました。今回は写真を11枚アップ。
新しいお店は白を基調とした内装でかなり広くなった様ですね。
特に厨房が広くなって調理がやり易くなったみたいでシェフのジョアンさんにとってそこが一番助かったのではないでしょうか。
今回も3500円のコースをお願いしましたがメニューの構成が以前とは変わった様です。
品数が少なくなった分、一品一品の量が多くなった感じですね。
厨房が広くなった分グリルを新設した様で県産和牛のステーキは芳ばしい焼き上がりになっていました。
今回頂いた料理は以下の通りです。
【前菜盛り合わせ】
【イカ墨を練り込んだラザニアと海老のソテー】
【県産和牛のグリル】
【ミックスベリータルト】
前菜の盛り合わせは色々なものが味わえてワインを楽しむには持って来いです。
厨房が広くなったのでこれからまたジョアンさんの趣向を凝らした新しい料理が楽しめそうですね。
最後にジョアンさんのお見送りを受けながらお店をあとにしました。
新作料理を期待してまたそのうちお邪魔したいと思います。今回も美味しい料理をありがとうございました。
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《2014年6月再訪》
久しぶりにランチでお邪魔しました。今回は写真を6枚アップ。
まだ時間帯が早かったせいかこの日は意外とすんなり席に座る事が出来ました。
しばらく見ない内にいつの間にかビスコッティ―(イタリアのクッキー・ビスケット)も扱う様になった様です^^;
この日はパスタという気分でもなかったので県産和牛ほほ肉の赤ワイン煮といちごのタルトを注文。
最初にスープとサラダが運ばれて来てそれらを頂いている内に注文の品が運ばれて来ました。
【県産和牛ほほ肉の赤ワイン煮】
柔らかく煮込まれた県産和牛のほほ肉はナイフを入れるとすっと簡単に刃が通ります。
口に入れるとほろっとほどける様な柔らかさで赤ワインのほのかな酸味とタンニンの渋みが心地良いバランスの良いソースです。
一緒にそえられた温野菜は野菜の食感を残しつつ熱を通した事で甘みが増して一層美味しくなっています。
【いちごのタルト】
デンマーク産チーズを使用したタルトは爽やかでさっぱりした味わいです。
表面は見た目も鮮やかな苺のソースでコーティングされ土台のチーズと苺の甘酸っぱさのハーモニーが何とも良い感じです。
リンゴのタルトと並んでここの定番デザートですね。
食べ終わったと思ったところにサプライズでジョアンさんから桃のジェラートの差し入れがありました。
完熟した桃をミキサーにかけて凍らせたものだそうで砂糖無添加のはずなのにとても甘くまるでネクターの様な甘さです。
とろっとした食感と桃の甘さが凝縮した逸品でした。
ところで8月くらいにお店を県庁方面(阿部魚店のあたり)に移転するとのことで今は準備中だそうです。
移転すると少し遠くなってしまうので出来ればそれまでにもう一回くらいディナーでお邪魔したいものですね。どうもご馳走様でした。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
《2014年4月再訪》
久しぶりにディナーでお邪魔しました。今回は写真を10枚アップ。
いつもながらシャトンさんのご厚意に甘えてワインを持ち込みさせてもらいました^^;
今回のワインはフランスブルゴーニュ地方のワイン『リシュブール』とイタリアトスカーナ州のワインメーカー『ルーチェ』がリリースする『ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ』です。
【リシュブール 1992】(フランス)
フランス ブルゴーニュ地方ヴォーヌ・ロマネ村のリシュブール畑で産出される特級畑ワインです。
よくこのワインを形容するのに百花繚乱という言葉が用いられますが確かに非常に香りが良く華やかな感じがします。
20年以上が経過していたため色は少し褐色がかりフレッシュなフルーティーさは無くなっていましたがまろやかな円熟味のある味わいでした。
【ルーチェ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 2006】(イタリア)
イタリアトスカーナ州のブルネッロ種を使用したワインです。
存分に太陽を浴びて育ったであろうとても凝縮感のある濃厚でコクのあるワインです。
少しまだ熟成が足りないかな…もう少し寝かせた方が飲み頃の様な気がします。
今回の料理は以下の通りです。
【天然鯛のカルパッチョ】
もっちりした食感の鯛にいくらが乗せられ彩りも鮮やかに盛り付けられています。
添えられたオリーブパウダーがアクセントになりちょっとした変化も楽しめます。
【自家製パン】
ほんのり甘くしっとりした食感でやさしい味わいです。
【三陸産ホタテとイカ墨のラビオリ】
緑と白と黒のストライプのコントラストが色鮮やかで見た目も楽しませてくれます。
三陸産ホタテは結構大振りで甘みがあって美味しい。
ラビオリの中にはクリームチーズらしきものがサンドされていてちょっとしたアクセントになっています。
【八幡平サーモンのパイ包み】
パイがさっくさくです。八幡平サーモンは意外と脂の乗りも良くしっとりした味わいでした。
【盛岡短角牛のパスタ】
細めのパスタには短角牛のエキスがしみ出したソースが良く絡みなかなかに美味しい逸品です。
トロっとなるまで煮込まれた盛岡短角牛は口に入れただけでほどけてくるほど柔らかです。
【和牛の低温ロースト】
いつもながら一見、生肉かと思うほどの絶妙な火入れ加減です。
とても柔らかでしっとりした食感。
【デザート 苺のアイス】
最後にほんのり甘いマリアージュの紅茶を頂き一息つきました。
先日は貸切で自主制作パロディー映画の上映会をやっていた団体さんもあった様で色々な使い方があるものですね。
いつもリーズナブルに美味しいものを提供してくれてありがとうございます。
彩り鮮やかで見た目も楽しく美味しい料理の数々に今回も大変満足です。どうもご馳走様でした。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
《2013年10月再訪》
誕生会を兼ねた食事会で利用しました。今回は写真を11枚アップ。
毎回ながらシャトンさんのご厚意に甘えて今回もワインを持ち込みさせてもらいました^^;
今回のワインはイタリアトスカーナ州のワイン『ルーチェ』とフランスブルゴーニュ地方のワイン『ヴォーヌ・ロマネ』です。
【ルーチェ】(イタリア)
今やカルフォルニアの有名ワイナリーともコラボする世界的な醸造家ロバート・モンダビー氏のプロデュースしたワインです。
飲み口は複雑に入り組んだ重厚でバランスの取れた味わいでまさにボルドースタイルですね。
ボルドーの5大シャトーにも引けを取らない秀逸なワインです。
【ヴォーヌ・ロマネ】(フランス)
単一のブドウ品種ピノノワールで作られたワインです。
古代ローマの時代からブドウの栽培が行われて来た地域でそこから産出されるワインはロマネ・コンティを始めとした秀逸なものばかりです。
今回のワインも上品な果実味が感じられるとてもバランスの良いものでした。
今回の料理は以下の通りです。
【天然鯛のカッペリーニ】
いつもながらこの冷製カッペリーニのつるんとした食感がたまりません。
【色々野菜 カニ味噌のバーニャカウダー】
紅芯大根、スティックブロッコリー他見たことのない野菜がいっぱいです。
ソースが蟹というのが変わっていて面白いですね。
【三陸産帆立のパティ】
パイがさっくさくです。中に大きなホタテが入ってました。
【海鮮ラザニア】
鮑・ウニ・いくら…なんとも豪華です。ソースはニンニクが効いていてピリッと刺激のある味でした。
【黒トリフのリゾットと牛ほほ肉のラグー】
写真を失念。生米のじゃりっとした食感が何とも言えません。
【盛岡産リンゴの冷製スープ】
とても甘いリンゴの冷製スープです。すりおろしりんごの食感でした。
【盛岡短角牛の低温ロースト】
【デザート 梨のアイスとタルト】
毎回斬新なアイディアの料理がいっぱいでいつもジョアンさんには驚かされます。
帰りがけ厨房を覗かせてもらったのですがわずか3畳ほどのスペースでした…^^;
このスーペースでよくあれだけの種類の料理を美味しく作れるものだとつくづく感心させられます。
季節感溢れる斬新な料理の数々に満足しました。どうもご馳走様でした。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
《2013年9月再訪》
最近テレビで取り上げられる事が多くなり、ますます賑わっているシャトンさんですが久しぶりに訪問してみました。
今回は写真を5枚アップ。しばらく見ない内に更にメニューが増えています。
今回は大和豚のグリルとブルーベリーのタルトを注文してみました。
まずは先に運ばれてきたサラダとコーンスープから頂きます。
【大和豚のグリル】
温野菜とパプリカとバジルの2色のソースが添えられた大和豚のグリルです。
肉は低温調理したものを軽くグリルして仕上げてあるので表面は芳ばしく中はしっとりしています。
見た目はシンプルですが随所に工夫が施されています。
【ブルーベリーのタルト】
大粒で果肉に弾力が感じられるブルーベリーのタルトです。
タルト生地との間にはデンマーク産チーズが使用されておりしっかりとしたコクが感じられました。
シェフのジョアンさんは研究熱心な方ですがいつの間にかピザもメニューに追加されていました。
新作の料理をどんどん研究している様ですのでそのうちディナーでもお邪魔したいと思います。
今回もどうもご馳走様でした。
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《2013年4月再訪》
今度開催するワイン会の予約のついでに久しぶりに訪問しました。
今回は写真を6枚アップ。しばらく見ない内にいつの間にかメニューが増えています。
特にスイーツが増えているのが気になったのでランチにスイーツを追加し、大和豚のグリルバルサミコサルサとマンゴーとバナナのムースを注文してみました。
まずは先に運ばれてきたサラダとカボチャのスープから頂きます。
【大和豚のグリルバルサミコサルサ】
ベリーとバルサミコ・バジルのソースが添えられた大和豚のグリルです。
ソースの赤・緑・黒の3つの色のコントラストが見た目も美しく食欲をそそられます。
大和豚の脂身は甘みがあり、赤身部分もしっかりした噛み応えがなかなかに美味しい肉です。
焼き加減も芳ばしく焼かれていてさすがといった感じですね。
【マンゴーとバナナのムース】
以前は無かったスイーツの新メニューです。
バナナの甘さとマンゴーの甘酸っぱい味わいが口の中に広がりムースの口溶けもなめらかです。
これまたなかなかに素晴らしい逸品です。
スイーツの新メニューも登場し、その他リゾットがメニューに追加されていました。
ジョアンさんの探究心にはいつもながら感心します。
次回はそちらも試してみたい思います。今回もどうもご馳走様でした。
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《2012年2月再訪》
前回ランチで気になったジビエ料理。ほぼ2月いっぱいまでとの事でしたので間を置かずディナーで再訪しました。
今回は写真を9枚アップ。ジビエはその日によって入荷するものが違うらしく必ず事前の予約が必要です。
今回もご厚意に甘えてワインを持ち込みさせてもらいました。(あまり売り上げに貢献できなくてスミマセン)
ワインメニューを久しぶりに覗いてみるとイタリアのトスカーナワインを中心としたラインナップになっています。
今回はジビエを組み込んだコースにしてもらいました。
まずは前菜とパンからスタートです。
【生ハムのアプリコット添え 北海道産ホタテのソテーウニキャビア乗せ】
前菜は生ハムのアプリコット添えと北海道産ホタテのソテーウニキャビア乗せでした。
メロンと生ハムの組み合わせは定番ですがドライアプリコットと生ハムの組み合わせも良い感じです。
肉厚の北海道産ホタテにウニ・キャビア乗せ…うーん、何とも贅沢です。ワインが進みます。
【宮古産ヒラメのカッペリーニ】
宮古産のヒラメと県産小麦ゆきちからを使用したカッペリーニです。
もちもちつるつるした食感の生麺パスタとちょっとスパイシーなパプリカソースとの組み合わせはまさに絶品です^^
帰り際レギュラーメニューに出来ないのか尋ねてみましたが数に限りがあるので難しいらしいです…。
ディナーのコースメニューでなら出せるかもしれないとの事でした。
【二戸産いなきびのオニオンスープ仕立て】
【山うずらのロースト フレッシュトリュフ添え】
大ぶりで脂の乗った食べ応えのある山うずらです。
じっくり時間をかけてローストされた肉はスモーキーで軟らかくてクセもありません。
甘酸っぱくコクのあるソースが素晴らしく、ふんだんにふり掛けられたトリュフがアクセントとなって何とも絶妙な味わいです。
【イタリアワイン プリミティーボ】
樽香の効いたカベルネっぽい重厚な飲み口のワイン。甘み・渋み・酸味のバランスは良い感じです。
【デザート】
苺のタルトとティラミスアイスでした。
デザートもそつなく美味しいですね。
ナッツ(ピスタチオ?)の粉末が良いアクセントになっています。
まだワインが残っていたのでジョアンさんが気を使ってチーズ盛りの差し入れをしてくれました^^
気取りのないカジュアルなお店ですが手間を惜しまない美味しい料理が良心的な価格で頂けます。
研究熱心なジョアンさんは寸暇を惜しんで休みの日も東京に料理の勉強に行かれている様で、また料理が一段と進化しましたね。
カッペリーニとうずら絶品でした。どうもご馳走様でした。
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《2012年1月再訪》
4・5年来ここのお店にはお世話になっていますが今やすっかり全国区の有名店になってしまい最近は少々近寄り難い雰囲気に…^^;
少し早めの時間に久しぶりにランチで訪問してみました。今回は写真を3枚アップ。
まずは訪問するなり正月に注文したオードブル(洋風おせち)のお礼を受けました。
最近ニュース等でも騒がれていますがあからさまに極端な評価を付け何か意図があってやっているのでは…と思わず勘繰りたくなる様な投稿が少なからず見受けられます。
ここ岩手でもその傾向は強くそういった投稿が横行しているのは誠に残念な限りです。
大都市圏とは違い地方では一人の心無い投稿者による影響が大きく食べログ自体の信頼を損ねかねないそういった類の投稿は慎んで頂く様切に願う次第です。
さて、少々話がそれましたがこちらのお店、相変わらずの人気店であっという間に満席です。
しばらく見ない内にカウンターには丸ごと脚一本の生ハムやその横にはエスプレッソマシーンが据えられています。
向上心に溢れるシェフジョアンさんは有名店になった今日も休日返上で東京まで料理の勉強に往される事もあるそうです。
修行の成果かレパートリーも増え、壁にはジビエ料理の張り紙。かなり興味をそそられましたがそれはまた今度ディナーにでも…。
一応ダイエット中という事もあり今回は自家製パスタの【都鶏と野菜たっぷりのラーグー】【小海老と無農薬寒じめほうれん草のアンチョビクリーム】をオーダー。
サラダやスープを頂きながら待つ事少々、メインの料理が運ばれて来ました。
【都鶏と野菜たっぷりのラーグー】
野菜を中心とした具沢山の細麺生パスタです。
ブロッコリーの派生種と思われる野菜とナス鶏挽肉が入ったパスタでトマトの効いたオーソドックスながら具沢山で食べ応えのあるパスタです。
生麺独特のもっちりした食感がたまりません。
【小海老と無農薬寒じめほうれん草のアンチョビクリーム】
ホワイトクリームのきし麺っぽい平麺クリームパスタです。
クリームのコク・味のバランス等が日本人の口に合っていてソツなくバランスがとれているところがここのお店の優れたところでしょう。
ソースとパスタとの絡みが良く美味しく頂きました。ソースとの絡みが良い分こちあの方が幾分食べやすいかも^^;
いずれにせよこちらのお店どこか日本人好みでほっとする味わいです。
追加で注文した【スイートポテト】は以前とは味が変わっており今回はラム酒の効いた甘さ控えめでバニラの風味の大人の味わいの逸品です。
個人的には以前のハニーテイストのしっとりした方が好みでしたがこれはこれで悪くはありません。
近い内にジビエ料理を食べに再訪したいと思います。今回もどうもご馳走様でした。
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《2011年9月再訪》
家内の友人も誘ってワイン会を開催する予定でしたが都合がつかなくなってしまったらしく二人だけのディナーとなりました。
そういう訳で今回ワインは赤1本だけ…写真を9枚アップしました。
パンまた変わってました…クロワッサンと小さな丸パンです。
天然酵母で作っているそうでどちらもほんのりとした甘みがあって皮はザックリ厚く中はしっとりした不思議な食感です…。
今回のコースの内容は以下の通りです。
【前菜~ 帆立のソテー雲丹とキャビア乗せ】
【天然鯛のカルパッチョサラダ仕立て】
【フォンティーヌチーズと海老・イカ入りのイカスミ生地の自家製ラビオリ】
【ボルチーニ茸とケールの自家製タリアテーレ】
【黒毛和牛の低温ロースト】
【デザート】
【紅茶(マリアージュフレールのマルコポーロ)】
【ジョアンさんお手製のマカロン】
今回特に印象に残ったのは次の料理でした。
【前菜~ 帆立のソテー雲丹とキャビア乗せ】
ソテーされた帆立の上に雲丹とキャビアが乗ったとても贅沢な前菜です^^
ソテーされた帆立は甘さが増して芳ばしく下に敷かれたアボカドはマスタードの利いたビネガーソースと絡められていてさっぱりとした仕上がりになっています。
シンプルだけど全体のバランスが取れた飽きの来ない美味しい一品です。
【フォンティーヌチーズと海老・イカ入りのイカスミ生地の自家製ラビオリ】
何やらサイフォンの様なもので海老だしをとり始めたと思ったら…イカスミ生地の自家製ラビオリをひたす為のスープだった様です^^;
目の前で仕上げにスープをかけて出来上がりです。
ラビオリの中には海老・イカ・フォンティーヌチーズ等が入っていてとても具沢山です。
シーフードで統一された味付けは全体にさっぱりとまとまっており美味しく頂きました^^
今回もジョアンさんのサービス精神旺盛の料理の数々堪能しました^^
帆立のソテーとても美味しかったです…また食べたいな^^今回もどうもご馳走様でした。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
《2011年6月再訪》
友人の結婚祝いを兼ねて友人夫妻とディナーで利用しました。今回は写真を11枚アップ。
いつの間にかパンが4種類の中から選べる様になっており今回はブルーベリーパン・ライ麦パン・フランスパン・従来のプチパンの4種類でした。
どうやらワインに合わせるならフランスパンかプチパンが良さそうです…^^;
まずは定番のシャンパン【ブーブクリコ】で乾杯しました^^
今回のコースの内容は以下の通りです。
【雲丹のマリネ】
【スキャンティー海老のサラダ】
【奥中山三谷牧場産ジャージー牛のモッツァレラチーズのパスタ】
【黒毛和牛の低温ロースト季節の野菜添え】
【桜のグリグリ?ティー】
【デザート】
特に印象に残ったのは次の二つの料理です。
【奥中山三谷牧場産ジャージー牛のモッツァレラチーズのパスタ】
もちもちの生麺パスタにジャージー牛のモッツァレラがトローリととろけて絡むトマトソースのパスタです。
ジャージー牛はもともと牛乳がとても濃厚ですがモッツァレラにしてもそのコクは生きている様です^^
水牛のモッツァレラにも引けをとらない存在感があってなかなかの逸品です。
【黒毛和牛の低温ロースト季節の野菜添え】
添えてある野菜がまだ少し生のシャキシャキした食感が残っていて美味しい。
さすがに人参の葉は残しましたがあっという間に平らげました^^
低温ローストされた和牛は一見生の様に見えますが極限まで柔らかくちゃんと火も通っています。
醤油をベースにしているのかどこかほっとするソースと絡め美味しく頂きました。
ワインとの相性も抜群でマグナムボトルの赤ワイン【シャトー・ピション・ラランド1993】があっという間に減って行きます…^^;
最後にサービスで【ジョアンさんお手製のマカロン】まで頂きました。
本当に何でも器用にこなす人ですね…いつも楽しませてもらってます。今回もどうもご馳走様でした。
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《2011年4月再訪》
家内の友人も交えて久しぶりにディナーで利用しました。今回は写真を13枚アップ。
最近ディナーのスタンダードコースのお値段が3000円→3500円と若干アップしましたが料理の内容を考えるとそれでもまだかなりお得感があります。
家内の友人が差し入れてくれたシャンパン【クリュッグ】を頂きながらシェフのジョアンさんが趣向を凝らした料理を堪能しました。
コースの内容は以下の通りです。
【ウニとカリフラワーのムースキャビア乗せ】
【ビーツのクレープ・ホタテのソテー・アボカドとタラバ蟹のサラダ】
【いなキビのオニオングラタン仕立て】
【春野菜とカラスミのパスタ】
【黒毛和牛の低温焼き山菜添え】
【チョコレートのタルトアイス添え】
【マリアージュ・フレールのマルコポーロ】
どの料理もソツなく美味しいのですが今回、特に印象に残った料理は次の二つです。
【ウニとカリフラワーのムースキャビア乗せ】
ウニのコクとカリフラワーの甘さが上品に調和し、口当たりもとてもまろやかな品です。
添えられたキャビアの塩気がアクセントになっています。
惜しげもなく高級食材を使用し高次元で味のバランスが取られた秀逸な逸品。
【ビーツのクレープ・ホタテのソテー・アボカドとタラバ蟹のサラダ】
黒いプレートはなんと炭でできているとの事…^^;
彩りも綺麗で見た目も楽しいプレートです。
大ぶりのホタテは肉厚でカリッとソテーされており表面は芳ばしく身はかなりの甘さが感じられます。
アボカドとタラバ蟹の取り合わせは意外に絶妙でこってりしているけどさっぱり食べられる不思議な感覚のものでした。
ワインとの相性は抜群でどんどんお酒が進みます…^^;
シャンパンの次は赤ワインに飲み物をバトンタッチしこの日も料理と美味しいお酒を堪能しました。
視覚と味、両方で楽しめる趣向を凝らした料理の数々美味しく頂きました。今回もどうもごちそう様でした。
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《2011年3月再訪》
震災後家内とランチで伺いました。今回は写真を4枚アップ。
お店の被害は食器がいくらか割れた程度で比較的軽微で済んだとの事…。
まだ物流が滞っているせいか一部メニューを縮小している模様。
市内の飲食店は大半が再開されて来ておりスーパーやコンビニでの品不足に比べると意外に食材は充実している様です。
今回は【シーフード・ドリア】(800円)と【岩手牛リアルバーグのトマトソース添え】(945円)をオーダー。
以前にこちらの料理については紹介しましたので今回は説明を省略しますが今回も美味しく頂きました^^
追加で【洋梨のタルト】と【スイートポテト】を注文。
【洋梨のタルト】
バニラビーンズの利いた洋梨のタルトです。
しっとりした内側の生地とカリッとした外側の生地のコントラストを楽しめます。
洋梨は時期はずれのせいか少しモサッっとした食感で割と平凡な味わいです。
【スイートポテト】
とてもしっとりしていて蜂蜜の甘みとシナモンが利いた手の込んだスイートポテトです。
サツマイモの皮ぎわの食感も残されていて様々な食感が楽しめる逸品です。
飽きの来ない上品な甘さです。
実はデザートの中で一番手間がかかっているそうです。
今まで食べた事ありませんでしたが実は一番美味しいかも…。
今まで当たり前の様に思っていましたが温かい食事を頂けるって本当に幸せな事ですね。
震災で被災された皆さんの一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
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《2011年1月再訪》
体重増加が気になる今日この頃…さすがにディナーのフルコースは控えようとこの日はランチでシャトンを訪問しました。
今回は写真を4枚アップ。珍しくデザートがフルラインナップされていてついついふらふらと誘惑に駆られそうですがここは我慢我慢…^^;
私は【蟹のトマトクリームのパスタ】(980円)を家内は【岩手牛リアルバーグのトマトソース添え】(945円)をオーダー。
【岩手牛リアルバーグのトマトソース添え】にはサラダとドリンクがセットで付いてきます。
しばらくして料理が運ばれて来ました。
【蟹のトマトクリームのパスタ】 主に私が担当
ジョアンさんお手製の生パスタです。 もっちりとした食感の平太麺の生パスタは食べ応え十分。
トマトの酸味とクリームのまろやかさが程良く調和しており蟹の風味が利いたソースはなかなかのものです。
パスタとソースの絡みも良く美味しく頂きました。
【岩手牛リアルバーグのトマトソース添え】 こちらは家内が担当
シャトンオリジナルバーガーと同じものを使用しているのか超粗挽きで歯応えのあるジューシーなハンバーグです。
唐辛子を使用となっていたので一瞬身構えましたがピリ辛の酸味の利いたトマトベースのソースでした…^^;
肉汁が凄くお肉好きにはお勧めです^^
今回の様にデザートがフルラインナップされている事は結構珍しいのですがその内お茶でもしながらゆっくり楽しみたいですね。どうもご馳走さまでした。
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《2010年12月再訪》
ランチでシャトンを訪れるのは久しぶりで今回は家内と二人で訪問しました。
しばらく見ない内にどうやらメニューが増えた様です…。今回は写真を7枚アップ。
私は辛系は苦手なので【シーフード・ドリア】(800円)を家内は新メニューの【焼きカレー】(980円)(激辛?)に果敢に挑戦します^^;
いずれのメニューもサラダとドリンクがセットで付いてきます。
店内を見渡すといつの間にか猫の小物が一層パワーアップした気がします^^;
程なくして料理が運ばれて来ました。
【シーフード・ドリア】(800円) 主に私が担当
オーブンで焼かれトッピングされた二種類のチーズ(コンテとグリエール)が溶け、こんがり焦げ目の付いた表面は香ばしくなかなかに美味しい逸品です^^
白ワインが使われているホワイトソースはクリーミーで洗練された感じ。
シーフードとライスは結構なボリューム感があって食べ応え十分です。
【焼きカレー】(980円) こちらは家内が担当
見た目は一見おとなしそうに見えるのですが案の定かなり凶暴な辛さのシーフードチーズカレーでした…^^;
辛いのが苦手な私は回避して正解…^^;激辛レトルトカレー『REE』の5~10倍辛の中間位でしょうかね。
シーフードがたっぷり入っていて食べ応えがあり辛い物好きの方にはお勧めかも^^
久しぶりのランチ訪問でしたがお昼も夜とはまた違った趣があってまた良い感じです^^
激辛メニューも楽しめます(笑)ジョアンさんどうもご馳走さまでした。
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《2010年11月再訪》
もう何回目になるのやら…またまたワイン会を開催しました^^;今回は写真を9枚アップ。
10日ほど前にシャトンのディナーを予約しようとしたところ予約がいっぱいでなんとか3人入るのがやっととの事。
すぐに3名で予約を入れました。
いつの間にか夜のシャトンも昼並みに混雑するようになったんですかね…。
当日時間にお店に伺うと既に団体さんで込み合っています。
一番厨房に近い席に通されまずはシャンパンで乾杯です。
久しぶりにルイナール飲んだけどこんなに重かったかな…^^;
【無農薬野菜のテリーヌ】
彩りも鮮やかで見た目も楽しいテリーヌです。
ソースも爽やかで絡めて食べると美味しさが引き立ちます。
外側の皮はどうやら人参を薄皮剥きにしたものの様でした。
【三陸産ホタテのカルパッチョ】
こちらもアンティチョークを始めとした野菜を添えたカルパッチョで彩りも鮮やかです。
酸っぱ過ぎず甘すぎずバランスの取れたほっとする味わいで美味しく頂きました。
【タラバ蟹と雲丹のフラン】
和食も修行した事のあるジョアンさん。
本来は洋風茶碗蒸しであるフランも今回はアレンジを加えられて和風テイストのどこかほっとする味です。
海鮮との相性も良く美味しい逸品でした。
【サーモンとスイスチャドのパスタ】
パスタには生麺が使用されておりソースと具の絡みが良い感じです。
スイスチャドなる野菜は初めて食べましたが意外とさっぱりしていてホウレンソウと似た様な味わいでした。
生麺パスタのもちもち感が堪りません^^
【低温ローストの県産和牛】
低温でローストされている肉は柔らかく肉の旨味が良く出ています。
今日のはいつもよりなんだかスパイシー…胡椒だけじゃない様な。
ジョアンさんの変化球今日も冴えてます^^
【デザート】
【紅茶】
毎回色々な変化があるジョアンさんの料理はサプライズや新鮮さがあって飽きません。
今回も美味しく頂きました。どうもご馳走様でした^^
6位
3回
2019/03訪問 2019/04/17
久しぶりにお邪魔しました。
前料理長の狩野シェフは重役となってしまったので今厨房を担当するのは別のシェフ(名前を失念しまた)になっています。
当初は狩野シェフの料理を踏襲したオーソドックスな路線のフレンチだったと記憶しておりますが1年ぶりくらいにお邪魔したところすっかり進化を遂げていました。
岩手県産食材をふんだんに使用した地産地消料理というコンセプトは変わりませんが細部までこだわりを感じる繊細な料理になっています。
単に美味しいだけでなくビジュアルにもこだわった先端のモダンフレンチは視覚的にも楽しめました。
立体的な盛り付けや様々な調理法の組み合わせで食感に変化を持たせており随所にシェフの工夫が感じられる料理です。
久しぶりの訪問でしたが先端のモダンフレンチへと進化を遂げたモンフレーブの料理をしっかり堪能させてもらいました。
また機会があったらお邪魔したいと思います。どうもご馳走様でした。
連れの誕生祝いで利用しました。
ホテルフレンチだけあって接客には定評があり、まさに今回の様な記念日使いに打ってつけです。
ちょうど記念日向けのアニバーサリーコース(10000円)があったので今回はそちらをお願いしました。
予約の時間にお店を訪れるといきなり狩野シェフのお出迎えにびっくりしましたがどうやら他の団体さんへのお出迎えだった様です…^^;
アニバーサリーコースは料理の他、花の贈呈、デザートへのお祝いメッセージ、3種のグラスワインが付いて1万円ジャストととても良心的な価格にびっくりです。
地域密着を基本方針にいつも岩手県産食材のアピールに励んでくれていますが今回は南部鉄器とのコラボレーションをコンセプトにした料理を提供してくれました。
これからも岩手のアピールのため食材や文化のアピールに貢献して行って欲しいと思います。どうもご馳走さまでした。
《2016年11月再訪》
ホテルメトロポリタン盛岡オープン40周年記念の感謝フェアでお邪魔しました。今回は写真を11枚アップ。
ドリンクが半額以下とあってワインはボトルでお願いします。
料理は肉・魚がともに入った6000円のコースをお願いしました。
【三陸産帆立貝とカリフラワーのモンブラン】
【秋刀魚と北あかりの温かいテリーヌ トリフの香るバルサミコソース】
【茸のコンソメスープ】
【三陸産平目のポワレと焼きカブ 柚子風味のアサリのブイヨン】
【岩手県産牛ロース肉のグリル エシャロットソース】
【マロンのブリュレ 林檎のマルムラード】
どの料理も見た目も美しく細かい工夫の凝らされた美味しい料理の数々です。
特に三陸産帆立貝とカリフラワーのモンブランはデザートと見間違うモンブラン風の外見ながらなめらかなカリフラワーの食感が印象的な上品な味わいの逸品でした。
また今回頂いたブルゴーニュの赤ワインはまさに絶品でした。
【シャペル・シャンベルタン2004】
フランスブルゴーニュ地方、シャンベルタン村の特級畑ワインです。
シルキーでチェリーやイチゴの様な繊細な果実味があって華やかな香りは花の様です。
10年以上の歳月を経ているとは思えない若々しさがあってとても素晴らしいワインでした。
素晴らしいワインをリーズナブルな価格で提供して頂き今回はとても優雅で満足な時間を過ごす事が出来ました。
周年イベント様々ですね。どうもご馳走さまでした。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
《2015年5月再訪》
グラスワイン3種がセットになったお手軽コース(6000円)の企画が催されていたのでお邪魔してみました。
今回は写真を8枚アップ。こちらのお店はホテルフレンチらしいしっかりとした接客と料理でそつがなく安定感があります。
今回の料理とワインは以下の通りです。
~料理~
【ウニのジュレとクリームのアミューズ】
【パン】
【ノルウェーサーモンのマリネとグリーンアスパラガスのパピヨン仕立て】
【骨付き子羊のロティ ロックフォールクリームと子羊のジェ】
【デザート】
【コーヒーと小菓子】
~ワイン~
【ル・デュモンのロゼ・スパークリング】
日本人醸造家がフランスブルゴーニュ地方で造ったワインです。
今まで赤ワインは飲んだ事がありますがスーパークリングもあったとは知りませんでした。
すっきりキレのある味わいで美味しいです。
【オーストリア ソ-ヴィニヨンブランの白ワイン】
フレッシュな酸味のあるフルーティーな味わいワインです。
後味すっきりでなかなかに美味しい。
オーストリアは甘々のデザートワインのイメージしかなかったのですが白も良いですね。
【シャトー・ル・シェーヌ】
フランスボルドー地方のワインです。
スミレやベリーの様な果実味があってとってもフルーティーなワインです。
ほのかに樽由来のバニラの風味もあって複雑な味わいです。
このワインは本当に美味しかったので思わずおかわりしてしまいました^^;
今回はワインがメインで料理は少なめでしたがワインとの相性を考えた料理が提供されました。
【ノルウェーサーモンのマリネとグリーンアスパラガスのパピヨン仕立て】は写真を失念してしまいましたが白ワインと良く合います。
今回飲んだワインはどれも初めて飲むものばかりでしたがそれぞれに特徴があって美味しかったです。
オーストリアの白ワインがこんなに美味しいとは初めて知りました。
ワインの世界も奥が深いですね。また面白い企画が有ったら参加したいと思います。どうもご馳走様でした。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
《2013年4月再訪》
前回東京マラソンのため参加できなかった料理とワインのマリアージュに参加して来ました。
今回は写真を12枚アップ。毎回趣向を凝らした料理とワインで楽しませてくれます。
今回の料理とワインは以下の通りです。
~料理~
【白魚のガレット】
【鰆(さわら)とホタルイカの炙り】
【鹿児島県阿久根産桜鯛のソテー】
【岩泉産短角牛モモ肉のロースト 牛蒡(ごぼう)ソース】
【熟成チーズの盛り合せ】
【フロマージュ・フレ 柑橘の香り】
【コーヒーと小菓子】
~ワイン~
【ポメリー・ブリュット ロゼ】
【ミュラ・ートゥルガウ2012 岩手県大迫高橋葡萄園】
【ヴーヴレ ル・マリニィ セック2010 ドメーヌ・ド・ゾビュイジエール】
【ヴィルジニー・ド・ヴァランドロー 2003】
【リヴザルト 1985 M・シャプティエ】
料理は春を意識した季節感のあるものでなかなか楽しめました。
特に【鰆(さわら)とホタルイカの炙り】はシンプルながら素材の旨さを引き出した逸品で白ワインにとても良く合っていました。
また地元岩手のワイン【ミュラ・ートゥルガウ2012 岩手県大迫高橋葡萄園】はシードルかと思う様な軽快で爽やかな味でした。
ミュラ・ートゥルガウというのはドイツのブドウ品種の様ですがリンゴとマスカットの中間的な味わいでこんなワインを岩手でも作っていたとは初めて知りました。
今回も料理にワイン色々楽しめました。これで1万円はかなりお得かと思います。どうもご馳走様でした。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
《2012年11月再訪》
二ヶ月に一回定期的に開催されている料理とワインのマリアージュに今回は知人を誘って男三人で参加して来ました^^;
今回は写真を20枚アップ。ちょうどボジョレーの解禁直後ということもあって今回5種類のワインの中にはボジョレーも含まれています。
夜7時開演でまずは最初にシェフとソムリエ氏から今回の料理とワインについて挨拶を兼ねた説明がありました。
通常泡から始まるワインの組み立て…今回は趣向を凝らしてまずは白からスタートします。
【シャトー・ラ・マロティーヌ2010】
ボルドーの白。爽やかな酸味とほど良いミネラル感のバランスが良いワインです。
【佐助豚のセルベルベニエ ロックフォールソース】
初めて聞く名前の料理ですが佐助豚の揚げ物にブルーチーズの王様ロックフォールのソースを合わせたものです。
衣がカリッとしていて中身の豚も適度な弾力と脂の甘みがあって美味しい。
ロックフォールはブルーチーズの一種ではありますが品があってクセが少ないチーズです。
シャトー・ラ・マロティーヌ2010との相性もばっちりでした。
【ボージョレ・ヴィラージュ プリムール 2012 ドメーヌ・ルロワ】
ボジョレーの上級品です。ブラックベリーの様な濃厚な果実味とコクがある赤ワインです。
どことなくブドウ品種はシラーを連想しましたがガメイ種との事。
ボジョレーってピノノワールじゃなかったんですね…今まで勘違いしていました。
さすがはルロワ美味いです。
【野菜のグリルと鴨腿肉のコンフィー】
野菜にこだわった料理でスウェーデンカブと通常のカブ2種類を使用しているとの事でした。
炙った野菜は自然な甘みがあって美味しい。
鴨とコクのあるボジョレーはよく合います。
【フランチャコルタ グラン・キュヴェ・ブリュット 2006 ベラヴィスタ】
イタリアのスパークリングワインです。製法はシャンパーニュと同様との事。
泡が非常にきめ細かく、切れの良い上品な味わいです。
【赤座海老のフレーグラ】
小麦粉で出来たニョッキに近い粒々と海老の料理です。
面白い食感です。
【ジュヴレ・シャンベルタン 2006 セラファン・ペール・エ・フィス】
ブリュゴーニュのジュヴェレシャンベルタン地区の赤ワインです。
バニラの様な樽香とコクを感じる非常にふくよかでバランスの良いワインです。
さすがはセラファン思わずお代わりしてしまいました。美味い♪♪
【鶉(うずら)のフォアグラ詰めロースト 五種の豆と共に】
丁寧にローストされたうずらは火加減も絶妙で外はパリッと香ばしく中はしっとり柔らかに調理されています。
肉のこってりさと豆のさっぱりした感じが対照的で面白いですね。
【コンテチーズ】
1個30kg以上ある熟成したコンテチーズを切り分けたものを頂きました。
熟成が進んでいて意外としっとりしています。イチジクのドライフルーツと良く合います。
【ヴィン・サント 2006 キャステッロ・ディ・アマ】
イタリアのデザートワイン。完熟した干しブドウの濃縮した柔らかい甘さの美味しいデザートワインです。
【デザート】
苺のパンナコッタでしょうか…苺の酸味とパンナコッタのまろやかな食感とほど良い甘さが心地よい一品です。
デザートもそつなく美味しいですね。
食後にコーヒーと小菓子を頂きすっかりお腹いっぱいです。
いつもながら美味しいワインと料理をさんざん堪能してこれで10000円というのはかなりお得感があります。
今回も素晴らしい料理とワインの数々にすっかり満足です。どうもご馳走様でした。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
《2010年12月再訪》
今回はクリスマスディナーで家内と訪問しました。
前回はレビュー初期の一言コメントでしたので今回が実質的な初レビューでしょうか。
クリスマスは限定メニュー『Noёl 2010』コース(13000円)のみの設定となっています。
店内はホテルのフレンチらしく落ち着いた雰囲気でサービスも無難にソツの無い感じです。
コースは決まっているので飲み物メニューに目を通し、まずはシャンパンで乾杯しました♪
さすがにクリスマスらしく結構店内は賑わっています^^
『Noёl 2010』コースの内容は以下の通りです。
【キャビアクリームと蟹入りブリニ】
【フォアグラのパルフェ 百合根を添えて】
【エスカルゴとぺトンクルのフュエッテ ブルギニオン風】
【オマール海老と蕎麦の実のサフラン風味 カルタ・ファタ包み】
【平目と姫あわびのソテー トリフの香り】
【シャンパンとカシスのグラニテ キールロワイヤル風】
【和牛フィレ肉のポワレ モリューソース】
【三種のフランスチーズ盛り合わせ】
【マロンのスープ コーヒークレームと共に】
【フロマージュブランのムース タヒチバニラのアイスクリームを添えて】
【紅茶と小菓子】
【キャビアクリームと蟹入りブリニ】
キャビアクリームとイクラ?クリームに金粉がまぶしてありなんとも豪華です^^;
蟹の入ったお焼きの様なものにキャビアクリームを乗せて頂きました。
うーん、なんとも美味。ワインに良く合います^^
【フォアグラのパルフェ 百合根を添えて】
久しぶりに頂くフォアグラですがこの品は上品でクセが無くかなり美味しい逸品。
お皿の上の彩りも綺麗で下にフルーツゼリーが敷かれています。
パルフェ(冷菓)に見立てているけどしっかり主食です…^^;
ここで赤ワインに移行。イタリアワインの【ユメ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ2005】のボトルをオーダー。
イタリア アブルッツゥオ州のモンテプルチアーノ種を主体としたワインでブラックベリーやスパイスを感じるボディー感のあるワインです。
どことなくシラーズ種に近い様な感じ…やや紫がかった深紅の赤はとても綺麗で透明感があります。
【エスカルゴとぺトンクルのフュエッテ ブルギニオン風】
エスカルゴとぺトンクル(帆立に似た小ぶりの二枚貝)のクニュっとした食感を楽しみながらガーリックとハーブ、バターの利いたソースがワインと実に良く合います。
オーソドックスな味付けながらも洗練された味わいの逸品です。
【オマール海老と蕎麦の実のサフラン風味 カルタ・ファタ包み】
海老味噌の利いた絶妙な味加減のスープにオマール海老・蕎麦の実・百合根の入った食感も楽しめるきめ細かい技の逸品。
海老・蟹好きの私にはたまりません^^
【平目と姫あわびのソテー トリフの香り】
平目がこんがりカリッとソテーされており基本がしっかり押さえられた料理です。
黒トリフの香りが立っていて美味しく頂きました。
【シャンパンとカシスのグラニテ キールロワイヤル風】
ここでワインをもう1本。今度はフランスボルドーの【シャトー ラ・フルール・ペトリュス】を注文。
かの有名な【シャトー ペトリュス】の隣の畑で生産されているものだそうです。ここまで来るとほとんどただの飲んべえですね…^^;
今度のワインはやや赤黒い色合いです。シャトー ムートン・ロートシルトに代表されるどこか牧歌的でありながら、きりっと辛口で引き締まった感じのワインです。
【和牛フィレ肉のポワレ モリューソース】
県産牛のフィレ肉はとても柔らかくモリューソース(アミガサ茸のソース)はコクがあって肉との相性も抜群です。
ミディアムレアにソテーされたお肉にモリューソースを絡めながら頂くとワインが進みます。
この後チーズの盛り合わせ・デザート・小菓子等お腹一杯美味しいものを堪能し店をあとにしました。
やはり盛岡では一番信頼の置けるフレンチのお店かと思います。
今回、総合評価を☆☆☆★3.5→☆☆☆☆4に飲み物を☆☆★2.5→☆☆☆★3.5に見直します。
少々値段は張りますが記念日等ここ一番という時、利用するには確かなお店でしょう。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
ここはたまに利用しておりますが、一番最近では義理の母の誕生祝いで利用しました。
料理の盛り付けのセンス・味わいについては盛岡でもトップクラスのお店かと思います。
ただどなたかのご指摘通り、クリスマス等の混雑している時期には食事の出てくる時間が遅くフルコースを頼むと2~3時間かかる事もありますね。
あとコースのお値段やワインは高級店だけあってかなり高めの価格設定です。調度品や部屋の雰囲気・店員さんの対応はホテルのレストランだけあってしっかりしていると思います。
記念日やここ一番のイベントで利用するには間違いのない良いお店ではないでしょうか。
7位
1回
2016/05訪問 2016/05/11
以前から気になっていたお店です。
今回の八戸遠征を機にお邪魔してみました。
お店は八戸郊外の新興団地の一角にあってアルコールを飲むならタクシーか代行にする必要があります。
予約の時間にお店に到着すると入り口には本日満席の貼り紙が…。
やはり事前に予約を入れておいて正解でした^^;
店内は白を基調とした清潔感のある明るい造りになっています。
ディナーはA(2850円)・B(3800円)・C(5000円)の3つのコースがあり、今回は肉・魚が両方の料理が楽しめるBコースをお願いしました。
グラスワインがなかなか充実していて、まずはフランス産のスパークリングワインで乾杯です。
【フランス産スパークリングワイン】
泡がきめ細やかで果実味のあるすっきり爽やかなスパークリングです。
【にんじんのクリームとウニのコンソメジュレ】(お通し)
ムース状になったにんじんがまろやかでとても甘くウニのジュレととてもマッチしています。
さっぱりめの味付けで食欲がかき立てられるコースのオープニングに相応しい逸品です。
【真ダイとラデイッシュのマリネ十和田産ポロネギ添え】(前菜)
地元産ネギと鯛のマリネでマスタードソースでさっぱりめに仕上げられています。
【フォアグラのポワレ五戸しいたけバルサミコソースいちご添え】(前菜)
しっとり柔らかで脂の乗ったフォアグラのポアレです。
バルサミコソースといちごの甘酸っぱさが絶妙にマッチしていてより一層フォアグラの美味しさが引き立てられています。
元々相性の良いフルーツとフォアグラですがいちごとの組み合わせはばっちりです。
プラス500円の追加料金を払っても食べたい逸品です。
【フランスの白ワイン グルナッシュブラン】
やや酸味が強めの青りんごの様な味わいの白ワインです。
【カボチャのスープ】
さらっとした優しい口あたりで口休めに丁度良い一品です。
【シャトー・ベルナドット】
スェーデン王室御用達ワインでボルドーの2級シャトーとして有名なシャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドを手掛ける生産者が隣村で生産するワインです。
淡麗な辛口な切れの良い味わいで後から腐葉土やベリーの様な風味が感じられました。
重すぎないミディアムボディーの赤ワインで料理には合わせやすいかと思います。
【香ばしく焼きあげた鮮魚のポアレ ソースペルノ】(魚料理)
八戸産の黒ソイのポアレです。
ブイヤベースと薬草酒ペルノを使ったソースでペルノ由来のミントやヨモギの爽やかな風味が感じられます。
逆立てられた鱗がかりかりにソテーされていて食感が楽しい逸品です。
【八戸美保野産豚肩ロースのロースト ソースムータルド】(肉料理)
美保野産豚肩ロースを使用した肉料理です。
ナイフが要らないくらい柔らかでジューシー。脂に甘みがあって美味しい。
【十和田産黒毛和牛ランプ肉のロースト】(肉料理)
十和田産黒毛和牛のランプ肉を使用した肉料理です。
しっとり柔らかで肉汁がいっぱいのお肉で美味しい。
赤ワインに良く合います。
【ムースシャティングとグラスバニーユ】
見た目はティラミスに近いですがマロンのムースとバニラアイスにエスプレッソをかけた一品。
ビターな大人の味わいのデザートです。
【パッションフルーツのジュレマンゴーソルベ添え】
見た目の通りトロピカルな味わいのデザートです。
バジルシードの粒々した食感がアクセントになっていてなかなかに美味しい逸品です。
食後のドリンクと小菓子を頂きすっかりお腹いっぱいです。
地元食材をふんだんに使用したリーズナブルな価格のコースにとても満足しました。
見た目の美しさや繊細な味付けの料理、さらにはコストパフォーマンスの良さにびっくりです。
郊外に立地するためアルコールを飲む人にはハードルが高めですがタクシー代を払っても行く価値のあるお店かと思います。
八戸遠征の際にはまた立ち寄りたいと思います。どうもご馳走様でした。
8位
1回
2016/10訪問 2016/11/06
青森市で評判の本格的なイタリアンのお店と聞きお邪魔してみました。
お店は青森地方裁判所から国道4号線を隔て、長島小学校方面へ1本奥まった通り沿いにあります。
店内はガラス張りのワインセラーを備えた洒落た空間で静かにピアノ曲のBGMが流れています。
今回はワインをメインにしたかったので料理は控えめに5800円のコースをお願いしてみました。
まずはイタリア産のスパークリングワインボンベンで乾杯です。
このワインは泡がとてもきめ細やかで甘さ控えめ、ほろ苦い感じの味わいで食欲が増進されます。
【前菜の盛り合わせ】
豚のリエットバケット乗せ、鴨の燻製、黒豚のテリーヌ、オリーブの揚げ物、ぶりの燻製りんごジャム添え、ヒラメのフライの甘酢かけ、砂肝の燻製マスタード和え等盛り沢山の前菜です。
燻製の技が冴え渡る品々でスモークの芳ばしさがアクセントになってワインが進みます。
【フォカッチャと全粒粉の丸パン】
乾杯のワインが無くなったのでここで赤ワインに移行し、定評のあるイタリアワインをボトルでお願いします。
【イタリアワイン ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ2004】
イタリア トスカーナ州産の赤ワイン。繊細かつ力強いタンニンと酸のバランスが絶妙で長期熟成タイプのワインです。
イチゴやチェリーの様な果実味があり、タンニンと酸がしっかりしていて12年を経たワインとは思えないほどフルーティーで若々しい味わいの逸品です。
【さんまのテリーヌ】
北海道厚岸産のさんまに肝を塗って炙り固めたテリーヌです。
さんまの肝のほろ苦さがアクセントになっており和のテイストを取り入れた斬新な一品です。
一緒に添えられた大根は一度パウダーにしたものを戻したものだそうでさらっとした雪の様なライトな食感です。
【大間産本マグロのパン粉焼きタプナードソース添え】
大間産本マグロの表面にパン粉をまぶして芳ばしく焼きあげた料理です。
火入れ加減が絶妙で表層のサクッとした衣の味わいと中のしっとりした本マグロの食感のコントラストが何とも心地良い感じです。
【カボチャのファゴッティーニ】
ハッカク風味のカボチャのムースを包み込んだショートパスタです。
牛肉の挽肉とチーズのソースが添えられており中華とイタリアンのテイストを織り交ぜた何とも不思議な料理でした。
【スペイン産バルバリー種鴨とフォアグラのソテー】
スペイン産バルバリー種の鴨を低温調理したものとフォアグラのソテーの組み合わせの料理です。
鴨肉はしっとり柔らかな食感でスモークが効いていてなかなかに美味しい逸品です。
フォアグラは絶妙の火加減で非常にジューシーな仕上がりになっています。
口に入れただけで溶け出すとろとろの食感がたまらない絶品でした。
メインの料理が終了したのでこの後デザートワインをいくらかお願いしてみました。
【シチリアのマルサラ酒 ブックラム パッシート ディ パンテレリア】
伝統的な製法にこだわるシチリアのデザートワインです。
杏子酒の様な味わいで少し酸味が強めのお酒です。
【ヴィン・サント・デル・パーチナ】
トスカーナのデザートワインで自然派で有名なパーチナの製造するワインです。
濃縮した干しブドウの様な味わいで蜂蜜を添えた青カビチーズに良く合いそうです。
【エスプレッソのカタラーナ】
デザートはエスプレッソの苦みの効いたカタラーナでチーズのクッキーと栗のクリームが添えてあります。
エスプレッソの苦みの効いた大人の味わいのデザートでチーズのコクがアクセントになって甘いだけのデザートとは違って飽きさせない工夫が感じられます。
【ゴルゴンゾーラチーズ】
【シチリアのマルサラ酒 ベッキオ・サンぺリ】
シチリアのデザートワイン。
最初の一杯と同じメーカーのながらこちらは甘さ控えめで熟成した紹興酒の様な味わいでした。
最後に小菓子とコーヒー・お茶を頂いてすっかりお腹いっぱいです。
垣根にとらわれない和のテイストやスモークの技法を取り入れた斬新な発想のイタリアンはとても独創的で最後まで飽きる事無く楽しませてもらいました。
期待に違わぬ料理の数々にすっかり満足です。
今回は高価なワインを色々注文してしまったので金額はあまり参考になりませんが通常であれば6000~8000円くらいのお値段かと思います。
今まで青森のイタリアン・フレンチの美味しいお店は八戸・弘前に多いというイメージが強かったのですが青森市にもこんな素晴らしいお店があったんですね。
また機会があったらお邪魔したいと思います。どうもご馳走さまでした。
9位
1回
2016/08訪問 2016/08/11
《2016年8月再訪》
久しぶりの訪問です。今回は月末繁忙の慰労会として利用しました。
石巻遠征で入手した地酒を持参しまずは乾杯します。
【日高見 中取り大吟醸】
兵庫産特A山田錦を使用した石巻のお酒です。
精米歩合40%にもかかわらずコメの旨味が効いた力強くコクのある味わいのお酒で美味しい。
たきがわ豆腐、夏野菜の冷製スープと夏らしいさっぱりした料理が続きます。
夏野菜の冷製スープにはほやだしが使われており麺は細麺パスタカッペリーニが泳いでいます。
コシのあるつるつるした食感が印象的で和と洋がコラボした面白い趣向の料理です。
【真澄 純米大吟醸】
長野のお酒です。
真澄というともう少し独特のこくがあるお酒というイメージだったのですがこれはまるで清らかな泉の如く澄みきった綺麗なお酒ですね。
米の旨味を感じさせながらとても上品な味わい素晴らしいお酒です。
お酒のあてにぴったりの酒肴をつまみにお酒が進みます。
その後、緑のラベルが印象的な【新政のビリジアン】や【新政 純米大吟醸 佐藤卯兵衛】を頂きました。
ビリジアンは6号酵母を使用した最近の新政らしい酸味のあるパンチの効いた味わいですが、佐藤卯兵衛は穏やかな酸味とまろやかで上品な米の旨味が感じられるお酒でさすがは新政のフラッグシップといった感じですね。
お酒に精通しいつも酒に合った気の利いた料理を提供してくれるご店主のセンスには驚かされます。
今回も趣向をこらした酒肴を堪能させてもらいました。点数を上方修正しておきます。
またそのうち珍しい日本酒を持参して伺いたいと思います。どうもご馳走さまでした。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
以前NTTの裏あたりにあった時以来なのでかなり久しぶりにお邪魔しました。
今のお店は入り口がそこはかとなく怪しい感じでなかなか入れずにいたんですよね^^;
くぐり戸を通ると石だたみがあってその奥に細い廊下が続いています。
なかなか凝った造りの廊下でちょっとした探検気分です。
暖簾をくぐりようやくカウンターの席へと辿り着きました^^;
この日最初の訪問客だったのでお好きな場所へどうぞとのこと…せかっくなので一番奥の坪庭が見える席を選んでみました。
最初のお酒を聞かれ好みを伝えると新政 純米原酒 エクリュと付きだしのごま豆腐が供されます。
【新政 純米原酒 エクリュ】
言わずと知れた秋田の日本酒です。
軟らかな酸味を感じる米の旨みのしっかりしたお酒です。
【ごま豆腐】
吉野葛を使用したなめらかな食感のごま豆腐です。
【八寸】
はまぐり、玉子焼き、車海老、イカ、数の子、赤貝、干しウニにカラスミをかぶせたもの、菜の花の煮びたし。
お酒のお供には持って来いです。
酒の肴でお酒のペースがあがります…^^;
【新政 純米原酒 美山錦 ラビス】
淡麗辛口な印象のお酒です。徐々に米の旨みが出て来る感じ。
【綿屋 純米吟醸 雄町】
宮城を代表する淡麗辛口のお酒。
期待を裏切らずしっかり淡麗辛口でとても料理に合わせやすいです。
【巌 純米吟醸】
群馬のお酒です。紫のラベルは初めて見ました。
酸味がやや強めで米の旨みを感じるお酒です。
【目抜けの昆布〆】
昆布の風味の効いたしっとりとした食感に仕上がっていてお酒に良く合います。
【山形 政宗 純米吟醸 雄町】
酒どころ山形のお酒です。
米の旨みがしっかり感じられどことなく古酒っぽい味わいが印象的なお酒です。
【あま鯛の焼き物】
ほど良く脂が乗っていて焼き目のついた芳ばしさもあって美味しい。
【松の司 純米吟醸あらばしり 山田錦】
滋賀のお酒です。
以前飲んだ時は男らしい荒々しさがあって自分には合わない印象でしたがこれは古酒っぽいまろやかさがあってなかなか良い感じです。
〆にはかんぴょう巻きを頂いて終了。
途中、坪庭に猫が現れて猫好きの私には嬉しいサプライズです…^^;
以前は黒龍の石田屋等の稀少な高級酒を置く敷居の高いお店という感じだったのですがお酒は意外とリーズナブルに美味しいものを置くようになりましたね。
気さくなご店主と奥さんがきりもりする意外にアットホームな雰囲気のお店です。
お酒が充実していて日本酒や焼酎好きには良さそうですね。
以前は、黒龍シリーズを一通り飲んで一人3万円という感じでしたが今はだいぶリーズナブルになったものですね。
日本酒が飲みたくなったらまたお邪魔したいと思います。どうもご馳走様でした。
函館に素晴らしいフレンチのお店があると聞きお邪魔してみました。
お店は路面電車の柏木町駅から350m程離れた閑静な住宅地の一角にあります。
店内は白を基調とした上品な佇まいの空間で落ち着いて食事が楽しめそうです。
今回は肉・魚両方の皿が入った7200円のコースをお願いしてみました。
ホームページを覗いたところこちらのお店はかなりワインが充実してある様なので期待が膨らみます^^
まずはシャンパンで乾杯です。
【シャンパーニュ ベルナール・ブレモン アンボネイ】
樹齢90年の古木のブドウから作られたシャンパーニュです。
泡がきめ細かく甘さ控えめですっきりキレのある飲み味です。
最初の一杯に持って来いのスパークリングですね。
アミューズにはパルメザンチーズとけしの見のクッキー・蕪の冷製スープが供されました。
連日の食べ歩きで少し疲れ気味の胃に優しい料理で一息つかせてもらいます^^;
自家製パンは北海道産小麦を使用した芳ばしい焼き上がりのパンで外はカリッと中はしっとり柔らかでなかなかに美味しい逸品です。
ここからはいよいよメインの料理に移ります。
【マグロのパートブリック】
チェニジア料理をベースにしたものでマグロを紫蘇と春巻きで巻いたものです。
食用花の盛り付けが綺麗でタプナードソース・オリーブソース等も添えてあります。
ビジュアルも華麗で洗練されていますが味付けがまた何とも素晴らしいです。
【シャンパーニュ リシャール・フリニョー】
2杯目に頼んだシャンパーニュです。
濃い目の色のボトルになかなかの重厚感が感じられます。
リンゴやオレンジピールを思わせる果実味豊かな味わいです。
飲み始めはさっぱり爽やかな印象ですが徐々に重厚感が増してくる印象のワインです。
魚・肉の料理に入る前にいよいよワインリストからチョイスしたボトルをお願いします。
【ロマネ・サン・ヴィバン 1988】
フランス ブルゴーニュ地方のワインです。
古代ローマの時代からワイン造りが行われて来たというヴォーヌ・ロマネ村の特級畑産出のワインでそのクオリティーは折り紙付きです。
30年近くが経過しているだけあって熟成が進みややレンガ色がかった色合いになっていますが味わいはまだ若々しくフレッシュです。
サクランボの様な果実味とお花畑の様に華やかな芳香が漂うワインでまさに至福の一杯です。
【函館近海産ヒラメのソテー】
函館近海産ヒラメを使用したヒラメのソテーです。
魚介のスープを使った泡状のソースをが添えられていて食感の変化を楽しめます。
カリッと芳ばしく焼かれた肉厚のヒラメは食べ応えがあってなかなかに美味しい。
飾り付けの食用花の装飾が綺麗で食べるのがもったい無い程です^^;
【葡萄の搾りかすを食べて育ったワインラムのソテー】
その名の通り葡萄の搾りかすを食べて育ったワインラムの料理です。
クセが少なく柔らかで美味しい。
【十勝のもち豚のソテー】
もち豚という名前の通り柔らかでもっちりした食感の豚肉です。
アクセントにニラのソースが添えられていて味の変化を楽しみながら美味しく頂きました。
追加で頂いたくるみのパンはふっくら柔らかでほんのり甘みもあって美味しかったです。
デザート酒としてブドウの蒸留酒であるマールを頂きながらチーズをつまみます。
マールは度数のわりに角が無くまろやかで飲みやすい印象です。
連れのチョイスしたマンゴーソースのパンナコッタはマンゴー爽やかな酸味の利いたさっぱりした味わいでこってりした肉料理をリセットしてくれます。
最後にデザートとコーヒー・ハーブティーを頂いて素晴らしい料理の数々を心行くまで堪能させてもらいました。
九州男児で頑固な一面もあるシェフだそうですがその無骨なイメージとは異なる芸術的で繊細な皿の数々に終始感動させられっぱなしでした。
会計の後、スタッフ一同のお見送りを受け気持ち良くお店を後にしました。
函館を訪問した際にはまた是非立ち寄りたいと思います。どうもご馳走さまでした。